日記:平成22年 1月


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1月24日(日)

 田の中勇さんと郷里大輔さんの訃報。
 ご冥福を……と思うよりも、このごろは、いつ自分の番が来るかな……とか考えるようになった。
 いや、しばらく先のことだとは思うのだが。死に方を考えない生き方というのは、多分ろくなものではないだろう。

 肩こりとイライラが少しずつ改善しているような、いないような。
 肩こりは最近ひどくないので、精神安定に重きを置きたい。

* * *

 近頃の散財:

 タイトルと違って学校名はランシール王立士官学校である罠。
 前作のPS3からPSPへ変更されたことについて「歳だとちっこい画面は見づらいんじゃあ」などと懸念していたのだが、今のところ思ったほどの見づらさは感じていない。
 もっとも前作もPS3用とはいえ、480iの画面でプレイされる可能性のあったものだから、おいそれと画面情報の密度を上げるわけにはいかなかったのだろう。
 どちらかというと画面よりも、マップが細切れなことに戸惑うかも。任意の位置から1cpで後退できるようになったとはいえ、事実上マップの移動に1キャラあたり2cpずつ使わなけりゃいけないので。

 的良先生のマンガがアニメ化される日が来ようとは。と言いながら、単行本を買ったことはなかったのだった。
 というわけで購入。
 絵が特別うまいわけでなく(めっちゃ好みだが)、設定もどこかで聞いた感じだが、読ませる構成力は高いと思う。
 これが新人作家なら、人気が出た時点で無闇に風呂敷を広げすぎて即自滅するところだが、さすが十年以上前からエr(ry

 このサイズでどのように変形するか気になったので購入。
 どうやらVF-25にヒントを得たらしい股関節の変形機構自体はなかなかだと思うが、それを保持するはずのダボ穴が緩くてプロポーションを保てない罠。
 正直、以前あったバンプレスト製景品のほうが(ディテールはともかく)「変形を楽しむ」という意味では優れていたと思う。ざんねん。

 これまで使っていたOGKの春秋用グローブが、気温的にも磨耗度的にもつらくなったので、購入。
 買ったときは手によくフィットしたと思ったのだが、いざハンドルに手を置くと、なんだか親指付け根の縫い目が食い込んでくる。まさかドロップハンドル専用とか言うんではあるまいな。
 それと、意外とウインドプロテクトしてくれない。春秋用よりはマシなのだけれど。
 食い込みの問題は、力の入れ方を工夫することで対処検討中。

 約四半世紀愛用してきたMA-1レプリカの磨耗具合が限界なので、新しいジャケットを購入。
 近所になかなか良いものがなく、けっきょく定番のアメ横・中田商店へ行くと、XL・LLLサイズが処分価格になっていた。
 本当はLが欲しかったのだが、XLも対応身長が175〜185cmなので着られないこともない。が、少し丈が余るので、フライトジャケットの「動きやすい」という利点は多少失われる。
 しかしMA-1に比べるとポケットが大きくていい。けっこう色々なものが入る。こういうとき、着衣は実用的であるべきだと改めて感じる。

 ああ、買ってしまった。正直『十字架のスプレッド』をヘビロテしたくて。
 困ったことに声優・水樹奈々にはあまり思い入れがない。
 水樹さんベストバウトはDTBのメガネさんだと思っているぐらいなので。


1月11日(祝)

 いかん、少し体を動かすとすぐに眠くなってしまう。
 基礎代謝をもっと増やさねば、と思うも寒さの前に負けてしまう。
 ここのところは体を動かすよりも、暖かい鍋の前で出来る食事改善を試みております……が、うまくいかんのう。
 mixi日記に載せた低脂肪カレーのレシピを再掲してみる。

  1. 肉野菜をやや細かめに切る
  2. 鍋底に油をひき、じゅうぶん火が通るまで炒める
    ※タマネギ→肉→ニンジン・ジャガイモの順で入れると焦げ付きにくい
  3. 一旦火を止め、薄力粉をまぶし、よく和える(ダマを防ぐため丹念に)
  4. よく混ざったら水を入れ再点火、煮立てる
  5. 油断せずかき混ぜながらアクをとる
  6. しばらく煮込む
  7. ブイヨンとカレー粉を、やはりダマにならないよう注意しながら溶く
  8. さらに煮込む
  9. 豆乳を入れ、さらにかき混ぜながら煮込む
  10. 塩や隠し味で整える

 ちなみに隠し味は生生姜(チューブが便利)とハチミツを使用。
 今日は豆乳の代わりに低脂肪乳を使ったら、水っぽくなって失敗してしまった。
 インディカ米ならば水っぽくてもいいんだけど、うるち米の国の人だからね。
 その他、水っぽくしないための注意点としては、小麦粉をよく馴染ませて鍋にこびり付かせないこと、ハチミツを入れるときは煮込み終わって火を消した直後、等かな。


さかのぼり、1月10日(日)

 いやー抜けるような天気ですねえ。
 絶好の撮影環境だったのですが、写真を載せるのはこのくらいにしておきます。
 ……レンズのファームウェア、はよ直らんかな……。


さかのぼり、1月 9日(土)

 畠田さんと秋葉原で会談。
 ……会談といいながらマンガ屋を連れまわしてすんません。
 ゲーム界の不況については、単なる社会全般の不況よりも(昔はゲームが不況に強い産業といわれていた)、メーカー側と小売が互いの距離を測らなかったのが問題だと感じるんですよねえ。

* * *

 散財:

 オレ推薦図書。
 笑いあり涙あり、おそるべし農家エッセイ。
 加工されて店頭に陳列された食材ばかり見ている街の人間としては、色々考えさせられるものがあります。
 ……などと感慨にふけっているとき、冷蔵庫の肉を冷凍庫に移し忘れて腐らせたのを発見したダメ人間はオレです。
 人気の割に入荷が少ないのか、秋葉原中を回って見つからず、最後に書泉で売っているのを見かけましたとさ。
 そういや荒川先生のことを説明するのに『ハガレンの〜』と言わなきゃいけないことに若干のショックを覚えたり。
『ゲーメスト4コマの〜』ではいかんのか。←たぶん黒歴史

 上記百姓貴族を探しているとき、ふと気になって購入。
「この人の同人誌持ってるな〜」という漠然とした気持ちで買ったのだが。
 やばい。吹く。
 久々にマンガで声出して笑ってしまった。オレ至上最強の猫マンガかもしれぬ。
 しかし無駄にヱロい。いつものことだが。ゆえにお気に入りなれど推薦せず。
 ところで母さんビンタに凄まじいシンパシーを感じる私にはSの素養がありますか?

 平和は努力と工夫なくして得られないが、わが国では残念ながら今だ念仏平和主義がまかり通っている。
 というわけで以前から読みたかったのだけれど、これも書泉でようやく見つけたので購入。未読。
 先日八重洲ブックセンターで探したのだが売り切れだった。世の中全体が少量多品種へ傾倒する中、欲しい本を探せる書店は本当に希少で、アマゾンの独り勝ちも悲しい世の必然なのだなあと感じる。


1月 1日(祝)〜 4日(月)

 あけおめことよろ。
 ワタクシといえば帰省しておりましたが、ずっと姪っ子たちの相手をしていたので、あまり書けることがありません。

 今回特に困ったことは、高速バスの乗車率が異様に高かったこと。
 高速料金減額によって自家用車が増えるかと思いきや、道は空いているのにバスになかなか乗れず困った。
 今後の帰省に影響するから、原因を知っておきたいんだけどなあ。

* * *

 近頃の散財:

 長きに渡った連載も本巻で完結。
 変わらなかったものを描くことにより、変わってしまったものを浮き彫りにする、無常というものを克明に描いたラストであった。
 ただ、この漫画が当初持っていた勝負物語の側面、ひいていえば「人間は運命を制御できるのか」というテーマが解決したのかといえば疑問は残る。
 こと、あの「戦後」は日露戦争後の日本を繰り返してしまうのではないか、という不安は強い。軍が望まずとも、国民は戦争を望むであろう。
 その身を焼いた現実の日本でさえ、小村寿太郎を国賊呼ばわりした市民の贖罪は今だ、本当の意味では済んでいないのである。

 オールスターが揃ってきてワクワクするべきところだが、主要購読層の評判はイマイチらしい。
 そんなわけで現在放送されているアニメ版は、エルリック兄弟の出番が増やされているわけで。それでも原作の肝となる部分は残しているのがすごいなあと感じる。
 この漫画が近年の少年漫画として稀有なのは、主人公と同年代の「少年」が非常に少ないことだ。大抵の少年漫画は、少年同士のやりとりで物語が完結する。それは少年の理屈で世界が回るユートピアであり、ネバーランドである。
 が、ハガレンは違う。少年であっても、周りは大人だらけで、大人の理屈にぶつかっていかなければならない。しかもエルリック兄弟には、反抗期の子供がとるような、社会に対する甘えが許されない。苛酷な環境と、過去の自分たちに対する罪悪感がそれを許さない。
 このように考えると、若年読者が興味を持つ題材とは思えないのだが、それを少年誌で長期連載していることは、つくづく凄まじい。

 ああ、『百姓貴族』も読まねば。


さかのぼり、12月30日(水)〜31日(木)

 ここんところ落ち着けず、29日も職場から抜けられなかったので、2〜3日目のみヌルヌルと行って参りましたとさ。
 しかも両日とも閉場までビッグサイトにおらず、途中退場。肉体も精神も衰えましたな。
 それでも2万円以上使ってしまったことがくやしいビクンビクン。


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