充電制御車とは(2015.11.23)

ツイート  


レビトレには関係ない項目ですが、豆知識として紹介します。

 

旧来からでもある意味充電制御してます、レギュレーターで。

でもそれじゃないんです。

 

細かく正確な言い回しは省きますが、発電するとオルタネーターに回転負荷が掛かります。つまりエンジンに負荷が上積みされますから、燃費も加速も悪くなります。

そして今の世はエゴエコ全盛。メーカーとしては走行抵抗を減らして燃費を良くしたい思惑がありますよね。

そう、本当に必要な時だけオルタから供給させて、必要ないときは供給させなくしているのが充電制御車。うーん賢い。(余談ですが充電サイクルが浅く頻繁になるので対応バッテリーが必要です)

つまり加速時には必要以上の発電をさせなければ余計な負荷も無いので、加速も燃費も当然良くなります。

巡航時も当然そうです。

 

しかし、加速・巡航の時だけでなく減速時にも積極的に充電制御をしています。

車が減速してるなと判断したら、わざとオルタから供給(充電)させて回転負荷を生じさせています。結果的に減速という共通の結果が残るので併用しても問題は少ないでしょうからね。

例として現状ではフットブレーキで速度を熱エネルギーに変換して捨てて減速してますが、充電させたりして効率よく使ったほうが良いですしね。もしかしたらブレーキパッドの寿命が少し延びてるかもしれません。

これ電車でも同じ様な事をやっていまして、その方法も発電させて電気を電線に戻すとかいろんな方法がありますが、最後の一歩手前まで発電させて速度を落として最後の最後にブレーキパッドやブレーキシューの機械ブレーキで停車します。

電車の運転席にも電流計がありますがら、これ見るとよく分かりますよ。

 

プリウス等のハイブリッド車は、ブレーキ時には駆動モーターを発電機にしてブレーキの補助+充電しているのがインパネで分かると思います。

 

ん?

という事は充電制御車でないレビトレも、エンジンブレーキ+フットブレーキ以上の制動力を出そうと思ったら、ライト点灯や送風、電熱線などの電装品をフル稼働させればよい訳ですね。加速を優先させたければ余計な発電をさせないようにすれば良いはず。

うん、分かるけどやりたくないですね。

 


ツイート