タイヤ・ホイールの基礎知識
・ホイール基礎知識
ホイールでよく「6J×15 PCD100 オフセット+39 4穴」などど表記されていますが、「6J×15」の6はリム幅(ホイール内側の幅)、Jはリム端形状を表し、15はインチを表しています。
「PCD100」は各取り付けボルト円の直径で、「オフセット+39」はホイール取り付け面からホイール中心線がどれだけ、ずれている(オフセット)かを表し、オフセット値が低くなるとタイヤがボディの外側にくるようになります。
「4穴」とは取り付けボルト箇所か何ヶ所あるかを示しています。
ホイール選択の注意ですが、まず自分の車のPCDと何穴かがわかっていないと取り付けることすら出来ないので注意が必要です。
PCDと何穴かがわかったところで自分の車に合ったタイヤの選択ですが、これは適合表を参照してください。自分の希望するタイヤとホイールとのインチ径とリム幅(タイヤにも適合リム幅がある)が合っていないと、タイヤがホイールに装着できません。
さらに車体側と干渉しないようにオフセットの選択も重要な問題となりますので注意してください。
ホイールにも耐荷重がありますが、普通は気にしないでもOKです。気になるようになったら初心者卒業です。
ちなみにFFレビトレはPCD100で4穴なのは共通です。AE92〜AE111まで共通して使えますね。
AE86は、PCD114.3で4穴なのでFFレビトレとではホイールの使いまわしができないですね。チャンジャー使えば出来るかもですが・・・
ちなみにホイールセンターを出すために、車体のハブ径とホイールのハブ径を一致させる必要があるときがあります。
TRDやTOM'Sホイールはトヨタ専用ハブ径設計ですので純正のようにぴったりセンターが出ます。
その他のホイールはと言うと、アダプターを使ってハブ径を一致させることができます。アダプターの有無はメーカーや店員に聞きましょう。カー用品店でも汎用アダプターは売っています。
参考までにトヨタは54φと60φを採用しているらしく、PCDが100のFF車は54φで、PCDが114.3のFR車は60φみたいです。つまりFFレビトレは54φで、ハチロクは60φという事になると思います。
・タイヤ基礎知識
タイヤの基礎知識に関してはWEB上で情報収集するより、タイヤショップやカー用品店に大至急行って来てタイヤカタログ数種もらってきてください。そのほうがものすごく手っ取り早いです。
タイヤ側面に記してある記号などですが「195/55 R 15 84 H」とか表記されていますが、読み方としては「195/55 R 15」は順に、タイヤ総幅、偏平率、ラジアルタイヤ(タイヤの種類)、 インチサイズを表しています。
「84 H」は順に耐荷重の記号、耐最高スピードの記号を表しています。
”耐荷重(ロードインデックス)”は本来タイヤサイズから変更するときは、元々のタイヤより下回ってはいけないことも記しておきます(車検と関係あるかは不明ですが・・)。
ちなみにホイールにも耐荷重がありまして裏に彫ってあったりします。4穴・5穴で数値が違ったりするものありますので、気になったら確認を。
車検云々でなくても、車の重さに耐えられないタイヤ履くのは嫌ですけどね。
レビン・トレノでおなじみのタイヤサイズ近辺を表に現しました。タイヤの種類で少しは変わりますが、大体このぐらいみたいです。
82 | 475kg(185/60 14) |
83 | 487kg |
84 | 500kg(195/55 15) |
85 | 515kg |
86 | 530kg |
87 | 545kg(205/50 16) |
次は耐最高速度です。
L | 120km |
Q | 160km |
R | 170km |
S | 180km |
H | 210km |
V | 240km |
W | 270km |
Y | 300km |
ZR | 240km以上 |
これを表に当てはめると「195/55 R 15 84 H」というタイヤは、幅約195mm、扁平率55のラジアルタイヤで15インチ。耐荷重は500kgまでで最高速度210kmまで対応しているタイヤだと分かります。
これはスタッドレスタイヤでも同様です。スタッドレスタイヤになると大抵「Q」の160kmまでになりますね。