うらぢ日誌 2003年3月分
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3月30日(日) フランスのラスコー洞窟の壁画が菌類やバクテリアにより浸食の虞があるためフランスの文化省は対策に乗り出したとのこと【京都、毎日】。日本でも高松塚古墳の石室内の壁画が黒カビにやられているというので話題になっていた矢先にダブるニュースが出るもので【朝日】。人間が持ち込むものにはこれだけ影響があるものだなあと感じる。ということは他にもいろいろと損害があるはずである。これから貴重なものが眠るところには人が持つ菌を移さないような防護服を身につけ調査する必要が出てきたりして。 最近ヤミ金融が債権の取り立てに電報を使うケースが急増しているらしい【毎日】。文字での脅し文句が怖いかどうかは人の感性によりけりだけど、取り立てに役立っているのかよくわからないなあ。慶弔電報とあるから死を印象づける目論見か?ともあれ5000円かかる漆塗り台紙の電報を使われた債務者もいたらしい。それって元が取れるのか?支援団体はNTTに対して善処を求めるらしいが、NTT側は法律で検閲を禁止されているため無理らしい。こういう問題って取り立てる側の問題がクローズアップされがちだけど、借りる側の問題にはあまり触れられない。高い金利が払えるかとか冷静に考えればわかりそうなもののように思うけど、金に関する教育を学校ではしない国だからそうなるのかねぇ。 3月29日(土) AOLタイムワーナーが01、02年の売上を下方修正する可能性があるとのこと【日経】。SEC(米証券取引委員会)から指摘を受けたためで修正額は最大4億ドルとのこと。それでも売上高の1%に満たないらしいがさらに何かあると疑われる可能性大らしい。以前の週アスでの記事ではAOLは旧来企業のタイムワーナーとの合併のおかげで生き残れたと書いてあったが、まだ生き残れるかどうかの波はやって来そうだなあ。 ロンドン発の記事だがイラク関連のニュースが気になってか携帯電話のニュース受信が急増しているらしい【毎日】。私もテレビがない仕事場なので休憩中は何かしらニュースを見ているが、速報性はいいのだろうけど記事を読むというのには不向な気がする。 ニュージーランドの業者が大繁殖して困っているポッサムの毛皮を日本などに輸出しようとしているらしい【産経】。何でもカシミヤよりも軽く保温性に富むとのこと。WWFも駆除に繋がる商業利用と歓迎ムード。従来の生態系維持のためには反対者はいないのか気になるなあ。クジラの場合はそうもいかないけど。 中国にテーマパークが次々とできるため、USJは今後国内外の入場者が見込めるかという記事【産経】。05年に「香港ディズニーランド」、06年に「ユニバーサル上海」が営業開始するために海外からの客がそっちに流れる可能性があるためだ。しかも日本ではこちらで再三書いているようにテーマパークの市場規模は縮小してきているので、叩かれるとダメになる企業が多い中でUSJも似た道を辿ってしまうのか気になるところである。開業当初は大阪の放送局は結構持ち上げていたのに、何かあると掌を返したようにするのはこの国の宿命なんだなあ。 3月28日(金) 最近イラク復興を囃してプラント会社の株価が伸びているらしい【毎日、Yahoo】。プラント御三家といえば日揮(1963)、千代田化工建設(6366)、東洋エンジニアリング(6330)だが、業績が良いのは日揮くらいであとは本当に信じていいのという株である。当の会社関係者も復興はアメリカ系が独占して受注するとは限らないと言っているし、思惑のみらしい。 あと東証・大証2部上場の南海毛糸紡績が民事再生法申請【TDB】。ここの事業である梳毛(そもう)ってなんだろうと調べたら、羊毛で作られる繊維のことらしく、紡毛に比べて「表面がなめらかで、素肌にも心地よい」らしい。スーツによく使われるとのこと。そんなのでいいのかな? 非嫡出子の法定相続分が嫡出子の半分になるのは憲法違反だと争われた裁判は95年の大法廷での判決と同様、合憲とされた【毎日、朝日】。まあネットで見ても非嫡出子が半分でいいという論調は探してもなかった。まあどうしても嫡出子と同じ扱いにしたいのなら夫婦共同で養子縁組をすれば済む話なんだけど、普通そんな事しない。良くあり得そうな話は父が亡くなった後に実は認知していた婚外子がいてと言うことだろう。いきなり相続人だと名乗り出られるわけで、これで嫡出子と同じでいいのかというケースが賛成論の話だと思う(間違っていたらすまない)。 山一証券を精算した結果、日銀特融の分である約1190億円が回収不能になるとのこと【Yahoo】。これは自主廃業した時に行ったものだが、その分政府に負担を求めるらしい。まあ新生銀行の瑕疵担保条項によって負担した額に比べれば遙かに少ないのだが。 北朝鮮が公債を発行するらしいけど、元本と利息の償還方法が抽選とは如何に【日経】。インフレが起こると例え国が残っても、価値が激減のおそれがあって良さそうとは思えぬ。 3月27日(木) フジモリ前ペルー大統領の国際手配は各国警察に身柄引き渡しを義務づけるものでないらしい【Yahoo】。国際刑事警察機構(ICPO、インターポールと呼ばれている)のサイトであるらしいというのでチェックもしてみました【参考】。いろいろな容疑がある。あと日本が引き渡しに消極的な感じもするけど、フジモリ氏のHPを読むとそんなものかと感じる。どちらが正しいかわからないけど、日本政府の立場としては不当逮捕だと感じているのだろうなあ。 タジキスタンのラフモノフ大統領が憲法改正により2020年まで続投しようとしているらしい【Yahoo】。今の任期は2006年で終わることになっているが、憲法を改正することにより2期14年分延期されるらしい。旧ソ連諸国は何か知らないけど独裁的傾向の強い人が多いなあ。【参考:外務省】 京都府、京都市が用地を取得する際の測量業務を業界団体に一括委託したのは違法だとする判決が出された【京都、朝日】。判決は競争入札にすべきだったのに談合を容認するのは違法だという判断らしい。それはともかくこの訴訟は荒巻前京都府知事と桝本現京都市長に相手の損害賠償を求めていたものだが、前知事に約1億1548万円、市長に104万円を府や市に支払えというものである。この所行政の不手際を巡る裁判で首長に対する個人レベルでは大きい損害賠償が目立つ気がする。この傾向は首長のなり手が無いという事態が起こることになると大変な気もするけど。 3月25日(火) 昨日マンション分譲専業のセザール(8845)が民事再生法の適用を申請した【TDB、TSR、毎日、産経、Yahoo】。四季報でチェックしてみると昨年私募転換社債(今は新株予約権付社債と言うが)を発行していたらしい。日経IRを見てみると3回発行していたようで、この私募転社は海外投資家対象と公告にあるように謎が多い。投資家に食い物にされているとの話もある。今回の倒産は16億円の手形が落とせなかったことが直接の原因だが、監査法人との意見の相違があり、銀行も貸し出しに消極的になっていた模様。おそらく消極的だったのは前からで私募転社に手を出したと想像される。昨年までキチンと配当していたが、1株あたりの純資産が急激に落ち込んでいる。やはり予兆はあったのか。教訓としては私募転社銘柄に手を出さないことかな。 ロシアのチェチェン共和国で住民投票があり新憲法案は圧倒的多数で承認。ロシア連邦に止まることが決まった。いろいろと結果が違うのだが投票率約85%、賛成率は約95%と、反対派は拒否を主張していたがかなり民心は離れていたことを示唆する結果となった【毎日、京都、世界日報】。先鋭化したものが取り残された感じだ。まあロシアがあれだけ攻撃したのだから諦めた人も多いのだろうか。ちなみに前書いたのと違って大統領と議会の選挙は今後実施とのこと。 スロベニアでEUとNATOの加盟の是非を問う国民投票が実施され双方とも可決【毎日、京都】。NATO加盟がイラク攻撃の影響で心配されていたらしいが、無事承認。事前の世論調査の劣性を跳ね返した要因は何でしょうか。この所、アメリカはNATO加盟をダシに東欧にいろいろ働きかけているのが気になるのは私だけか。話を戻してこれでEU加盟投票シリーズ2国目が終わり、次は30日のキプロス。 先ほどまでは昨日までに流れていたニュース。 セルビア前首相暗殺事件で実行犯を逮捕した【Yahoo@ A】。ミロシェビッチ元大統領の残党中心の犯罪組織「ゼムン・クラン」が実行したと見られている。犯罪犯してこんな粛正されるんだったらどういう意図があったのか不明。ただの復讐だけなのか。共同通信の記事だと逮捕者は3000人ということ。 3月23日(日) 国際航空運送協会の試算で今回の戦争に被る損失は100億(約1兆2100億円)ドルに達するらしい【日経】。昨日の話と合わせれば大変な話で、アメリカ政府は何か手を打つのでしょうか? ロシアのチェチェン共和国にて、23日共和国憲法の是非を問う住民投票が実施された【毎日】。これはロシア政府側が作成したものでチェチェンは連邦の一部ということが明記されている。独立派は投票を阻止しようとテロの危険性もあったらしい。平穏に済むのでしょうか、偶然イラク攻撃と重なって世界的に目立たないのはプラスなのか不明。しかし、チェチェンの独立派は国際世論作りに失敗したようなイメージがあるなあ。ちなみに同時に大統領、議会選もするらしい。この辺り批准が既定路線になっている気もするなあ。 昨日より春の高校野球が始まっているが、試合後のインタヴュー時に青竹踏みを勧めると大会本部の通達があり、本日第3試合後から試験的に導入された【朝日】。何でも足に溜まった疲労から回復させることができるらしい。理学療法士の提案を受け入れたものらしいが、青竹が血行を良くし疲労回復に役立つという話を初めて知ったなあ【参考】。 3月22日(土) アメリカ、イリノイ州の裁判所にてフィリップ・モリス社に対して101億ドル(約1兆2100億円)の損害賠償を命じる判決が出た。そのうち30億ドルが懲罰的賠償ということでイリノイ州に対してのもの。訴えた内容が「ライト」という名称が普通のタバコよりも安全性が高いと誤解を与えたとして訴えたが、同じタバコなんだから体に害があるのは確かなんだろうけど、原告の想定との程度の差が認められたものと想像される。タバコに害があるとわかりながら吸っているにも関わらず多額の賠償金を支払う義務がタバコ会社にあるというのもアメリカらしいと言えばそれまでになるけど。これがタバコ条約の「マイルド」問題と関わりがあるのならJTは「マイルド」を外した方がいいのかも(余計な心配だが)。で、日経にはイリノイ州巡回裁判所判事となっているけど、一人で判断したのだろうか?気になる。【毎日、日経、京都】 ノースウェスト航空は人員を4,900人削減するとのこと【Yahoo、日経、株価】。過去2年間に17,000人の削減しており、02年末の従業員は43,000人だった。対イラク戦争も引き金だったが、どの航空業界も厳しくS&Pが各社格下げする方向で検討している。あまり国自体が保護しようとする動きがみられないだけにどうなるのやら。以前にユナイテッド航空破綻の時、海外のニュースをテレビで見たが、破産を利用者はあまり気にしていなさそうだったが。ちなみにハワイアン航空は21日会社更生手続を申請した【朝日】。【参考】 3月21日(金) 実子の連れ去りに略取罪成立、最高裁が認める【朝日】。別居中の妻が養育する子を、オランダ国籍の夫が両足引っ張って逆さにしてつり下げオランダに連れ去ろうとした疑いらしい。未成年略取より重い国外移送目的略取などの疑いで起訴されており、最高裁が二審の有罪判決を認める決定をしたことから有罪が確定したもの(執行猶予付き)。実家が国外だけで刑が重くなるというのも相当なんだろうか。未成年略取だと3月以上5年以下だが、国外移送目的となると2年以上の有期懲役となっている。 セルビア前首相暗殺事件で逮捕者は1000名を超えたらしい。ただ主犯格とみられるミロシェビッチ大統領派のルコビッチ容疑者と実行犯がまだみたい。ただ検事副総長が逮捕されたのは何かしら深刻な事情を感じさせる【世界日報】。 先日までの原油価格の上昇は中国企業の収益を圧迫していたみたい【日経】。記事にあるのはエアコンに使うポリプロピレンが60-70%上昇しているというものだが、収益圧迫よりも世界的な消費の落ち込みの方が問題と感じるけど、原油価格はどの国とて上がっているだろうし。原油価格が経済全体にどれだけ寄与するんだろうか。石油危機の時のイメージで深刻になるとの思いがあるんだろうけど。 3月20日(木) イラク攻撃という重大事ともなれば新聞などのメディアはそれ一色になるし、他の記事をみたいというこちらの要望を全く満たしてくれない。何とかならんものか。 ワシントンの公園で爆弾を持っているとして立て籠もりをしていた男、イラクではなくたばこ問題で連邦政府に不満を持っていたらしい【毎日】。たばこ農場で働く身として危機感を持っていたのだろうけど。この時期を狙ってやってのだろうか。 ブッシュと大統領選挙で争ったゴア氏はアップルの取締役になるとのこと【日経】。選挙で敗れて政治の一線から退いたそうだが、ハイテク産業に身を投じるようだ。ということは彼が大統領だったらハイテク相場はどうなっていたのだろう。マイクロソフト独禁法問題も全く今は下火だし。彼がアップルユーザーであるのと関係があったら何か怖いなあ。 国際手配されたフジモリ元ペルー大統領だが、水戸で公演を行い政界を引退したわけでないと述べたらしい【Yahoo】。どう復帰するつもりなんだろう。 NFLのルール改正を巡ってリーグミーティングが行われる【Yahoo】。オーバータイムの件では現行はとりあえず先に点を取った方が勝ちというルールだが、現在の提案では最低1回ずつ攻撃する機会を与えてそれでも同点だったらサドンデスにするというもの。いかに所要時間が少なく今までの先攻有利との批判をかわすのに良いやり方だなあと思った。それとプレーオフ進出チームをカンファレンス毎に6から7にするのも議題にあるらしい。 3月19日(水) ドイツにはフォルクスワーゲン(VW)の敵対的買収を難しくする「VW法」がEU法違反にあるとかでドイツ政府とEUとで一悶着あるようだ【日経】。この法律でVWの20%株主であるニーダーザクセン州に経営決定の拒否権を与えているためらしい。電力・ガスといった公益的な企業だったらあり得るけど、普通のメーカーでは珍しい。で、EUはこの法律は資本の自由な流れに反すると言っている。何と言ってもサッカーの選手が自由にEU内を行き来できるボスマン判決を考えると認められなさそうな法律だけど。 昨日の政府筋の発表と違って反体制派労働者の発表では日量240万バレルらしい。数字に開きがあるのはどうしてだろ【Yahoo】。 原油価格についてだが、湾岸戦争の時もイラク攻撃の時から価格が下がり始めたらしい【毎日】。相場は経験則だけで判断すると痛い目に遭うことも多々あるので安心するわけにはいかないだろうが、短期間で終わるとの見方が多いことは確かなようだ。アジア株も買われていたところがあるみたいだし【産経】。 ベルギーのEU閣僚会議ビルで加盟国代表団の電話が盗聴されていたらしい【日経】。イラク戦争に関することで盗聴されたとの話から、イギリス・アメリカの仕業かとの憶測もあるらしい。まず諜報関係が疑われて当然だろうなあ。捜査は進展するのか気になるなあ。 3月18日(火) 法務省がようやくと言ったらよいか、戸籍改竄が多いために婚姻や養子縁組の際に本人確認を求めるよう通達を各自治体に出したとのこと【毎日、産経】。すでに一部の自治体では実施している。仙台市がモデルケースとされているが、本人確認できるものを提示することを求め、できない場合届け出があったことを通知する仕組みである。いままで勝手に戸籍上婚姻していたとかあったんだから、もう少し早めに対応すべきだったのではと思うけど。 イラクvsアメリカが始まりそうな雰囲気になった途端、原油価格が急落し始めた【Yahoo】。何でもこの戦争は早く終わりそうというもの。懸念が現実化する時が相場の終わりということをよく示している(逆もあり得るケース)。まあ所詮思惑で動くことなので動き通りのコメントをすればよいのだが。 それよりもベネズエラが、1日当たり300バレルを超える水準の生産力を回復したらしい【Yahoo】。OPECの決定があれば原油の増産にも応じれると鉱業相の弁。ストライキの指導者が先日コスタリカに亡命したこともあるけど、以前に戻りつつあるようだ。一時はムニョスが撃たれるなど治安の悪さも浮き彫りになっていたしなあ【参考】。 セルビアの新首相にジルコビッチ氏が選出された【読売、Yahoo】。緊急事態宣言を4月末まで解除しない方針らしい。しかし前首相を暗殺した容疑で逮捕者が750人って何か多すぎる気もするけど。宣言解除後に総選挙が行われるとの憶測もあるようで、大統領選挙もしている場合じゃないだろうなあ。 少し前、日経に中国デフレ論は誤っているというコラムがあった。世の中単純に原因を決めれないなあと反省を踏まえて(端折って)書くと。その根拠は、1つ目にGDPに占める財・サービスの輸入量が10%に満たない。しかも中国からは2%でしかない。2つ目にモノだけでなくサービスの価格が大きく落ちていること、これは輸入できるものではない。早い話デフレの原因は需要がないことかな。日銀の政策一つで解決はできなさそうだけど【朝日】。 3月17日(月) 日本風力開発が初値60万円【Yahoo@ A、株価】。公募価格の3倍である。相場環境の悪さにも関わらずこの人気である。来期ベースでPER50倍とか言っているけど、今日発売の四季報ベースで考えると今日の終値56万円に対して、81.2倍である。成長企業なので高くなるのはわかるけど、正直この水準で買うのはどうかと。まあ環境税で得た金を風力発電に回すとか、かなりの追い風が必要だと私自身思うんだけど。やや関連する話でNPOが風力発電が普及すれば北海道で原発が不要になるくらい電力が供給可能になるとか【毎日】。ただあれは場所もとるし、景観問題もあるし、問題はあるにはあるけど。気をつけよう アナリストの 強気予想。 フィンランドの議会選挙(定員200人)は中央党が55議席を獲得し、社会民主党53議席を抑えて第1党に躍進【産経、日経、大使館】。報道では中央党のヤーテンマキ党首が女性のため女性首相誕生かとも書かれているが、連立交渉によっては現在の連立政権維持との見方もある【Yahoo】。今の連立を足せば確かに134議席で政権維持可能である(今回の選挙で2〜6位の5党で連立していた)。 『乳牛はクラシックがお好き』というアメリカの小学生の研究がCNNにあった【CNN】。ロック、カントリー、クラシックと3種類聴かせて比較したらしい。ただロックとカントリーは歌手が特定されているが、クラシックに関しては名曲集とだけ。幅広すぎてどれが牛の好みかわからないぞよ。 炭疽菌の消毒には石鹸水が有効らしい【CNN】。まあ類似の菌での実験なので信憑性についてはまだ。 個人的には大証が特定証券会社に便宜供与の疑いが気になる【読売】。最近某証券会社が株価操作の疑いを持たれていたし、何か証券市場の不信感を煽るような出来事ばかりじゃなあ。 3月14日(金) 本日は東証マザーズで日本風力開発(2766)が上場【Yahoo@ A B】。公募価格20万円に対して、40万円の買い気配で終了。今日は値段が付かなかったということになる。株式市場では目新しいクリーンエネルギーを扱う会社なので人気が殺到したらしい。風力発電機の輸入・販売が主な事業らしいが、株価がどの辺で落ち着くか楽しみ。こういうのって過大な期待をすると高値を掴むので要注意。私は眺めるだけだけど。【参考】 東ハトが民事再生法申請【TDB、TSR、毎日、産経】。問題はゴルフ場にもあるけど、創業者三男が社長時代に架空リース契約に絡んで国税庁から追徴課税を喰らっていたこと。それに絡んで会社の金を自分の懐に入れていたらしい。そこで会社はこの社長を02年2月解任、損害賠償を請求され当人は破産宣告を受ける。その後社長に就いた楠氏が同年7月に解任。三男の妻が社長に就任して社内は内紛状態だったようで。いくら本業が良くても信用がなくては立ち行かなくなったみたい。あとでこの辺の話が明らかになるのか?2代目、3代目が会社をダメにするという話はありがちなんだけど。ちなみにUFJHD2行が併せて302億円の取り立て不能とのこと【Yahoo】。 あとは細かく。リクルート事件(江副被告の件)は確定することになった【京都】。検察は当初控訴の方向だったが、執行猶予以上の刑が見込めなさそうなことと、裁判に時間がかかりすぎるとの声に配慮したものらしい。 ボストン高裁でブッシュ大統領とラムズフェルド国防長官相手に戦争差し止めを求めた訴訟は訴えを却下した【京都】。何でも憲法には宣戦布告の権利は連邦議会にあるとのことで、宣戦布告なしで戦争の準備に入ったのは違憲だという主張らしい。まあ裁判所は「司法機関が大統領府と立法府の権限の範囲について判断するのは不適当」との判断。日本の裁判所でも使われそうな判断だ。 日本政策投資銀行がホームページを担保に融資をするらしい【日経】。ただHPに関する商標権を持たないとダメらしいので、生半可なもので騙すことは難しそう。【参考】 3月13日(木) 京都近辺には花折断層があるが、今後30年間で大地震の起こる確率は1%未満らしい【京都、毎日】。福井県まで伸びるこの断層は美浜原発など15基の原子力発電所が近くにあるため調査していた。でも3段階で中間らしいから近い将来起こる確率が低いとしか言えない。実際この近辺震源の小規模な地震はあるし。 久々に伊藤寿永光氏登場【毎日、ZAKZAK】。イトマンの裁判がまだ上告中とは知らなかった(しかも保釈中)。K-1の脱税事件に関わっていたためだが、保釈中のみであるのに犯罪をやってしまったら保釈金は没収されるのだろうか(逃亡や証拠隠滅はダメなのは確かだけど)。石井被告のバックにはすごい人が付いていたんだなあ。ちなみに招聘を失敗したとされる(それがニセだった)マイク・タイソンだが、日本へは犯罪歴があるため入国できないらしい。まあボクシングのファイトマネー以上の金額をあそこが出せるとは思えないが。 ストライキの構えも辞さないとするプロ野球の審判団だが、経営者側の発表では、出場手当を含めた平均年収がセリーグで約977万円、パリーグで約1066万円と想像以上に高収入な職業らしい【参考】。今日の日経での豊田泰光氏のコラムはこの数字を元に審判団を批判していた。ところがキーナート氏のコラムでは実際の数字は違うと書かれている【参考】。オフもないし退職後の生活も覚束ない状態らしい。どちらが本当か判りにくい話だ。 フランスのビベンディ・エンバイロメント社の会長が関西で開催している世界水フォーラムのため来日しているが、日本での水道事業に意欲らしい【毎日】。水道事業の民間参入解禁を睨んでのことらしいけど、ここでも書いているけどこの会社の親会社が苦労しているしね。しかしNGOはやはりというか民間性悪説なんだ。病院の株式会社化でもそんな話だし。【参考:京都】 3月12日(水) MLBが今シーズンから年間1000試合ネットで中継する【日経、朝日】。MLBのサイトを見たところ350Kとなっているけど、ADSLに加入すれば充分な速度っぽいなあ。どんな感じで視聴できるか分からないけど。もちろん観るのはMLBではなく追随する可能性のあるNFLなんだけど。 それに関連してイギリスとイタリアで第三世代の携帯電話サービスが開始するみたいだ【毎日、日経】。テレビ電話やニュース視聴などが可能らしいが、テレビ画像の配信はまだ難しいということか。ただ端末といい、月の負担が1万円を超えることといい、FOMA並に苦戦しそうな雰囲気。携帯の場合、細かい金額の課金でもキャリアが纏めて電話料金と共に支払の形に出来るため、ネットよりかは情報配信が広まる可能性を感じている。 フィアットは金融子会社フィディスを3億7000万ユーロ(約470億円)で国内の4銀行に売却【日経】。この会社は自動車ローンを手掛けていたところらしく、ここの負債を他に移すことでグループの負債総額を60億ユーロ圧縮させた。この4行は昨年緊急融資に応じたところらしく、これから銀行に頭が上がらなくなるかも。こうした話を踏まえると、GMとは縁遠くなっているのかな。 先日会社更生法を申請したハウステンボスをアメリカの投資会社で、以前に宮崎のシーガイアの経営会社を買収したリップルウッドが買収に向けて調査に乗り出した【朝日、京都】。今の新生銀行なんて買い担保条項でうまく国に1兆円の債権を買い取らせた実績の持ち主である。しかしシーガイアと相乗効果が期待できる交通アクセスがあるのか。アジア向けという戦略は良いと思うけど。 アルゼンチンが6月に債務返済案を提示するらしい【日経】。ここは日本向けに円建て債(サムライ債)を発行して、一般投資家も買っていたケースがあった。そして昨年償還予定のものが支払い猶予になっているため、その取り扱いが注目されるところらしい。計1915億円あるらしいが、元本削減となれば国債は外国のでもデフォルトの可能性が少ないとされていたので、今後投資を考える上では考慮に入れたいことである。 3月11日(火) 滋賀県高島郡5町の合併協議会が来年10月に合併で「市」になるに向けての新名称は「西近江市」に決定したらしい【京都】。「高島市」は検索で見る限り日本中にないみたいなので、その方が良さそうなものだが、ちなみに「東近江市」になりそうなところは合併交渉が暗礁に乗り上げてしまったので西東とダブる心配は無さそう【京都】。私が高島郡で思い付かなかったのは新旭町ぐらいだった【参考】。朽木村は合併に参加しない方針。 アメリカン航空が倒産することは既定路線のよう【日経、朝日、CNN】。株価は2ドル弱の水準だが、1ドルを割り込まないのは日本と倒産後の株式の扱い方が違うのか? 今は運転資金を捻出するため金融機関と協議に入っているらしい。イラク攻撃が近づきつつある中、航空業界はかなり厳しいようで。【株価】 10・11日の南北キプロス和平交渉は決裂した【毎日、Yahoo】。オランダのハーグでアナン国連事務総長の仲介で行われ、4月6日に先送りする話も出されたらしいが、結局決裂で終了。このままだと南のみでEU加盟の運びとなる。北のデンクタシュ大統領が前向きで無さそうなのに加えて、南のパパドプロス次期大統領が従来の和平案に不満を示していただけに難しそうな感じだった。エルドアン次期トルコ首相は合意を成立させたい意向を示しているが、やはり念願のEU加盟に向けて障壁を一つでも減らしたいところだろう。 消費者金融のCMを民放連が規制をかけることになった【産経、読売】。もともと第三者機関が午後5〜9時の時間帯自粛するよう求めていたが、一部民放が「各局の判断に任せればいい」と反発したため、「避けることが望ましい」となった。実際は広告料が他業界に比べて好いことがあると思われるが。そんなことよりもCMを見て安易に借りる方が問題あると思うけど。 3月10日(月) 8日のWBOヘビー級タイトルマッチがハノーヴァーであり、ウラディミール・クリチコが2R27秒でKOされた【Yahoo、ニッカン】。レノックス・ルイスに対抗できる最有力ボクサーとして評価されていただけに肝心のルイスとの対戦は遠のいてしまった。WOWOWの放送予定は4月21日らしいのでどういう負け方をしたのか注目される。 日本陸連がラビットと呼ばれるマラソンでのペースメーカーを公認することになった【読売、サンスポ】。今まで陸連は助力に当たるとして認めてこなかった。実際は登録選手に紛れていることがあったらしい。今回認めるのはあくまで主催者が設定した選手のみ、選手が雇うケースは認めないとのこと。海外のレースではペースメーカーが完走して優勝するケースがあったが、日本でも認めるんでしょうか。 このところ海外で巨額赤字決算をよく目にするけど、今回はドイツテレコムが246億ユーロ(約3兆1600億円)の純損失を計上した【日経、産経】。フランステレコムも巨額赤字を計上していたので通信業界は苦境に立っていることを反映している。アメリカの携帯子会社の不振とドイツ国内での第三世代携帯の事業免許料が負担になったらしい。NTTは大丈夫でしょうか。 アメリカの複合企業タイコ・インターナショナル【参考】の株主総会で登記上の本社をバミューダからアメリカ国内に移すという株主提案が賛成26%であえなく否決【日経】。税負担を逃れるためバミューダにしているらしいのだが、そちらの方がメリットがあるという株主の判断らしい。この会社は不正経理疑惑もあったが、アメリカの株主はバミューダで代表訴訟が起こせないらしい。それで年金基金などのグループが本社移転の運動をしていたらしい。実際の本社はニューハンプシャー州にあるという。企業統治先進国も最近エンロンをきっかけに苦しいところを見せているのも何か気掛かり【参考】。世界2位の長者バフェット氏もアメリカの企業の体質に対して批判している【日経】。「二流の経営者を追い出すには機関投資家の協力が必要だ」と言ったらしいが、今回はその声も届かなかったようで。 3月9日(日) ヒートアイランド現象対策として国土交通省が方策を打ち出した。それは道路に下水処理水を使って散水するというもの【日経】。コンクリート製のものは熱をためる性質があるため、水の気化熱を利用しようというものらしい。道路に水を撒くというのは案外その効果を狙っているのか。でも道路に水を撒いても涼しくならないのはどうしてでしょうか(かえってムッとするという人も多いのでは)。一応参考までとしてヒートアイランド現象と相当な雨量を伴う夕立と因果関係があるという説もあるらしい。【参考@ A】 マルタのEU加盟を巡る国民投票は53%の賛成票で国民に加盟が支持された形【Yahoo】。もともとイギリスの植民地だったせいか小国が大きいEUの中に組み込まれることの警戒が強かったよう。今の政権争いも同盟路線と非同盟路線とで大きく二つに分かれているみたいだし。EUの中でこの小国がどう立ち向かうのかと言ったとこか。次は今月23日のスロベニアである。 私が最初に採り上げた頃はただの単なる解体差し止め訴訟の話題だったが、ついに町長の解職まで発展してしまった【毎日、日経】。町長が裁判所の解体差し止めの仮処分の決定に対して無視する行動を取ったことが騒ぎをここまで拡大させてしまった。それがなかったらここまで保存運動が大きくなっただろうか。ちなみに賛成票の得票率は54.2%。大野町長は次の選挙に出馬する意向らしいから、この得票率だと当選の可能性も否定できない。賛成派の票まとめという団結が鍵になってくる。この問題に関して、そこまで保存運動に熱くなるべきかなと思う半面、町長に同情できない面もあるし。 フジモリ前ペルー大統領の国際刑事警察機構からの国際手配のニュースは気になるが、知らないところも多いし。日本は国際圧力を受けるのかそれ自体も気になる。 3月8日(土) トルコでアメリカ軍駐留より気になるエルドアン公正発展党(AKP)党首が9日国会議員補欠選挙に臨む【毎日】。前にも幾度か取り上げていたが以前に政教分離に反する行為をしたということで実刑判決を受けたため議員資格がなかった。昨年の憲法改正で議員になることが出来るようになった。これで補欠選挙でも良いから国会議員になってしまえば首相への道が開けるというわけである。キプロス問題でどのような行動に出るか楽しみである(駐留問題もあるけど)。 コンコルドの引退説が再び出ているらしい【朝日】。英国航空がビジネス客が墜落事故後戻らないため取りやめることを検討しているらしい【産経】。もともと騒音や燃費の悪さ、乗客数の少なさなどで他の旅客機と比べて難が多い【参考@ A】。そこまで超音速の早さを求める人がどれだけ居るかという話である。エールフランスがどうするかもあるけど、英仏の威信をかけた旅客機も終わりに近づいているのだろうか。一応いろいろな国で次世代の超音速旅客機の構想はあるけど、どこまで実現の可能性があるのだろうか。 3月7日(金) キューバのカストロ議長は国会に当たる人民権力全国会議にて評議会議長に再選された【毎日、BBC】。BBCによると政治リーダーでは現役世界最長らしい。この会議は年2回それぞれ2日しか行われないので、ここから選ばれる国家評議会(31人)の力が強いらしい。609人も議員がいるのに終わると地方の仕事なんだろうか。終身議長でもなかったんだ(任期は5年)。 パレスチナ自治政府の首相にPLO事務局長のアッバス氏をアラファト議長が指名【朝日】。アラファト議長がどれだけ権力を委譲させるのか、彼がアラファト議長の後継者となるのか注目されるらしい。ワンマン体制の批判をかわす目的が大きかったり。 アルゼンチンの最高裁判所にて、昨年の通貨危機の時に銀行のドル建て預金を強制的に自国通貨建てに切り替えた措置を違憲と判断した【日経】。南米の国民は自国通貨に対して信頼がないらしくドル預金をしている人は多いみたい。この裁判はサンルイス州政府が国立銀行に対してドル預金の返還を求めていたもので、国立銀行が返還に応じることで国が銀行援助して、そして国の債務が嵩む恐れがあるらしい。強制切換を違憲とした最高裁の判断は当然だろうけど、危機がまた起こるかも【Yahoo】。ちなみに日本の国債が危ないと思うならここの例に倣って外貨建て預金にすべき。 マルタが8日にEU加盟の是非を問う国民投票を実施【毎日】。9月まで9ヵ国で実施される、選挙フリークにはたまらないイベントである。ちなみにマルタでは結果には法的拘束力がないらしいが、世論調査では支持が49%と際どい水準。結果を楽しみにしよう。 ビベンディが約3兆円(233億ユーロ)の大赤字だが、映像部門のユニバーサルをバイアコムが買収するのではと一部で流れているらしい【日経】。映画と音楽両方ともだろうか。一応ビベンディは今期は営業黒字に出来るとか。 3月6日(木) カリフォルニア州で犯罪を3回繰り返すと長期の禁固刑など厳重罰が科されるが、それが憲法に違反するかどうかの判決が連邦最高裁判所であった。訴えていたのは万引きを繰り返して適用されてしまった2人で、一方は禁固25年以上、もう一人は禁固50年以上である。これはさすがに釣り合いが合わないと憲法違反判決が出ると思いきや、合憲判決であった【産経、毎日】。昨年2月の日誌でサンフランシスコ連邦高裁は違憲判断だった【過去(02/02/08)】。理由は「違憲なほど残虐で異常な罰とは言えない。反復犯罪の防止という公衆安全上の利益があり、長期刑は正当化される」というもの。判事の意見は5対4の僅差。反復犯罪をするものは閉じこめた方がいいという判断なんでしょうか。いくら何でも軽い犯罪に対しては重い刑罰は厳しすぎると思うんだけど。 あとアメリカの判決のニュースで、性犯罪歴のあるものをネット上に公開する「ミーガン法」についても合憲の判断【毎日】。元受刑者の不利益よりも公衆の安全が優先されるという判断のようだ。こちらは6対3。 先月28日にサンフランシスコ連邦高裁で公立校で実施されている「神の下での国旗への忠誠の誓い」については政教分離違反で違憲という判断【京都】。 アルメニアの大統領選挙は決選投票が行われ、現職のコチャリャン大統領が再選を果たした【毎日、日経】。ここはアゼルバイジャンとナゴルノカラバフ自治州を巡って帰属争いがある模様。カスピ海の石油パイプライン敷設を含めて重要らしい。ただまだ不正選挙疑惑があるらしい。穏便に終わるのだろうか。 戸籍偽造で懲役12年求刑らしい【産経】。他人のを使って消費者金融から金を引き出す手口だったようで、詐欺と電磁的公正証書原本不実記録などらしいがそれでも案外罪は重いんだなあ。戸籍を悪用するなということか。 保険会社が相互会社→株式会社に転換しやすくするという話【読売、朝日】を書こうかと思ったけど、思い違いがあるかも知れないので止めておく。相互会社の出資者って保険契約している人のはずなのにどうやって出資分の返還なしに株式の振り替えが出来るのかとよく分からなくなったので。 3月5日(水) セルビア・モンテネグロの大統領にマロビッチ氏が選出される見通しらしい【Yahoo】が、肝心の両共和国の大統領はまだ決まっていない状況。モンテネグロはとりあえず投票率規定を廃止させた【世界日報】。投票率が過半数要るという根拠も謎だが、過半数投票しない状況が続くこの国も謎である。 旧東ドイツを再現させたテーマパークを来年ベルリンに建設させる予定【産経】だが、面積が1万平方メートルって狭いなあ。総工費の数億円というのもかなり安い。無愛想な国境検問所兵士が居たり、伝説的自動車トラバントがあったりとなんか面白そうだなあ。【参考@ A】 プロ野球の審判がストの構えらしい【産経、ニッカン】。でも可能性が低いってやる気があるのかと疑ってしまうが、相手にもバレバレだし交渉に影響と考えないのかな。プロ野球実行委員会側も審判側がストをした時に代替審判を出して対抗したら面白そうなんだけど。実際NFLでもそういうことがありました。 場外馬券売場の自動券売機で投票権を買おうとしたところ故障で買えず、買おうとしていたのが万馬券だったのでJRA相手に訴訟をしている【朝日】。この判決は4月23日に出されるが、機械の故障ってよくありがちだし、いったんこういうの認めると後から大変そうだなあ。原告の「JRAは自動券売機が正常に作動するよう保持し、ただちに馬券を交付すべき義務があるのに怠った」というのも尤もなんですけど。 MLBヤンキースの年俸は昨年を超えるようで、ベンチ入り25人分で1億5000万ドルを超えてしまう【CNN】。課徴金とか考えないGMも楽だなあ。 3月4日(火) 西宮スタジアム解体に伴って関西学生アメフトはどこを使うかが気になっていたところだったが、神戸市灘区の王子競技場を使うことになったみたい。ここは陸上競技場であるが、「ゴール型球技大会の誘致」のため人工芝を敷設して、改装するらしい。しかしそこは西宮より遠くなるなあ。あと宝ヶ池と長居とを使うんだろうか。【参考@ A】 リクルート事件は先日も書いたように本日江副被告に関する東京地裁での判決。懲役3年執行猶予5年、初公判から13年である。注目のコスモス株1株3000円の妥当性が私的には注目であったが、毎日夕刊で判決要旨を見てみると(ネットではなかった)、同業他社を類似して客観的な株価を割り出そうとしている。同じマンション販売をしている大京観光(現:大京)と日榮建設(現:アゼル)の2者を類似会社とすると1株4000円以上、大京観光と三井不動産を類似会社にする場合は5000円以上になることが予想されると判断した。(三井不動産を類似企業にするのは妥当なんだろうか)少なくとも譲渡した3000円を超えることは確実と見込まれていたと判断した。あと面白いと感じたのが江副被告に有利な事情として、未公開株の譲渡は賄賂の供与に当たるが、店頭登録後どの程度上がるか不確定だから同金額の現金提供よりも犯情が軽いとした点。あとリクルートの賄賂によって受けた利益も考慮してそれ程悪質でないことを挙げている。もともと就職協定の存続を働きかけていたものだし、リクルート自身大きな利益に直結するかという話だし。周りが未公開株で儲けることに対するやっかみが大きかったのだろうかな。ただこれで検察が控訴の構えを見せているというのもどう話をつけるんだろう。【毎日@ A、朝日、Yahooトピ】【参考:株価(大京、アゼル)】 日銀の資金供給残高(マネタリーベース)は先月前年同月比12.6%の伸びと3ヵ月連続で伸び率が縮小したらしい【日経】。カネは結構出回っているようでもデフレ懸念というのはこういう事では解決できないように思うけど。【参考:日銀】 3月3日(月) 昨日録画していたロイ・ジョーンズとジョン・ルイスのWBAヘビー級タイトルマッチを昨日も観たんだけど、改めて観る。1Rはルイスが突っ込んで攻めたりして互角かなと思わせたけど、2R以降はジョーンズのペース。4Rには完全に握っていた。結果は3-0のわかりやすい判定勝ち【ニッカン、スポニチ、報知】。ジョー小泉氏のコメント通りルイスの攻めに工夫がなかったのが問題だろうなあ。でも15kgの差を押し退けて戦うジョーンズは凄すぎた。戦前の予想では割れていたのだが、あそこまでヘビー級チャンピオン相手に弄ぶとは。ジョン・ルイスはヘビー級王者の中では一番弱いって評判なことは確かだけど。これからの進路が注目されるジョーンズだがヘビー級で戦い続けるのか、どうするのだろう。金銭面で追うのならヘビー級と一つ下のクルーザー級でもえらい違いだけど。ちなみにジョーンズの1敗は相手がダウンしたところにパンチを打ってしまったために反則負けになってしまったもの(次の対戦で1RKOしているけど)。ソウル五輪の銀メダルは決勝で不可解な判定で負けたらしい【参考@ A】。 昨年5月に破産した店頭に上場していたケイビーが4年間にわたり約400億円の架空売上を計上していたらしい【朝日@ A、産経】。発表していた売上の約7割がでっち上げだったことになる。それに赤字だったのに配当も実施していた。複数の会社に取引があったように見せかけたとか、監査法人に対して架空の在庫保管証明書や関連会社に貸し付けを増やしてごまかしていたらしい。でも4年間もわからないものかという点と、協力していた卸売業者に責任はないのかとも思えるけど。投資家が知れるのは新聞の報道やその他のメディアでしか情報が判らないので業績を信じてこの株を買っていた人にとっては災難としか言いようがない。一般公募増資の時買っている人もいたであろうに。 DVDの5倍記録できる光ディスク録画機をソニーが製品化するらしい【日経、毎日】。この次世代録画機はソニー・松下陣営と東芝・NEC陣営との規格争いもある。過去に2度触れているようなので簡単に。この録画機のディスクは23ギガの容量を持つが、BSデジタルのハイビジョンでは2時間の記録だけらしい。1号機の価格は45万とかなり高め、普及したり海外生産にすればかなり安くできることだろう。ということはDVD録画機は見送った方が賢明なのだろうか。 海のない国スイスの船がアメリカズカップを制した【CNN、サンスポ】。アリンギ艇は結局5連勝でチーム・ニュージーランドを圧倒した。もともとこの大会は1851年のロンドン万博のイベントだったのが、アメリカの船が勝ってために、イギリスの船がそのカップを取り戻すべく始まったのがこの大会の始まりだったような気がする(調べろよ)。その最初の船が「アメリカ」という名前だったのでこの大会名になったと記憶している。日本は多額の資金が得られる環境にないためか今回は参加していない。ちなみに海のない国スイスがどこで防衛戦をするのか注目されるところだが、近日中に発表とされている。 3月1日(土) 日本時間で明日行われるWBAヘビー級タイトルマッチ、ジョン・ルイスvsロイ・ジョーンズが非常に楽しみである。簡単に説明するとロイ・ジョーンズはライトヘビー級ではあまりに強すぎてどの対戦相手になってもファイトマネーがたかが知れるくらいの所に降って沸いた話である。そのヘビー級王者のルイスは4団体のチャンピオンの中では弱いとされている。ということはロイ・ジョーンズが体重差をはねのけて勝てるのではという期待が出てくるという構図である。さてどうなることやら。【ニッカン、スポニチ】 キプロスの再統合の交渉期限は先月28日までだったが、国連のアナン事務総長が10日のハーグでの会合に設定し直した【毎日、日経】。北キプロスのデンクタシュ大統領が拒否する姿勢を見せ続けているのが要因かな。今度の南キプロス(便宜上そう呼ぶことにする)大統領はこの統合案はトルコ系に有利だと消極的姿勢を見せている。ただ北の方は住民が大統領に反対行動を起こしたりしている。経済格差が南北広がっていることが統合へと駆り立てているのかも知れない。ただ、北を承認している国はトルコしかないのでEU加盟自体に問題はないものと思われる。問題はトルコの動向と分断が将来も続くという懸念である。【世界日報】 オーストリアの連立政権交渉は第一党の国民党の相手はまたもや自由党となった【朝日、毎日】。国民党は前の政権の時の苦い経験から昨年11月の選挙後から社会民主党と緑の党と連立交渉を行っていたが、決裂し元の鞘に収まった格好になる。12人の閣僚中、自由党は3人に抑えているらしい。混乱の元だったハイダー氏も国政から退いているらしいし、今度は混乱しないのだろうか。 3回目の投票でようやくチェコの新大統領にクラウス氏が選出された【朝日、Yahoo】。何でも彼はEU加盟に慎重な立場らしく、民族主義者の一面も持つらしい。与党側はソコル氏を擁立していたが、その与党社会民主党が対立してクラウス氏の当選となったらしい。281票中142票とギリギリの勝利なんだけど。これが今後のチェコが大きく揺れ動くことになるのか。 |