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1990年■鯨波にて■F20

作品1990_04年04

キャンバスに油絵の具

描いている時は造成地かと思っていた。
実際は、建築資材にする砂を取っている。
むき出しになった山肌の上部の色の濃い部分がローム層でその下が砂なのだ。
現場で描いていて、現実は変えないのが私の生き方なのだが、この時は空をピンクにしてしまった。
確かに、夕方にこのような色合いになることはあるが、日中に描いているので、ほとんど青い空だった。
どのような気持ちの変化が自分におこったのか自分のことながら分からない。