本文へスキップ

”資格の栄光“は、会社員が資格や検定の取得に挑戦した実体験を”資格挑戦記“として紹介するとともに、
受験対策、資格・検定の基本情報を紹介するサイトです。

資格の種類    受験資格          難易度   
          第1種、第2種、第3種    第1種 第2種 第3種
                    

放射線取扱主任者とは

放射線取扱主任者は、放射線障害の防止について監督を行うことを職務としています。
法律上「許可届出使用者、届出販売業者、届出賃貸業者及び許可廃棄業者は、放射線障害の防止について監督を行わせるため、次の各号に掲げる区分に従い、当該各号に定める者のうちから、放射線取扱主任者を選任しなければならない。」との定めがあることから、必置資格に分類されます。
つまり放射性同位元素や放射線発生装置を使用する企業、販売業者、賃貸業者、廃棄業者への就職に有利に働きます。また、これらの企業に就職した場合、取得を指示されることもあるでしょう。

取得方法

第一種 放射線取扱主任者試験に合格し、かつ、所定の講習を修了した者
第二種
第三種  所定の講習を修了した者 

分類

第一種 密閉されていない放射線同位元素および放射線発生装置、密封された放射性同位元素および放射性同位元素装備した放射性同位元素装備機器を使用、販売、賃貸する事業所で、放射線取扱主任者になることができる
第二種 数量が10TBq(テラベクレル)未満の密封された放射性同位元素および同数量を装備した放射性同位元素装備機器を使用、販売、賃貸する事業所で、放射線取扱主任者になることができる
第三種 放射性同位元素の数量が、下限数量の1000倍以下の密封された放射性同位元素及び同数量を装備した放射性同位元素装備機器を使用、販売、賃貸する事業所で、放射線取扱主任者になることができる。

受験料

第一種 14300円
第二種 10200円

受験日程

第一種 年1回 8月頃
第二種

受験資格

特になし

受験科目

全て択一式(マークシート方式)
第一種 1)物理学、化学及び生物学のうち放射線に関する課目
2)物理学のうち放射線に関する課目
3)化学のうち放射線に関する課目
4)放射性同位元素及び放射線発生装置による放射線障害の防止に関する管
  理技術並びに放射線の測定技術に関する課目
5)生物学のうち放射線に関する課目
6)放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目
第二種 1)放射性同位元素による放射線障害の防止に関する管理技術T
2)放射性同位元素による放射線障害の防止に関する管理技術U
3)放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目

合格基準

試験課目ごとの得点が5割以上であり、かつ、全試験課目の合計得点が6割以上であること

合格率

第一種 15〜35%程度
第二種  20〜40%程度

資格・検定挑戦記

-

受験対策

-

バナースペース