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● 第2部 (フリープレイ) のレポート ●

 競技終了後に時間が余ったので、フリープレイをしました。メンバーは第 1 部と変わりませんがいつも通り、Hammer から見た主観的なレポートにします。


● 1品目 ディオラムス [六波羅蜜 / 夜] (22:30 〜 23:00)

 メンバーがけっこう消耗していたので、とりあえずディオラムスになりました。チキンプレイ防止のマップということで六波羅蜜の夜にしました。キャラクターは、フーマ(短剣)、ゼクシー(杖)、ガルガ(弓)、クリシュナ(槍)です。私は、クリシュナを使いました。

 初期出現位置が、ゼクシーとガルガ、フーマとクリシュナに分かれていました。攻撃力の差から、ゼクシーとフーマがちょっとダメージを受ける展開になりました。

 いちばん最初にやられたのはフーマです。手数が多いフーマですが、槍の特性を利用してうまく動いていたクリシュナにやられてしまいました。ゼクシーも、ガルガに特殊攻撃をかける物のかわされてしまい、そのままやられてしまいました。

 こうなってくると死神合戦です。クリシュナからガルガを攻撃するために、ループを利用して待ち伏せを行っていました。死神が 2人の間をうろつきクリシュナがリーチ、ガルガが1回でした。

 ランダムワープを使ったり、まきびしを仕掛けたりで粘ったのですが、最終的にはしっかりとチャージされたガルガの攻撃でやられてしまいました。

 やはり、弓で 5チャージ分使えるガルガは普通のマップでは強いです。対人戦では集中攻撃してつぶす必要があると思いますね。


● 2品目 いただきストリート [太陽系] (23:00 〜 0:15)

 ひさしぶりに 3回目のいたストがプレイされました。アレフガルドが中途半端な終わり方だっただけに、もう一戦となったのでしょう。ストリートはプレイ回数の少ない太陽系です。

 1週目の空き地合戦は、1番目の私が税務署をとりました。あとはヘリポート、動物園と主要なところはどれもなくなっていました。

 1周目に私がいきなり海王星のケープ通信所(700G)を買った後、1を出し空き地をとりました。この時点で関所とかが余っていたのですが、増資がしたかったので仮設店舗を建て増した。さらにそのあとで 2を振り 3軒にしました。いきなりケープ通信所の買い物料が 345G になりました。

 1週目遅れたプレイヤーが流動資産の不足で店売りになり、なんと総資産が 1300G 台まで落ち込みました。また、太陽、水星が2軒ずつになったりと、かなり荒れた展開になってしまいました。

 その後周回の早さとチャンスカードの関係で、私は火星も 3軒にまで増やしました。当然店ばかり買っていたので流動資産がなかったのと、チャンスで冥王星の株が 20% 上がったので増資できませんでした。

 そうこうしているうちに、水星が独占、太陽が3軒まで増えました。展開を変えるために早めに増資構成を描けていたのですが、その分デパート回避のために私の店の方にどんどん吸い寄せられていきました。これで流動資産の不足がなくなったわけです。

 出遅れていたプレイヤーが店売りを行ったりした結果、最終的には 3軒エリアが 3つにまで増えました。海王星を増資がほぼ終わる頃には他のところに安心して乗り換えるだけの資金と、安全な道がありました。

 3位のプレイヤーは店の数が少なかったのですが、宿屋と関所でなんとか資金をためて 2軒の増資を行っていました。そうこうしているうちに、高額の宿屋や関所で現金がない状態でサラリーを取りに行ったプレイヤーが、銀行から抜けるところで高級デパートにはまり、総資産が 100G ちょうどになってしまいました。

 次のダイススローで破産確定の目が出てゲームが終了しました。太陽系で破産というのもなかなか珍しい話ですね。結局、大量のインサイダーエリアと銀行まわりの高い店に助けられて大差で勝利しました。

 銀行まわりは、サラリーを遠ざける働きがありますが、お客さんによけられてしまうためにときとして他のプレイヤーに資金が渡ってしまう場合もあります。太陽系の銀行まわりは扱いが難しいですね。


● 3品目 物件争奪戦 on 桃太郎電鉄 V (0:45 〜 1:45)

 いたストもかなりやったし、時間もそんなにかけられないということで、桃鉄からちょっとしたものやってみようということになりました。PS 2 の「桃鉄 X」にあった物件争奪戦を桃鉄 V でやろうというものです。

 どこにしようかは迷ったのですが、宮崎の南にある飫肥駅の物件を独占し、シェルターを作るということになりました。4500万を持って飫肥に着いたら勝ちというわけです。

 最初の目的地は富山で、通り道でもないような感じでした。他のプレイヤーの動きを見て私は、カードを拾いつつお金を稼ぐようにしたのですが、いきなりデビルカードを引いてしまい作戦を変えるハメになりました。

 目的地に向かう人が 2人、東海道でお金を稼ぐ人が 1人、千葉に向かってカードを稼ぐ人が 1人(Hammer) でした。最初の目的地について、十分な資金をもらった後目的地が佐渡になったので、飫肥を目指すことになりました。貧乏神は私についてしまいました。

 夏の時期にお金を稼げたプレイヤーは、11マス進むカードを拾って、早めにマキノのカード売り場に着き特急カードを買い込んでいました。富山に向かった 2人は、秋から冬にかけて関西方面に向かっていました。私はカードを稼いでいたのですが、貧乏神にカードを落とされたり、ウィルスカードを引いたりでピンチに。

 ところが、ウィルスカードを引いた直後に貧乏神がなんとウィルスカードを落としてくれたため、戦線復帰。カードを稼いだ後にワープ駅で飛んで、九州に一番乗りしました。

 2年目に入り、急行を買い込んだプレイヤーが九州入りしました。直後に貧乏神をなすりつけるものの、11マスちょうどの地点に止まられリーチに。結局、そのまま飫肥に入られてしまい 2年目の 7月でゲームセットでした。

 こういうちょっと変わったゲームをやってみると、プレイヤーの性格が出て面白いです。飫肥の場合は、陸路で行くか、海で行くか、ワープを使うかの 3択になると思うのですが、どれを選ぶかでゲームが決まると思います。あと、目的地をどうするかも微妙ですね。

 今回は必要なお金が 4500万だけなので 6〜8月にプラス駅に行けばたまる額なのですが、目的地に止まるとカードを買う運転資金にもなると思います。



 今回はここまでです。ゲーム数は多くなりましたが、展開が荒れたせいか時間はそんなにかかりませんでしたね。2部に分けての競技スタイルでしたが、なかなか面白い展開になったと思います。

 とりあえず「例の企画」はこれで終了になると思います。これまで、参加してくださったみなさまに感謝します。これからのコンシューマのボードゲームの発展と、アナログゲームとデジタルボードゲームの橋渡しがうまくいくことを祈願しながら終わりにしたいと思います。Have a nice game!

 今回は特別におまけがあります。過去の「例の企画」の事件簿と、今回の競技の個人的なお話です。こちらからどうぞ。


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