気象予報士とは
気象予報士は、気象現象の予報を行う者のことです。
法律上「第十七条の規定により許可を受けた者(地震動、火山現象又は津波の予報の業務のみの許可を受けた者を除く。次条において同じ。)は、当該予報業務を行う事業所ごとに、国土交通省令で定めるところにより、気象予報士(第二十四条の二十の登録を受けている者をいう。以下同じ。)を置かなければならない。」との定めがあることから、必置資格に分類されます。
テレビやラジオで気象情報を伝えている印象が強い気象予報士ですが、非常に狭き門です。気象予報の需要は他にも多々あり、気象予報を専門に行う会社への就職の道があります。
受験日程
11400円
※学科一科目が免除の方10400円
※学科二科目が免除のの方9400円
受験科目
1)学科試験(多肢選択式)
@予報業務に関する一般知識
・大気の構造
・大気の熱力学
・降水過程
・大気における放射
・大気の力学
・気象現象
・気候の変動
・気象業務法その他の気象業務に関する法規
A予報業務に関する専門知識
・観測の成果の利用
・数値予報
・短期予報・中期予報
・長期予報
・局地予報
・短時間予報
・気象災害
・予想の精度の評価
・気象の予想の応用
2)実技試験(記述式)
@気象概況及びその変動の把握
A局地的な気象の予報
B台風等緊急時における対応
合格基準
1)学科試験(予報業務に関する一般知識):15問中正解が11以上
2)学科試験(予報業務に関する専門知識):15問中正解が11以上
実技試験:総得点が満点の70%以上
※ただし,難易度により調整する場合があります