日記:平成17年 2月


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2月27日(日)

 ほぼ一日中寝てました。いかんな。

タカラマイクロワールド 世界の艦船SPECIAL ローレライ

 よくみたら近所のセブン-イレブンにありました。

 4つ買ってみましたが、微妙な配牌よのう。
 伊507とB-29と駆逐艦が出るまでは買わねばならぬか。
 明日から飲料キャンペーンも始まってしまうよ。

* * *

 昨日の日記ですが、H2Aの計画そのものを否定しているわけではありません。
 また、安くて飛ばないロケットよりも、高くても飛ぶロケットのほうが良いこともわかっています。
 しかしね……日本の産業は護送船団方式の恩恵を受けすぎて畸形化している、その最右翼が航空宇宙産業であることを考えると「上がった→マンセー」という言い様はどうにも許せないものがあるのよ。
 特にH2Aを主に組み立てたのが、使えない秋水やF-2をつくった三菱名古屋であることを考えると。なあ。


2月26日(土)

 目が覚めたら、午後4時でした……。
 以前もこんなことを書いたな。オシマイげ。

 H2Aの7号機が打ち上げに成功したそうですが、素直に喜べないワタクシ。
 なにしろ信頼性向上のために価格10億円アップ・ペイロード10%低減とのことですから、価格競争力が下がったことうけあい。
 スペースシャトルという特殊化に走ったアメリカはさておき、欧州やロシアに追いつくまでの道は遠かろう。
 中国は打ち上げビジネスをやる気あるんかどうか知らんけど、技術的に要注意国家であることは間違いない。

 門外漢のシロウトがこんなこと言うべきじゃないんだけど、航空宇宙産業は飛行クラブじゃねえんだ。
 使えるモノつくらなきゃどーしよーもねえ。
 一番嫌いな大戦機は秋水。ホント大っ嫌い。あんな下らないもので爆撃から街を守れるか。


2月25日(金)

 今日の『ジパング』は久々に戦闘シーンであった。
 なんというか、戦争はもともと理不尽なものだが、現代兵器対大戦兵器は、その理不尽度が高くて胸が詰まるぞ。
 しかし、アニメ版でもトマホークを装備しているのか……。

* * *

 レベルファイブみたいに逃げ出さないといいですネ!(滅)

 Xboxは好きだし、ある思想のもとにおいては非常に優れたハードでもあるのだけれど、その方向性は絶望的なまでに日本向けではない。
 日本法人は努力していると思う。電源ケーブル交換の件は、ディスクトレイ問題を十分に反省したものだろう。
 だが、システム的に骨の髄までアメリカーンでバタくさい。デカすぎる筐体も、クレジットカードが最も優れた個人認証手段だと信じる態度もそうだ。
 こんな商品を日本の家庭に売ってゆくのはさぞ困難であろう。現Xboxが日本で活躍することは「あきらめる」のがスジかもしれない。

 だからこそ、Xbox2がどれだけ「海外」を睨んだものになるか、注目せざるを得ない。
 得ないわけなのだが……。


2月24日(木)

 ひびきのネットみたいに荒れないといいですネ!(死)
 いやマジ、自治厨が仕切るぐらいなら番はる連中がいる方がマシな気がする。ロールプレイとしても。

 あと「ネカマ・ネナベ禁止してほしい」っつー声があるらしいけど、無理ですな。

 そんなわけで、プレイヤー諸氏には適正なロールプレイをお願いしたい。
 このゲームで「メシ落ち〜」とか言われるとシラケそうだ。詮ないけど。


2月23日(水)

 最近よくまぶたが痙攣します。
↑さっさと寝ろ

 さて晴子母さんっつーか久川綾のセリフをもっと聞きたいので、コンシューマ版『AIR』に手を出そうか、なんて検討してみるのだが。
 重大な障壁があるのだった。

 ……いたる絵。
 あの絵を見ていると、半キャラずらしで剣を突き立てたくなるのじゃよ〜。ファンには悪いが。
 有効な解決策は、TV版がレンタルされるのを待つことだけですか?

 あー。劇場版『ラーゼフォン』も借りて観なー。ツタヤの会員証など去年の夏に切れておるわ。


2月20日(日)

 ワタクシ、アニメを観ていて泣いたのは『ガンバの冒険』きりです。
 閑話休題。

 観てきたのだけれど、「この映画どうよ?」と聞かれると、正直、答えに窮する。
 人の心を動かす力を持ったフィルムではあると思う。が、自分の心を捉まれたかといわれると、そうともいえない。
 それは物語の構造が、シンパシーよりも、どちらかというと同情を誘う構造であったからだろうか。
 原作もそういう構造だったのかは知らぬ。

 ああしかし、晴子母さんには惹かれたかも知れぬ。自分とまったく違う生き方をしている人なのだが。
 やはり久川綾は偉大だ。

 スクリーンは透過光、止め絵、急激な天候の変化、そして光る○×まで、およそ考え付く限りの出崎記号でいっぱいだ。すげえ。
 あ、魚眼レンズは意外だった。押井以外でも魚眼レンズ使うのか。

 あと、パンフレット1,500円には引いた。カンベンしてください。
 出崎監督インタビューや、久川綾コメントは読みたかったのだけれど。
 同じような値段でロマンアルバム出せませんか?

 通してみると、ある意味観て良かったかもしれないが、とりあえず誰かに観るのを奨める気になれないのも確かだ。


さかのぼり、2月19日(土)

 昨日懲りたはずですが、『アイドルマスター』のステージを見るためだけにAOUショーへ行ってしまいました。
 アホですな。

 しかし最終的には"H."のミニライブが見られたのでよし。
 思えばかつては、AM機器のショーといえば各メーカーのサウンドチームが競ってミニライブを開いていたものでした。
 今は昔。

* * *

 やべえ、まだ1巻しか読んでない。劇場公開は3月5日。

 いやらしいマンガだ! けしからん! ハァハァ。←この人だめです
 ああしかし、それでもアニメ版よりは少年漫画らしい内容に感じるよ。


2月18日(金)

 ゴーディアンの情報を探してググッていたら、「バイカンフーみたいなロボ」と書かれているページが意外と多い。
 おいおいおいおい〜!?
 ……どうやら多くの国民にとって、ロボットアニメの基準はスパロボらしい。

* * *

 職権乱用でゴー。
 ……すさまじい既視感に襲われる。
 それは去年のJAMMAショーで参考出品されていたものが、今回製品レベルで上がってきたため……だけではない。

 前回はゲームシステムの新規性がないことに嘆いたが、くわえて今回はメカの新規性がないことに泣かなければならなかった。
 某社のブースでメダルゲームの筐体から、カジノのチップに模した棒がにゅ〜っと生えてきたときには、悲しくなった。
 人目がなければ泣いていただろう。
 違うだろ。俺たちが若き青春を懸けたメカトロニクスは、そんなものじゃないだろ。

 そんなわけで異業種のスバルカスタマイズ工房が出展した、怪しい体感筐体に注目するのだった。
 フライトシミュレータのようにリニア式のアクチュエータで座席を支えるシステムなのだが、載ってるのが普通のPS2と家庭用TVなのな。
 おいおい大丈夫か? 普通の家庭用TVは揺れたり傾いたりしても大丈夫なように出来てはいないぞ?
 どこかのビデオゲームメーカーと提携することを推奨する。

 ……えーと、会場で一番面白そうだったゲームは『ビシバシチャンプオンライン』でした。
 ビシバシ好きだから。それだけ。


2月17日(木)

 セントレアー。>挨拶

 例によってXbox Liveのお試し期間が切れたので、例によって電話で解約。

『差し支えなければ、解約の理由をお聞かせ願いますか?』
「お試しで始めたんですけれど、しばらく遊ぶ予定がないので解約します」
『ただいま更新しますと、ソフトを一本差し上げておりますが、いかがいたしますか?』

 おいおいおいおい〜!?

 ……積ゲーがあることもあり、丁重にお断りしました。

 製造コストが安く、そしておそらくは不良在庫であろうソフトを撒くことで現金収入が得られるなら、短期的には得だろう。
 しかし、人気商売であることを考えたらヤバイやろ。
 収入の要であるソフトをホイホイ投げていたら、品質を疑われる。粗製濫造とまでは言わずとも、日本市場を向いてつくられたソフトとは誰も思ってくれないだろう。

 加えて、Xbox Liveのお試し券をやたらと添付していることも癌だ。
 アクション主体のXboxでは、ネットRPGのアカウントと違って、特定のゲーマータグを使い続ける動機が薄いので、継続性が弱い。
 そこへ来てお試し券を大量添付していては、ますますLiveに金を出す人間はいないだろー。
 かなり末期的だ。

 ハードとしてのXboxを気に入っているワタクシとしては、もう少しまっとうな商売をしていただきたい。いやマジで。


2月15日(火)

 mixi用のネタ貯めのため、積ゲーを放置して『エアロ4』をプレイ。
 ああ、癒される。

 このゲームが優れている点のひとつは、(プレイヤーにやたらとノルマを課す)ノルマ主義デザインからの脱却であろう。
 もっともノルマ主義はプレイヤーが希望している側面も大きいので、決して絶対の利点ではありえないのだが。そもそも売れてないし。(泣)

* * *

 最近知った、驚くべき事実:

『ナムコのシステム246は、31kHzノンインターレース出力が可能である』

 いやあの会社、15kHzインターレースが死ぬほど好きだし。
 システム22やシステム11の時代は仕方ないとして、JAMMAが31kHzのJVS規格を定めた後も、ずーぅっと『リッジV』や『湾岸ミッドナイト』などの15kHzインターレース筐体をリリースしているんだから、よほどインターレースが好きなのだと思った。
 ……古くからCGを研究していた会社とは思えん。理由を考えてみた。

 近年のPS2ではDVDをプログレ再生できるので、思わず信じそうになるが、昔からワークステーションがどうこう言ってたので、これはありえまい。
 本当にそうだったら、俺は東芝を以下自主規制。

 そもそもSCEがドライバなんて気の利いたものを供与していたのか疑問だ。
 社内開発や、SDK会社のドライバならありえそう……だが、近年の『湾岸ミッドナイト』すらインターレースなのは何事だい。

 にわかには信じがたいが、これが一番可能性ありそうだ。
 31kモニタは、家庭用と差別化するための手っ取り早い手段だというのに……。
 関係者からのチクリ情報をお待ちしております。(虚言)


2月13日(日)

 ああ、やる気ゼロだ。
 積ゲー処理すらやる気にならない。

 積んでいるゲームにしても、ゲームイムポの末期症状といわれる「続編モノ」ばかりだったりする。
 しかし考えてみた。続編モノ以外のゲームとはなにか? オイラの苦手な三人称視点アクションや、RPGばかりだ。
 こうなるとますます、ビデオゲームというものに対する帰属意識を失わざるを得ない。

 そもそもゲームで遊ぶのに「帰属意識」なんて言葉を持ち出す時点で、敷居の高さを証明しているようなものだ。
 もちろん敷居が高くなったのは昨日今日の話ではないのだけれど、すなわち「市場を育ててきた」なんて言えない状況が10年ばっかし続いているということでもある。
 考えてみれば、(以前からその傾向があったものの)ゲーム市場が顧客の囲い込みを露骨に始めたのは10年ぐらい前だったように思う。
 限定版パッケージ、プレイ時間で増える追加要素、ネットゲーム、カード式アーケードゲーム……。
 もちろん中古市場対策としての側面が大きかったのだが、それだけでは説明しきれない部分が大きくなってきた。
 すなわち領土的野心の欠落である。

 それを考えれば新しいハードに期待したくなる気持ちもわかるのだが、PS2がDVD普及の徒花となり、PSPがそれすらも果たせそうになく、DSがゲーム原理主義者のイコンになってしまったことを考えると、正しい野望に満ちたゲームの登場を期待することは難しそうだ。


2月12日(土)

 TVで『劇場版AIR』のCMを視た。
 涙腺が開きそうになった。

 作品の予備知識はほとんどない。たった15秒の映像に、情動を駆り立てられてしまったのだ。
 どうしたんだ。これは記号の羅列に過ぎないはずだ。

 はじめて、出崎統を恐ろしいと思った。


さかのぼり、2月11日(祝)

 今週の『舞-HiME』の評判が悪かったらしい。
 しかし女子版『スクライド』と考えれば、今回のようなドロドロ展開は必須であるよ。
 あ、でも前回の引きをくじくようなのは良くないね。

 久々に秋葉原へ。

 タイトーS@Yで『空牙』をプレイし、3面でゲームオーバー。
 トライタワーで『エアバスター』をプレイし、3面でゲームオーバー。
 タイトーHeyで『レイフォース』をプレイし、3面でゲームオーバー。

 ……己の腕の悪さを呪う。
 まだ体調が悪いのだ、と考えた場合、それはよいことなのか、悪いことなのか。

 本当にこの漫画は、明るさと暗さのバランスが秀でている。
 同時に、アニメ版がこの原作をいかに活かしていたかと感じる。たしかにこの辺、ダレた部分ではあるのだけれど。

 手堅く漫画化している印象。個人的には、もっとカッ飛んだものを拝読したかったけれど。
↑谷口吾朗作品の見すぎですか?

 待望の短編集。
 しかしよく聞く評判に「長谷川絵に抵抗がなければおすすめ」というのがある。そうだろうか。
 私は長谷川絵にかなり抵抗があるが、読んでよかったと思っている。
 逆にある意味得しているのは、説明台詞のふっかけかたではないだろうか。
 まるっきり少年漫画の雰囲気では辛いが、ガンダムならば「ああ、ガンダムだからな……」と妙に納得してしまうのだ。
 そんなわけで、長谷川裕一とガンダムは相性がよいのかもしれない。

 空モノのDVDは何枚か持っている一方、海モノは持っていなかったので購入。
 ……パッケージ写真は「きりしま」なのに、写っているのはほとんど「むらさめ」型ですな。もっともそのおかげで、SH-60Jの離着艦をよく見ることができたけれど。
 予想通りというか、CICの映像はハッキリしませんな。
 副音声の岡部・庵野対談は、あまり聞く気にならないなあ。料金のうちなので、後で聞きますけど。


2月 7日(月)

 職場に戻ってみましたが、まだまだ調子悪くて仕事にならず。
 ダウナー継続です……とも言ってられなくなりましたよ?

 なにげなくweb検索をしていると、仙波隆綱氏のwebサイトが!
 そして幻のコミック版『メタルブラック』第5話の画像が!
 泣ける! 全米が泣かずとも俺が泣く!

 コミック版連載開始から打ち切りまでの経緯は、涙なくしては見られませんよ。
 当時、愚かな私は「漫画雑誌はアンケート至上主義である」という事実を知識として知ってはいましたが、理解していませんでした。
 それゆえ、他の漫画を読む気のしなかった私は「コミックゲーメスト」本誌を読むことなく、『メタルブラック』単行本化をただ(何もせずに)待っていたのでした。


2月 6日(日)

 遅ればせながら、MGS3をクリアしました。
 ……ひとことだけ言いたい。

 シャゴホッドがグロブダーに見えて仕方ありません!
 ヴォルギン大佐がアームストロング少佐に見えることなど足元にも及ばない、ゆゆしき問題です。


2月 5日(土)

 ……目が覚めたら、午後4時でした。
 おかげで体調はマシになりましたけれど。

アニメごと:

『ふたつのスピカ』(地上波放送分)
 ていねいな作りには好感が持てるけれど、第一話から幽霊さんに語らせるのはどうかと思いました。
 とりあえず視聴継続。

 種デスよりは『MAJOR!』を視て、のだじゅん女子にハァハァするほうが健康的ではないかと思えたり。

『ギャラリーフェイク』は面白いことは面白いけれど、アニメならではの面白さがあるかといえば、ない。
 僕は原作未見だけれど、webで見る原作ファンからの不評を見るに、原作の面白さに依存しきったつくりかたをしているようだ。
 さりとて、「原作の面白さをまるで伝えない」アニメよりはマシなので、視聴継続。

 というわけで『スターシップオペレーターズ』視るのやめていいスか?
 思うに、キャラデザとKOTOKOの歌と川井憲次のBGMだけを目当てに見ていたような。


2月 1日(火)

 不覚にもまた体調が落ちました。
 といっても、心配していた鬱によるものではなく、むしろ躁状態です。
 妙に興奮して夜になってもなかなか寝付けず、寝ている間も緊張状態が続くのか、起きたときに疲労感が残ります。
 とうとう今日は会社を休んでしまいました。
 調子が戻るまで、ネットやゲームを控えめにせにゃなりませんか……。
 やっとアウトラン2が興に乗ってきたところなんですが。

 27日の日記で『スカイターゲット』がヨーロッパのソフトハウスによって移植されたと書いてしまったのですが、調べてみたらメリケンのソフトハウスだったようです。お詫びと共に訂正。


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