これは、これまでの生保セールスに対する拒否反応に乗じて、外資系生保やFP(ファイナンシャル・プランナー)が「配当金」を悪者にしてしまった結果、合理的な保険に配当金はいらない、と言う思いこみを植え付けたと言えます。
したがって、決して配当金は役に立たないものではありません。
おばさん生保レディーが、適当なことをいって配当金のイメージを悪くしてしまいましたが、配当金の本当の機能は「インフレによる保障額の目減りに対する補填機能」で、逆に無配当保険にはその機能がないため、わざわざ「買い増し特約」などを付加して保険料を払っているわけです。
マネー雑誌に執筆しているFPの人たちはこのことに、おばさん並みに気づいていませんから、いまでもインフレヘッジをしたいなら「変額保険」という恐ろしく単純な事しか言えませんが、そんなことはありません。
単に配当金付きの商品なら、インフレに対応できるのです。
マネー雑誌の回答にも注意してください。