リストへ 古い 新しい

2001年■夏の草■F100

作品2001年02

キャンバスに油絵具

葛の葉はどんどん大きくなった。
風雨に打たれて、茎が折れたのも出てきた。
水がいかなくなれば枯れるだけである。
元気なやつにも虫がつく、虫に食われる。
生と死。
一つの画面に閉じ込められる。

この絵は、茎の絡み合っているのをきちんと描かないといけない。
その思いで描き進めたが、不器用なせいかなかなか描けない。
しかし、自分では気に入っている。150号くらいまで大きくしたい。
それに耐えられる内容があると思っている。