突然ですが、陶芸、始めました。
その1 それは、7月のある日のことでした。
新聞に折り込まれた地元の情報紙・・・カルチャー教室の生徒募集の中にふと見つけた、「備前焼教室」の文字。3ヶ月で全6回、講習料15,000円+各回材料費2,000円。つまり・・・毎回何らかの作品を作れるということですよね。
元々、陶芸に興味があったわけではないけれど、例えば普段の食卓に、自分の作った備前焼のお皿が並ぶ・・・そんなことを想像した次の瞬間、電話で問い合わせ、即申し込みをしていました。7月27日(火)、第1回の講習でした。
教室の場所は岡山市内中心部、すぐわかったのですが、駐車場を探すのに手こずり、少し遅刻してしまいました。
そ〜っと教室に入ると、生徒さんは私を含めて9人。
最初、「備前焼とは何ぞや」というお話が当然あるものと思っていたのですが・・・今後のカリキュラムに関して少し説明があった後、いきなり土に触るところから始まりました。少し拍子抜け。
まぁ、この教室は、とにかく土に触って作品を作るというのがコンセプトの様なので・・・。まずは土練りの基本「菊揉み」に挑戦。土の塊を手前に引いては押し、回しながら右手の手元でしっかり練っていくと、菊のような模様がついて、土がだんだん丸くなっていく・・・はずなんですが、初心者にはこれがうまくいかない。
みんな悪戦苦闘していましたが、先生曰く、「空気が抜ければいいので適当に」・・・だそうです(笑)。またまた拍子抜け。
そして、初めて挑戦する作品は「たたき皿」。陶芸というと、ろくろで作るものを想像しますが、やはり初心者にいきなりは無理ということで・・・。
この「たたき皿」、練った土をとにかくたたく!たたいて延ばし、丸なり四角なり、自分の好みの形を作るだけです。先生曰く、「誰にでも簡単に作れて、しかも味のある作品ができる」ということ。
ねこは、四角い大皿を作ることにしました。
たたいて延ばしているうちは、ただの土の板・・・でも、裏側に自分の「銘」を入れ、表面を木の板に打ちつけて木目模様をつけたり、お皿の縁を好みで持ち上げたり・・・だんだんと作品に表情や個性が出てきて、愛着が沸いてきます。
最後は、表面や縁を水を含ませたスポンジで丁寧にならして完成。
実際に焼き上がるのは9月に入ってからだと聞いていましたが・・・先日、焼き上がりを頂きました!
これが私の作品第1号です。 肉味噌とレタスを盛りつけてみました。 第一印象は・・・あれ?焼く前の方が何かカッコ良かったような気が・・・。
でも、やっぱり初めての作品。うれしい!陶芸教室はこれまでに3回。2回目は、最初と同じ手法で、葉っぱの形をした大皿を製作。
3回目は、型を使って5枚の葉皿を作りました。
これも、焼き上がりは大分先になりそうですが・・・できあがったらご報告しま〜す!
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