日記:平成21年11月


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さかのぼり、11月28日(土)〜29日(日)

 私には珍しく遠出。築城基地航空祭へ行ってまいりました。
 レポートはこちら。帰宅後色々あって、あげるまでに一週間かかってしまいましたが。


11月21日(土)〜23日(祝)

 ああ、言いたかないけど、誰か民主党を止めてくれませんかね?
 欧米の経済がゆるやかな回復傾向にあるのに、鳩山政権が誕生してから日経平均やTOPIXが下がりっぱなしですよ。
 鳩山政権が打ち出した、「国民のための」政策:

 これ、誰が喜ぶんでしょうね?
 自動車業界の一部などが民主を支持していたようですが、実際には自身の利益にならないと気づいてもいいはずなんですが。
 せいぜいバラマキの対象になっている一部の周辺国が一時的に喜ぶだけで、国家財政も国民も疲弊し、やがて周辺国にも見限られると予想します。
(二重国籍については、安価な労働者を欲しい国が移民を受け入れやすくするために認めることもありますが、失業率や他の政策から考えて、そういう意図でないのは自明です)
 しかも自民党政権に対しては烈火のごとく批判していたマスコミも、民主党に対する批判はごく控えめで、来年になって給与明細や源泉徴収票を見てビックリする人が多数出てくるんじゃないかという有様。

 私の考えが杞憂に終わればいいんですが、株の値動きからすると、投資家たちは私と同じ懸念を持っているようです。
 まともな民主党員たちが幹部に反旗を翻せば状況は好転するかもしれませんが、もともと自民や社民にいられなくなった人々の集まりだから、追々不利益になると分かっていても組織を束ねるカリスマを糾弾することはできないのかもしれません。とほほ。

* * *

 気を取り直して、カメラの話。
 50-200mmだと飛行機撮りにはやや不足ということで、テレコンを購入。

 そして羽田空港近辺へ繰り出し試し撮り。

 前任のシグマ135-400mmに比べ、明るい。そして200mmを超えた部分での解像感もやや高い(シグマで月を撮ったらボケボケになってしまう)。さらに超音波モータがないことで心配していたフォーカススピードも、けっこう速い。
 が、逆に劣っていると感じるところもある。コンティニュアスAFで移動体を狙い続けると、ときどきシャッターボタンを押したときだけフォーカスが狂うという現象が散見される。どうやらAFが過剰反応しているようだ。また条件は分からないが、色の濃い被写体で若干の色収差らしきにじみが見える場合もある。
 けっこうな出費だったが、残念ながら万能というわけにはいかないようだ。

 来週は九州へ遠征しようと思っているので、できるだけ使いこなせるようにしたかったのだが……うーむ。


11月15日(日)

 オリンパスのユーザーイベント「フォトパス感謝祭」に行ってまいりましたとさ。
 目当ては新製品のE-P2展示……ではなく、アウトレットセール。
 50-200mm SWDが欲しかったのだけれど、朝一で行った時点で在庫なし。かわりにこれを買う。

 SWD(超音波モーター)がないぶんフォーカスが遅いのだが、かわりに小さく軽く安い。
 屋内で試しただけなので厳密には言えないが、フォーカス自体の速度はSWDに比べて極端に劣っているわけではない。
 むしろ問題なのは、カメラ側でAFに迷うとフォーカスが合わなくなってしまうこと。これはどんなレンズを買ってもそうそう改善しない。
 どんな状況でもフォーカスを決めて欲しいならばEOSを買えと言われそうですが、フォーサーズの軽さを知ってしまうと、なかなかそうはいかず。
 ともあれ、ヨドバシへ寄ってレンズプロテクタを買う。

 デジタル用ということで、ノーマルのプロテクタよりも少々高いんだけれど、どの辺が違うのかしら。
 違いの分からないダメな消費者はオレです。

 風邪や体調不良のおかげで館山や入間へ行けなかったので、ちょいと遠出を計画中。
 仕事以外で初めて旅客機に乗ることになりそう(・∀・)

* * *

 その他の散財:

 うーん。百合市場ですか? 百合入れないと売れないという無言の圧力ありますか?
 いや、好きで描かれているのかもしれませんが。
 しかし「折れちゃった」は名ゼリフだなあ。
 ちなみにオイラはM42の400mmがマジ折れて修理屋さんに持っていったことがありますよ。古いレンズなんで、ビスが駄目になっていたんだと思いますが。

 ずいぶんとストーリーが急ぎ足のように感じることもあれば、懇切丁寧になることもあり。
 コミカライズで「読ませる内容」にするにはやるべきことが多いなあ、と感じる次第。
 アニメ版は「TV番組」としては注目を集めたけれど、「物語」や「商材」としては問題ありまくりだったからなあ……。

 4コマは買うつもりなかったのに、某サイトの情報を見て買ってしまった。
 ああ、なんかこう、この微妙な距離感がいいよね。最近の萌え市場にありがちなオタユートピア的内容でないのもいい。
 続きが気になるけど、連載ペースからすると次の単行本は1年半後ぐらいですかね……?


11月 3日(祝)

 入間航空祭に行きたかったのですが、体調がまだ万全でないので断念。
 そう、万全でなければ行けない場所です。この体調でコミケならば行けるけど、入間は無理です。
 今回はバートルのラストフライトがあり、しかも天候もよかったので、最高の引退イベントだったらしいのだけれどねえ。
 くやしいので、去年撮ったバートルの写真を眺めるとす。

 学生時代は木更津にいたので、陸自のバートルにはなじみがあるのですが、空自のバートルはあまり見たことがありませんで。
 ともあれ、今までおつかれさまでした。

* * *

 散財:

 持っていないのが不思議だったけれど、廉価版DVDを見つけたので買ったの巻・その2。
 内容は今更語ることではないので略……だが、撮影時NF-104の実機が、あの特徴的なロケットモーターが残っていなかったのは痛いのう。
 それよりもディスクに驚いた。両面1層仕様って初めて見た。こういう場合は片面2層じゃないのか。Wikipedia情報によると、ワーナー以外ではまず見られないらしい。


11月 1日(日)

 木更津航空祭から約4週間強、喉を痛めてゲホゲホ言っておりました。
 さいわい発熱はなかったのですが、だるさもあってなるべく安静にしていたところ、すっかり体が鈍ってしまいましたとさ。
 寝っ転がってビデオとか見ていたので、積ゲーはほとんど進んでいません。無線コントローラがあるから、布団の中でも操作できる内容ならば支障ないんだけどね……。
 そんなわけで、アンチャ2とかForza3とかODSTとかベヨ姐さんとかの注目作は思いっきりスルーしちょります。大丈夫か俺。

 いや、むしろ深刻なのは体力低下のほうで、ちょっと歩くだけで心拍数が上がってしまう体たらく。
 これでは11/3の入間祭へ行けるか不明。おそらく飛んでいるV-107を見ることができる最後の機会だと思うので、なるべく行きたいのだけれど……。

* * *

 ここのところの散財:

 バンダイビジュアルは気軽に買える値段の商品が少ないけれど、廉価版発売に合わせ未購入品をポチポチと通販購入。
 mixiには詳しく書いたけれど(最近このフレーズ多すぎるな……)、時代感覚というものが素晴らしく、今見ても唸らされる部分が多い。
WXIII』(自分は既に持っている)と並べて、押井守と高山文彦の「現代日本に対する皮肉」のスタンスが違うのを見比べるのも面白い。

 反面、一般的に評判のいいヘリコプターの描写は、どうにも違和感を覚える。UFOだよ。質量があるものの動きじゃないよ。
 ヘリを動画で表現するのは難しいので、一般的なアニメでこのレベルならば特にとがめないのだけれど、監督がヘリコプター好きを自称してこれじゃあ……ねえ。
 そんな理由で『スカイ・クロラ』は怖くて見てマセン。

 ここ最近の巻は台詞がリクツっぽくてどうかと思っていたが、第3章最終巻となる今回の台詞は命のやりとり。「言弾」である。
 ようやく溜飲が下がった想いだが、連載で読んでいた人たちは余計にやきもきしていただろうなあ。ヤンサンだったら打ち切られてたと思う(私見)

 いっぽうこちらは長期連載による弊害か、物理的にもキャラクター的にも大きな出来事が描写されているにもかかわらず、それが実感として伝わってこない。
 日本の漫画を反映させてきた漫画雑誌のシステムに対し、恩恵を感じつつもイマイチ気に入らないボクであるから、おそらく近年はモーニング誌も目玉漫画が減って、無理やり続投を迫られていたんだろうなあ、と邪推する。
 もともとかわぐち氏は「勝負漫画師」であり「ミリタリー漫画家」ではないのだけれど、沈艦ブームで後者の需要が求められすぎ、無理の出た感もある。(あくまで私見)
 そろそろ連載は終了だろうから、個人的にはかねてから気になっていた氏の麻雀漫画を探して読みたい気分。

 あずまゆき先生に対してはエロと雰囲気しか求めないボクであるから(ゆえに両方の崩壊したキャンドール連載の漫画は読むことをあきらめた)、エロの制限されたあづまゆき名義作品は雰囲気で買っているわけだけれど、「秘密を守る」というベタなストーリーは今のところ上手く機能しているし、さじ加減もいい。が、これも連載が長くなるとマンネリ化しかねない罠。
 ……という別の意味でのドキドキを楽しんでいるボクは、いいかげん自分でも性格が悪いと思う。

 アクションゲームを消化する気力もなく、ふと脱衣ゲーム的な何かをやってみたくなったが、外出もできなかったので気軽にDL購入できるものを。
 脱衣花札といってもソニーチェックを通ったものなので『いい旅夢気分』レベルの肌色率ではあるけれど。
 このソフトの価値は、むしろ旅情モノとしての雰囲気。淡々かつベタなストーリーながら、うっかり東北旅行に行きたくなってしまう感じ。声優がヘタクソなのも計算ではないかと勘ぐってしまうのは、当時がCD-ROM普及期であったことを忘れかけている自分のせいですごめんなさい。
 肝心の花札は……ほとんどの勝敗を山札で決定されてしまうのがなんとも。自分の手札が場札と合わず何もできないうちに、山札が場札をホイホイと相手に取り札を流し込んでゆく、というパターンが時々ある。逆に自分の取り札が自動的に流し込まれることも多いので、勝てないわけではないが、遊んでいるという実感は薄い。

 紳士たちがネットにうpしている紳士的なゲームで遊んだりしていません。


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