風そよぐ

第10回写真展:花暦総集編2:庭の花々(8) 会場案内は→ここ

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「命のめざめ」
 
(黄すいせん)

  早春に咲く黄色の花房水仙。開いたばかりの花弁は透き通り初々しい。語りかけてくるようで愛らしい。
2005年1月6日撮影:作品14138

「時のうつろい」
 (白玉つばき)
 冬の終わりに次々と咲く。花弁の純白の色は、二日と持たない。蜜を求めて潜り込む蜂が、花粉でよごす。
2005年2月15日撮影:作品14182 
「金のしずく」
(クロッカス)
 いきなり枯葉の中から葉と花を出し、花弁がキラキラと輝く。蜜が多いのか、ヒヨドリによく食べられる。
1991年3月10日撮影:作品6669
「はじける」
(レンギョウ)
 早春に小さな下を向いたラッパ状の花が、多数開花する。ときに前方を向いた花があり、破裂した花火のよう。
2006年3月19日撮影:作品14714
 
「凧」
(ギンギアナム)
 寒さに強い洋蘭で、幾房も花が咲く。花の形が面白く、西洋カイト(凧)の群れのよう。
1998年4月11日撮影:作品10741
「小さき人」
(フリージア)
 白いフリージアの花芯のアップ。おしべ・めしべが妖精のような愛らしい姿をしている。
1995年4月16日撮影:作品9356
「そよ風」
(月見草)
 これが本物の月見草。夕方日没時に開き始め、翌朝には赤くなってしぼむ。開く途中の花弁はまだ半透明。
1991年5月5日撮影:
作品6929
「胡蝶の舞い」
(ツタンカーメンのエンドウ)
 薄いピンクと濃いエンジの花がかわいい一日花。このマメでご飯を炊くと、赤飯になる。
19965月19日撮影:作品10184
「誘惑」
(ムシトリナデシコ)
 小さな花びらが、まるで王冠のような姿をしており、やがてその真ん中から、長い触手が伸びてくる。
2001年6月24日撮影:作品12418
「秘密の花園」
(グラジオラス)
 花壇のわきに、毎年咲く。花びらの中のシベの形が面白く、まるで虫を誘っているよう。
1993年7月11日撮影:作品8256
「きれい?」
(カノコユリ)
 通常は下を向く。前を向いたこの花は、大きく腕を広げ、美しい自分の姿を見せびらかすよう。
2001年8月3撮影:作品12489 
「叫ぶ」
(ハナトラノオソウ)
 すっくと伸びた花茎に、たくさんの花をつける。大勢が一斉にワッと大きな口を開けたようで面白い。
2000年9月10日撮影:作品11886 
「輪舞」
(ツユクサ)
 花弁のシベの形が特徴的。抜けるような青い天空に似た花びらを背景に、数匹の黄色い蝶が舞っている。
1996年9月16日撮影:作品10325 
「はぐくむ」
(オオムラサキツユクサ)
 蝶の形をした黄色いオシベと、楕円形の白いメシベが可愛い。丁度花粉を舐めに、蜂が来た。
2002年9月23日撮影:作品12858 
 
「雪の結晶」
(ヤツデ)
  秋の終わり、球状に固まった花をたくさんつける。アップだと、雪の結晶のようにキラキラと輝き美しい。
1999年11月23日撮影:作品11448
「はばたく」
(クリスマスカクタス)
 冬の初め、たくさんの筒状の花が開くさまは、鳥の群れが大空へ向けて一斉にはばたくようで、圧巻。
1984年12月14日撮影:作品3558