1/6 表紙
開場から講座開始直後まで投影します。 本日の内容や参考図書を確認します。 配布資料が複数枚ある場合や、 拙著を「テキスト」として使用する場合、 受講生自身が講座前に準備できます。 スライドの背景は今回作成したオリジナルです。 |
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2/6 平曲の基礎知識
最初の3〜6分を使います。 楽琵琶や薩摩琵琶や筑前琵琶の話をすることもあります。 平曲では語り方(旋律形式)と場面が関連していることや、琵琶をあまり弾かないこと、 創作ができないことなどを補足します。 幕府の法要や参勤交代の効果などを紹介し、平曲の文化的側面について理解を深めます。 |
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3/6 平曲の伝承系譜
4〜5分を使います。 系譜の説明をしない場合もあります。 前田流と波多野流のこと、平家吟譜と平家正節のこと、 天保初め頃の江戸には100句程度の伝承しか無かったこと、 島津斉興の出資によって京都に残っていた200句が江戸に伝わったことを紹介します。 |
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4/6 那須与一の装束
あらすじと装束の説明に 4〜7分使います。 直垂(ひたたれ)の描写を受講生の皆さんと一緒に音読することもあります。 鎧や弓矢の描写も合わせて確認し、前後関係や与一の姿が判明したところで、 次のスライドに移ります。 右下の数字は、拙著のページです。 |
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5/6 那須与一の語り
内容の解説と語りに必要なのは 「味方の兵者共」以降なら15〜18分、 「沖には平家」以降なら10〜12分です。 曲節と内容を対応させて解説し、 時には原文を投影したのち語ります。 場面をイメージしながら鑑賞できます。 |
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6/6 上日の唱和
残りの時間で「紅葉」の説明をして、江戸時代の平曲会では 全員で唱和したという「上日(じょうにち)」を語ります。 続いて、譜(節博士:ふしはかせ)の解読方法を紹介し、 受講生の皆さんと唱和します。 節博士の色分け表示は好評です。 Copyright:madoka 初版:2008年4月16日 |
●演奏活動 | 内容の転載・引用を希望の方は、必ずご一報下さい。 |