ガングリフォン中毒日記:平成12年 9月


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さかのぼり、9月30日(土)

 約1ヶ月ぶりに秋葉原。

 非常にわかりやすい、悪く言えば刹那的に見える買い物ではありますが。


 ユージン『ときめきメモリアル フィギュアコレクション』を試す。
 いわゆる、大きなおともだち向けのガチャガチャですな。1回200円。
 通常色(6人)は10回でコンプリート。いいお値段のような気もしますが、これよりも出来の悪かったカバヤの色玩が1体1000円近かったことを考えれば。
 ガチャガチャだけあって小ぶりなフィギュアですが、サイズなりの小気味良いディフォルメが効いています。

 余談。逆に香川雅彦氏原型のフィギュアは大きなサイズ向けのラインをしていると思うんですけど、氏のフィギュアで大きなサイズのものを見かけたことがないんですよね。なぜか。


9月28日(木)〜9月29日(金)

 DC版『デッド オア アライブ2』であります。
 対戦格闘の苦手なワタクシとしては、一種の縁起モノめいたところがあります。『ソウルキャリバー』とならんで。
 ゲーセンにおける対戦格闘ゲームのブームが去り、一部の人々の密やかな楽しみと化してから久しいものがありますが、この状況における家庭用対戦格闘は、当然「時間の消費」→「ソフトパッケージの消費」というアレンジメントが成されているわけでして。"DOA2"の場合は常套手段である「経時的おまけ要素」の他に「コマンドの簡略化」が成されていたりするところがちと興味深いところです。

* * *

 と、男の欲望に逆らった文を書いているような気もしますが。みんながみんな「乳揺れがどうの」「裸スライムがこうの」とばかり言っていれば、ヘソのひとつも曲げたくなるものです。
 というわけで、男ならバイマンですよバイマン。コマンドサンボ・ベレー帽・銀河万丈と来れば、迷う余地などありません。しかし、彼ったら手の早いキャラに対して弱いのよね。ふ。
↑まだまだ愛が足りません


さかのぼり、9月27日(水)

 アパートの室内点検があるので、休みをとりました。
 大したことをやるわけではありませんが、ちょうど未消化の休みがあったもので。

 で、近所の蔦屋いきましたよ蔦屋。入会してから2ヶ月以上経つのに、ビデオ借りるのは今日が初めてですよ。
 色々観たいものがあったんですが、結局借りたのはモンティパイソン。これが失敗。
 ツマランとか言うんではなく、アレです。幻の吹き替え版を見たくなってしまうんですよ。TV放送当時、広川太一郎や古川登志夫らが声をアテたものの、版権の都合上廃棄されたというヤツ。


9月25日(月)

『シルフィード ザ・ロストプラネット』とりあえずノーマルモードをクリア。
 このゲームに含まれる価値の9割はムービーです。(爆)
 いや人にもよるんでしょうが、ゲーム本編を楽しもうと考えたら、よほど点稼ぎに走らないとならないでしょう。

 ちなみにムービーシーンは全篇悲壮感に満ち溢れております。スカッとさわやかシューティングを楽しみたい方にはおすすめできないなあ。私ゃ好きだけど。


さかのぼり、9月24日(日)

 頭痛でグデーッとしていたとき、ふとTVをつけると韓国映画が。
 素朴な場面が淡々と続くんだけど、私の目を引きつけて止まない。徹底して淡い描写であるにもかかわらず強烈に焼きつくその映画、後で番組表を調べると『八月のクリスマス』。
 ああ、最初から観ておけばよかったよ! これを途中から観てしまうなんて!!
 ヒマを見て近所のTSUTAYAにあるか覗いてみますか。

 ふと思いますに、元来「ハードボイルド」という表現手法の定義はこういったものであったに相違ありますまい。疑う人は国語辞典を開いてみなさい。決して銃をバンバン撃つ野蛮人がナルシシズムたっぷりの言動をとるものではないのです。


9月23日(土)

 ゲームショウですが、行くのをあきらめました。
 その実態はiモードショウだそうで。いやん。

 ファミツウウェーブを買って『メタルギアソリッド2』の映像を見ました。や、これを実際に自分で動かせるのなら嬉しいよね。(ただし「コントローラでどこまで操作できるか」という問題がつきまとい……)
 雨のしぶきや階段に落ちる影、飛び散る薬莢やガラス片などを見ていると「今までのゲームってなんだったの?」て思っちまいますよ。ルール上でも、PS2の描画力がないと出来ないところまで持っていってるし。

 あ。サイドアームズは場面によって、M9の場合とMk23の場合とがあるようです。


 シルフィード。現在3面で詰まっています。
 しかし何と言いますか、シルフィードを名乗るのならば画面にもう少しケレンがないと。

 まあ、トレジャーだから、で済んでしまいそうな話ですが。
 これならばGセイバーを買っておいた方が←言うな! 弱音は吐くな!


9月21日(木)

 なんか世間の注目を集めていないようですが、PS2ソフト『シルフィード ザ・ロストプラネット』購入です。
 その辺に大人の事情を感じてしまう私は悪い子でしょうか。なにしろ

原作:ゲームアーツ
開発:トレジャー
発売:ゲームアーツ
販売:カプコン
……という、表から見えるだけでも複雑怪奇な経緯で届けられたこのソフト。しかもCMを大量投下したブレイズが売れなかった直後だけに……いや、下司の勘繰りはここまでにしておきましょう。

 実際ゲームを始めてみると、見た目は『レイストーム』+『アタック・オブ・ゾルギア』、得点システムは『オメガファイター』という、ものすごい縮小再生産です。
 でもいいの。最近の敵弾だらけシューティングについて行けない私には、こっちの方がきもちいいの。

 ところでオープニングに"Holy Shit!"なんつうセリフがあります。いいんでしょうか。
 メガCD版における"My God!"だの"The huge bastard is still alive!"だのといったセリフが、海外版では伏せられていたり。歴史は繰り返しますか?


9月17日(日)

 真美さんのアコースティックライブ・最終日です。
 思ったのは、私は真美さんの元気な曲も、しっとりとした曲も好きだな、ということです。
 走って跳ぶアコースティックライブ、ようございました。再びこのような日があることを願って。


きょうの購入物:

 なぜ私は読書不精なのに文庫本を2冊同時に買いますか?


9月16日・補足

 セガBBSを見ていたところ、"COOL COOL TOON"に登場するユサの正体について考察した投稿が載っており「なるほど」と思ってしまいましたよ。
 ふと、『メタルギアソリッド』のフォックスダイに関する伏線の話を思い出してしまいましたよ。単に説明が押しつけがましいだけの話なんかじゃない! メンデルがどうこうとか言っている場合じゃありませんです。


9月16日(土)

 向かいたるは雷雲渦巻くヤクルトホール。
 ただならない天候ですが、金月真美さんのアコースティックライブ・1日目です。

 会場に入ってエライことに気づきました。ステージの中央から客席に向かって花道が伸びています。
 座席番号を見たら私の席は花道の切っ先。この会場にはこれ以上の客席は存在しないのです!
 つまり、私にとって今後これ以上の幸運はあり得ません。ああ、落ちていく。

 こんな事態に遭うと、余計なことを考えてしまいます。
 ズボンのチャックが開いたりしてないだろうか? さっき確かめたから大丈夫。
 コール間違えたりしないだろうか? 実際けっこう間違えました。
 うわあ。

 真美さんが走る! 真美さんが跳ぶ! 真美さんが手を伸ばせば届く距離に!
 踊り子に手を触れないで下さい! 手を触れないで下さい!(違)


9月15日(祝)

 昨日、トップページに書いた日記更新日が間違ってましたね。ごめんです。

 仕事がドウノコウノと言いながら"COOL COOL TOON"ストーリーモード・スピカ編終了。
 ユサの正体がゼンゼンわかりまセーン。あんまり気にしないほうが吉ですか?
 エンディングの歌が、どうやら真美姉と「作家の娘さん」のデュオらしいので、早急にサントラを発売していただきたい所存です。


音ゲー・ふと思ったこと:
 この手のゲームはリズムに対して少々早めに入力しても寛容に判定してくれますが、少しでも遅れるとバッテンつけられてしまうことが多いようです。
 処理上致し方ない事なのかも知れませんが、ディレイ入力に対しても寛容になっていただきたいなあ、と思う次第です。現実の音楽でも、リズムに対してメロディをディレイさせる手法は見られますし。

「リズムゲームのメタ性は脆いものだ」という意見もチラホラ聞きますが、どんなもんでしょう。
 たとえば『ビートマニア』の操作はDJと全然関係ないんですが、そういった方面のリアリティを求めてしまった"VJ"が、(たとえ起訴されなくても)市場から自然消滅したであろうこと、とか。
 なんのかんのいってビーマニは擬似楽器なんかじゃなく、「ゲームとして」よく出来てんのよ。例の裁判が快く思われていないのは、そのやり口はもとより、「当のコナミが自社製品に自信を持っていないのでは?」という疑念を生じさせるからであると思うですよ。

※「よいゲームをつくれば売れる」という幻想を捨てている、という言い方もアリですが。


9月14日(木)

 真美様のライブまであと2日。
 ……というところで、期限3週間とされていた仕事が、いつの間にやら2週間になっていました。
 どうする俺。

答:どうにかせんとねえ。


さかのぼり、9月13日(水)

 "COOL COOL TOON"ストーリーモード・アンプ編終了。
 ユサの正体がサッパリわかりまセーン。これは速やかにスピカ編をクリアすべしということですか?

 ゲームとしては、私のリズム音痴たるを思い知りましたよ。


9月12日(火)ひそかに更新

 中部の大雨・大洪水をTVで見ていると「俺があの場所にいたら死ぬ」と思ってしまいました。
 エラそうなことばかり書いているので騙されている方もいらっしゃるかも知れませんが、私は天下の不精者です。
(ページの管理状況を見てハナから不精者と看破する読み方を推奨いたします)

 私のアパートも多摩川が近いんで注意しなけりゃ、とは思うんですが。とりあえずY2Kカンパンはあります。
 皆様は如何か。


 TVで久々に嘉門達夫氏を見てしまいました。
 個人的に大爆笑のネタと全然笑えないネタが交互に襲ってきたので、どうしたものかと思いました。この辺はライフスタイルに依存する部分が大きいんで、うかつなことを言うと追い詰められてしまいそうですが。
 皆様は如何か。


月10日(日)

昨日の購入物件:
 発売から1ヶ月経っていますが、"COOL COOL TOON"です。
 声優買いです。言うなれば90年代の悪しき習慣です。しかしオイラはそれ以外の部分に納得しないと買わない人であります。
 肝心のゲームですが、「操作がダンスという題材をうまく暗示していない」という難点があるものの、アナログキーを特定の角度に持っていく操作には他にない面白さがあります。
 こうして時折キラリとしたものを見せてくれるSNKですが、アルゼの子会社と化してしまう今後、一体どうなってしまうんでしょう。

 HDDクーラーを装備。HDDがらみのトラブルは減ったようですが、他のトラブルは依然。
 VIAチップセットの運命でしょうか? ま、クライアントマシンだからいいや。(錯)

 ソフトバンクパブリッシング『ガングリフォン ブレイズ パーフェクトガイド』。
 可も不可も……といったところでしょうか。ファミ通攻略本ならば、2倍の値段で5倍の内容だったかも……と思うのは妄想でしょうか。


 きょうのNHKスペシャル『世紀を超えて』はスポーツ科学。
 マラソンに勝つための肉体改造を取材していましたが、近い将来の手段として遺伝子操作や脳改造まで挙げられるのは怖くてたまりませんよ。まさに改造人間。

 次回は10月15日、ロボット特集。


月 9日(土)救急の日?

 バカ映画です。ようやく観てまいりました、"TAXi2"
 最近「最終絶叫計画の方が面白いよ〜」という電波を受信しておりますが、私はランエボがカッコよければいい人なので、とりあえず"TAXi2"です。

 冒頭でとあるクルマがダシにされたので、今回の変態プジョー406は俺の敵です。そう決まりました。
 ランエボですが、走りではプジョーに全然負けていません。かわりに別のものに負けます。いいのかプジョー。
 聞くところによると、撮影に使われたプジョー406はフルチューンである一方、ランエボはバリバリのノーマルだそうです。いいのかプジョー。
 かっこいいぞランエボ。リコール隠し会社はヤだけど。

 前作に引き続きヘンな人たちは相変わらずヘンだし、日本人はお約束のオジギ攻撃。ハイウェイを転がるように走り抜けるニンジャ軍団や、ランエボ連中のボスが庵野秀明っぽいルックスなど、ふつうの映画ファンにはオススメし難い見所が満載です。ゲラゲラ。


月 3日(日)

 祖父の一周忌。


きょうの購入物件:

(9月4日修正・人の名前を間違えるのは失礼な話でした)

さかのぼり、9月 2日(土)

「オレが桜庭なら、グレイシー一族は空から狙うね!」
兜甲児デビルマンが言ったはずもありませんが、桜庭和志選手がヘンゾ・グレイシー選手を翻弄したうえ容赦なく腕を脱臼させるに至る過程をTVで見せられれば、冒頭のようなたわごとを思いついてしまったのでございます。

 問題なのは戦相手のヘンゾ選手が非常に強いはずであるにも関わらず、私のようなスポーツ観戦オンチから見た場合にその強さが分からなくなってしまうことにありました。桜庭選手が「つまらない試合になって申し訳ない」と発言したのは、もしかするとそういった意図から発せられたものかも知れません。
 わかる人にとっては、この上なく面白い試合であったのでしょう。

(9月4日修正)

『ガングリフォン ブレイズ』ノーマルモードのアナザーステージ終了。
「敵の配置を憶えれば終わりじゃーん」とタカをくくっておりましたが、闇夜にあっては簡単に事は運びません。敵の配置を知った上で、改めて索敵をすることの重要性を思い知りました。
 つまりアナザーモードをプレイして初めて、製作者の意図する「索敵行動を楽しむ」要素が顕在化するわけです。

 このゲームはエンディングを一回見た後が本番ですよ。
↑商品としては重大な問題ですが。


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