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神経症治療の難しさを痛感しました。
目を覚ますと、体じゅうが痙攣していました。会社を休み、体が比較的落ちつくのを待って病院へ行きました。
薬を変えてもらいました。
先日処方されたデプロメールという薬が原因のようです。一般的な副作用として一時的な胃腸の乱れが知られている薬ですが、私の場合は体質に合わなかったのか、胃腸が正常なかわりに手足や顎が震えました。ネットで検索したところ、希な症例として報告されているようです。
神経症の治療薬について調べると、驚くほど多くの種類が使われていると分かります。万能薬が存在しないためです。
同じような効能を謳っていても、様々な成分の薬が造られています。
一般的に神経症の治療に使われる薬は、神経の働きが不安定になった場合にそれを補うためのものです。
しかし、実際に神経がどのように安定していないのか見極めるのは難しく、CTやMRI、血液検査などをおこなっても、異常を発見できない場合が多々あります。
したがって患者の自覚症状を問診しながら医師が薬の処方を試み、その効果を患者自身が確認する場合がほとんどです。
すぐに効果が現れればよいのですが、効果が薄かったり、効果が出るのに時間がかかったり、あるいは的外れである場合もあります。効能と関係のない副作用と闘う必要もあります。
私が今回体験したように、体質によっては希に逆効果が現れることもあります。
神経薬は患者の症例や体質に合わせて処方する必要がありますが、その決定的な手法は確立されていません。自分に合う薬を見つけるまで、ひたすら問診と処方を繰り返す他にないのです。
当初は症状が軽かったので短期間の通院で治療できると考えていましたが、長い付き合いになることを覚悟しました。
それでも、何もしないより遥かにマシです。
「今日はゆっくり休もうかなあ」と思った今朝、なぜか気づくとJR牛浜駅にいました。
米軍横田基地祭です。
同時多発テロ後であるため、入場チェックはやや厳しいものになっていました。荷物チェックに加え、金属探知機をかざされます。
またビン類の持ちこみが断られていたようです。私もモロトフカクテルを持ちこまれるのはゴメンです。
タイトーのPS2用フライトシム『エナジーエアフォース』の体験版があるというので、探してみたところ……ナチョスを売っている出店の脇にひっそりと置いてありました。
いや本当ひっそり。試遊台は屋根の下と外に2台ずつ置いてありましたが、屋根の下にはナチョスを買う人々の列で近づけません。
外においてある方をやってみました。体験版では自機がF-16、僚機がF-1というあんまりな組み合わせです。
画面に太陽の光が照り付けられ、ほとんどHUDを読めません。
敵機を示すコンテナマーカーに距離表示が見当たりませんでしたが、これは太陽のせいではないと思います。いつミサイルを撃ちゃいいの。
途中で基地へ戻って補給するシーンがあります。AC04かいな。フライバイワイヤのせいか、操作感がフニャフニャです。滑走路がよく見えず、着陸誘導灯に激突しました。
要するに、まともに遊べなかったので購入判断がつきません。
地上展示は去年と同じ機体が多かったので、今回はデジカメでエンジンのタービンブレードなどを撮影しました。フェチですか?
横田祭恒例の大味ステーキ、今年も食べてしまいました。けっこうやわらかい肉でありました。
ファインダーばかりを覗いているとフラフラするので、日本語の通じる自衛隊の方を探し、本職の方々のお話を聞くことにしました。
SH-60Jの近くにコパイロットがいらっしゃいました。
「対潜哨戒型ですが、陸上と艦上の任務はどれぐらいの割合ですか?」
『艦上の任務が半分弱ですね』
「艦は動いていますから、着艦するときは大変でしょう?」
『いえ、私はまだ横で見ている立場ですから……』
思わず、着艦直前に機長が操縦不能になったらどうしますか? と聞きそうになりましたが、愚問なのでやめました。そのとき彼は然るべき決断をするに違いありません。
かわりにエアロダンサー的質問を。エアロ4にはOH-6が登場しますが、同機は海上自衛隊の練習機としても使われていることを思い出し、
「OH-6は素直な操縦特性だと聞きますけど、これ(SH-60J)はどうですか?」
『重いぶん慣性が働きますけど、ある程度自動化されているので楽ですね』
「そうですか。以前OH-1パイロットの方に聞いたのですが、ピーキーなうえ自動操縦の特性がきついので酔いやすいそうです」
『ははは……』
ベトナムで血に染まった機体の後継機と、専守防衛の国策でつくられた機体の違いでしょうか。
奥の方には米空軍のHH-60と思しきCSAR(戦場捜索救難)ヘリが展示されていました。映画『パーフェクトストーム』で海に墜ちたヤツです。
機体の左右に地上制圧用のミニガンが装備されていましたが、観客にそれを触らせていました。
もちろん弾は入っていないはずですが、自衛隊の基地祭で同じ事をやったらどうなることやら……ここは治外法権。
去年と特に変わった点として、なんとE-3の機内に観客を乗せていました! しかもレドームをくるくるさせながら! まるでファミレスの看板です。
去年は自動小銃を持ったMPが貼り付いていて、何人たりとも近づけない勢いだったのに。なぜ?
去年いなかった機体としてAV-8BplusやC-141、KC-10などがいましたが、地上展示では意外と感動しません。
飛行機は飛んでナンボです。飛べないメカはただのメカだ。
飛行展示の名目で飛んだのはC-130、C-21、UH-1Nでした。
C-130は去年と違って、第一特殊部隊(グリーンベレー?)のパラシュート降下や、リバースピッチを利用したエプロンへのカーゴドア付けなどを披露しました。
C-21は何度も何度も基地上空を旋回していました……くどいくらい。レイセオンは軽快だなあ。
UH-1Nはかつての名機を双発化したものです。上空を行ったり来たり、ホバリングをしたり。ホバリングができるだけでも、今の私は尊敬の目で見てしまいます。
午後2時を過ぎると、外来(ゲスト)機の帰頭がはじまります。多くの戦闘機などが離陸するため、事実上最大の見せ場です。
実は私、戦闘機が飛ぶのを見るのは久しぶりです。
F-15Jは離陸後、滑走路へ戻りタッチ&ゴー! そのままハイレートクライムを見せてくれました。
F/A-18は海軍・海兵隊合わせて5機も展示されていたので、離陸や旋回をたっぷり堪能しました。
F-14Aはけっこう重いはずですが、パワフルな離陸です。その後、デルタ形態と低後退翼形態で上空旋回。デルタのときはヴェイパーを発していました。
AV-8BplusはもちろんSTOLモードで離陸です。垂直離陸すると重くて岩国まで飛ぶまでの燃料が積めません。滑走路に排気を叩きつけながら離陸する光景には独特のものを感じます。
残念ながら、外来機の中でも空軍機は飛ぶところを見られませんでした。F-16の離陸を見たかった……。
暑さの深刻さはコミケの比ではありません。
なにしろ活動領域のほとんどがコンクリートエプロンの上なのです。
現地調達の飲料はゆうに3リットル。日焼けよりも汗疹のほうが深刻です。
写真は気が向いたら載せます。
……って、去年の厚木と今年の下総も載せてないではないか。
最近の写真って、けっこう撮影失敗してるのよね。動く被写体を撮るにはMFカメラが欲しいところ。
近況:帰省時、親父に『ブラス!』という映画のビデオを見せてもらいました。
いまだ夏コミの猟果をほとんど確認していません。
ものを読むのがにわかに辛い状態です。土曜日には読めると思います。
『エアロダンシング4』をやっている瞬間、あらゆる煩わしさから解放されます。方位・高度・速度。このみっつだけ注意すればいい。
集中力を必要とするヘリコプターの操縦は至福です。操る楽しみを味わえてこそビデオゲームです。
『ビッグワンガム』の没落以降、玩具菓子にはほとんど食指の動かない私ですが、つい『スター・ウォーズ
ジオラマ』を買ってしまいました。
一つ目にはミレニアムファルコンが入っていました。なんでこんな、円から三角形が生えてるだけのモンがカッコ良く見えるのだッ!?
二つ目はXウィングです。並べてみると、こっちはかなり普通ですね。
個人的には是非ともスノーウォーカーが欲しいところです。ラインナップにスカウトウォーカーがなくて残念。
短い帰省。
親父からドフトエフスキーを薦められたりしたのですが、図書館へ行く時間はなさそうなので、古本屋めぐりとなりそうです。
病院へ。
よくある話ですが、問診と処方を繰り返すという治療になりそうです。
軽度のうつ病などは短期間の投薬や、場合によっては自然治癒する場合もあるそうですが、基本的に脳内の簡単に観察できない部分で起こっている出来事に対処するものなので、先に書いたとおり問診と処方を延々と繰り返すことになります。
とりあえず、アルプラゾラムを処方されました。飲むと眠くなります。
通勤。
夏コミ。
一日目は自サークル。
撤収後にkuni92先生がお見えになり、しばし雑談。コミケはけっこう変わりましたよ。ええ。
二〜三日目は、メカ本ばかり漁っていたような気がしますよ。ええ。
三日目のは某サークルさんのお手伝いをさせていただきました。ほんのちょっとですけどね。
その後、某お食事会。やはりネットはモラルハザードに手を貸していると思いますよ。うん。
これを書いている時点でロクに漁果を確認していない故、トホホであります。
久々に病院へ行きました。かつての受付は閉鎖され、新しく建てられた棟に移転しておりました。
以前お世話になった整形外科の先生にお願いして、神経科を紹介していただきました。
(いや、新規で受診すると色々面倒なのですよ)
神経・精神科も最近は「メンタルヘルス科」と称しているようです。横文字ならばいいというわけではありませんが、この方が受診しやすいという人も多いんだろうなあ。
予約がいっぱいで、受診は来週ということになりました。他の科に比べて問診時間が長いということもありますが、患者さんが多いのでしょう。
他に「シックハウス科」というものが開設されていました。
科学文明が人間を幸せにすると誰も信じなくなって久しいものですが、それなのに誰も彼も科学文明どっぷりです。うう。
イメージスキャナを使おうとすると、本体が『Windows保護エラー』で凍る現象が頻発しておりました。
あらゆるパッチやドライバを試してみるも効果なし。
苦し紛れに、本体DIMMの周波数を"Auto detect"から"100MHz"にしてみたら……バッチリ直りました。
DIMMの表記は133MHzでした。たぶんUSBに電源を引っ張られるとマージンがなくなるんでしょう。まあ、ノーブランド品だからね……。
その成果:30分で描きました。(滅)
ああ、仕事のない日だけ、心がらくです。しかし。
原稿を書いていて、文章力のなさに呆れるばかりです。
文章を思いっきり勉強したい。図書館に通い積めてあらゆる本を読み漁り、たくさんの文章を書き、色々な土地の、色々な人々の話を見聞したい。
(虚構度の高いフィクションといえど、物書きにとって取材というものは重要であるはずです)
そんな方法で生活できる人が、世の中の一握りでしかないことは知っているのだけど。
* * *
気晴らしに蒲田へ行ったら『パーフェクトストーム』のDVDが980円で叩き売りされていましたよ。
いくら「達成感に欠けるストーリーだ」と酷評されているとはいえ、980円は安過ぎやしませんかえ?
kuni92先生が絶賛していたこともあり、即購入。明日以降のBGVとします。サラウンドシステムが欲しくなるなあ。
先週書き忘れたが、誤解や偏見といった無理解がなくなったとしても差別がなくなるわけではない。差別は利害行動の延長にあるものだからだ。
無理解から生まれる差別と、純粋な利害関係に由来する差別は本来別者だが、これらが区別されることは通常ない。
無理解によって実在しない利害関係を想起することもあるし、利害抗争を煽るために民衆の無理解が利用されてしまうこともある。
だからこそ、民は賢くなければならない。