うらぢ日誌 2002年6月分

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6月29日(土)

 以前ここにも無料新聞のことを触れたことがあった(02/03/05)が、ヘッドラインという会社が首都圏の駅を中心に配布を開始するとのこと【京都】。収入は広告から得るため無料にできるということだ。最近クーポンのついたミニコミ誌やアルバイト情報誌でも無料のものがあるくらいだから、新聞があってもおかしくないと言ったところか。ただニュースはどうするか書いていないけど、他国の例からおそらく通信社から買った情報を載せるだけになるだろう。私は見れないので伝聞情報だけでも欲しいなあ。【参考:共同
 ゼロックスは結局売上の水増しを認めたが、内容は機器の売上分の大半がサービスの売上に置き換わるため結果的には19億ドルの水増しとなるようだ【朝日】。ちなみにゼロックスの株価は前日の8ドルから6.97ドルに下げた【チャート(XRX)】。深刻な影響が出るとは書いていないので大したことないのかなあ。で、アメリカの市場はあまりこのことに過剰に反応せず、小幅安。日経と産経と書き方が違うので参考まで【日経産経】。
 先日アメリカで小中学校での星条旗の忠誠を政教分離に反するとして違憲とサンフランシスコの連邦高裁が判決を出した件について【毎日CNN】。裁判長が判決の効力を凍結する決定を下した【毎日】。「私たちは神の下に一つになった自由と正義の国、合衆国に忠誠を誓います」という文言がほかの宗教を信仰する人からすれば国家が自分の信仰している宗教と違うことを押しつけていると映る。ところが、ブッシュ大統領を始めメディア等も反対一色だったらしい。しかも原告に抗議が殺到したとのこと。何か日本人の裁判観の例に出てくる隣人訴訟みたいだなあ。こうしてみると多数者の声が少数者の意見を圧殺する例と映る。どこも似たことがあるものだなあと。毎日の記事ではサンフランシスコ連邦高裁はリベラルな判決をよく出すらしく、最高裁でひっくり返されることが多いため、今回も最高裁まで行けばひっくり返るとの見方が強いようで。
 昨日の入学金・授業料の前納に関する返還請求の件で当の弁護団が電話相談を受け付けたところ電話件数が結構あったらしい。どこまで騒ぎが広がるのかわからぬが、「ぼったくり入学金・授業料返還弁護団」というネーミングもどうかと思うが…【毎日】。
 01年のアメリカでのCO2排出量は前年より1.1%減だったらしいが、経済の低迷と暖冬が原因のようで努力したからじゃないんだね【毎日】。




6月28日(金)

 ようやく22日に行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチ、エリック・モラレスvsマルコ・アントニオ・バレラをビデオにて観る【結果(スポニチ)】。結果はバレラが3-0の判定にて勝利。ただ見る限りモラレスの勝ちじゃないのかと思えるのだが。まあしかしバレラは第1戦目の雪辱を晴らしたことになる。その試合を私は観ていなかったが壮絶な打ち合いの末2-1の判定でモラレスの勝ち、だが判定は論議を呼ぶものであった。その時は1階級下のSバンタム級で2年前に行われた。その後バレラはハメドに勝って評価を上げたが、モラレスは判定で防衛したりして評価は逆転。事前のオッズではバレラ有利だった。そのバレラだがWBCのベルトは返上することになっている。しかしこのままだと第3戦をすることになるのか?ファイトマネーは両者200万ドルのようなので日本人ボクサーも希望を持って世界に臨んで欲しい。話は変わって、同じ日に放送されていたが前座の試合でKO負けを喫したアルカサールが試合後脳圧急上昇のため亡くなったとのこと【スポニチ】。試合後のドクターチェックでは異常は無かったらしいが…。【参考:BoxWeb
 アメリカのゼロックスが収入を水増しと発表【日経朝日】。5年間に64億ドルの収入を不正処理していたとのこと。ワールドコムに続きなので心配されたが、先ほどマーケットをチェックしたところやや上げになっていたので、それ程のことではないらしい。
 フィアットが所有するフェラーリ株の一部を売却すると発表【日経CNN】。34%で7億7520万ユーロか。あまり高くないなあ。03年公開らしいけど。
 中国とロシアが宇宙空間での軍備拡大を防止する条約を提案している【日経】。こんなことできる国は今のところアメリカぐらいだろうけど、当のアメリカは法的拘束力を持つ条約は嫌なようで、本気にやりかねないなあ。
 大学の入学するために入学金や授業料を前納するが、ほかの大学に合格するなどして辞退した場合返還されない。最近それを返還してもらおうとする訴訟が起こされているが、返還の根拠となる法律が昨年施行された消費者保護法である【毎日】。どういう決着になるのか。確かに医学系だと末恐ろしい額になるなあ。
 阪神のあの勢いはどこへやら。




6月27日(木)

 本日は株主総会の集中日。明日の日経は決算公告でかなり分厚くなっております(それでも価格はいつもと同じ)。株主総会のニュースで「シャンシャン総会」という言葉が出てくるが、以前に某テレビ局が不祥事を起こした時にそのテレビ局の看板といういうべきキャスターが「シャンシャン総会」を批判していたが、当のテレビ局は5分で総会を終了させていたそうな。
 ワールドコム・ショックは一時的との見方が多いようで東京市場でも落ち着いた取引になっている【日経】。ただワールドコムの粉飾決算の額が大きすぎて格付け機関S&Pが信用格付けを「トリプルCマイナス」に下げた。S&Pは倒産の可能性もあると言っている【日経】。26日には取引を停止していたが停止前には9セントまで下げていたそうな。ちなみに高い時は60ドルを越えていたから大きな下落ぶりである。【日経特集CNNチャート(5年間)
 イタリアの自動車メーカーフィアットの経営が思わしくないことは最近よく聞かれていたが、ここでGMがフィアットの自動車部門を買い取る話が浮上している【日経】。もともとフィアット側が04年にGMに対して優先的に売却する権利を持つ契約をしているようなのでそこまで話を待たねばならないのかも知れない。ちなみにフィアット傘下のフェラーリの株売却(経営権は残す程度で)の話も出ている【日経】。
 ヤフーにカナナスキス・サミットの特集があります【Yahoo!】。それ関連の話だが山を越えてまで意向とする熱心なデモ参加者がいるようで【毎日】、債務棒引きが根本的な貧困解決にならないと思うが。しかも先進国は返せときつく取り立てできる立場でもないし。来年はフランスの番らしいが、孤島か南極かにしようかと本気かよくわからない記事が出ているし【毎日】。【関連:毎日
 結局ワールドカップの話題を避け続けてしまったなあ。




6月26日(水)

 アメリカでまたもや粉飾決算はいう話で株価急落、ドル安の進行と経済が慌ただしくなっている。しかしワールドコムの粉飾決算の額が並でない【CNN産経】。会計監査をしていたのはエンロンと同じくアンダーセンなのでそこが絡んでいる会社は標的にされるかも。ひと昔までアメリカの決算は公正だと信じられてきていたのに。ちなみにユーロに対して円は安くなっているようだが【産経】なぜか多角的な為替の解説が見られない(あまりに円ドルの間での話に終始している)。ついでに日経の社説【転載】にてアメリカでの株安ドル安の原因の一つに、「企業会計への不信感の高まり」が挙げられており、通信部門の過剰設備・過剰債務の解消が進んでいない事を例にしており、予言のようにそれ関連のニュースが飛び出してしまった。これからが正念場になる可能性があるのやも。
 倒産関連は取り上げるようにしているのでエア・ドゥの話題を出さないわけにはいかない【産経TDB】。日本航空と日本エアシステムの合併でただでさえ寡占が進んでいるのに、新興企業の倒産とあってはまっとうな価格設定ができるのであろうか。全日空と包括提携を結ぶことになっているので結局競争相手を減らせている。あとオリックスが出資するかの問題のようだが【産経】。【参考:日経社説(転載)】
 ベルギーの法律では人道犯罪に関しては犯罪の発生場所や被害者・加害者の国籍に関係なくベルギーで裁けるらしいが、82年に起きたレバノンでの虐殺に関与していたとしてイスラエルのシャロン首相を訴えていた件に関して、高裁はベルギー独自の方では裁けないと判断した【CNN】。まあ問題は裁く裁かないではなく、裁いたとしてもベルギーの判決をイスラエルでそのまま適用できるわけがない。どういう効果を期待して法律を制定したんだろうか、やや疑問。
 最近更新しない日が発生するのが普通になりつつある。昨日もニュースはチェックしたんだけど、書くところまで保たずである。どないしよ。




6月24日(月)

 現在円高が進行しているが、ナスダック市場が連日安値を付けていることもあるが南米がこの所経済不安が広がっており支援の必要が大きいアメリカが背負っている事も要因かも知れない【日経毎日、東亜日報@ A】。NY市場について【産経】。まあ為替がなぜ動いているのかというのは現場の多数意見を集約しているだけで、本当かどうかは誰にも判らないというのが真相だと常々思っているけど。
 一昨年倒産した長崎屋の更正計画案が債権者集会にて承認された【毎日京都】。社長にはキョウデングループの社長が就くことになった。キョウデンは「ナカヌキヤ」や「ショップ99」を傘下に持っており、小売のノウハウも持っているので今後この手の商売を拡大していくのであろう。と言っても私の行く範囲には長崎屋がないので今後楽しみとも言えないところが何とも言えないが。
 アメリカの鉄道会社アムトラックが経営難で政府からの融資が得られなければ運行停止もあり得るという姿勢でいる【CNN】。昨年の同時多発テロで飛行機を敬遠する人が鉄道に回帰して収入増と単純なことにはならなかったみたい。31年間赤字というからこれからも不安な話ではあるが…。日本ではJRの上場3社は別格として、ほか3島+貨物も似た状態になりそうな気がする。
 滋賀県朽木村が広域合併をしないことを表明とのこと【毎日】。ここは高島郡6町村で合併する話が持ち上がっていたが住民からの反対があった。問題は会計の1割以下という税収の低さがネックになっているので、今後この問題を解決する必要はありそう。




6月22日(土)

 地球に近づいた小惑星に気付いたのは再接近から3日後だった【CNN産経】。直径が50から120mと確かに宇宙上で見つけることはなかなか難しいが、ぶつかると1908年にシベリアのツングースカに落ちたいん石と同様の被害が出ると想定されるらしい。この時は東京都と同じ面積の森林がなぎ倒されていたので人口密集地に落ちた時の被害もさることながら、海面に落ちた時も発生する津波の被害も尋常ではないはずである。こう発見が遅れては映画みたいに迎撃することすら不可だなあ。でもこういう事をネタに危機を煽るのはナシね。【ついでに拾ったサイト@ A
 EU首脳会議がスペインで開かれていたが、まだ10カ国も加盟候補がある。トルコもその候補だがここはギリシアと経済がネックだったのでそれをうまく解決できるかが問題。あと不法移民対策も協議された。難民を出す側に対して援助することは盛り込めたが、対策に協力的でない国に対して経済制裁を加えることは一致を見なかった。ともあれ移民を受け入れるというのは大変であることを示している。そのスペインでテロがあったが最初ワールドカップの関係かと思ったけど、首脳会議の方らしい。「バスク祖国と自由」の犯罪と見られているようだが、国境をなくそうとしている時代に新たな国境をつくることを求められるというのもまだまだEUの課題が多そうと感じる。【参考記事:毎日@ A B産経
 ノルウェーが鯨肉の輸出を再開させることになった【朝日】。今のところアイスランド向けということだが、本音は日本に輸出したいようなので今後日本はどう対応するのだろうか。(ついでに朝日の「日本はなぜ捕鯨にこだわるのか」を参照するとおもしろい)




6月21日(金)

 初めて2日続けて更新できなかった。
 今度の競馬の宝塚記念にてローエングリンという名の馬が出走するとか【デイリー】。馬主はどういう意図で名付けたんだろうか。名乗っちゃいけないのに。
 デフレのお陰で内外価格差が2年連続で縮小しているが円安とデフレが進めばそうなるであろう【日経産経】。私は物価を是正するために円安やデフレが起こっていると見ているので、どっちが原因でどちらが結果なのかわかりにくいものがあるが…。今までの物価水準が高すぎたと誰も思わずにデフレを止めようとするのは何か違う気がする。
 まだ現行の地上波アナログ放送の打ち切りを検討していたか【朝日】。まだロクに地上波デジタル放送の設備が整っていないのに日付だけ先行して決めていいのかと思うし、全面的にデジタルにすんなり消費者がデジタルの方に移行してくれるとは思えない。一応06年までにデジタルチューナーを備えたテレビを全面的に販売することになっているが、買い換えは5年サイクルと見積もっていそう。ちなみに先日も触れたBSアナログは07、08年をメドに廃止する方向のよう。何か消費を高めようとする一派の策略と感じるのは気のせいか?

 NHLのゴール裏にネットを張ることになった【朝日】。今年起きた死亡事故のため。
 不審船続報【毎日@ A】。
 阪神株も一時の勢いを完全に失っている。慌てて買うとロクでもない事になる例【産経】【チャート:電鉄百貨店】。




6月18日(火)

 不審船続報。引き揚げることで最終合意をしたが漁業補償については引き揚げ作業と平行して行うということで決着【毎日朝日】。作業をする過程でどう漁業に影響あるか見極めていく作戦だろうか。前にも書いた通り突如漁業補償を出してくること自体何か変である。今までEEZ内はこちらの管轄権だと根拠のないことを強気で言ってきた事で一応引っ込みがつかないため持ち出した手法と思えたりする(似た事を書きましたなあ)。まあ引き揚げ作業ができることは大きな前進といえるので、後は何が出てくるかということに興味が移る。【参考:読売社説
 新東京タワー計画。私は初めて知った話だが、地上デジタル放送向けに高さ500mの電波塔を建設しようとするもの。まだ出資者と建設地が決まっていないので実現性も疑問が残ったりするが、いま上野の森に建設する案が浮上しているとのこと【朝日】。費用は500億円から600億円かかるらしいが、それなら衛星を打ち上げてアンテナを無料でバラまいた方が安上がりだったり。
 オーストラリアの大学の研究チームがテレポーテーションの実験に成功の記事【CNN】。別に物質を移すものではなく、物質を構成する粒子の量子状態の情報を転送するものらしい。と言われてもわからないけど。この状態でも100%に近い成功率があるので将来的に原子レベルでの転送も可能になると研究チームは見ているらしい。何か夢のある話のようではあるが、物質を移すのには難問が多いとのこと。
 京都関連ネタ。深泥池の隣接する道路の拡張計画まだあったとは知らなかった【京都】。この深泥池は貴重らしく道路を拡張すると池の環境が変化すると警戒する意見が多い。結構昔からあった話で何も変わっていないから無くなったものだと思っていた。【参考サイト




6月17日(月)

 NHKのHi-Visionアナログ放送は2007年に打ち切りが決まったが、それより気になるのがBSアナログ(衛星第1、第2とか言っているやつ)を同時に打ち切るかを検討中らしいとのこと【朝日】。まだ5年あるがBSデジタル対応のテレビを買わせようとする策略なのか。BSデジタルの普及率はアナログを廃止させるほどの普及率とは思えぬが。
 WWFの名称を巡る「世界自然保護基金」とプロレス団体「世界レスリング連盟」の争いはイギリスの法廷で世界自然保護基金側の勝利となったが【産経】、同基金の主張内容が「自然保護に関心がある人がインターネットでアクセスしようとして、レスラーが登場したら混乱してしまう」らしくプロレスを蔑視しているのかと勘ぐってしまうよー。で、その当のプロレス団体は既に名称を「世界レスリング・エンターテインメント」(WWE)に変更しているので問題は解消済みのようだ。
 不審船続報。どうやら日本側は漁業補償をした上で引き揚げを進めるよう【毎日】。補償の根拠だが巡視船などが停泊するので邪魔になるらしいが、そんな広範囲にいるのか。
 相変わらずの選挙ネタ。フランスの国民議会選挙第2回目の投票が行われ、予想通り「大統領与党連合(UMP)」を中心とする与党の圧勝となった。小選挙制でなおかつ決戦投票制のあるこのシステムではさすがに極右は議席を取れずに終わっている。国民戦線のルペン党首は「次は欧州議会選挙だ」と落胆していないよう。チェコの方でも下院選挙があり、社会民主党が第一党を守り中道右派勢力と連立を組むようである。こちらは共産党勢力がまだ人気があるようだ。【仏選挙:産経@ A B CCNN】【チェコ選挙:産経毎日




6月15日(土)

 今回遅めの更新となってしまった。
 NATOの無人偵察機からの映像が一般の衛星受信機で受信できる状況だった【産経CNN】。映像が暗号化されておらず、民生用の周波数を利用しているという杜撰さである。しかも流されていたのがマケドニア・コソボ国境という重要なところにもかかわらず、アメリカ国防総省は「映像は機密扱いされておらず、問題ない」とあまり問題視していないというのも。
 ブッシュ大統領側が今年11月の中間選挙の戦略が入ったディスクが相手の民主党の手に渡っていたとのこと【朝日】。そういう重要なものを落とすのも問題と思うが、何も公表する必要があったのかというのも疑問。
 耳の軟骨が超音波で振動することを利用したヘッドフォンをNTTサイバースペースが開発した【日経】。実用化は4、5年先を目指すとあるのでまだ先になるが、何でも耳の軟骨に振動させることで本人にしか音が聞こえない状態にすることができ、音が漏れることで他人に迷惑がかからないというスグレもの。
 アメリカがの農業に関してWTOで自由化を促進を要求しているが、その一方で国内農家への補助金の大幅な積み増しをする農業法を通そうとしている【日経】。補助金の引き下げも主張しているだけにこれは保護主義というか自分勝手にも映るのだが。鉄鋼の問題でも自由貿易を主張している国とは思えぬ事をしているし。




6月14日(金)

 更新がままならなくて申し訳ない。
 この時期アメリカ4大スポーツのNBAとNHLのチャンピオンが決まる時でもあるが、NBAはLAレイカーズが4連勝でニュージャージー・ネッツを下馬評通りスイープ【朝日】。NHLは初戦こそカロライナが取ったが、あとはデトロイトが4連勝でスタンレー・カップ・ファイナルを制した【朝日】。あっさりと決着がつくものだからNBAはファイナル史上2番目に低い視聴率に終わった【朝日】。ワールドカップよりメジャースポーツと思っていた日本では少数派の人も、今回はこれでは盛り上がらないと思ったであろう。ちなみにこの時期にル・マンが開催されている【朝日】。前回のフランス大会の時も日程をぶつけていたのかなと思って調べたら、開催前にずらしていた(ちなみに仏大会の開幕は6/11、レースが開催されたのは6/7)【参考サイト@ A】。
 道頓堀に飛び込む行為は法律違反ではないため防止対策に苦慮しているという記事【朝日】。そこには投げ込まれた自転車があったり、実際には溺死事故も起こったことがあるため気を揉むのも当然かも知れない。飛び込んで自分がケガをするだけであるから勝手と言えば勝手なのだが、何かあれば管理責任といわれるかも知れないかなあ。【日経
 キューバで一党独裁制の不変を盛り込んだ憲法改正のために国民投票を実施するようである。もし国民の支持があると自信があるのなら別に多党制を認めても問題ないはずだが【朝日】。
 そろそろ国民栄誉賞の話が出てくるのかなと邪推してみる。でも誰が対象だ?




6月12日(水)

 先日のルイスvsタイソンは54.95ドル(約6,900円)のペイ・パー・ビュー料金にも関わらず、合計金額が史上最高だという【京都】。ペイ・パー・ビューということはこの試合だけ観るのにこれだけの金額を支払って観ているということになる。世帯数にして180万らしいが、もっと観たい人であろうにその点では何か問題あるなあといつもながら感じる。日本でもスポーツニュースで試合の模様を放映しないけど(そのためだけに金がかかるから)。
 『北亡命者の強制送還中止を求め決議採択 米下院』【産経】らしい。先日アメリカの在外公館に入った亡命者は受け入れないと発言していたので、こちらは要らないが余所でならいいというご都合主義にも聞こえるが。まあ政府と議会との歩調が取れていないと言えばそれまでだが。下院議員からABM制限条約からの脱退は議会からの承認を得ていないので、憲法違反だと訴えられているし【毎日】(日本では間違いなく通らない訴訟)。どの国でもドタバタしているようで。
 不審船引き揚げ問題に関して、産経は前向きに検討と書いているが、朝日は研究中だとしている【産経朝日】。謎の漁業権補償が問題とするなら前向きと捉えられないなあ。
 篠塚健次郎が三菱自動車を退社って【朝日】、この人会社員だったのかと驚き。会社側がチーム管理者に転身の要請を断ったとのこと。パリ・ダカの世間認知度がかなり薄れているし、三菱も大変なんだろうけど。それよりも今後スポンサーが付く見込みでもあるのかなあ。
 マラドーナが日本に来るとしたら何しに来るんだろう【朝日】。アルゼンチンの1次敗退は既に決まったのに。




6月10日(月)

 フランスの国民議会(下院に相当)選挙は保守系の圧勝しそうな雰囲気の書き方である。第1回投票で決まったのは577議席中58議席。ここの選挙制度は全て小選挙区制で、第1回投票で過半数の得票が得られれば当選。いなければ得票12.5%の候補で決選投票を行う仕組み。この制度のおかげで極右の国民党は0〜数議席に終わる見込み(ちなみに38人決選投票に進んでいる)。報道によるとシラク大統領の与党が400前後議席を獲得できる計算らしい。左派は社会党、共産党、緑の党のほかにも党があって、そういったことも要因になっている模様。ヨーロッパの右傾化がこれからどうなるかということかな【参考記事:朝日@ A、毎日@ A産経CNNYahoo】。ちなみにオーストリアのハイダー氏は右傾化を正当化しているが、各国の極右が連携できるとは思えぬが【朝日】。
 今年はNBAファイナルを観ていないのだが、レイカーズが圧倒しているんだなあ【朝日】。今年はワールドカップもあって観ることなく終わりそう。ちなみにNHLのスタンレーカップ第3戦観ていません。第4戦も観れなさそう。
 不審船の続報。中国は引き揚げ作業に伴う漁業補償を求めているという記事【毎日】。引き揚げ作業に漁業損失があるのか根拠について不明だが、あっさりと引き揚げを認めたくないプライドからかと邪推されても仕方ないのでは。
 本日の東京株式市場ではワールドカップ関連銘柄が上昇していたらしい【毎日】。後から乗ると失敗するぞよ。
 CATVってこんな普及していたのか【読売】。




6月9日(日)

 本日のボクシング、WBCとIBFの2つのベルトをめぐるヘビー級のタイトルマッチはレノックス・ルイスが8RKO勝ちでマイク・タイソンに勝利を収めた【朝日産経】。1Rは激しいやりとりだったが、2Rからルイスがペースを握り左のパンチが徐々に効果を発揮した。その結果タイソンは瞼を切ったり鼻血を出したりしながら耐える展開。それも8Rでルイスの右のパンチが出て倒れたのはこのラウンド2度目のダウン。タイソンにとっては完敗の内容であった。テレビではタイソンのタフさを讃えていた。一応この対戦には再選条項があるらしくルイスはこの後IBF1位のクリス・バードと対戦をし再びタイソンと対戦するのが有力のようだ。しかしこの敗戦はタイソンがピークを過ぎてしまっていることを示しているとの意見もおそらくあるんじゃないかと思う。テレビではそんなこと言わないだろうけど。しかしマイケル・バッファーとジミー・レノンJrのリングアナ共演って意味があるのか不明。

 ほか気になった記事を列挙。
■ルーマニア議会で反論権法通過 有力紙は「言論弾圧だ」【朝日産経
 新聞で批判された人物はその新聞に批判記事と同じスペース分だけ反論できるというもの。背景には政府の疑惑報道から端を発したらしいので、どうかとも思えるが。
■文系出身でも数学・理科が得意だった人が高収入に【朝日
 収入の多さで人の価値を判断していいのかとも思えるが、まあ社会的成功はこういうのを見るんだなあとつくづく感じた次第。しかし文化系で数学や理科が得意となると国立大に行く人が多いと思われるのでその帰結だとも受け取れるが…。

 あとフランス国民議会選挙も気になるところ。大統領選挙のイメージから極右に注目が行きがちだが、この選挙では保守系が圧勝して社会党などの左派系の退潮がハッキリ出ると予想されている。昨年のサミットでそのそうが多いのかと思いきや、実はそうでもないことを現しそう。しかし候補者数を見ると多いなあ。日本より立候補のハードルが低いせいもあるんだろうなあ。【産経毎日朝日




6月7日(金)

 日曜日に放映されるルイスvsタイソンのWBCとIBFのヘビー級タイトルマッチを賭けた戦いがある【CNNスポニチ】。下馬評では当初ルイスが有利という声が多かったが、ここに来てタイソン株が上げてきている。今回は計量のニュースだったが前の記者会見で乱闘騒ぎがあったため、通常2人揃って計量するはずが別々で行う異例の展開。ルイスが大幅減というのも気になるし、タイソンも大幅増だった前回と同じ体重というのも気に掛かる。しかしあれだけ騒ぎを起こした人でもまだ彼の強さを見たいという人が多いものなあ。私はルイスの勝ちと予想しておく。
 今回はスポーツネタで統一させるが、NHLのスタンレーカップ決勝はカロライナ・ハリケーンズとデトロイト・レッドウィングスの対決。下馬評は圧倒的にデトロイト有利だったが、第1戦はオーバータイムの末カロライナが勝利し、第2戦テレビ中継を見ました。第1ピリオドは両者ともショートハンド(5人対4人で4人側がゴールを決めるときに使う言葉)でゴールを決める珍しい展開。その後なかなか点が入らなかったが、デトロイトが強いという印象を受けた。結局の第3ピリオド残り5分くらいのところで続けざまに2点加えたデトロイトが勝利【結果】。これはカロライナがスタンレーカップを手にするのは難しいか。ちなみにスタンレーカップは非常にでかいトロフィーである【参考写真ちなみに持ち上げる時の代表的な例】。ところでWOWOWは今回限りでNHL放送から撤退するため、次からどこで見ればいいのか分からない状態。

 その他気になる記事
 ■マラドーナ氏の来日認める 外務省が査証発給を指示【朝日
 ■北極域の氷床、移動加速 「温暖化の影響早い」NASA発表【京都
 ■GDP:年率換算で5・7%増と4四半期ぶりにプラス成長【毎日
 設備投資は相変わらず伸びない。ちなみに次は8月発表とのこと。




6月6日(木)

 また続きになるが、アセトアルデヒドやヒマシ油は別段健康に問題はないとのこと。この件に関して産経と朝日で社説が掲載されていたが、読んでみると似た事書いていても何か違う。例えば産経は「認められていない」と表現していて、朝日は「違法」と言い切っている。ともあれこういう事件がある度に行政は対策を発表しているが、果たしてこう役所の仕事を増やすことが適切なのかと考えてしまう。いっそのこと検査とかコマメにしない代わりに発覚したら懲罰的賠償規定で補うとか(無理だろうけど)。ともかく害あるとの誤解が広がっているのではと思えるのだが、収めようとしないだろうな。【社説:産経朝日】【日経京都
 ベルファスト市議会は市長選出の投票を行いIRAのマスキー氏が新市長に演出された【産経朝日毎日】。北アイルランドはまだプロテスタントとカトリックの抗争が絶えないところである。これでまた対立が激化しないか懸念されるところ。(ちなみに毎日は見出しがアイルランドになっている。イギリスなのに…)
 『「愚かなマスコミが取り上げた」 神の国発言で森前首相』【朝日】とあるが、今頃言うなよと突っ込みたくなる。でも、その時言うと騒ぎが大きくなるだけだったんだろうなあ。今回の非核三原則の発言でもそうだが、発言だけクローズアップされてその責任を取れというのも言論統制の時代ではないのだから、発言の意図を聞くだけで別にいいのではと思うが…。特に憲法を保護することに熱心な政党が発言しただけで責任を取れと言うのも何か違うような気もする。【参考:産経社説(うらぢ広場にて転載しています)】
 
 その他気になる記事
 ■夫婦別姓の政府案提出断念【産経
 ■たばこは腰痛にもいけません【朝日
 ■指紋押なつ:米、アラブ諸国出身者らに義務化か 米紙報道【毎日




6月5日(水)

 昨日触れたウォークマンの件だが、他のEU諸国の判断に影響を受けるかも知れないとのことである【京都】。その当のオーストリアであるが、ドイツ語ができない外国人は国外退去させる法案を閣議決定した。企業の駐在員は含まないようだが、主な目的は低賃金の労働者に向けられていると書いている。できなければすぐに退去させるものでなく一定の受講を受けて十分な語学が習得できない場合とある。この国は極右の政党が内閣に入ることで話題になったが、今回の法案はその影響かと論議されそう。しかしEUに加盟しているのにこのような法案が通ったら問題にならないのだろうか【朝日】。
 ホエール・ウォッチングはクジラに悪影響との調査結果が出ていた【CNN】。アメリカのクジラ保護団体や大学の研究機関が発表するには、船の騒音がエサを探すために発する音波のほとんどかき消し、エサを見つけられずに死んでいくとのこと。またホエール・ウォッチングの盛んなところでは個体数が減っているとの結果が出たことと併せて結論づけている。これは元々クジラの近くに行くことで保護を呼びかけるものだっただけに、逆効果なことをしているという皮肉なものですなあ。
 アメリカ政府が格付け機関のムーディーズを調査している。理由はイラン国債の格付けがイランとの経済活動を規制する国内法に違反した可能性があるからとのこと。しかし当のムーディーズはイランから格付け料を貰っているわけでもなく、経済活動に当たるかは疑問ではあるがまあ政治的色彩の濃いものであろうと書いてあることだし。でもこんなことでイランの外債発行が止められるのか疑問【産経日経】。
 日経でアセトアルデヒドの説明をしていたが【日経goo国語辞典】、私が知りたいのは体内にはいるとどうなるのかなのに何も疑問に答えてくれていない。しかも欧米では使用可らしいので恐ろしく騒ぐべきかもよくワカラン。もちろん遵法意識は必要なことは確かだが。




6月4日(火)

 「ウォークマン」というのはソニーの登録商標で、他の会社はポータブル何たらプレーヤーとか別の名前を付けなくてはいけない。ところがオーストリアでポータブル・カセットをウォークマンとカタログで記載していたのをソニーが使用差し止めを求めた裁判で、当地の最高裁の判決で「ウォークマン」は普通名詞であるとしてソニーの商標権は消滅しているとして請求を退けた【日経】。理由として権威のある辞書が「ウォークマン」の事項に一般名称としていたのに抗議しなかったことを挙げている。まあ一般的には「ウォークマン」の名前は結構知られていてソニーの固有の商標であることを知らない人も多いであろう。だからと言って世界中で登録をし、それで通っているのにオーストリアだけ普通名詞になったという判断で果たして良いのか。こういう揉め事ってWIPO(世界知的所有権機関)ではどう扱うのか良く知らないのでこの辺で止めておく。
 食品衛生法で認められていないアセトアルデヒドとずっと香料の原料に使っていたらしいが【朝日】、アセトアルデヒドってなんだと思って検索してみた。すると飲酒に関するサイトにたくさん行き着く。アルコールが肝臓で分解される過程にアセトアルデヒドが生成される。これが二日酔いや悪酔いの原因らしいのだ。それは食べ物に含ませて良くないと思うのが道理だなあ。【参考サイト:@ A B
 「TV見過ぎると肥満児に 米大学調査」【産経】という記事。昨日の話題とは違ってこちらは2700人を対象に調査したもの。因果関係は人それぞれという気もするが。
 先日フランス大統領選挙で決選投票に残って話題となった国民戦線党首のルペン氏だが、アルジェリア独立戦争中に拷問を指揮したとの疑いをフランスの新聞ルモンドが掲載した【産経】。これが国民議会選挙に影響するのか。本人は新聞社に対して名誉毀損などで訴えるようだが。
 本日は大証2部の藤木工務店が民事再生手続を開始したとのこと【朝日TDB】。




6月3日(月)

 ダスキンに始まった無認可添加物問題【朝日】。最近バタバタと発表しては自主回収している。これは公表するなら今のうちと思っていると勘ぐられて仕方ないが、雪印の例で言えば一番早かったところが貧乏くじを引く運命にあるのでダスキンの今後が心配される。雪印ほど大騒ぎにならなくとも売上は2割も落ちるのかと、改めて不祥事の怖さを思い知った次第【参考:産経】。
 先日社長自ら取締役会の審議なしに破産申請をした住倉工業だが、本日東京地裁から破産宣告を出した【朝日TDB】。この会社は株主が入れ替わってから私募転換社債を発行したり、取締役が利益供与で逮捕されたりといろいろとウラのありそうな会社のようだ。しかし負債総額18億円とあるが、前期の株主資本が48億円余りあるようだが帳簿がいい加減ってことかな【参考:決算公告】。
 ワールドカップのチケットをめぐる騒動で日韓ともに訴訟する動きがあるが、FIFA本部のスイスかバイロム社のあるイギリスかどちらかで訴える必要があるため大変な手続になりそう【日経】。FIFAの組織がそのままなので今後同じような問題が起こりそうな気がするが…。
 国際スケート連盟はフィギュアスケートの採点方法を変更することを決めた。審判を14人にし、スピンやジャンプなどの要素で加点する仕組みで何点満点とするものから離れるようだ【朝日】。もう冬の五輪の騒動など忘れ去られているだろうが。
 「簡単な計算でお年寄りの脳が活性化」【朝日】とあるが、被験者44人で簡単に結論出していいのか。と突っ込んでみる。




6月2日(日)

 カナナスキスってどこにあるかご存じだろうか。今月開かれるサミットの開催地だが、カナダのロッキー山脈にあるリゾート地だそうな。なぜそこでするかというと、昨年のサミットのように世界の重要事項を8カ国で決めていいのかと主張する団体さんを避けるためだとか。宿泊施設が350人分しかないのは各国の代表団の人数も絞らねばならない【朝日】。「今回は官僚主導の事前調整を極力排除し、会議も簡素化することで、首脳が自由に議論できる枠組みを作る。」【日経@ A】とすることも可能というわけだ。【参考サイト:@ A 地図
 先日の国債格付け引き下げに関する社説が毎日と産経に掲載されていた【毎日産経】。ムーディーズのすることは放置するのがよろしいかと思うが、気にする以上は2つの社説の通り財政再建の途を切り開くしかない。しかし景気回復には財政出動が必要とする人が与党には多いので期待はできない。しかし某野党が中身のない批判しかできないのには結構面白い【参考@ A】。以前に「信用低下を回避するのに解散・総選挙をするべき」という相変わらずの党利優先の主張をしている。やはり寄り合い所帯なので具体的なことに触れにくいのかな。(とこの手のネタを書いてしまう) 社会保障費削減に触れるのはどこも相変わらずタブーのようで。
 少し遅れ気味の更新になってしまった。ワールドカップを何だかんだと言いつつ見てしまう。




6月1日(土)

 今日は小ネタ集で。
 「ロシアで携帯電話爆弾 1人死亡」【産経】…拾った携帯電話を持ち帰って架けようとしたところ爆発したというもの。しかし手が込む割には成果が得られなさそうな犯罪だなあ。しかし落ちていた携帯を拾って使おうと考えるものかね。
 「プーチン大統領の車列に一般車 衝突の運転手死亡」【毎日】…130qで飛ばすことが通例って無茶なことしまんなあ。大統領専用車って装甲車並みに頑丈という話を聞いたことあるけどどうなんだろ。
 「移民制限強化:EUレベルで本格的に動き出す 警戒する声も 」【毎日】…極右政党が台頭してきたことが無視できなくなったのかデンマークが独自の対策案を施行することになり、オランダでも検討中とのこと。難民の受け入れが少ないと嘆く国からは遠い出来事なのかな。
 「京福嵐山線 全線200円均一」【京都】…京福は福井の事故でかなり苦境に立たされているが、180-230円のところを200円に統一させることで打開を図ることになった。同じ京阪系の叡電がこんな値下げすればなあと思っていたら、初乗り200円で出町-鞍馬間が410円とかなり無理な話だろうな。しかしこれって阪急の河原町-梅田間(390円)より高いんだけど。【参考:叡電の運賃表
 「“日本一低い山”で山開き」【Yahoo(写真)、参考サイト】…これは大阪の天保山ことではなくて、徳島の弁天山のことらしい。何でも自然の山では日本一低いと主張している(ちなみに標高は6.1m)。しかしそのサイトに「登山口から歩いて10秒、走って5秒、ほふく前進でも1分もあれば登頂できる」と匍匐前進で登るなよと突っ込んであげよう。
 「ウォン高で、輸出企業苦慮」【東亜】…上げ方がユーロや円より高いらしく輸出企業にとっては厳しいというコメントもある。日頃円対ドル・レートでしか外国為替市場を見ないので参考になる。ということは連動レートの中国元にとっては有利な展開か。輸出競争力だけ見た話だけど。


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