妹ヨシコ・社会人計画 自動車免許取得への道!(AT限定)
<第1段階その2〜あついぞ夏!>
はい。久しぶりです。ごぶさたです。
3月16日に車に乗ったのを最後に、すっかり遠ざかっていましたが、
さすがにそろそろ行かなくちゃなあと思い始めた訳でした...。
7月29日(火)
第1段階・10コ受けなくてはいけない学科の残りは2コ。
とりあえずリハビリのつもりで学科の授業に出席。
すると、夏休みの期間にギュッと集中して免許を取ろう、と企む輩がわんさか。
何やら『スペシャル短期』と呼ばれている。
「『スペシャル短気』だったらちょっと愉快だなぁ。ウチの母さんみたいだなぁ」
なんてボンヤリとけしからんことを考えていたら、授業が始まる。
「では、百何ページを開いてください...」 教官の言う通りページを開くと...あら?
周りを見回すと、私の持っているベージュの教科書を持っている人は誰もおらず、
みんな緑色の教科書を持っているではないか。
あちゃ〜。いつの間に。
「これって私がノロノロしている間に教科書が変わったんだから、私の責任だよなぁ、
いくらするんだろうなぁ、あ〜あ、痛いなあ」...ションボリ。
ところが!この教科書、タダで頂けたのである。当然?
どうやら5月(もう3ヶ月もたっている!)に新しい教科書に変わったらしく、
ロビー前の受付で新しいのをくれる手筈になっていることを掲示してあったのだが、
久々でドキドキだった私は全く気が付いていなかったのであった。
受付...
私「すいません〜。新しい教科書が欲しいんですけど〜」
受付のお姉さん「...はいー!」
チョー久しぶりに教習所に来てキョロキョロしている心細いかわいそうな子が
新しくなって3ヶ月も経っている教科書をもらうのに恥ずかしい思いをしないように、と
優しく・迅速に(これ重要!)・「がんばってください!」の言葉付きで・対応してくれたのでした。
そういえば、ここのお姉さんたちは最後にいつも「がんばってください」と言ってくれるなあ。
8月3日(日)
第一段階の学科の残りは1コ。 この10コの学科の内容を全部理解できたら、
『仮前=仮免前効果測定』というミニテストを受けなくてはいけない決まりがある。
その『仮前』ミニテストはパソコンに向かって行われ、50点満点中40点以上取れれば合格!
仮免許の本試験に進むことができるのだ。
(要は、仮免許の筆記試験でうっかり不合格にならないように、
教習所が用意してくれたミニテストを受けて練習しなさい、ってことですね)
その『仮前』。最初受けるのに1000円かかるらしく、
もしも40点以下だったらまたお金かかっちゃうのかしら〜と心配になって
なかなか受験していなかった(ケチ)。
しかし、『仮前』に合格しないと技能教習(運転の方ね)も予約できず、
「ちっ!しょうがないな」とドキドキ(?)しながら受験すると...43点。
まあまあですね。
本番は45点以上が合格なので、もちろんこのままではいけない訳で、
10回くらい受けるのが望ましいらしい。ハイ、ガンバリマス。
とりあえず、これで技能教習の予約ができる!とにかく乗らねば!!!
8月5日(火)
ひさびさの運転。ここは何度も指名してお世話になっている教官・コムちゃんを指名。
コムちゃんはうちの極々近所で、ゴミ捨て場が同じ位近くに住んでいるおじさんだ。
(もちろん「コムちゃん」なんて呼んでませんよ)
コム「(私の顔を見て)どうですか、進んでますか?」
私「(モジモジしつつ)はい、5ヶ月ぶりです...」
コムちゃん、『ズコッ』とコケてくれました。
運転の方は...まあ久しぶりだしね。
コム「で、この先は通えるんですか?」
私「はい!」
8月6日(水)
そして、次の日朝9時から2時間続き。うげー。
2時間ともコムちゃん。おそらくコムちゃんもげんなり。
S字カーブ、クランク(直角の狭い道)ばかり何度も繰り返し。
これらは先に先に目を向けることが大事らしいのだが、
「近くしか見てないんだよねー」と言われる。
そう言われてもどうにもならず同じことのくりかえし。
とりあえず大げさにキョロキョロしてみることにしたら、
すっかりクラクラしてしまい、2時間目には自分の運転で車酔い。うげー。
8月9日(土)
前夜から続く台風。仕事がガンガンに忙しく、徹夜。
「ふふふ、外はスゴイなぁ。ふふふ...」と夜中に外を見るのがお気に入り。
時間があまりにないので1時間半の仮眠をとっては起きて作業。
そんな中、夜7時から教習所で運転。
「台風だし教習所休みにならないのかな〜」と朝から期待していたのに、
だんたんとおさまってくる風。しょうがない。寝不足だが行くか。
初のナイター。初のライト。
...気を確かに持たないと危険です。
8月10日(日)
こんなに忙しいくて寝不足なんだからキャンセルすればいいんだけど、
当日のキャンセルは2000円の罰金が取られるのだ。がんばれ、私。
今日は昼間2時からの教習。
よく会いますね、コムちゃん(指名してるんだから当たり前)。
ずっともらえなかったS字、クランクのハンコがようやく頂ける。サンキュー!
8月15日(金)
またもやナイター。今日はコムちゃんが指名できず。お盆休みだろうか?(余計なお世話)
ひっさびさに他の教官でちょっと緊張。
特にS字はハンコを押してもらったけど全然自信がないのでドキドキ。
「お〜お〜、ずいぶんギリギリを走るなぁ」と言われギクッ!
今日は新たに『キープレフト』の課題が再浮上。
車っていうのは基本的に左側に寄って走らないといけないのですよ。規則なのですよ。
しかし、小心者な私としては見えていない左側に寄るのは恐怖!
「ちょっとちょっと、もう落ちるでしょ〜っていうかもう落ちてるんじゃないの〜?」
とびくびくしながら左側に寄せる。ふう、こわい。
8月18日(月 )
いやいや、最近よく通ってエライなぁ私は...と思っていたのもつかの間。
私の教習手帳を見た教官が「おや、3日も空いちゃっているじゃないの」
え?そうなの?だめなの?
8月19日(火)
よし!!!次の日だよ!!!文句ないでしょっ!?(誰にキレてるんだか)
今日の教官は初めての人だ。なんというか大仏みたいな。
大仏さん「今日はキックダウンというものを体感してもらいます。知ってますか?」
私「(無邪気に)知りません!」
大仏さん、座席の上でズコッと大げさにすべってくれる。パフォーマーだねえ。
大仏さん「ウッチーは教科書を読んでこなかったの?」
私「(...ウッチー?) あ、読んでません...(...ウッチー?)」
ああ、こういう教官もいるんだなあ。ウッチー発言にびっくりしていたが、
全体的には楽しく分かりやすい1時間。うん、いい感じ。
大仏さん、またぜひお願いします!(あえて指名はしないけど)
この時間で、第1段階で習得する項目を全て教えてもらったことになる。
でも、「教えたけど、まだマスターできてませんよ」という項目が3つあり、
そんな項目はまだハンコがもらえていない。
このハンコが全部もらえると...「みきわめ」だ!
※「みきわめ」〜第1段階の内容を習得できているかを教官が「みきわめ」て、OKなら仮免試験!
8月20日(水)
ちょっと、3日連続よ(自慢げ)
今日の教官はふつーのおじさん。ちょっとコムちゃん、まだお盆休み?
毎日通っているおかげで私の運転もなかなか安定してきたみたいだ。
教官、ガンガン話しかけてくる。
教官「5ヶ月も来てなかったのは忙しかったの〜?」
私「はい〜仕事が忙しくて...」
教官「へぇ〜何やってるの〜?」
私「音楽の...」
そこからず〜〜〜っと、仕事の話に。
「決まった休みはなく・でも仕事があるだけありがたく・今はまだまだ稼げず・
急な仕事の時は普通に徹夜して」...こんな類の話をしたら、
「うへー、そんな仕事してたら彼氏できないよ。」
...そんな風に聞こえますか。私の仕事は。
教官はすっかり「かわいそうにねぇ」モード。
ええい、同情でもなんでもいいから、とにかくハンコを押してくれぃ!
...こんなにがんばって話をしたのに、ハンコは1つ。
でも「そろそろ『みきわめ』だと思うよ、がんばってね」の言葉。ホントっすか?
8月21日( 木)
お〜!4日連続!
今日も初の教官。ひょろひょろっとした無口なおじさん。
下手だった時だけしゃべる。う〜ん、プレッシャー。
そしてプレッシャーに負け(?)、初の脱輪。
あっ脱輪した!と思うがずずぃと進んで復活すると、
「...戻らなきゃダメでしょ」
えっ?そうなの?あちゃ〜。
脱輪したら即ストップし、脱輪する前にバックして戻り、そこからやり直しが鉄則らしい。
あちゃ〜、今日ハンコもらえるのかな〜?すっかりブルーになりながら運転。
そして教習が終わり、ドキドキしていると、
「第1段階はもういいでしょう。それじゃ、仮免の検定の申し込みをして帰ってください」
...はい?
知らない間に「みきわめ」までやっていた。うひゃ〜!先に言ってよ!
2日後の土曜日が仮免の検定に決定!いいの〜?ドキドキだ〜!