スノーメン タイトル



ここのページは、お子さんと一緒にキャンプで遊ぼう!!
と、お父さんに呼びかける Snowmen Camp Club のメッセージです。

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HP:マザー牧場「ごちそうサマーキャンプ」
キャンプじぃじは、ここでキャンプスタッフをやります。
ぜひ、お越し下さい。

キャンプじぃじ、お勧めの一冊!

「家族・親子 アウトドアー・キャンプ入門」

赤井 健一 監修  1,480円+税
HP:土屋書店

僕の作った「親子キャンプ」ハウツーDVDは、どうやら「敷居」が高すぎるようだ。
もっともっと親子でキャンプを気楽に始めるのにちょうどいいハウツー本です!
これで、小学校四年生までにたくさん子供と遊ぼう!
そういう子育てをしよう!

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サイクリングは、水泳に次ぐ全身運動、老後の体力づくりに最高!

「キャンプじぃじの子育て論」
「教育」と「子育て」の違いを知って、心の強い子に育てよう!

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○ 新連載「お弟子さんの日記」 毎週火曜日に掲載
● SCCキャンプの活動報告は、実施日の次の日に、
● 木曜日には、「ビデオマンの日記」・・・・ビデオ屋を目指す方へ、
● 親子キャンプ、子育ての話題は、「キャンプじぃじ」・・・子育て真っ最中の方へ
● 大流行、年寄りサイクリングの話題は、「復活サイクリスト」・・・・老後の提案
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13/8/31(土)朝 キャンプじぃじの日記

今日は、「 Snowmen Camp Club 」の活動テーマである

「子育ての面白さをお父さんに伝える」

に沿って、幼稚園の園庭を借りて「流しそうめん」の活動を行う。

「流しそうめん」は、食べ物としては、非常に質素だ。
しかし、それの準備は、結構大変。

そこで、やる気のある人が真似っこしやすいように、
ここにそれの準備物を紹介しよう。

竹ハウス用 銀フライシート       親子工作用 竹(箸・カップ用)
竹ハウス用 竹ポール          親子工作用 小刀・ノコギリ
竹ハウス用 ロープ・ペグ        親子工作用 工作台×3ヶ
                        親子工作用 椅子×20脚
流しそうめん用 もうそう竹        親子工作用 ブルーシート×2枚
流しそうめん用 工作タンク台      親子工作用 ゴミ入れ
流しそうめん用 銀シート×2枚     親子工作用 工具類
流しそうめん用 工作支柱        USBを入れる封筒
ハンマー                    アンケート用紙・封筒
                        キャンプの本・紹介カード
2バーナー×2台(含予備)        えび結び(じぃじからのプレゼント)
ホワイトガソリン              クレンザー・たわし
ライター                   石鹸・消毒液・タオル・雑巾
簡易ベッド×2(荷物置き、救護用)  救急用品
ズンドー鍋×2ヶ               デジカメ・名札
大 鍋 (そうめん冷却用)        クーラーボックス・氷
湯がき用ザル・冷まし用ザル      マグカップ・白ビニテ・マジック
そうめん受け用ザル            ナイフ模型・親子で作業の写真
さい箸                     ポット×2・ポカリ粉
20gタンク×3ヶ              わさび・長ネギ・そうめん汁・生姜
テーブル(大 そうめん冷却鍋用)   まな板・ナイフ
テーブル(小 2バーナー用)       スタッフ用そうめん(含予備)
脚立(ボーイに借りる)           参加賞(木のメダル)

これで、どういう活動をするのかというと、

進行表

前日に、大型タープ(日陰用)、流しそうめんのタンクの台を設置、資材搬入

( 当 日 )
9:50am 集合
      名札を作る、親子ペアで使う「マイ・マグカップ」に名前を書く(ビニテ)

10:00am 開村式
      活動趣旨説明「お父さんと子供が一緒に工作で遊ぶ」
      「ナイフの扱い方を覚える」 マイ箸→竹とんぼ
      活動の流れの説明
      注意事項「自己責任」「工具の扱い方」「熱中症対策」「応急処置」

10:20am 工作開始
      もうそう竹を親子で割る (フィニッシュ、洗浄)
      「マイ箸作り」手順説明、デモンストレーション(ナイフの扱い方)
      「竹カップ」を作る
      マイ箸、カップの洗浄  ★名前をマジックで書き込む

11:30am 「流しそうめん」
      手洗い履行厳守
      やくみの説明 長ネギの切り方、しょうがのおろし方(キャンプモード)
      交代で作業をする 麺をゆがく→冷やす→流す

12:10pm 片付け
      流しそうめんの台撤去、銀シート撤去、ズンドウ鍋などの洗浄

13:00pm  父親に自分の子の参加賞(木のメダル)を作らせる 見本提示

13:20pm 閉村式
      父親から各自の自分の子へ参加賞授与(木のメダル)
      じぃじメッセージ「これからもお父さんとたくさん遊びましょう」
      閉会宣言

13:40pm アンケート用紙配布、キャンプの本の紹介カード配布、散会

実際の進行は、今日も猛暑らしいので1時間以上まいこむ予定だ。
子供を抱くようにして父親が子供の手を握ってナイフを使うようにする。

この「手が触れる」というスキンシップのところに、
父親が「子育てが面白そう」と感じてもらいたいところだ。

そしてマザー牧場の「ごちキャン」同様、キャンプのハウツー本を紹介する。
さて、目論見どおりうまくいくかな?

乞、ご期待。


13/8/30(金)朝 復活サイクリストの日記

一昨日、無性に海が見たくなって、
サイクリングをした。

いつも江戸川を上ってばかりいたが、
この間は、初めて江戸川の土手を下って行った。
そうすればいつか海に出るだろうから・・・・・・

越谷からたった40`で海に出る。
あまりにあっけなく着いてしまった。

一昨日は、今までの猛暑がなくなって、とっても気持ちのいい風だった。
だから、ペダルも軽くスイスイと走った。

さて、それからどうしようかと考えた。
東京湾を千葉方面へ行っても、コンビナートだらけだろうし・・・
そこから横浜へは、ちょっと距離がありすぎる。

海を見ながら考えた。
羽田空港あたりから、しきりに飛行機が離陸をしていくのを眺めた。

考えていてもしょうがない。
東京方面へ向かってペダルを踏む。

僕の江戸川のイメージは、左岸側が千葉で、右岸側が東京だろうと思っていたが、
どうやら、千葉県の市川市にいたらしい。

東京方面へ向かうと、ディズニーランド(千葉県)の標識が出てきた。
その途中では、大きな倉庫や工場があった。

そうかと思ったら、
今度は、アメリカの西海岸を思わせる街並みになる。
もっとも、僕は飛行機が大嫌いだから、行ったことはないけど、
僕の勝手なイメージで、日本ぽくない街があった。

なるべく海縁を走っていたかったので、そうしたら、
完璧な袋小路。

どうにか、こうにか、迂回しつつ、海を見ながら走っていたら、
ディズニーランドに着いた。

そこの外周を廻るようにして走る。
きったねぇキャンプ遊びが大好きな僕は、人工的な「綺麗」には、どこか抵抗感がある。
小奇麗なホテルを見ながら、
ここの雰囲気に酔っ払って大金を使う人がいるんだな・・・・
そんなことを思ったりしていた。

その予算で、どれだけ子供とフィールドで遊べるんだろうか・・・・
そんなことも考えた。

ディズニーランドの入り口に着いて、
いつの間にか、海から川の土手に出た。

今度は、川を上っていけばいつか埼玉県に着くはずだ。
簡単、明快。
当然のことながら、そうした。

その川は、いったい何だろうか?
知らないで走る。
そうしたら、途中に看板があって「旧江戸川」と表示してあった。
そんな川があるんだ・・・・・

たいした距離を走るまでもなく、「行き」に走った「江戸川」の土手に出る。
ここで、腹が減ったので、ラーメン屋さんを探す。
せっかくだから、帰りは、左岸を行くことにした。

最初の一件目、「準備中」。
店内を覗いたら、まだ11時前だった。
僕は、携帯も時計も持たずに出発したので、時間が分からなかった。

街中を走っていれば、いつかはラーメン屋さんに出くわすだろうと、
江戸川に沿った一般道を北上する。
二件目、三件目、お休み・・・・・・・

やたらと腹が減ってくる。

もう、どこでもいいから、お昼を食べようと決心したところで、
四件目のラーメン屋さんが開いていた。
セーフ。

目当ての「冷やし中華」は、その店になかった。
おぉ、神よ、我を見捨てたもうたか・・・・・・

こんなことをストラッグルに使うなんて陳腐な書き込みだ。

ともかく腹が減っていたから「つけ麺」を注文した。
悔しいから「小生」も頼んでしまった。
やけ・・だ。

良いこの皆さん、自転車でも酒を飲んだら「飲酒運転」になるんだそうだ。
真似をしないように。
バカバカしい。

でも、それが効いたな。
そこから江戸川の土手を走って帰ったのだが、結構ダルかった。
走行距離、103`だった。
珍しく「全走」をした。

どうやら、マザー牧場の「ごちキャン」の疲れがやっと取れてきた感じがする。
さぁ、秋のサイクリング・シーズン到来だ。

さて、
今日は、明日行う「流しそうめん」の準備をする。
幼稚園の園庭に、24畳の「竹ハウス」を建てて、
約160pの高さのタンクの台をそこに搬入する。

「子育ての面白さをお父さんに伝える」目的の活動だ。
うまくいきますように。


13/8/29(木)朝 ビデオマンの日記

ここは、ビデオ屋を目指す方に向けて書き込みます。

個人事業のビデオ屋は、機材の償却費に一番コストが掛かる。
逆に言えば、販売価格の大方は機材費ということになる。

これをいかに圧縮できるのか、それで利益が増える。
これがこの道の「プロ」の意識として必要だ。

売り上げで新しい機材を買い込んで喜んでいるのは、
だから、「アマちゃん」なわけだ。

こういうことで、お弟子さんには、機材を決して買わないように言ってある。
彼が、営業展開を始めて、少しずつ顧客を掴み取る時に、
この「機材費」があると、立ち上げることが難しくなる。

そこで、立ち上げ時には、機材の援助をすることで、
有利に商売を始められるだろう。

こうして、「商売」を科学的に分析し、考えて実行をする。
当面の戦略は、「早期に商売を立ち上げる」ことにある。
そのために、合理的に制作技術を身に付けなければならない。

この仕事で継続して食べていくのは、その先の問題になる。
それは、その時期になってまた作戦を練る。

本気で商売をしていくためには、
どんな商売でも、

「理念」「戦略」「戦術」の使い分けと実行が不可欠だ。

日本人は、これを捉えるのが苦手だという話を聞いたことがある。
極論を言うと、サラリーマンでもこの意識がある人と、
そうでない人では、10年、20年、で違いが大きく出るだろう。

一生涯安泰のサラリーマン・・・・・
こんなことを目指して生きているから、「ブラック企業」というものが登場したんだ。
昨日の朝のラジオ番組の話題になっていた。

詳しくは、

「ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪」
今野 晴貴 著 文春新書刊 770円+税


13/8/28(水)朝 復活サイクリストの日記

一昨日、この間、たったの30`でメゲたサイクリングの先を走った。
とってもいい風で、最高に気持ちいい。

「葛西用水」「元荒川」「逆川」「古利根川」

古利根川は、右岸を走っていたのでまた迷子になって、
うろうろしている内に「中川」にでる。
その中川の土手は、途中でものすごいブッシュに・・・・・

まだ本調子ではなく疲れていたから、そこをパスして一般道で北上。
「利根川」にでる。
そこの土手を北上。
道の駅「おおとね」でお昼を食べた。

「埼玉大橋」を渡る。
3〜4年前、この橋の下り坂で、涙を出しながらのダウンヒルを楽しんだが、
この数年で体力が落ちて、一昨日は、涙が出るほど早く走れなかった。
そこに大型トラックが僕を追い越して行った。

当てずっぽうで渡良瀬遊水地に着く。
昼下がりで気温が上がったが、それでも気持ちのいい風が吹く。

大き目のアズマヤの下のベンチに横たわって昼寝をした。
サイクリングの最中に昼寝をするのは、初めての体験だ。
小一時間、昼寝をした。

とってもいい気分だが、疲れがドッと出て、そこから「やぎゅう駅」までトロトロと走っていく。
こうなったら、レジャーを楽しもうと、缶ビールを買って駅のホームで飲んだ。
うまかったなぁ・・・・・

そういうことで輪行で帰った。
走行距離67`だった。
少しは、距離が伸びた。

今年の猛暑のおかげで、なかなか体力が回復しない。
まぁ、そこに年齢のせいもありそうだ。

幼稚園のお泊まり保育、マザー牧場のキャンプ、
毎年、このために大量の「ウイダー・ゼリー」を買っておくのだが、
今年は、まったくこれを消費しなかった。

食が細くなった。
その分、エネルギーが体から出なくなってきたのだろう。

これから加速度的に体力が落ちていき、ついには、お陀仏・・・・・
いや、僕の場合、うまくいけば天国に・・・・・・

その前に、なんとしても今の仕事をお弟子さんに継承していかねば・・・・・
もう限りある時間の中でどこまでうまくやれるか、
最後の僕の挑戦だな。

少しでも自転車に乗って体力を上げるというのも重要な作戦だ。
僕は、遊んでんじゃないよ。
本当は、仕事熱心なんだ。


13/8/27(火)朝 お弟子さんの日記

 3年ほど前でしょうか、「20代にしておきたい、17のこと」という本と出合いました。

活字が苦手で、読んでいるとただでさえ眠そうな目がよけいにとろんとしてしまうほど読書が苦手なのですが、
その時はふと目に留まったそのタイトルに引っ張られるように手に取り、
なれない立ち読みをしてしまいました。

「この本を手に取ったあなたは、『成長しよう、学ぼう』という意識が高いと同時に、
いろんな迷いも感じているのではないでしょうか。」

冒頭の文章に深く納得・・・。
「成長しよう、学ぼう」という気持ちがあったかどうかはなんともいえませんが、迷いがあったのは間違いありません。

17のこと、いったいどのような内容で、どれだけ自分がそれを済ませているか、興味本位で読み進めました。

1:失敗についての捉え方といったようなこと
2:自分の興味に気付くといったようなこと
3:本物を知るといったようなこと
4:人生を大局的にみて面白く生きるといったようなこと
5:本気の恋愛をするといったようなこと
6:人間関係を大切にするといったようなこと
7:親を大切にするといったようなこと
8:自分自身の育ち方を知るといったようなこと
9:自分の能力を客観的に知るといったようなこと
10:仕事のウデを上げるといったようなこと
11:自分の師匠を探すといったようなこと
12:人生の指針となる本を持つといったようなこと
13:常に疑問を持つといったようなこと
14:金銭的、時間的に管理できる能力を持つといったようなこと
15:夢中になれるものを持つといったようなこと
16:自分とは異質なことを理解できるようになるということ
17:自分の運命、仏教でいう「他力本願」を悟るといったようなこと

26歳になった今、僕は9つしか済ませていません。
これが早いのか遅いのか・・・、いや、きっと意識して早く済ませなければいけないことではないものでしょう。

故意に起こせるものばかりではありませんし、
これらを体験できるかどうかもひとつの運なのかもしれません。

日記を読んで頂いている20代の方、もしくは諸先輩は上記の項目如何でしょうか?

決して目標ではありませんが、
僕はひとつの参考としてこれらの項目を含め、出来るだけ多くの経験をさせて頂けるよう行動することを今後も続けていきます。


13/8/26(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、久しぶりに日曜日に「日曜晩餐会」を開いた。
僕とばぁば、うつ病の古い友人と大家のおばぁちゃん、
このいつもの四人で夕食を囲んだ。

大家のおばぁちゃんが、焼き鳥の差し入れをしてくれた。
なかったら、動物性たんぱく質を摂取できなかったような、
良く言えば質素な、
悪く言えば粗末なメニューだった。

でも、大家のおばぁちゃんが、ウナギの蒲焼の話しでエンジンがかかって、
昔のように大笑いが渦を巻いた。

粗末なメニューだからこそ、蒲焼を思い浮かべて
うまそうなことを想像して、
それが面白かった。

豪華なメニューだったら、蒲焼の話題で盛り上がるはずもなかった。

「親の最大限の豪華、贅沢は、
     子供にとって生きる最低限の条件にする」

おぼっちゃま、おじょうさま、扱いに育てていれば、
必然的に高慢ちきな人になりやすい。
「物」で空威張りする人になりやすい。
わがままな人になりやすい。
人に嫌われやすい。

聖書にはこうある。
「金持ちが天国に入るのには、ラクダに乗って針の穴を通るのより難しい。」

物質的な豊かさ、豪華なレジャー、
子供の心を育てる上では、デメリットが多いことに気付いた親が、
誰にも愛される人を育てられるだろう。

それこそが幸せなことではないだろうか。

粗末な食事でも、大家のおばぁちゃんは、とっても幸せな人だ。
だからこのボロアパートにいたいんだな。
ここには、「生きる豊かさ」があるんだよ。

「贅沢」を排除した親子キャンプは、
こういうことで、「質素」を子供に身に付けさせることができるんだな。
質素で十分に幸せを感じることができるようになる。

「幸せは、それを感じ取る能力」が身に付く。


13/8/25(日)朝 復活サイクリストの日記

体は、ボロボロだけど、心にサイクリングをしたい願望があって、
サドルに昨日、またがった。

まるで殺虫剤を吹きかけられたゴキブリのようにノタノタと走り出した。
今、マイブームの「葛西用水」「元荒川」「逆川」「古利根川」へと走る。

「ミンミンゼミ」が夏バテのような声を出していた。
どこかで「ツクツクボウシ」が鳴きだしている。
「コオロギ」の声も聞こえてきた。

朝早く出発したので、
空気がとっても涼しくて気持ちいい。
でも、僕の足は、やっとの思いでペダルを漕ぐ。

「ギックリ腰」は、ロードの前傾姿勢で乗っている限りは、痛くない。
腰に負担が少ないライディングポジションであることを改めて知った。

昨日の空気は、もう秋がやって来る気配を感じたな。
またサイクリングのシーズン到来だ。
早く体力を回復させたい・・・そういう願望が沸いてくる。

子供、小学校低学年までは、どの子も「成長願望」が強くあるものだ。
それが次第に「消費」が頭の中で一杯になってしまうと、
この「成長願望」がなくなっていく。

特に今の子は、「ゲーム」で「成長願望」をなくしやすいように感じる。
「ゲーム」で何かの「成長」が子供にあった話しを僕は、聞いたことがない。
タバコと同じで子供の「成長」にいいものではない。

今、お弟子さんは、この「成長願望」と現実の「消費」の狭間で心が揺れている様子だ。
自分の力だけでは、生きる元気が消沈してしまう。

そこに、マザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」のお客さんであるパパが、
セッセとお弟子さんをメールで励ましてくれている。
なんだか、僕の胸も熱くなるね。

「成長」にこそ「感動」があるとここに書き込み続けているけど、
お弟子さんの「成長願望」、
そしてそれを励ます「自分以外」を思うパパ、
本当に人生は、「成長」に感動させられる。

だから、
「快適」「簡単」「便利」に溺れてしまったところで、
生きている感動を失うものなのさ。
僕は、これを「不幸」だと思うな。

「物が豊富なのに不幸」
これが今の日本さ。

ブータン王国は、「国民総幸福」を掲げている。
「物」に縛られなければ実現するだろうな、きっと。

聖書には、「狭き門を叩け」とあるけど、
これは、東京大学の赤門のことではなくて、
人それぞれの「成長」を誰も見向きもしない「狭き門」に求めろという意味だ。

どんな人にも、天から与えられた何かの「成長」がある。
僕の障害のある子でもその「成長」を握り締め始めている様子だ。
そこに「生き生きとした人生」を歩めるチャンスがある。

だから、若者よ、決して諦めるな。

こうして自分の人生をデザインしていくのさ。 「成長」さ。

昨日は、サイクリング願望のまま走ったけど、
結局、走行距離たったの30`でメゲて、
「杉戸高野台駅」から輪行で帰った。

こういうこともある。


13/8/24(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、自転車に少しだけ乗って、慣らそうと思っていた。
ところが、ここに書き込んだ後で「ギックリ腰」になる。

撮影やキャンプスタッフをやっているときでなくて、本当によかった。
しょうがないから、暗く、部屋の中で今年度の卒業ビデオアルバムの編集をした。

そうこうしている内に、
お弟子さんが一本目の編集の練習を上げて持って来た。
彼も僕と同じでアウトドアーマンだ。

僕が、ギックリ腰で外へ出られないことを話したら、
彼も家の中に閉じこもるのは辛いと同情をしてくれた。

そうなんだな。
キャンプでテントは、ただ寝るだけのものだ。
調理したり、何かの活動は、タープの下で行う。

生活空間は、タープの下になる。

こういうキャンプを散々やってくると、
ボロアパートは、どちらかというと、寝るだけのテントに近い場所に感じるようになる。

これは僕が若い頃からの感覚だ。
僕の活動場所は、関東平野だ。
ここをサイクリングしまくっていた。 
関東平野は、僕の庭だった。

今年は、例年になく自転車でそこら中の土手を走った。
それで、「関東平野が僕の庭」の感覚が少し蘇ってきた。

こういう感覚で生きていると、
小さく見える建物の中で一日中過ごしているなんて、
なんて、不自由な人生なのだろうかとも思ってしまう。

大空を気持ちよく飛びまわる野の鳥のように、
そこら中を、気持ちよくサイクリングするのは、快感に近い。

今朝は、
ギックリ腰を起こして、すぐシップをし続けたので、
まだちょっと痛いけど、自転車に乗れなくはなさそうだ。

湿度は高いけど、気温は「猛暑」ではなさそうだし・・・・・・・
腰は、ズキズキするが、
心は、ムズムズするな。


13/8/23(金)朝 キャンプじぃじの日記

8月31日に幼稚園の園庭を借りて「流しそうめん」の予定がある。
そこの園児限定の企画で、
お父さん一人に対して、一人の年長組の子のペアを募集した。

親子で「マイ箸」を作ってもらって、
それで、そうめんを食べる。

去年に引き続き2回目の活動だ。

去年、麺を湯がくざるにコッヘルセットのものを使ったのだが、
これがとっても使いにくかった。

そこで、昨日、近所の厨房用品屋さんで、湯がき用のザルを一個買った。
しかし、買ってから気付いたのだが、それは「うどん」用だった。
網の目が粗い。

その店では、それしかなかったので、今度は都内の「かっぱ橋道具街」へ行く。
プロの調理人ご用達の街。

僕は、ここで初めて買い物をした。
「そうめん」用というものはなくて、「パスタ」用のものが代用できそうだ。
それで、それを二個買った。

最近、料理教室に通いだしたこともあって、
厨房用品を見ていると、なんだかワクワクするよな。
いつまでもそこにいると、衝動買いを始めそうになったので、
サッサと帰って来た。

この活動のために、去年ズンドウ鍋を二つ買った。
そこに、湯がき用のザルをセットしてみる。
まるで、プロのラーメン屋さんだ。
いいね。

そうめんを流すための太いモウソウダケは、すでに幼稚園に搬入済みだ。
マザー牧場でもらった。

24畳の広さの「竹ハウス」に使う竹のポール16本も、この間、そこに届けた。
来週の水曜日ごろから、タンクを載せる台を工作する。
これが結構大変な工作物だ。
他の準備も、少しずつ始める。

あとは、天気次第だな。

道満グリーンパークで行う「親子で工作」とは違って、
この企画は、幼稚園の子供を持つ父親をズバリ、ターゲットにしているので、
僕の活動の趣旨を伝えやすい。

これを恒例化して、
「子育ての面白さをお父さんに伝える」という目標を達成させたい。

ビデオ屋を始めるのに当たって「理念の明文化」が重要なことを昨日、書き込んだが、
こうして、ボランティア活動でも、同じことだ。

「自分の消費」しか頭にない人生ではなく、
「自分以外」のことを考え実行できる人生には、心のどこかに喜びが起こるものだ。
どうやら、聖書によるとこれを「聖霊」と呼ぶらしい。

「自分以外」を教えてくれたのは、僕の子供たちだった。
分かるよね、だから子育てを他人任せにしてはいけないのさ。
父親自ら、積極的に子育てをしよう。

しない限り、決してこのことに気付くことができないものだ。


13/8/22(木)朝 ビデオマンの日記

ここは、ビデオ屋を目指す方に向けて書き込みます。

お弟子さんが僕の真似っこをして、

『make recollections together』・・・『一緒に思い出を作ろう』

ということを根底に置くことにしたそうだ。
できたら、それを紙に書き出して、いつも見えるようにすれば、
自分の心に強くそれが焼き付く。

これをバカバカしいと思ってしまう人は、
「理念」や「理想」を掲げることができない。

「理念」を掲げることが出来ないと「戦略」と「戦術」を使い分けて考え実行する事ができない。
結果として、
「理念」「戦略」「戦術」なんてどうでもいいということになる。

そういう人は、5年経っても、10年経っても、20年経っても
商売を立ち上げることが出来なくて、
一生涯の憧れの職業となりやすい。

「ビデオ屋」に限ったことではない、このことは。

「自分の一生涯」をデザインするのだって、
この「理念」「戦略」「戦術」のない人は、
その時、その時、目先の「儲け」や「快感」に流される生き方をしやすい。

ついには、「快適」「簡単」「便利」が幸せなことだと勘違いをして一生涯を過ごしてしまう。
そこに「心の成長」は、まったくと言っていいほど起こらないだろう。
こうして幼い大人が出来上がる。

人生の本当の感動は、「成長」にある。
「成長」というと、何か馬鹿でかいことをすると思われるかも知れない。

僕は、思うね。
本当に凄い「成長」は、たぶん「気付く」ことだとね。

最初のこの「気付く」ことがなければ、「成長」のしようがないでしょう。
だから、「気付く」ことが最も偉大な「成長」だと思う。

お弟子さんは、僕が掲げた「理念」をビジュアルに見ることで、
何かを感じて「気付いた」のでしょう。
それで、自分なりの「理念」を真似っこをして掲げてみた。

さぁ、よく考えてみよう。
僕がその「理念」を見えるようにしなければ、
たぶん、お弟子さんは「気付く」ことがなかったかも知れない。

だから「理念」は、「見えるようにする」ものなんだな。


13/8/21(水)朝 キャンプじぃじの日記

お弟子さんが、ここのブログを誰が読んでいるのか分からない、とここに書き込んだ。

少なくともマザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」に毎年参加されているパパが熱心に読んでくださっている。
それで、今朝、その方からお弟子さんに向けてメールが届いた。

明日、そのお弟子さんが来るから、それの返事を書かせようと思う。

だいたいそのお弟子さんだって、
このHPを見つけて来たのだから、
ここの書き込みも、それなりには効果を上げているのだと思う。

僕は、物事に対して妥協しない性格だから人に嫌われやすい。
でも、そういう性格だからこそ、
30年近くフリーランスで生き延びることが出来た。

昨日、同業者の集いがあったが、
会報を発行してくれていた方が、急逝したが、
同時に会長も体調を崩した。

この事態は、会の存続に関わる大事だ。
音頭とりが不在の状態。

そこで、昨日は、今後の活動に必要な決議を、
僕がまくし立てて、6〜7議案を採決させた。
僕の頑固さでサッサと進行させた。

暫定的に会合を仕切っていた方が、
僕のことを「きつい」とか、なんとか、批判をしていた。
そういう「フニャフニャしたお友達」感覚で会を運営できないだろう。

その人に一度、会長をやってもらうのも、本人の勉強になるだろうと思う。

僕は、自分の好きな商売を立ち上げることが出来て、
それで喰ってきたが、
そこには、サラリーマン生活では、あり得ない厳しいものがあった。

そこに僕は、「自立」「自己責任」「成功報酬」といったものを学び取れた。

それで思うんだな、

今の子育ては、「子供の自立を無視している」とね。
フニャフニャと親子でお友達感覚でいることが「幸せ」だと思い込んでいる。

子供に「自立」を根付かせないから、「心のトラブル」を起こしやすくなっているのにね。
例えば、うつ病になって、それが幸せなことだろうか、よく考えるべきだ。

僕は、どうやったら「お弟子さんを自立に導く」ことが出来るのかという天からのお題を頂戴した。
何が何でも成功させるさ。

四人の男の子を育てた体験で得たもので、彼を自立させる。
このチャレンジが僕の次の「成長」になるわけさ。
「自分の消費」で喜んでいるのは、幼いと思うよ。

「きつい」ことを言うけど、これこそが「成長」の鍵なんだ。


13/8/20(火)朝 お弟子さんの日記

巷では「進撃の巨人」というマンガが大ヒットしておりますが、
実をいうと僕も大ファンです!

正確には原作は殆ど読んだことはなく、
ネットにアップされたアニメを見ているミーハーの部類です(笑)

そんなミーハーでも毎回驚かされるほど、
見た者の視線から心をグッと鷲掴みにする程のインパクト!
謎が謎を呼ぶ、独創性の塊なストーリー。

アニメだけですが、進撃の巨人の為に作詞・作曲された主題歌。
今の時代、アニメの為に書き下ろされるというケースは珍しいのでは?
この曲はけっこうクオリティ高いです!

エヴァンゲリオンを超えるのでは?と言っても過言ではないほど面白く、今後も目が離せない作品です!

是非一度ご覧になって頂くと良いかと・・・、

さて、そんな僕も只今、谷口さんからお題を頂き、編集の練習をしております。
進撃の巨人はオリジナリティ、インパクトに溢れ、
見た人を引き込む力を持ち合わせており、
同じくものを作る人間としてはその斬新なアイディア等は勉強させられております。

言うまでもなくジャンルは全く別物であり、求められるものも勿論違うわけなんですが、
物を作ることにおいて、その姿勢は見習わなければいけないと、
アニメを見ながら感心しているところです。

ということを考えながら練習を進めているのですが、
TPOが変わると同じ事をしていても違う結果が出てきますよね?

普段は自分の撮った映像しか基本的に見ることがないので、
練習とはいえ谷口さんの映像を拝見していると、
「なるほど」や「自分なら・・・」といったように考えさせられる場面が多々あり、
非常に勉強になっております。

これもまた経験。
先ずは商品を知り、現場へ入って行くわけですが、
その日が待ち遠しくて堪りません!

編集もバンバン進めて行かなければというところですが・・・
生活の為のバイトもやらなければならない・・・↓↓↓
好きなこと・やりたいことを実現させる事って・・・大変です。

まだまだ暑い日が続きますが、今週も気張っていきましょう!


13/8/19(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、ここに書き込む余裕がまったくなかった。

今年も「ごちそうサマーキャンプ」が終わってしまった。
僕の夏の肉体労働。
ヤッパリ、春にサイクリングをしたので、体が動いたと思う。

今まで、この「ごちキャン」は、1シーズンに5回あったが、今年は3回に減った。
体力的に、5回はもう無理だな。
今年は、お弟子さんが出来たので、来年の7月は、それで忙しくなるだろうから、
丁度いい。

さて、今年は、上記のキャンプのハウツー本をお客さんに紹介をした。
一回目は、紹介の仕方が悪くて、
それを紹介するカードがあまり減らなかった。

二回目は、50家族を受け入れして、「不自由なキャンプ生活が子供を育てる」話しを付け加えて、
20枚の紹介カードが、残り5枚になった。

そこで、今回は41家族、そのカードを10枚プリントして15枚を用意したら、
完売。
最後に1枚だけ残っていたのだが、
解散してから一人のママが僕のところに、それが欲しいと来て、完売となった。

この「ごちキャン」に参加をするお客さんは、
一般よりも、はるかに「子育て」の意識が高いと感じる。

僕の紹介は、こういうふうに言った。
「今は、あまりに快適すぎて子供が我がままになるように思えます。
 このキャンプ生活は、何をするのでも大変です。
 こういう不便な体験を子供がたくさんすることで、
 子供に「我慢」することが身に付くでしょう。
 この本は、初心者家族キャンパーに非常に参考になる本です。
 見本と紹介カードを本部前に置いておきますので、
 興味のある方は、ぜひ帰ってから本屋さんで買ってください。」

僕の「子育ての面白さをお父さんに伝える」活動を、
「ごちキャン」でもできて、とっても満足だ。

「自分の消費」で頭が一杯だと何の「成長」も起こらない。
こうして「自分以外」のことに意識して「成長」そのものを僕は、楽しんでんのさ。

この「自分以外」が最も分かりやすいのが、「自分の子」さ。


13/8/17(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の準備は、順調だった。
でも、猛暑。
食欲がなくて、「環七」には、行かなかった。

その分、夜のお楽しみにカニを買った。
一人で全部食べるのは、初めてのことだ。

そうこうしているうちに、一般のキャンパーがクレームを付けてきた。
コインシャワーが出ないという。
とりあえず、「ごちキャン」用の仮設シャワー2基を使えるようにした。

そこへ家族が入っているにもかかわらず、まだ父親が文句を言う。
こういうのを「ヘビークレーマー」と呼ぶんだな。
幼稚園では、「モンスター・ペアレント」と言う。

どうしようもないね、こういうの。
こういう親に育てられている子供が悲劇だ。
僕には、どういうふうに育ってしまうのか・・・想像できる。

こういう人たちは、「快適」「便利」「気楽」を当たり前にしているから、
些細なことに我慢が出来なくて、年中、不平不満を言っているわけだ。

そこに、社員がやって来た。
不具合があるというコインシャワー3基を調べたが、何の問題もなかった。

どうやら、5分間300円なのだが、
お湯を出した分だけの「5分」と客が思ったらしい。
コインを入れるところに、「コインを入れてから5分間」と書かれてあるのを読んでいなかったらしい。

こういう大人にならないように子育てが出来るのが「親子キャンプ」だが、
親がこれでは、いくらキャンプに子供を連れて行っても、
まったく子育てにはならないよな。

いくら「最高級の教育」でも、
親の「心」次第では、「子育て」にならないとは、こういうことだ。

子供は、親を見て育つ。

「ごちキャン」の村長の指示で、
今日の僕の挨拶は、こうだ。

「普段の快適な生活で子供たちは、我慢が苦手になっているようです。
 このキャンプ遊びには、『大変』『辛い』といったことがたくさんあって、
 子供がそういう体験をすることで、子供に『我慢』が身に付きます。」

そのあとで、上記のキャンプの本を紹介する。
この「ごちキャン」は、ただのレジャーではないさ。


13/8/16(金)朝 キャンプじぃじの日記

今、朝の7時45分。
マザー牧場を目指して走っていたのだが、道がガラガラで早く着きすぎた。
そこで、朝からドライブをして富津岬にいる。

海を見ながら書き込むなんて、とっても気分がいいね。

昨日は、高校時代の古い友人で、
道満グリーンパークで一緒に「親子で工作」のボランティア活動をしていたヤツが、久しぶりに遊びに来た。

コイツは、引越しをしてからというもの、疎遠になりがちだ。
「親子で工作」の活動も、スッカリ来なくなった。

ソイツと一緒にいつもの銭湯に入って、
ビールで暑気払いをした。
ついでに、うつ病の古い友人と大家のおばぁちゃんも誘って楽しく夕食を囲んだ。

コイツラとは、もう40年、一緒に遊んだ仲だ。
人生の豊かさは、
物や金ではないんだと、僕は思うなぁ。

あぁ・・・目の前の海が僕を呼んでいる。

海に浸かったら、
さぁ、今シーズン最後の「ごちそうサマーキャンプ」のキャンプスタッフを頑張るぞ。


13/8/15(木)朝 ビデオマンの日記

ここは、ビデオ屋を目指す方に向けて書き込みます。

夏休みもあと半月で終わる。
「卒業ビデオアルバム」の取材再開だ。

今年は、お弟子さんができたので、現場へガンガン連れて行って、
何をどう撮ればいいのか、実地で覚えてもらうようにしたい。

さらに今年は、久しぶりに営業を展開するので、
これの現場も見学してもらう。

僕の商売の方針は、「初めに営業ありき」だ。

機材を振りかざしている同業者を蹴散らして、営業展開で勝負をする。

「売れるものを作る」

「それを売っていく」

これが、30年間商売を継続することができたキーポイントだ。
機材という「物」にすがって生きるのは、僕は大嫌いだ。


13/8/14(水)昼 キャンプじぃじの日記

いつも「日曜晩餐会」をしてきたが、
今週の日曜日は、マザー牧場にいたので、それを月曜日にした。

それで、そのときに、なぜか突然に四番目の末っ子が帰って来た。
まぁ、本人なりに一所懸命に生きているようなので、
最近通うようになった店で夜中まで騒いだ。

次の日、つまり昨日は、
そういうことで、二日酔いの朝を迎えた。
ちょうど、「お弟子さんの日記」の原稿があったので、
ここの書き込みは、ラッキーで楽ができた。

昨日、遅めの朝食のときに、ばぁばが「三番目の子が休みで来いと言っている」と言う。
たまたま末っ子もいたことだし、
兄弟を会わせるためにも、言われるまま、僕とばぁば、そして末っ子で御殿場へ向かった。

「オヤジを呼び出すなんて図々しいやつだ」と思っていたので、
三番目の子に会って、いきなりなんだと、僕が言うと、
事情は随分と違っていた。

そもそも、今度の日曜日も僕がマザー牧場へ行ってしまうので、
ばぁば一人で、御殿場まで来れば、と三番目の子が誘ったんだそうだ。
だから、まさか、声掛けした日に来るとは思わなかったと言う。

要するに、ばぁばに一杯喰らわされたんだな。
そもそも、結婚させられたのだって、うまいこと騙されたんだよ、僕は。
夏の日にタンクトップで騙された。

ともかく、しばらくぶりで三番目の子と末っ子が会えたわけだ。

それで、僕の子は、カラオケが好きなんだな。
それには理由がある。
子供たちが小さくて可愛かったころ、
僕は、子供の耳たぶをつまんで、それをマイク代わりにカラオケをやった。
たぶん、その影響・・・・家庭教育の効果で、
子供たちは、カラオケが大好きになったようだ。

「親なりの子が育つ」ものだ。

まぁ、こんな経緯で、二日間、夜中中騒いでしまった。
それで、御殿場にご一泊でした。

御殿場までの行きは、末っ子の素晴らしいナビゲーションで、
なぜか「箱根スカイライン」を走ってしまった。
帰りは、湘南の海を見ながら、途中、中華街に寄ってお土産を買って帰って来た。

もう滅茶苦茶眠い。
お終い。


13/8/13(火)朝 お弟子さんの日記

 いよいよ始まりました!・・・
と言ってもどれだけの方にこの日記を見て頂いているかまったく把握していないわけですが、
僕の声を発信できる機会を頂いた事ですので、
仕事の事だけでなく、プライベートでの出来事なども合わせて、楽しんで読んで頂けるように張り切って行こうと思います。

先ずは自己紹介からでしょう☆
橋本 昂志(たかし)と申します!今年で26歳になりました。

高校卒業と同時に熊本から上京、映像系の専門学校に通っておりましたが、映像とはまったく違う職に就き、半年で辞めてしまったダメ男です(笑)

その後再就職したのですが、映像への情熱が再発し、今年の1月までIT会社でサラリーマンをしておりましたが、後先考えずに転職、先輩の紹介で現在はとある映像会社の契約カメラマンとしてブライダルの映像を撮影・編集しております。

高校時代に学校行事を撮影・編集し、その映像を全校生徒の前で上映した際、予想以上に友達・先生方からの反応が良く、「こんな事を仕事に出来たら」と感じた事がきっかけで、卒業ビデオアルバムを作りたいと思うようになりました。

しかし、中々希望に沿う会社と巡りあえず、こうなれば勢いで乗込むのみ!と、いきなり学校へ交渉しても「実績がないから」という理由で撮影の許可を頂くことが出来ませんでした。

そんなとき、ネットであるホームページを見つけたのです。
それがChannel(谷口さん)のホームページでした。

迷う事なく速攻で問い合わせ、実際にお会いする事になりました。
お会いした際に僕の名前を『佐藤』と勘違いされていたのは今でも謎です(笑)

第一印象は「アウトドアが好きそう」でした。
お話をしてみるとどうやらそのイメージは間違いではなさそうです(笑)
今の所、お会いする時は必ずサスペンダーを着けてらっしゃるので、おそらくトレードマークなのでしょう(笑)

そんなこんなで、8月1日より谷口さんの弟子にさせて頂きました!
期間は2年、短いです。
それまでどれだけ成長・吸収できるか、自分との勝負になります。

『怠け』の文字は頭の辞書から捨て、一つでも一回でも一秒でも多く肌で感じ、夢を実現させます。
少々長めの第一回目の日記となりましたが、今後とも温かい目で見て頂けると幸いです。

人生のテーマというと大袈裟かもしれませんが、谷口さんのご自宅にはある言葉が張り出してあります。
それに倣って僕もこの言葉を夢の根底に置こうと思います。

『make recollections together』・・・『一緒に思い出を作ろう』

突っ走りますよぉ!!


13/8/12(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、「ごちキャン」の二日目だった。

だいたい朝の10時には、閉村式をして終了なので軽く見ていた。
しかし、とんでもなく、大変。

その50家族の朝のスープ作り、これ、200人分になるんだ。
「わかめスープ」「辛口オニオンスープ」「超辛口オニオンスープ」
ズンドウ鍋で、5ヶを沸かして作った。

その他に、ソーセージを湯がくのに、6ヶのズンドウ鍋を沸かす。
これら、全部焚き火だよ。

まぁ、間一髪、ギリギリセーフで、それらが出来た。
このことで、一日の僕のエネルギーを総て使いきってしまった。

その後の片付け。
僕は、シャワー棟廻りに取り付けたシートの撤去、
24畳の「竹ハウス」の撤収が主な作業だ。

しかし、どうしたのだろうか・・・・・
僕は、軽い熱中症でフラフラしながらの作業となった。

夕方近くになって、この「ごちキャン」で、初期の頃、村長を務めた「ヒラリン」が来た。
彼が言う。
マザー牧場の百葉箱の中が「39℃」を指していたんだと・・・・
絶句。

そんなこんなで、チュウインガムで睡魔と闘いながら夜、ボロアパートに帰った。
いつも以上に、キャンプ明けでボロボロだ。
体力、完璧にエンプティ。
お終い。


13/8/11(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、50家族の「ごちキャン」をなんとか無事にできた。
今日の午前中を安全にできれば、完成だ。

昨日の夜の僕のお楽しみは、
若いスタッフの手品があって、
その後に、「じゃんけん列車」「アブラハム」「紙芝居」をした。
全体で40分、普通のキャンプファイヤー同等の持ち時間だ。

紙芝居は、24畳の「竹ハウス」でやったが、
それだけの家族の子供たちが集まったので、
狭いぐらいだった。
もうこの大きさが、スタンダードになった。

「ごちキャン」は、残すところあと一回。
僕の夏の肉体労働も、もうわずかとなった。

眠いけど、張り切るぞ、オッス。


13/8/10(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、ここマザー牧場キャンプ場も暑かった。

熱中症との闘い。

それで、仕事を残してしまった。
薪、30ヶを200bばかり移動させること、
物干しをロープで作ること、
マーキーテントを建てること、
朝飯を食ったら、そこらへんから作業を開始だ。

大分前に、知り合いのボーイの隊長が、
日本ジャンボリーの編成隊の隊長をやることになって、
僕に、「ナタの扱い方」をスカウトに指導しろと言ってきたことがある。

そこで僕は、一回か二回の薪割りの体験だけでは、
決して全員が上手になるわけがないと思った。

それで、本業がビデオ屋ということもあって、
そのころまだいた末っ子をカメラマンに仕立て、
「刃物と火力の取り扱い方」というハウツーDVDを作って、
それをスカウト全員に配った上で、それの実地をした。

その効果があって、そのときの編成隊では怪我人がでなかったと隊長が喜んでいた。

そのときのDVDをここマザー牧場にも持ってきて、村長に手渡した。
今回、50家族の受け入れをするにあたって、
スタッフ全員が、「危険」にたいしての認識をシッカリと持ってもらいたいので、
スタッフミーティングで見ようと提案した。

そのぐらいに、今、僕は受け入れに緊張感があるんだ。
ともかく、無事に終わらせたい。

幼稚園のお泊まり保育でもそうだった。
普段、「安全」が当たり前に過ごしている職員が、
自然の中の「危険」をどれだけ認識をしているのか・・・・・

今の日本人は、あまりに「平和ボケ」過ぎると思う。

これも「快適」が当たり前の普段の生活の弊害だろうなきっと。
ゆえに、
子供には、出来る限りを尽くして、大自然の厳しさを体験させるべきだ。
このことで、子供は、
「自分の身は自分で守る」ということや「自己責任」を身に付ける。

実社会で、こういう体験を積んだ子が、多いに人生の冒険を楽しめるのでしょう。
そう育てられた子が、生き生きと生きられて、
人生に充実感を得ることが出来るのでしょう。

今の子育てで、根本的なところで「甘やかし」が横行していないだろうか?
20才も過ぎているのに、親の庇護をまだ受けている子育て・・・・
なんか、へんだよなぁ。

僕は、親子キャンプで子育てをして障害のある子さえ自立させることが出来たのになぁ・・・・


13/8/9(金)朝 キャンプじぃじの日記

今朝も着きました、マザー牧場キャンプ場。

道が空いていて、7時50分に着いてしまった。
まだ、担当社員は、たぶんだれもいなさそう。

今回の「ごちそうサマーキャンプ」は、
この企画が始まって以来の大勢の家族が集まる。

その数、ナント、50家族だそうだ。

これを安全に面白く運営をしなければならない・・・・・
どうなることやら・・・・・

僕の二日目の朝のスープは、ズンドウ鍋で計算上、4.3ヶを作らなければならない。
実際は、ズンドウ鍋5ヶのスープを作ることになる。
ただこれだけのことで、こういう数量になる。

この企画のための馬鹿でかいソーセージを湯がくのに、
ズンドウ鍋を6ヶ必要だな。

朝から、ズンドウ鍋を薪火で、11ヶ沸かすわけだ。
ひぇ〜〜〜〜〜。
まったく馬鹿げた仕事だな。

ともかく、無事を祈るばかりだ。
どうなることやら・・・・・


13/8/8(木)朝 ビデオマンの日記

ここは、ビデオ屋を始めてみたいという方に向けて書き込みます。

弟子入りしたいという若者がいる。
今、夏休みで幼稚園の取材はない。
そこで、「お泊まり保育」の編集から覚えてもらうことにした。

ビデオは、絵と絵の組み合わせで、または、絵と音の組み合わせで表現をしていく。
このことを「モンタージュ」と呼ぶ。

それをどう組み立てていくのか、
それの実際の素材を使って、自習をしてもらうことにした。

場面と場面の間に「つなぎ」の絵を入れることがある。
これを「インサートカット」と呼ぶ。
このインサートカットは、取材では、都合のいいときに撮っている。

例えば、
宿の絵、それの窓、朝の宿、夜の宿、
これらは、まとめて撮ってある。

話しの筋にそって絵を組み立てていくのだが、
それらのインサートカットは、素材でなんの脈絡もないところにある。
だから、
まるでパズルでもするかのように編集をしていかなければならない。

はたして、どこまでそれが分かるのだろうか・・・・

でも、編集を先に覚えれば、現場でどんな絵が必要かが分かってくるはずだ。
何かを覚えるのは、
本人のやる気次第。

学び取ろうとするエネルギーは、「ハングリー」でないと出ない。
裕福な気分の人は、だから学び取ることが出来ないものだ。
そういう人は、「学び取る」という面倒なことを避けて、
機材という「物」でどうにかしようとしたがる。

こういうことで、お弟子さんには、決して機材を買うなと教えてある。

「ハングリー」でないと「技術の習得」は、どんなことでも困難だ。
普段の生活で、
「気楽」「簡単」「快適」を当たり前にして過ごしていると、
いつしか、
「学び」もしない、「働き」もしない、いわゆるニートに育ちやすくなる。
このことは、学校ではまったく説明をしないものだ。

今、来ているお弟子さんは、その点、「苦学生」を体験してきたようだ。
大学で享楽を覚えてしまう若者とは、まったく違う。
成長できる可能性が高い。


13/8/7(水)朝 キャンプじぃじの日記

越谷市は、暑い。
早くマザー牧場へ逃げたい。

今度こそ、キャンプ場で調理に挑戦したいな。
「和食基本コース」で習ったものを作ってみたい。

僕は、初めから料理教室で習うことをキャンプ生活に反映させる目的があった。
誰かに食べてもらうのではなく、
自分の晩酌のために作る。

「ごちそうサマーキャンプ」の準備で僕は、前泊するが、
そのときのキャンプ生活を充実させるために習ってきた。

僕の調理用品は、だからコンテナボックスに全部収まっている。

披露しよう。

個人用コッヘルセットとマグカップ、携帯スプーンとフォーク、
包丁として使うオピネルナイフ、携帯まな板、計量スプーン、携帯オタマ、
漉し器、携帯しゃもじ、
これらは、コンテナボックス外に1パックしてある。

コンテナボックスには、

グループ用コッヘルセット、携帯網二種類、計量計り、携帯ガスバーナー、
それの台、アルミホイル、ラップ、チャックポリ袋、少量炊飯に使うコッヘル、
普通のまな板(これは予備)、菜箸、メラミンスポンジ、ライター、トング、
キッチンペイパー、

かつお節、乾燥ふ、乾燥こんぶ、乾燥しいたけ、テンプル、
塩、砂糖、コショウ、黒コショウ、七味、シナモン、ガラムマサラ、
S&B赤缶、乾燥ワサビ、乾燥からし、
もちとり粉、片栗粉、少量パックのマヨネーズ、少量パックの蜂蜜、
味噌、みりん、酢、料理酒、ごま油、オリーブオイル、
少量の醤油、ラー油、

これで、僕は、和食の調理実習をしてきた。
僕の台所は、コンテナボックス1ヶだ。 これで完結している。

それに比べて、うちのばぁばの使わない道具の多さと言ったらありゃしない。
「断捨離」を読ませたのだが、一向に改善しなかった。

ビデオでもそうだが、だいたい下手くそに限って道具が多い。


13/8/6(火)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、キャンプ明けでボロボロの割りには、体が動いた。

午前中、取材をこなしてから、キャンプ用品のチェックをした。
薪の火起こしで使うバーナーの着火装置が壊れて新品を買いに行く。
これはもう何個目なのだろうか・・・・だいたい3シーズンで 1個を消費する。

灯油のランプの「ホヤ」、今は「グローブ」と呼ばれる部品が割れた。
これは、中々簡単には手に入らないので在庫をしていた。
近い内に注文しなければならない。

今まで、その灯油のランプとガソリンランプをメインに使ってきたが、
二つのランプのポンピングがあると、
結構現場で大変だ。

そこで、ポンピングの必要がない市販のガスボンベを使うランプを活用するようにした。
これは、4ヶある内、一つが調子悪いので3つを使った。
それで、ボンベの消費が多くなった。
新品のボンベを6本用意した。

前回、120pの長さのペグを大量に用意したのだが、
大方必要がなかったので、保管場所の「さぎ山野営場」に戻した。
逆に30pのペグがもっと必要なのでレンタル倉庫から引っぱり出した。

こんな調子で動いた。
ヘトヘトだよ。
今日は、一日マッタリを決めたい。

音声用語だが「ダイナミックレンジ」という言葉がある。

これは、「音」を電気信号に変換するときに、
無音から音が割れない最大信号のキャパシティの大きさを示す。

マザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」に来るお客さんは、たったの一泊だ。
それでも、超初心者キャンパーの方が多いから、
たぶん、一泊だけでグッタリすることだろう。

僕は、この企画毎に前泊をして、24畳のフライシートを設営、
シャワー棟廻りのシート設営、
この間は、本部前のマーキーテントを柱のポールを立てる寸前まで一人で設営した。

そして、帰ってから次の日も、それの準備をしたわけだ。
一回の企画に4日動いていることになる。

お客さんより、僕の動くダイナミックレンジは、広いでしょう。
これは、普段の「慣れ」で出来る。

人間の「我慢」に対するダイナミックレンジがあると思うね。

普段の生活で、子供が「快適」「簡単」「便利」を当たり前にして生活をしているでしょう。
そういう環境で、
どうやって「我慢」を覚えられるというのでしょうか?

ここのところを真剣に考えて子育てをして欲しいね。

「快適」「簡単」「便利」ではないキャンプ体験が、
子供の「我慢」できるダイナミックレンジを大きくできそうなことが簡単に分かるでしょう。

「我慢」できないとどうなるのか・・・・・
僕は、仕事柄年中そういう人を見かけるよ、
そう、モンスター・ペアレントだ。

ヘビー・クレーマーも同じこと。
こういう大人に育てたかったら、
子供のうちから「我慢」をしないで済むように育てれば、
いとも簡単に出来上がるんだな。

こういう人は、年中不平不満を訴える。
ついには、一生涯を不平不満だらけで人生を終わらせてしまう。
どんなに立派な家に住んで、豪華な「物」があっても、
そういう人生が、本当に「幸せ」なのでしょうか?

「幸せは、それを感じ取る能力」なんだがなぁ・・・・・

心の「成長」には、「我慢」が必須だ。
「我慢」ができないと、「心の成長」ができない。
幼い大人がこうして増えてしまうわけだ。

ここのところをよく精査してみよう。
そして、どうしたら「心の強い」人を育てられるのか、
よく考え実行をしよう。

「自立をした一人の大人の社会人」

に子供を育てるのは、容易ではない。
まず親自身の「心の成長」が問われるぞ。

どう?
子育てを強く意識した「親子キャンプ」は、
親子揃って「我慢」を鍛え上げられることが分からないかな?

僕は、子供に「地面に穴を掘って、そこにウンコする」体験をさせるために、
自ら進んでそれをしたものだ。
最初は、ウンコが出なかったことを覚えている。

僕は、口先で言うだけではない。
子供を育てるということを自分で出来る限りの実行をしたぞ。
それで、障害のある子も育てた。

子供を愛していたからできた。
とっても幸せな気分さ。


13/8/5(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、ここに書き込む余裕さえないほどだった。

今朝は、予定通り、キャンプ明けでボロボロだ。

マザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」の第一回目は、
大きな問題もなく、無事終わらせることが出来た。
安堵。

キャンプ初心者の方は、テントの中を「家」の感覚でいることがある。
炎天下のテントの中は、
ビニールハウス状態だ。

最も熱中症になりやすいのが、テントの中だ。
それで、子供がその中で遊ばないように 30張りのテントを巡回して注意をした。

それでも、テントの中に子供を入れる家族があるんだな。
気が気じゃない。

今年は、僕の挨拶に上記の本、
「家族・親子 アウトドアー・キャンプ入門」を紹介した。
開村式、閉村式、どちらもこれを紹介した。

夜の僕のお楽しみは、ランプを囲んで「ジャンケン列車」と定番「アブラハム体操」をやってから紙芝居を一つだけ上演した。
8時半に初めて、9時10分前に終了。
たったの20分間で短かったけど、消灯に合わせることが出来たので、これでいいと思う。

今年のスタッフの中に手品が好きな若者がいて、
今度の「ごちキャン」には、この時間でそのマジックを披露しようという事になった。

僕は、いつの間にか朝のスープ作りの担当になってしまったのだが、
昨日の朝には、「甘口わかめスープ」「辛口オニオンスープ」
そして、「超辛口オニオンスープ」の三種類を作った。

それぞれのズンドウ鍋が空っぽになった。
あるお母さんが、超辛口は、唐辛子かと尋ねてきたので、
カレーをさらに辛くする香辛料で、それが入っていると説明した。
美味しかったと誉められた。

料理教室に通っている効果が出た! 嬉しいね。

「竹ハウス」は、12畳のものから24畳の大きさにグレードアップしたし、
味付けも、今までよりは上手になれたし、

歳をとっても「成長」だよ「成長」。
これこそが人生を豊かにする。

今年の村長は、「もりお」がなったけど、
キャンプじぃじの挨拶に、今までどおりの「不自由」を子供に体験させるのがこのキャンプ体験で一番重要だ、ということを言って欲しいというオーダーも貰った。


13/8/3(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、いつもより早くマザー牧場のキャンプ場に着いて、
24畳の「竹ハウス」設営までは順調だった。

そして、仮設シャワー棟の通路になるところのフライシートと、
それの目隠し用のシートを設営しようとしたら、
ナント、まだ仮設シャワーが出来上がっていなかった。

それまで、僕は、待機状態。
結局、その作業は途中でお昼になって、さらに待機延長のハメに。

しょうがない。
僕もいつもよりかなり遅くお昼を食べに出かけた。
ここでのマイブームは、
「大貫駅」近くにある「環七」(かんしち)だ。

高速を使わない分の予算で、ここで「特上寿司」を頼む。
プチ贅沢を僕だってたまには味わいたい。

それで、キャンプ場に戻ると、
今度は、ガスの配管に問題があるということで、
ガスボンベの増設作業が始まった・・・・・・・

結局、その作業の邪魔にならないように、
そのフライシートと目隠しシートの設営を始めた。

そんなこんなで、食材仕入れと「君津の湯」に入ったのは、
いつもより遅くなってしまった。

実は、今年は、「和食基本コース」の料理教室に通っていて、
それで、それの実践をしようと、
僕の料理道具一式持ってきていた。

でも、遅くなって作る気がなくなる・・・・思いっきりのローテンション。
結局、中国産のウナギの蒲焼と、鯨のベーコン、サラダ、という夕食の献立になった。
それらをビールと、焼酎のホッピーの「黒」割で、胃袋に流し込んで大人しくシュラフに潜り込んだ。

さて、これから朝飯をとった後で、「ごちそうサマーキャンプ」第一回目の受け入れをやるぞ。

無事に終わりますように。


13/8/2(金)朝 キャンプじぃじの日記

今年も来ましたマザー牧場。

今朝は、4時に起きて4時半に出発しようと思っていた。
ところが、
ナント、3時半に目が覚めてしまった・・・・
二度寝は、ヤバイのでそのまま出たら、今、8時25分に現場入りした。

途中で「松屋」に寄って「ねぎとろ丼」を朝から食べた。
これで、パワー全開・・・・になるはずだ。

マザー牧場のキャンプ場は、標高約300メーター。
わずかな霧雨が降っていて、涼しいというより、やや寒い。

越谷市の熱帯夜とは、大違いだ。 帰りたくな〜〜〜い!

さて、これからシャワー棟の脇に24畳の広さがある「竹ハウス」をブッ建てる。
お仕事だよ、仕事。

それでお終い。


13/8/1(木)朝 ビデオマンの日記

昨日、飲み屋で知り合った医学生が、シンガポールへ家族旅行をしたお土産を僕のところに持って来た。
この子は、僕の末っ子とフェイスブックか何かで知り合いでもあるらしい。

せっかくだから、ボロアパートに入ってもらって、
二人で酒を交わした。

飲み屋では、あまり突っ込んだ話しはできないけど、
アパートで、そうして打ち解けると、その子の家庭環境が分かるようになる。

その子の弟に障害があって、家族でフォローした話に、
僕は、胸を打たれた。

それで、その子の知り合いである僕の末っ子の兄貴にも障害がある話しをした。
こうした「人生の辛さ」で共通したものがあると、
お互いに共鳴しあうものだ。

それで、僕の持論の「消費と成長」について、
その子に説教をしてしまった。

「生きる感動は、消費にはない」こと、
「成長にこそ生きる感動がある」こと、

社交辞令で、とってもいい話し、印象に残る話しを聞いたと言って帰って行った。

なんでしょうか・・・・・
僕の子供と同じ年代の人と遊ぶようになってしまった。

予定だと、今日、
僕に弟子入りしたいという若者が来る。
この人も、僕の子供と同じ年代だ。

考えてみたら、僕の長男は、33才、
若いお父さんの年代ぐらいだ。

そういう年代の方々に「余計なお世話」をどうしてもしてしまいたい。

せっかくの人生だ。
「成長にこそ生きる感動」をぜひ味わって欲しいという「おせっかい」を嫌われてもし続けたい。

僕の仕事は、子供を見つめるもの、
その子供の年代が、おじさんになってきただけのことなんだな。

さて、
僕の仕事が受け継がれそうなのだろうか・・・・・
もうじき、お弟子さんになりたいという若者が来る。

僕の人生は、滅茶苦茶面白くできている。
キーワードは・・・・
やっぱり「成長」だよ。

ビデオ屋家業をとおして、その若者にも、
「成長にこそ生きる感動がある」ことをぜひ伝えたいな。
「物を得る」という消費が目的の生き方ではなく、
人生に本物の感動を味わって欲しいね。

またちょっと呑み過ぎてしまった・・・・・楽し過ぎて。
天国が近いんだろうな、きっと。


13/7/31(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、「ごちそうサマーキャンプ」の準備のために、
さぎ山野営場にいた。
竹ハウス用のポール16本を手直しした。

その作業を汗ビッショリでしていたところに携帯が鳴る。
この時期は、取引先の幼稚園が夏休みだから、
電話をよこすことはない。

誰だろうと思ったら、
この間、僕の仕事に興味があると尋ねてきた若い人からだった。

本気で僕のところに弟子入りしたいという。
驚いたね。
お弟子さんを募集するつもりでいろいろ準備をしてはいたが、
どう広告をするか、
その費用をどう捻出しようか、
というところで頓挫したままだった。

何の広告もしないのに、
ある日突然、応募があるなんて、こんな不思議なことがあるのだろうか・・・・
いや、実際に起こった。

明日、正式に弟子入りしたいという連絡だった。
僕のメイン商品は、「卒業ビデオアルバム」だが、
これを商品化に成功をした時点で、この仕事を目指す方に向けてカリキュラムを作った。

タイトルは、「卒業ビデオアルバム制作」だ。
幼稚園の輪転機を借りて、徹夜で印刷をした。
B5判、130ページで、製本だけを専門のところにお願いしたが、
その他は、僕の手作りの本だ。

このHP別項の 「卒業ビデオアルバム制作」 は、この本をベースにして再構成して載せたものだ。

本は、1996年5月、と発行日が記されてある。
これは、僕が30才最後の年だ。
17年以上前のこと。

いつかはきっと、お弟子さんにこの仕事を伝える日がくると願って作った本、
当時は、「ビデオサロン」という雑誌広告でこの本を売った。
数十冊が売れたのを覚えているけど、
それで、この仕事を覚えるために尋ねてくる人はいなかった。

それでも、今まで、この本以外にも「新人教育」を意識した準備を少しずつしていた。

だいたい、僕は、今のこの仕事だって、商品化できるかどうかまったく当てにならないけど目指した。
それで、結果としては、この仕事で生計を立ててしまった。

お弟子さんも、まったく信じられないほど突然やってきた。

「諦めないこと」

心の底から、いつかきっと成就する事を祈り、願い、夢見る・・・・
本当に実現してしまう。

僕は、「物」ではなく「生き方」にこだわった生き方をし続けて本当によかったと思う。
明日が楽しみでしょうがない。

と、いうことは、僕の人生の次のステージ目標の「親子で工作」の活動も、
いつかきっと、「子育ての面白さをお父さんに伝える」ことに成功するのだろう。

ただ、それまでに僕が生き延びているかどうかは分からない。
それでも諦めずに、
「親子で工作」をし続けようと、再決心した。


13/7/30(火)朝 キャンプじぃじの日記

そのマザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」の第一回目が今度の土日にある。
僕は、「竹ハウス」設営などで前泊入りして準備をする。

夏の猛烈な日差しの下での作業は、きつい。
熱中症との闘いだ。
あるときは、10分作業をして、30分休むということもあった。

キャンプスタッフだから遊びではない。
この企画をとおして、キャンプ初心者の家族をいかに楽しめさせることができるのか、
これが目標の活動だ。

今日あたりから、これの準備を始める。

竹ハウス用の資材、今年は24畳の大きさにするので、
それに合わせてペグの量も増やす。

仮設シャワー棟周りのシート、
なんでも今年は、これを、3基から6基に増やすそうで、
それに合わせて、これに使うシートを買い足さないとならない。

スタッフ休息場用のタープ、簡易ベッド、

自分の身の回りの物、テント、クーラー、大量のポカリ、などなど、

救急用品のチェック、それの不足品の補充、

紙芝居用のテーブル、舞台、紙芝居、ランプ、

現場での移動用の自転車、

今年は、上記にお勧めする家族キャンプの本を現場でも紹介したい。

さて、どこから手を付けるかな。


13/7/29(月)朝 キャンプじぃじの日記

僕の三番目の子が逃げるように自立をしていったときに、
僕は、「燃え尽き症候群」を味わった。

その年の夏にまったく別の話しで、
僕がカブスカウトのリーダーをしていたことを知っている人が、
マザー牧場のキャンプスタッフをやってみないかと
そこの担当者を紹介してくれた。

それで、マザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」のスタッフをやるようになった。
そのおかげで、僕は「燃え尽き症候群」から抜け出すことが出来た。

生きる元気が出てきた。

とっても不思議なタイミングだった。
その通称「ごちキャン」も、今年やれば8回目だそうだ。
僕の大切な夏の風物詩。

そういう体験があったので、
末っ子が自立する時に、また「燃え尽き症候群」にならないように、
前もって、次の生きる目標を作った。

これが道満グリーンパークでの「親子で工作」の活動になった。

「ごちキャン」より古くから活動をしている。
そのときに、僕は「キャンプじぃじ」を名乗るようになった。
まだ僕が50才になる前のことだ。

とっても青臭い「じぃじ」だったが、
今ではスッカリ年相応になった。

人生の先を読んで、次のステージを考え実行する。
僕は、どの年代もそうして生きてきた。
こうして、「成長」を目指した。

そこで思うんだ。
自分の消費で頭がいっぱいの状態では、
心の成長がないということを。

父親が「成長」しないと、子供も幼稚なままだよ。
本当に、子供が30才になっても幼稚のままということになってしまうよ。
それが幸せなことかどうか・・・・・
よく考えて、なんらかのアクションを起こそう。

僕は、子育てを強く意識した「親子キャンプ」をお勧めしたい。
これで、親子で「心の成長」を目指そう。


13/7/28(日)朝 キャンプじぃじの日記

もうやって来ないだろうと思っていたが・・・・・

僕の取引先の幼稚園を卒園して、
それから年中、「おじさん」と言いながらやってくる男の子がいる。
もう中学三年生になった。

その子が昨日の夜、また来た。

家庭環境が複雑で、その上に反抗期だから、
極めて不安定な生活をしている様子だ。

小さい内から「持ち家」が自慢で、
一軒家に住むことが「幸せ」だと思っている。
これは、その子の父親の影響だ。
「持ち家」=「幸せ」と家庭教育で教わったわけだ。

それでいて、僕のこのボロアパートに居候をしたいと、
この間まで訴えていた。
「ボロアパート住まい」は、「不幸」のはずだが、
そういう矛盾には気付かない。

それで、昨日は、どうしてやって来たのか、
その子が来てすぐに分かった。

「おじさん、高校が見付かった。 受験はまだだけど行ける高校が見付かった。」
と嬉しそうに来たからだ。

この子は、毎日夜更かしをして、まったく勉強をしていないらしい。
それで、学校の成績が最下位。
そういうことで、今まで行ける高校がないので、僕のところに居候したいと訴えていた。

よっぽども嬉しかったのだろう。
行ける高校があると報告に来たわけだ。

この子には、発達障害はない。
ただ、「多動症」の傾向が見受けられる。
学校の成績が悪いのは、家庭環境が最も影響をしていると思える。

この子の話しを、小さい内から聞いていて、
「持ち家」が人生の価値の総てに据えているらしいことが分かる。
この子が小さい時にしきりにこう言っていた。
「ねぇ、おじさん、我慢をして家を買いなよ。」

たぶん、その子の父親が、子供の要求・・・・
例えば、どこかに家族旅行をするとか、家族で外食するとか、
そういう「家族で遊ぶ」ということを「我慢」して、家を買ったので、
その家が「幸せの象徴」と覚えさせられたのだろうと思える。

この子の深層心理で、本当は、家族団欒を熱望しているのだろう。
それを、ボロアパートに住むこの僕のところに来て、味わいたいということに思える。

昨日は、僕がこの子をいつも受け入れていることを知っている大家のおばぁちゃんまでも来て、
この子の様子をうかがっていた。

それで僕は、こう言った。
「よかったな、おばぁちゃんにも喜んでもらって。」

そうしたら、夕方6時前に来てから、夜9時まで、
ベラベラと喋り続けて帰って行った。
そうとうのうっぷんを晴らしていったのだろう。

結局この家族は、父親が再婚した母親も出て行って、
じぃいちゃん、ばぁちゃん、そして未婚らしいおばさんと、
実の姉一人、
父親とその子で一軒家に暮らしているらしい。

たぶん、この子の心の中で、本当に味わいたい「家族の団欒」がなくて欲求不満が募っているのだろう。
拒食症で身長は、163pになったが、体重が、43`しかないそうだ。
左手首に不審なキズがたくさんある。
何回も警察沙汰を起こしてもいる。

それで、児童相談所に通報しても、まったく受け入れないのが現状だ。

その家族の悲劇は、「持ち家こそが幸せ」という考え方から総てが始まったような気がする。
僕のところに来て、その子は、ほんの少しだけ気を晴らして帰って行った。

昨日買ったばかりのミックスナッツと、ピスタチオ、
途中でばぁばが買ってきた小魚とナッツ、全部ぺロッと食べて、
僕のツマミに用意された「イカのなめろう」もうまい、うまい、と食べていた。
非常にかわいそうな子だ。

「物」で幸せには、なりゃしない。
そういう「物」を崇拝するところから不幸が始まる。
あらゆる被造物を拝んではならない。


13/7/27(土)朝 キャンプじぃじの日記

僕の人生で最も大きいイベントは、死ぬことぐらいになった。

この「死」を直視することで、
残されたわずかな人生を有効活用できるものだろう。
ダラダラと生きているわけにはいかない。

死ぬ前に「卒業ビデオアルバム」の制作技術をどう若い人に伝えることができるのか・・・・
この10年が勝負だ。

そういう気持ちのついこのごろだが、
昨日、何の宣伝もしていないのに、
僕の仕事に興味があると言う若い人が尋ねてきた。

とっても不思議なことだ。
いよいよ死期が近付いてきたのだろうか。
さて、その自分の死について、シッカリと捉えるべきだと思いある本を読んだ。

「医者が教える人が死ぬときに後悔する34のリスト」
川嶋 朗 著  アスコム刊 1100円+税

それで思わぬ指摘があった。
p.197 子供の自殺と家庭環境について書かれてある。
これがテーマの本ではないので、ほんの少しだけ触れているが、
突っ込んで言えば、
「父親不在が子供の心のトラブルを引き起こす」ことだろうと僕は思う。

昨日、幼稚園の盆踊りの取材をしていたが、
そこで PTA 会長のママにあった。
子供を6人も産んだんだそうだ。
敬服の限り。

そのママのパパが言いだしっぺでそこの幼稚園に「オヤジの会」を作ったんだとか。
それで、今、約20人、実働10名になったそうだ。
300人中、10名。
子供の成長に強い関心があるパパの割合だ。

別のことで、僕は、
「子育ての面白さをお父さんに伝える」という目標をハッキリと書いた申込用紙で、
「流しそうめん」の参加者を幼稚園で募集をした。

これは、100名中、5名。

いかに父親の子育てに対する意識が低いかが分かる。
だからこそ、
ここ日本では、ニートやうつ病、自殺者が多いという心のトラブルがある。
これは、複数の関連図書で僕は知った。

死ぬ前にやっときたいことがいっぱいあり過ぎる。
まぁ、出来る分を一所懸命にやって、天国に貯金をして昇天できれば大成功といったところだな。

自分の消費のことで頭がいっぱいでは、本当に幼いと思うな。
大人のオヤジがいい子育てをするものだ。
どう思う? 若いお父さん。

子育てを他人任せにしてはダメだよな。


13/7/26(金)朝 復活サイクリストの日記

卒業ビデオアルバム用の取材をお願いしたカメラマンが、
嵐山町(らんざん)に住んでいて、
その取材テープを引き取りに、昨日、行った。

とっても自然豊かなところで、
越谷市から川越市まで車で行って、
川越からその嵐山町までの往復を自転車で走った。

地図を調べると、川越から嵐山まで川が流れているのが分かった。
当然のことながらその川の土手を走ることにしたわけだ。

ルートは、「入間川」→「越辺川」→「都幾川」だ。

今頃の天気は、猛暑だ。
とても自転車で走れたものではない。
しかし、昨日は、朝から霧雨。
気温がそれで低い。
これは、滅多にないチャンスだと思った。

川越に車を置いて、入間川を探し当てて、そこの土手を走る。
前日に、ばぁばと二人で最近よく行く居酒屋で、
芋焼酎をあおったので、二日酔いっぽい。

路面がウエットで、しかも砂利道。
泥除けがないので、バシバシとドロが跳ねる。

そういうことなので、のんびりと走った。

この川は、右岸の方が多く枝分かれしている。
それで、左岸を走った。
しかし、いつの間にか「おっぺ川」になってしまった。

地図のコピーを見ると、そんな川の名前は見当たらない。
いったい僕は、どこにいるんだ?
ペットボトルの水がなくなったので、土手から離れて一般道へでて、
そこで自販機を見つける。

その自販機でポカリを買った。
その隣にお煎餅屋さんがあったので、あられを買う。
それで、そこの店員さんに「おっぺ川」について尋ねた。

どうも、地理的に僕はミスコースをしていないらしい。
そこで、「おっぺ」とは、どういう漢字を書くのか聞いたら、
「越辺」と書くのだそうだ。

高卒の僕には、読めねぇ〜〜〜。

そんな旅の醍醐味を味わいながら、また川の土手を走る。
土手を走っているのに、なぜか民家になってしまったり、
土手がだんだん細くなってついに、巾50pぐらいになるところもあった。
心も細くなる。

こういうアドベンチャーが面白くてたまらない。

一般道ではないから、先がどうなっているのか分からない。
次から次へと問題解決しながら突き進む。
正しく道なき道を行く。

たまらなく面白いよな。

僕が今の仕事を開拓したのと同じでスリル満点。
充実感タップリ。
こういうロードストーリーは、よく人生に例えられるわけだ。

僕は、無事「都幾川」に出て、途中から「武蔵嵐山駅」に向かって、
その駅でカメラマンと待ち合わせをしてテープを引き取った。

帰りは、霧雨が強くなったので、R-254を大人しく、でも突っ走った。
走行距離61`だった。

久しぶりのサイクリングで疲れたのと、前日の夜更かしで、
ボロアパートに帰って爆睡した。

自転車がドロだらけだよ。


13/7/25(木)朝 ビデオマンの日記

ここは、ビデオ屋を目指す方に向けて書き込みます。

物が豊かになり、「気楽」「簡単」「便利」が当たり前の生活に、
ここ日本では、「普通の生活」にした。

そして、収入が少なくてもその「普通の生活」を手に入れるために無理な労働をしているように僕には見える。

こういう環境で、
いかに「安全」で「簡単」に「物」を手に入れることができるのか、
そういう人生の目標を持ちやすいのだろうか。

僕のように、「危険」で「大変」なビデオ屋を開拓するなんて極めてナンセンスな生き方らしい。

これは、今の日本の子育てに影響をして、
心のトラブルを起こしやすい人が増えるということになった。

世相は、流行歌に反映される。
「歌の言葉がハッキリしない」歌、
これはいかに「気楽」であるかを追求するものに僕には見える。

20才も過ぎているだろうに極めて幼稚な歌詞、
これは、心の成長がなくて済む生き方を望んでいるように僕には思える。

幼稚な人が多ければ、多いほど、この国は内部から崩壊するだろう。

こういう雰囲気の社会だから、
ビデオカメラさえあれば商売が出来ると思う輩がいたりするわけだ。
もういい歳なのに、恐ろしいばかりに幼稚な人がいる。
僕はこういう人を何人も見た。

「物」の豊かさは、幼稚を生む。
僕には、こういうふうに見えてしょうがない。

こういう環境で、僕の仕事を真似っこする人を探すのは容易ではない。
僕は、健やかであってもあと10年ぐらいしか今の仕事はできないだろう。
それまでに、
元気のいいビデオマンが見付かるかどうか・・・・・

せっかく開拓をした「卒業ビデオアルバム」の仕事が、
この世にこれから存続できるかどうか、
この問題解決がこれからの僕の人生の大きな目標になる。

敵は、見えない「幼稚」だと思う。


13/7/24(水)朝 キャンプじぃじの日記

また長男の夢を見た。

更正出来ない長男の人生が、
僕の深層心理で一番の痛みとなっているのだろう。
だからこそ、僕は、

「子育ての面白さをお父さんに伝える」

ための活動に夢中になっているのだろう。
子育てで重要ではない時期などない。
それぞれの年齢で、その年齢に合わせた「子育て」がある。

そのときに、親が消費に目が奪われていると、
その重要な子供の「育ち」が疎かになってしまう。
とくに、ここ日本では、
母親の役割より、父親の役割が極端に少ないと思える。

その結果は、必ず子供の育ち具合に現れる。

ニートやうつ病、自殺者の多さという社会現象は、
「父親」に育てられていないことが根底にある。

僕と同じ後悔をしないためにも、
ぜひ、若いお父さんは自分の子とたくさん遊んでもらいたい。

子供とたくさん遊んだ思い出は、
僕ぐらいの歳になると、本当に心の豊かさになるんだ。
この心の豊かさは、決して「物」では味わえない。

こういうものがあるんだよ。

子供の年齢に合わせた「遊び」、
これを合理的にできるものが子育てを強く意識した「親子キャンプ」になる。
障害のある僕の子でさえ、この方法で今、元気良く社会人をしている。
ただの趣味のものではない、非常に子育てに有効な「家庭教育」だ。

このことに若いお父さんが一人でも気付いてもらえますように。
こう祈らずにはいられない朝を迎えた。


13/7/23(火)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、疲れて動く気がしないので、ビデオの編集の仕事がはかどった。

僕の仕事は、とっても不思議な感覚が起こる。
つい、数日前の出来事・・・幼稚園のお泊まり保育の現場が、
ビデオの編集をしていると、はるか彼方の遠い思い出のようになる。

僕は、自分の子の心を鍛えるために「親子キャンプ」をやった。
雪中キャンプは、その中でも一番インパクトがある活動だった。
でも、心の中で思い出す分には、ついこの間の出来事のような気がする。

雪中キャンプの最後は、かれこれもう8〜9年前になる。
でも、心の中で思い出す分には、ついこの間。

それなのに、数日前のお泊まり保育の映像を見ると、
はるか彼方の遠い思い出・・・・・・

この現象は、いったい何なのだろうか?

とっても不思議なものだ。

僕は、子供が強く生きていけるように、
親子キャンプで、子供の心を鍛えた。
でもその思い出は、僕の心に色あせることなく鮮明に映し出される。

これは、「いい思い出」なんてレベルのものではない。
僕の「生きていて良かった」と思える人生の充実感だ。

でも、長男が更正出来ないまま生きていることを思うと、
僕の人生最大の「重荷」になっている。

充実感と重荷と、一緒に担ぐ人生を送っている。

子育てを簡単に済ませては、人生の最後に悲しい思いをするよな。
このことを若いお父さんが、早く気付いた分、いい子育てができるだろう。
間違っても子育てを他人任せにしては、良くないよね。

子供の心を鍛えるためには、
「辛いこと」「苦しいこと」「大変なこと」「嫌なこと」
などなど、「心の負荷」が不可欠だ。

それを子供自身が乗り越えられるように、
励ましてあげるのが、子育ての本質さ。

「辛いこと」「苦しいこと」「大変なこと」「嫌なこと」
を取り除いてしまうことを「甘やかし」と呼ぶのさ。
我がままで、手の付けられない人になってしまうよ。

普段の「快適な生活」は、知らず知らずのうちに、
子供の心の成長を妨げていたりするものだ。

だからこそ、自然の厳しさを体験できる親子キャンプが必要なのさ。
子供と一緒にチャレンジした雪中キャンプ・・・・。
子供の心が強くなっただけではなく、
僕の心を豊かにもしてくれ続けている。


13/7/22(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、疲れが出て、一日ダラダラと生活した。
いつものように、お昼にインド人のカレーを食べて、
いつものように、銭湯に入ったあと、「日曜晩餐会」をした。

消費ではなく成長だ、という僕でも、
まったく消費をしないということではない。
ただ、生きる目的を「消費」ではなく「成長」に求めているということだ。

昨日のように、疲れきったら休む。
6日働いて、1日休む一週間は、理に適っていると思う。

さて、昨日の「日曜晩餐会」は、
僕とばぁば、大家のおばぁちゃんに、うつ病の古い友人、
そこに、「親子で工作」を以前に一緒にやっていた古い友人が来た。

古い友人は、本当に古い。
一人は、中学生のときに知り合って、
もう一人は、高校生のときのヤツだ。

最低でも1シーズンに30日、最高で1シーズン40日、
ゲレンデにいたころのスキー仲間でもある。

もう四十年以上一緒に遊んできた。

強い刺激の嬉しさではなく、
ほんのり楽しい一時を味わった。
本当の幸せだと思う。

お互いに、人生いろいろ・・・・だが、
なんとなく気があって酒を呑み交わせるのはいい。

子供たちにぜひ真似っこして欲しい。
友達は大切だ、なんて口だけで言うのではなく実践できるように子供がなって欲しい。
さらに、兄弟で仲良くして欲しい。

でも、僕の子は、ヤンチャ過ぎてバラバラだよ、今のところ。


13/7/21(日)朝 キャンプじぃじの日記

そういうことで、
昨日は、幼稚園の「子供まつり」の取材をした。

卒業ビデオアルバム用の取材で、
撮ったのは、約15分、編集上では、2分ぐらいのシーンになる。
取材自体は、30分もかからなかった。

園庭に「竹ハウス」を設置したので、
イベントが終了する頃を見計らってそれの撤収をしなければならない。
これの設営、撤収の方がよっぽども仕事になった。

もしかしたらこの「竹ハウス」は、
僕が使うのではないことでの「実戦配備」は、初めての出来事だと思う。

これの開発には、
僕の子供が関わっている。
初期の建て方を改善して、今はもっと簡単に建てられるよう工夫した。

毎年のマザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」で建てるし、
今年の8月最後には、「流しそうめん」にも使う。

僕は、取材を終えて、そのイベントが終わるまでボロアパートへ帰ろうとした。

その時だ、幼稚園の玄関前でボーイスカウトが勧誘をしていた。
知り合いの団だ。

大分前、そうとう前、このイベントでそこの団がそこの玄関前で勧誘をしたことがある。
そのときには、
制服組がパンフレットだけを配っていた。

ボーイスカウトをまったく知らない人にとって、
その制服は、軍服に見える。
だから、自衛隊の勧誘に間違われやすい。

幼児を自衛隊に勧誘することは、ありえなくとも、
そういう雰囲気がNGになる。
そういう「営業現場」での相手の心理を考えることが彼らは非常に苦手だ。

そこで、僕は、そのときに紐を使って「えび結び」をたくさん作って、
それをパンフレットに添えて配るよう提案した。
その時は、
瞬く間にパンフレットがなくなって、
その時にその団に応募した子供が一番多くなったと聞く。

そういうことがあったのだが、
その勧誘活動は、それっきりになっていた。

たぶん、10年以上ぶりで、昨日、BSが幼稚園の玄関前で勧誘をしたわけだ。
前回、園舎を建て替える前だったから間違えない。

ところが、「学習効果」がなくて、またパンフレットだけを配っていた。
でも、隅の方で、ボーイスカウトが何かのデモンストレーションを行っていた。
このデモを用意してたところは、進化していた。

残念だが、それでも、パンフを配るところが未だに良くない。
「パンフを配る」ところは、
広告の世界では、こう言う「購買時点広告」だ。

これを英語読みで略したものを「POP」と呼ぶ。
よく「ポップ体」という書体があるが、
この書体は、この購買時点広告用のものだった。

脱サラをする前の僕は、広告物の営業を10年やっていたので、
ここらへんは、詳しい。

さて、昨日は、そういうことで幼稚園に黄色いPPロープを貰って、
それでミニチュアの「えび結び」を見本に作った。
それをパンフ配布をしているBSリーダーにあげて、
パンフに添えて配るように勧めた。

どうやって配ればいいのか、
実際に僕が「えび結び」を添えたパンフを配って見せた。

そこの団のリーダーでよく知っている人も来ていたので、
園庭に建っている「竹ハウス」を見せた。
ぜひ、世界ジャンボリーあたりで、スカウトたちが建てられるといいと勧めたが、
どうも「前例がない」ので気乗りしていなかった。

ただ、組み立て方がとってもいいアイディアだと感想をくれた。
こういう「閉鎖的」なところが、
スカウトの激減の原因の一つだろうな。

敷居が高すぎるんだよ。


13/7/20(土)朝 キャンプじぃじの日記

例年だったら、今頃マザー牧場にいる。
そこでキャンプスタッフの赤いTシャツを着ている頃だ。

しかし、今年は、「ごちそうサマーキャンプ」が5回から3回に減って、
この7月には、この企画がなくなった。

あったら大変なことになっていた。
箱根でのお泊まり保育から帰ってきて次の日、つまり昨日にはマザー牧場入りしなければならなかったからだ。

とても体力的にできそうになかったな、回数が減って大正解。

それで、昨日は8月31日に予定をしている「流しそうめん」のことで幼稚園へ行った。
参加者の申込用紙を引き取りに行っていた。

この企画は、

「子育ての面白さをお父さんに伝える」ということを目的に、
幼稚園の年長組の保護者を対象に参加者を募集していた。
5組の応募があった。

去年に引き続いて2回目の活動になる。
普段は、戸田市の道満グリーンパークで「親子で工作」の活動をしているが、
こちらは、母親と子供が参加してくることが多い。

僕の目標は、「父親」だ。

それで、幼稚園の園庭を借りて行う「流しそうめん」は、
初めから父親をターゲットにして募集できるところが、非常にいい。

今からとっても楽しみだ。

と、思っていたところに、
幼稚園の先生にテントが借りられないかという打診があった。
僕に「テント」と言われると、ドームテントを思い浮かべるが、
幼稚園の先生のテントは、「マーキーテント」のことだった。

マーキーテントとは、運動会などの時の本部に建てるテントのこと。
鉄のポールで、三角屋根の白いテント。

幼稚園の先生と話しをしていて、僕にとっては「タープ」のことだが、
僕は、キャンパーで、マーキーテントは持っていない。

そこで、今年のマザー牧場で使うことにした24畳の「竹ハウス」を提案した。
これは、今まで12畳の広さだったが、
この間、さぎ山野営場で「カレー作り」のデイキャンプで24畳の大きさにして初めて使ったものだ。

それでいつ使うのか聞いたら、ナント、今日だそうだ。
今日は、そこの幼稚園で「子供祭り」のイベントがあって、
僕は、それを「卒業ビデオアルバム」用に取材をしなければならない。

それのお店の日よけにしたいという。
それで、
昨日は、あの炎天下で「竹ハウス」を建てるハメになった。
結局、
幼稚園のお泊まり保育明けで体力ボロボロなのに、肉体労働をさせられた。

僕の人生は、こうなるように出来ているらしい。

24畳の広さのタープがご入用だったら、
いつでもどこでもブッ建てます。
タダです。


13/7/19(金)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育で箱根へ行った。
これは、一泊だけだった。

普通、これは一泊だけの方が多い。

幼児の自立に非常に有効な活動だ。
でもなぜ、

20才の自立には、無関心なのだろうか?

それより前の高校生の自立も、
中学生の自立も、
これらを真剣に捉えて子育てをしている親は、少なく感じる。

中学生では、社会で働く意味を、知識で知るのではなく、
体で覚えた方がいい時期だ。

この時期の家庭教育を怠ると、
子供は、「遊ぶ金を稼ぐ」ために働くものだと思ってしまう。

親がこれを体験で教えることが出来ないので、
中学校でよく地元の商店街で「体験就労」の活動をしている。

本当は、これは、学校で行うものではない。
「家庭教育」のものだ。
学校がこういう余計なことをしている分、
学校の本業である「知識教育」が疎かになりがちになっている。

高校生ではどうだろうか?
この時期には、子供自身が自分の将来について多いに「悩む」ことをさせなければならない。
本人が悩むからこそ、本気で何かを身に付けようとし始める。
このプロセスは、非常に重要だ。

自分の人生を自分で考え実行できるという「自立」が必要なころだ。

どうも、ここのあたりから、
どこでもいいから、高校へ子供が行ってくれればいい、
という子育てになっているような気がする。

そして、その延長線に、
どこでもいいから大学へ行ってくれればいい、になるのだろうか。

ついに、子供は、自分の心を鍛えるということなしに、
高校三年間、大学の四年間、を享楽的に過ごしてしまう・・・・・

心を鍛えなければならないこの時期に遊んでしまう。
「大変なことを乗り越える」ことができるようにならなければならないのに、
「夜遊びで楽しく過ごす」ことをさせてしまう。

全部の子供がこうではなくても、
大学で遊び癖(享楽癖)をつけてしまう人を、
僕は何人も見かけた。

そのうちの一人が、うつ病でまったく働くことをしなくなった。

なぜ、幼児期の自立には、お泊まり保育で体験させているのに、
その後の「自立」は、考えないのだろうか?

実は、その幼児期の「自立」も他人任せで親自身が出来ているわけではないからだ。

これに気付いたので、
僕は、父親に向けて、「自立をした一人の大人の社会人」に子供を育てるということを訴えたくなったわけだ。

父親がシッカリこのことを捉えていれば、
このことをハッキリと目標にもって子育てをしていれば、
どういう「教育」でも、大きく外れた子育てにはならないだろう。

幼児期、小学校四年生まで、小学校高学年、中学生、高校生、

それぞれの年齢に適した「自立」を親が体験を通して教えることができるものが、

子育てを強く意識した「親子キャンプ」になる。

レジャーが目的ではなく、子育てが目的の親子キャンプ。

これを本気で出来るかどうかは、
父親がどれほど自分の子を愛しているのか、それ次第だろう。

僕は、言うだけではない。
この方法で障害のある子を自立させた。

幼稚園でのお泊まり保育の体験を一回ポッキリだけで、
そのあとに「自立」に向けて何もしなければ、
それが無駄になるよ。

子育ての目標は、「自立」だ。
親がこれをしなければならない。 家庭教育を忘れてはいけない。

そういう家庭教育を真剣にできれば、必ず、「親としての感動」を味わうことができる。
これこそが、本物の幸せだ。
「物」では、味わえない。

僕は、これを味わった。


13/7/17(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、同業者の集いがあった。
つい、この間、この集いの会報の発行を担当していた方が亡くなって、
そのことでの話題一色だった。

ただ、しっかりとした議事進行があるわけではなかったので、
だらだらと何を決議するわけでもなく時間ばかりかかっていた。

それで僕は、途中で帰った。

ボーイスカウトや、青年会議所、ロータリークラブやライオンズクラブ、
そういう社会運動に縁がない個人事業のビデオ屋の会合は、お粗末な限りだ。

と、いうことは、これらの活動に参加をする事で、
「社会勉強」ができるということだ。
子供でこれを体験できるのが、ボーイスカウトになる。

僕は、カブスカウトのリーダーをしていたころ、
「スカウト会議」を子供たちに体験させた。

キャンプや何かの企画を子供たち自身に考えさせた。
議長を決めて、書記を選び、
スカウトたちに議論させたことがある。

子供のやることだから、途中で議長と書記の役割が代わってしまったり、
いきなり各論だったり、
まぁ、見ていてお粗末だったが、
こういうのを回数を体験する事で、「会議」の進行を覚えていくものだ。

なんだか、その時の子供たちの方がよっぽども議事進行がシッカリとしていたな。
60才も過ぎたじぃいちゃんたちがとても幼く感じた。
付き合っていられない。

今日は、これから幼稚園のお泊り保育の取材で箱根へ行く。
荷物の制限でPCを持っていけないので、
明日の書き込みは、お休みさせていただきます。

生き延びるために出稼ぎに行ってきます。


13/7/16(火)朝 キャンプじぃじの日記

先週の幼稚園のお泊り保育のDVDは、今日、納品できる段取りになった。

明日からまたお泊まり保育で箱根へ行くので、
今日、納品をしなければ一学期中に納められなくなる。

現場で編集をするという「神業」で仕事をこなす。
僕は、ただの人間だが。 それができるようにさせてもらえた。

ここの読者で、僕が遊んでばかりいるように思ってしまう方がおられるかも知れないが、
生き延びるために必死に働いているんだよ。

ただ、自分の仕事に生き甲斐があって面白く生きている。
男は、その生涯でこうして自分にあった仕事を獲得できるかどうかが、
「生きる価値」を見出すのに要になるでしょう。

「高収入」「安定収入」だけが目標の就労感では、
こういう生き甲斐のある仕事をつかみとることが出来ないのではないかね。

僕は、自分の命をかけて今の仕事を開拓した。
非常に危険な冒険のようなものだった。
世の中に、そんな仕事がなかったものを開拓した。
うまくいく保障なんてまったくなかった。

それでも、僕は自分にあった今の仕事を開拓した。
こういう元気のある子を育てることが、
これからの日本社会を作っていくのに必要じゃないかね。

どういう職種でも・・・・

「高付加価値」の仕事、
新たな分野が魅力になる仕事、
だれも手をつけなかった分野の仕事、

需要が必ずあると信じることが出来る仕事、

いくら金を手に入れられても、
好きでもない仕事で人生の切り売りをしなければならないとしたら・・・・
現代版の奴隷みたいだ・・・・・ブラック企業。

ただ、現代版の奴隷は、自らなるところが特徴だな。

命がけで仕事に取り組む勇気を子供のうちに体験で覚えさせるのに、
親子キャンプがいかに、どれほど、有効か、
僕は、障害のある子を育てる内に分かった。

いくら最高級の「教育」をしてもそれが無駄になることがある。
本当に分かった・・・・「自立」こそが子育ての目標にもつことの重要性がだ。

今の
子育ては、この「自立」を無視したようなものが多いと思う。
それでは、的外れもいいところではないかね。

自立できないから自ら、好きではない仕事の奴隷になってしまう。
悲しいことだ。

ここ日本はいい国だ。
こういうジャパニーズ・ドリームをかなえることができるいい国だ。
その夢を具現化するためには、
「気楽」「簡単」「便利」「快適」を捨てることから始められる。

「断捨離」だ。

分かるでしょう、きったねぇキャンプ生活の有効性が。
野宿、生きるのに最低限の環境、
分かりやすく言えば、貧乏生活。

それでさらに僕は気付いたんだな。
今の僕の貧乏生活こそが、本物の「自由」であることがね。

せっかく幼稚園でお泊まり保育という「舎営」を子供に体験させたのなら、
それを今度は、親子キャンプで継続して、子供に体験させよう・・・・
・・・・擬似貧乏生活をだ。
豪華なキャンプでは、まったく子育てに意味が無い。

現代版の奴隷に子供がならないようにしよう。
貧乏でいいじゃないか、本人が生き生きと生きていければ。
そういう子育てをしよう。

これがブータンの「国民総幸福」になるのでしょう。
「物」の豊かさと本当の自由、幸せは、反比例の関係にある。


13/7/15(月)朝 キャンプじぃじの日記

国民総幸福(GNH)を国策として掲げたブータンで、
総選挙があって政権交代をしたそうだ。

急激な経済発展で、スマートフォンや車など、
収入に見合わない「物」を手に入れるようになって生活が苦しくなったらしい。
昨日と今日の読売の朝刊にでていた。

「便利な物」にすがりつくのは、人類の性だろう。

ここ日本でも、程度の違いこそあれ、その構造は同じところがある。
「物」を手に入れることが目標の人生。

それで、家族が離散して生活をする。
これは、「自立」ではなく、
子育て中に家族がバラバラで生活をしている。

仏教ではそういう煩悩(欲望)から解放される「解脱」という概念がある。
このことによって、安らかで自由な心になれると教えてくれている。

キリスト教でも、あらゆる被造物を拝むな、と、教えてくれている。

なぜ宗教を無視したいのかと言うと、
それは、「便利な物にすがりたい」ことを邪魔されたくないからだろう。

気楽に、簡単に、もっと物や金を手に入れて快適に過ごしたい。
それが「幸せ」だと思ってしまう。
それの邪魔になるのが宗教なのではないだろうか、
僕には、そう思える。

そういうことで、家族がバラバラで生活をせざるを得なくても、
平気になってしまった、
か、みんなそうしているから平気なのか、

これのシワ寄せが、子供と遊ばないお父さんの増加ということに思えてしょうがないんだ。

僕は、「卒業ビデオアルバム」の制作が、10件あったものを半分に減らして、
子育てのためにカブスカウトのリーダーをやった。
それの活動を年に70日もやった。

それで今の貧乏生活がある。
今、
とっても平安でものすごく自由を味わって生きているよ。

非常に難しかった学習障害の子が自立を果たして、
僕は、とっても幸せだ。

それで、つくづくこう思う、
「幸せは、それを感じ取る能力」
幸せは、「物」では得られない。
それは、人間関係で作られる。
家族という人間関係の生活にこそ、幸せが隠されている。

僕は、こう思うなぁ。

ブータンで、「物」を得るために、家族がバラバラに生活をし始めたら、
お終いだろうな、きっと。
それのコントロールができるかどうか・・・・・
彼らの宗教心が問われるところだろう。

「国民総幸福」を世界にぜひ示して欲しい。


13/7/14(日)朝 キャンプじぃじの日記

この幼稚園のお泊まり保育は、ボーイスカウトでは、
「舎営」と呼ぶ。

テントを張る「野営」の前のキャンプスタイルだ。
だから、
幼稚園のお泊まり保育は、「教育」というより「子育て」の領域の活動ということになる。

この活動で、子供の心が育っていく。
自分のことは、自分でしなければ・・・・・
出来なくてもそう子供は強く意識をする。

出来なくても、そう意識した分、心が強く育つ。

これをたくさん体験する事で、
「自立」「自主性」「自己責任」などを身に付けていくわけだ。
決して、一回だけでは身に付かない。

年中、何回も、こういう体験を積み上げていくことで子供が身に付ける。

だからこそ、小学校に行くようになったら、
お父さんが子供を連れて「デイキャンプ」(日帰りキャンプ)をたくさんするといい。
このデイキャンプでは、難しいことをしなくていい。

初めは、シートだけ用意して、そこでお弁当を食べる「ピクニック」で十分だ。
ともかく、できたら毎週のように回数を体験させることで、
子供が身に付けていく。
当たり前でしょう。
どんなスポーツでも、練習量に比例して身に付くのと同じだ。

でも、いつまで経ってもそれだけでは、子供が飽きるでしょう。
そこで、少しずつグレード・アップをしていく。

「ピクニック」にタープを張って、そこでお弁当を食べる。
実は、タープを張るところで「ピクニック」ではなくなる。
立派な「デイキャンプ」だ。

子供が慣れてきたら、そこでカレーを作ってみる。

ここが重要だ。
子供が慣れないうちに、いきなり難しくしてはいけない。
「先取り」は、禁物だ。
あらゆる作業を子供にさせよう。

面白いからといって、お父さんが作業をしたのでは、「子育て」にならないことを肝に銘じて覚えていて欲しい。

ここをシッカリお父さんが意識して欲しい。

学校の「成績」でも先取りして良くすることはできる。
しかし、そういう「詰め込み」は、子育てにはなっていないことが多い。
ここの違いを理解しよう。

そして、小学校五年生以上ぐらいで、初めてテントに泊まってキャンプをするペースが非常にいい。

これには意味がある。
子供をキャンプで育てるということを始めたのは、
言うまでもなくボーイスカウト運動だ。

キャンプファイヤーも、このボーイスカウトの真似っこで普及した。
そのBSのキャンプファイヤーは、
これの創始者であるベーデン・パウエルが、焚き火を囲んで子供たちに人生のウンチクを語ったことが一番最初だ。

こういうことで、
小学校四年生ぐらいまでは、「デイキャンプ」を勧めているわけだ。
そして、小学校五年生ぐらいから「野営」に挑戦しよう。
先取りは禁物。

そして、「野営」では、焚き火を囲んでお父さん自身で子供に「夜話」をぜひ語って欲しい。
こここそが「父親の子育て」になる・・・夜話だ。

子供が中学生になったら、
キャンプ場の下見、計画書作成、実行、感想文、という「企画の流れ」をたくさん体験させよう。

このことは、
大人になって何かのプロジェクトに挑む時に、とっても役立つことが分かるでしょう。

知識だけで、何も出来ない人では、どこの職場でも敬遠されるでしょう。
でも、こいうして「企画力」が子供のうちから鍛え上げられた人は、
どういう職種でも重宝される人材になるだろうことは、
簡単に想像できるでしょう。

これが「生きる力」になる。

僕の場合、
高校生で子供に「ソロキャンプ」を体験させた。
これは、父親の「自己責任」において実行してみて欲しい。

子供もこのソロキャンプで、「自己責任」を身に付けることができる。

つまり自分で自分を管理する能力が身に付く。

こうして、
「自立をした一人の大人の社会人」に育てることが出来る。
僕は、これで学習障害の子を自立させた。
本当に良かった。


13/7/13(土)朝 キャンプじぃじの日記

僕は、普段はだいたい5時半ごろ起床する。

でもなぜか、お泊まり保育やキャンプでは、4時半には目が覚めてしまう。
どうかしたら、4時に起きることもある。
よほど、前の晩に深酒をしない限り早く起きてしまう。

それだけ無意識の内に緊張しているわけだ。
たくさんの子供を引率するのは、本当に怖い。

でも今朝は、越谷市に帰ってきて疲れが出て、起きたのは、7時。
体力を使い切った感じがする。
心身ともにエンプティ。

それだけ奥日光での生活は、思いっきり生きていたことになる。
仕事だから
「大変」だったし、
「辛い」こともあった。
天気に振り回されることもあった。

だからこそ、充実をした人生になった。
ここだ。
生きる意味や価値は、どれだけ夢中に生きることができたかどうかで作られるものだ。
このことを考えることができるのが「大人」の条件ではないだろうかね。

「気楽」で「簡単」で「快適」な日々は、
砂糖のように甘く楽しいかもしれないけど、
人生の「充実感」は、得られない。

そういう「消費主体」の生活では、「成長」が起こらない。

そういう砂糖漬けの生活をしているうちに本当に糖尿病を起こすのではないかね。
うつ病と糖尿病は、併発しやすいと聞いたことがある。
「生活習慣病」でしょう。

僕の「痛風」も生活習慣病だ。
うちのばぁばが、昨日の夜、
「かつおぶし」が痛風に悪いとしきりに騒いでいた。

僕は、そんなことは知っていると静めたが、
台所には「痛風向けのレシピ本」が置かれてある。
「和食基本」の料理教室では、かつお節のダシは、基本中の基本だ。

疲れて帰って来たのに勘弁してくれよ。


13/7/12(金)朝 キャンプじぃじの日記

奥日光、五日目最終日。

今日は、撮るものが数カットしかない。
撤収日だ。

この仕事は、何年も続けてきたが、
それでも決して「気楽」ではないし「簡単」でもない。
たぶん、子供を扱うことに慣れていなかったら、
一日だけでグロッキーになるだろう。

子供たちもこの活動は、
決して「気楽」で「簡単」に「楽しい」ものではないはずだ。

だからこそ、「心の成長」が起こる。
その成長振りに親や先生達が感動をする。

これは、人生の「仕組み」だな。

子供は、親の真似っこをして育っていく。
とくに男の子は、父親を人生の「モデル」にして生きている。

お父さん自身が歳相応の「心の成長」を目指していれば、
子供もその影響で人生全体をとおして成長しようとするだろう。

父親が「気楽」で「簡単」に「楽しく」していたら、
子供もそういう人生を目指すだろう。

このことに早く気付いた父親が、いい子育てをするだろうことは、
簡単に想像できる。

5才では、5才の心の成長をこのお泊まり保育でできた。
その子が、
20才では、20才の心の成長を、
30才では、30才の心の成長を、
40才では、40才の心の成長をし続ける人生を歩むためには、

お父さんの心の成長が不可欠でしょう。
たぶん、お父さんは、「気楽」ではなく「簡単」でもない仕事で「成長」し続けていると思う。
でも、子供にはそれが見えないことが多いよね。

だから子供と一緒に親子キャンプをとおして、
この遊びをとおして、親子で成長できればとっても素晴らしいでしょう。

親子キャンプは、要するに幼稚園のお泊まり保育と同じ効果があるんだよ。
分かって欲しいね。


13/7/11(木)朝 ビデオマンの日記

ここは、ビデオ屋を目指す方に向けて書き込みます。

奥日光、四日目。

昨日、キャンドルファイヤーが無事出来た。
これがうまくいくと、そのお泊まり保育が成功したようなものだ。

今朝は、快晴。
たぶん、今日の活動も順調だろう。

それで、明日は越谷市の下界に戻らなければならない・・・・おぉ、嫌だ。
ここは、涼しくて気持ちいい、最高、
大自然のフレッシュな空気だ。
でも、帰らなければならない・・・・。

この仕事は、「成功報酬」だ。

そのお泊まり保育が、事故もなく無事できて、
それをビデオ屋が上手に撮れて編集して、パッケージする。

そして、たくさん買ってもらって、お金を頂いて、商売が成立をする。
この行程のどこか一つでもうまくいかなかったら、商売にならない。

とくに「たくさん買ってもらう」ところは、一番重要であることは分かるでしょう。
売れないところと取引しても「くたびれもうけ」でしかない。

この一番大きな目標をシッカリと心に留めて「商売」をするんだという意気込みが必要だ。
これは、趣味ではない。

その上で、僕のように仕事を楽しめれば最高だね。
ビデオを作るというプレイを思いっきり楽しむんだ。
サッカー選手のように、いかに自分のパフォーマンスを日頃から上げることができるか・・・・

修行以外に、練習以外に、上手になる方法はないだろう。

「気楽」に「簡単」に商売ができるものではないさ。

「売れるものを作ることができること」

「それを売っていくことができること」

あらゆる商売の基本中の基本だ。


13/7/10(水)朝 キャンプじぃじの日記

奥日光三日目。

今日は、二泊三日の幼稚園のお泊まり保育をした子供たちが帰って行って、
次の二泊をする子供たちがやってくる「入れ替え」の日だ。

帰るのと来るのとがかぶる。
これがややこしい。

だいたいこのお泊まり保育をやると僕の顔を覚える子が何人かできる。
卒業ビデオアルバムの取材で幼稚園へ行くと「ビデオマン」と声をかけてくれる子が現れる。

自分の子がいなくなって、
こうして小さな子に「かまってもらえる」のはいい。
つい、自分の子が小さくてかわいかった頃を思い出してしまう。

そのときのように僕が子供にじゃれていたりして・・・・・

僕は、しつこいので、よく泣き出すまで子供をかっまっていたものだ。
それで、どこまでやれば泣き出すのか、大雑把には分かるようになった。

昨日も、子供たちがお風呂へ行くのにポンポコリンになっているところで、
男の子がチンポコを見せびらかすから、それをつまんでやった。
それだけじゃつまらないから、
「なんだ、この粗末なものは、とっちまえ」と僕が言う。

たちまち、何人もの男の子がチンポコを振りかざす。
手当たり次第に、そいつをつまんでいる内に大騒ぎになった。
先生に怒られない内にやめたね。

我ながら、どこまでの騒ぎが許容範囲かを見極めた。 
プロだね。

ボロアパートへ帰っても子供がいるわけじゃないし、
ここは、とっても涼しいし、
なんでも、越谷市は昨日、36℃だったとか・・・・・

ここで毎日子供たちと遊んでいたい、いや、仕事をしたい。
なんて僕は、仕事熱心なんでしょうか。
でもあと二泊で、帰らなければならない。


13/7/9(火)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育の二日目。

越谷市から逃げるように来たここ奥日光は、
標高がだいたい1,500bぐらい。
とっても涼しい。

帰りたくない。
この夏、ずっとここにいたい気分だが、
遊びに来ているわけではない。 仕事だ。

昨日の天気は、予報では夕方から雨だったのだが、
一日、雲が多いながらも天気がもった。
そういうことで無事、キャンプファイヤー、ではなく
キャンドルファイヤーが出来た。

妙なことを考える先生がいて、湖畔でローソクを灯して、
それを囲んで子供たちが歌ったり踊ったりした。

僕は、この幼稚園のお泊まり保育をビデオで撮り続けて30年近く経つが、
こんなのを見たのは初めてだ。
神秘的だった。

僕は、自分の四人の男の子を相手に、
よくキャンプをやったが、
そのときに、「アブラハム体操」などでキャンプファイヤーを家族でした。

普通のお父さんでは、こういうノウハウがなかなか持てないかも知れない。
でも、
キャンプファイヤーを囲んで「夜話」は、やる気になれば出来るはずだ。
子供たちに実社会で働く意味を熱く語って欲しいな。

満たされ過ぎの今の子供は、

「遊ぶ金」を手に入れるために働くものだと思っていることがある。

「自分の命の糧を得る」という生物本来の意味を伝えて欲しい。

そうやって、少しずつ実社会で一所懸命に働いて自立をした人生を子供が歩めるように育てよう。


13/7/8(月)朝 キャンプじぃじの日記

さて、今日からまた幼稚園のお泊まり保育の仕事をしてくる。
出稼ぎだ。
生き延びるのは大変なんだよ。

でも、
この関東平野の30℃を越すクソ暑さから解放されて、
毎日、奥日光の硫黄温泉に入れると思うと、
足取り軽くなるな。

超、軽くなる。
仕事は、大変なんだよ。
大変だからこそ面白い。

と、いうことでお終い。
無事、仕事をこなしていれば、明日の今頃は奥日光の温泉の香りを届けよう。


13/7/7(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、
久しぶりにさぎ山野営場へ行った。

どうやらボーイスカウトたちが薪を消費してくれたらしい。
だいぶ減っていた。

そこで、キャンプサイト開墾ででた丸太をチェーンソーで適当な長さに切って、
薪割をした。

薪割りは、久しぶりだった。
でも、「体」が覚えていてくれて、外すことはなかった。

「知識教育」の対語が「体験教育」になるだろう。
僕の仕事で、
このHPの別項の 「映像論」 は、
僕が30才代のときに書き上げた僕の「成長」だが、
これを知識で覚えるだけでは、仕事ができるようにはなれない。

この「知識」を基本に「体で覚える」ことができて、初めてプロになれる。

化学実験も同じだ。
たくさんの実験結果は、「体験教育」なんだな。
化学式の理論も重要だが、それに基づいた実験こそが新たな発見に結びつく。

子育てを強く意識した「親子キャンプ」は、
小学校四年生ぐらいまでは、デイキャンプでたくさん遊ぶのがいいと思う。
ともかく「遊ぶ回数」が多ければ多いほどいい。

そのことで、若いお父さんが自分の子を観察できるようになれれば最高だ。

たくさん子供と遊ぶ・・・・若いお父さんの体験教育になる。

この体験があれば、そのあとからの「反抗期」をどう乗り越えればいいのかが分かってくる。
それは、子供よって対応がまったくと言っていいほど違うものだ。

それで、いよいよ小学校高学年になったら、
ちょっと難しいキャンプに挑戦するといい。
市販のキャンプ用品を使わずに、
竹で工作をしたものを使ってキャンプをしてみて欲しい。

ワイルドだよ、とっても面白いさ。

そして、そこにはたくさんの「体験」がある。
親子で協力し合わなければ、キャンプ生活ができないという環境が非常にいい。
反抗期でも、子供は、オヤジと一緒にともかく協力しなければ、
大自然の中で生活が出来ない。

こういうシチュエーションがとってもいい。
子供は、反抗期だがオヤジと組んでいかざるを得ない。
このときに、オヤジは、「夜話」で人生を語るのさ。
カッコいいでしょう。

そういうカッコいいオヤジになろう。
これが、
「できない」と言うなら、子供もいつも「そんなことできない」と言い出すぞ。

「どんなことでもやれば出来る」

これを若いお父さんが身をもって子供に示そうか。
ここを読んで覚えたことが「知識教育」になり、
これを実行すれば「体験教育」になるわけだ。

僕は、そうして子育てをしてきた。
子供とたくさんの「関わり」をしてきた。
いい思い出だ。

僕は、子育てをするために商売を縮小したが、
金よりよっぽども子供との思い出の方が心を豊かにしてくれるものだ。
分かって欲しいなぁ。


13/7/6(土)朝 キャンプじぃじの日記

僕はね、学習障害の子を自立させたんだよ。
本当に商売よりはるかに命がけで取り組んだ。

障害の程度が良くなったわけではないけど、
その子は、自分なりに今、一所懸命に働いて生きている。
心の底からの安堵。

それで思うわけだ。

僕は、「子育て」をとおして自分以外の人のことを真剣に考えることができるようになったことをね。

これを僕は、上手、下手、ではなく30年以上やり続けてきた。
知らず、知らずのうちに「自分以外のことを考える」癖が身に付いたようだ。

そういう僕の目に、今の子育てがどう写るかと言うと・・・・・

家のローンを払うのが精一杯で、
子供と遊ぶことが出来ないパパ・・・・・・・

子育て以外の「お楽しみ」が多すぎて、
子供と遊ぶことが出来ないパパ・・・・・・・

子供と関わらないので、どう子供と遊んでいいのか分からないパパ・・・・・・

子育てを本気で取り組まない限り、
「自分の消費」しか分からなくなるよ。

「教育」と「子育て」は、違う概念だからね。
「大学さえ出せば、子育てをした つ・も・り」では、
子供の「心」の成長が望めないよ。

早晩、心のトラブルを起こしやすくなるのさ。
それが幸せなことかなぁ・・・・・・・・

辛いこと、苦しいこと、嫌なこと、大変なこと・・・・「艱難」。
これを取り除いたら、子供の心は成長しない。

「艱難」があるからこそ、
その人の心が鍛えられて、強くなり、
少しぐらいのことではへこたれない心になる。

人生のあらゆる艱難が、その人の心のトレーニングになるんだ。
それを元気良く乗り越えるところに、
人生の充実感が生まれる。

僕の場合、今の商売を立ち上げること、
学習障害の子を自立させること、
こういう人生の中で、ありとあらゆる艱難があった。

あまりの恐怖に立ち竦むようなことが年中あった。
艱難。

自分の力ではなく、乗り越えさせてもらえた。
このことを仏教では、「他力本願」と呼ぶ。

僕は、このことが良く分かるんだ。
そういう「成長」をさせてもらえた・・・・・子育てで。

子育てを強く意識した「親子キャンプ」は、
一つの「趣味」ではない。
子供の心を鍛えるあらゆるものがあって、そこがいい。

特に、
「キャンプ生活」は、普段の「快適な生活」からは得られない、
つまり「自然の厳しさ」を子供に体験させるところが非常にいい。

それだけではない。
「自然の美しさ」も体験できる。
あらゆる人工美では、とても勝てない美しさを大自然は見せてくれる。

僕は、この艱難を乗り越えるところに「生きる意味」を感じた。
子供にも、これを感じ取れる人生を歩んで欲しいと、心から願っている。

「幸せとは、それを感じ取る能力」は、「艱難」で鍛え上げられる。

だから子育てで「甘やかし」は、本当にひどいことだと思う。
その子にとって丁度いい艱難を体験させるべきだ。

幼稚園のお泊まり保育は、こういう意味がある。
子供が子供なりに「乗り越える」体験だ。
この活動は、ただの一つの趣味ではない。
子供の心の成長を目指す、つまり「子育て」の領域の活動だ。

パパが子供と一緒に大自然の中でキャンプをするのは、
ただの趣味ではなく「子育て」になることが分かるでしょう。

中学生以上では、
子供にキャンプ場の下見、計画書作成、実行、感想文、
を体験させることが、いかに子供の心を育てられるのか分かるでしょう。

僕はそうして学習障害の子を自立させたのさ。
子供にとって「大変なこと」「辛いこと」「嫌なこと」などなどを、
艱難を乗り越えることを、
僕は教えたかった。

こういうことで、「艱難は幸い」なんだ、聖書に書いてある。

さて、来週からまた幼稚園のお泊まり保育の仕事をこなす。
自分で信じられないほど面白い仕事だ。
辞められない。


13/7/5(金)朝 キャンプじぃじの日記

今週は、「卒業ビデオアルバム」での取材がパラパラあるだけで、
午後は、空いていた。
先週の仕事の疲れが取れる週の後半にサイクリングをしようと思っていたが、
痛風がでた。

薬でやっと今日当たりに痛風の痛みが取れたが、
今日は雨模様。
まぁ、来週も過激な肉体労働があるから、大人しくしているしかない。

今まで、
マザー牧場の「ごちそうサマーキャンプ」は、夏休み中に5回あったが、
今年は、8月に3回だけとなった。
今年も頑張ってスタッフをやるぞ。
年々体力が落ちているから、回数が減るのは、本音のところ助かる。

僕は、これのキャンプスタッフをやりだして今年で8回目になるそうだ。
昔、
カブスカウトのリーダーを夢中になってやっていたのが、
こういう仕事に結びついた。

人生は、「夢中」に「必死」に「大変なことを乗り越え」ていくうちに、
不思議な方向をもって作られていくものだ。

僕の人生のキーワードは、「アウトドアー」「子育て」の二つになった。

だれでも、「辛いこと」「嫌なこと」「苦しいこと」「大変なこと」などを
「乗り越える」ことで人生が組み立てられて作られるようにできている。

だから、
「簡単」「気楽」「便利」「快適」を追い求める「消費」だけの人生では、
人生の充実感がまるで違うようになるだろう。

人生に充実感があるからこそ、「生き生きと生きる」ように見えるものだ。

子供のうちに、シッカリと「乗り越える」ことを身に付けさせることが、
子育てで重要だと、僕は思うね。

そういうことで、子供にサイクリングを体験させるのもとってもいい。
僕は、
四人の僕の子、全員、中学生になってからサイクリングでツーリングを体験させた。
高校生では、
ソロキャンプを子供に体験させたが、
その時、自転車で移動をさせた。

こうして僕は、子供を「自立」に向けて、「大変」「辛い」「苦しい」体験をたくさん味わせた。

子供が勝手に「自立」するのではない。

子供が「自立」できるように親が子育てをするものだ。

このことを若いお父さんが、シッカリと意識して、
ご自身で子育てをしよう。
僕は、やったよ。 貧乏だが実行をしたよ。
高卒だが、実行できたよ。

ここが大切なところだな・・・・実行。


13/7/4(木)朝 ビデオマンの日記

ここは、ビデオ屋を目指す方に向けて書き込みます。

先週の二泊三日の幼稚園のお泊まり保育、二つの班のDVDは、
火曜日に無事納品をした。

この仕事は、「生もの」という考え方を僕はしている。
そのイベントからなるべく早くDVDを見てもらうことで、
「感動」の程度が違うからだ。

同じ作りでも、早ければ早いほど新鮮な感動を保護者が味わえる。

これも、「作品質」と考えている。
素人やマニアは、「画質」しか分からない。
この「作品質」を上げて、シッカリたくさんの方にDVDを買ってもらって商売が成立する。

「作品質」は、ようするに「面白さ」だ。
こう書くと、すぐに「編集=特殊効果」と思ってしまう方がいる。
長く商売を継続するのなら、
幼稚園のお泊まり保育の仕事では、NGだ。

特殊効果は、僕は、タイトル以外にほとんど使わない。
特殊効果ではないが、テロップもほとんど使わない。
「絵」だけで勝負をする。

こういうオーソドックスな作りは、10年、20年、経っても飽きないで見ることができるからだ。
もうすでに、僕が作ったお泊まり保育のビデオを買って持っている人が、先生になっている。

僕の今のDVDの作り方を見て、その先生のそれが、作風が同じであることに感動をしていた。

「画質」ではなく、こういう職人気質を、この仕事では大切にした方が、
長く仕事をしていくことが出来るものだ。
つまり「飽きずに長い間、何度も見る」作風にする。

来週、また奥日光へ二泊三日のお泊まり保育を二つこなす。

今年は、春にたくさんサイクリングをしたので、
現場で身体がよく動く。
この仕事は、フットワークで勝負だ。

「飽きずに長い間、何度も見る」ことができるように作り上げるためには、
この「フットワーク」の良さが要となる。

機材という「物」で商売ができると思っている間は、商売を立ち上げることができない。
ビデオ屋としての技術取得の「修行」が不可欠だ。
当たり前のことだ。


13/7/3(水)朝 キャンプじぃじの日記

似て非なるもの。

ビデオ屋の仕事と、写真屋さんの仕事。
レンズを使うところだけは、同じだが、それ以外はまったく仕事が違う。
だから、同じ現場にビデオ屋と写真屋さんがいるわけだ。

恋人と夫婦。
セックスをして話題になるのが恋人で、
それは、夫婦ではまったく話しにならない。
バカバカしくて、聞いていられなくなる。
しないと話題になる。

嬉しいのと幸せ。
「物」で嬉しくはなるけど、それは「幸せ」とは関係ない。
幸せは、それを感じ取る能力の問題だ。

男と女。
見た目は「ヒト」だが、中身はまったく違う。
お互いに理解しあうなんてことは、永遠のテーマになるほど難しい。

甘やかしと愛。
今の日本で多いのが甘やかしだ。
本当の親の愛は、子供を自立へと育てる。

教育と子育て。
「キャンプじぃじの子育て論」
ここに書いてあるとおりだと、僕は思う。
若いお父さん、
ぜひ、この違いを知って、的外れなことをしないようにお祈りします。


13/7/2(火)朝 キャンプじぃじの日記

野球でもサッカーでも、選手は同じで監督が代わるといきなり強くなることがある。

演劇でも、同じタイトルで舞台監督によって、まるで、と言っていいほど違うようになる。

オーケストラも同じだ。
指揮者によって強調するところが違うから、随分と音楽が変わる。

このことを良く考えて欲しい。

子供は、父親によって育ち具合がまるっきり違ってしまう。

ぜひ、「教育」と「子育て」の違いを知って、
お父さん自身で子育てをしよう。

小学校四年生までは、子供は、お父さんとたくさん遊びたがっているよ。
お父さんとたくさん遊ぶ事で、子供は「生き方」を父親から学ぶんだ。

ぜひ、下記を覗いて、「教育」と「子育て」の違いを理解して欲しい。

「キャンプじぃじの子育て論」


13/7/1(月)朝 キャンプじぃじの日記

「命がけ」で取り組まない限り、何一つ成就しないでしょう。

この「命がけ」を子育てで、子供が生きる「習慣」に出来れば、
子供は、自分のやりたいことで、好きなことで、
思いっきり生きることが出来るだろう。

でも、どう?
「大学さえ出せば、子育てをした つ・も・り」
こういう感覚の子育ては、往々にして
「高収入、安定」を子供の意識に強く植えつけるのではないかな?

大学がいいかどうかということではない。
親の子育てに対する「意識」の問題だ。

生きていく上での「リスク」を常に回避するのは、
「命がけ」の生き方を回避するものだ。
それでは、人生を作り上げることはできない。

誰でも簡単に出来る仕事しか出来なくなるだろう。
だって、リスクがない仕事を好んでしまうのだから。

下手をすると、
子供は、自分の消費だけが目当ての人生を送ってしまう。
「物」で虚勢を張って喜ぶ人になってしまいやすいだろう。

そうなると、
20才では、20才なりの心の成長、
30才では、30才なりの心の成長、
40才では、40才なりの心の成長、が望めないよ。
ついには、
70才になっても、自分の消費のことしか分からない人になってしまう。

働きも学びもしない人は、この「心の成長」がどこかで止まっているのでしょう。
なんでも、今、晩婚化で子供を産むのが遅すぎる傾向があって、
「高齢出産」に対する国の費用がバカにならない状態だそうだ。
それで、国が「子供を産む適正年齢」をアピールするのだそうだ。

なんだか、超幼いものを僕は、感じるな。

この問題も、「自立」が遅いか、ないか、という「心の成長」が根底にあるだろう。

学校の成績だけで子育てをすると、こうなりやすい。
「心の成長」
これをシッカリ考えて実行して欲しいね。

ここのところが「教育」と「子育て」の違いになるんだな。
この違いをよく学んでみよう。
そして実行をして欲しい。

子育てのための「親子キャンプ」がいかに子供の心の成長に有効かが次第に分かってくるだろう。
僕も、
これに気付いて実行をした。 よかったよ。

僕は、商売を縮小して「命がけ」で子育てに取り組んだ。 よかったよ。