Dull日記:平成14年10月


[ Sep 2002 ] Back to [ Diary index ]  Back to[ Kles'a index ]


10月28日(月)

 金月真美さん、ご結婚おめでとうございます。


10月26日(土)

 アメリカで連続狙撃事件があったり、モスクワの劇場にチェチェン武装グループが篭城したり、日本では議員が右翼に刺されたりと、妙に物騒な週でした。


 東京めたりっく社が会員に募集している、ヤフーBBへの乗り換えキャンペーンに応募しました。
 ADSLモデムを無償交換してくれることと、おまけにダイアルアップサービスがついている点が決め手となりました。
 ヤフーBB、世間では悪評紛々ですが、数年前の「落ちまくった」プロバイダよりは断然マシでしょう。
 最近の若者は我慢が足りんヨ!←何歳ですか?

 乗り換えにともない、めたりっく退会となります。
 近日webおよびメールが変更となりますので、関係各位におかれましてはお手数ですが、よしなに。
 サイト移転は来月おこない、切り替え猶予は3ヶ月となります。


さかのぼり、10月20日(日)

『ブラックホークダウン』映画版を鑑賞した人間は、原作を読まなければならない。

 映画版は、米軍特殊部隊がソマリアでいかに壮絶な戦闘下に置かれ、しかし勇敢に闘ったかを、真に迫る描写力で見せつける。
 が、それらは起こった出来事――少なくとも原作に描かれた出来事――に比べれば、ほんの一部分でしかない。
 米軍の流れ弾で弟を失った店番の男や、死んだ後も原型を留めなくなるまで撃たれつづけた民兵の少女、映画でひょうひょうと歩いていたロバの末路。彼らは銀幕に姿を現さない。

 原作は米軍の戦死者の遺族や帰還兵のみならず、ソマリア現地の人々にまで取材をおこない、あの日の出来事を多面的に描いている。ジャーナリズムの骨頂だ。
 が、映画版は違う。ソマリ族にとってアメリカ人が何であったか、映画では語られない。しかし「この映画は事実に基づいている」のテロップを見た観客は、あたかもそれを知ったかのように錯覚する。
 それには色々な理由があろう。映画一本の尺には限界がある、というのもそのひとつだ。
 もうひとつ重要な理由として、この映画はアメリカ陸軍および空軍の全面協力を受けていることが挙げられる。俳優に軍事訓練を施すにとどまらず、登場するヘリコプターは本物の米軍機で、本物のナイトストーカーズが操縦し、本物のレンジャー隊員がファストロープ降下する。その中には実際にソマリアを飛んだパイロットすらいる。まさにトラウマムービーだ。
 その映画で米軍を否定的に描くことはできない。観客は、それを胆に銘ずる必要がある。

 とはいえ、映画版は原作の要素を驚くほど多く取り込んでいる。原作と映画を比較すると、それぞれの構成力がいかに優れているかが分かる。
 是非両方を観て欲しい。これからの世界にはびこる「不正規戦争」というものが何であるか、それを示す重要な戦史として。


10月19日・追補

『機動戦士ガンダムSEED』
 ああ。この世界のヒトビトは、新型モビルスーツ一機のためにスペースコロニーひとつを壊滅させるほど、環境意識が希薄なのね。
「アークエンジェルのミサイルは流れ弾だから仕方ない」とか「市民の避難は終了していた」とかいったことは言い訳にならない。
 ザフトの側はコロニーを壊しかねない重武装で攻めてきた。いっそのこと対コロニーミサイルでも使えばいいのに。
「連合側が中立コロニーを壊した」という既成事実をザフトが利用する可能性もあるが、そもそもザフトが先制攻撃を仕掛けたのだから意味はない。

 今後もストーリーが「キャラクターの過ち」や「なりゆき」だけで理屈づけられて行くのではないか、とても不安だ。
 コロニーから脱出ポッドで放り出された難民たちがどんな扱いを受けるのか楽しみだよ、まったく。
 他にも世界設定上のツッコミどころは山ほどある(彼らはどの程度の経済生活レベルなのか? 等)のだが、今後の話でフォローされる可能性もあるので留保する。

 それとも、毎週30分のガンプラ広告にそれだけの社会性を求めることは間違いなんだろうか。
 旧友と戦火を交える葛藤をまともに描く様子も、今のところ感じられない。そういう設定にしておけば同人誌のネタにしやすいと考えているのだろうか。
 保守的なデザインのメカと、萌えキャラと、やおいキャラとが陳列されていれば十分なのか。
 当面この番組に対しては、演出と作画以外の何者も期待しないでおく。


10月19日(土)

 近所の和民系イタ飯屋のランチメニューが、パスタ(実際のところスパゲティのみ)とリゾットだけになってしまったので、大ピンチ。
 遠出をせずにハンバーグランチを食べたいとき、便利だったのに。
↑わかりづらい需要だなあ


専修大学神田鳳祭 金月真美Live:
 ワタクシ学祭ライブというのは初めて拝見するので、大学講堂の安っぽい椅子机と「ライブ」とがアタマの中で結びつかず。
 あれですよ。ふと机の上を見ると、とりとめのない――チと電波が入っているかもしれない――落書きがあったり。
 そんな状況でジャンプしたりコールしたりするのですよ。いつもの調子で。
 不思議な気分の中、プチ楽しい1時間強でありました。

 終了後、靖国通りを20分ほど歩き、秋葉原へ。

 明日開封予定。
 逆転2をメッセサンオーで買ってきたところ、おまけにポスターと、「PC用体験版」と称するデスクトップアクセサリーがついてきました。

* * *

 ところで脱バックパックをはかるべく、今日はショルダーバッグを使ってみました。
 自転車に乗る頻度が減った上、バックパックは混み合っている場所で邪魔になりやすいので、今後はショルダーバッグに切り替えようかと。

 しかしこれが失敗でありました。横幅が広いのでかえって邪魔になりやすいわ、それで肩から下ろす場合の手間はバックパックと大差ないわ、肩がこりやすいわ、意外と内容量が狭いわ、おまけに傘をさしているときは持ち上げないとわずかな横風で雨を被る始末。さようならショルダーバッグ。
 バックパック万歳。バックパッカーよ永遠に。

 マナーは守ろうね。


10月13日(日)

 憑かれたように部屋の掃除をしております。品物を片付けるというより、気持ちを整理するかのように。
 買ったディスクを整理する中で、PS2ソフトよりもDVDビデオソフトを多く購入していることに気づき愕然。
 ワシはゲェムをするためにPS2を買ったんじゃあ〜。

 そんな折、某氏より「秋葉原に『パンツァードラグーン オルタ』の試遊台がある」との情報を受け、行ってまいりました。
 ラオックス・アソビットシティ。よくこれだけの娯楽商品を集めたと感心するばかりです。各ジャンルの商品取り扱い力が専門店に劣るとしても、一棟に多種多様の商品があれば、見て廻るだけでも楽しく感じる――高い集客力を持つ――はずです。
 ゲーム売り場の試遊台は、さながらミニゲームショウ。『オルタ』も『アヌビス』もほぼ購入確定なので、自分で遊ばずに他人のプレイを見ました。しかし私の場合『オルタ』のためだけにxboxを買うことになりそうなのが痛いところ。『オルタ』も『アヌビス』も冬発売ですので、今日買ったのは

 ラジコン売り場では置き場に困らないミニラジコンが欲しくなるも、グッと我慢。京商のレオパルトIIラジコンは手ごろなサイズながら、ディテイルが今一つゆえ購入見送り。
 その代わり、エアガン売り場では物欲炸裂。  開店記念・ポイントサービス入会者に一割引サービスとのことで、以前から欲しかったものを一挙に買ってしまいました。
 しかし一部の商品を除いてポイントサービスの還元率が1%というワナが。一割引が終わった後はどうなりますことやら。ヨドバシカメラに負けちゃうぞ〜。


さかのぼり、10月12日(土)

 先日発売になった真美姉の学祭ライブチケットを買いそこねていたので、セブンイレブンへダッシュ。
 急いで買わなきゃ……セブンナビ(端末)にコードを入力……「お席に余裕がございます」!?
 む、むう。大丈夫か? 専修大学祭。


さかのぼり、10月 9日(水)

 お医者様へ。
「缶ビールを飲んだら、ひどく頭痛がしました」
「薬を飲んだら、肝臓が薬を吸収する分、肝機能が低下するから気をつけなきゃだめだよ」
 ごめんなさいもうしません。
「最近食欲が旺盛過ぎるのですが」
「薬が効いてる証拠だけど、夜の間食は太るからダメだよ」
 ごめんなさい我慢できません。←コラ
 仕方なく、冷蔵庫にコンニャクゼリーを仕込んでいます。他の菓子よりマシだと思いたく。


10月 5日(土)

「お砂糖、スパイス、素敵なものいっぱい。全部混ぜるとムッチャ可愛い女の子ができるはずだった。
 だけどもユートニウム博士は間違って余計なものも入れちゃった!
 それは――豚コマ300グラム」

 というナレーションで始まる『とんでぶーりん』はありませんか?
 ありません。

* * *

 最近寝つきが悪いうえ、妙に食欲が増しています。過食症ですか?
「眠れね〜」と言いながら一晩にアイスキャンディを二箱も食べてますよ。
 まったく、脂肪過多とか言われている人間の行動ですか。お母さんは許しませんよ。

 睡眠薬を早めに飲むしかないのですかねえ。


新番組『機動戦士ガンダムSEED』:
 ガンダムの看板を背負っているだけあって、演出や作画・背景美術などにはさすがに努力を感じましたが、キャラクターやメカのデザインには魅力を感じませんでした。
 カッコいいか悪いかという意味ではなく、どこかで見た借り物のような意匠ばかりで、この作品でなにを描きたいか――設計思想や社会背景・風俗――を感じることができません。
 設定画などを見たときから嫌な予感がしていました。
 敵味方の制服を上着の裾で差別化するとは何事か。ロングショットを多用せざるを得ず、作画が困難になったりカット割りが単調になるおそれがあります。
 とりあえず第一話と言うことで、やたらとカット数が多くなっています。幸薄き絵コンテ家と原画マン氏にご同情申し上げます。

 意匠と同じように、ストーリーや構成もどこかで見たようなものにならないか心配です。
 少なくとも4クール分のフロシキを2クール番組で広げ、最終回で畳まずに「あとは関連書籍なりドラマCDなりDVDなりで楽しんでください」というフザケタ商売だけはしてくれるな、とだけは思っておきます。最近そういう番組が多いんだもの。わざとチンプンカンプンなものをつくっておいて、設定マニア相手に儲けようという輩。
 とりあえず見せかたには魅力を感じたので、当面は視聴を続けます。

 また、ガンプラのCMに新しい工夫を感じます。∀のときから工夫してくれればなあ。


九月の日記へ [ September 2002 ]

自己紹介と日記へ戻ります。 back to [ Profile and Diary ]

ホームページへ戻ります。 back to home