その通りです。
これも生保会社の宣伝による勘違い作戦の一つです。
奥さん保険プランをご主人のプラント別々にすることは、考え方として正解です。
なぜなら、ご主人の保険プランに相乗り(特約の付加)していると、ご主人が亡くなったときに奥さんの保障も一緒になくなってします。
だからといって、生保会社の言いなりに、ご主人の入っているような大きな死亡保障のプラン(定期付き終身)に入る必要はありません(もっともご主人もそのようなプランでいいのかどうかお考えいただいたうえで)。

奥さんの保険プランについてですが、奥さんには基本的に大きな死亡保障は不要です。
なぜなら、奥さんに家計を支えていないのなら、その死亡によって経済的なダメージがほとんどないからです。
そんなところに保険料をつぎ込むなら、平均13年と言われる寡婦期間(ご主人が亡くなって奥さんが一人で暮らす期間のこと)の保障の準備にお金を使うべきでしょう。
死亡保障はお葬式代くらいで十分。
入院の保障と介護の保障を忘れずに確保。
ただし、保険期間(保障が続く期間)は、平均寿命以上でないと意味がありません。
とくに「介護」は今盛んにCMが流れていますが、ほとんどのものは保険料が後払いです(保険プランの保険料の払込が終わる時点で、入院や介護の保険料の支払いは終わりません)。
したがって、加入はしやすいのですが、結果的には保険料は割高になり負担感も重くなりがちです。
できることなら、保険料の後払いなしで、「入院」「介護」の保障を確保するようにした方がいいでしょう。