2005/1/1〜6/30までの記事はこちら新着情報 上半期
2005/7/3 ER 特別レポ 高山の原生林を守る会 西大巓 登山道補修事業参加レポート Up 福島県 裏磐梯
2005/7/9〜10 アウトドア Mr.Kさん・韓さんと行く 飯豊本山 登山Up 福島県
2005/7/19 HP 花と自然の写真館」 再開しました .
2005/7/29〜30 アウトドア みつ君といく 大朝日岳 登山Up 山形県
2005/8/4〜8/7 アウトドア 北アルプス 穂高連峰Up 北アルプス
2005/8/7 アウトドア 北アルプス 乗鞍岳(剣ヶ峰)Up  北アルプス
2005/8/26 ER 特別レポ 高山の原生林を守る会 磐梯山 外来種調査参加レポート Up 福島県
2005/8/31 ER アウトドア ポストマンG君と行く 鏡山 登山Up 福島県 西会津町
2005/09/16 アウトドア 韓さんと行く 虎毛山 登山Up 秋田県
2005/10/02 Win登山 Win Tour2005 2nd 安達太良山 登山Up 福島県
2005/11/20 アウトドア 日隠山 登山Up 福島県 大熊町
2005/11/24 アウトドア 雪山シーズン到来 男体山 登山Up 栃木県
ゴゼンタチバナ
ヒナザクラ
コバイケイソウ

2005/7/3   ER特別レポート 高山の自然を守る会 西大巓「登山道補修} ▼グランデコ登山口 (福島県 裏磐梯)
 事の始めは、WinのOさんの上司が、高山の自然を守る会の熱い信者ということで、Oさんと一緒に参加することになった。
 グランデコのゴンドラにのり山頂駅から、西大巓を目指し登り始める。ブナ・カエデなど、雑木林の中、早速自然観察が始まる。木の花から足元にある花まで、結構な種類がある。いつもなら単調な登りだが、楽しく登れた。西大巓のピークは、雲海の上。
 今回の登山道補修は、西吾妻までの鞍部。高山植物が咲いてる中、そこまでくだる。水場付近でランチ。その後、補修作業する。登山道脇のロープをはる鉄パイプをまっすぐ刺しなおし、ロープを張りなおす。作業は40分程度だった。西大巓で記念写真をとり、来た道を下山する。
 <参考〉 (P)グランデコスキー場P・無料200台  (WC)駐車場・ゴンドラ各駅にあり  (水場)西大巓と西吾妻の間(キレイではない)
(Time)ゴンドラ山頂駅→2時間45分→西大巓→→登山道補修作業(40分)→→西大巓→1時間45分→ゴンドラ山頂駅
今回たくさんの花の生態を知ることが出来た。登山道補修は本当に大変だと感じたので、みなさんロープの中には入らないでね!
2005/7/9
〜7/10
  飯豊本山    ▼大日杉登山口 (山形県・福島県)
〈1日目〉  東北の山人なら誰もが憧れるであろう飯豊連峰の縦走へ2泊3日の予定で初チャレンジする事にする。今回は飯豊初体験のMas・ERちゃん・韓さん、そして経験者のMr.Kさんという4人で早朝6時半に登りはじめる。
 飯豊の中では楽なコースとはいえ、地蔵山までは延々と上り坂が続く、この日は湿度も高く全身から汗が噴出し、のっけから飯豊の厳しさを体感する。御坪で昼食をとった後、御沢の分岐をアイゼンを付け、冬道である雪渓コースを登っていくことにする。ふだんなら結構快適な雪渓登りらしいが、今年は残雪が多く切合避難小屋まで急な雪渓歩きを強いられ、かなり危険度「大」といった感じだった。
 切合からは切り立った岩場をこえ、疲れた足を踏ん張り、最後の急なジグザグ道を登りきると前方に待ちに待った飯豊本山避難小屋が見えてくる。明日の天気が怪しいので小屋に荷物をデポして、この日のうちに飯豊本山を踏んでくることにした。本山から見た大日岳や北股岳・長大な各尾根道などは本当に雄大でまさに東北随一といっても過言ではない、見事な景観が広がっていた。
 小屋に戻って夕食の準備にとりかかるが、Mr.Kさんの4次元ポケットからはビールやおつまみといったミラクルなものが飛び出し、楽しい夕食となった。翌日に備え、早めに就寝するが強烈な雨と暴風が小屋を襲って恐怖のあまりほとんど寝れずに朝を迎えることになった。
〈2日目〉  朝から小雨が降っている上に稜線上は完全にガスに包まれて登山道の目視すらままならない悪コンデション。天気予報も今日・明日とも雨という事もあり、さらに昨夜の暴風雨が頭をよぎり縦走は諦めて来た道を引き返すことにする。
 帰り道は切合避難小屋から下は雪渓を通らずに夏道を行くことにするが、今年の冬は大雪だったので、夏道にもまだ雪渓が残っており、アイゼンが無いと滑落の危険もありかなり厳しいと思われた。種蒔山からは雨が強くなり、ずぶ濡れになりながら御坪で昼食をとり、ドシャ降りの中、地蔵山からの急坂を足早に駆け下りていった。
 帰路はかなり急いで下ったので、翌日は筋肉痛になった。縦走できなかったのは残念だが、次への楽しみ!と思うことにする。でも、飯豊は懐が大きく、山頂から見た景色は360度山・山・山・・・・本当に素晴らしい山だった。レベルが高いので、そうそう来れないが、来年くらいには必ず縦走したい!
 <参考〉  (P)登山口前に15台位駐車可・無料  (WC)大日杉・切合・本山の各避難小屋にあり  (水場) 「×」は雪渓に埋まって利用不可だった所 長之助清水→○ 地蔵清水→× 目洗清水→× 御沢の雪渓下部→◎ 種蒔山水場→? 切合小屋→○ 一ノ王子→× 本山小屋西の雪渓→○ (御沢が一番美味だった)
(Time1日目)大日杉→60分→御田→110分→地蔵山→85分→御坪→65分→切合→55分→姥権現→55分→本山小屋→20分→飯豊本山→20分→小屋
(Time2日目)本山小屋→85分→切合小屋→70分→御坪→70分→地蔵山→50分→御田
→55分→大日杉
それにしても今年は大雪のため、各水場が雪渓に埋まっていて利用できなかったので、かなり水確保には苦労した。長い行程の時は水場の情報収集が大切だと身にしみて感じた。この時期の飯豊はヒメサユリ・ニッコウキスゲ・ヒナウスユキソウなどビックリするくらいの花が咲いていた。ゆっくり花の写真を撮りながら登りたかったが、体力的にも時間的にも余裕がなかったのは少し残念。ちなみに両小屋番は不在で、本山小屋には25人程度・切合小屋には7人程度の宿泊者がいた。
御沢の急峻な雪渓を登るER隊長&韓さん
稜線上のコブといった感の飯豊本山
青と緑と白が見事な大日岳方面
2005/7/29
〜7/30
  大朝日岳    ▼古寺鉱泉登山口 (山形県)
〈1日目〉  前から花の季節に大朝日に登ってみたいと思っていたので、この時期に登れるのはとっても楽しみ。さらに本日はみつ君避難小屋デビューの日!早朝3時にみつ君を心配して見送りにきたみつ君ママからみつ君を連れ去り大朝日へ出発する。
 すでに30台近い車が止まっている古寺鉱泉から登りはじめ、緩い坂を登って行き、途中一服清水・三沢清水の美味しい水場で喉を潤しながら、だらだらと2時間ほど登ると古寺山へ到着する。古寺山からは目の前に小朝日岳がそそり立ち、その後ろに長い稜線をたずさえた大朝日岳が迫力ある姿を見せていてなかなかの展望が得られる。さっそくみつ君は古寺山の山頂で景色を楽しみながら、缶チューハイを「水みたいだ」といって飲み干しパワフルぶりをアピールしていた。
 古寺山からは小朝日岳中腹の巻き道を通って朝日連峰の主稜線上に出る。稜線上に出ると展望も抜群で、花の山らしく色とりどりの花がお花畑を作っていて、とっても気持ちの良い歩きとなり自然とテンションも上がってくる。足取り軽く登って行き朝日連峰随一!と言われる銀玉水でたっぷり水を補給して本日のお宿「大朝日岳避難小屋:協力金1500円」へ到着し、小屋に荷物をデポいて大朝日岳の山頂を踏破してくる。
 小屋では噂の小屋番が「あっちに詰めろ!こっちはダメだ!」と発狂しているのを横目にみつ君の一人宴会となり、大量のおつまみを肴にビールやらチューハイやらを5〜6本飲み干し、飲むのが無くなったら、すぐさま横になり気持ち良さそうに寝息を立てていた。
〈2日目〉  みつ君の朝食は「サトウのご飯&ククレカレー&ハンバーグ」となかなかゴージャス!鳥原山を経由して周回してくる予定だったが、午後から天気が崩れるということなので、来た道をピストンで戻ることとし、途中たいした休憩もとらず3時間足らずで古寺鉱泉へ戻ってくる。帰り道は西川町営の温泉に入り。山形の美味しい手打ち蕎麦を食べ、なかなか充実した山旅となった。  P.S.この日の夜は福島市の花火大会で韓さんご夫婦も合流して花火を見に行ったが、またまた一人でみつ君はビールを何本も飲み干していた・・・恐るべし!
 <参考〉  (P)鉱泉そば40台位駐車可・無料  (WC)駐車場(無料)・大朝日避難小屋(協力金要)  (水場) 一服清水→◎ 三沢清水→◎ 銀玉水→◎ 金玉水→◎
(Time1日目)古寺鉱泉→90分→一服清水→65分→古寺山→35分→巻道終点→45分→銀玉水→25分→大朝日小屋→15分→大朝日岳→10分→小屋
(Time2日目)大朝日小屋→20分→銀玉水→105分→古寺→45分→一服清水
→65分→古寺鉱泉
古寺からだと良質な水場も随所にあり、急な登りは全く無く、時間も4時間少しで大朝日の山頂に立てるので、荷物を軽くすれば日帰りで戻ってくることが十分可能。ただ大朝日小屋の小屋番は口うるさいので要注意!展望が良い古寺山で満足して引き返す登山者も多いので体力が無ければ古寺山でも十分楽しめると思う。古寺鉱泉までの道は左沢から行くと細くて危険な山道が続くので、北側の西川ICから降りてきた方が便利。

稜線上を歩くER隊長とみつ隊員
古寺山からみた小朝日岳
銀玉水付近から見た大朝日岳
2005/7/29
〜7/30
  穂高連峰(奥穂高岳〜前穂高岳)    ▼上高地登山口 (北アルプス)
〈1日目〉  福島を22時に発ち、一路松本に向けて交代で深夜の高速を走り続けた。早朝4時過ぎには駐車場のある沢渡に付き、上高地行きの始発のバスに乗る。上高地につくとキラキラと木漏れ日が漏れる梓川越しに明神岳や穂高の山々がはるか頭上にそそり立っていて、これからの長い長い登山に期待が膨らむ!上高地から平坦な散策路を明神→徳沢→横尾と歩いたところで全員力尽き横尾山荘の前で30分程仮眠を取る。横尾からは左に屏風ノ頭を見ながら坂道を登っていき、本谷橋を過ぎると傾斜がグッときつくなり本格的な登山となり、1時間30分程頑張って雪渓を越えると待ちに待った涸沢カールにたどりつく。
 遠く東に常念岳・蝶ヶ岳が見え、北西側には大きく涸沢槍や北穂がせまり、南には前穂の絶壁が・・・と、涸沢は絶好のロケーションにあり、8月の陽射しにヘロヘロになっていた遠征隊は、涸沢につくとまずはジョッキで乾杯!して、四方を山で囲まれたテラスで時間も忘れて一日の疲れを癒し、明日の期待を話し合った。
〈2日目〉  朝日が登る前からテラスには大勢の人が集まり東の常念越しの朝焼けを狙ってカメラを構えている。涸沢カールのお花畑はハクサンフウロなどが咲き乱れ「今日も楽しみ!」という気分を高めてくれる。
 恐い恐いと聞いていたザイテングラードはさほどでもなく拍子抜けして「たいしたことが無いな」と思いながら穂高岳山荘に着き、そこから奥穂の山頂方面を見ると!!!そこには泣く子も黙る絶壁と垂直に・・いや!鋭角にそそり立つ梯子が見え、恐怖心のあまり激しく動揺する。何とか他の遠征隊メンバーに動揺を悟られまいと平常心を装うが、やはり気もそぞろだったと見え、山荘にあったカッコいいバンダナを買い忘れてしまい下山後の今もショックが大きい。
 ここで帰るわけにも行かないので根性で梯子にしがみつき、奥穂山頂への絶壁を登っていく。絶壁の途中から見た笠ヶ岳や双六岳もあまりにも壮大で手に取れそうなくらい近く感じられ、いつかは登ってみたいという憧れが沸いてくる。ただ、槍ヶ岳は槍の先っちょが見えなかったのが残念でならない。奥穂高岳の山頂に着くとBTSJのウェアに着替え記念撮影!昼食を楽しんだ後次なる難所へと進んでいく。

 山頂から前穂へ向かう吊尾根、さらには前穂から岳沢へ下る重太郎新道と「落ちたら死ぬ・・・」という恐怖心から半分涙目になりながらクサリ場・梯子場を何とかこなし、岳沢ヒュッテまで降りていった。ちなみに前穂にはたむちんさんとERちゃんのみがアタックし、屁タレ二人組は紀美子平でお昼寝Timeを満喫する。
 岳沢ヒュッテにつくとビールで乾杯!夕食後は次の日が余裕なためテラスで星空を見ながら山の話やActiveK君の色恋話を肴に22時近くまでワインを飲み・・・こんな素敵な時間を過ごしていることがとっても贅沢に感じられ、本当に忘れられない夜となった。
(3日目)
 
岳沢ヒュッテから上高地までは1時間30分程。上高地でこれまで登ってきた穂高の山々を見上げ、次なる目的地乗鞍岳へと向かう。
 <参考〉  (P)上高地へは車両規制で直接行けないので沢渡に駐車してそこからバスで行く  P:有料/1日500円  バス:沢渡〜上高地往復1800円  
(WC)
駐車場・上高地・各山荘(協力金要)  (水場)上高地・小梨平・徳沢・横尾・涸沢(無料) 穂高岳山荘・岳沢ヒュッテ(有料)
(Time1日目)上高地→60分→明神→45分→徳沢→55分→横尾→50分→本谷橋→90分→涸沢ヒュッテ
(Time2日目)涸沢→60分→取り付き→55分→穂高岳山荘→40分→奥穂高岳→90分→紀美子平
→55分→前穂高岳往復→110分→岳沢ヒュッテ
(Time3日目)岳沢ヒュッテ→50分→風穴→70分→上高地
沢渡の駐車場は上高地から遠いところに止めた方が満員でバスに乗れない事が無いので便利。涸沢カールのテント場にテントがたくさんあって、テントを張ったまま奥穂・北穂をピストンしてくる人も多いらしい。テントの人も涸沢ヒュッテで夕・朝食をとることが出来るので、テント初心者には最適かもしれないと感じた。3日目早朝、岳沢へ登ってくる人も多くいて、穂高岳山荘に泊まって1泊2日で周回してくるのも可能。上高地まで車で来れないのは不便だがテントでまた来たい。

涸沢カールのお花畑
奥穂高岳山頂への絶壁
奥穂高岳山頂へ向かER隊長
恐怖のクサリ場で腰がひけるMas
奥穂山頂に腰をおろすたむちんさん
岳沢からみた奥穂〜吊尾根〜前穂
先っちょが見えない槍ヶ岳
奥穂山頂直下のActive君
上高地から見た焼岳
2005/8/7   乗鞍岳(剣ヶ峰) ▼畳平登山口 (北アルプス)
 岳沢から降りてきたその足で乗鞍岳へ向かう。が、途中のバスの中で仮眠をとったら、高山病か?乗鞍岳登山口に着いた時に激しい頭痛に襲われ結構辛い登山となった。ただ、乗鞍自体は軽装の老若男女で溢れていて、登山というより観光地といった感が強く、遊歩道もあり、途中からはガレた道ではあるがコマクサなどの花も咲いていて、ガスっていたけど、晴れていれば穂高などの北アの山々の展望も楽しめるので、手頃でガッチリなアリコみたいな山だな・・・と感じた。
 乗鞍岳下山後は松本市内のビジホに宿泊し、夜は居酒屋で大打ち上げ!翌日は戸隠でそばを食べ善光寺に寄り長野を満喫して帰ってきた。アルプスは本当に疲れた・・・山登りよりも、バスの移動や人の多さによるダメージが大きかった。でも、それでも行く価値は十分にある魅力的な山々だった。今後しばらくは仕事やプライベートな予定がビッシリで忙しくなるため、山登りはお休みです。次は秋のWin登山かな?楽しみだ!
 <参考〉 (P)乗鞍も車輌規制がしかれていて、直接行けないので平湯温泉にある巨大な「あかんだな駐車場」(500円/1日)に駐車・バス往復(平湯〜畳平)1800円  
(WC)
平湯バスターミナル(無料)/畳平・肩の小屋(協力金要)  (水場)登山道上には無し。使えるのは平湯または畳平のトイレの水くらいか?
(Time)畳平→分→肩の小屋→→乗鞍岳(剣ヶ峰)→→肩の小屋→分→畳平
花も楽しめて遊歩道もあり、眺望も抜群!これほど手軽に3000m峰に立てる山は他に無いので体力に自信の無い方には特にオススメ。ただ、岐阜県側は途中「ほおのき平P」を経由するため、駐車場から畳平までのバス移動が1時間強と長く辛い。さらに途中のほおのき平Pから乗ろうとすると満車で2〜3台待つことになりそう。バス利用するのは同じだが、福島からだと長野県側の乗鞍高原に車を止め登った方が近いし楽かもしれませんね。

中腹から見た乗鞍岳(剣ヶ峰)
畳平付近のコマクサ
戸隠そばファミリーサイズ3000円
2005/8/26   ER特別レポート 高山の原生林を守る会 磐梯山「外来種調査} ▼赤埴林道登山口 (福島県)
 事今回もWinのOさんと一緒に”2回目の参加。猪苗代スキー場から、赤埴山林道に入る。林道は、かなり荒れて時間かかる。スキー場の分ショートカットしてすぐ沼ノ平に着く。山は、もう秋の花が咲いている。稜線に登ると、裏磐梯の桧原湖五色沼銅沼きれいにみえる。植物を観察しながら、ゆっくり強清水の上のお花畑まで登る。今回珍しかったのは、ミヤマキンバイ、タカネナデシコで東北南部では、飯豊と磐梯山にしかないそうだ。
 <参考〉 (P)赤埴林道終点・無料15台  (WC)なし  (水場)強清水がチョロチョロと
(Time)林道終点→2時間→お花畑
赤埴林道はかなりの時間短縮ができるが、ビックリするくらいの悪路。今回も一台タイヤがパンクして結構大変だったので、車高の高い四駆以外は入らないほうが無難

2005/8/26   鏡山 ▼弥生登山口 (福島県)
 この秋結婚予定のYさんG君と飯豊の前衛の鏡山に登った。林道が崩壊しており、行ける所まで行く。山は、ブナ林で、結構太いブナがある。秋もきれいに紅葉しそうな感じだ。G君の表現を借りて、道は、フカフカでアップダウンを3回位繰り返すと頂上だ。今日は貸切。3時間半粘り飯豊の稜線眺める。大日岳、御西岳、三国、種蒔は見えたが、本山だけは、姿を現さなかった。
 <参考〉 (P)林道終点まで生けないので路肩に停める  (WC)なし  (水場)中間付近の清水が飲用可
(Time)路肩→35分→林道終点→20分→弥平四郎分岐→1時間25分→山頂→1時間→分岐→15分→林道終点→30分→路肩
完全貸しきり状態。登山道自体はしっかりしているが、シーズンの土日でも人がいない・・・との事なので、景色も良いし、静かな登山が好きな人はGOですね!
林道が崩れていて通行止め
飯豊もバッチリ見える山頂
山頂から見た御西岳
ダイモンジソウ
オニルリソウ
ハナイカリ

2005/9/19   虎毛山 ▼赤倉橋登山口 (秋田県)
 雲上のオアシスと呼ばれ、ずっと来たかった山。「念願かなって嬉しい・・」私と「百名山じゃないから気が進まない・・」雰囲気がありありの韓さんとで行く。早朝から雨であいにくの天気だが、登山口に着いた時には雨も上がり、楽々オアシスへGO!・・・・のつもりが、長い林道・恐ろしい程の急坂で結構難敵。それでも、山頂で待っていたのは噂にたがわぬ高層湿原!小ぢんまりとしていて、まさにオアシス!花は咲いていなかったけど充分に楽しませてくれました。帰り道「膝痛て〜林道長すぎる〜」と愚痴りまくりの韓さんでした。
 <参考〉 (P)林道終点に5・6台可能  (WC)山頂避難小屋にあり。汚い。  (水場)登山口近くの水場は涸れていた。中間付近の清水が飲用可
(Time)P→35分→徒渉点→70分→高松岳分岐→30分→山頂→30分→高松岳分岐→60分→徒渉点→30分→P
これほど静かな高層湿原はあまり無いと思う。花の季節はたまらなく魅力的だと思う。避難小屋に泊まってゆっくりしたい山です。


2005/10/02  Win Tour 2005 2nd 安達太良山 ▼奥岳ゴンドラ登山口 (福島県)
 待ちに待った2度目のWin登山!のはずが、最悪の空模様。決行するか中止にするか微妙なところだったが、「みんな行きたいに違いない!」と強引に判断し決行することにした。しかし、歩を進めるにつれ雨粒が大きくなり、山頂に近づくにつれ強風が暴風に代わり、ガスで視界ゼロというミラクル三拍子で、Win隊列は楽しげな会話も無く、爽やかな笑顔も無く、山頂に着いた時には寒さで、どこからともなく「早く戻りたい・・・」と声が漏れるほどのありさまで、記念写真を撮り、早々と下山することにした。それにしても、これほどブルーな顔をしたH先生を見ることは二度とないと思うと「このくらいの天候の時は次回は中止にしよう・・・・」と、心に決めたMasterでした。
 <参考〉 (P)スキー場に大型Pあり。無料  (WC)レストハウス・ゴンドラ山頂駅にあり  (水場)登山道にはないので、レストハウスで給水
(Time)ゴンドラ山頂駅→60分→山頂→45分→ゴンドラ山頂駅
天気がよければ本当に良い山なんですよ〜 Mr.Kさんやたむちんさんのような経験豊富な人がいないと、中止の判断は難しいですね。
山頂オアシスの草紅葉
中腹から見た虎毛山頂
高層湿原の池糖
極寒の山頂が辛すぎて・・・
2005/11/20   日隠山 ▼坂下ダム登山口 (福島県 大熊町)
 寒さが身にしみるこの時期、比較的暖かい浜通りの一等三角点の山へ海を眺めに出かけることとする。標高600Mの日隠山は森林限界も超えないので、眺望抜群とは言えないが、好天に恵れて、振り向くとキラキラ太陽を反射した太平洋が望めるのがとても気持ちよい。登山道の途中(道路傍)に山頂があり、休憩スペースもないので、山頂で休憩・・・という訳にはいかないが、中腹の東屋でゆっくりと休憩をし、青空の下、終始気持ちよく山登りを楽しめた。山頂付近は周回コースになっていて飽きないのも良い。
 <参考〉 (P)ダム横にP15台くらい可能  (WC)駐車場にあり。  (水場)参詣清水・出てました。
(Time)P→50分→参詣清水→10分→望洋台→15分→山頂→15分→東屋(ロマンの広場)→10分→参詣清水→30分→P
アクセス道路も舗装されていて、標高差も少なく展望も楽しめて、まさにファミリー向け。中腹の東屋は眺めよく気持ちのよいランチタイムを楽しめる。

随所で太平洋が望める
標識があるだけの山頂
紅葉の終わりの落葉樹と緑の針葉樹
2005/11/24   男体山 ▼志津峠登山口 (栃木県)
 ERちゃんが「先日、日隠山に行けなかったので、どうしても山に行きたい」と言い張るので、雪を覚悟で男体山をチョイス。
 登山口から3分も歩かないうちにとても立派な志津行屋避難小屋に着く。小屋奥の登山道に入ると雪がアイスバーン状に固まっていて、早くもアイゼンを装着。登山道自体は雪で埋まっているので、道を失わないように地図とコンパスで確認し、持参した青布を木に結びながら樹林帯の中を登っていく。中腹から見る奥日光の峰々や遠くに見える那須の山なみが見事。
 樹林帯を抜けると徐々に寒さで体が辛くなってきて、9合目あたりからは風が体を刺すように感じられ、足早に山頂へと向かう。山頂は広々としていて、奥院の建物や鳥居、そして岩場に突き刺さった剣が信仰の山であることを思わせる。
 それにしても誰もいなかった。百名山で登山口から山頂まで誰一人にも遭遇しなかったのは始めての経験で、さすがにこの雪の中来る物好きはいないな・・・と痛感させられました。ただ山頂で待っていたのは、雪に染まった日光白根山そして眼下に広がる中禅寺湖が手に取れるようで、静寂の中、全てが自分だけのものに感じられる位素晴らしい世界でした。
 <参考〉 (P)林道終点に5台可能  (WC)無し(戦場ヶ原の三本松にあり)  (水場)志津行屋避難小屋前の井戸(汚らしく要煮沸)
(Time)P→25分分→3合目→90分→9合目→10分→山頂→10分→9合目→60分→3合目→25分→P
南の二荒山神社側から登るには参拝料1人500円が必要らしい。志津峠に向かう裏男体林道は舗装はされているが、道幅狭く、しばしば通行止めになるとの事。登山道から見た太郎山や大真名子山〜女蜂山の連なりがとても見事。
山頂の「剣」思ったよりデカイ!
超危険ポイント
日光白根より迫力のあった太郎山
寂しく下山・・・
2005 7月〜12月
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