午前5時ちょっと前、やっと終点の新潟に到着である。東北旅行のときはそのまま先まで行ってしまったので、ちゃんと新潟に降り立つのは初めてかも。新潟駅ってボロいんだけど、案内板だけはしっかりしてるな・・・と思ったら、そういや、ワールドカップをやったんだっけ。どおりでハングルの案内が多いわけだ。 2002年プレイバック:日韓ワールドカップ開催しかし、腹が減った。もちろん普通の店なんて開いてないので、駅前のローソンへ。この前のキャノンボールはご当地物をほとんど食わず(きしめんと高松のうどんくらい)、今回もいきなりローソンじゃ期待できないな。と思ったら。さっそく買っちゃったよ、ご当地物を。 「ローソンおにぎり屋 新潟コシヒカリおにぎり」 まあ、これはジャブだな。 で、この後からどうするかというと、始発の長岡行きの電車に乗りこむ。 4:56新潟着 5:22新潟発 長岡はさっき通ったじゃないかと思われるかもしれない。確かに通ったのだ。しかし、長岡で降りて次に乗る直江津行きの電車を待とうとすると、3時間も時間が開いてしまうのだ。真冬の夜の新潟である。真夏の夜の姫路とは違うのだ。やっぱさ、俺も凍死したくないじゃん。どうせ新潟の長岡なんて24時間営業のファミレスなんてないだろうし・・・ていうか、実は調べたんだよ、ネットで。したらさあ、本当に駅の近くに24時間営業の店ってなくって。かろうじて朝の5時までなら養老の滝があるんだけど、そこからまだ1時間30分くらいあるし。さすがにコンビニで時間つぶすのも、駅の待合室で仮眠を取るのも、辛いよなあ。街なんて真っ暗だし。長岡なんて何があるんだ。真紀子でもいるのか? 2002年プレイバック:マキコvsムネオつーことで、いったん新潟まで行って戻ってきても同じ電車になるので、夜行列車をそのまま乗っていくことにしたのだ。とはいえ、考えてみれば青春18きっぷで乗るのはあくまで普通電車なんだから、地元の人にとっては単なる移動手段なんだよね。うちらは観光列車に勘違いしやすいけど。ということで、普通に乗ってる地元の人たちを知り目に、さっき買ったおにぎりを食す。これって普通に中央線とかで座りながらメシ食ってるやつと同じだよね。どうかと。でも、例の東北旅行でも、うちら普通列車の床に座り込んでUNOとかやってたし。山手線の高校生よりたちが悪いな。 で、長岡に再到着。 6:36長岡着 6:43長岡発 そして直江津行きに乗り換え。ここらへんでようやく空が明るくなってくる。暗いうちにどんだけ移動したんだ、俺。なんか夜逃げした後の朝ってこんな感じなんだろうか。まあこれも精神的夜逃げではあるが。でもさー、現実を忘れられるよね。だって、普通に雪景色だもの。絵になるわー。いいねいいね。なんかさ、もう一面びっしりと敷き詰められた雪が、なんか生クリームみたいで凄いおいしそうなんだよね。自然は最高のパティシエだね。バカか、俺は。そして爆睡。 8:08直江津着 8:15直江津発 爆睡してしまったため、絶好の駅弁ポイントを逃してしまった。痛い。どう考えてもこのタイミングでメシだろう。まあ、さっき食ったおにぎりは何なんだという意見もあろうが、やっぱ朝飯は朝飯でちゃんと取らないと元気が出ない。ま、しょうがないよね。で、ここでも爆睡。眠気には勝てないぜ。 ということで、新潟県を過ぎ、富山県に入る。乗り換えのため降りてみました。つーか、眠い。まあ、初めての富山県だし、何か記念になるもんないかなー。 ・・・ああ、ここってノーベル田中さんの出身地なのね。あれ、東北のほうじゃなかったっけ? 東北は大学だっけ。なんか便乗というか騒ぎすぎというか。まあいいや、なんか列車の中からひなびた山村とか見てると、頑張って町おこし村おこししてって気になるから、もう僕は何も言わないよ(←何様?) 2002年プレイバック:ノーベル賞の2人で、駅の周りを散策してみたが、まあ、とりたてて何もない。ドトールやロッテリアがかろうじてあったな。でも、駅ビルに卓球場があるっつーのが、何だか。まあいい。とりあえず、富山の記念になることをせねば。ちなみに富山にはスタバが1軒あるのだが、そこは高岡という駅からバスで20分という無茶なところにあり、富山マグもないらしいので、諦める。全部は行ってられんよ、そりゃ。まだ三郷店にも行けてないのに。なのになぜ新潟を目指すのか俺は。 で、富山といえば、 1)富山の薬売りから薬を買う 2)「ますのすし」を食す の2つでしょうか。まあ、「ますのすし」についてはデパートの物産展でよく見るものだしねえ。駅の全ての売店で売っていたので普通に買いました。1100円。駅弁ならそんなもんか。 そして富山の薬売りだが・・・やっぱ富山だね。薬屋を探す間もなく、駅の2階がドラッグストアですからね。近いよ。まあ、普通に「のどぬーる」を買いました。大口開けてグーグーと暖房効いた電車で寝てれば喉も痛くなるし。あっけないな。まあ、富山にはほかに面白いものはありませんでした(断定)。 10:12富山着 10:46富山発 滞在時間34分 そして、いよいよ待ちに待った彼の地へ到着である。 【続く】 |