介護福祉士とは
介護福祉士は、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者を言います。
老人ホームや社会福祉施設などの就職に非常に役立つでしょう。高齢化が進む中、介護福祉士の活躍の場は増えており、安定した需要が見込まれます。
取得方法
@厚生労働大臣が指定した養成施設を卒業する(2011年まで)
A3年以上介護等の業務に従事した者等が介護福祉士国家試験に合格する
受験日程
年1回
1)筆記試験 1月頃
2)実技試験 3月頃
受験資格
1)介護等の業務に3年以上従事した者(3年以上従事する見込みの者を含む。)
2)次のいずれかに該当する者
@特別養護老人ホームや介護老人保健施設の介護職員など、主たる業務が
介護 等の業務である方、介護保険の指定訪問介護事業所の訪問介護員
(ホームヘルパー)などで、介護等の業務に従事(在職期間が3年以上、実働
日数が540日以上)した方(平成28年1月23日までに3年以上の受験資格を満
たす方を含みます)
A高等学校又は中等教育学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の
教科目及び単位を修めて卒業した方(平成28年3月31日までに卒業見込みの
方を含みます)
B特例高等学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目及び単位
を修めて卒業した後、介護等の業務に従事(在職期間:9ヶ月以上、実働日数
135日以上)した方(平成28年1月23日までに9ヶ月以上の実務経験を満たす方を
含みます)
受験科目
1)筆記試験
@人間の尊厳と自立、介護の基本 A人間関係とコミュニケーション B社会の理解
C生活支援技術 D介護課程 E発達と老化の理解 F認知症の理解
G障害の理解 Hこころとからだのしくみ I総合問題
K介護技術 L形態別介護技術
2)実技試験
介護等に関する専門的技能
合格基準
1)第1次試験(筆記試験)
次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
@問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上
の得点の者であること。
A @を満たした者のうち、12科目群すべてにおいて得点があった者であること。
2)第2次試験(実技試験)
課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の
得点の者を実技試験の合格者とする。