平成10年6月の日記

- diary: June 1998 -


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さかのぼり、6月30日(火)

 仕事明け。自転車に乗っていると、妙に川崎大師へ行きたくなった。
 多摩川を超え、京急大師線沿いに走ると、やがて大師は見えてきたが……着いてみると、なぜ来たかったのか思い出せなくなっていた。ま、いいや。いい運動だし。


 『爆走デコトラ伝説』ようやく起動。が、デコレーションには興味が湧かない。筆者はドライバー視点の人なのだ。
 でも、変なペイントはやってみたい。「山崎製パン」とか、「バンダイロジパル」とか。

 怒り声は「どかんかボケェ!」を選ぶ。声が昌やん(住吉区出身)に似ているが、ご本人だろうか?


6月29日(月)

 有給休暇をとっておいた。

 午前、食い物が喉を通らない。
 思い当たる原因を考えてみる。おととい行ったビアガーデンのダメージが残っている。このところの真夏日により夏バテしている。そして、伝言板のレスを今書いている。
 私が精神的に余裕のない人間だというのは、おそらく事実なのだろう。では、その先にあるものは何?

 午後4時、渋谷へ向かうべくアパートを出る。
 何も食べないのは危ないので、途中の品川駅で立ち食いそばを食べようとする……なんと店舗改装中。
 渋谷着。駅でおにぎりを買い、茶といっしょに腹へ詰め込む。
 センター街のマツモトキヨシで、チオビタ2000を胃に流し込む。


 『声優コレクション 金月真美』!
 公演通り劇場での真美姉のイベントに参加するのは初めてだ。(筆者が公演通り劇場に行くのが二度めってだけだが)

 この小屋の音響は、前回行ったときの感想ではお世辞にも良いとは思えなかったのだが……今日はよく聞こえるぞ!
 なぜ? 音響設備が改善されたの? それとも、前回座った席の場所が悪かっただけなの?
 なんにせよ、おかげで楽しめましたわ。

 最初は「はりけ〜んず」を司会に、真美姉のトーク。
 「最近腹が立つこと」という話題では、「駅で切符を買おうと並んでいると、自分の前に必ずノロノロと切符を買う人がいる」「街を歩いていると、自分の前に必ずノロノロと歩いている人がいる」……強烈シンパシー。心の中で「オレと同じ人がいるよー!」と叫んでしまいました。
 だが、このシンパシーも、次の自動車トークで崩壊する。「私、高速道路ではブレーキ踏んじゃいけないと思ってたんですよ!」色々な同乗者が、真美姉のクルマから逃げ出したという話が、よくわかりました。
 ホラー小説話。「こわいシーンになると思わずページを読み飛ばすので、いつの間にか登場人物の状態が変わっています。」……ワタクシには真似できません。そこまでして読む根性に脱帽。マジ。
 ゲームトーク。『バイオハザード』(1作目)を解くのに15時間かかったというお話。……ふたたびシンパシー。「オレもゲーム解くのに時間がかかるんだー!」……実は筆者、バイオはまだ解いていません。

 ストーリーテリング。何気ない話だけど、少し怖い話。
 本当、あまり抑揚のない、何気ない話なんだけど、こういうのを怖く思えなくなるとしたら、そのこと自体が恐ろしいな……と思うような話。

 ストーリーテリング以降、菅原さっちゃん登場。以降は会場アンケートに基づいたトーク。
 ああっ、ここでの話題は危険なのよーっ! したがって略。

 そして、プレゼントコーナーの後、真美姉の歌。会場が会場ゆえ、選曲がバラードなのは正解。(そんなに大きな小屋じゃないからね……)今日は筆者個人に飛んだり跳ねたりする元気がないんで、ありがたや。
 『記憶(おもい)抱きしめて』と『とても近い遠くから〜Lonely Rain[フルアレンジ]』。ああ、やっぱり真美姉と言えばバラードだよ。


 ……と、とても楽しかった『声優コレクション』だったけれど、ちと苦言を。

 プレゼントコーナーは借り物競争みたいな形で行われたのだけれど……これ、ものを貸し借りするんでうまくすればファン同士の親睦も深まるんだけれど、下手するとトラブルの元になるんで……。

 あと、こちらは主催者側ではなく、客の話。
 ゲームショウのときにいたイカレ罵声野郎が、またもや目の前に。ときおり訳のわからない罵声を放っては、周囲の客に睨まれていた。そんなとき彼は、両腕を組んで勝ち誇ったように座っていた。
 もはや怒りを通り越して、恐怖を感じた。何を考えているのか、まるで分からないのだ。
 そして……なぜ、よりにもよってこんな日に。


 胃に悪いのを承知で、酒を入れてみる。
 『デコトラ』は、まだ起動していない。


6月28日(日)

 まだ『デコトラ伝説』立ちあげてないよ……。

 お、2ヶ所から新たにリンクしていただいている。相互リンクにしましょうか?


 今日は、多部田俊雄先生の誕生日だ〜!
 ……いや、だからどうしたという話ではないが。

 こういう話から入ったのなら、通常は多部田俊雄氏を話題にするのが普通だが……誕生日ばなしを。
 この日記をつぶさにご覧の方は御記憶かもしれないが、筆者の誕生日は11月20日……って、ドリームキャストの発売予定日とおんなじじゃあー!
 いっしょに骨を埋めろという、神の啓示でしょうか?

 11月20日と言えば、『ビートマニア』に "20, NOVEMBER" [HOUSE] という曲がある。どういうことでしょ?
 ともあれ因果を感じたので、このあいだ始めてみた。……ぜんぜん弾けんわ。
 ある方のご指導により、なんとか
"DO YOU LOVE ME?" [BALLADE] はクリアできるようになったのだが……。


さかのぼり、6月27日(土)

 今日は、映研OB飲み会の日だ〜!
 千葉で飲むというのに、秋葉原に集合するという。まったく業の深さを感じてしまうよ。
 せっかくだから(消費され尽くした表現)、ゲームを求めてさまよう。『デコトラ』や〜い、『ドラキュラX』や〜い、ついでに気が向いたら『サタベー』買うか……。

 ……ない! ないんだよ! どこもかしこも、お目当てソフトは例外なく売り切れ。
 ところが、集合時間チョイ前に現れたあんぶー氏(仮名)らが「今そこで『デコトラ』買ってきた。」とのこと。再入荷?
 そこって……「ゼット」。しかも、いつのまにやら店名が「メディアランド」に変わっている。こんなアクのない名前に変えても大丈夫なんだろうか? まあいい、とりあえず買っておく。

 やがて全員がそろい、千葉へ移動!


 そしてJR千葉駅周辺で待ち受ける、様々なワナ。(ファミ通方式)

 ワナは、飲み会にまでつきまとう。

 まあ……それでも楽しかったよ。いやホント。
 でも、ワナは終わらない。


 実家に帰り、一泊。家族と近況報告を交わす。


6月25日(木)

 また気の重くなるものが届けられた。参議院議員選挙投票所入場整理券だ。
 念のため言っておくが、筆者は政治に対する関心の薄い方である。しかし無関心というわけにもいかず、醜いと知りつつ腹立たしさをさらけ出してしまうよ。
 町角で目立っているのは、某政党が相変わらず掲げている「現行消費税反対」のポスターだ。こう言うのはなんだが、件のポスターは有権者を小馬鹿にしているとしか思えない。

 税制・財政の問題は消費税単体の問題ではなく、もっと全体的構造の問題であるはずだ。決して消費税というもの単体をやり玉に挙げて、全体を見る目を曇らせてしまってはならない。
 消費税だけが個人財源をおびやかす悪者ならば、個人主義国家のアメリカで10%前後(州により異なる)の州消費税が平然と徴収されるはずがない。
 イギリスのVATなどは、施行当初は20%という信じがたい高税率であった(さすがにこれは後に改められた)。
 日本の消費税は5%。しかもこれは国税と地方税の合計率である。単体で見れば、決して高い税率ではない。

 むしろ日本は直接税の高い国だ。なぜ親族から土地を相続するのに、それを切り売りしなければならないのだ? こういう問題を無視して、刹那的に分かりやすい部分(消費税は額が小さくとも、頻繁に徴収されるため)だけを論点にしてしまう政党は、具体的政策を打ち出さないでイメージ戦略のみを行なう某政党と大差ない。
 有権者の政治判断力に期待しないという態度がアリアリなのだ。……実際、有権者の判断力がないのだろうけど。

 ああ、今度も低投票率だな。いちおう投票には行くつもり。


 おお。ACESの親玉は、TVパニックの社長だったのか。わかりやすい図式だ。新品ゲームの店だものね。

 それとはあまり関係ないが、TVパニックを覗いてみる。
 『やるドラ・ダブルキャスト』および『爆走デコトラ伝説』……売り切れの表示。
 サターン版『ドラキュラX』および『ポリゴンBASIC』……ない。「売り切れ」とすら書いてない。寂し。
 ま、TVパニックの価格で買うつもりはないので、ナンだが。土曜にアキバへ行く。

 今挙げたソフトの中で『ダブルキャスト』以外の3本が購入候補だ。特に『デコトラ』は注目。
 これは別にデコトラを題材にした色物性に注目しているだけではなく、「高速道路をひた走るゲーム」を心待ちにしていたからだ……小学生の頃から。
 一般道から隔離されていながら、サーキットほどは閉鎖されていない不思議な世界。そんな高速道路に、妙なあこがれを抱いていたのだ。(ラッドモビール完全移植希望!)
 そこへ来て、自車は高速を我が物顔で突っ走るデコトラ! なんということだ。
 エディットモードでヤマパン坊やを描こう!<愚


6月24日(水)

 相変わらず会社とゲームと睡眠で生活時間の大半を埋められているので、ますますネタがなかったりする。
 いちおうリンクのコメントを少しいじっておきます。

 いっぽう公式情報がまるで発表されないのに、書き込みの絶えないドリームキャストBBSはすごいなあ……妄想に満ち溢れて。もう読む気しません。許して。


 かつてBBSがあまりにも閑散としていたので、思わずリンクを外してしまったARTSホームページだが……最近は非常に活発らしい。書き込みが多ければ多いで、また読む気がしなくなって来るが。

 拙ページでゲームソフトの中古問題を書いたのも随分前の話だが……事態はどうにも好転しない。メーカー数社が一中古業者に訴訟を起こしたりしているが……この問題を「勝ち負け」なんつう概念で決めて欲しくはないのだ。
 筆者の意見は「何の代替手段もなしに中古市場を潰すのには反対だが、かといって現状の肥大化した中古市場を容認はできない」といったところ。
 中古市場がまるまる消滅すれば、流通の(在庫や価格に関する)不整合を調整するチャンネルをひとつ失うことになる。かといって、現状のように中古市場が膨れ上がってしまっては、(たとえCESAの試算が多少大袈裟であっても)メーカーは中古対策に翻弄され、結果、無意味にプレイ時間の長いゲームで市場があふれかえってしまう。
 どちらが「勝った」としても、釈然としないものを感じる。そこでメーカーと小売には同じテーブルについて話を進めて欲しいのだが……。
 なにぶんゲーム産業自体が八九三な商売から出てきているので、「ショバ争い」でしか事態は解決しないのだろうか?

 ところで新団体(プロレスみたいだ)ACESはどうしたのだろう? 全然具体的な実態や活動内容が見えて来ない。


6月21日(日)

 ゲーセンへ行くと、妙な親子連れらしいのがいました。
 小学生くらいの子供が、ゲーム機におびただしい量の連コインをしているのです。もちろんその軍資金は、父親らしき人物から支給されています。いわゆる成金プレイというヤツですな。

 それだけでも腹立たしいのですが、見たところ彼は、どうにもゲームのルールを理解していないようなのです。
 『電車でGO!』をやるとブレーキを解放せずにマスコンをガチャガチャと動かし、即ゲームオーバー。セガラリー2をやれば、シフトレバーなど触りもしないくせにわざわざMTを選ぶなど、見ていて腹立たしい限り。
 これはゲームに対する冒涜です。

 あまつさえ、そのあやまちに気付き、ブレーキなりシフトレバーなりを操作しはじめた直後に、「飽きた」と言わんばかりにプレイを中止し、別の筐体へ走ってゆくのです。なんのために大金を投じていたのでしょう。
 これはゲームに対する陵辱です。まったくもって我慢なりません。

 そのとき、私の脳裏をある想像がよぎりました。
 ……かの少年は入院生活が長く、ろくに遊ぶ機会がありませんでした。そんな彼に外出の許可がおりました。しかし、彼の余命はそう長くはなかったのです……。

 とか考えねえと、腹の虫がおさまんねえぜ、ちくしょ。
 小せぇガキに無駄遣い憶えさせてんじゃねえ!>クソ親
 小子化反対! 子供は荒波にもませろ!


 『彩のラブソング』ようやく終了。買ってから3ヶ月近く経ってるよ。

 巧実……コイツ最高! ときメモ関係ベストキャラ野郎部門大賞に決定!<独断
 『虹色の青春』のとき、こういう展開を期待していて実際にはなかったから、『虹色』を含めてやっと「終わった」と感じたよ。

 ……シンパシー云々の話は……今書いても全然面白くないんで、やめます。もし期待していた人がいたらゴメン。


6月20日(土)

 ドバヨシカラメ〜ってのは、昔の"Beep!"を読んでいないと分かりづらい呼称。

 昨日、川崎のヨドバシカメラが開店した。最寄りの京急川崎駅がこれに合わせて新しい改札口をつくったと言うのだから、けっこうな気合の入れようだ。
 とはいえ、自転車でも行ける距離なので、自転車で行ってみる。
 ……やめときゃよかった。暑い。梅雨の晴れ間、真夏日なのだ。とはいえ、人間たまには汗をかくのもよかろ。

 けっこうな建坪があるのか、2階建ての割には店舗面積が広い(郊外型に比べれば大したことないかも知れないが)。ビル街の隙間に建てたひょろ長い店とはわけが違う。
 さっそくポイントカードをつくる。個人情報とひきかえに割引特典を受けるのだ。(毒)

 店内の品揃えは流石によい。パソコンの関連機器などが急に欲しくなったときや、ながらく撮っていない写真趣味が再燃した場合には、重宝するだろう。

 さてと、ゲームソフトは……まあまあの品揃え。しかし大型の郊外型店舗には負けてしまうかも。
 でもとりあえずは困らないだろう……!? おや、おととい発売されたはずのサターン版リンダキューブがないぞ! すぐに買うつもりはなかったにしろ、値段だけでもチェックしておこうと思ったのだが……。
 他のソフトも、いかにも「他の店舗にあった不良在庫を移してきました」と言わんばかりのものがチラホラ……。ポイント10%還元は魅力的だが、やはり専門店や大型郊外店舗には負けるなあ。でも、レジ脇にはトレカの山がドッサリ。

 とりあえず今日は何も買わず。便利そうな店だというのは確かだけれど、筆者が秋葉原へ行く回数を減らすほどのものではないだろう、といったところ。


6月19日(金)

 最近のセガBBSは、ドリBBSが妄想と盲信・そしてそれらに対する嫌悪と荒らしに満ちており、見ていてやるせなくなるので近づいておらなんだが……。

 なんと、セガトイズBBSなんてモンが出来ているではないか。
 ここのいいところは、セガトイズ以外のおもちゃネタを書いても、「ここはセガトイズの掲示板です。セガ以外のおもちゃは話題にしないでください。」なんつうトイファシストがいないことだ。
 つーか、トイファシストなんつうモンが存在するのだろうか。

 それよりも気になるのは、『RPG伝説ヘポイ』のネタを書いたとしたら、どんな反応が返ってくるのだろう……ということだが、さすがにそれは悪趣味なのでやめておく。


 ゲーム誌レビューやPSファンの間で、『やるドラ』が人気爆発。どうしたのだ?
 春のゲームショウで配っていたのは「ほとんど止め絵で、後藤圭二の歪んだ絵が目立つ」「どの選択肢を選んでもストーリーが変わりゃしねえ」「話題になったのはヒロインのパンチラだけ」という、ていどひくいモンだったのだが。
 レビュー見る限りは、逆の事しか書いてない。本当に良作へと「化けた」のか?

 でも、後藤圭二の絵に拒絶反応を憶えるので、たとえ良作でも買わない。<わがまま


さかのぼり、6月18日(木)

 2ヶ月ぶりに『彩のラブソング』をやった。番長戦に負けてしまった。
 なに、ちとコマンドを間違えただけよ。明晩リトライ予定。

 しかし……3月末に買って、4月初旬にプレイして……それから2ヶ月放っておいたんだから、我ながらひどい。
 『虹色の青春』のときは、こんなことはなかったのに。
 筆者のときメモ熱も冷めたか? いや、違う。
 実は片桐は虹野に比べて好きじゃないとか? いや、オイラはシオリストだから関係ないス。
 実は『彩』の主人公に対して、『虹色』のときには感じなかったシンパシーを感じてしまったからだ。

 「え? シンパシーを感じた方がプレイしやすいんじゃないの?」とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれない。
 これについては後日。


6月17日(水)

 ジャブロー、陥落。
 なんだかんだ言って『ギレンの野望』は、ガンダマーにとって楽しすぎる。

 『ガンダム』のアニメ本編を観ていた時にはアムロに感情移入していたわけだが……いざ世界地図を広げられ「コイツをお前の色に染め上げろ!」なんて言われた日には、ギレン総帥にシンパシーを感じちゃいますね、絶対。<あぶねぇよコイツ
 アニメでギレンが殺された時は「ざまーみろ親殺しめ!」と思ったものだが、いま同じシーンを観たら「御無体な!」と無責任な事を口走ってしまうだろう。
 もしも『パンツァードラグーンSLG・帝国の野望』なんてゲームが本当に発売された日には、筆者はクレイメンに感情移入してしまうよ。え、皇帝? なんスかそれ。

 ドムを大増産して、ジャブローに叩き込む。これだ。本当はズゴックEとゲルググ……いや、せめてドワッジが欲しかったところだが……贅沢は言えん。
 さて、『彩のラブソング』に手を付けねば……。


6月13日(土)

 金曜日に休んだおかげで、風邪も直ったようす。
 大して温度も上がっていないのに、雨降り続きで妙に蒸す。


 保留とか言っておいて蒸し返すのはなんだが、ゲームファシズムネタはコラムにまとめようと画策中。
 ゲーム屋のクダ巻きとかは、個人的には「言わせておけばいい」程度の関心しかないが、ゲームファシズムってのはゲームをありのままに楽しめないことに思えるわけで。

 「ゲームを楽しめないのはなぜ?」というのは、このページの一大テーマだから。<いつの間に?


 ここで、別の「ゲーム楽しめない」ネタ。

 『ギレンの野望』での、「作戦実行」の概念。あれキツいわ。ウォーシミュレーションが好きで買った人間は暴れ出すぞ。
 特にジャブローを攻めあぐねていると、*自主規制*がワープして*自主規制*するなんてたまりません。

#ウォーシミュレーションのファンじゃなくてよかったぁー。<よかった探しにより精神崩壊


6月10日(水)

※今日の筆者は風邪気味なんで、ノリがアレです。(意味不明)


 例の話題、結局本ページ始まって以来の大ツリーになってしまったわけですが……。ここいらで整理。
 なんか違う事を書いていたら、遠慮なくツッコんでください。

 ああっ! これではなんのために巨大ツリーつくって意見出し合ったのかワカラン! ひとえに管理人たるワタクシの力不足でい……。

 なんて思っていたら、ABC氏のページがなんと日韓問題で盛り上がっているではありませんか!
 どうなさったの? ひょっとして拙ページを見て「俺はゲームファシストじゃねえ!」なんて思っているとか?

 ヒィィッ! 助けて! 許して!
 ていうかさっさと寝て風邪なおせ。<俺


 じゃ、それ以外の。

 うーむ。こうは考えたくないけど、さもないと今日の『ジャンル排他的コアゲーマー』の存在を説明できない。

 ああっ! 結局これかい。「成長しても子供のような心を忘れない」ってのが褒め言葉にならんのが、飯野氏の困ったところだ。
 少なくとも「有名になった」のと「支持者が多い」のと、あと「ゲームデザイナーとして優秀」というのはそれぞれ別物だということを自覚してくれ〜。


 ……こういう話題をほじくり返すより、素直にゲームやっていた方が精神衛生上いいですわな。
 というわけで、筆者発「クダ巻きゲーム屋」や「ゲームファシズム」の話題は、しばらく保留。


6月 8日(月)

 法ちゃんとまちりんがお互いのラジオ番組で仲悪げなのは、イタバシマサヒロの女装がおたささの100倍気持ち悪いからですか?

 知りません。


 とぅるるるる……がちゃ。
「♪あつめられ〜ると〜、か〜い〜じゅ〜ううは〜、あたりかま〜わず〜放射能を吐く〜。」
「うわあっその歌やめろっ! 洗脳する気か!?」<すでにされとる
「なにを言う、この歌は貴様の発案ではないか。」
「た、たしかに!……しかし……ところでいつからゴジラの声は小西寛子になったんだ?」
「ふん、ゴジラの純朴なイメージにはピッタリだろう。」
「じゅ、純朴……? お前は国語辞典を読んだ事がないのか?」
「おや? ゴジラが純朴ではないという証拠がどこにあるのかね? 怪獣の本能に対して素直なゴジラが、純朴な性格である可能性は高いぞ。」
「金はないくせに、へ理屈だけはいくらでも出てくるな……。それにしても、あのネタは『ソフィアの純愛』を聴いた事がないと、微塵もわからんぞ。」
「え、このページの読者はもれなく聴いているのでは?」
 がちゃん!


6月 7日(日)

 昨日買ったダグラムのLDを観る。
 ……本放送で観ていた時にはそれほどに感じなかったが、すごいわ。

 第一話でいきなり朽ち果てているダグラムといい、狂言クーデターで傀儡政権を誕生させる話といい。
 走っている敵(ソルティックH8)がコケた勢いで爆発してしまうのも、哀愁をさそうぞ。考え様によっては、量産メカの悲哀を一番うまく表現していると思うのだが。
 しかし観ていて一番嬉しいのは、親子の確執を真正面から描いていること。やっぱりエヴァって卑怯だよ。<寝返り

 こんなアニメ、もう出て来ないんだろうな。

 神田監督には『ガラット』『ドラグナー(後半)』のおかげで良い印象を持っていないのだが、『バイファム』と合わせて見直してしまいそうだぞ。
※『ダグラム』は、高橋良輔・神田武幸共同監督作品。


 自転車がパンクしていると生活圏が狭まるので、いいかげんそろそろ修理。
 やっぱりサイズは27インチで正しかったのですよ。疲れている時は混乱して、なにやってもダメね。

 多分きょうは大丈夫なので、チューブを交換する。……予想と違い、バルブから離れた場所がバーストしていた。
 ま、なんにせよチューブを交換し、パンク防止剤を充填しておく。こういうモノいじりは、なんだかんだ言って楽しい。修理屋さんに持ってゆくなんて、もったいない。ただし、時間があればの話。


さかのぼり、6月 6日(土)

 今日は、ぱうわうさん主催のAZELプレイヤーオフ会。
 ものもらいも治ってきたので、満を持して出席する事にする。オフ会ってのは初めてなので、緊張。

 ……と、その前に。
 秋葉原へ行き、昨日発売された『太陽の牙ダグラム』LDボックスPART1を買う。発売元がタキなので、バンダイのものより割高だ。放送が6クールもあったから、全部で3箱も発売されるんだぜ。この夏はガンダムやらブレンパワードやらと……あと評判の悪いダイターン3の続きも買うつもりなので、経済的にエラいことになる。(確かにダイターンは「外した」アニメなんだが、個人的思い入れがデカいのよ)


 新宿に着く。とりあえず集合場所のみ確認し、その後しばらくをスバルビルで過ごす


 さあ、集合だ!
 次々と現れる参加者! おもむろに始まる名刺交換! そして我々は、驚異に打ちのめされた……。(謎)

 ぱうわうさんは、文書から察する事ができるとおりの、ほがらかな方。ただ、声があるお方に似ていらっしゃるのが、終始気になった……失礼。

 喫茶へGO! そして始まるトーク!
 FF8ホモ論(オイ)、ドリームキャスト批判(オイオイ)、パンツァードラグーンSLG・帝国の野望(プレイしたいぞ!)、敵キャラ全員巨大の真実、泣く泣くカットされたZWEIの場面、『ゲーム批評』批評、そしてRPG談義……。

 あ、あとすんません。言いそびれましたが、ワタクシはメタなオチが好きです。


 ワタクシ、ボキャブラリーのなさを痛感しました。特にRPGのプレイ体験が貧困なのが痛い。
 ぱうわうさんが『ダンジョンマスター』や『ポポロクロイス物語』について熱弁するときはともかく(失礼!)、『ファイナルファンタジー』『ドラゴンクエスト』に至るまで話についていけない自分に、ゲームページ掲げるのがヤバイのではないか? という危機感を憶えたよ……。

 しかし、面白かった! もう少し発言できれば、もっと良かったんだけれど……。
 次回が楽しみ……って、そのとき休みがあるかワカリマセーン。(泣)


6月 5日(金)

 やけにまぶたが重いと思ったら……なんと、ものもらい。
 この歳でものもらいになるとは、恥を通り越してオドロキだよ。

 目薬を差し、手をアルコール消毒して……まぶたの膿を絞り出す。
#お食事中の方、申し訳ない。

 だいぶ腫れはひいてきたが、まだ完治には遠い。医者に行かんとだめかなあ。


 5月の日記はトバシていたのに、6月に入るなり更新停滞。

 その間も伝言板は盛り上がっていた様子で……っても、あんまりポジティブな内容じゃありませんが。
 『プレイヤーを煽動するゲーム屋』と、そこから派生した『ゲームファシズム』の話題。

 いま前者を突き詰めて考えると暗くなりそうなので、ここは後者の話題。
 ゲームファシズムというものがあると仮定して、それはいかなるものなのか? などと雑考。
#ツリーが長くなったんで、日記にて失礼。

 基本的に、ファシズムは恐ろしい。
 伝言板への書き込みにおいて忘れていた事だが、ファシズムの重要な要素に、民衆が自己判断力……言い換えれば自己責任能力を放棄してゆくこと、というのがある。
 恐ろしい。
 しかしそれがうまくマッチするジャンルがある。スポーツファシズムである。※

※ここでいうスポーツファシズムとは、行政上ファシズムを実現するためにスポーツ啓蒙をすることではない。
 スポーツ競技を支持する集団が、ファシズムに似た言動を取っていることを指す。あしからず。

 スポーツであるチームを応援する行為には、もともと責任能力を問われない。試合結果は選手たちの能力などに依存するものであり、応援が届かなかったからといってサポーター(ファン)が叱責されるわけではない。負けた選手やチームを、ファンが一方的に叱責する事が許された世界なのだ。
 さらには、それぞれの選手やチームは公然と争っている存在である。戦争のように、争ったからといって非難を受けるものではない。(スポー
 こういった土壌があればこそ、スポーツ観戦にファシズムの概念が導入され、ファンが好みのチームに没入する事は大した問題にならない。(もっとも、フーリガンという例外はあるが。)
 ましてや、特にヨーロッパ人などはスポーツ競技を戦争の代替行為として観ているフシがある。戦争したくてもできないフラストレーションをスポーツで晴らすのである。
 T-Bさんのおっしゃるとおり、このように嗜好ゆえファシズムが悪にならない世界というのも存在する。

 それでは、ゲームファシズムはどうか?
 ゲーマーはスポーツファンと違い、ある責任を負っている。それはすなわち、自分自身が競技者であり、かつ消費者であるということだ。
 ゲームに勝てないこと、ゲームを楽しめないこと、そして楽しみようのないクソゲをつかんでしまったこと。これらすべてはゲーマー自身の責任として処理される。息抜きのつもりであっても、そこで責任の存在をマザマザと見せ付けられる。
 自己責任と対峙してしまうことのショックを和らげたい。その気持ちは、ゲーマーをゲームファシズムに傾倒させてゆくのかも知れない。
 が、その代償も考えなければなるまい。なにしろ自己判断力・自己責任力が麻痺してしまうので、ゲームに対する能動性を感じずにプレイしてしまう危険がある。言うなればゲーム不感症だ。

※むろん能動性がゲームのすべてではないが、おいしい要素がひとつ欠けてしまう事には相違あるまい。

 ゲームファシズムの恐ろしさは、それを用いて市場支配を目論む企業策略よりも、むしろそのプロセスによってゲーム独自の面白さが減衰してしまうことにあるのかも知れない。

#ただ、対処型のゲームに限っては、能動性が麻痺した方が面白いかも。
#ゲームファシズムの実例を見つけたら、それに注意してみるとしよう。


 ゲーム製作者のクダ巻きについては、精神的に元気な時に考えます。


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