Round 9 トランポ受難の日

2003.06.25

 

7月5日(土)のFISCOでのレースまで、間隔が開きすぎるとまずいと思って、6月22日(日)にかみさんとFISCOに行った。22℃と絶好の気温。晴れてるが富士山は雲で見えない。MFJのレースが近く、久しぶりの休日のフリー走行日とあって、大勢のライダーが来てる。飯尾さんとジャックも来てた。ジャックに「大勢走るから危ないぞ」と言ったら「あなたは一人で走っても危ないでしょ」って言われた。

 

軽トラからR6を降ろそうとしたら、後輪がラダー・レールからはみ出て、R6を体の反対側に落としそうになった!結局ことなきを得たが、冷や汗もんだった。二輪をトランポに載せるのは簡単でも降ろすのは難しい。

 

07:00に自宅を出て、09:00にFISCOに着き、R6を軽トラから降ろしてすぐに走行カードを買いにいったのに、09:30-10:00の混走時間は既に80台分完売。しかたがないので、レーサー400cc以上の10:50-11:20の走行カードを買った。その後11:30-12:00の混走時間もあるが、この日はスピード感に慣れるのとコーナーでいつもより寝かせる練習が目的で、タイム・アタックするつもりはないから30分も走れば十分だ。

 

走行時間までいやに時間があいてしまった。やっぱりFISCOは怖い。走りたくない。でも走るしかない。いったい何の為に?今はFISCOでのレースの為という明確な理由があるが、以前はレースなど考えずにフリー走行してた。100Rをコーナリングしてるときは余分なことを考えてる余裕はないが、最終コーナー出口あたりで寝かせてるときは、「おら、とんでもないことやってるなー」と思うだけの若干の余裕がある。生と死を同時に感じる瞬間だ。これがたまらないのかもしれない。

 

コース・イン。2ラップ目から10秒を切った!3週間ぶりのサーキットだが、スピード感は衰えていないようだ。でもいつもより寝かせるように、寝かせ始めにイン足をステップに垂直に押し込むことを心がけたが、100R、最終コーナー、1コーナー進入時にしか膝は擦らない。なんとか左コーナーであるヘアピンでも膝を擦りたいんだが・・・。左膝は2001年に全てのコーナーで強烈に膝を擦ったとき以来擦ってない。ただ、100Rでは今までになく強く長く膝を擦って、初めて膝を折りたたむほどだった。

 

2秒台が2回出たし息が荒くなったから、今日はもうこれぐらいでいいだろうと思って9ラップしてパドック・イン。去年からテニスをまったくやらなくなったから体力のないおら。それにしても、ここのところのおらのタイムは安定しているし、転倒もしなくなった。

 

ホーム・ストレートでの6速の回転数を見たら、6速に入れてすぐに15,000rpmのレブリミットに達し、延々レブ・リミットのまま走ってることがわかった。こりゃいくらなんでもファイナルをもう少しロングにする方がいいだろう。自宅に帰ってからリアのスプロケットを48丁から46丁に変えた。スプロケット変えちゃったから、レース前にもう一度FISCOを走っておきたい。

 

 

FSICOの名所を写真に残しておこうと、フリー走行を終えた後、かみさんとR6をパドックに残して、軽トラで各コーナーの観戦場所に行った。で、ダンロップ・コーナーに行こうと四輪進入禁止となってた場所に入っていったら、なんだか足元が怪しくなってきた。こりゃやめとこうと軽トラを一旦止めたら、前にも後ろにも進まなくなった!軽トラから降りてタイヤを見たら土に埋まってる。何回動かそうとしても、駆動輪は土を掘るばかり。ここはモトクロスの競技場だった。しかたがないので、叱られることを覚悟してFISCOの事務所に電話した。そしたら4人でやってきて、みんなで軽トラ押して脱出できた。ちょっと注意されただけで済んだけど、おらいい歳してなにやってんだろ。

 


0090 二輪では絶好調も四輪では走行不能に

 

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