いやご無沙汰。
長いこと謎のめまいに苦しめられていたのですが、ある日銀歯がポロッと取れたら、何故か段々とめまいが治まってきておりますよ。
どうやら銀歯の噛み合わせがおかしくなっていた模様。まったく恐ろしい。
しかし治ったら治ったで、土日の外はすさまじい風。全回復とはいかないこともあり、またもや走り損ねましたよ、と。
散財:
海底都市、60年代、改造人間等々、企画書で文字だけ見たら「これ、売れんだろ」と片付けられてしまいそうな題材をヒット作へ育て上げたことを、まず讃えたい。
ゲームのUI自体はFPSのそれであるけれど、体力の回復やプラスミド(特殊能力)の取得にはアイテムを消費するというリアルタイムRPG形式。だもんで、ある意味ヤポンスキー向きかも知れん。
個人的に重要なのは吹き替えだけどな! 序盤から石塚運昇とか森川智之とかの声が聞けるのでワクワクです。英語文化を否定するわけじゃないけれど、吹き替えも尊ばれるべき文化だと思うよ。
サターンでお馴染みだったアレの移植版です。
個人的にサターン版は色々と惜しく感じる一作でした。もう少し視界が広ければいいのに、とか。
今作ではワイド対応ということで、念願の広視界。やったー、と思うも別の罠が。
とにかく親指がスティックから滑りやすい。「左スティックを四六時中入れっぱなし」という特殊な操作系の本作では、グリップの悪いプレステパッドは致命的。
サードパーティ製のパッドを買おうかな、と考え込んだり。しかしそれも、あほなことに純正に近い形なのばっかりなんだよなあ。差別化しておくれ。
正直言って、360のコントローラが使えればばんばんにゃいなのですが。
やっと購入。コマ運びがあまり漫画らしくないとか、逆に絵柄は見やすいんだけれど流行から外れているとか、色々あるんだけれど、そんなことを吹き飛ばしてしまう力がある。
特に、戦争では「弾に当たって死ぬ」以外の死因の方が多いということを思い起こさせられる。
核融合炉暴走阻止のくだりは涙なしでは語れまい。こと、読者はブリティッシュ作戦が何であるかを知っているわけだから。
特殊爆弾を出してきた時点で、もはや話のテンポが悪くなるのは運命付けられたようなものだけど、それでも話が凡百の長期連載漫画に比べればダレてはいないんだよなあ。その点は素晴らしい。
なんというか、読んでいる最中は全然楽しくはないんだが、続きが気になって仕方ない漫画。
今見ているコマは面白くないんだが、次のコマを見ずにはいられない。今巻は特にそう。
話の内容が要求するところもあるんだろうけど、絵柄が変わってきているな、という巻でもある。
えー、成年マークはついてないけれどエロ漫画。
そのせいもあって必要以外のディティールが徹底的に削がれている(注がれていない、とも言う)漫画なのだけれど、それだけにキャラクターのコントラストが出ていると思うデス。
降雪もあり、部屋の中でのんべんだらりとしている一日。
以前はこんな大人しくおさまっている人間ではなかったのだけれど、やはり鬱を患ってからは、何もせずに過ごす時間が圧倒的に多くなった。
投薬治療中に比べればだいぶ良くなったけれど、今のところ前へ進んでいく気は全然起きない。
こんな辛気臭いことを書くべきではないと思うのだけれど、この日記すら筆を折ってしまうのはどうかと思い、あえて書いた。
さして広いとはいえない秋葉原アニメセンターの、入口付近に追悼文や原画が展示されていた。
追悼文寄稿者の多さに氏がどれだけ重要な作品に関わってきたかがうかがえる一方、追悼文自体を読むとその人柄が伝わってくる。
日本のアニメーターというのは不思議な職業で、好きなだけではできないし、プロ意識だけでは動けない。単に収入が少ない・拘束時間が長いというだけでなく、極端に分業化が進んでいることから意義を見出せずに辞めて行く人も多いと聞く。
その中でボンズというスタジオは「アニメらしいアニメ」を送り出していると感じていた。
原画展示は、作品中原画というよりもキービジュアルの下絵が主だったのだけれど、それにしても生き生きと描かれていること。
いやあなつかしい……と思うほどに時間が経ってしまったのだなあ。
基本的な内容はDC/PS2そのままに、HDワイド化・5.1chサラウンド化を果たして800ゲイツポイント(約1,200円)。
内容おんなじはずなのに、中々100%を取れない。HD化でバランスが変わったのか、はたまたヘタクソになったのか。
一方"Halo"のやり直しは順調。
以前はあきらめていたレジェンドモードでも、それなりに進めるようになりましたとさ。
ただこれも、狙うのがうまくなったとかそういう話ではなく、いかに囲まれないようにするか、いかに遮蔽物を利用するかといった話なのよね。
本質的なゲームの腕は確実に落ちている。
散財:
買ったけど観ていない。積む。
なぜなら今の精神状態で観たら、ボロボロ泣いて突っ伏してしまう。春になったら観る。
初見のはずなのに、どっかで読んだ気がするんだよな。あー、食堂に置いてあったモーニングで読んだのかもしれん。
オタ文化とは全く離れたところにありつつ、大学生のけだるさを見事に含んでいる(しかも大学をほとんど舞台にしていない)ので、こりゃ読んで正解だった様子。
なつかしや、コミックゲーメストの打ち切り漫画。いやしかし面白ぇ。
危機を機知で乗り切るという王道の話自体面白いのだが、加えて中世の社会システムに対する薀蓄も上手く絡められている。
(昔の封建とか帝国とかを、当時の情勢も考えず単に「野蛮」という言葉だけで括ってしまうのは、それこそ野蛮な考え方ではあるまいか)
とはいえ雑誌連載に向いていない構成だったのも事実。ましてや方向性が定まらず迷走を続けていたコミゲとあっては……。
単行本の形になっただけでもしあわせ、と思ってしまうのはメタブラファンのひがみであろうか。