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目指せ50万人(知識編)

主旨

ここは、100万人を目指すという本筋からちょっと外れて、普通にプレーして50万人を目指すための攻略です。なので100万人を目指すときに使った裏技(どこでも建てる技とか)は使わない方針で解説をしていきます。なお、100万人を目指す攻略と同様、難易度は「上級」とさせて頂きます。でも、上級だからといってあまり初級、中級と変わりはないので、気楽に行きましょう。

プレースタート時の注意

これはどんなときでもそうですが、マップを選ぶ時は必ず「陸地が多く(=水が少ない)、湖が点在していないマップ」を選びましょう。ちなみにお勧めなのは61番のマップです。イベントマップですべて陸地だけのマップがありますが、そこではプレゼントがもらえないのでやらない方がいいです。通常のマップから探しましょう。

街の名前はご自由に。難易度は、先程も述べた通り上級とします。なお、これからの説明も上級を基本としていきます。

それでは、ゲーム開始!!

基本指針

シムシティーというのは都市開発をシミュレートするゲームですが、やはり所詮(失礼)ゲーム、現実の都市開発と違うところがたくさんあります。ここではその相違点を踏まえつつ、有効な都市開発を行うための知識を解説します。

・発電所は原子力発電所!
シムシティーの世界には発電所は2種類(火力、原子力)とありますが、どちらが有効かというと明らかに原子力発電所のほうが有効です。発電力(費用対効果)は原子力発電所は火力発電所の4倍ありますし、火力発電所は公害が出ますが、原子力発電所は公害が出ないという利点もあります。原子力発電所はたま〜にですがメルトダウン(災害の一種)が起きることがありますが、普通にプレーしている分には無視できるほどの確率です。

よって、必ず原子力発電所を建てましょう。上級の場合はスタート時5000ドルしか資金がなく、スタートしてすぐ建てるとそれだけでゲームセットとなってしまいますが、初めにカジノを3つもらい(やり方は裏技「1つで500メートル」を参照)、それを建てることによって資金を貯めて原子力発電所を建てましょう。

・RCI の建て方
シムシティーは住宅地(以下:R)、商業地(以下:C)、工業地(以下:I )の3種類の建物を建てることによって人口を増やしていくゲームです。都市を発展させるにはバランス良く建てることが必要です。具体的な数値は、R:C:I =2:1:1です。なお、この「2:1:1」という数字は建物の数ではなくて人口の数なので注意。なので確かめるには町の概略ではなくグラフでなくてはダメです。

また、建物を建てるには地価も考慮する必要があります。ただ、I は地価の影響を受けないのでどこに建ててもしっかり発展してくれます。他の2つは地価によって発展の仕方が変わる(または発展しない)ので、いい発展をするところに建てる必要があります。

始めたばかりのころは地価が高いので適当に建てても発展してくれますが、ある程度都市が広くなってくると地価が下がる場所が出てきます。具体的には、マップの端のほうが下がりやすいです。なので開発するときはなるべくマップ外側にI 、内側にRとCを建てましょう。

最終的には下の図のように都市が形成されるのが理想的です。
50万人のための建て方

上図の中で「緩衝地帯」というのはI からの公害の影響を小さくするために造る場所です。だいたい3マス程度でいいと思います。3マスならあとで警察署なんかも建てられるのでお得です。

・線路線路!
RCI が発展する条件として電気と交通機関があります。この両方が備わっていないとうまく発展してくれません。電気は前に原子力発電所がいいと述べましたので、ここでは交通機関について解説していきます。

交通機関には道路と線路の2種類があり、このどちらかとRCI が接していないと発展しません。そしてこの2種類のうちどちらを造った方がいいかといいますと、ズバリ線路です。開発費や維持費は道路の2倍かかりますが、線路は道路と違い交通渋滞が起きない、つまり不満要因が1つなくなります。不満要因がないということはそれだけ人口減少要因がないということなので、都市が発展しやすくなります。効果的な都市の発展のためにも、必ず線路を造りましょう。

開発費はどうしようもありませんが、維持費のほうは裏技(「交通の割当額を0にしても線路(道路)が消えない方法」を参照)を使えば大丈夫です。

あそうそう、最後にいっておきますが、線路ばかり造っていると「住民は道路を要求しています」なんて文言が出ることがありますが、一切無視して構わないです。というか無視すべきです。

・その他の建物(警察署etc.)
その他に必要な建物はいろいろありますが、そのほとんどが警察署です。警察署がないと犯罪が野放しになり、その分都市の発展も遅れます。ということで警察署を建てるわけですが、維持費が1年あたり100ドルという結構ばかにならない金額なので、建てるときはMAPの「警察署範囲」を見ながら効果的に配置しましょう。

警察署以外の建物は、都市の発展により要求が出てくるまで建てる必要はありません。さらにいうと、消防署は要求があってもいりません。いつどこで起こるか分からない災害のために消防署を各地に配置するなんて、効率の面からもコストの面からも非常によろしくないです。もし災害が起きたら、基本的に破壊消防(周りの建物を壊すことによって延焼を防ぐ)で対処しましょう。もしくはリセット。

・プレゼントの活用法
シムシティーでは、ある条件を満たしたときプレゼントをもらうことができます。プレゼントには主に2つの効果(地価上昇、特別収入)があり、都市開発において非常に有用です。

まずは各プレゼントの入手条件と効果から。
プレゼント名条件効果
市長の家都市がタウン(人口2000人)になる地価上昇
銀行都市をシティー(人口1万人)にして、
資金を2000ドル以下にする
地価上昇、借金が可能
動物園シティー以上で競技場が1、3のとき地価上昇、特別収入(100)
遊園地 / カジノA:道路を30km、40km、50km造る
B:その他建造物の数によって3つ
 AB3つずつの合計6つもらえます
 もらうときはどちらかを選択します
地価上昇、
特別収入(カジノ300、遊園地100)
強力な警察署警察署を6つ建設するごと。計3つまで警察署範囲増加
強力な消防署消防署を6つ建設するごと。計3つまで消防署範囲増加
図書館学校が3つできるごと。計3つまで地価上昇
大きな公園公園を300マス造るごと。計3つまで地価上昇
風車開発地が150と500になったとき地価上昇、特別収入(100)
鉄道を50km、200km敷いたとき地価上昇、特別収入(100)
EXPO都市がキャピタル(人口5万人)で、
空港と港を建てる。
地価上昇
スケールモデル都市がキャピタルになる「VIEW」コマンドが使用可能に
噴水ゲームスタートから50年経過する地価上昇、特別収入(100)
埋め立て平地が150、100、50、30以下になる海を埋め立てて開発地域増加
マリオ像都市がメガロポリス(人口50万人)になる地価上昇

都市開発は何かと金がかかるもので、特別収入系のプレゼントを最初にもらっておくと開発が楽になります。特にカジノは条件が甘く、やろうと思えばゲームを開始してすぐもらうことができる上に特別収入が多いのでお勧めです。開始したらすぐ3つもらっておきましょう。

地価上昇系は、効果範囲がプレゼントの周りだけであまり大きくないですが、それでも都市の発展に有用であるのは間違いないので、地価を高いまま維持させたいという場所にポイントポイントで使いましょう。

・災害が起きたら
都市開発中、不幸にも災害が起き、被害が出てしまった場合は、リセットしてやり直すのが一番楽で確実です。消防署は、以前も述べましたが建てておいてもあまり意味がないので、費用対効果の面からもお勧めできません。これも前に述べましたが、どうしてもリセットしたくない場合は延焼を防ぐために炎の周りの可燃物(平地と荒地以外すべて)を壊して自然鎮火を待つのが良いです。

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