戯言、若しくは日々の記録

過去の分
2003/01-02


2003/08/10

 恐ろしい事に盆帰りにサボって以降、4ヶ月近くもほったらかしだったこの日記。久々に書く気力と時間があるよ…

 ここ数ヶ月は色々ありました。イラクの方はまさに魔女の大釜状態だし、マスコミは自殺としか云えない行動を取り始めるし、とうとう日本人がテロの標的として殺されるし…
 そういや、本当に日本は自衛隊をイラクに出すんでしょうか? 政府じゃなくて外務省の点数稼ぎで検討されているという噂まで出てきたんですが。
 そんな中で、先日はついに外相(と云うか外務省)が「自衛隊による在外公館の警備を検討中」なんて、世界の外交の常識をはなっから無視しまくった非現実的――と云うより世間知らずの無知としか云い様がない発言をしてしまいましたなぁ。
 頼むから、ただでさえ自衛隊が「俺たち使い捨てにされるんじゃないか?」と懐疑的になっている所に、その能力を疑わせるような真似をしないで欲しいものです、外務省は。このまま行くと、本当に外務省なんて要らなくなりそう。在外邦人の保護が目的なら、自衛隊で充分にその職務を代行できるだろうしなぁ。
 この道はいつか来た道にしか見えない今日この頃。頼むから世界大戦なんて起こさないで欲しいものです。

2003/08/10

 うっわ〜。最近本気で時間無いんだなぁ、とつくづく思うこの日付の開き。
 せめて本だけでも書いとくか。
 「非戦1 開放の戦斧」(林譲治著、歴史群像新書刊)
 「天空魔弾 1」(伊吹秀明著、歴史群像新書刊)
 「帝国の聖戦5 国際自衛隊1942〜68」(吉田親司著、歴史群像新書刊)
 「でたまか5 アウトニア王国再興録 青天霹靂編」(鷹見一幸著、角川スニーカー文庫刊)
 「イリヤの空、UFOの夏 その4」(秋山瑞人著、電撃文庫刊)

2003/07/23

 毎日が嵐の様に過ぎ去っていきます。何つーか、ちまちまとした記録でも残していかないとすぐに忘れ去ってしまいそうだわ。

 というわけで、この前の週末のお話。
 車は日曜に来たわけですが、その翌日は佐賀から葉月氏が来たので合流して適当にうだうだと話をしました。彼と会うのも久しぶりでしたなあ。
 話題は主に野球中心だったり。本当はこれに武氏を加えて仕事の話をしたかったのだけど、唐突に親の用事を入れられて来れなくなるという体たらくの為にそんな事話しようがありませんでした(^^;
 まあ、奴の日曜がそうやって潰されるのはいつもの事か…
 ともあれ、日月と色々動き回りました。車の運転も慣れてきたと云うか、まだまだパワーを持て余している様な気がするなぁ…

 ここ数日の購入書籍。
 フルメタル・パニック! 安心できない七つ道具?」(賀東招二著、富士見ファンアジア文庫刊)
 「BLACK LAGOON 002」(広江礼威著、サンデーGXコミックス刊)

 フルメタは久々に出た気がしたけど、そうでもないか。短編集です。いい加減ネタが尽きかけてるんじゃないかと思わせる空気のマッタリぶりですが、日本の王道はサザエさんワールドかドラえもんルートなので認知されればこれが最強の展開なのでしょう、営業としては。書き下ろし短編は相変わらずいい味出してます。この方の短編も、結構切り口が面白くて好きです。
 「BLACK LAGOON 002」は、3月ふと見かけて買った1巻の続編。この世界は、ヘルシングの様な展開を加えたカウボーイビバップ? 喩えるならこれが一番妥当な気がする。
 本当はこれにコミックが加わっている筈だったけど、諸般の事情により来週に持ち越し。

 さぁて。試験が終わったら次はFP3級の勉強だ。

2003/07/19

 いつぞや以来という大雨が降りました。明け方5時半ごろ、外は雷と雨と風でまるで世紀末かという感じの真っ暗な大嵐だったけど、そのために博多駅近辺はまたも冠水。会社は配電盤が水に浸かって停電、電話も使えないという事態でした。道路が泥まみれなので、周辺の人たち総出で泥かきやってましたけど、今日の水の使用量はべらぼうにはねあがるんでしょうなあ。まあ、代わりの水瓶は確保したようなものだから水不足にはならないでしょうが。
 JRも博多駅が緊急避難地域に指定された為に朝方は動かなくて、8時頃に運行を再開した時は、何と博多駅を通過するというまずお目にかかれない光景が見られたようです。畜生、もうちょっと普通列車が運行再開してれば目の当たりにできたのになあ。
 なお、九州縦貫自動車道福岡IC〜大宰府IC間で法面崩壊により通行止めとなり、その車が大量に国道3号線に流れ込んでいました。どうも都市高速も止まっていたようで、午前中はそんな車が博多南バイパスや旧3号線に流れ込むという事態に。高速バスが板付の辺りで旧3号線をのろのろと動いてたり。最も、そこからもう1本西に動いた筑紫通りは、春日原までしか伸びていないせいか11時には既にがらがらでしたが。
 それにしても、高速道路通行止めのおかげでしょう、水城駅から下大利駅に向かう道路が、迂回であろう車の列で大渋滞してたり。そしてみんな国道3号線の方に移動しようとしているんだからおかしな話ではあるけど、「兎に角面倒が無く走れる道路」の魅力ってそんなに大きいのでしょうか? なんだか私には、それらの車の群れがまるで「ほいほいに吸い込まれるゴキブリ」に見えて仕方なかったですな(^^;
 んで、会社近くに着いてみると、それこそあちこちで泥が山のように積もっておりました。博多駅近辺はとりわけ土地が低くて(昔湿地帯だったくらいだし)冠水しやすいと聞いてたけど、前回は自分の事で精一杯だったからこっちを目の当たりにしたのは初めてでした。原田近辺もたぶん冠水したんだろうなー、とか思いつつ(^^;
 ともあれ、会社は電気も電話も使えないから、そこで係長を待って、係長が社内に置きっぱなしの部長の航空チケットを取って、それから今後の支持を受けて解散という事になったけど、なんつーか、市内の被害を確認する為に出たようなものでしたね。面白かったですよ。被害に遭った方はたまったものじゃなかったでしょうけど(^^;
 だけど、代わりに明日は日曜出勤らしいです。因果応報?(w;;

 早めに引けたので、それから車を取りに行きました。昼前は旧3号線が上下とも混んでいたらしいので、午後になって「博多に行く方は空いてますね〜」という話を聴いた上で移動を開始。じっさい、南行きは上記したような高速からの迂回組み車両流入で延々とノロノロ運転でした。もっとも、そこから一歩外れるとどこの道路もかなりがらがらだったわけで、高速道路目当ての人たちが気の毒でした。
 そういや、5号線も下り方面は大混雑だったから、やっぱりみんな考えることは一緒だったんだろうなあ。

 そういや、今日のプロ野球は、パリーグ2日連続Aクラス全敗を、ダイエーだけが免れたわけですが。松中までもいないのに良く勝てるなあ、とつくづく思ったものです。いつの間にか打のチームから投のチームに変貌しているですよ。
 その一方で巨人戦の中継をラジオで聞いてたけど…あの締め方はどうなんですかねえ?
 「巨人、この壮絶な打ち合いを制しました!! 今日は阪神が負けていますから、これでゲーム差が縮まって18ゲーム差になりました!!」
 …云ってる方が空しくなってくるようなゲーム差じゃないんですかね? しかも、直上にいる中日や2位のヤクルトはぶっちぎりで無視ですか。そもそも借金生活をどうにかしなきゃいけないというのに、マスコミは暢気というか何と云うか…巨人の選手たちが逆に哀れになってきました。そろそろ「巨人」では無く「野球」を普及させるような番組編成を作れないものでしょうか? 聞いてて悲しくなってくるんですけど…

 今週の購入書籍。  「歴史群像 2003年8月号」(学習研究社刊)
 いつも通り。今回はあまり目を引くような記事は無かったけど、とりあえず購入。ぼちぼちと読んで行こう。

2003/07/12

 最近は週末にならないと日記がかけなくなってきてるような。

 さて、実際に現場に出だして2週間が過ぎたわけですが、次第次第に他の社員の方と知り合うに連れて、色々と会社の裏側と云うか、そう云うものが見えてきますね。
 今うちの支店は3つの事業部を持っているんですが、これ、1年前には4つあったりします。それが何でも去年の10月頃に大規模な引き抜きにあったとかで、事業部がひとつ、丸ごと消えてしまったらしいですわ。なんでも事業部長ごと持っていかれたらしいんですが。
 まー、正直言って、この会社は長く続けるもんじゃないとは思います。毎日毎日朝7時から夜8時まで仕事してるし、土曜出勤当たり前。日曜だってひょっとしたら無くなりますし。少なくとも、今の日本に於ける普通の企業の有り方を考えると、かなり厳しい仕事をして居るよなあ、と思います。最も、高度成長期のお父さんお母さん方は、こんなモーレツ社員を普通に演じていたわけなのですが。
 ともあれ、そんな会社なだけに、結構辞める人間も多い様で。概ね業績不振だったりついていけなかったりで、1年経つと普通に新入社員が半減するらしいですな。3つ上の15期はひとりも残って居なくて、その次の16期は支店に4人です。そして、引き抜きのお陰で直上の第17期は支店内に3人しか残って居ませんが(w;;;
 で、本来ならこの引き抜き劇の為に現本部長(=支店長)は普通なら責任をとって首になっていたはずなんですが、なんでも嫁さんが会社創設時の出資者の娘らしくて、そのお陰で解雇できないとか何とか。まあ、社長の息子は研修も受けず現場にも出ず、にも関わらず人事部の次長か何かやって居るようです。
 最初の出発点として厳しい所を選んだんで暫らくは頑張るつもりだけど、まー、長く続ける所じゃないですな。内勤に移ったなら続ける事を考えても良いけど。
 寮に下りてくる指示もどうやら2系統あるらしいし、社内における派閥抗争も色々あってるみたいですね。個人的には、常務系の体育会系と専務系の理論系のふたつの派閥かなぁ?と思っているのですが、どうなんでしょう? 少なくとも、研修のやり方に就いて、外部からの招聘組と現場叩き上げ組の間で意見の対立がある事は事実ですし。まあ、1次研修のあの“事件”のお陰で今年は新人の扱いが随分と緩いのですが、その意味で私たち第18期生は新化が問われているともいえますね。これで成績が今までと変わらなかったり、残留する人間が今までよりも多かったりしたなら、これまでやってきた脱落者が山ほど出るような研修は一体なんだったのか、と云う意見が必ず出て来るでしょうから。そうなると常務系の連中は居辛くなるだろうなあ(笑)
 ともあれ、まずは目の前のFP3級ですね。んで、せめてFP2級まで取った上で辞めたいものです。その前に移れる所があればとっとと移るけど(w

 車買いました。マツダのデミオ1500ccの5MT。マニュアルなのは趣味ですな。で、これがフルで90万。まあ、色々有ったわけですが、この90万は勉強料とコミュニケーションのための投資も兼ねているので、個人的には納得の行く数字では有ります。ま、ちょっと高いと云えば高いけどさ(^^;
 納車は明日日曜なので、朝から取りに行って来ます。んで、その足でFaithに行って新しいパソコンを持って帰る、と。漸くうちのマシンもXP搭載ですよ(T^T)
 とりあえず今のマシンも使えないわけじゃないから、横に置いておくかな。

 恒例の購入書籍。今週は電撃文庫の発売日です。
 「終わりのクロニクル 1〈下〉」(川上稔著、電撃文庫刊)
 「第61魔法分隊 4」(伊都工平著、電撃文庫刊)
 「ガンパレード・マーチ episode TWO」(榊涼介著、電撃ゲーム文庫刊)
 「覇空戦記1 帝国空軍、咆哮!」(富永浩史著、コスモノベルス刊)

 終わりのクロニクル、久しぶりに川上さんの「下巻になると益々分厚くなる」シリーズを拝見。この方は本気で「クロニクル」みたいな本を書き上げようとしてしまうから凄い。そして毎度お馴染みのあ〜ゆ〜シーンも健在だし(笑)。相変わらずストーリー自体は勧善懲悪のわかり易いものですが、そうでないとこの方の複雑な世界観を理解する暇が無いよなあ、と思います。ある意味、これも適度なバランスなんでしょう。やっぱこの人は世界観を楽しむ作家さんですね。
 「第61魔法分隊」は、読めそうなんだけどなんとなく読んでないシリーズ。今熊本の友人宅にあるのでそのうち纏めて読もう。
 ガンパレも次々に続刊が出てきました。榊さんが世界観に慣れてきたのでしょうか。ファンとしては嬉しい限りです。ちょっと裏のどろどろした部分が足りないのが悔しいけど、それでもゲームの設定をしっかりなぞってあるし、こう精力は凄い作家さんだよなあ。
 そして「覇空戦記」。とうとう富永さんが仮想戦記の世界に出てきましたか。寧ろこの方は今までこっち方面の作品を書いてなかった事の方が不思議なんですが。今回も「極東共和国」なんてマイナーなネタを持ってきて書いています。さすが業界唯一ともいわれるロシアファン。極東共和国はロシア赤軍の猛威から逃れてきた白軍の面々が作った、というか列強の支援ででっち上げられた(?)シベリア出兵時の泡沫国家ですが、そう云うネタを持ってきながらも何処か仮想戦記と云うよりファンタジーの匂いがするのはらしいですね。なんというか、ヒーローとヒロインが出てきて、まるでヒロイックサーガみたいな感じで。そういや確か艦隊シリーズにもこんな国が有ったよなあ。まあ、荒巻さんもこのシベリア共和国寝た結構好きだけど、作品としてはこっちの方が面白そうな感じがします。

2003/07/08

 今日ははじめてアポイント取りました。というわけで、明日は本当の現場です。

 本日の購入書籍。
 「鉄腕バーディー 1」(ゆうきまさみ著、ヤングサンデーコミックス刊)
 連載は読んでなかったけど、殆ど惰性で購入。まあ、ゆうきまさみさんの作品は普通に面白いですから。この人こそ漫画家の中でもプロ中のプロだと思います。

2003/07/06

 購入書籍。
 「ああっ女神さまっ 26」(藤島康介著、アフタヌーンKC刊)
 「ガンパレードマーチ 3」(さなづらひろゆき作画、電撃コミックス刊)
 「GUNSLINGER GIRL Vol.2」(相田裕著、電撃コミックス刊)
 「金融工学、こんなに面白い」(野口悠紀雄著、文春新書刊)

 最近忙しくて書いてる暇が無いですな〜。というわけで、簡単に。
 「金融工学」は、将来に備える意味もあっての購入。これ取っ掛かりとしては簡単で良いですわ。後は実際にポートフォリオ組んで行かないといけませんね。

2003/06/28

 ここ数日パソコンのメンテナンスで繋げない状態でした。とうとうホストドライブが慢性疾病に罹ったようです。と云うか故障者リスト入りか。物理的にクラッシュしている個所があるらしいけど、まあ、“あの”ソフトを動かしていたわりにはかなり長く持った方かと。そもそもかれこれ2年ほどフル稼働状態が続いてきたわけだしナ〜。
 下の日記にあるPCがえらくAVIの再生能力が高いため、最近非常に欲しい欲しい病が発生中。もともと今使ってるマシンがセレロン666MHzでいい加減限界のため、そろそろ買い換えるべきかなぁ、と思って入るのだけれども。
 ともあれ、ハードディスクが物理的に壊れたとなると、いい加減限界と云う事でしょうね。ホストから外して静かに余生を遅らせるか、いっそ買い換えて引退させるのかさっさと決めないといけないなぁ。

 さて、今週末は殆ど最後のお休みなんですが…
 とりあえず、この1週間で購入した書籍が結構溜まってきてるかも。
 「モンキーターン 24」(河合克敏著、少年サンデーコミックス刊)
 「ゴッドハンド輝 12」(山本和輝著、講談社コミックス刊)
 「げんしけん 1」(木尾士目著、アフタヌーンKC刊)
 「げんしけん 2」(木尾士目著、アフタヌーンKC刊)
 「FP技能士3級試験 最短 集中ゼミ」
 「上級ポートフォリオ・マネジメント」
 「証券投資理論入門」(日経文庫刊)
 「五訂 FAのための金融ポートフォリオ」

 とうとう「げんしけん」を買ってしまいました。まさに、やっちまった、って感じだな〜。
 後はコミックと専門書のみ。専門書は面倒なので大判の奴の著者とか出版社とか書くのはパス。後は、その知識を身に付けて色々やらかそうかね。

2003/06/21

 そろそろ仕事がルーチンワークと化してきたかも。本来仕事とはそう云うものなので、ある意味身についてきたとも云える訳ですが。
 そして概ね会社に行って、空いた時間で本を読んで、と云う日常がほぼ固定化。休日くらいは何かしたいなぁ…
 なお、今日は同僚がパソコンを購入すると云う事で博多駅までお買い物。パソコン工房のショップブランドPCを15インチ液晶モニターセットで購入。スリムボディのメモリ256MBモデル(セレ2Ghz、×48CD−ROM)とミニタワーのメモリ128MBモデル(アスロン1700Mhz、×48CD−RW)のどっちにするか決めかねていたけど、メモリ256MB無料増設、と云う文字を見て迷う事無くミニタワーを購入。しかも、「メモリを128MBから256MBに増設する」のではなく、「メモリを現状から256MB分増設する」ものだったため、実質メモリ容量が384MB…うらやましい限りだ…
 帰宅後はそのセットアップ(と云っても、個人情報打ち込んで必要なソフト入れたら終わりだけど)して、それから「ほしのこえ」鑑賞会。新海誠のアニメに慄けよ、若者!!(w

 というわけで、読み終えた本。
 「企業危機管理 実践編」。企業に於ける危機管理が、如何に普段からの地道な情報収集活動と分析、心構えで出来ているのかという事が良くわかります。内容は著者が体験した事象の羅列だけど、それだけに説得力があります。本当はこういう地味だけど経験と分析力が必要とされる、こんな仕事の方が私は大好きなんですが。「危機管理の基本は、社外に会社の味方を多数作り上げる事」とあったのが印象的でしたね。
 「艨艟の堅陣2 対空戦闘指揮官の覚悟」。「覇龍の戦録」の頃の、ふざけた調子の入った林さん独特の文体が戻ってきたようです。今回は特に2チャンネル用語が多発していたし。ただ、、「中の人も大変だな」と言うのは、恐らく確実に野球板のネタだよな、と思う野球板ウォッチャーの意見也。

 先日の購入書籍。
 「電撃hp vol.24」
 パンツを履いていない、と噂の表紙絵が目印(爆)
 とうとう夏が終わってしまいました。まだ夏になって無いけど。わかる人にはわかるか…そして終わらない夏が始まる。
 …なんとなく、今の自分を象徴している様で嫌だな…(^^;

2003/06/19

 ふひ〜。そろそろ疲れが溜まってきているのかもしれません…
 最近昼過ぎになると眠くて仕方が無い南瓜です。どうしてこんなに眠いんだろう…

 今日の感想。「ディバイデッド・フロント T」。
 複数の人間の一人称で進んでいくお話だけど…傍から見ていれば気の弱い可憐なヒロインでも、そのマイナス思考を垂れ流されるとかなり辛かったりしますなぁ…話自体は良くある少年少女の成長物語だけど、途中に普通に地の文があっても良かったと思われるのが残念。話自体は素直で読み易いし、設定もしっかりしているし、起承転結もしっかりしているのに今ひとつ読みにくかったのは、その一人称なのではないかと思いますです、はい。地の文に感情を書き込んだら駄目だったのかなぁ。

 本日の購入書籍。
 「艨艟の堅陣2 対空戦闘指揮官の覚悟」(林譲治著、RYU NOVELS刊)
 林譲治さんの組織論、と云うかマネジメント理論を前面に押し出した新形式仮想戦記の2巻ですな。相変わらず、ちょっとした工夫の積み重ねによって組織全体の実力を高めてあります。この辺は確かに高等数学で無くとも、単純な確率計算によってその効果のほどが実感できるわけですが。
 例えば今私がやっている投資方面。思い切り単純化してしまうと、相場と云うのは上がるか下がるかの二者択一です。つまり、50%の確率で損をするわけです。ところが、投資金を2つに分けてそれぞれ別な所に相場を張ると、損する可能性を25%に半減できます。なぜかと云うと、損得の関係を図に書いたらこうなるからであって。

投資金1 投資金2 利害得失
相場上昇 相場上昇
相場上昇 相場下落 ±0
相場下落 相場上昇 ±0
相場下落 相場下落
 それぞれの発生確率が25%ずつなので、理論的には損する可能性が全体100%のうちの25%。確率が普通に一点買いで投資した場合の半分になるんですよ。安全に投資するための参考にしてください。あくまでも絶対ではないのでそこの所注意(w;;;
 ともあれ、数学的に解析すると、こうやってリスクをわかりやすく計算する事が出来ます。こうした数字を大々的に組織管理に取り入れたのが所謂「マネジメントのテクニック」となるわけで。
 この説明、どうせ間違ってると思うので、気になる人は各自マネジメント理論の本を見て勉強するよーに。

2003/06/17

 結局翌日ではなく2日後になってしまったわけですが。有り勝ちな事に。
 というわけで、週末の消化本。
 「吸血鬼のおしごと 5」。4巻に続く敵襲劇のお話だけど、エグいシーンを平然と書いているところが良いです。私としてはくどさが全く無い分、非常にさらっと読めたのですが、駄目な人はきついのかもしれないなぁ。まあ、話の方はしっかりと進んでいるので、読み応えは在りました。今後どう展開していくのか、それなりん楽しみではあります。あと、猫が人間味溢れて生き生きしまくってます。
 「終わりのクロニクル 1〈上〉」。今回は現実世界を軸に設定を作ってあるので、都市シリーズに比べれば設定関係の読み込みが非常に楽でした。まあ、都市シリーズはそれだけで辞書がひとつ出来るくらいに設定練りこんであるので、比べるだけ無駄と云う気もしますけど。話の方は相変わらずヒーローとヒロインがいて、その取り巻きも色々といるけど、結構素直な性格設定をして在るというのが個人的な感触ですね。とりあえず、僕キャラは大好きです(謎
 「鉄鎖の太平洋 1」。これまでの吉田親司作品とは違い、軸を個人に置いた話のようです。それにしてもドイツ第二帝国を存続させるとは、また思い切った歴史改変を試みたものだ、と感心しました。個人的にはヒロインが今後どんな運命を辿っていくのか非常に興味があるのですが、その前に他の作品の続編も読みたいからなぁ…取り敢えず、今までのようなヒロイックサーガを期待しています。

本日の購入書籍。
 「企業危機管理 実践論」(田中辰巳著、文春新書刊)
 「辞めさせたい人間は閑職に回してはいけない。抜擢して、本当に遣り甲斐のある仕事をさせるべし」というくだりに惹かれて購入。企業に於ける危機管理に就いて簡潔に書いてあります。今後のためにも自分のためにも、ちょっとこういう本を読んでおこう。

2003/06/15

 何気なく日々を過ごしていると、5日過ぎる乗って早いものです。まー、本格的に仕事が始まるとどう思うのか知らないけれど。

 さて、今週末は久しぶりに実家に帰ってきました。ついでに、熊本市周辺をしばし探索。こっちはかなりご無沙汰だったので、本気で懐かしかったですねぇ。
 まずは100円バスに、と思って交通センターから乗ったんですが、これは失敗でした。この前帰った時にどうも走行ルートが変わったらしいと思って乗ったのですが、変わったのは残念ながら平日のみ。まあ、平日に駕町通りを通り抜けるようになったのは随分便利になったと思いますが、休日のルートはやはり使いにくいです。別にシャワーどおりに拘る事は無いのに。
 ともあれ、センターから藤埼宮駅前まで100円で移動できると云う事で、そっちの価値があるから移動したんですが。で、かれこれ…何年ぶりになるんだろう? そこから電鉄に乗ってみました。以前乗った時にも黒髪駅の場所が今ひとつ掴みきれていなかったので改めて乗ってみるか、と思ったわけですが、そもそも走行形態自体を完全に忘却しておりました。大体藤埼宮前駅を出た直後から全く記憶が定かで無かったもんなぁ…鹿児島線なら小倉から熊本まで加減速ポイントすらもしっかり覚えていると云うのに…
 というわけで、久しぶりに先見しながら堀川まで。そこから先まで行ってみたかったのですが、今回の目的が北岡神社前バス停(現在、熊本駅前バスターミナル取り壊しに伴ない、熊本駅前の高速バス発車場を代替中)に、「バイパス大津バス停を大津駅南口バス停に変更します」とあって、その確認だった為、堀川で断念して武蔵塚駅まで移動する事にしたわけです。といっても、堀川からだと武蔵ヶ丘方面に行くバスが多くないため、てくてくと麻生田まで徒歩で歩いてみたりしたんですが。
 この辺もかなり久しぶりでした。学生時代は良く、その近辺の友人宅までバイクで遊びに行ったり、そのついでにブックマーケットとかを回ったりしてたんですが、最近はトンとご無沙汰でしたから。ついでに、建設中の北バイパスを見学したりしてみました。植木インターまで開通するのは一体何時の日か…
 んで、麻生田から武蔵塚まで移動して、そこから豊肥線に。こちらは有明から783系運用が消えたとき以来だったのですが、知らないうちにダイヤの方が815系対応になっているような感じでした。何せ平然と100kmまで加速したりしてるし、昔のディーゼル対応ダイヤだとそもそも電車がここまでかっ飛ばす必要が無い訳で、こちらもかなり隔世の感が。
 そもそも豊肥線に於ける混雑の原因はラッシュ時の車両選択(よりによって急行型のキハ58系列を入れていた訳だし)なんで、キハ200系列の3扉車が入れば何の問題も無く運行もスムーズになる筈だったのですが、熊本国体にあわせて強引に予算引っ張ってきて電化してしまったのが豊肥線な訳で。お陰で運行状況は劇的に変わっていますけれども。やはり電車の威力と言うべきか、以前に比べて利用客は明らかに増えている気配です。何せ日中の利用客がかなり多いし。個人的には、竜田口→武蔵塚のかっ飛ばし方が非常に気に入っております。
 さて、肥後大津に着いてみると、ホームの向かい側では宮地行きのキハ200が待機中。遥か昔、JR九州バス山鹿線に乗るために降り立った頃とは違い、かつての古びた雰囲気なんて全く無いですね。近年熊本都市圏のベットタウンとして人口増加も著しいとあってか、駅周辺再整備に合わせて贅沢に構内が改良されまくってます。
 さて、そうした中でなぜか駅前(北側)よりも発展している南側ですが、そっちには駅の入口が無い罠。地元住民が南口の設置を要望してはいますが、暫らくは無理でしょう。にも関わらず、南側ロータリーに設置されているのは「大津駅南口」。…だれですか?こんなもの設置させたのは。之で期待する人もいるんでしょうな。案外、そう言う人達をなだめるためのバス停移動かもしれませんけど(苦笑)
 チェックしてみた所、熊本―大分間の特急「やまびこ」と杖立行き快速「かじか」号の名前がありましたけれども、生憎普通の路線バスは走ってませんでした。もっとも、大津駅自体が今の大津町中心部から見ると一版端っこにあるようなものなので、そもそもバスが余り来てくれないような感じですけど。旧57号線の方で在れば結構区間利用者向けとして1時間2本の運行があるんですが、南口は生憎大津バイパス側ですし。
 ともあれ、久しぶりに乗った豊肥線…と云うか815系は面白かったです。ついでに探索した沿線風景も、普段の鉄道目的では余り見る事の無い代物なだけに、逆に新鮮だったりしたかも。

 鉄道編はこのくらいで。とりあえず帰省時に持って帰った本は全部読み終えてしまったので、明日はこの感想でも書いてみよう。
 しかしまー、なんつーか、鉄道が好きで、且つ周辺地理にも詳しくないと良くわからないですな、今日の日記は。

2003/06/10

 6月もはや10日、3分の1が過ぎてしまいました。早いなぁ。
 今やっているのはもう、テレコールとロールプレイングの練習ばかりです。私はとりあえず話すべき内容についてある程度覚えてしまったので、今度はこれをアレンジしろ、と云う指示をいただいております。これ結構面倒ではあるんだけど。まあ、「まずは声を出せ」という事で、可能な限り大きな声で説明する事を心掛けております。
 しっかし、商品は「金」なんですが、これって売っていても良いのかいね? というような話を女帝様だとか武氏だとかから散々聞かされております。今、金は只でさえ供給過剰状態で、菱刈金山でも出荷を控えている、とか、青森の恐山の辺りで菱刈系列の金鉱脈が見付かっているけれども、供給の影響でまだ掘り出されていないとか。
 …まー、そうだとしても、今現実に金の取引価格は値上がりして来ているから、そう云う影響は実はそこまで大きくないのかも、と思わなくも無いのですが、逆に云えば、ここから値段が下げてくる可能性もまた充分に在る、と云う事なんだよなあ。
 今後どうなるのか、非常に興味深いところであります。

 さて、先日買った本のうち、「虹のつばさ」を読み終えました。
 以下にも赤城毅さんらしい作品で。なんの捻りも無い勧善懲悪の、正義の味方が主人公の冒険活劇でした。最もこの人の作品は、そう云う展開を期待して買うものですけれども。
 主人公が男で、これと対になる女性が出てくるのも、いつもの展開では在ります。正義の味方は義侠心に溢れ、悪役はどこまでも冷酷で活計算高いか、若しくは粗野で横暴か。最後は悪役が尻尾をまいて逃げ帰る、というのもこの人の作品では必ずあるパターンですな。ただ、舞台設定が1930年代のバルト海に浮かぶ小国、と云うのは、デビュー作となった後世欧州戦史の世界を一瞬感じさせて、懐かしいものがありましたね。
 要は水戸黄門なんですけれども、「空の騎士道」を久々に感じさせてくれた作品でした。飛行機ものでこういうストレートな騎士道物語をやるとなると「紅の豚」が有名だけど、あれを活字にしてノリをもっと軽くした感じですなー。本がそこそこ厚い割にはさくさく読める、頭を軽くしてくれる話ですね。

 …なんでこんな事を書いているのかと云うと、要するに仕事の方が早くもルーチンワークと化した為に特筆すべき事が起きないからなんですけどね。
 今となっては、やってる事をいちいち解説するのも面倒くさいし、ま、そっちの方は機会があったらおいおい書いて行こうかと思います。
 さて、明日もまた、テレコールとロールプレイの練習でしょう。ちょっと思いついた事が、あるから明日はそれを試してみよう。

2003/06/08

 お休みお休み〜。日曜日は流石に休日なので、今日は一日のんびりゆったり。
 ものすごく気持ちの良い快晴だったので、ちょっと大宰府まで行ってきた訳であります。最も、人の多い大宰府天満宮ではなく、その奥の内山地区にある竈門神社の方ですが。…この神社の事知ってる人ってどの位居るんだろう?
 まあ、それと共に、太宰府市が(多分)補助金出して運行している(筈の)「まほろば号」に乗ってくるのも目的のうちだったりします(笑)
 ちなみに、まほろば号に関してはここに詳しく載ってますね。
 http://www2.city.dazaifu.fukuoka.jp/marugoto/mbus/tabinojyouhou_bus.html
 昼頃までだらだらしていたけれども、それから寮を出て南に下って、水城の反対側に。大体歩いて10分、自転車だとほんの5分くらいの所にあるバス停「吉松共同利用施設前」から内山行のまほろば号で一路竈門神社に。
 因みに、まほろば号は全線100円です。今回は乗り換えの回数が多いので300円の一日フリー乗車券を車内で購入しましたけど、どこから乗ってどこまで行っても、乗り降りさえしなければ100円で乗れます。因みにこのフリー乗車券、本来500円の所を恐らく売れ行きが悪かったか、若しくは何かのキャンペーン中なのでしょう、200円も安くなっております。300円だと本当に乗り放題なんですが。来週こそ歩いて回ろうかな…
 とりあえず今回はバスの中から大宰府政庁跡(都府楼)とか見て回ったんですが、やっぱええですな。天気の良い日はこういう所を回って歴史に触れ合うのも乙なものです。
 んでまあ、竈門神社ですが、相変わらずちょっと人里離れた感じで家族連れとかが少なく、何処か浮世離れしています。まあ、いざとなったら大宰府からかけこめるような位置だし、何より太宰府の鬼門の方角に位置しているというのも影響しているかもしれません。
 背後の宝満山も霊峰として崇められた山だし、大宰府の真の守護神として、ひっそりとたたずんでおりました。
 んで、そこから水城周りのバスに乗って、再び移動開始。水城といっても寮のそばの奴ではなく、御笠川を挟んだ東側、大宰府インターの方になります。まあ、水城自体が四王子山から反対側の基山の方まで伸びる、長大な土塁ですが。実際に見ればわかるけど、これをたった1年で人足だけで作り上げたというんだから、結構凄い事です。それも7世紀後半、白村江の戦いが終わった直後の事だという話だし。
 それは兎も角、御笠川反対側の水城の方に行って、そっち側の水城跡をやっぱりバスの中から観察。寮の側、JR水城駅付近のそれが全くの平地に聳え立ち、丘と同化しているのに比べ、四王子山に直接繋がる川の東側は結構迫力がありました。やっぱじっくりと回って見るべきですなぁ。その後バスは水城の南側に回り、筑前国分寺跡の側とかを通って再び太宰府市内へ。福岡市内が比較的中世以降の遺跡が多いのに対し、大宰府はかつて日本の対外拠点だっただけあって、色々と遺跡が多いです。今まではなんとなく知ってるだけだったけど、実際に見て回ると、何かこう、圧倒されるものがありますね。
 それから折角なので、北谷方面に行く路線にも乗ってみたりして、一通り太宰府市内を回ってから帰ってきた次第であります。
 いや、改めて色々と物が多い事がわかって面白かったですわ。私としては是非とも、四王子山頂上に作られたという大野城跡を見に行きたいんですが、これは流石に内燃機関を持ってないと遠いヨなぁ…
 取り敢えずは、今回ざっと撫でただけの遺跡群をもう一度じっくりと見る所からですかね。

 んで、下大利に帰ってきてからは、電撃文庫が発売されているっぽかったので博多駅までお買い物に。
 とりあえず、15分、30分、45分という形の1時間3本体制はどうにかならんものかなー、水城駅。45分逃すと次が30分も待たなきゃいけないんで結構辛いんですが…
 それは兎も角、本日の購入書籍。
 「吸血鬼のおしごと5 The Style of Master」(鈴木鈴著、電撃文庫刊)
 「終わりのクロニクル 1〈上〉」(川上稔著、電撃文庫刊)
 「虹のつばさ」(赤城毅著、講談社NOVELS刊」

 電撃文庫は前々から判っていたんですが、「虹のつばさ」はやられました。挿絵が宮尾岳っていうのは反則だぁ!! 正直、予想だにしなかった破壊力でしたなぁ…赤城毅も一応「まあ、買っておくかぁ」って作家だけど、それに宮尾岳が挿絵をつけているとなると買わないわけには行きませんって(^^;
 えー、まあ、知らない人にはわけ判らないだろうけど、要するに「なんだか良くわからないが凄い説得力」なのだという事で。解説しておくと、宮尾岳はちょっと古いタイプのファンタジックな漫画を書かせると巧い人なんで、赤城毅との組み合わせは多分ベストマッチだと思います。
 他のふたつは「続編だから」というのと「川上稔だから」というので購入。「吸血鬼5」は、全巻に続き又しても話が続きそうな気配が。まあ、その辺に関しては作者の鈴木鈴さん自身が後書きで書いてますが。
 「クロニクル」は、別シリーズというか、パラレルワールドというか、世界設定は多分都市シリーズと同じなんだと思うんですけど…どうなんでしょう? 表紙絵は一瞬さとやすさんだと気付かなかったけど、中を見たら普通にさとやすさんでした。口絵のお遊びも健在だし(w
 とりあえずはこんなところか。
 あと、「ディバイデッド・フロント」をちょこっと読み勧めました。うーん…ある程度のまとまり毎に語り手を替えているんですが、場面毎に切り替えて行ったほうが良かった気がするなぁ。パニック状態の人間が冷静に場面を語るのはなんだか釈然としませんでした。話の展開自体は好きな部類なんで、ちょっと残念。

2003/06/05

 昨日と今日は延々と声を出し続けておりました。結構体力使うわ、これ。まあ、実際に業務始めるようになったら絶対に声だしとは切っても切れない関係になるのでしょうけれども。
 今の訓練はテレコール。まあ、応酬話法を使わないで居るからまだ楽だけど、そろそろ本格的に応酬話法入れていかないと私ら何時まで経っても使えないままだよなぁ。
 それにしても、本部長が居た昨日と居なかった今日で、支店内の空気が全然違うのは何ででしょう?その存在の重さを感じた2日間でした。ま、人事権持ってる取締役とそうで無い只の社員じゃ、責任感も違うわナ。

2003/06/03

 なぜか今日は学校の日(謎)
 他の連中が一所懸命銀行とか証券会社とかを回っている間に、私はなぜかのんびりと授業なんぞを受けたりしてました。まあ、正直私もあちこち回って話を聞きたかったものですが。

 本日の購入書籍。
 「ベイビーリーフ 1」(二宮ひかる著、YKコミックス刊)
 私よりも寧ろ武氏の方が欲しがってる本だけど。ヤングアニマルで人気だった二宮ひかるの、アワーズデビュー作。どっちかと云うと書きたくとも書けなかった中学生の恋愛ものを好き勝手書かせてもらえる所に移った、と云うべきなのかもしれないけど。
 今度アフタヌーンでも書くらしいし、二宮ひかるも名前だけで読者を呼べる漫画家になっちゃったなぁ。

2003/06/02

 今日は初出社でした。
 なお、やるべき仕事は只管新聞読んで、それを本部長と検討会。なんつーか、暇でした。何せ日経新聞に書いてある事で大した疑問点でてこないし。今日の新聞の大きなネタはフランスで開かれるエビアンサミットだったけど、正直なところ他の人間が感じるような疑問点なんて自分の中で適当に答えを捻り出せるし。
 一番気になったのは「京大の研究用原子炉解体」の記事(というかコラム)でしたが。今後の日本のエネルギー行政はどうなるんだろう?と云う疑問ですな。ま、そのうち燃料電池が出て来るでしょう。
 しっかし、日本ってさりげなくアメリカとかから目をつけられてるっぽいんですねぇ。まあ、いつでも核弾頭開発できていつでも大陸間弾道弾配備できてしかもその精密誘導装置まで平然と実戦配備できるとなれば当然かもしれませんが。実際、弾頭以外は全部作ってるわけだし。

 本日の購入書籍。今日は博多駅の馴染みのお店なので買った物が多いです。
 「鉄鎖の太平洋1 鍵十字、真珠湾席巻!」(吉田親司著、RYU NOVELS刊)
 「超超弩級戦艦土佐 3」(中岡潤一郎著、歴史群像新書刊)
 「ディバイデッド・フロント T.隔離戦区の空の下」(高瀬彼方著、角川スニーカー文庫刊)
 「マテリアル・クライシス MISSION しっぽとテロリスト」(仁木健著、角川スニーカー文庫刊)
 「鉄道ジャーナル 7月号」

 吉田親司さんはもう、出たら買うようになってしまいました。しかし、最近結構本が出てるけど、ネタ切れとかにならないんでしょうか? 量産してくれるのは嬉しいけど、余り無理をしない範囲で、質を落とさないようにして欲しいものです。最初良くても直ぐに息切れ、そしてひっそりと消えていく作家さんも結構多いですし…
 「超超弩級戦艦土佐」はシリーズもの。これで完結です。
 スニーカーの2冊は期待買いと云う事で。「ディバイデッド・フロント」は表紙に惹かれて、「マテリアル・クライシス」は文体に惹かれて買いました。さて、いつ読めるんだろうか…?

2003/06/01

 富士山麓の営業研修から漸く帰ってまいりました。3週間は長かった…
 今回の研修は温かった、というよりだるかったです。まあ、第一次研修であんなことがあったせいか、全然締め付けて無いし、寧ろ指導員の方が締め付ける事にびくびくしていたもんなぁ。「私たちは間違った事を教えているわけではない」と云っていたけど、それならそうと、もっと堂々と教えるべき事をびしびし教えれば良かったのに、と思ったものです。まあ、それはそれできつくなるって文句を云うと思うけど(^^;
 ともあれ、もっと工夫が欲しいですな。上の方は「工夫しろ」って散々云ってるけど、実際の研修では、じゃあ、どうやって怒鳴り散らさずに技術を叩きこむか、が全然考えられて無かったようにしか見えなかったし。ま、一朝一夕でできるものじゃないですが、その辺の荒治療はやって欲しかったかも。そうすりゃもうちょっと気合が入ったものだが…

 それにしても、帰りはかなりきつかったです。三島駅まで移動して、其処からこだまで名古屋まで2時間、のぞみに乗り換えて博多まで3時間。博多駅についたのが夜の11時ちょっと前。誰だよこんな移動計画組んだの。しかも団体チケットだから途中で抜けるとかできないし。実際に移動する人数が変わっても対応で来てなかったし。福岡なら飛行機の方が絶対に速いんだから、とっととそっちにすれば良かったのになぁ。それに、どうせ新幹線じゃ団体割り引き使ってもスカイマークの方が安いんだし。
 くわえて、三島駅の周辺って何も無いし。せめて本屋くらいあると思ってたけど、本屋どころかコンビニも銀行も無いという。北口で降ろされたわけですが、ただ東レの工場だけがそびえたっておりました…
 お陰で乗り込む前に本でも買って暇を潰そうと思っていたのに、何も買えないという事態に。だから羽田に送れと云ったんだ羽田に!!(爆)
 お陰で新幹線に乗っていた5時間、結構暇でした。まあ、「メデューシン」が途中までで手をつけてなかったから良かったけど、これが無かったら本当に寝てる以外に方法無かったなぁ…

 さて、先日は早速天神まで出て本を買ってきました。
 「A君(17)の戦争5 すすむべきみち」(豪屋大介著、富士見ファンタジア文庫刊)
 「平壌クーデター作戦 静かなる朝のために」(佐藤大輔著、徳間ノベルズ刊)
 「おとぎ奉り 弐」(井上淳哉著、GUM COMICS刊)

 「A君」は本来富士山麓で買って新幹線内で読み終えるつもりが完全にずれましたな。内容はどんどんふざけた部分が無くなってシリアスな話ばかり出てきてるし、無駄に一般的な薀蓄が出てくるし、そろそろだんまりの演技に付き合うの疲れてきたかも(^^;
 「平壌クーデター作戦」は久々に出た佐藤大輔作品。話の展開は多分にご都合主義的だけど、会話のノリとかが久々の御大節でした。衛星情報分析セクションの描写なんかは、色々な意味で皮肉と自虐に満ちていて素敵だったなあ(w
 「おとぎ奉り」は、連載中から結構気合入れて読んでいたものがコミック化。お陰で余り面白さは感じなかったけど、時間がたったら読みたくなると思うのでストック状態か。
 とりあえず今はこの辺ですな。明日になったらまた仕事帰りにでも買ってこよう。

2003/05/10

 明日からまた第三次研修に行ってきます。今度は営業研修。
 如何にして客をその気にさせて、最後まで「儲けた」と思わせるか、その方法を学んでくるわけです。
 ま、今回は休日も設定されてるし、一次研修のようなことにはならないでしょう。

 今日は東京からつるさんがやってきたので、博多駅近辺のパソコン屋を案内してきました。秋葉原の有名どころが大抵そろっているとかで、中々感心しておりましたが。
 只管ウィンドウショッピングだけだったけど、久しぶりにつるさんと話して楽しかったですわ。早いところ結婚式に呼んで下さい、つるさん、女帝様(w

 本日の購入書籍。  「日英同盟 日本外交の栄光と凋落」(関榮次著、学習研究社刊)
 昨日書いた奴を早速購入して来たわけで。このまま第三次研修に持って行って読んできます。

2003/05/09

 外務員登録試験終了〜。自己採点の結果によると一応合格のようです。というわけで、三次研修ではあとの事を気にする事無くやってこれます。ちなみに、外出可能になったので今度こそ富士急行完乗旅行が実行できます(w
 しかし、どっか行ってこようと思ったけど、いざ帰ってくるとこのまま寝たくなるなぁ…

 本日の購入書籍。  「歴史群像 2003年6月号」(学習研究社刊)
 「新・時空のクロスロード3 赤い心の女の子」(鷹見一幸著、電撃文庫刊)
 「陰陽の京 巻の四」(渡瀬草一郎著、電撃文庫刊)
 「ガンパレード・マーチ episode ONE」(榊涼介著、電撃ゲーム文庫刊)

 試験会場からの帰りしな、毎度お馴染み博多駅のメトロ書店で購入してきました。自己採点の前に剛毅なもんだ、と思いつつも、実は完全な逃避行動だったり。
 今号の歴史群像は太平洋通商破壊作戦とかナポレオンの第一次イタリア遠征がメインらしいけど、その影で義和団事件とかドラキュラ戦史とかアイルランド紛争史とか、参謀本部の解説なんかまでやってますな。相変わらず脇の記事がディープで面白いです。但し、最も気になった記事はブックレビューで紹介されていた以下の本だったり。
 「日英同盟 日本外交の栄光と凋落(関榮次著、学習研究社刊)
 「日本陸軍「戦訓」の研究 大東亜戦争期「戦訓報」の分析(白井明雄著、芙蓉書房出版刊)
 日英同盟の流れを解説する書籍なんて始めて見ました。戦訓の研究も、どうやら第二次大戦中に帝国陸軍参謀本部が編纂していた「戦訓」の分析だ、と書いてあるのでこれが本当なら結構面白い着眼点ですわ。というわけで、今度本屋で確認して、面白ければ購入してくる予定です。
 「新・時空のクロスロード」は三部作完結のようで。もっとも、でたまかは結構面白いけどこっちはいまいちだから、実はそんなに読み込んでいなかったり(^^;
 「陰陽の京」はもう4巻なんですね。結構メジャーなジャンルにもかかわらず話は地味だけど、それがしっかりと読めるんだから素敵だよなあ。
 ガンパレは…盲点だった。先月の「電撃文庫」の刊行予定だけ見てて電撃ゲーム文庫の発売予定なんて見てませんてば。5121小隊発足までの話らしいので、それを榊さんがどうまとめたかが楽しみです。
 ま、今回は本を買っただけ。感想はまた後程。

2003/05/05

 またしても1週間以上更新して無い罠。つーか、今回は2週間近く更新してないんですが。
 世の中大した事件があるわけでもなく、それなりに平穏無事に進んでいるらしい、と云う感じでいたら、白い集団が現れたり、はたまた毎日新聞の五味記者が爆発物持込の角で捕まったりと、微妙な事件が続いてたり。
 まあ、白いのはそのうちオウムになるかもしれないので、摘発は無理だけど監視はおさおさ怠り無くやって欲しいものです。

 実家の方で昨日、BS−1でやってた「ハイビジョンスペシャル 海底の戦艦ビスマルク」を見てました。
 海中に沈むビスマルクの位置を特定し、その被害状況などを克明に観察、記録すると云う、完全に金持ちの道楽でやってる歴史的意義も非常に高い壮大な資金の浪費です。こういう企画で金をばら撒くのは大好きです。流石ディレッタンティズムジェームズ・キャメロン。と云うわけで、彼の監督の簡単なインタビュー記事はこちら。
 http://www.nwj.ne.jp/public/toppage/20021218articles/SO_tan.html
 史実において、いわゆる「ライン演習」と呼ばれる通商破壊作戦(と云われているけど、個人的には「北海から大西洋への脱出作戦」と云う説を採りたい)中、イギリス艦隊に捕捉されて海中へと没したビスマルクですが、実際に見てみると結構損害の様子が偏っていて興味深いものがありました。
 ビスマルクが受けた被害は、英艦隊と撃ち合った右舷側に集中していたわけですが、逆に左舷側は大した損害も無くほぼ原型のまま止まっているのが興味深かったですね。また、右舷側の副砲塔は砲弾に打ち抜かれているもののほぼ原型を留めており、徹甲弾の炸裂と云うものが如何に内部のみに働くものかをまざまざと物語っていたような気がします。
 さて、交戦したイギリス海軍の主張によると、戦艦で滅多打ちにした上で魚雷を命中させて轟沈させたということになっている戦艦ビスマルクですが、実の所その装甲防御は、対応する(想定していたかどうかは不明だが)近距離の砲撃に対して実に良く絶えていたと思われます。とりわけ船核自体には殆ど傷がついておらず、魚雷による損傷も全く認められないこともあって、ビスマルクの船体側の防御力は実に強力であったのだろうなあ、と感心したものです。この辺はこのページを参照。
 http://www.warbirds.jp/truth/torpedo4/08.html
 そして、ここで指摘されている問題点すらも、やはり露わになっている罠。特に上部構造物はめちゃくちゃで、水線上にある通信室の中も砲弾の直撃を受けて原型を留めていませんでしたし。まさに、ここで危惧されている通り、主要防御区画を外れた部分の防御力が明らかに不足していると思われます。まあ、通信室なんて直接的な攻撃力には何ら関わらないんですが、他艦との連携は取れなくなりますよね。要するに艦隊を維持する能力が低いわけで、やっぱりドイツ海軍って艦隊としての攻撃力が低いのかも、と思えてきます。やっぱり通商破壊以外やりようが無かったのかなあ…
 なお、近距離から発射される砲弾が如何に命中しやすいか(とりわけ水線上の構造物に)と云う事については、こちらのページで解説してあります。
 http://www.warbirds.jp/truth/dotukiai.html
 一方で、水線下の船体には殆ど傷らしい傷がついていない、と云うのは大変興味深いです。魚雷ですらも傷ついていないわけなので、まさに水線下は無傷のまま急速に沈んだということですね。キャメロン監督の云うようにキングストン弁を開いた結果急速に沈没した、と捉えた方が良さそうです。ビスマルクの沈没に関しては、イギリス海軍が唱えているようにイギリス海軍自身のの攻撃による戦果である、と100%断言するわけには行かない、と云うことでしょうか。
 まあ、其処でビスマルクが自沈せざるを得なかった、という所に独逸海軍の限界やビスマルクの限界とイギリス海軍の底力を感じる事ができるわけですが、上記のページのようなへっぽこ設計は「理解した上で」そのような夢の無い話などさりげなく聞き流す、と云うのが最も楽しい見方のようです。
 ビスマルクに関しては、こういうージもあるので紹介しておきます。とことんビスマルク(&独逸海軍)のへっぽこぴーな部分を突っ込みまくった文章ばっかりですが、戦艦ビスマルクと独逸技術の神話はそれこそ無数に存在するわけなので、伝説に拠らず記録から実際の実力を測る文章の方が価値があるんじゃなかろうか、と思う次第です。
 http://www.warbirds.jp/truth/bismarck.html
 折角なので、ライン演習の時系列を載せたページも紹介しておきましょう。通商破壊大好きなのはちょび髭の伍長さんの趣味でしたっけ。
 http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/dic/ra/rheinueb.html

 前回から今日までの間に購入した書籍。と云っても、そろそろ古い奴は記憶が怪しくなっている罠。
 「海鳴り果つるとき 2」(横山信義著、C☆NOVELS刊)
 「アウトニア王国再興録4 でたまか 驚天動地編」(鷹見一幸著、角川スニーカー文庫刊)
 「究極の連合艦隊1 真珠湾袋叩き」(遠藤昭著、歴史群像新書刊)
 「帝国の聖戦4 国際自衛隊1942〜43 反撃編」(吉田親司著、歴史群像新書刊)
 「帝国の決断死闘編2」(秋月達郎著、歴史群像新書刊)
 「ペンタゴン カタログ 戦争のお値段」(構成:西村直紀、文林堂刊)
 「アラハバキ 上」(六道神士著、ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ刊)
 「アラハバキ 下」(六道神士著、ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ刊)
 「強救戦艦メデューシン 上」(小川一水著、ソノラマ文庫刊)
 「強救戦艦メデューシン 下」(小川一水著、ソノラマ文庫刊)

 横山信義はそろそろ惰性になりつつありますな。つまらないかと問われればそういう訳でもないけれど、面白いかと問われれば面白くないと云わざるを得ない、そういう微妙ラインですが。八八艦隊物語のときはもっと血沸き肉踊る感じだったけれど、どうも躍動感が感じられないんだよなぁ、最近…
 「でたまか」は相変わらずかっ飛ばしてますな。素敵です。巻数が伸びて話に深みが出せるようになったら、文章が非常に生き生きしてます。やっぱこの人買いですわ。お話の方は、前巻で張った伏線を消化にとりかかった感じ。次までには話にけりがつく、と思って良いのかな? 色々と膨らませる事も可能そうな所がこの小説の良い点ですナ。
 「究極の連合艦隊」は外れかな〜。遠藤昭氏の分析記事は読み応えがあるんだけど、小説家としての文才は無いかもしれない。どうも理系人間の欠陥がひしひしと感じられるような…ともあれ、ト空戦記決定でしょう、こいつは。
 「帝国の聖戦」は、時系列がかなり前後しているお陰で、もう一度1巻から読み返さないと訳わかりません。とはいえ、相変わらず話自体は面白いし、書き方にも拘りが感じられて私は好きです。あの文体は嫌う人も多いかもしれないけど。時間の大円団がどうなるのか、非常に気になります。時系列無視だからいくらでも話を書き足せるのが素敵だよなぁ。
 「帝国の決断」は、先月の予告では(完結)と書かれてていたけど、どうもまだ続く気配。だと思うけど、どうなんだろう? このシリーズだけ普通の歴史群像新書とは装丁が違うから、全く読めません。
 「戦争のお値段」は、前々から評価は高かったので購入。所々誤植が目立つけど、それを除いても出来は良いと思います。着眼点が良かったというのもあるんでしょうな。
 「アラハバキ」は、六道神士がウルトラジャンプで連載していたもので、上下巻の中篇ですな。エクセルサーガとダイテンジンしか書いていない中で書いた、えらくまともな伝奇アクションだったけど、まともなだけあって普通でした。もっと福岡に拘った作りなら良かったのに(w
 「メデューシン」は前々から気になっていたけど、某ページでの紹介を見て購入を決定しました。まだ読んでないけど、戦場の暗部を結構率直に書いてあるらしいのでその辺が楽しみですな。

 これ以上は無かったはずだけど…あったらやだな〜。
 先月分はこれに鉄道ジャーナル、PUSHを足して終わりかな。んで、今月は電撃文庫がひとつだったはず。
 問題は、日経情報ストラテジーとか日経ビジネスとか、面白げな雑誌が山とある事ですが…(^^;

2003/04/25

 ううむ、結局1週間更新していませんでしたな…
 今週は外務員登録試験のための模試が延々と続いてます。このまま本試直前まで突っ走るわけですが…
 色々と問題というか、決め事が多いですな。可能な限り主務官庁の規制を外すように動きましょう、と決められてはいるけど、定められている禁則事項とか制裁行為とかを見ていると、まあ、儲ける為に色々とやらかす奴はどこにでもいる、って事で。
 まあ、ぶっちゃけギャンブルなんだけど、「濡れ手に泡で金を儲けたい」という人間の欲求を使って市場価格を安定させよう、という考え方は面白いですな。それが妥当なのかどうかは兎も角。
 どっちかというと、先物なんて「ハイリスクハイリターン」を常識としているアメリカとかじゃないと成り立ち難い市場である、とは思います。日本人の場合、基本的に「ノーリスク&リターン」だって気がするもんなあ。リターンが1円でも帰ってくるのであれば、ノーリスクの方が良い、そんな感じで。
 まあ、パチンコとか競馬とかの賭け事と同じで、様々な情報から「こうすれば儲かる」というものを見つけ出して、そうした自分の判断に自分の金を賭ける、という形なんですが。要は世間の動きを考えながらできるギャンブルなんで、新しく仕入れる情報が一般的なギャンブルに比べてそんなに多くない、と思えば良いわけですな。
 …それがどこまでメリットになるのか知らないけれど(^^;
 まー、公営ギャンブルと違って張る金も動くお金も大きいからなあ。本当に、リターンは大きいけど、失敗したときのリスクも大きいですわ。
 とりあえず、実際に取引の受託を受けた時に必要な行動や提示書類、交付書類なんかを必死に覚えております。実務を絡まないで記憶するのって難しい…

 さて、夕べは知人と共に「ボウリング・フォー・コロンバイン」を見てきました。
 これ、1999年に起きたアメリカの高校生銃乱射事件(容疑者2名は事件直後に自分の頭を撃ち抜いて自殺)を切り口に、「アメリカ社会が如何に病んでいるか」という事を淡々と綴ってみようとした映画、というよりもドキュメンタリーですな。
 日本のメディアに流れるような情報は、概ねこんな感じで、「アメリカのメディアの報道が以下に抑制の聞いた、素晴らしい伝え方をするか」という事を訴えている事が多いかも。
 http://www.ken1.tv/siten/press/b_990425.html
 けれど、実際に現場でのジャーナリストたちはどうなのか、という事が映画の中に映っているわけだが、いかに売れる映像を撮影するか、という事ばかりで、被害者の感情に関しては余り配慮していないような印象を受ける。
 こうした味方の違いは、一体どこから出てくるのか。非常に興味深い。
 監督のマイケル・ムーアは「何故ジャーナリストは事件現場から一歩でも外に出ようとしないのだろう? 一歩外れれば、廃墟と化した工場や住宅の群れが、街の病巣が広がっているのに」(意訳)と訴えるが、まさにその通りで、結局マスメディアは「理不尽に振るわれた過激な暴力」と「それに追い回されて恐慌に陥る被害者たち」という、素人にもわかりやすい、ありきたりな構図でしか物を伝えようとしていない。
 で、その後に案の定こんな事を言う阿呆な親が出てくる。
 http://www.zdnet.co.jp/news/0104/25/e_videogame.html
 こうした動きにはマスコミも一役買っていて、「ロックが悪い」とか「暴力映画が問題だ」とか、ありとあらゆる外的要因を並べ立てて問題点を探り出そうとしてくれるが、じゃあ、内部に問題は無いのか?という気になってくる。其処で原因を自分たち以外の対象に求める一般市民の真理には問題が無いのか。そうした気分に便乗するマスコミの姿勢に問題は無いのか。病んでいるのは外部要因じゃなくて、自分たちの住んでいる社会そのものではないのか。
 まあ、教育に問題があるんだろうな、とは思う。アメリカでは、どこに行っても「成功しろ!!金持ちになれ!!」という事を子供に教え込んでいるようだが、じゃあ、どうすれば成功するのかは、一体どこで教えているのだろうか? そして何より、学校の教師という人種は、其処で成功できなかった人達ではないのか。成功できなかった人間に成功する方法を教えろというのが無理だろうと思うのだが。
 う〜ん、思わず色々書いてしまった。勉強になりました。こういう映画がもっと流行ってもいいと思うんだが。地上波の洋画劇場で…は無理だろうから、丸々NHK特集とかで流してくれないかな(w

 ここ1週間の購入書籍。漫画ばっかりです。
 「ゴッドハンド輝 11」(山本航輝著、講談社コミックス刊)
 「海皇紀 17」(河原正敏著、講談社コミックス刊)
 「足洗邸の住人たち 2」(みなぎ得一著、GUM COMICS刊)
 「仙木の果実」(八房龍之助著、電撃コミックスEX刊)
 「塊根の花」(八房龍之助著、電撃コミックスEX刊)

 講談社の2冊はまあ、いつも買ってる奴。
 「足洗い邸の住人たち」はGUMで連載中の物で、結構お気に入り。
 八房龍之助は「宵闇幻燈草紙」を書いてる人で、そのサイドストーリー的なものですな、2冊とも。
 そろそろ小説も来るので、勉強ともども気が抜けません(滅

2003/04/20

 大野城市には、コミュニティバス「まどか号」というものが走っています。全路線100円均一で、指定バス停での乗り継ぎに関しては乗り継ぎ券を発行して対応しています。詳しくは以下のアドレスを参照。
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/plan/sesaku/h1405combus/h150215/index.htm
 もともと運行するには道路が狭いとか、折り返し場所が確保できないとか、乗客が少ないとか、そもそも営業所から遠すぎるとかいろいろな要因で公共交通機関の無かった所に、行政の補助金を投下して穴を埋めているわけです。ちなみに、運営は全部西鉄バス月の浦営業所が担当しています。…随分遠いです。雑餉隈営業所じゃ駄目だったんでしょうか。市内か市外かってだけでそういう風になってるような気がしますけど、もったいないなぁ…バスの回送とか、運転手の移動とかはどうなってるんだろう? そもそも運転手の休憩も謎です。
 この春から運行を開始したのですが、結構乗客はあるようです。とりわけ市の東部に向かう「乙金ルート」は、33人の乗客定員一杯一杯に乗っていました。もともと西鉄バス路線があった所を廃止されていたんですが、まどか号が走り出したら大野城サティの利用者で込み合っています。一方向巡回路線なんですが、途中客が降りても何処かで客が乗ってくる、といった感じで常に入れ替わっていました。アレだけ乗っているなら大丈夫でしょう。
 一方、市の北部方面に向かっているのが「仲畑ルート」です。ここは三笠川と旧国道3号線に挟まれた地区で、福岡市博多区の中を細長く伸びている所です。ただ、この路線はそんなに乗客がいません。とりわけ西鉄自動車学校がある辺りから北側は雑餉隈(南福岡)地区の方が近いですし、態々春日原方面に出ていく理由が余り無いのでしょう。ただ、住民票を取ったりするために市役所に行こうとすると他に交通手段が自家用車とかしか無いので、そういった用途の為には必要な路線なのでしょうね。
 もうひとつは「大城ルート」とって、上のふたつが大野城サティを始終点にしているのに対し、唯一JR大野城駅を始終点にしています。西鉄の白木原駅にも寄っていますし、鉄道へのアクセス路線という意味合いがありそうです。ここは大野城市運動公園方面にも向かっていますし、そこまで乗客が多いわけではないのですが、そこそこに利用者があります。
 小型のバスを使っている為もあって、どの路線でもかなり小さな路地まで入り込んでいました。細い道をうねうねとまどか号が走る様は、見ていて結構面白い構図です。
 ただ、なんで大城ルートが大野城駅の方に行っているのかは謎ですが。私なら大城ルートは大野城サティを始終点にして、大野城駅方面には仲畑ルートをまわすなあ、と思ったものです。だけど、路線を決めた行政(?)の方にも何か理由があるんでしょうね。何もないかもしれないけど(^^;
 さて、まほろ号以外にも、お隣春日市の「やよい号」とか太宰府市の「まほろば号」とかあるので、この辺も完乗したい所ですね。

 今日は昼食ついでに大野城サティまで出ていって、ついでに春日原駅前から春日公園とかザ・モール春日の方に行ってみました。まあ、そろそろ出ているであろう電撃hp探索だったんですがね。
 というわけで、本日の購入書籍。
 「電撃hp vol.23」
 「ファイブスター物語 XI」(永野守著、ニュータイプ100%コミックス刊)

 電撃hpは毎度の如く秋山御大の「イリヤ」目当て。そろそろ終わりかけのようです。やっと榎本が出てきたときにはほっとしたなぁ(^^;
 ファイブスターはマジェスティックスタンド編。色々と死人の出た、世代交代の回ですな。
 今回は重い話ばかりでありました。せめて中東戦争全史でも読んで…亦鬱になりそうだな(^^;

 夕方にTBS系の「報道特集」を見ていて思ったこと。何でマスコミはあそこまで「反戦・国連主義」を唱えたがるんだろうか?
 正直な話、戦前の「泥沼化」の予想なんて思いっきり外れたわけだが、にもかかわらず「この戦争はアメリカにとって大きなマイナスだった」とか言い続けているのはどうした事だろう?
 何というか、アメリカのマスコミ戦略が外れている、というより、マスコミがアメリカを只管貶め続けているだけって気がする。イラクの情報戦略なんて、世界世論を動かす役には立ったけど、肝心のアメリカ軍を止める役には立たなかったし。
 誰かが行ってたけど、アメリカの言うことにはあれだけ疑念を呈するくせに、独裁国家の言う事はそのまま事実として伝える姿勢は大いに問題があると思うのですがねえ。それって要するに、戦争を回避できるなら独裁だって恐怖政治だって、ヒトラーのようなファシズムすら容認するって事でしょう? 言論の自由に胡座を書いて、その根幹を揺るがすかのような報道が多すぎる。反戦を唱える事のできる自由、デモ行進する事のできる自由があるって云うのは素晴らしい事の筈なんだが、それをまるで権利ではなく市民の義務であるかのように賞賛するのは辞めて欲しいなぁ…戦争に賛成するのも自由なんだし。
 思想の自由と反政府運動礼賛主義って、どこでどう繋がってるんでしょう?

2003/04/17

 ネット環境が復活しました。と云う事はすでに掲示板で告知済みナ訳ですが。
 今日も今日とてお仕事お仕事。外務員登録試験の合格に向けて頑張ってます。400ページはあろうかと云う本を只管読むだけなんで大変なんだけど、まあ、ゼミと一緒と思えば大して苦痛でも無いかも(^^;

 そういや、昨日は和田さんまでが完封をかまして、同世代の投手が3人そろってロッテ相手に完投勝利をやらかしてくれたわけですが、ホークス。一部では「あれは彼らが偉いんじゃない。手も無く捻られたロッテが凄いのだ」と云う意見もネット上ではちらほら出てますけどね…(w;;;
 まあ、垣内やら祓いやら、他所でお払い箱になった選手が平然とスタメンで頑張ってるってんだから、仕方ないと云えば仕方ないんですが。ろってもなあ。投手力だけならリーグトップクラスの実力を持ってるんだがなぁ。檻もそうだけど、打線が投手を掩護できなさすぎです。もっとも、投手の方もそれをわかっていて、結構淡々と投げてたりする所が凄いけど。
 まあ、今の所リーグトップの盗塁数を誇る快足1〜3番がしっかりと機能しているのが頼もしい所ですな。小久保さんが抜けて打線が貧弱になった分、機動力でしっかりと稼いで欲しいものです。ああ、これで小久保が健ざ(略)

 先日の購入書籍。
 「鉄道ジャーナル 4月号」
 先月買いそびれて長々とほったらかしにしていたのを漸く購入。期待していた韓国地下鉄火災事件の詳細特集が全く無かったのでかなり拍子抜けでした。
 最近は「中東戦争全史」(山崎雅弘著、学研M文庫刊)にはまり込んでます。折角「世界石油戦争」を買ったので、ついでに中東の紛争史をもう一度見直してみようかと云う試みです。ま、「世界石油戦争」は今友人の方に渡ってますが、あっちも忙しそうだから暫らくはやったりとったりが続くかもナ…

2003/04/15

 引っ越してからこっち、野球中継をまともに見れなくてストレスが溜まり始めている南瓜です。う〜、せめてネット環境が復活してくれないと何もリアルタイムで見れないぞ?
 昨日はお杉がまたしてもロッテ相手に完封。しかも8回には1イニング4奪三振の珍記録付き。亦やらかしましたな、城島。そしてまたしても封じられたロッテ。松坂が電話で云った「ロッテだろ(以下略)」の暴言は、未だに生きてるんですか?(^^;
 そうこう云ってたら、今日は2敗していた新垣さんに初勝利をプレゼントしてるし。ひょっとして、ロッテはまたしても鷹のカモになろうとしてませんか?(^^;

 さて、今日はちょいと野暮用(謎)で大学まで行ってまいりました。久々にキャンパス見たけど、何か懐かしさを感じますなぁ。
 朝の通勤通学ラッシュと云うものも体験したし。九州は押し屋さんがいないし、そもそも朝のラッシュ時、どのように待ってどのように乗り込むべきか、どのように降りるべきかがマニュアルとして徹底されていないのである意味東京よりも混雑の荒れ具合は凄いかもしれません。車内の圧力では銀座線に適うものなど無いのでしょうけど(^^;
 しかし、南福岡まで快速の門司港行は、ある意味地獄ですナ…大牟田始発だから只でさえ混雑が激しいのに、一番客が多い南福岡―博多間で普通列車になるってんだから。区間快速とかノンストップとかが欲しくなります。やっぱ朝の時間帯の優等列車って、どう考えても乗車制限の意味が大きいよなー。つーか寧ろ乗車制限かけてほしい(^^;
 後全く関係ないけど、先日見かけて思わず買ってしまったリプトンのティーソーダスパークル。瓶詰めで置いてあって、初入荷した直後にもかかわらず衝動買いしてしまったんですが。
 これ、かなりいけてます。味が最高。レモンスカッシュと紅茶がそのまま溶け合わずに同居している感じで、とても素敵な味がします(w
 皆さんもぜひ一度どうぞ(笑)

 一方、第一次研修中に起きた某出来事に関して、会社内で緘口令が出ています。どうやらそんな雰囲気なんですよ。当事者である私らは何も知らされて無いんですが!!
 どこまでばらすかな〜。事ここまで来たら、どこまで話しても構わないんじゃないかな〜、とか思ったりしてるんですけどねぇ。どうなんでしょうねぇ(w
 云わなきゃ事実は漏れていくものです。そして緘口令が巧くいった例なんて、よほど美味しい餌で釣るか、全員が共犯意識を持たない限り無いのでス(w

2003/04/14

 外務員登録試験の勉強が始まりました。
 とりあえずは、「入門先物取引」と云う本を元に只管読書するだけ。もっとも、新しい事に挑んで行く気分というのが随分久しぶりなので、結構充実してますが。
 今日は同僚と一緒に、オプション取引がどう云う仕組みで成り立っているのかを延々と議論。取引期間が長くなればなるほどリスクが高くなるけど、普通はその前に清算するわな。ああいうデリバティブ商品と云うのは、どうやらみんながリスク低減の為にせっせと動き回る事が前提になってるような。こういうのって、追い詰められない限り基本的に怠け者の日本人には合わないヨなぁ。

2003/04/13

 無事帰ってまいりました、富士山麓山中湖畔の研修施設から。10年ぶりの大雪にあったり、社長や副社長、専務も駆け付ける異例のどたばたした研修でしたが、まあ、今こうして五体満足でいられる事は大変に有難い事である、と。まさに「有難い」と云うように、人は皆「在る」事が「難しい」のだと云う事を改めて認識させてくれる研修でした。取り敢えず、採用担当は厳重注意、下手すりゃ降格減俸なんだろうなあ、と推測。…何があったんでしょうね、全く(苦笑)
 金曜の晩に帰って、それから実家に直行、在った事の報告を済ませて今漸く落ち着いていますが。これから亦厳しい時間を過ごす事になるわけで、実際気は抜けません。二次研修は自己裁量に任されるだけに、自分を引き締めていかないと足元を掬われそうですわ。

 さて、世間から隔離されている間にイラク戦争はあっさりと終焉のときを迎えているのですが。
 …何があったんでしょうねえ? 一体。精鋭と云われた共和国防衛隊は大した戦闘のニュースもないままに壊滅してるし、あれだけどこぞの新聞が騒ぎ立てていた「フセインや祖国に熱狂的な忠誠を誓うイラク兵」も出てこなかったし。共和国防衛隊も経済封鎖で戦力を維持できなかったんだろうか?
 ま、あれですな。只でさえ原材料が入ってこないのに先端技術の塊である軍事力を維持できるわけも無かった、というのが正しい見方じゃないかと思います。案外戦車隊も、とうの昔から共食い整備が繰り返される張子の虎だった可能性だってあるわけで。
 しかも、絶対の忠誠を誓うイラク兵なんてものは端から出てくる気配すら無かったですが。市街戦も結構あっさり終わったようで、良い事です。あれを見ていると、民意は遥か昔にフセイン政権から離れていたんだろうなあ、と思えますな。ま、経済封鎖で物資の統制とかもやらなきゃいけないくらい物が無かっただろうし、そんな状態じゃ民意を繋ぎ止めておく事も厳しいでしょうて。
 我々としては、覇権国家の側に付いて平和を享受できているその事実、その恩恵をもう一度見直さないといけないんだろうなぁ、と、ちょっと殊勝な事を考えてみるこの一日。

 帰って早々色々と本を買い込みました。
 「旭日の戦旗 7」(安芸一穂著、歴史群像新書刊)
 「迷彩君 vol.4」(竿尾悟著、YKコミックス刊)
 「純愛作品集 想うということ」(犬上すくね著、BEAM COMICS刊)
 「鋼鉄の少女たち 2」(手塚一佳原作、しけたみがの作画、カドカワコミックスA刊)
 「触・太平洋戦争1 突如流れた未来電波が歴史を変えた!」(林譲治著、コスモノベルス刊)
 「世界石油戦争 燃え上がる歴史のパイプライン」(広瀬隆著、NHK出版刊)
 「[歴史群像]太平洋戦史シリーズ41 世界の戦艦」(学習研究社刊)

 「旭日の戦旗7」は漸く出ました。ある程度読み進めたけど、相変わらず銃後とか兵士の姿を書いて、戦場の大局的な様相が書かれていないのがいつもどおりですな。時折それが顔を出すけど。
 「迷彩君」はいつもどおり。「想うということ」は犬上すくねだったので即買い。この人の関しては恋愛ディストーションから雰囲気が好きなので。
 「鋼鉄の少女たち」は2ヶ月連続刊行。前巻ではまだまだ温かったけど、今回は敵陣地突破戦とそれに続く敵の二重包囲作戦、これに対する解囲作戦までを描いてあります。ハッキリ云って描いてある事がえぐいです。皆さん心して読みましょう。
 「触・太平洋戦争」は林譲治さんなので購入。まだ読んでないけど、まあ、内容はまたしても組織論でしょう。新しい切り口の歴史改変ものだけど、こういう思考実験としてのSFがもっと流行って欲しいと想う今日この頃。戦国時代でも、後の歴史まで構築して描ききる事は可能と思うんだがなぁ。
 「世界石油戦争」は、先日友人から連絡が入ったので天神今泉のブックオフにて購入。これもまたちまちま読んでいく事になるでしょう。今回のイラク戦争とも絡めて今一度読み解くことができれば、色々と学ぶ事ができると思われる。
 「世界の戦艦」は、太平洋戦史シリーズと云いながら殆ど大塚好古さんの個人的な本になってます。最近WarBirdsの面々がこのシリーズで文章を書く事が多くなっているけど、海軍と云う組織の中での戦艦の役割を位置付けた上で語られる艦艇の発達史がもっと普及して欲しいものです。

 相変わらず買い込む本の量が馬鹿になりませんな。もっとも、漫画とムック以外、小説系はかなり消えていきそうな気配だが…さて? 仕事との兼ね合いが気になる所です。
 取り敢えず、オーフェンの「我が聖域に開け扉(上)」を読破。世界が滅ぶって時に色々やってますな。ともあれ、そろそろ先が見えてきた感じ。次の巻で、世界の終焉がどのような結末を迎えるのか、しっかりみせてくれるのでしょう。

2003/03/30

 さて、明日は入社式のために5時起きです。11時から大坂本社でやるそれに間に合わせるため、6時半に博多駅筑紫口側のミスタードーナツ前集合と云う無茶な設定。勘弁してくだちぃ(;´д`
 その後は山中湖の研修施設に直行して11日まで缶詰ですな。
 …と云っても、この日記自体11日以降にならないとアップロードできないと云う罠。とりあえず今日ADSLの申し込みをしてきたから多分帰ってくる頃には繋がっているであろう、と。大体NTTの転居手続きが完了したのも今日だし。ダメダメさんだ。
 ま、この前まではニフティだったけど、今度からはDIONのお世話になることに。「いまただ」と云う奴ですが。まー、6月分まで只になるから、お得と云えばお得。これでやっとメールが読めるようになるし、ページの更新もできるというものです。
 そういやDIONのサーバスペースは、メール10MB、ホームページ20MBなんで結構色々上げれそうで楽しみ。そこまで何を上げるんだ、と突っ込まれそうな気もするが、そのうちフィルムスキャナ買ってがすがす写真を取り込んでやるつもりなので、それからが勝負ですな。
 まー、とりあえずデジカメ持ってくかあ。ひょっとしたら週末出れるかもしれないし、そうすれば富士急行に乗る機会があるかもしれないし。ま、新幹線に乗れることは確実なんですが。後は…新造の813系かなぁ。

 てことで、本日の購入書籍。大学生協で売り切れてたので、結局鉄道ジャーナルが買えなかった罠。
 「PUSH 5月号」(晋遊社刊)
 「D−LIVE 1」(皆川亮二著、小学館サンデーコミックススペシャル刊)

 結局買ってしまった「D−LIVE」。ARMSもスプリガンも結局全部そろえてしまったわけで、当然の流れかもなぁ。
 それと、「続・超空の神兵」を読破。何というか、時空の因果律の使い方とかがまんまバック・トゥ・ザ・フューチャーですなー。文体が硬いから真面目に見えるけど、やってる事もかなり似てるし。この世界の因果律ってちゃんと元に戻るのかね?
 とはいえ、かなり練りこまれたストーリー展開で小説としても読んでて面白い。とりあえず2冊出たわけだけど、やっぱりバック〜みたいに3冊目で完結するんでしょうか? 続刊出ると買うんだけどな〜。

2003/03/30

 実家で買い物してきました。
 とりあえず、山中湖の研修で必要になるボストンバッグとスニーカー、ジャージを購入。この辺持って10日間缶詰になってきますよ、明後日から。

 イラク戦の方はどうにも落ち着かないと云うか、状況が停滞して来ました。まあ、もともとそこまで戦争が進展していたわけではないけど。日本のマスコミが伝えていた快進撃も、結局先鋒部隊だけの話で本体はやっとクウェートを出たばかりとか、そんなんばっかりみたいだもんな。
 この辺の話に関しては、先日発売の週刊文春に詳しい。何と云っても自衛官とか軍事関係に詳しい人達の談話載せてるんだから流石である。まあ、それが自誌に対してどこまで適用できているかは謎だが…
 それにしても、今回の戦争を「情報操作」と云うマスコミは、何故イラク側の映像がイラク国営放送のものしか出てこない事を指摘しないのだろうか。謎である。
 アメリカの情報操作に関しては、従軍記者の契約内容から米軍による検閲の実態、流される映像の出所に到るまでかなり詳細に、しかも「情報操作」を裏付ける証拠ばかりを選別して流しているのに対し、イラクから出てくる映像に関しては何も突っ込まないんだもんなぁ。だいたい、民間人が戦闘ヘリを打ち落としたって、それ立派な戦争犯罪じゃん。このままスパイ行為で一般人が大量虐殺されたと云っても私はそれを疑わんし、その事に関して米軍を責められんぞ。

 週末の購入書籍
 「BLACK LAGOON 001」(広江礼威著、サンデーGXコミックス刊)
 「ジパング 10」(かわぐちかいじ著、モーニングKC刊)
 「妹は思春期 2」(氏家ト全著、ヤンマガKC刊)
 「まほろまてぃっく6 笑顔の素敵なメイドさん」(中山文十郎原作/ぢたま某作画、GUM COMICS刊)
 「いつか、王子様が。」(流星ひかる著、WORLD COMOCS SPECIAL刊)
 「ロケットの夏 ビジュアルファンブック」(エンターブレイン刊)

 「ブラックラグーン」は、ゆめタウン筑紫野の本屋でたまたま見かけて、電波で購入。うむ、悪くない。伊藤明弘さんがお勧めなのも納得の、かなり素敵な内容でした。…まあ、伊藤明弘さんの名前を出しておけば、わかる人には内容がわかるか。
 「いつか、王子様が。」は、前々から探していたものをたまたま見かけたので購入。流星ひかるは好きな漫画家の一人なので、これからも出れば買う状態が続きそう。
 「ロケットの夏 ビジュアルファンブック」は、ネットで評判が出ていたので購入。うーむ、確かに年表とかリピッシュのロケットグライダーとか初期のロケット技術者の話とか、良くわからない所で熱い記事が書かれてるわ。良くわからないけ――いやいや、ある意味非常にわかりやすいんですけどその通り確かに買いでした(笑)
 他は普通に続刊だなー。
 さて、今月購入はこの時点でさりげなく17冊に。鉄道ジャーナルとPUSHを買ってないので、19冊は確定済み。後は歴史群像の新刊がいつ出るか、って所だから、ヘタすると今月は20冊越えるなー…折角月中盤で電撃とかコミック関係とかの新刊がなくて購入書籍が少なくすむと思ってたのに、完全にあてが外れてるわ。引越し後に買ったものが半分以上あるけど…
 本棚もうひとつが急務です(苦笑)

 そうこう云ってる内にプロ野球開幕〜。ホークス投手陣は若いけど、何だかんだ云って対ロッテ3連戦を2勝1敗、しかも負けたのがナイトだけ、と云う状況。和己さんも投球回数こそ少ないけど、結構厳しい試合で投げたりしてるし、何より精神的な安定感があるしなぁ。故障持ちはやっぱ凄いわ。
 杉内さんも、去年の不安定さとは見違えるような投球。直球とカーブ、どっちでもストライクを取れるようになったのが大きい、って話だったけど、まさにその通りだと思わせてくれる投球でした。
 ナイトは…まあ、どうにも勝ち運に恵まれなさそうな感じなんで、仕方ないかも。やっぱ位置付けは去年までのらっぎおさんかなぁ(^^;
 とりあえず、ロートル投手陣は6〜7月に照準を合わせて出てきてくれると丁度良いと思います。たのさんとか、星野とか、にゃがいとか…水田はいつでも代役いけそうだから二軍で控えておいて貰えばいいし。
 そして佐久本の如く監督に気にいられたっぽい小僧こと寺原。便利使いされて早々に潰されたりしないで欲しいな〜…(^^;

2003/03/28

 いつまでたってもデフラグが終わらないどころかDドライブにエラーが出たので、一旦デフラグ中止。ノートン先生を外してマシンの不調が直ったと思ったらこれかぁ…どうにも厳しいな、うちのマシン。

 さて、イラクの方ですが、1機目のアパッチヘリを落とした時は兎も角、2機目のドローンを落としたからって「民間人による大戦果!!」みたいな報道しなくても良かろうに。まるで60年位前の何処かの国の戦時報道みたいですよ。
 アメリカ側も色々と情報戦を仕掛けているような雰囲気があるけど、計算違いなのか、単に計画とのずれを少しでもなくそうとする努力なのか、はたまた当初からの方針通りなのか。その辺がわからないので謎です。まあ、土壇場になって計画変更やったらしいから、案外混乱してるのかもしれないけど。
 当初から「戦争期間は1ヶ月」といってたから、短期戦で終わるも長期戦になるも関係なくて、今はただ、それが当初の予定からどれだけずれているのかを知るべきなんだろうけど…そんなもの機密かかってるから無理ですな。ただ、今の市場の良くわからない乱高下は、寧ろ何考えてるのかさっぱりわけわからんとだけ云っとこう。

 ここ数日の購入書籍。
 「艨艟の堅陣 艦隊防空に秘策あり」(林譲治著、RYU NOVELS刊)
 「続・超空の神兵 時空遡行戦艦『大和』ハルゼー艦隊と激突す」(吉田親司著、COSMO NOVELS刊)
 「海鳴り果つるとき1」(横山信義著、C☆NOVELS刊)

 「艨艟の堅陣」は林譲治さんのは新作で、組織論がかなり前面に出てますな。最近の氏の著作はその傾向が強かったけど、とうとう「新兵器」では無く「新思考方式」が主役になった、そんな感じです。
 「続・超空の神兵」は吉田親司さんのもので、暫らく前から気にはなっていたけど漸く購入したもの。
 「海鳴り果つるとき1」も横山信義さんの久々の新作で、FS作戦に的を絞って書き込んだもの。2も来月には出るらしいからひょっとすると原稿自体は全部書きあがってるのかもしれませんな。ただ、ラストだけ読んだけど何でアメリカ軍があんなに日本軍の内情を理解できるのか謎だ。あの方の著作は、どうも今の常識をなぜか当時知っていると思えない人間や組織が知っている事があってその辺が少々不満の残る所。

 今日はこんなもので。
 さて、スキャンディスクをかけろと云われているが、大丈夫だろうな?

2003/03/25

 暫らく更新してなかったけど、引っ越してました。引越し中は流石にやる事ありすぎて日記書いてる暇なんぞありませんでしたなー。何やら山のように本が出てきて、うち3分の2は実家に持って帰ってどうにか運べるだけの本の量に。
 佐藤御大と秋山御大、安芸一穂の「旭日旗、征く!」、「フルメタル・パニック」「都市シリーズ」「超弩級戦艦土佐シリーズ」が当面の小説ラインナップ。これに以前書いた雑誌の山が加わるわけだが、思ったより場所は食って無いな…
 ともあれ、引越しは昨日で終了。一通り部屋の片付けも終わって、だいぶ自分のスペースを持てるようになりましたな。まあ、「巣」ともいうが(w
 とりあえず、本に関しては山積みの分だけを整理。持ってくる本を厳選したためか本棚も結構余ってますが、どうせそのうち埋まるんだろう。未だ手付かずの段ボール箱3箱が押入れの中で目覚めのときを待っているしなぁ…これを開放したあとが楽しみというか何というか…(^^;
 それにしても、前の部屋より狭く感じるのは、単純に狭くなったのか、パソコンラックが真中にきたせいで空間を圧迫してるのか? 電GO!やるときにしっかり台を引き出せるようになったのは大きな違い、のはずなんだが…(笑)これでType2コントローラを導入しても警笛ペダルが踏めます(w

 そういやイラク情勢は色々と複雑になっているようで。米英側が発表した見解を否定するような報道がイラク発で出されているけど、まあ、情報戦を仕掛けるのはどっちもどっち。それよりも、「戦場に出た兵士たちを応援する為に」という名目があるのかどうかは知らないが、政府支持で国論が纏まるのは流石としか云い様が無いです。要するに、全線の兵士たちが広報を心配して却って窮地に陥らないように、という国民全体の配慮なんだろうけど、こういう事がすぐにできるんだから米英国民は戦慣れしてます。ま、戦争が終わったら途端に政府批判に回る、戦時限りの政府支持なんでしょうがね。
 今の所焦っているのは米英側に見えますが、本当の所はどうなのか? 色々と謎が多いですな。
 深読みしてしまえば、イラクの反応を引き出すために米英側が情報戦を仕掛けた、とも取れるわけで。イラクの報道を元に、本当に死んだのが誰で、次に誰を狙うのか考えている可能性だってあります。
 とりあえず、「直前になってフセインの居所に就いての情報が入ったため、土壇場で作戦を変更した」というニュースが開戦直後に流されたけど、これにしたってどこまでが本当なのかもわからないし。本当に強襲作戦しか用意して無かったのか、それとも端からフセインだけを狙った攻撃を仕掛けるつもりだったのか、はたまた両面で作戦が採れるよう計画は端から二本立てだったのか。後々行なわれるであろう公式文書公開まで待たないとその辺に関しては何とも云い様が無いわけで。そもそもどこまでが計画通りでどこからが計画を外れてて、許容範囲がどこまでで何を読み違えたのか、全ては事前計画書が公開されない限りさっぱりわからないしな〜。
 色々と憶測する事は自由だけど、あくまでも推論しているだけで確定しているわけでは無い事に注意しないといけませんな。

 んで、ここ暫らくの購入書籍。といっても、電撃文庫もサンデーコミックスもマガジンKCコミックスも買うべきものが出て無くて殆ど買って無い罠。…いや、寧ろ有難いか?
 「歴史群像 2003年4月号」(学習研究社刊)
 「フルメタル・パニック! 踊るベリー・メリー・クリスマス」(賀東招二著、富士見ファンタジア文庫刊)
 「魔術士オーフェンはぐれ旅 我が聖域に開け扉(上)」(秋田禎信著、富士見ファンタジア文庫刊)

 そういや歴史群像2月号の購入に関しては日記に書いてなかったっぽい。まあいいか。
 ここ最近は西南戦争特集なのか、前号で田原坂、今回は熊本城の攻防に就いて書かれていたのが個人的に大きな所。明治初期に於ける士族反乱の端尾を飾るものとして余りにも有名な西南戦争だけど、具体的に何があったのかは良く知らないわけなんだよなぁ…丁度正月に植木八幡宮をお世話してる老夫婦の話を聞いていたものだから、この辺の流れには少々興味がある訳ですが。
 河尻神宮や二本木神社など、転々とした薩軍本陣址は実家周辺に結構転がってるし、花岡山には熊本城攻撃にあたって薩軍が砲台を設置した跡もあるし。まー、当時の大砲では遠すぎて全然役に立たなかった、っていうのは地元では有名な話ですけど。
 ともあれ、この熊本城から北側、田原坂に到る豊前街道沿いには色々と激戦の爪跡があり、近代の歴史趣味者としては非常に興味深い所であります。
 しかし、神風連の乱についてもその経緯について簡単に触れてあったりして、今回の特集はかなり勉強になりました。あと、「青函連絡船が死んだ日」という、青函連絡船にスポットを当て、太平洋戦争終戦直前における日本の物流構想とその破綻までの経緯を象徴として描いた簡単な記事もあって、今号は色々とお買い得だったかも。
 フルメタに関しては、雑誌連載分をまとめた奴らしいけどそんな事はどうでも良くて。相変わらず軽妙なストーリー展開が楽しいものであります。買ってから移動中に読んでたけど、時折笑いがもれるのがなんとも。周りから見たら不気味だったろうなぁ…(^^;
 オーフェンは1年ぶり。暫らくはエンジェルハウリングばっかり書いてたから、っていうのもあるんでしょうが。ま、こっちはフルメタの後にぼちぼちと。

 そういや、熊本の方はここ暫らくで随分とスーパー小売の値段が下がったみたいなんですが、何があったんでしょう? ちょっと前までは福岡よりも高いくらいだったのに、今では福岡よりもかなり安く品物が出ているような…寿屋とニコニコ堂がこけて、その辺の小売業界に色々と波紋が押し寄せたか?

2003/03/20

 いえぁ! ついに始まりましたよイラク攻撃。世界中で「こうなった以上しゃーねーじゃん」って感じで政府と軍人たちを応援する動きが広がっておりますな。よきかなよきかな。
 …どっかの国だと、それでもなお「奴らは犯罪者だぁ!!」なんて世迷い事叫ぶ阿呆共が多発しそうだが(-_-##
 結局こうなる流れは止められなかったわけで、こうなった以上は一刻も早い事態の終結と政情不安の沈静化が望まれます。まあ、ぶっちゃけアメリカが本気で殴りかかろうってんだから、そこまで長引く事は無いと思うけど。歩兵を歩かせるって云ってる訳だし。マスメディアに兵士の死体が写らなきゃの話だけど。兵士が死ぬ所がメディアに流れたら、一気に反戦ムードに火が付くんだろうなぁ…
 そもそも攻撃をしない事の方が本当に良いのかどうかはわからんわけだしなぁ。流れのままに身を任せて、その中での身の置き方を考える方が日本には合ってるよ。野党の皆さんはここぞとばかりに政府批判を繰り返してるけど。
 お願いだから、いい加減具体的に「その後」の方策を出してください。反対の為の反対は聞き飽きた。「アメリカに追従するのが国益に適うのか!?」という台詞は何度も聞かせていただきましたが、「こうした方が拠り日本の国益に適うだろう!?」という意見は殆ど聞こえてこないし。とりわけ国会から。

2003/03/19

 むぅ、もうこんなに日がたってるな。何日ぶりかの日記。
 中東では色々あってるけど、その一方でイージス艦がさらりとインド洋から引き上げてますな。「サヨク」の人達は「派遣反対」を唱えていたけど、やっと引き上げてきたってのに何も云わないなぁ(w
 ま、イラクに関しては、戦争反対を唱える前にやる事があるだろう、と。そもそも世界中でこんなに反戦運動が盛んなのは、裏に何かあると見たほうがいいんじゃないのか?と。本当の反戦って、こんな土壇場での動きで達成できるわけがないのだが。

 そういや、北朝鮮の対艦ミサイル発射実験、ものの見事に標的を外したっぽいんですが。シルクワームの性能が低かったのか? それとも調整ミスか? はたまた兵士の錬度が低すぎてまともに狙えないのか? 色々と謎だなー。
 この前アメリカの偵察機がMig29に囲まれたときも、むしろ「北にまだ飛べるフランカーがあったのか!?」とかあちこちのサイトで云われてたし。まあ、技術を持った兵士が少ないと見るのが妥当な線かなぁ?

 とりあえず引っ越し準備が着々と。本がある程度片付いたので、後はゴミ捨てて、それから。

2003/03/11

 なんだか北朝鮮が不穏です。またしても対艦ミサイルをぶっ放して見せました。まあ、他に飛ばして見せるようなものがノドンとかテポドンとかしかないんだから、無い無い尽くしの中で何とか引っ張り出したものである可能性が高いですが。というか、ここに来て金が足りないから整備に手間隙の掛かる大型ミサイルをぶっ放して見せられないんでしょう。
 韓国の盧武鉉大統領が「北朝鮮のミサイルは日本を狙ってるから韓国は安全だ」とか云ってみたりしてるし、やっぱ半島は日本に敵対するんですかね?
 そして「国益」をもとにアメリカの対米支援を表明する日本政府と、それを叩きに掛かるマスコミ各社。NEWS23が楽しかったですわ。平和主義を捨ててそれが国益に繋がるのか、って筑紫哲也が云ってたけど、んじゃ何が最も国益に繋がるのかも云ってくれないとなぁ。もちろん現実論で(w

2003/03/10

 実家に帰ると何も出来なくなる罠。まー、最近は引越しの準備であちこち逝ったり来たりしてるわけですが。で、実家の方も今福岡で溜め込んで居る本の引取りとかを考えて片付けに逝ったりしているわけですが。
 片してるとどうしても本を読み始めてしまうという、あまりにもありがちな罠。とりあえずるろうに剣心とパトレイバーを久々に通しで読破。加えてリビングゲームが出てきたから5巻くらいから後ろを流し読み。山のように出てきたブーム初期の頃の仮想戦記は友人に声をかけて今度引き取るかどうかの面通し(って云うのか?)ケテーイ。うちの部屋の転がってる成○コミックも、とりあえず他人に押し付けてしまえばどうにかなってしまうだろうという甘い期待を(藁
 まあ、別な奴が引き取るって云ってるんでどうにかなるんですがね、成○コミックは。今日もかれこれ30冊ほど持って行きやがりました(w
 問題は、何を引越し先に持っていって何を持ち帰るかなんだが…これ難しいなぁ。やっぱ「これは持っていく!!」っていうのだけ先に厳選して、他は問答無用で実家に放り込まんと絶対ずるずる膨れ上がるわ…(^^;  そもそも「鉄道ジャーナル」と「歴史群像」、それに「学研太平洋戦史シリーズ」だけでかなり場所食うし。資料系と小説系、それに大学で使った教科書関係を持ち歩いたらそれだけでかなり本棚を占領されそう。誰か助けて!!(w;;

 なお、夕べは帰って早々武氏に引っ張り出されてロードオブザリングを見てきました。なるほどね、ここまでリキ入れてつくってりゃそりゃ面白いわ。エキストラ4千人ってのはやりすぎ(^^;
ただ、これはどうしても映画館で見るものだなー。というか、これぞまさしく「映画!!」っていう出来だった、と云うべきか。
 こういう長編ものって、出来次第ではむしろテレビ放映にまわしていいと思う代物があったりするし。映画館でやるには力不足だけどテレビドラマとしてはかなり良い出来、っていうのも中にはあるからなぁ。
 あと、安値放映とか。高い金取るほどの出来じゃないけど、っていうのはもっと割り引いてくれい。回転率が上がればそれだけでもいいじゃないか(^^;

 最近は国会答弁とかが面白くていい感じ。今やってるのは決算審議委員会だけど、かなり関係ない事ばっか喋ってんなぁ、っていうのがまず第一の印象。案外塩爺の答弁とか桝添要一の福祉関係に関する質問とかが面白い。坂口厚生労働大臣の答弁は、実務に支えられた中身のある者が多くて理路整然としてたりして、各大臣の個性とかが出ていて中々興味深いんですわ。
 NHKはもっとこういう中継やって欲しいよなー、って普段から結構やってるけど、要はこっちが見てないだけか(^^;

2003/03/06

 くるまくるまく〜る〜ま〜。
 前の日記であんな事を書いておきながらいきなり車なのはどういうことなのかと云うと。
 やはり色々と大量輸送の出来る自家用車があるのは何かと便利なわけで。
 んで、どうせなら税金が安くて燃費も良い、ついでに車体価格まで安そうな中古の軽自動車にでも手を出そうかと。
 所詮車なんて人乗っけて走れりゃそれでいいんじゃい!!儂個人で出るときは思い切り趣味に走ったバイク使ってやるぅ!!
 …などと、良くわからない決意を胸に、車でも買おうと画策しだす私であった。
 ま、正直、中古で充分なんですよ、マニュアルでありさえすれば。軽自動車だったとしても加速の弱さとかは全部自分のテクニックでカバーできるし。友人ので乗り慣れてるからその辺は全く問題なし。あとはある程度の荷物さえ積めれば文句云わん。
 結局、私にとっての車なんて、その程度のものなのであった。理想は40万以下(全部込みで)、最悪でも50万以下。無茶苦茶云うてますが(w

 純ちゃん総理、危険発言。
http://www.asahi.com/politics/update/0305/003.html
 「世論の動向に左右されて正しいかというのは、歴史の事実をみればそうでない場合も多々ある」
 ありゃ、言い切っちゃいましたか。この発言に問題が無いのかといえばけしてそういうわけじゃなく問題ありまくりなんだけど、云い方をちょっと工夫すればさして問題にならなかったかもしれない罠。
マスコミが伝える世論の動向に左右されて〜」
という云い方だった場合、確かにマスコミは大騒ぎしただろうけど、世論が本当に大騒ぎしたのかどうか。まあ、どうせメディアの情報網に乗る時には赤い部分が削られるだろうから結果は変わらないだろうけどねぇ。
 そしてまた2chで祭りになる、と。
 結局、世論を正しく政治に反映させ、同時に政治家の意見を国民に正しく伝える役割を持つ誰かさんたちが不甲斐無いからこんな事が云われるようになるわけで。いや、どこの誰とは云わないけど(藁

 …なんて事を云ってたら、今日の対西武オープン戦で小久保さんが怪我。靭帯とか半月板とかその他諸々膝の辺りを完全にやっちゃって今季絶望的(;д;
 ホークス、いきなり今シーズン終了かヨおい…

2003/03/05

 わはは。あったあった、GSX750F。実車の紹介はこちら。
 http://autos.yahoo.co.jp/bike/suzuki/0302gsx750f_200200/
 スズキの海外車ラインナップにも書いてないから本当にスペック表とかあるのか謎だったけど、流石Yahoo。しっかりあげてありました。
 しかし、つくづく私って変なバイク好きなのナ。こかすとイカにも金の掛かりそうなデザインといい、一体成型カウルのこの形状といい、色んな意味でそそられますわ(藁
 さぁて、いつ買うかなぁ…お金貯めないとどうしようもないもんなぁ…(^^;;;

2003/03/04

 来月からの住居が決定しました。会社の水城寮に入ります。てことで、東京行は最低半年くらいお預け。まあ、今年の夏は電力不足がかなりの確率で予想されるし、逆に都合が良かったかも。
 ついでに博多駅の本屋で小説を購入。「吸血戦記ヴェドゴニア」のノベライズ。本来美佐子だったものを幼馴染の香織に置き換えて(まあ、そっちの方が自然だわな)、リアノーンエンドを再構築したものだった。…購入と同時に、積読決定。いやだって、これ読みたくても涙があふれて読めませんって(^^;
 そういや台湾かなんかで新しい金鉱脈が発見されたとかで金相場が大暴落している、らしい。その会社が「タイトー」と言うらしいのが鉄としては受ける所なんですが。まあ、「台湾製糖」の略で「台糖」だから、間違いではない。

2003/03/03

 この前あった就職先の健康診断で数値に異常があったとかで、肝機能の精密検査を敢行。結果は…脂肪肝。いやん。
 なんだかなあ、って感じですわ。最近太り気味だったしなぁ…とりあえずは痩せることが先決です。

 本日の購入書籍。
 「魔法遣いに大切なこと 2nd」(山田典枝原作、よしづきくみち作画、ドラゴンコミックス刊)
 「鋼鉄の少女たち」(手塚一佳原作、しけたみがの作画、カドカワコミックスA刊)

 結局「鋼鉄の少女たち」は天神の福家書店で購入。近所の小さな書店でYKアワーズ4月号を購入するついでに買おうと思ったら、そこにも入ってなくて結局天神まで出る羽目になった。ま、「鋼鉄の少女たち」を探してもらってたらかわりに「魔法遣いに大切なこと」が出てきたから、そう無駄でもなかったけど。

 ついでにバイク屋に行って今のRF400の廃車処分をお願いして来た。かれこれ3年ほど乗ったバイクだが、まあ、そろそろお役ごめんと云うことで。お疲れ様でした。
 次のバイクは同じスズキのGSX750Fにする予定也(w
 ええ、海外仕様限定、逆輸入予定無しと云うようわからんモデルです。その欧州仕様(当然フルパワーで出力80hp)があったけど、やっぱあの個性的(と云うか日本人らしくない)面構えは素敵です。とりあえずスペックを探してみよう…

2003/03/02

 ネスケバージョン7入れたけど、結局スタイルシートまともに読みこめてないやん。スタイルシートってIEだけの話なんか?
 暫らく前に「これからはスタイルシートの時代だッ!!」みたいな阿呆なお題目唱えるのが流行ったけど、どうも世の中そういう方向には進んでおらず…あれはいったい誰がどんな意図で流した話だったのか気になる(w

 昼頃から飯買いに行くついでに、発売されているという話のあった「鋼鉄の少女たち」を購入…に行くも、近所の明林堂では見当たらず。同時発売の腕伝2巻とガールズブラボー5巻は置いてあったから、他がまだ入荷していないだけ、だと思っておこう(^^;
 ついでに、色々と噂の飛び交っている「電車でGO!プロフェッショナル編2」を近所のゲーム屋まで見に行く。「流石にこの辺ではまだまだだろう」とか思っていたのだが…あった、ありましたよ!!中古が!!(笑)
 新品5680円の所を5280円で売っていたのでまだまだ高いですが、それにしたって発売後僅か3日で中古が出回るとは…よほど出来が悪かったんですな。
 同日発売された他の大作話題ソフトでも不具合とか不手際があったけど、一番ダメージがでかそうなこれが対応遅れているのは何故でしょうか。スターオーシャンなんか、「正式な対応が発表されるまで購入は控えた方がいいかもしれません」とまで店頭に書いてあったのに。
 TAITOもそろそろ終わりですかね? 家庭用ゲーム開発部門は…
 とりあえず、2chでは苦情メール送ろうって方向に行ってるみたいだけど。

 昨日朝日新聞に載ったコラムで、新幹線の居眠りに関するものがあった。「居眠り新幹線――安全への意識が甘い」と云うものなんだが(下のコラムになります)、相変わらず何も知らんままに無茶苦茶云ってるなあ、って感じの意見ですな。
 そもそも非常時に列車を止める事は、運転士でなくても乗客全てに可能。当然車掌だって出来る。だって非常コックってのはその為にあるんだし。
 うーん…書いてあることは甚だ真っ当なんだけど、何でこうも訴求力の薄い意見になるんだろ?朝日のコラムって。つくづく謎だ。

2003/03/01

 いいかげんファイルが大きくなってきたので、今までの分は過去ログに移行。
 いつのまにか3月ですよ3月。2月は毎度ながら短いです。28日しかないから当たり前なんだけど(w

 さて、今日はIMEの辞書ファイルが壊れたのを機会にIEとネスケのバージョンアップを敢行。結果ブックマークとお気に入りが重なって無駄にファイルが膨れ上がる罠。整理するのに時間食ったなぁ。
 本当はもう、IEだけ入れて終わりにするつもりだったけど、K.S氏から「ネスケ、タブブラウザになって結構良いですよ」とお勧めいただいたので導入決定。ま、お礼(?)に、向こうの掲示板で色々と警告とか書きまくってたけど(w;;
 とりあえず、自意識過剰の痛い人は要らないのです。誰の事かは内緒だが(^^;
 ともあれ、ネスケが新しくなってたいがいのページが見れるようになったので、このままIEはお蔵入り状態にもなりかねないかも。ま、もともとIE好きじゃないし、構わんか(w

 今日は先週逝けなかった焼肉のさかいに特急氏と逝ってきた。で、2980円の焼肉セットを頼んだけど…特急氏が言っていたごとく、結構多かった。アレで2〜3人前かぁ…ちょっと舐めてました(^^;
 半分くらい消費した所で「あとこんなにあるのかよ」って気になったのは久しぶりですわ。
 そのうち他の友人連中も連れて逝ってみよう。

 その後は久々に扇町の積文館に行って書籍購入。本日の購入書籍は以下の通り。
 「超超弩級戦艦土佐 2」(中岡潤一郎著、歴史群像新書刊)
 「ヘルシング 5」(平野耕太著、YKコミックス刊)

 「旭日の戦旗7」が落ちていたのは悲しかったですなー。ある意味予想通りではあるけど。それと、「帝国の決断(完結編)」も落ちていたし、今回の歴群はこれで終了。来月には出るのか?旭日の戦旗。
 なので、結局「超超弩級戦艦土佐」だけが今回分かぁ。さて、この人が書く本はたいてい3巻で完結するわけだが、このシリーズもご多分に漏れずそうなんだろうか?
 「ヘルシング」は5巻になったわけですが、まあ、今回は嵐の前の静けさと言うか、全体に意気が上がらない感じ。どうもかっこいい台詞とかシチュエーションがネタ切れになったっぽい。最近佐藤大輔の新刊が出て無いし、その影響か?(w

 本日の注目記事。「本日の」と言いながら別に連載するつもりがあるわけじゃないという罠。
 ともあれ、ZAKZAKです。珍しくZAKZAKで真っ当な記事見たかも。

○地下鉄火災、遺体や遺留品を「ごみ扱い」
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_02/3t2003022602.html

 いやはや。何というか、ここまで来るともう社会システムに致命的な欠陥があるんじゃないかと疑いたくなってくる。
 遺体や遺留品をこっそり扱おうとした所はまあ、阿呆な責任者が考えそうな姑息な手段ではあるけど、問題は消防本部の事故に於ける対応。

>名古屋市によると、大邱市の消防本部は火災当時、排煙車を使って構内に送
>風した。名古屋市は「まずは排煙するのが基本」と、当初は吸引で排煙する
>必要があったとの見方を示した。また、スプリンクラーと消火栓が同じ配管
>を使っていたため、消火栓が使えない状態だったという。

 …こういう事態でどう対処すれば良いのか、そんなマニュアルすらないのか?それともマニュアルがあっても守られていないし、それをチェックするシステムを備えていないのか?
 大邱地下鉄公社の対応を見る限り、今回もどうせ後者だとしか思えないが、こうも同じ事が繰り返されると絶対企業とかの問題だけじゃないわ。
 DNSサーバが吹っ飛んだときもそうだったけど、システムがうまく行く事以外考えてないんじゃないかとしか思えない事態が次々と現れてるし。ひょっとしてリスクを「0」としてシステム設計してるんじゃなかろうか?
 日本の「安全神話」も酷いけど、そもそも「神話」なんてものをでっち上げる必要が無いくらい、韓国人にはリスクに対する疑念が存在しない気がする。

 さぁて、んじゃねるかぁ。


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