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”資格の栄光“は、会社員が資格や検定の取得に挑戦した実体験を”資格挑戦記“として紹介するとともに、
受験対策、資格・検定の基本情報を紹介するサイトです。

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資格選び

昔は見本もらって「こんな色にして」ってお客さんから言われて、「あいよ!」と似たような色の樹脂成形品や塗装品を提供してれば何とかなってたみたいですけどね。
いまでは、樹脂成形品にしろ、塗装品にしろ、「前回のロットと色が違うじゃねぇ〜か!」とクレームになってしまう始末・・・。
そもそも”色“って何なんですかね?
”色”を知らずして、“色“の管理などできないのではないか。我々工業製品を取り扱う者にも、色に関する知識が求められる時代になったということでしょう。
ということで、今回は色に関する資格に挑戦することにしました。
その名も色彩検定です。受験者が非常に多いようですよ。

資格取得への道

2014年9月10日:参考書購入
全く”色“に関する知識のない私でも解りやすい参考書を探してみます。
やはり本屋で立ち読みしながら、中身を吟味して検討した方が良いですね。
そして、私が選んだのは”1回で合格! 色彩検定 3級 テキスト&問題集”です。

何冊か参考書を立ち読みしていて気付いたのですが、どうやらこの資格は色を見て、その色の名前を答えるといった問題が出るようです。
そういったセンスの無い私はかなり苦労しそうです。
そこで、公式テキストよりも重要な点が凝縮されている様子のこの参考書を選び、効率的に学んでいこうと考えました。

2014年9月19日:申込み
色彩検定の申し込みは簡単です。
色彩検定協会のホームページで申し込み手続きを行うことができます。
また、支払いもホームページ上でカード払いで済ませることができます。
ただ、3級で受験料が7000円と結構高額です。
う〜ん、もう少し安いと気軽に受験できるんですけどね。

2014年9月10日:勉強方法検討
色彩検定は、複数の教科が存在するわけではなく、合計点のみで合否が判定されます。この点は、少しほっとしますね。
勉強の際に考慮したい事柄として、購入時に考えていた通り、色と色の名前を一致させられるようになるのに時間がかかりそうだということです。
まず、とりあえず1回参考書を通して読んでみて、色の名前以外に苦手そうなところがないか確認してみることにします。
もし、他に苦手そうなところがないようであれば、色の名前に集中したいと思います。

2014年9月10日〜:勉強開始
通勤電車の中で、まずは一通り購入した参考書を読んでみます。が、初めの方に掲載されている色の分類が頭に入らず、どうしても引っかかってしまい、なかなか次に進めません。気になると、そこで足踏みしてしまう癖が出てしまいました。
それと、やはり色の名前を覚えるのが大変そうです。
すごく似たような色もあり、この違いを見抜いて名前を言い当てなくてはいけません。
う〜ん、一筋縄じゃいきませんな。

2014年9月19日〜:申込み
色彩検定の申込みは、色彩検定のホームページ上で行えます。
さらに、支払いもカード払いが可能なので、その場で完了できてしまいます。
これが一番楽な申込み方法ですね。

2014年10月3日:新配色カード199a購入
最後に記載されている練習問題は最後にとっておくとして、その他については一通り参考書を読み終えましたが、色の区別がつきません。そこで、購入したのが”新配色カード199a“です。199色のカラーカードで裏面には、PCCSに基づいたその色の色番号が記載されています。似た色でも区別がつくように何度も見るようにしたいと思います。
ちなみに、新配色カード199aは大きな書店で購入することもできますが、私はネットで購入しました。

2014年10月3日〜:勉強後半
ここからは、もう一度参考書を読み直すと同時に、”新配色カード199a”をちょこちょこと見て色の区別がつくようにしていきたいと思います。
また、受験日の近い、ビジネス実務法務検定を間で少し勉強していこうと思います。

2014年11月8日〜:練習問題実施
かなり直前になってしまいましたが、苦手だった色の区別もつくようになってきたので、練習問題を解いてみました。
結果は、2問以外すべて正解!!
眼の構造や色彩の心理効果、色彩効果などに加え、色相やトーンの見極めもかなりできるようにできました!
ただ、誤った2問はいずれもファッションに関する問題です。これまで全く問題視していませんでした。
残り1日ですが、ファッションをもう少し勉強して本番を迎えたいと思います。

2014年11月9日:試験当日
試験当日です。会場は埼玉県上尾市にある聖学院大学です。今日は午前中からの試験なので、会場に早めに入って勉強したいと思います。
会場に着いてみると若い女性が非常に多い。
やはり、ファッション・インテリア関連の仕事に就こうという学生の受験者が多いようです。

 10時30分試験開始〜11時40分試験終了

なかなか出来が良かったです。ほとんどの問題をすんなり解くことができました。
ただ、色彩検定は途中退出できない為、終了時間までしっかりと見直しを行いました。
一方、練習問題で唯一間違ったファッションに関連の問題に関しては、これで間違いないという確信が持てませんでした。
それでも、総合的にみるとおそらく合格だろうな〜、と思える出来でした。
あとは結果を待ちたいと思います。

2014年12月20日:試験結果
試験結果は、送付される合否通知票で通知されます。

結果は・・・合格
  
いくら出来が良かったとはいえ、マークをずらして解答してしまったというようなケースもありうるので、結果がでるまで安心できません。
この結果を受けて、ようやくほっとしました。

後日、合格証書と資格証が送られてきました。3級合格者は、色彩コーディネーターなんですね。

 

試験を終えて

今回の挑戦では、とにかく色の区別ができず苦戦しました。
しかし、新配色カード199aをずっと見ていると、何となく違いが分かるようになり、最終的には高得点で合格することができました。
こういったセンスを必要とする資格は、得意、不得意が分かれるかもしれませんね。もちろん私は不得意な方です。
ただ、他の分野の配点が高いので、しっかりと勉強すれば、3級は合格することができるようです。
2級はどうかわかりませんが・・・。
それと、やはり受験料がちょっと高いですよね。
失敗できないという、良い意味でのプレッシャーにはなりますが、負担が大きいことには違いありません。
もう少し安ければ、と思います。

勉強期間・・・・40日(平日概ね1〜2時間、休日概ね2〜4時間)
参考書・・・・・まるごと覚える毒物劇物取扱者ポイントレッスン
費用・・・・・・・2825円(参考書料金)+7000円(受験料)+交通費=9100円+交通費

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