コミケ日記ですが、気力減退によりmixi日記からの抜粋です。
朝起きたら10時過ぎ位だったので、のそのそと体調を見ながらコミケへ行くことに。どのみち午前休扱いだし。
すっかり身体が鈍っているので、途中まで自転車で走行することはあきらめ、最初から京急に乗る。
が、京急の乗り継ぎが悪く、意外と時間を浪費する。原因はわかっている。京急がモノレールとの競争で空港輸送を最優先しており、通勤時間以外はそれが顕著で沿線駅の利用に不便なダイヤグラムとなっているのだ。
と考えながら、京急青物横丁駅からりんかい線品川シーサイド駅へ歩く。そういえば、イオンの向かいにある旧パナソニックセンターへバンダイナムコが引っ越す予定なのだなあ。ナムコはだいぶ前から本社機能が散在していたので、集約は意義のあることだろう。しかし、あの台形の建物にバンナムのロゴが掲げられるとしたらすげえ。
そんなこんなで、会場には30分程度しか居られず。お目当てのサークルさんにもロクにご挨拶できない状態。
しかも自分の嗜好が同人誌と相性の悪い洋ゲーに偏ってしまい、余計に財布の紐が締まるといった具合。
運命のいたずらか休みはしっかりとれているものの、疲れは抜けきっておらず、この日の目当てもメカミリのみなので、あまり無理せずに行く。
会場にいたのは50分ぐらい。しかしヒコーキ本相手だと比較的財布の紐は緩んだり。
親父にあげたPCのHDDが飛んでしまったので、買って宅急便で送ることにする。客商売は盆も暮れもなくなってしまって大変だなあ。自分にはできない。尊敬する。
PSP用GPSをまだ買っていないことを思い出し、購入。しかしPSPを重量軽減のため置いてきたので、この日は試せず。
また、ソフマップでDVD-R VIDEOの50枚スピンドルが安かったので購入。さあ、だいぶ重くなってきたぞ。
さらにガンダム漫画を2冊購入。『クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 1巻』と『THE ORIGIN 14巻』。
まだ終わらない。有限会社アシッドのイベントにも寄ってみた。時間の関係で、公録は2本しか見られず。
展示物の中では夕呼先生のストラトス・レプリカが目を引いたが、その横で夕呼先生コスの方が長時間動かずに笑顔を振りまいていた。すげえ。尊敬する。
物販コーナーでは、『PCアージュCD-ROM^2』と、買い損ねていた『fantastic arrow』を購入。『萌・川崎博』のDVDも売られていたのだが、これ以上の散財は経済的にも重量的にもやべえ。
コミケの日に、コミケ以外のことに使った金額のほうが遥かに多いなんて、初めてのことではなかろか。
早めに行こうと思うも、けっきょく7時半ごろ発。
もっとも最近はさほど早く行かずともすぐ入れるため、壁行列への突撃を目的としてなければ問題なかろう、と、ひとりごちる。
出るときに朝食を摂っていなかったので、青物横丁のドナマクへ寄る。
他に客も居らず落ち着いて食べられる、と思った瞬間、ドキュソ3名様がグハハハと大笑いしながらご入店。マフィンが1/65,536のおいしさ(当社比)になってしまう。
8時半過ぎに入場行列へ。
ここで昨日買ったPSP用GPSを試してみようかな〜なんて思ったり……だめだ……GPSモードに入ってから測位完了までに数分かかる。
携帯電話やカーナビと異なりディファレンシャルGPS等の補完機能がないので、現在地特定にやたらめったら時間がかかりよるし、衛星電波も仕様どおり3個以上受信できないと全く役に立たないのだ。
一度初期受信してしまえば、その後実用的な頻度で受信してくれる。しかし交通機関で長距離移動してから、降りてすぐにナビゲーションを開始しよう、なんて時には立ち往生するだろう。
これから買う人は、その点覚悟せよ。
あれだけ大人数の行列では、図らずも周囲の会話が聞こえてしまう場合がままある。
この日も、開場のときに「この拍手する集団には入りたくねー」という声が聞こえてしまいガックリ来る。いやまあ人には色々な考え方があるからなあ……と自分を納得させようと思っていたところ、次に聞こえた言葉でさらにガックリする。
「これ(コミケ)って主催者ダレ? つーか、主催者っているの?」
ああ、この人にとってコミケというのは、単にちょっと並んでいれば本屋で買えないエロ漫画が買える場所以外の何者でもないのね。いやそれ以前に、これほど巨大な催事が誰も何もせずとも涌いて出るとでも思っているのだろうか。
いや、今や日本という国全体がそんな有様だ。数年前にマラッカ海峡で日本人の乗る曳船が海賊に拿捕されたとき、ニュースキャスターが「いまどき海賊なんているんですか?」と発言したのを聞き、肩を落とした。しかもそういうことを言ったのは、自衛隊などを白い目で見るような自称左派の放送局である。
こういうのは左派ではない。左派とは生きるための舵取りをするために反対意見を述べる人々のことであって、自分がなぜ生きているか理解できないような、シャーレの上の培養菌のことではないのだ。
日本に住んでいる人々の大半は、シャーレに寒天を盛っている人々のことを考えない。残念ながら。
会場入りしてからは、事前にチェックした本だけを速やかに購入しようと思うも、アイドルマスター本はゾーン買いしてしまう。これはいかんな。
とはいえ、アイマス人気もどれだけ続くか疑問だ。製作者側が対戦ゲームとして企図する一方で、ファンはキャラゲー・育成ゲームとして消費し、しかしキャラクターグッズはCD以外に目立った動きがない。
この迷走ぶりに拍車をかけるがごとく『ゼノグラシア』に落胆するファンの多きことかな。本当にアレ、アイマスじゃなくて舞-HiMEのキャラを使ったほうがいいんじゃないか。バンナムグループらしさを出すためなのか、やせ我慢して作っているのがありありとうかがえる。
『Z.O.E Dolores,i』よろしく良い方向に化けてくれればいいのだけれど、それはないだろうな。シリーズ構成が花田十輝という時点で、それは諦めている。
帰ってから猟果を確認し、エロ漫画の割合が意外と少ないことに驚いた←あほ
あと「コミケも可愛い女の子が多いなあ、でもそういう娘には既に男がくっついているんだろうなあ」と思った(ぱくり)
畠田さんと久々に会う。以前教えてもらった有楽町のレトロゲーセンへ行ってみるも、大晦日のせいかお休み。
秋葉原に転進してレトロゲーセンや中古ファミコンショップなどを巡る。なぜ古いゲームばかりなのかというと、ゲーマーの世代断絶を強く感じているそうで。
世代断絶の話をすると色々な原因を思い浮かべるのだけれど、それはまた別の機会に書こう。
えー、徹夜仕事明けの睡眠と、年賀状書きだけで、貴重な休日が丸つぶれです。
クリスマスってなんですか? どころか、正月ってなんですか? という状態です。
いや、単なる忙しさならば8年前の方が仕事量は多かったのですが、今回は特定の(以下自主規制)
運がよければコミケへ行きますが、一番行きたい「その他ゲーム」の日はアキラメざるをえません。
散財:
買いに行く暇などなかったのですが、通販なので否応なしに届きました。
あまつさえ貴重な仮眠の途中でピンポンピンポンされたので、オカンムリです。なぜ「たのみこむ」の通販は時間帯指定ができませんか? もう使わねえ。
栗の子のファーストアルバムも通販申し込みしておけばよかったなあ……。
ちなみに『私はアイドル♥』CDはスルーするつもり。なんかあの歌って中途半端にネタっぽくありませんか?(もんだいはつげん)
久々に秋葉原まで走ったら、頭痛と腹痛にさいなまれましたよ。
ちゃんとした装備が必要なのだろうけど、一方でサイクルジャージなどのシャチホコばった外見にはなりたくないと思うのでした。
あくまで普段着の延長で自転車に乗りたいんだあ。
散財:
『国防挺身隊』とか『ライダー神風』とかを含むアレ。
超巨大要塞前のシーン、よく撮影できたなあ。常識的に考えれば45秒以内に職質されそうなものだが。
考えてみれば『えび天』で皇居大爆破のシーンを流したのもすげえ。今にしてみれば流石TBSといったところか(滅)
面白いには面白いのだが、偽札話は既にアニメで視て、メイド話第二幕はいーところで終わっているという放置プレイ。
マッドハウスの漫画原作アニメって、良くも悪くもけっこう原作に忠実だからなあ。
あー、例によってチェックは直前になると思われます。
今回はフル出場できるかワカランですし。仕事で。
最近は残業で走る気がそげることも多く、少し時間が空いたときは去年買ったゲームの消化をしております。去年かよ。
『龍が如く』をチマチマと進めとりますが、デュアルショックが老朽化しており、たまに認識不良を起こします。
グランツーリスモHDがダウンロード配布されることも決まり、いよいよPS3購入検討時機か、というところですが。
TVのHDMI端子に何をつなぐか問題再燃。
そもそも今のTVは元々PS3を見越してHDMI端子付きにしたのだが、PCのDVI信号でも(オーバースキャンの制約はあるものの)それなりに使え、ハイビジョン対応DVDレコーダでもHDMI端子が有用だろう。
いまユニデンでは、これまでプラズマTVとセットにしていたハイビジョンレコーダを単品で売っている。モノはパイオニア製のOEMで、やや型落ちした品だが、キャンペーン中でオリジナルよりも安く買える様子。地デジデビュー・次世代メディアまでのつなぎと考えれば今が買い時かもしれない。
そう考えるとHDMIセレクタが欲しくなるところだが、安いものでも3万円程度する。無理もない。端子数が多いのみならず、双方向通信かつホットプラグ不可というややこしい規格だ。
画質向上とか著作権保護とか、色々お題目はあるのだが、値段が高いのは単純に消費者として嬉しくない。3万円もあったら安いモニタが買えてしまうではないか。
逆に言うと、今のところHDMIが必須の機器、というものは存在しない。次世代メディアのアナログ出力禁止が先送りされたため、コンポーネント信号でつないでも一応かまわない。
しかし画質を考えるとHDMIを活用したいのも事実。やっぱりPS3を買ったらHDMI端子はPS3に譲ろう。地デジはビットレート低めだし。
* * *
最近の散財:
近所の本屋にブラクラ6巻が入荷していないのは罠ですか?
「擂鉢山の写真」に写ってしまったがために、運命に翻弄され続けた三人の兵士たち……の物語なのだが。
事実と異なる役割を演じさせられる彼らに想いをはせる一方、彼らに戦時国債の宣伝を強要する役人の気持ちもわかるんだよなあ。
戦争というのは、莫大なヒト・モノ・カネを消費する。貧乏ならばゲリラという戦い方もあるが、遠く太平洋の向こうにある日本を相手にするアメリカには、フネや飛行機で大量の兵士・兵器・物資を運ぶほかない。
そして、戦争は始めるのがたやすく、終わらせるのが難しい。始めるには、恨み言をいくつか言って爆弾なり何なりを撃ち込めばいい。が、終わらせるには双方納得のいく理由が必要になる。
「講和」という言葉を口にする人は多いけれど、これは双方適度に消耗したとか、得るべき利権が消滅してしまったとか、そういった時にしか起こらない。ほとんどの場合、片方が徹底的に叩きのめされるまで続く。
太平洋戦争――別に大東亜戦争と言ってもいいのだけれど――の場合、日本にしてみれば、あくまで南方資源確保の邪魔をされないように牽制するのが目的だった。
一方アメリカにしてみれば、建前上は真珠湾の復讐である。怨みはある程度叩きのめせば忘れてしまうことがある。こと前線におらず、本土にいる市民はそうであろう。命や財政を疲弊させてまで日本を滅ぼそうなどとは思わないわけだ。
しかし先に述べたように、勝っている時は押し切らなければ膠着してしまうのが戦争である。膠着すればいたずらに消耗を続けてしまっただろう。
さらにこの戦いの向こうには、極東におけるイデオロギーの覇権争いがあった。アメリカが日本を屈服させなければ、ソ連がおいしいところを持っていき、東アジア全体が赤化していただろう。
とはいえ、表向き協力しているソ連や中国共産党のことを、この時点で悪く言うことはできない。ここに民主主義の限界がある。「正しい判断」を求めるには、国民と言うものはあまりにも熱しやすく醒めやすい。
かくして、虚構に満ちた「英雄」が捏造される。下品な笑いを浮かべるという点で、まさに国民を代表する議員たちや商人たちを相手に、国債を買うことの「正義」をアピールしなければならない。
自由主義圏の内側から、こういった民主主義の問題点を描く映画がいくつも登場しているが、日本で「自称」左向きの人々はこういった視点を持たず、単に「アメリカ人は傲慢だ」とか「平和は絶対だ」とか言うんだよなあ。