9.57日目から63日目まで


基礎立ち上がりに穴あけした個所
(ガスの配管)


2階床根太穴あけによる補強(この部分はもともと根太を二本いれて床補強したところですが、穴あけしてしまったので床根太が三本になりました)


壁枠組みと床枠組みの釘増し打ち部
(ほぼ外周部全体に立て枠間隔に1本づつ釘を増し打ち。下枠赤い印が釘を打ったところです)


同上拡大写真


階段部分(右側手すり用下地208材)


空調用配管基礎貫通部(基礎施工後新たに穴あけした部分。白いパイプが二本出ているところ)


縦枠穴あけ位置にパイプガードによる補強をしました(一番右側の縦枠は1本追加しています)


中央上枠・頭つなぎ部に帯金物で補強してもらいました。(縦枠の間にも204材の転び止め設置)


小屋裏の施工状態

 

平成12年1月10日(月) 晴れ

今年から1月の第二月曜日が成人の日となりましたが、なんか変ですね。今日は現場で金物類のチェックを行いました。図面どおりに取り付けてあるかどうか足場にも上って確認してみたところ、煽り止め金物が一つ足りないように思えます。軒側は垂木1本おきに取り付けてありますが、1個所だけ2本おきとなっているのです。図面上でもそこだけ2本おきと表示されていますので良いという事なのでしょうか?それに取り付け状態の甘いところも2箇所発見しました。帯金物不足は1箇所です。2階の天井根太の金物が裏側から打ちつけた釘により剥がれているところが1箇所ありました。
ついでに床下にも潜ってみたのですが、断熱材の施工状態は良好のようです。土間部分もきれいに掃除してありました。ただ後から基礎に穴あけした部分には基礎内側にコンクリートの削り粉や破片が少量こぼれています。閉所恐怖症のワシにはとってもつらい場所であした。狭いところに潜るのはもうやだなあ。

 

平成12年1月11日(火) 晴れ

先日上棟検査を12日に実施したいと電話連絡があったのですが、今日工事監理者Iさんに電話して、1月14日に変更して頂けるようお願いしました。続けて床材メーカにも電話連絡を入れ、材料搬入日を確認しました。1月14日でOKとのことです。材料不足が出た場合には5日程度で納品可能とのこと。なんとか注文した数量で床仕上げして頂きたいと思います。
夜になって、今まで自分で現場をチェックしてきた部分について、14日の上棟検査で質問するため整理しました。公庫共通仕様書にも改めて目を通しましたが、上枠・頭つなぎに穴あけ制限無し???

 

平成12年1月12日(水) 雨のち雪

退社後会社近くの本屋さんで2×4構造体への穴あけ制限について調べてみました。どうも上枠と頭つなぎには個数の制限がないようです。(下枠も同様)縦枠については欠き込みは2箇所以上は不可なのですが、穴あけには数量制限が無いのでしょうか?するとワシの家はあれでも良いことになります。心配じゃ。穴あけ径については、多くのマニュアルに材のせいの4分の1以下と記載されています。再度現場で確認しよう。
また今日はI-NETでスミリン2×4で家を建てた人のHPを発見しました。大変参考になります。

 

平成12年1月13日(木) 曇り時々雨

明日の上棟検査のための、質問事項及び指摘個所を整理し文書化しました。よって現場へは行けず。

 

平成12年1月14日(金) 晴れ

10時からワシと工事監理者Iさんの2名で上棟検査実施です。昨日作成した文書を手渡し、一つ一つチェックしていきました。すると今日現場で新たに2階床根太に穴あけしている個所を発見してしまいました。この穴は穴どおしが接近しすぎているようです。公庫の仕様書にも、「穴相互間隔は材のせい以上」と書いてあります。当然手直しを要求しました。18日には公庫の検査があるのでそれまでには直さなければならないと思います。本当は床根太全部を交換して欲しいところですが、工期の関係もあり補強で良しとしてしまいました。でもそれで良いのだろうか。上枠や縦枠にはすべて補強の204材や金物を入れてもらうことに。ワシからの指摘事項や質問事項にはすべて文書で回答してもらうことにしています。その他妻小壁の屋根の取り合い部分の意匠が変更されていました。設計時に説明してきた形と違うのでこれは当然ですね。ほぼイメージ通りの意匠となりました。提出文書の以外に口頭で、1階と2階の室内耐力壁の一部を石膏ボード張りから、構造用合板張りに変更して欲しいこと。階段手すり下地を入れて欲しいこと。の2点をお願いしました。費用の増額はなしということで双方合意です。合板張りにしたのは石膏ボード張りよりも強くなる(壁倍率が上がります)からですが、バランスよく入れないとあまり意味無いんですよね。ワシの家は南北方向に細長い家で、東西方向に壁が少なく短いのです。だから少ないその耐力壁をより強化したということになります。上棟検査終了後、Iさんに公庫仕様書の穴あけ制限について書かれたページを見ていただき、施工不良であることを再度申し述べました。
上棟検査終了後14時に床材が到着。約2000mmの長さの床材6本入りの箱が74箱です。すごい量。重量も1t近いです。仮置き場として洗面所を監理者Iさんに指定されているので、そこへ置いてもらいました。1箱明けて中を確認したところ、すばらしい材料!これにして良かったのう〜。後は施工の精度に期待しよう。(材料のメーカは塗料で有名なオスターマン社です)

 

平成12年1月15日(土) 晴れ

昨日の上棟検査指摘事項の手直しのため監理者Iさんはじめ6名の方が現場に来ていました。いろいろ細かく監理者Iさんから言われている模様。すいません、皆さん。細かいのは監理者Iさんではなくワシです。
お茶の差し入れをかねて内部を見せてもらいました。上枠下枠の穴あけが2個以上のところはすべて添え木を当てて補強しています。2階床根太穴あけ部には210材で添え根太にするとのこと。根太受け金物もつけてくださいね。また下枠の固定は釘を1本ちどりに増しうちしてもらいました。何故こんなことをするかというと、910mmモジュールで家を作ると壁枠組みの下に45mmの半端材(メーカはスペーサと呼んでいます)が出ます。すると完全なプラットフォームはできません。ですから床枠組みと壁枠組みの固定を強化するため、釘を増し打ちしていただきました。でもMホームくらいのメーカなら合板メーカに45mm大きな合板を作らせることぐらいできると思うのですが・・・何故?
今日からワシの自宅現場に入る造作専門の大工さんも紹介されました。Fさんよろしくお願いします。
その他気が付いたこと(断熱材の施工方法と外壁防水紙のとめ方について)を確認して現場を離れました。
夕方はフットサルの試合があります。その後飲み会のため、帰宅は深夜となりました。

 

平成12年1月16日(日) 曇り

前日までの補修状況をビデオ撮りするため現場へ。職人さんがいたので缶コーヒーの差し入れをして労をねぎらい撮影開始です。今日は新たに玄関ドアが入っていました。でも取っ手はついていません。施錠はどうするんだろ?色はウォーターブルーという色なのですがなんだか選んだ時の写真と随分違う。もっと青い方が良かったかなあ。くすんで緑がかっているように見えます。よし、引渡し後自分で塗りなおしちまおう。
壁枠組の釘増しうちは平打ちだけでは引抜に弱いのですが、ちゃんと斜め打ちしてくださっています。根性入れて床下に入ろうと思いましたが、洗面所には床材が積まれているので潜れません。点検口が完成してからにしましょう。前回床下へ潜って確認したのは土台接合位置と基礎パッキンの位置、土台と床根太の接合個所、断熱材の状況、床開口部の補強金物などです。しかし匍匐前進は疲れたし、怖かったなあ。(遠い目)