命輝く

第12回写真展 花暦2 「庭の花々」(10) ⇒写真展のおしらせ

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(やまつばき)

冬の12月から年を越えて2月ごろまで咲く。原種に近い山椿で、筒状赤い花の真ん中にある黄色と白のオシベの束は命の炎のようで美しい。

2007年2月9日撮影:作品14918

F5.6 1/8 +1/3 マクロ50(F3.5)

春の訪れ
(にほん水仙)

2月から3月、早春に咲く。豊かな葉の緑色の中に咲く花弁の白が良く映え、その中心にある薄い黄色のカップが可愛らしい。

2006年3月19日撮影:作品14730

F7 1/30 +1.5 マクロ50(F3.5)

花かざり
(ユスラウメ)

3月末から4月の始め、桜の季節に咲く。枝一杯にたわわに咲く薄いピンクの花の群れは、まさしく桜の風情。よく似た花に「こごめざくら」がある。

2006年3月29日撮影:作品14770

F7 1/60 +1 マクロ50(F3.5)

生きる
(ボケ)

3月末から4月の始めに咲く、山ボケ。若葉が芽吹き始めている中に鮮やかに咲く、朱色の派手な花が印象的。

2006年3月29日撮影:作品14779

F7 1/30 +0.5 マクロ50(F3.5)

時の
(ムスカリ)

春の盛りに咲く花。下を向いた釣鐘状のたくさんの花が、春を告げる時の鐘のよう。

2005年4月10日撮影:作品14297

F5.6 1/30 -1 マクロ50(F3.5)

ヒソヒソ話
(ミヤマケマンソウ)

いつの頃からか庭に住み着いた野草。庭中に広がってゆく。群がって咲くラッパ状に伸びた花は、ひそひそとオシャベリに夢中な子供達のよう。

2011年4月15日撮影:作品15100

F4.5 1/30 +-0 マクロ50(F3.5)

かざぐるま
(ツルニチニチソウ)

長い蔓を伸ばして、どんどん庭を埋め尽くしていく強い花。薄紫色の、かざぐるまのような形をした花が一斉に開花する様は圧巻。

2006年4月20日撮影:作品14832

F4 1/30 -1/3 マクロ50(F3.5)

花屏風
(三寸アヤメ)

背の低いアヤメ。日当たりを好むので芝生の中に増えている。大きく広がったガクの網目模様が美しい。

2006年5月6日撮影:作品14845

F7 1/125 -1/3 マクロ50(F3.5)

命の輝き
(カルポブローツス・キレンシス)

別名莫邪菊(バクヤギク)。マツバギクと同じツルナ属で南アフリカ原産。昔、家族旅行で伊豆大島に行った時、道端に咲いていたのを一本手折って持ち帰り、挿し芽をしたら見事についた。10cmほどの大きく開いた花の中心から、命のエネルギーが放射されているよう。

2005年6月6日撮影:作品14441

F4.5 1/60 + マクロ50(F3.5)

ダイヤの王冠
(ハイビスカス) 

ハイビスカスのオシベとメシベのアップ。オシベの花粉をためた黄色い包がまるで、王冠を飾るダイヤモンドのように見える。

2005年6月14日撮影:作品14481

F4 1/60 +1 マクロ50(F3.5)

「乱舞」
(ヒオウギスイセン)

夏の始めに咲く花。朱色の花びらを精一杯開いて、黄色いオシベとメシベを前に伸ばした姿は、ダンサーのよう。一斉に開花した様は、まさに乱舞である。

2005年7月11日撮影:作品14523

F5.6 1/30 +1 マクロ50(F3.5)

電波望遠鏡
(ムクゲ)

夏を代表する花。白いムクゲ。半透明の白い幕のような花びらを太陽に向かって広げ、真ん中にメシベを屹立させた様は、宇宙の奥からの微弱な電波を捉える望遠鏡のよう。

2005年7月11日撮影:作品14530

F7 1/60 +1.5 マクロ50(F3.5)

溶岩ドーム
(マツバボタン)

「ボタン」とは良く名づけたもの。小ぶりな花だが、牡丹と同様に、花の命のエネルギーの強さを感じさせてくれる。中心でうごめくような姿のシベが、火山の山頂に現れた溶岩ドームのよう。

2006年7月31日撮影:作品14890

F11 1/125 +1 マクロ50(F3.5)

宇宙船
(トケイソウ)

本当に奇妙な姿をした花である。「時計」と言うより、大きなアンテナを突き出して彼方の星と交信しながら宇宙をさすらう、地球外生命の宇宙船のよう。

2005年10月25日撮影:作品14550

F7 1/125 -1/3 マクロ50(F3.5)


天使の鈴
(セントポーリア)

セントポーリアの花のアップ。黄色いオシベと、その横に長く突き出た棒状のメシベの姿が、天の声を伝える鈴と、それを鳴らす心棒のよう。

2008年11月23日撮影:作品15025

F4.5 1/30 -1/3 マクロ50(F3.5)

玉手箱
(つばき)

冬の間ずっと咲くツバキ。まだ開ききっていない、丸みを帯びた花弁に包まれたその姿は、中心にシベを隠した玉手箱のよう。

2008年11月23日撮影:作品14995

F4.5 1/30 +-0 マクロ50(F3.5)