エイリアンとは付き合いきれない

正しいエイリアンとの戦い方

●正しいエイリアンとの戦い方を知る意義
このゲームは、敵の攻撃によるダメージが非常に大きいため数発食らうとすぐ瀕死になってしまいます。これを防ぐために、敵との戦い方を知る必要があります。それは単に使える技を連発するだけでなく状況に応じた敵との戦い方を身につけなくてはなりません。その場その場において効果的な攻撃を繰り出す判断力、そのために必要は知識をここで紹介していこうと思います。

●基本戦術
各キャラそれぞれに使える技使えない技がありますが、ここでは主に使える技を中心として、どのような攻撃をするのが効果的かを書きます。

★プレデターウォリアー
なんといっても当たり、ダメージ、隙の少なさともに優秀なダブルキック(↓↑+B)を中心とした攻撃を組み立てましょう。具体的には、BBB→ダブルキックが一番使う攻撃です。また、密着状態ではBBBB→ダブルキックが有効です。同じように、スライディング→ダブルキックもいいです。とにかく、ダブルキックは強いのでバンバン使いましょう。

しかし、ダブルキックは強いといえども完全ではありません。突っ込んでいく攻撃なので、敵が多いと反撃を受けることがたまにあります(敵がダブルキックに攻撃を合わせてくる)。敵が異常に多く、ダブルキックでは反撃を受けそうなときはサプライズアタック(ジャンプ中↓+C)を使いましょう。この技も当たり、ダメージともに強い、優秀な攻撃方法です。ただ、出すときは高くジャンプして出さないと反動(=無防備状態)が大きくダメージを受けやすいです。そこのところに注意すれば非常に有効な攻撃です。

★プレデターハンター
プレデターウォリアーと違い、ライジングアッパー(↓↑+B)は使えないので基本的にBBBBのみで攻撃しますが、これまた4段目の後の隙が大きいのでガンで隙をなくす必要があります。とはいえ、ガンはエネルギー制限があるのでそうバンバン打っていられなく、従ってガンを使わなくてはならないような場合と、そうでない場合をすばやく判断する必要があります。

一応、BBBB→ライジングアッパー(2段目をキャンセル)→ガン、という連続技があり、ダメージはかなり高いですが、ライジングアッパーをキャンセルしてガンを出すタイミングが難しく(ずらし押しレベルでのキャンセルが必要)、失敗したときのリスクが大きいのでお勧めできません。

サプライジングロール(ジャンプ中↓+C)はプレデターウォリアーのサプライズアタックみたいですが、こちらはダメージが少ない&反撃を受けやすい代わりに、ヒット数が多いです。どちらがいいかといわれれば反撃を受けにくいサプライズアタックのほうがいいですが、こちらもかなり使える攻撃です。ザコを一掃するにはうってつけです。

★リン・クロサワ
個人的には隼落投(空中投げ)が大好きで良く使っているのですが、慣れないと変なキックが出てしまいパニックに陥ることが多いので、クリアできるくらいの腕になるまでそれは控えたほうがいいです。ここでは、隼落投を使わない攻撃方法を紹介します。

BBBBB→滑刀波(→→)→ガンがダメージ的に一番高いので、これを主にしたいところですが、リンは連続技の初弾(パンチ)のリーチが短いので結構つらい状況です。よって、ガンを主にして、隙を双勁破(Bを2秒ほど押して離す)でカバーするのが基本戦術です。このとき、リロードキャンセルができないと話にならないので必ずできるようになりましょう。リロードキャンセル中は双勁破が出ませんが、逃げることはできます。

滑刀波は強いですが、隙が大きいため単体で使うのはダメです。よって必ずガンで隙をなくす必要があります。上記の例もそうですが、他にスライディング(↓+C)→滑刀波→ガンというのがあります。BBBBBが当てにくい場合はこちらのほうがいいでしょう。あと、滑刀波はコマンドがコマンド故に暴発しやすいので注意。また、同じようにスライディング→滑刀波→(キャンセル)双勁破も可能です。

もちろん、BBBBB(からの派生)が一番強いので、安全に当てられるとき(敵が上から降ってくるときとか)は積極的に当てに行きましょう。

★ダッチ・シェーファー
隙がほとんどなく、ダメージが大きいBBBBを主にして戦いましょう。ほかには、ショルダースライディング(↓+C)→アクスボンバー(ダッシュタックルまたはショルダースライディング中B)→ガン、という連続技も有効です。アクスボンバーの隙が大きいので、ガンでキャンセルして隙をなくすわけです。このとき、ガンはあくまでも「隙をなくす」ためであり、決して「ダメージ」を期待しないように。はっきりいってシェーファーのガンは一番使えないです。

ちょっと危険度は高いですが、囲まれているときなど、ダッシュタックル(アクスボンバーにはつなげない)で敵の背後に回り込み、囲まれ解除&連続技で攻撃、なんてやり方もあります。

バーティカルスマッシュ(↓↑+B)→降りてくるときにガン、というのもありますが、正直ラウンド4ボス緊急時と最終ボス用、後は虫退治用といった感じで、全編通して使うということはないです。ダッシュタックルを使うときは、ニュートラル状態からCでやると隙が少ない(その代わり移動距離が小さい)です。

●メガクラッシュ
敵の攻撃を食らわないようにするためには相手が攻撃する前に攻撃して止めるか攻撃を避けるかするのが一番良い方法ですが、敵はたくさんいるためそういう訳にもいかない場面がたくさんあります。というかそういう場面がほとんどです。混戦時に攻撃を受けそうな場合はすぐメガクラッシュ。これは生き残るための必須行為です。いわゆる「うまい人」はこういったことがしっかりできています。できなければできるようにすればいいだけなので、ここで具体的な使用例をちょっと紹介しておきます。

★混戦時、特に使えるようにしたい場面
 ・ウォリアーが酸吹きかけ攻撃をやるためバックジャンプ
 ・ストーカー、ディフェンダーが飛びかかり攻撃
 ・アラクノイドのジャンプ(攻撃)………ただのジャンプと見分けがつかないため
 ・とにかく囲まれたとき
 ・遠くで軍兵士がスマートガン

●ジャンプ
ジャンプはメガクラッシュほどではありませんが、敵と戦うのに必要なことです。
まずは入力する方向とジャンプの軌道について。

★プレデター
入力軌道
なし上に小ジャンプ
横に長いジャンプ
斜め上斜め上に長いジャンプ
上に高いジャンプ
★リン・クロサワ
入力軌道
なし上に小ジャンプ
横に短いジャンプ
斜め上斜め上に長いジャンプ
上に高いジャンプ
★ダッチ・シェーファー
入力軌道
なし―(ダッシュタックル)
―(ダッシュタックル)
斜め上斜め上に小さいジャンプ
上に小さいジャンプ

これらの中で使用頻度が高いのは「斜め上」入力のジャンプです。シェーファー以外の3キャラは敵に囲まれたとき避難、ジャンプ中に↓+Cでの攻撃、そしてエイリアンクィーン(ラウンド4ボス)のハメに用います。シェーファーではジャンプキックでロイヤルガード、クリサリス(ラウンド1ボス)のしっぽアタックのときに使ってそれを避けつつ攻撃や、当たりが強いのを利用してとりあえず突っ込むということができます。

●敵に囲まれないためには
敵に囲まれるということは、一番避けなくてはならない事態です。なぜかというと………分かるとは思いますが、片方の敵と戦っている隙に逆の方向から攻撃をされるからです。左右に攻撃できるものといえば、メガクラッシュしかなく、使うとちょっとダメージを受けるので多用はできません。したがって、敵に囲まれないということは無駄なダメージを受けないためにも必ずできておかなくてはならないことなのです。

★具体的には?
画面端で戦うこと、壁があるなら壁を背にして戦うこと。これが一番簡単で重要度も高い方法です。壁なら100%大丈夫ですが、画面端なら囲まれる可能性があるので、怪しい動きをしているやつを見かけたらすばやく近づきプレデターなら連続技、人間ならガンで再び向こうに追いやりましょう。

★画面端で囲まれちゃった!
画面端で囲まれた場合は、(シェーファー以外のキャラのとき)思い切って反対方向にジャンプしましょう。ジャンプするときは斜め上を入れながらだと大ジャンプですばやく反対方向に行けるので良いです。ジャンプで向こう側に行けば、一瞬で囲まれ状態を脱し、敵を片方に寄せた状態にすることができます。

凡例 ○:プレイヤーキャラ ●:敵
┌―――――――――┐        ┌―――――――――┐
|         |   ジ    |         |
|      ●● |   ャ    |      ●● |
|     ● ○ | → | →  | ○   ●   |
|        ●| → ン →  |        ●|
|      ●  |   プ    |      ●  |
|         |   !    |         |
└―――――――――┘        └―――――――――┘
  囲まれちゃった!          敵を片方に寄せた!
シェーファーは、同じように画面端で囲まれた場合には即メガクラッシュして敵がダウンしている隙にダッシュタックルで反対側へ移動しましょう。メガクラッシュをしたくないならジャンプキックで敵をダウンさせて、その隙にダッシュタックルで反対側へ移動という手もあります。

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