白雲岳
はくうんだけ
2,230m

銀泉台コース

0:00 銀泉台登山口 7:25
2:50 赤岳 5:35
3:15 小泉岳 5:10
3:35 分岐 4:40
4;10 白雲岳頂上 4:10
白雲岳
赤 岳頂上より、なだらかな稜線上に続く砂礫地の路を小泉岳へ向かう。このあたりは 高山植物の種類も豊富で国内ではここだけに咲くというキバナシオガマ等も見ることができる。

小泉岳

「2,158m 山名は大雪山の学術調査をした小泉 秀雄氏に因る。小泉(25才)は 1911年(明治44年)、上川中学校(現・旭川東高)に赴任した。 当時、大雪山はアイヌ人が狩猟の目的で登る以外は登る人が希であった。足繁く大雪山に通い、 日本山岳会の『山岳』に「大雪山登山記」や「北海道中央高地の地学的研究」を発表し、 大雪の存在を広く世に紹介した。クワウンナイの「滝の瀬十三丁」も小泉の命名による。 旭川での9年の生活の後、東京の共立女子薬学専門学校教授を務めていた1945年に現職で亡くなる。 東京での小泉は、大雪について全く語ず、遺族や教え子は「小泉岳」の存在すら知らされてはいなかった。」

は稜線上に標識があるだけで山頂という感じはしないが、赤岳からは見えなかった 日高連山も見える。

ここから砂礫地の路を辿り,20分ほどで白雲分岐に着く。右は北海岳を経由して表大雪への路、 左は白雲岳避難小屋を経由してトムラウシ方面への縦走路、分岐を直進して、白雲岳を目指す。 正面にこれから登る白雲岳の黒味を帯びた岩肌を見ながら進むと、クレーター状の地形が現れる、 ここは融雪期のほんの短い間だけ出現する白雲沼、その縁を登り頂上に到着。


北鎮岳方面 烏帽子岳 白雲岳

頂上からは360度の展望がまっている。高根ヶ原の向こうにトムラウシ、表大雪方面に目を向けると、旭岳、から北海岳の奥に北鎮岳、さらに黒岳が見える。

帰路は、白雲分岐から北海岳・黒岳を経由して層雲峡温泉へ下ることも可能である。

高根ヶ原の向こうにトムラウシ 山頂 後旭岳と旭岳