迫りくる! 人間界の最期の日、D5!!
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脚本:三条陸 演出:角銅博之 作画監督:八島喜孝 |
★あらすじ
兄バグラモンの力を手に入れ、頂点を自負するダークナイトモン。
貪欲にもクロスハートのデジモンたちさえ吸収しようとしますが、突然ダークネスローダーが機能を失いました。
タイキがユウを救出し、デジクロスの力を供給していた施設を破壊したのです。
それでも優位を疑わぬダークナイトモンでしたが、X7の反撃にダメージを受けて狼狽します。
まるでその隙を突くかのように、バグラモンの意識が復活。全てを見抜いた上で、弟を掌の上で踊らせていたのでした。
主導権を取り戻そうとしたダークナイトモンはあっさりと始末され、ここにダークネスバグラモンが誕生します。
その力はX7を赤子扱いするものでした。もはや誰にも打つ手はないのか──
そんな中、シャウトモンだけは最後までバグラモンを否定し、特攻して果ててゆきます。
絶望するタイキたちを吹き飛ばし、ダークネスバグラモンは悠々と人間界へ進出しました。全てを作り替えるために。
しかし、クロスハートはまだ消えていませんでした。アカリとゼンジロウ、そして二人を導いたデジメモリに救われたのです。
デジメモリの勇者、エグザモンとウォーグレモンが示す最後の希望とは…?
★全体印象
53話です。脚本は前回に続いて三条氏。
作画と演出はデジアドの頃からのお馴染みですが、やっぱりあの当時と比べて全体のレベルが底上げされてると感じますね。
今回はダークナイトモン→ダークネスバグラモンの描写がメインでした。実質的にはまだラスボス側のターン。
主人公側に決め手が無いままボスの方だけがさらに強化されるという、どうすんだこれ状態が悪化しての引きでした。
もうここまで来るとまともな手ではどうしようもない=裏技を使うしかない状況なわけで、
エグザモンらがどのような策を用意しているのか良い意味でまったく想像がつきません。どう引っくり返すのでしょう。
物語前半から暗躍してきたダークナイトモンも、今回でとうとう年貢の治め時となりました。
タイキたちともユウとも関係ない、身内殺しでの退場です。彼の存在に引き立てられることによって、
バグラモンは名実ともに完全無欠のラスボスになったと言えるでしょう。あとは逆転の瞬間を見守るだけです。
最後の最後でここまで厳しい状況に追い込まれるとは、シリーズでも珍しいかもしれませんね。
ついにあと一回となりました。連休を利用して、最終話はじっくり語りたいですね。
★各キャラ&みどころ
・タイキ
ダークネスバグラモンのあまりに無体な強さと超次元的能力に圧倒され、とうとう膝を落とす瞬間が見受けられました。
しかし彼我の戦力差を考えると、俺にどうしろってんだよと呆然となるのも止むなしではないかと思われます。
まして、デジクロスの要であるシャウトモンを失ってしまったのですから。無理ゲー過ぎ。
ここまで追い込まれて「もう色々アレだ…」とヘタレない主人公はそれはそれで変ですから、仕方ないでしょう。
ただ、彼は忘れかけていました。自分は一人じゃないということを。
彼自身が手を差し伸べ、ともに作ってきた絆が、今度は彼を助けてくれたのです。
それこそがシャウトモンの信じたものであり、タイキが守ろうとしてきたものなのですから。
つうか、割とすぐに足掻きはじめるあたりやっぱし規格外の人だと思うんですけど、どうでしょうか。
そんなタイキにコンプレックスを持ちかけてしまったユウの描写がまた一種の対比なんですが、
このあたりについてはユウの項目にて。
・シャウトモン
ダークネスバグラモンを前にしても最後まで折れず、お前は絶対に間違っていると牙を突き立てての一旦退場です。
最後に魔神の胸へ報いた一矢は、勝利のカギとなるのかもしれません。
そして彼の行動は、ある意味で王そのものと呼べるものでした。
何があっても、どんなに絶望してもこの暴君にだけは隷属してはならぬ。世界の存亡、この一戦にありと自ら示したのですから。
まだ戦いは終わっていない。彼の言葉を胸に、タイキが今一度立ち上がろうとする場面もあります。
ただ、次回にX7が出ているので実はまだ死んでない可能性も無くはないんですよね。
またはダークストーンを奪取し、コードクラウンとして使うことで蘇ってくるとか、そんな感じなのでしょうか。
それにしてもここで主役パートナーが一度消えるとか、予想してませんでしたよ。他の誰が消えるよりも効果的ではありますけれど。
・キリハ&ネネ
タイキとのやり取りはいい感じなんですが、実質的にはこれというほどの事をしてません。天野姉弟の再会もあっさり気味。
持ち堪えていたのもダークナイトモンが遊んでいた+欲をかいていたからですし。
一人も欠けずに耐えられただけでも大したものですが。
・クロスハートの仲間たち
シャウトモン以外は、どっちかというと脇メンバーのターンです。
土壇場でとんでもない側面を見せてくれたバステモン、相変わらずいぶし銀のナイトモン、爆破工作のプロなリボルモンと
短いながら見せ場の仕込みに余念がありませんね。愛を感じます。むしろワイズモンだけ何もしてなくないですか。
頭脳面での活躍が多かったから気にはなりませんけどね。
これが最後の出番かと思いきや、最終話でも全員がまだまだ暴れてくれそうで嬉しい限りです。
最後ということもあって、かなりやりたい放題やるみたいなので期待しましょう。
・アカリ&ゼンジロウ
路線変更の煽りを食ってリストラされたかと思いきや、どっこい一番美味しいところで最高の援軍となってくれました。
転んでもただでは起きない、見事な流れです。やっぱりこの二人がいないとクロスハートは完全体とはいえませんね。
30話といい、二人のの扱いには構成の意地を感じずにはいられません。しっかりと受け止めました。
闇の中で足掻くタイキの手を掴み、救い上げる二人の描写は終盤屈指の名シーンと愚考するものです。
仲間がいるから、皆がいるからタイキは頑張ってこれた。逆もまたしかり。私自身が再度印象づけられています。
・エグザモン&ウォーグレイモン
なんと二人構成。もう一人来てたんですねぇ。それぞれの力でアカリたちが来られたというわけですか。
ご都合主義なようで、一枚につき一人という原則は守られていたことになりますね。
二人のうち、エグザモンはアニメ初登場。意外なほどイケメン且つ高音域の声です。
対するウォーグレイモンはさすがにシャウトモンの声じゃ喋れないので、別の人でした。使い回しっぽいですね。
さて、彼らの持ってきた策とは何なのでしょう。作戦じゃなくて、なんらかの力のようにも見えますが…
・ユウ
利発なのもあって、物事にこだわる子。
タイキと自分を比較してコンプレックスが悪化しかけるあたり、構う方からすると非常に面倒な手合いかもしれません。
メルヴァモンの行動は荒っぽいけどまあ仕方ないところでしょう。
で、あのときのメルヴァモンの言葉がひとつの対比を示唆しています。
甘ったれ。確かに彼は苦境に追い込まれると一歩を踏み出せず、膝を抱えてばかりいたかもしれません。
誰かに叱ってもらわなければ、どうしたいか決めることもできないのです。人間キャラ最年少だろうから仕方ないとはいえ。
デジタルワールドに行った目的もタイキとは違い、ただの逃避でした。今の彼はもうそれに気づいています。
タイキを越えようと躍起になっていたのは、裏を返せば本当は自分に自信がなかったからなのでしょうね。
彼がタイキに抱く感情は憧れを通り越して、嫉妬に近いものだったのかもしれません。僕もあんなふうになりたいという。
でも、そこでタイキが取った行動は彼の劣等感を解消しようというものでした。
過度に憧れるな、比較して自分を卑下するなと。そうじゃなきゃ、お前はダメになる。そう説こうとしたのです。
そして膝を落とすタイキの背中を目の当たりとし、ユウの信仰にも似た劣等感は良い意味で壊れました。
誰だって苦しい、つらい、逃げ出したい。だけど支えてくれる仲間がいるなら、踏みとどまれるかもしれない。
タイキ一人の力ではなく、皆と力を合わせて初めてここまで来られたのだということに。
なら、自分にもタイキのためにできることがあるのかもしれないと。
そう。
ユウとタイキの関係は、ダークナイトモンとバグラモンの関係にとてもよく似ていたんですね。
ダークナイトモンは、ユウの最も歪んだ側面を体現した存在、言わば成れの果てだったのでしょう。ようやくわかりました。
なるほど、波長が合うわけだわ……
・ダークナイトモン
甘ったれその2。
兄貴であるバグラモンにあれほど温情をかけられていながらそれに反発し、策を弄し続けていました。
ですが、それこそが甘えであると果たして気づいていたのかどうか。
バグラモンがその気になれば、あの通りダークナイトモンを始末するなど簡単なことなのです。
それをしなかったのは強者ゆえの余裕もありましょうが、唯一の肉親だからこそ注いだ愛情だったのかもしれません。
あなた、自分が何をしても兄貴は許してくれるって思ってませんでした? そう問いたい気分ですね。
いつかは己の弱さ、信念のなさを受け入れ、それでも自分にできる事をと気心の知れた右腕として働いてくれる。
もしかしたら、バグラモンはそう信じてずっと待っていたのかもしれないのに。
そしてこの甘えこそ、バグラモンにD-5の決意を固めさせた要因だとしたらやり切れない話です。
最も自分に近いものでさえこんなにも愚昧という絶望が、秀で過ぎる大魔王には堪えられなかったのでしょう。
・バグラモン
けれども、それゆえに彼は傲慢なのです。
人間であれデジモンであれ、誰も一人では生きられない。そのことを忘れてしまっている。
ですが、それも無理からぬことかもしれません。
なにしろ力を持ちすぎている。ダークネスバグラモンになる前でさえ、X7を全く寄せ付けない強さでした。
機が熟せばデスジェネラルも親衛隊も、弟もいらない。彼ひとりだけで野望を成し遂げてしまえるのです。
しかもほぼ単体でそれだけのことができる。弟を取り込み返したのはダメ押しにすぎません。
これだけの力があって、果たして天を左右したいという野望を抑えられるでしょうか? 難しいと思います。
でも、最後の最後。彼は弟への愛情を捨ててしまいました。厳密には弟を生かすことをやめてしまった。
俺はスーパーマンなんだから、凡人のお前は黙って俺の栄養になっていろ。そう言って命を奪ったのです。
なあ弟よ、これで気が済んだろう。命だけは許すから、このまま共に覇道を進もう。お前は俺のたった一人の弟だろうと
そう言ってあげられなかった。結果として弟を討つことになったとしても、愛ってそういうものじゃないでしょうか。
天をも掴もうとしているこの僭王の、言わば限界がそこにあるのでしょう。
限界があるのなら、勝てない道理はないのです。
・ダークネスバグラモン
バグラモンがダークナイトモンに取り込まれた状態から主導権を奪還し、さらなる変異を遂げた存在。
弟がデジクロスで得た巨体を奪うことにより、ラスボスとしてより箔がついたことになります。
力もより増したように見えますね。手をちょっと出しただけでX7をKOしてしまいました。どうすんだよこれ。
何の事はない、ダークナイトモンは兄貴のための引き立て役、踏み台として今まで働いてきたことになります。
上に書いた通り、そうすることでバグラモンという存在は初めてラスボスとして完成するのでしょう。
ここまでやってくれるんなら、やっぱり声優さんは専用の人を連れてきてほしかったなぁ……
・チューチューモン
巨大化してメルヴァモンらを寄せ付けない強さを発揮したものの、バステモンの前にあっさり始末された人。
どうやら相性修正が悪すぎたようですね。敵とはいえ、あの死に方はさすがに同情を禁じ得ないものでした。
成仏しろよ。生き返るかもしれんけど。
役割としてはワイズモンの推測通り、ユウの監視要員だったのでしょう。
こういうところからも、ダークナイトモンの疑心暗鬼っぷりがよくわかります。
・ガネモン
公募デジモン第三弾。硬貨型という、いそうでいなかったタイプのデジモンです。
いかにも金持ちっぽい顔は成金にも紳士にも両方に振れそうなイメージ。個人的にはここまでのどれもいい感じですね。
最後の一体はどんなのだろう。
★名(迷)セリフ
「あらあら、不思議。あのデジモンを見ていると…なんだかとっても……
残酷な気持ちに、なりますわっ!」(バステモン)
ネズミは猫に弱いという割を安直なネタですが、ここでバステモンに少しでも見せ場があったのは嬉しいところです。
困ったことに、こっちの方が本来のバステモンに近いイメージだったりするんですが。
犠牲になったチューチューモンの冥福を祈りましょう。
「ハハハハ…いい気分だ。これが支配者の……頂点に立つ者の気分か!
格別ですよ、兄上……フハハハハハ!」(ダークナイトモン)
兄へのコンプレックスと力への執着が丸出しのセリフ。有頂天になってますが、キャラ格が凄い勢いで下がっています。
力を手に入れても結局兄のやろうとしたことをなぞるあたり、どこまでも兄貴に依存しています。
「ひ、姫様の見てはいけない部分を見てしまった気がしますぞ…」(ナイトモン)
こちらはひたすらに忠義の人。名前こそ似てますが、ダークナイトモンとは縁もゆかりもありませんでした。
驚愕のあまり上ずった声が印象的です。合いの手を入れるポーンチェスモンズも可愛い。
「わかるさ! オレはスーパーマンなんかじゃない。ユウと同じだよ。このまま君を放っておけない…!」(タイキ)
なぜか、どこぞのスーパーコーディネーターのセリフを思い出してしまいました。
実績のありすぎる人が言うと時に厭味となりかねぬセリフですが、彼の場合は本気でそう思っているというか
皆がいるからここまで来られたのだと、どこかで常に意識しているのでしょう。
それだけに、期待に答えられなかった時は凹むこともあるのだと思います。
「ほら、違うじゃないか! タイキさんの言っていることは、強い人の理屈だよ! ぼくは……ぼくは……!」(ユウ)
なぜ自分を放っておけないのか聞かれ、答えられないタイキに。
罪の意識から完全に劣等感を増幅させています。そして、タイキのような人物への反駁でもあるセリフ。
放っておけない。ただそれだけで危険を乗り越え、訳ありとはいえ敵だった誰かを助けに行ける。
それは確かに凄いことだし「いや…何でって、当たり前のことだから…」と答えそうなタイキは強い男なのかもしれません。
でも、それとユウ自身とは関係がないことです。誰かと自分を比べた時、埋めようのない差を感じることはあります。
けれど、それを嘆いたところで何の意味も無いのです。自分の価値は自分にしか決められないのですから。
今の彼のままイジケた大人になれば他者の成功を羨み、貶めて蹴落とそうと企む男になるかもしれません。
それで自分の価値が上がるわけではないのに。
そんなユウの未来の鏡写しこそ、ダークナイトモンなのです。
「何で放っておけないの、か……」(タイキ)
考えた事もなかった、というわけじゃないのは皆さんご存知の通り。
ただそれは幼い頃の苦い経験が原因なので、「こう思うから放っておけない」と説得できるわけじゃなかったのかもしれません。
まあ、たぶん答えは次回で出してくれると思います。
「…いいね…! 状況が絶望的でも、目標ができるっていうのは…張り合いがあるっ…!」(キリハ)
ダークストーンの破壊を第一目標にしようと提案するタイキに応えて。なにげないですが、いいセリフです。
「弟よ…貴族を名乗り、恰好ばかりつけて生きてきた、哀れな弟よ…最後に教えてやろう…!
お前に足りないのは理想…そしてそれを支える信念だ……!
期待していたが残念だ。気取ったまま消えるがいい…私の中にっ…!」(バグラモン)
互いの意識の中、なおも刃を向けようとするダークナイトモンをブチ抜いて。やりとりなど略。
それでもなお、いくばくかの愛は感じました。
弟を取り込んだ姿で野望を成し遂げることは、彼にとっても肉親としてしてやれる最後のことだったのかもしれません。
ダークナイトモンの追い求めたデジクロスの力を身に纏って邁進することになるのですから。
「そんな…! そんなっ! ここまで来ておきながらっ…! うわああああーっ!」(ダークナイトモン)
信念なき闇の騎士、ここに散る。皮肉にも、体だけがバグラモンの一部として残りました。
他ならぬ彼自身がデスジェネラルにした仕打ちと同じように。いや、それより悪い状態として。
悪党に相応しい最期ですが、味のあるキャラだったので寂しくもあります。合掌。
「…へっ。
ほらな、やっぱりだ…! てめえは王様じゃねえっ!!
オレはここまでの戦いで知った…! 真のキングってのはなっ…みんなを信じるヤツなんだ!
今はダメでもきっと強くなれるって…信じてくれるヤツを、みんな待ってんだ!
仲間の可能性をハナっから信じてないてめえこそ、王の資格はねえ!
…安心しな。デジモンのキングには…オレがなってやるっ!!」(シャウトモン)
人間を不完全な存在と言い切り、デジタルワールドもろとも作り替えると宣言したダークネスバグラモンに。
正確に言うとバグラモンも弟にだけは目をかけていたのですが、それさえ捨ててしまった今となっては
反駁するだけの根拠がありません。もっとも、反論の必要など感じてはいないのかもしれませんが……
それでもこの『死んでもお前みたいなヤツを王とは認めない』という姿勢は魔神をして感心させるものでした。
世が世なら部下に誘っていたところかもしれません。
「めずらしくボロ泣きね。でも、まだ諦めちゃダメよ、タイキ!」(アカリ)
「これ以上ないってぐらい頼れる、チミの仲間が戻ってきたからなっ!」(ゼンジロウ)
シャウトモンを失い、絶望しかけながらも足掻くタイキを救出して。
いつになっても出てこないのでうっかり忘れかけたところ、最高のタイミングで不意打ちを喰らいました。
ゼンジロウのセリフは彼流のなかば冗談なのでしょうけど、今のタイキにとっては百万の味方を得た想いでしょう。
「…さあ、奇跡を呼ぶ少年たちよ。君たちに最後の希望を託そう…!」(エグザモン)
そして、ここにも援軍がいました。彼らのこのセリフで最終話へと引きます。そんな殺生な!
★次回予告
上に書いたとおり、スタッフが大盤振る舞いのやりたい放題でアバレまくってくれそうです。
ドラコモン+サイバードラモンやポーンチェスモンズ+ガオスモン、ワイズモン+ナイトモン、
ジジモン+チビカメモン+ゴーレモンと、総力戦すぎるデジクロス無双。敵は残り一人とはいえ、尺足りるのかなあ。
で、仕上げはやっぱりアレになりそうですね。遂にデジクロスの真髄が発揮されるようです。
さあ、最後の戦いだ!