SSサス ストロークUP+α大作戦
スーパーストラットはノーマルでさえストロークは充分とはいえない所ですが、さらに社外スプリングを組んで車高を落とそうものなら、ますますストロークはなくなります。
そこで私が考案した方法を紹介したいと思います。こういうのは多分以前からあるかと思いますが、私はこの方法でのやりかたで聞いたことがないのですね。でもあるんだろうな・・・
この方法だと稼げるストロークは2cmぐらい。ですから3cmぐらい車高が落ちでも、ノーマル並みのストロークは稼げます。以外にこの差は大きいのでは?
普通、ノーマル形状でストロークアップといえば、バンプラバーカットですね。紹介するこの方法も当然の如くラバーカットです。
↑もうすでに切ってあります。カッターで切れます。
ですが、問題なのはこれから。AE111などはダストカバーとバンプラバーが一体化されています。ただ一体化されているだけでは別に何の苦労もありません。なにが問題かというと、ダストカバーが下に落ちないように支持しているのがランプラバーなんです。
ですから安易に切っちゃうと下の写真のように落ちてしまいダストカバーの意味がなくなってしまいます。ダストカバーは結構重要だと思います。ダストカバーの意味はショックのロッドやその周辺に砂などの異物が付着し、ショックのシーリング部などにダメージを及ぼさないようにするのが役目。レースなどでは頻繁にOHとかしてますからどうでもいいでしょうけど、私達の場合はそうはいきません。せっかく寿命がもっとあるのに、わざわざ短命に終わらすこともないでしょうしね。
そこで、ダストカバーを生かしつつラバーカットを両立するにはと考えた(閃いた)方法は下の写真のようにタイラップをロッドにきちんと巻きます。当然、余分なところは切ります。
そうしたら、下の写真のようにダストカバーを被せるだけです。ようするにタイラップに引っ掛けるわけです。
これでストロークUPとダストカバーの両立が図れます。
わたしはこの状態でしばらく乗っていますが、とくに不具合は起きてません。
予想される不具合は・・・フルバンプなどでタイラップがボロくなりカバーを支持できなくなる、ということろでしょうか。
でも修復も簡単です。タイヤ外して、ダストカバーを一旦下に引っ張り、そしてまた上げる。そうするとダメになったタイラップが見えますから取り去ります。そうしたら新品のタイラップを組み付ければ完了です。
この時点ではカバーは下がったままですがストロークさせれば次第に上がって行きます。
あと、バンプラバーを切ってフルバンプ時にダメージが及ばないかどうかですが、たぶん大丈夫だと思います。取り去ったつもりでも中にはラバーがすこし残ってますので。(上の写真参照)
以上です。
一応記しておきますが、この方法で何かのトラブルなどが発生しても私は関知しません。それぞれの責任でお願いします。