うらぢ日誌 2002年2月分

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2月28日(木)

 NHKでライフコーポが会社更生法の適用を受けたと間違ったことを言ってしまったらしい。昔の金融恐慌も銀行の破綻と間違ったことを言ってしまったために取り付け騒ぎに発展して当の銀行は本当に潰れてしまったことがあるので大騒ぎにならずによかった。株価にも影響していないみたいだし。【ZAKZAK】【株価
 いい加減なことを書いているなあ。ダイエーに関して、また昨日の訂正。株式は2株を1株に併合するらしい。目的は発行株数の適正化とおそらく株主優待の負担を減らすことも念頭にあるものと考えられる。減資と同時に債権の株式化で1,150億円の増資も行うため、資本金1,155億円となる。資本の減資と株式の併合は5月の定時株主総会に付されるとのこと。この発表で株価はさして動かなかった模様。【プレスリリース】ダイエーホークスは赤字企業な上に債務超過であれば贈与税も掛からないしなあ。1株1円でも私的には買いたくない。人気球団の付加価値とはどれくらいのものだろう。【朝日




2月27日(水)

 この前の日誌(1/182/24)の補足の意味も込めて。ダイエーの減資のニュースは私は当初株式併合を行うものだと勘違いしていた。50%減資だったら2株→1株の併合で済むからだ。しかしこの前の99%減資に変更となって、商法が昨年10月に改正されて額面株が廃止されたことを念頭に置いていなかったことに気付いた。今までは(発行株式×額面)≦資本金に縛られて大幅減資する場合大抵の企業は株式併合と一緒に行うことが普通であった。額面株の廃止で、ダイエーの場合上場基準の5億円さえ満たせばあとはいくら崩してもいいということだ。ただ株主総会の特別決議が要ることには代わりはないが。取り崩した剰余金は当然負債の弁済に充てられるということになる。でも今日の記事【日経】【毎日】では連結で2900億円の債務超過みたいだし、商法の改正だけでは救われないようだ。ちなみに山本清治氏のサイト(Q&Aを参照)ではまだ強気のコメントがみられる。彼はずっとダイエーを推奨し続けて様々な悪材料が出ても、いろいろと反論を述べられて結構面白い。まだ1,000円もあり得ると述べているし。【株価
 リクルートの情報サイト「ISIZE」が11チャンネル閉鎖とのこと【Yahoo】【ISIZE】。これはNFLの情報も途絶えると思ったら案の定であった。CNNの日本語サイトといい内容のいいところがなくなっていくというのは、ネットの情報に享受している私にとっては痛い出来事である。西氏みたいに有料で情報を買うコンテンツがこれから増えていくという発言にはどうも疑問に感じたが、この出来事で流れが変わってきているのだろうか。




2月26日(火)

 昨日までの日誌の補足。五輪関連の社説は日経毎日も掲載したので、五紙すべて揃ったが、昨日貼ったのは読売を除き替わっているので比べることが出来ないのが残念。これらに共通するのが商業主義だが、だったら高校野球の投手の連投をどうにかしないと…。
 ショートトラックが次の五輪から正式種目でなくす動きがある【記事】。今回の件で競技自体の不備が曝されていたので、こういう事態もやむを得ないかとは思っていたが、外すというのは一種の威しで抜本的ルール改正を求める意味があるのではと推測される(勝手な予想だが)。
 あと、京都新聞から記事を取り上げる。琵琶湖環状線に現実味が【記事】。以前【2/9】にも書いたが、交流を使っていた区間を直流化することにより実現に動き出すことになったとのこと。工費を一部自治体に負担させたり、固定資産税の軽減などの課題をクリアする必要があるみたい。1周するのに結構時間がかかりそうな気はするけど。別にグルグル廻らないのかなあ。




2月25日(月)

 今日は遅くの更新となりました。
 昨日社説について若干触れたが、閉幕となると総括の社説がいろいろと出てきた。社説はやはりというかテレビの意見よりは慎重でアメリカ偏重の判定疑惑という証拠に乏しすぎる見解は直接触れていなかった。日本での盛り上がりに欠けたのは日本選手が大して活躍できなかったことにあることは一番に挙げられるが、日本選手でないとろくな扱いをしないマスコミの態度にもかなり問題がある。「がんばれニッポン」的なつくりには正直辟易しているし。話を戻して、社説のテーマは商業主義と判定の疑惑に尽きる感じだ。商業主義はボランティアでやっているわけではないし人気取りでいろいろと考えるというのも運営上仕方ないとも言える。しかしノルディック複合にスプリントと、バイアスロンにパシュートを種目に加えること(他にもあるのだろうが)に意義があるのか疑問。結局メダルと獲っているのは同じような顔ぶれだし、何試合もして獲ったアイスホッケーの1個とバイアスロンの種目全制覇して4個のメダル獲ってしまうのとメダルの数だけで考える上では何か間違っているような。【参考社説:産経朝日読売】しかしショートトラックは一回存在意義を問うた方がいいのでは。
 加対米のアイスホッケーの決勝は面白かった【結果】。今回はダレた試合が少なくてNHLのコミッショナーには是非ともトリノでもNHLの選手が出場してくれるよう取り計らって欲しいものである。




2月24日(日)

 昨日のダイエーの件だが、減資した資本金はなんと5億円。しかも株式に転換できる社債が100億円あって、そのうち株式組み入れが50億できるため、やっぱり株価は大きく下げるに違いない。【日経
 日本の放送局がアメリカ演出の五輪と大した根拠もなく感情だけでいうのも相変わらずな報道姿勢である。ちなみに何日も社説を眺めてもこの手の話題を載せるところは1紙もなし。ワイドショーネタってことでしょうか。日本がメダルを取れないからって八つ当たりしなくても…
 過去の日記を残すようになってからちょうど1年を過ぎました。眺めてみるとニュースネタはほとんど使っていない。あくまで身の回り的なことで、日記としては基本的なことだ。最近変わり映えのすることがないってことかな。今の仕事は今月で終了して職探しするハメになっているんだけど…。




2月23日(土)

 ソルトレーク五輪もあと少し、今回はアイスホッケー準決勝の話題をまず。カナダvsベラルーシはほぼドアマット状態(7-1)にてカナダが勝利【結果】。続くアメリカvsロシアが私はダイジェストで観ていたがいい試合だった。第2ピリオドまでアメリカがパワープレーのチャンスを存分に生かし3点を先制。一方ロシアはパワープレーでもロクにチャンスを作れず苦戦が続いた。しかし第3ピリオドに入ってすぐ11秒にロシアが1点返すと、試合の展開は一転ロシアペースになる。3分過ぎたところでもう1点入れてそれからの攻防が面白いこと。最後の6人攻撃を振り切りアメリカが接戦を制した【結果】。決勝が楽しみであるが、25日の早朝だけど観るべきか悩む。
 ダイエーの減資は50%から99%に変更することが決まった【朝日】。昨年の商法改正で株式併合とセットで行わなくてもよくなったので、株式数には変更はないようだが資本金がほとんど取り崩されるので影響ないわけがない。週明けのマーケットの動きがどうなるか心配。【日経




2月22日(金)

 シムシティ2000を今頃遊んでいる私。原発を造ってメルトダウンを起こして町中が火の海になり消火がままならないところで諦めた。
 今日日本重化学工業が会社更生法を申請。今年に入って7社目の上場企業の倒産となる。ここも連結で債務超過ということを発表していたし財務内容自体は潰れても仕方ない状態であったが、新日鉄系という看板も意味がなかったか。8%ぐらいしか株を持っていないので、新日鉄側も何が何でもという感じでもなかったのだろうな【TDB京都1】。あと倒産ではないが雪印食品の任意整理も本日発表されている【京都】。
 あと京都シティハーフマラソンの招待選手の記事より【京都】。高橋尚子の世界記録を1週間であっさり更新したヌデレバが出るというのだ。あと男子ではハヌーシもいるので男子両方の世界記録保持者を呼ぶことになる。テレビ局の中継もなかったんじゃなかったのでは、この大会は。金持ちスポンサーでもついているのだろうか。




2月21日(木)

 スウェーデンがベラルーシに負けるというアップセットがあった【ESPN】。二次リーグのベラルーシはアメリカ、フィンランドに大敗しD組最下位。一方スウェーデンは金メダル候補のカナダを初戦で下して勢いに乗りC組首位【予選の結果】。準々決勝初戦、ベラルーシはスウェーデンにとって格好のドアマット(向こうはこういう表現好きだね)になるはずであった。私は19時からの番組で得点経過しか観ていないのでどういう試合をしたのかわからないが、驚きではある。ハイライトで放送したチェコvsロシアという長野五輪決勝の再現はチェコに再三のチャンスがありながらうまく合わせて得点できず、ロシアが1点を守りきった好ゲームだった。準決勝でカナダはベラルーシと当たることになって運が強いなこの国はと感じた次第です。カナダの強さが戻るか焦点だね。
 昔からスピードスケートがあるのにわざわざショートトラックという競技をする意味がどこにあるのか疑問だった。結局競り合うところが観たいというどっかの国の要求から出来たような競技に違いない。で、今回は判定でいろいろ揉める結果となった。テレビでしきりにビデオ判定をと言っていたが、ビデオで観ても微妙なところは判断が分かれるし、考える余地が出来るとそれこそ採点みたいなことが起こりうると思うのだが。それよりも今回の騒動はショートトラックのルールを大きく変える必要が出てくるし、下手すれば競技の存続にも関わりそうな気がする。【今回の失格判定の反応:朝鮮日報中央日報




2月20日(水)

 毎週何故か購入を続けている「週刊アスキー」より、歌田明弘氏が書いている「仮想報道」というコラムがある。今週のテーマはGDPのことであった【ここ】。新聞等では国家の経済の物差しとして利用され、どの国でも前年比何%の成長ということにこだわる。GDPはいわば、国の全ての消費(=生産=所得)を表している。だから、政府が赤字を出してまで公共投資にこだわる理由は政府の支出が消費に直接繋がるからだ。このコラムではGDPに代わる新たな指標をつくる試みをしているサイトを紹介しているが、残念ながら日本のデータはないようだ。前からGDPの指標性に疑問は出されていたが、それに代わるものがないためあまり表に出なかったのだろうか。
 ジンジャーで話題になった正式名称セグウェイだが、ネットオークションに売りに出された買値が付いている【京都】。ヤマハはタイミング悪く電動スクーターを発表【京都】、時速30-35q、価格は20万円前後だそうだ。原付免許が必要なため普及するかはやや疑問。
 ついでに京都市が路面電車のために調査を開始するとのこと【京都】、市は自動車の増大と乗客数の低下に勝てず、廃線を余儀なくされた経緯があるのに、本気でつくる気なのだろうか。まして交通局は赤字体質から抜け出せないし、利用者がどれだけあるのか未知数なだけに環境だけでは解決つかない問題が山積みのようだ。




2月19日(火)

 東証2部上場のオーディオメーカー・ナカミチが民事再生法の適用を申請した【TDB】【朝日】。ナカミチの機械はCDショップの視聴機に使われていることが多いので、お世話になった人も多いであろう。今後は香港のグランデの支援で再出発を図るようだ。最近株価の安い倒産のニュースにはあまり驚かされなくなった。しかし今年の上場企業の倒産は6社目とペースは早い。
 DVDの普及もこれからかなと思いきや、もう次世代光ディスクの話題だ【朝日】。しかもDVDの約5倍の記憶量となれば、DVDの今後はそう明るくは無さそう。DVDは再生機が安い上に、ディスクもビデオに比べてかさばらない上に安い。今の普及は当然といえるものだなと思っていたが、DVDの録画の規格統一がようやく決まったところでこんな話されても…。しかしテレビの報道を観ると家庭用が先でパソコンなどの記憶媒体は二の次としていたけど。この順でいいのかは疑問。
 JEUGIA三条にてワゴンセールをやっているみたい。




2月18日(月)

 昨日はまだ女子のバイアスロン/パシュートを観ていなかったが、順位が目まぐるしく変わる面白い展開。きっとこの競技に適った展開だったであろう。明日は女子リレーがあるので暇な方は1回観て欲しい。
 中国はブッシュ訪問に合わせて、法輪功弾圧反対をネットを通じて訴えた学生の判決を先延ばしにしたとのこと【朝日】。中国はまだ共産党政権なので、三権分立が出来ていないこと、政府を批判すると国家反逆扱いになってしまうことが問題になってくるが、こういう国がいつまでも経済成長できるか疑問である。自由のないところでは新たな発想が生まれにくいし、海外の企業も人件費の面で投資しているところが大きいからだ。核を持つ大国に口は出せませんですかね。
 22日発売のXboxは日本で売れないと予想。某キーボード付きのゲーム機の二の舞にならなければいいが【ZAKZAK】。




2月17日(日)

 今回は念願通りバイアスロンの男子パシュートという競技をビデオにて観る【結果】。どういう経緯で追いかける(パシュートというくらいだから)のかが観るまでわからなかったが、前に行われたスプリントのタイム差を追いかける形でしているのだ。だからといって距離競技みたいに滑り型を変えるのではないが、目で見える形で順位変動が判るというシステムになっていて面白く出来ている。競技を増やす意味があるかは別だけど。一番面白いのは射撃で外した回数分ペナルティとして、回数分罰則で廻らなければならないルールであろう。このあとは男女のリレーがあるだけだ。ところで、M.キーナート氏のコラムでどの国も自国中心に放送をするらしい。視聴者からするとそうでなければ興味がないということか。私はいろいろな競技が観たいという方だから同じVTR流してばかりいて辟易してしまうのだが。オリンピックは普段見られない競技を観ることにあるというのが私の持論。【バイアスロン関連の記事



2月16日(土)

 亡き父のSPをロームに寄贈して、CD化するまではいいのだが、市販しないというのは残念のような。ともかく所蔵する図書館を知る手段はあるのだろうか。R.シュトラウスの「皇紀2600年奉祝音楽」ほか滅多に聴けぬ曲が並んでいる。【京都新聞】【所蔵曲一覧(Rohm Music FoundationのHPより)】
 久々にダイジェストであったが、アイスホッケーを観た。長野五輪以来試合を観てなかったのだが、スピード感はさることながらパス回しや試合展開の素早さがこれだけ面白かったのかと感心させられた。BS(再放送)ではカナダvsスウェーデンをメインに放送していたが、カナダはオフサイドを連発したり、パスがまだチームが出来上がっていないことを感じさせただけに今後不安である。よってこの試合は5-2で負けていた。カナダは結構知っている選手がいたのであまり世代交代は進んでいないんだなと感じた。選手生命が比較的長いこともあるけど。【今回は日経の記事
 スキャナとプリンタで作成されたニセ札が簡単に通されていいのか日本の自販機。【ZAKZAK




2月15日(金)

 今日はシムシティなぞやっている場合でないので早めに寝る。まあ、自己紹介のところにウラディミールの名の二人の著名人の画像を密かに貼り付けたので、暇あれば観て下され。音楽家ではないけど…
 今日は気分が優れないのでこの辺で…




2月14日(木)

 今回行われる冬季オリンピックで注目されない種目といえるバイアスロンを観たかったが、録画をしなかったことをやや後悔【関連記事】。あと新種目のパシュート(どんなのだろう?)とリレーを残してるのでそれをビデオに録っておくことにしよう。種目の説明は興味のある人は余所のサイトでという事にして、ヤフーの掲示板ではたった一つのトピしか立っていないし、日本の協会も何故か近代五種とセットにされているところが泣かせる。やはり銃を扱うだけに自衛隊の人しか競技者がいないのであろうか。しかし、NHKも公共放送なんだからもっとマイナー競技に光を与えて欲しい気がする。BSのハイライトでも映像でまともに流れなかったし、年々人気種目に偏っているのが気になる。
 フジタ+三井建設+住友建設で連結での売上が1兆円を超えるが、有利子負債も1兆円を超えるので、傍目には大丈夫かと不安にさせる合併だがどうなんだろう。【日経




2月13日(水)

 昨日リニアの話題に触れて気になったのでネット上で少し調べてみたのだが、何が問題で実用化にならないかについて触れているサイトに出会わなかったのも残念であったが、超電導についてよう解らないというのもある。昨日の名鉄・伊藤忠連合は常電導という速度はどうやら超電導には劣るらしい技術を使用するようだが、愛知博で使うのは時速100km/hと夢の乗り物にはほど遠い内容になっている。解りやすい本を探してみようかと思うけど、難しいと読む気がしないし。これだけ研究に時間がかかって実用化なるのかなあ。新幹線を全国に通すというより、リニアをと言った方が地方の知事は喜ぶし、しばらく予算を抑えられそうでいいように思うのだが。【参考サイト
 元ロッテの愛甲氏は自宅にいることがわかった。と言っても記事を読む限り完全の誤報。奥さんも捜索願を出していないし、事務所も辞めているので知らないのは当然にしても、自宅にいるのにそれをいないのは当然のように伝わるというのも報道のいい加減さを感じてしまう。【記事】【失踪の記事




2月12日(火)

 あまり頭がうまく作動しない。国会で首相の長男のCMのギャラの話をする民主党の議員もどうかしていると思うが。【朝日
 イギリスでは国籍を取得したい者は英語の試験と君主の忠誠が必要になるらしい【朝日】。英語はともかく君主の忠誠はどうやら宣誓すればいいみたいだから、宗教的事情が云々という人でない限り効果があるのかしら。
 伊藤忠と名鉄がリニアの共同開発に乗り出すとのこと【日経】。私が幼い頃から未来の乗り物というイメージで語られてきたものであるが、一向に実用化の目途ナシ。この記事を読めば、2005年の愛知博に使われるらしい。世界展開も図ると書いてあるから本気度は高そうだ。でも国が進めていた実験はどうなったのだろう?調べてみよっと。
 さぶりんくを無意味に増強。




2月11日(月)

 さらっと最近聴いたCDより、モーツァルトの弦楽五重奏第4番が聴きたくてスメタナSQ+スークの3番とのカップリング[DENON]のを買う。昔買ったアルバンベルクSQのベートーヴェン四重奏曲のEMIから出ていた安いハコ物を一気に聴いた。弦楽四重奏などの室内楽をあまり聴いていないものであまり突っ込めぬが…。それと久々に「オランダ人」を2組(カイルベルトとクレンペラー)聴くがどちらもこんな感じだっけと感じた。APRのバレールのカーネギーライヴが結構面白い。1・2集とはえらい違いだ。
 何か惰性で書いてしまったが、こんな日もあるということで(そればっかりかなあ)。しかし鳩山党首の発言、3割負担と保険料の値上げとどっちが負担か、そこまで踏み込んで欲しい。【記事




2月10日(日)

 いきなりメダル獲得でメダルゼロ予想が外れ、あまのじゃく予想は今回もあえなく敗退したのであった。以前は冬季オリンピックは開催種目のほとんどテレビで追いかけることが出来たが、最近種目が増えたのと私が以前に比べて暇ではなくなったのであまり楽しめないなあ。楽しむには一定の予備知識が必要で、五輪でないと盛り上がれない国は自国の選手を追いかけるだけで自己満足してしまうのもある程度仕方がないのかも知れない。ただ追いかける方はプロのはずなのにシロートっぽいし。
 以前の話になるが塩川財務大臣が空売り規制を強化するとの発言したとのこと【記事】。こんな小手先で株価が上がる訳ないのに。空売りは簡単に言えば株券を借りて市場で売り注文を出すことであるが(もちろん借りた株券は返さなくてはならないのでまた買い直して返すことになる)、空売りは注文量を増やすので市場が活発化するとされていて、別に空売りした方が儲かるとは限らない。変に規制をつくることが市場の資金の流れを悪くしてしまうかも知れないのに、何を考えているのやら。




2月9日(土)

以下、最近の京都新聞より。

@カジノ待望論が続出 関西財界セミナー
 関西の財界のトップが集まる経済会議。従来は京都で開催されていたようだが、今回は大阪で行われた【記事】。テレビでは雪印のことが取り上げられたと報道されて、なにも経営者が集まってこの話題かいと突っ込んでいたが、実際にはまともなことが取り上げられている(当然だが)。なかでも異質だったのがこの構想。USJに続いて観光客を呼ぶためにカジノを作るべきとマルビルの会長をはじめ発言したとのこと。何か誰かの二番煎じの意見という気がしないでもないが、ギャンブルにはtotoの開始で妙に揉めていたり、場外売場建設でもそうだったりと抵抗が強いからなあ。一番抵抗するのが最近収益が落ちている公営ギャンブルだろうけど。ギャンブルの本で書いていた人が日本の公営ギャンブルのはテラ銭を取りすぎだと書いていて、ギャンブルを禁止するのはこういう意図があるのかと思ったぐらいだし。夢の話題に近いものがあるようだ。ちなみにセミナーの合意事項はこちら

A琵琶湖環状線の早期実現を
 こんな発想する人がいるとは、実際琵琶湖の周りに線路は走っているが、その西の湖西線は雷鳥のための路線と誰かが揶揄するくらい北の方には電車の本数が少ない。実際ある線路を利用する発想はやたら新幹線を通そうとする人達よりもいいかも。需要云々については触れない。




2月8日(金)

 昨日の農水省の話題、日経の社説でも取り上げられていた。雑誌等でも外資資本が参入する勢いの時は「ハゲタカ」と評して出て行けと言わんばかりに危機感を煽っていたが、資本主義では安く買って高く売ることは当たり前のことであって何が浅ましい行為かわからない。特に役人は株をすることすら忌み嫌うようなので、その辺のことがよくわからないようだ。
 アメリカのカリフォルニア州で有名な3回犯罪を犯すと重い刑が科せられる「三振即アウト法」が連邦高等裁判所で違憲の判決が下された【京都新聞】。犯罪も種類を問わないので、万引きを3回しただけで禁固25年以上から終身禁固となるため、均衡が合わないと判断したようだ。しかし340人も似たことで終身刑を受けているとは…。今まで人権団体とか圧力がなかったのだろうか。
 私事だが、今月で今の仕事が終了することが決定となった。次どうしようか。




2月7日(木)

 雪印乳業グループの再建策がどうなるかが、どこか外資が狙うのかと思っていたのだが、伊藤忠商事とネスレが乗り出すようだ【毎日】。これらは従来の提携先であるので当然の顔合わせである。私は海外の乳製品メーカーはアジア市場の開拓に利用するものと思っていただけにそんなに魅力ないのかと感じた。しかし酪農家保護を理由に農水省が外資資本導入は困ると言い出すというのも官僚の資本主義音痴が出ていて問題に感じる。結局外国資本だと口が出せないからでしょ【毎日】。
 「デフレ不況や金融システム不安に直面しているのに、国会で経済再生に向けた具体的な政策論が不足しているのは残念である。今後の論戦では税制改革や規制撤廃、産業競争力強化などについてもっと踏み込んだ議論を期待したい。」以上日経の社説の一文であるが、民主党もきちっとした案を発表するように。
 久々にお気楽CD日記を更新。リンク集は京都関連にFCバンブを追加しました。




2月6日(水)

 保険料は負担率が多少高くとも、納める金額を安くしてくれればと思うけど、先延ばししても結局誰かが負担を被るだけ。結局人気取りのために先延ばしするパターン。それをあっさりと許す報道。
 最近「天下人史観を疑う」(洋泉社新書)を読む。この本は頼朝、尊氏、信長、秀吉、家康にスポットを当てているが、人間的に優秀だから天下を取れたのではなくツキに恵まれている面が大きいというのが本筋となっている。家康なんてほとんど運で天下を取ったような書かれかただし。日本の歴史家は信長は特に顕著だが、過大評価しすぎるとこの本を読んで感じた。この事は首相が優れた人物でなくてはならないという幻想に結びついているような気がする。といってもどう見ても前外相は優れているようには見えんが…。(相変わらず、ようワカラン文章になってしまった)




2月5日(火)

 京都にワタベウェディングという会社があるが、この会社の登記が間違っていたという記事が新聞に出ていた【京都新聞】。法務局は訂正をしたが、商業登記法上間違った記録は斜線を入れられるだけで、そのものの削除は出来ないらしい。で、会社は信用に関わると言って抗議しているのだが、間違いということは登記簿上でもわかるし、法律上完全消去する根拠がない以上訴えても仕方がないという結論になるんだろうなあ。本当のところはどうなんだろ。
 サンガともう1チーム京都には「FCKYOKEN京都(旧:教育研究社FC)」があるが、この度「FC京都バンブ1993」という名に改めることを発表した【京都新聞】。サンガも人気ないのに京都にもう1チームある意義が、とサンガの少ない観客動員数から見て思ってしまうのだが、公式サイト観るとJリーグに上がろうという野望もないみたいだし。真の京都人はこのチームを応援すべしという風土ができれば面白いのだが。このチーム名にしたセンスは敢えて問わないことにする。




2月4日(月)

 月曜日は現状休みにしているので、スーパーボウルも久々に生中継で観ることができた。試合内容は第4Qにセントルイスがいつも通りの攻撃で14点差に追いつき、最後残り1分少々からの攻撃で、ニューイングランドが最後のFGを決めて劇的な試合に終止符を打った。【結果】このいい試合はNHK-BSで観たのだが、今回なぜかハイヴィジョンで放映していた。今回はアメリカのテレビ局FOXが国内用と国際用とに分けて制作しているが、NHKはハイヴィジョンで記録させるためか、カメラワークとかスイッチングが酷かった。おまけにはいいところで立ち上がった観客に前を塞がれてしまう始末。NHKもハイヴィジョンを普及させたかったらこういう基本的なことは出来てからにして欲しい。何のために生中継の放映権を持っているのだろうか。今シーズンはNHKに対して色々と不満を言ってきましたが、次のシーズンは出来るだけ避けるようにしよっと。おかげで日テレの中継をビデオに録るハメになったよー。



2月3日(日)

 部屋に閉じこもって仕事しているとだんだんと視力が悪化していく。慢性的な寝不足も問題かな。
 アルゼンチンの先日の預金封鎖に対して最高裁判所は違憲の判決を出した。朝日の記事は政治対立が背景にあることが書いてあるが、政治と独立した判決を出せるというのはある意味羨ましい。政府の方針に逆らったものは出せないし、マスコミという世論の顔をうかがうような結果を出したりしない。しかし、どう考えてもドル預金を強制的にペソに切り換えの措置は異常としか言いようがない。【記事
 今度のユーロ紙幣の裏側に印刷されている地図にカナリア諸島が載っていないと文句が出ているらしい。カナリア諸島【紹介サイト】はモロッコの西側にある島々だが、歴としたスペインの領土でサッカー1部リーグのテネリフェはここの島のチームだ。載るのと載らないのとでは認知度に差が出るというものでしょう。【記事
 私も10営業日がんばります宣言を出したい…




2月2日(土)

 日本時間4日8時半頃から行われる今年のスーパーボウルの予想はもういいでしょう【プレビュー】。とは言えニューイングランドの今シーズンのツキの強さがここでも生きるかが見物である。今回はブッシュがコイントスをするみたい。
 久々に最近聞いたCDより、ヴァージンより再発されているノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレーヤーズのモーツァルト交響曲38-41番。クラシックを聴きだしてから間もない頃、この交響曲40・41番を買ったが、当時ピリオド楽器の演奏自体を知らず、しかも普通の演奏でないので長い間ダメな演奏だと思っていた。やがて慣れてプラハなんて結構面白い演奏しているじゃないという余裕が。面白い解釈に触れたければと言ったとこ。CAPRICCIOより発売されたブルックナー交響曲第7番の室内楽版。マーラーの4番が面白い出来だっただけに期待していたが、編曲に問題があるのかなあ。別にクラシックを聴いていないわけではないので、この日誌上で書きづらかっただけ(言い訳がましく引き下がる)。




2月1日(金)

 本日は日経平均がNYダウに44年半ぶりに見た目の数字上下回った。日経平均の構成銘柄を日経は2年前にハイテク株絶頂の時に入れ替えをする愚行を犯しているため、参考程度と言えるが当の新聞社は過ちを認めていない。こういう頑ななところは日本の会社の欠点かも知れぬ。
 今回の雪印の報道で疑問なのは、報道機関がやたらと叩くこと、そしてこういう事をしているところが他にもあるかもしれないのに追及しようとしていないことだ。今回も出た情報の後追いばかりで、批判してそれで終わりというやり方は相変わらずのようで、農水省のチェック体制の問題すら触れていない。全ての企業にたいして善意に行動することを期待するのも無理な発想に感じるのだが。
 京都新聞のサイトより、タクシーの値下げに反対する抗議デモがあった【記事】。京都のタクシーは知ってのことかもしれないが、対応の良ろしくない運転手がチラホラといるのも事実。過当競争による収入の低下を懸念するのではなくイメージ回復に努めて欲しい。


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