司法書士とは
司法書士は、国民の権利の擁護と公正な社会の実現することを使命とし、裁判所や検察庁、法務局へ提出する書類の作成や相談、登記又は供託の代理手続などを行います。
法律上「簡裁訴訟代理等関係業務は、次のいずれにも(指定研修の修了、法務大臣による能力の認定者、司法書士会の会員)該当する司法書士に限り、行うことができる。
」との定めがあることから、業務独占資格に分類されます。
また、法律上「司法書士でない者は、司法書士又はこれに紛らわしい名称を用いてはならない。」との定めがあることから、名称独占資格に分類されます。
法律事務所や司法書士事務所などへの就職、独立することもできます。
受験科目
1)筆記試験
@憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
A不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
B供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識
Cその他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力
※@、B、Cは多肢択一式、Aは多肢択一式及び記述式
2)口述試験
@憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
A不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
B供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識
Cその他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力