平成9年11月の日記

- diary: November 1997 -


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11月30日(日)

 Arimさんのページに感化され、MACROMEDIA Flash2J 体験版をダウンロード。
 ベクタ式グラフィクスのおかげで、簡単に軽容量のアニメがつくれそう。

 だが、その前に絵心を……。


11月29日(土)

 雨がひどいので、一日中部屋に閉じこもり。

 TVを観ていると、NHKで廃棄パソコン問題を扱っていた。
 殊に近年、ウィンテルによる消費煽動が続き、廃棄パソコンが大量発生。中古寿命も短命。

 独占的繁栄は悲惨だなあ。
 健全な競争のために、この辺にがんばって欲しいなあ。
 日立の製品は嫌いだけど、こいつは別……かな?


11月28日(金)

 ファミ通にSTCCタイムアタックの編集者タイムが載っていた。
 (内容は、STCC日記に移動。)


 ファミ通といえば、カルタ屋社長演説の内容が載っていましたが、「自分の味方だけを褒めちぎり、それ以外にはツバを吐く」クセは直した方がいいと思います。味方減ったんだから。

 立ち読みしたWIREDに載ってた、覆面座談会も似たような感じ。
 途中で嫌になり、読むのやめましたわ。


 このページの内容も、ずいぶん当初の予定と変わりました。

 「当初の予定とはなにか」ですって?
 ……同人誌の宣伝です。
 といっても同人活動自体が冷えちゃったんで、当初予定をそのまま復活、ってわけにはいかないのですが。

 いま、過去の同人誌ボツ企画をWebで実現しようか、と思っています。例えば、

など。


11月26日(水)

 きょうの質問:

なぜマイクロソフトのプロポーショナルフォントは、激烈にカッコ悪いのでしょうか?


 NHKみんなのうたで、こうだまりこさんが「♪まえ〜がみ〜き〜ま〜ら〜な〜い〜」と唄ってらっしゃるが、ワタクシも前髪キまりません。

 いや、別に雨の日だけじゃなくて。むしろ乾燥した日の方が、ザンバラになってしかたありません。
 最近特にパサパサなのでした。


さかのぼり、11月25日(火)

 ビデオカードのドライバをアップデート。
 画面を、1024x768pixelsにする。……が、字は小さいわ、画面はちらつくわ。
 おまけに左右が切れまくるので、800x600に戻す。

 やはり17インチ以上のモニタは義務でしょうか?


11月24日(振)

 先日arimさんからいただいたCG、早く掲示せねば。
 と思うも、本日ようやく公開。ここ。


11月23日(祝)

 髪の毛が激烈にうざったくなってきたので、床屋へゴウ。
 東京の場合、組合に入っている床屋だと調髪だけで3,600円も取られる。
 しかるに、組合に入っていない床屋へ。ここなら2,500円。(税抜き)

 途中で、髪の切れ端が右小鼻の付け根にひっかかる。むずがゆい。
 しかし腕は使えん。我慢我慢。髪を洗ってもらうときに流れ落ちるさ。

 ……予想に反し、水気を吸って貼りつく。た、たまらん。
 我慢我慢。顔を拭いてもらうときに落ちるさ。

 ……俺の顔を遠慮がちに拭く床屋。

 結局、自分の手で取り払った。気分は嘉門達夫『怒りのメドレー』。
 床屋に罪はないけど、そのぶん怒り倍増。


さかのぼり、11月22日(土)

 当日になって、突然『小野坂昌也・上田祐司トークライブ』を観に行こうと決定。渋谷へ向かう。
 こういうモノを主催するとは、吉本も変わったのう。(女子プロ参入の方が意外だったが)

 しょっぱなから上田氏が遅刻。しかも最初30分遅刻の予定が1時間遅刻。
 おかげで2時間予定のショーが3時間に延長。ワーイ。<て喜ぶな。

 それまでの1時間をツナイでくれたのは根谷美智子サン。
 謎の「銭湯紹介番組リポーター」なんつう不思議な過去が明らかにされた。

 上田氏登場。しかも客席から舞台袖へ上がるし。
 けっこう寡黙。トークショーなのに。

 話題というと、他では言えない「不本意な仕事」の話だし。(失礼ながら苦笑させていただいたが)

 そんなわけで色々仕込まれている。ジャッジマン岩田光央氏が乱入しての早食いとか。
 小野坂氏が色々持ち込んだり。謎の漢方薬とか、葉巻とか、エロゲー(笑)とか、ギターとか。

 とまあ、けっこう楽しませて頂きました。予備知識のない人に勧めるのは、ためらわれるが。
 次も行くぞ。ザッザッザッザッ。

#しかし、あの小屋はいつも冷房かけとんのやろか。吉本。


11月20日(木)

 またひとつ、ひそかに歳をとる。ニヤリ。


 『超! よしもと新喜劇』を初めて観る。
 こーゆーベタベタな番組を見るとミョーに安心してしまうのは、ワタクシだけでしょうか?


 最近、面白そうなゲームが出ても買い控え、やりためていたゲームをやることにしている……が、どうしても偏りは出る。

 今ちょっと引っ張り出しているのは『探偵 神宮寺三郎 未完のルポ』。
 いまどきのソフトとしては随分ショボイ出来に見えるが、雰囲気は非常に好きだ。
 そうだな、『ポリスノーツ』よりもはるかに。

 この比較、ちょいと皮肉かな?
 ことに、作中『ポリスノーツ』を意識しまくった部分があるだけに。


11月18日(火)

 ネタがないので、寝た。

 ……とか、追いつめられた漫画家みたいなこと言ってる場合じゃないんですが。
 皆様、2000カウント、ありがとうございます。

 さて……ここいらで一発Javaスクリプトでも……と思いつつ、チョイと勉強が止まってます。
 やはりスクリプトでは応用範囲が狭いかな? なんつったりして。

 そんなとき、"Netscape Java Script"登場。名前はスクリプトだが、その実態はアプレット・スクリプトを含めた統合Webページエディタ……らしい。
 「らしい」と言うのは、PR版をダウンロードしたものの、全面英語。マニュアルも英語。

 いかん、こんなことじゃいかん!(激汗)


11月16日(追記)

 『ラヂオの時間』観てまいりました。

 笑えます。泣けます。
 ディレクター役の唐沢寿明、カッコ良すぎます。

 ……以上、ワタクシの主観。

 原作が舞台喜劇だそうなので、ストーリーはドタバタというか強引というかアレなのですが※1、スクリーンならではの力を持った映画になっています。映画ならではの痛快さです。ラジオ局はスペクタクル劇場です。
 しまった。これこそ原作と映画版の比較が面白そうな作品じゃないか。

 まあ喜劇なんですが、「ヤラセの投稿葉書」ネタとか「スポンサーからの即座なクレーム」ネタなど、笑うに笑えない場面も色々ありまして。
 劇中劇の脚本が無残に改竄されてゆくシーンの連続。基本的には笑うシーンらしいのですが、涙なしには語れません。
 映画だから大袈裟な描写なんだろうけど、実際の放送も「当たらずしも遠からず」らしいんで、放送脚本家って育たないんだろうなあ、と思ってしまいました。ぐふ。

※1:アレって何でしょう……? 念のために言っておきますが、ワタクシこういう舞台喜劇ノリは好きです。
   その割には、舞台を見に行く機会なんてないのですが。


 余談。
 『モスラ2』予告映像は、どうも『パンツァードラグーン』のパクリ臭いので、あきまへん。


11月16日(日)

 テレホーダイに思う。

 筆者も無事テレホーダイ執行となりました。
 ……インターネット中毒度が上がるかもね。

 さて、次世代ゲーム機ではインターネットゲームの普及が予想されますが……というより、その程度しか次世代機のモチベーションが思い浮かばない……やはり普及の暁には、テレホ目当てで夜更かしする子供が続出するんでしょうか。
 (それよりも、日中電話かけすぎの方が心配か。)

 そんな事態になっても、NTTは24時間テレホには踏み切らないのでしょうね……。


 パラサイト・イヴに思う。

 面白かった。ひとまず、この一言。
 予想に反して、終始ハラハラさせていただいた。
 あ、もちろん原作小説の話ですよ。映画は観ていません。観る気もありません。

 しかし、このテの話に出てくる性観念は、男の哀愁というか、コンプレックスを感じさせますな。
 「しょせん男は出したら終わり」みたいな。
 ワタクシが悲観的に見ているダケかも知れませんが、こういうコンプレックスが男の死生観を型造っているのかもしれません。
 主人公の利明みたいな最期に、ちょっとあこがれてしまうかも、とか。


 映画興業成績に思う。

 ふと思い出しましたが、『爆走兄弟レッツ&ゴー』の前売券売り上げが『エヴァ』を上回った、という報道がありましたな。
 しかし実際の興業成績は、『エヴァ』の方がはるかに上。
 やはり『レッツ&ゴー』は、新人ボクサー試合のチケットみたいに、どっかに押し付けられた数字なんでしょうか。うーん、バブルの名残。


 金月真美さんのラジオ番組に思う。

 世の声優ファンは、自分の好きな声優が自分の嫌いな作品に出演していた場合、どうするんでしょ。
 私の場合は、ケースバイケースですが、基本的にノータッチです。
 とはいえ、売り物ではなく放送の場合は、若干許容度が上がるわけで……真美様出演ラジオ番組、ワタクシの傾向と対策。


 ドラマパートとトークパートの二部構成。
 ドラマパートはマンガ原作のドラマCD版から放送。(つまり新作じゃないのさ。買ってないからいいけど。)
 話はビージャン読んでる方ならお分かりだろうが、ヤキモキすれ違い系ラブコメである。こーいう話、けっこう苦手なんだけど……ま、つくりが粗いというわけではないので許容範囲。
 先日は結城比呂氏と子安武人氏がキャスティングされていたので、気分はネルフ司令室。……嘘です。

 トークパートは、真美さんと「CNN」という新人ユニットとの三名で話しているんだけど、このCNNのしゃべりが退屈。
 最近は普通のトークから『趣味の声優講座』なる企画モノに変わったので、マシか。

 結論:聴集継続。


 タイトルからスポンサーがゲームグッズ店「ゲーマーズ」なのかと思ったが、違うらしい。
 リスナーからのゲームに関する口コミ情報を紹介する番組、とのことだが……。
 しゃべりが……どうも……台本棒読み臭い。いや、声優さんだから抑揚は効いているんだけど、話題の振り方とかがどうも不自然でイカン。あと、常に妙なBGMやSEが鳴り響いているのも、嫌。

 構成作家が、まともに間を持たせられない奴である証拠だ。
 いまのところ、惰性で聴いている。一番の聴集打ち切り検討対象


 ここに挙げたなかでは、唯一真美さんのトークパートがない。(ドラマ出演のみ)

 桑島法子(呼び捨てかよ)の悪意が見え隠れするステキなトークの合間に、例のつまらんドラマが流れる。
 このテのOVAなどにありがちな、「キャラの特徴を極端に表したテキトーな描写が延々と続くだけ」という、救いようのない内容である。助けてくれ。

 脚本家集団「ぶらざあのっぽ」も、堕ちたなあ。

 結局、ドラマパートのときに耳をふさぐことで対処している。
 (そしたら真美さんの番組とちゃうやん)


 ここに挙げた中では一番の好み。ドラマはないけどさ。
 基本的に役者さんには、役で活躍していただきたいものだ。
 (やはり『Moonlight lips』が良かった。あれを超えるものは、もう聴けないのだろうか。)

 番組は個人トークと、ゲストトークの二部構成。CMすら挟まない。
 で、真美さんの個性が一番出ている番組といえましょう。
 このことは声優ファンとしてはいいんだけど、やはり演技のお仕事で活躍していただきたいなあ。
 (なんか、常識とは逆のことを書いているような気がする。>イタリック部分)


 結論。
 やっぱり『Moonlight lips』が良すぎた。
 さて、『ラヂオの時間』でも観に行くか……。


11月13日(木)

 我がホームページもインタラクチブ(老語)に行こうと思い、Javaを勉強しようかな〜、などと考える。

 しかしJavaアプレット構築に必要なコンパイラは高く、しかも一番安いコンパイラはあのMS VJ++と来たもんだ。
 マイクロソフト嫌いな筆者は「やめやめ」と思い、コンパイラの不要なJavaスクリプトに手をだそうと考える。

 ネットスケープのホームページに技術情報があるというので、見てみる……全文英語。
 うう。しかし個人ホームページを渡り歩いて、徐々に勉強する方針。


さかのぼり、11月12日(水)

 『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ』というヤツを観た。
 昔やっていた『超ロボット生命体トランスフォーマー』のCG版というところか。

 でも、前作の記憶を引きずっているワタクシとしては、かなりキツイ。
 例えば、みんなケダモノに変形してしまうこととか、変形時にかつては

「とらんすふぉおおおむ! キコカコケコ」

と言っていたところを今では

「へんしん! チャキン」

とかヌカしているところとか、コンボイ司令官の声が玄田哲章ではなく子安武人だとか、メガトロン様の声が加藤精三ではなく千葉繁だとか、ストーリー上でキャラが立ってないのを声の抑揚で誤魔化してるとか……。

 ていうか、スタースクリーム出せや。

#分からん人にはとことんワカラン話題ですまぬ。


11月9日(日)

 『L.A. Fighters』の放送が、終わっちまったよ〜!!

 最近、海外ドラマのTV放送って、レンタルビデオのCMと化しているからなあ。タイトルがコロコロ変わる。


さかのぼり、11月8日(土)

 体が動かん。
 バリバリの昼型人間なのに、『バイファム』観るために夜更かししたのがイカンのね。
 『週間地球TV』の裏番だから、タイマー録画も効かんし。

 しかし俺、やはり芦田豊雄キャラと相性悪いわ。しかし脚本・演出力は高いので、見続ける運命か。


 今日から、ラジオ『CLUB db station』のドラマが『BURN-UP EXCESS PLUS』に替わった。
 ……猛烈つまんねえ。おそらくコナミ提供ラジオドラマ最悪の出来である。

 そもそもコナミが「脚本演出ギャグすべて最低の他社製OVA」ラジオドラマ版に手を出すことが、まったくもって意味不明である。
 番組のトーク部分は、相変わらず桑島法子がブチ切れておりナイスなため、聴集継続の是非を検討中。


さかのぼり、11月7日(金)

 某氏より、あるメーリングリストを見せてもらう。
 ウィンドウズのプロポーショナルフォント(不等幅字体)問題についての意見文だ。

 ふつう、プロポーショナルフォントでも2バイト文字は等幅である。
 しかし、ウィンドウズのそれは、2バイト文字までが不等幅なのだ。

 こいつはしまった。確かに筆者もこのことを不条理に思っていたが、それを自分のページには反映させていなかったのである。
 なぜなら、筆者のブラウザはプロポーショナルな部分でも非プロポーショナルな字体を表示指定していたため、そんなことを気にする必要がなかったのだ。

 つまり、いままでウィンドウズ以外向けの構成をしていたわけね。ウィンドウズユーザーなのに。
 ……徐々に修正します。


 一日遅れで、藤崎詩織2ndアルバム『Memories』購入。
 最初タイトルを聞いたときは「モリタカのカバーか!?」と思ってしまいました。

 しかし、作詞・作曲陣が本当、豪華だ。クラクラ来そうである。利益出るんだろうか。<出るだろうさ。
 昭和60年代的テイストを狙うという意味では成功していると思います。
 ノスタルジーかな? と思うも、最近流行の心に残らないよーな曲で歌われるよりはるかに良いと思います。マル。


11月3日(月)

 indexページに、密かにバナーを追加。これで相互リンクページの方々が、いつ来訪されたかおおよそ分かるって寸法だ。
 俺ってイジワルね。

 あと、表紙の[ SHIFT JIS CODE ]ってのを[ ISO-2022-JP ]に修正。
 ブラウザで確認するまで、気付きませんでした。


 さて、筆者のアパートからいくばくか離れた場所に『蒲田産業なんたらPio』という催事場があるのだが、そこはよく中規模同人誌即売会などに使われる。が、筆者はその手のジャンル限定即売会に行ったことがない。

 今日もPioの前を通りかかると、『Leaf Fan』なる即売会をやっていたのだが、なんとなく怖くて近づけない。
 コミケに10年近く通っている男が、である。

 筆者がリーフのゲームをやってないのが原因か?
 と思うも、それでは『ときめきパーティセンセーション』なる即売会ではどうだろう? やはり同じなのだ。
 結局、「萌え〜。」という雰囲気に、どうもなじめないのね、俺。


11月2日(日)

 この日記もサイズが大きくなってきたため、一ヶ月ごとの構成に改訂。
 メニューは、はっきり言ってKCEジャパンの真似ですが、訴えないでください。げふ。


さかのぼり、11月1日(土)

 今日は母校の学祭がある……はずだ。しかし、行かない。
 別にイマサラ感があるわけではないが、疲労の蓄積があるため。

 久しぶりに、映研連中の顔も見たいのだが。


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