妹ヨシコ・社会人計画 自動車免許取得への道!(AT限定)

第1段階その3〜仮免頂き!(実技試験編)

8月23日(土)
ついに仮免検定の日。朝8時45分にロビーに集合。
まず午前中に技能試験(運転の方ね)で、それに通過すると午後から学科試験である。

 

●試験の説明...
今日の受験者は全部で15人くらい。
ロビーから第1教室へ移動する。
教室にはいると名前が呼ばれ、2つのグループに分かれる。
2人の試験官が半分ずつ担当して採点するらしい。
おそらくオートマ車限定の教習生とマニュアル車の教習生で分かれたのだろう。
オートマ車限定の私のいるグループは若い女の子ばっかりだ。
そして、試験官は優しそうな教官。
...おっ!あなたは入校の日に『運転適性診断』を担当していたハキハキとした好感触な方ですね!
ご無沙汰してます!とりあえず、 いい人そうで安心。

まず全員に『本日のルート』の描かれた構内の地図が渡される。
あら?もう教えてくれるの?
てっきり私は試験官が「次は16番の角を右折して!」「はい!16番ですね!!!」
などとその場その場で指示されるものかと思っていたらそうではないらしい。
しかも、そのルートを覚えなくちゃいけない訳ではなく、ちゃんと教官が指示をだしてくれるらしい。
なんて紳士的な!

さらに説明が続く。
何やら、不正が行われないように、次の順番の受験生は後部座席に乗るしくみとなっているらしい。
後部座席で心の準備もできて一石二鳥という訳だ。
ほほ〜う、そうか、と感心していると、
「それぞれのグループの1番最後の人は次の人がいません。
ですので、後ろから2番目の人は自分の試験が終わったらもう一度後ろに乗車してください」
...あ、私、後ろから2番目だ。ふうん、もう一回乗るのね。

 

●そして実技試験...
後ろから2番目な私はまだまだ時間がある訳で。
とりあえず、構内の様子が見られるロビーで待機。
午後からの試験に備えて勉強するが...実は全然勉強していないんだよねぇ。
実技に合格しても学科が不合格だと、学科の受験料2050円をもう一度払わなくてはいけないのだ。
(私の迷うポイントはいつもお金...)
何やら学科は後日に受験してもいいということにもなっているし、
帰ろうかな〜でもどうせだったら一気に受験した方がいいかな〜どうしようかな〜
...まあ、実技試験に合格した後考えればいいんだけど。

そんなこんなで前の人の番になったので、私も後部座席に座る。
まず、運転席に乗ったら教習生番号と生年月日を言って本人確認を行う...
「昭和58年○月×日生まれ...」
...ああ、若い!しかもそんなに若く見えなかったのに!(失礼)
そしてスタート。次は私が同じことをするのね、と思うとドキドキしてしまう。
ドキドキしていたら口が渇いてくる。
「...ゴクン...」
静かな車内に後部座席の私が唾を飲み込む音だけが聞こえる。すっすみません〜!

しかし、私も含めて教習生の運転って思っていた以上にブレーキがキツイ。
教官はよく気持ち悪くならないなぁ。
そんなことを思ってるうちに前の人終了。次は私!

「一番長い道路ではババンと40キロを出す」
「坂道発進をする→坂の下りでギアをセカンドに入れる→そしてドライブに戻す(これ、忘れがち)」
「ニセ踏切の前では一時停止して確認する」
「クランク・S字をサクサクと通過」
「見通しの悪い交差点を確認しながらノロノロと出る」
試験の行程はざっとこんな感じでしょうか。
こう書き記すと簡単そうなんだけど、やる方は必死。

最初は緊張したが、徐々にスイスイと調子が出てきて、順調に運転。
「むふふ、いいんじゃないの〜私ったら」な〜んて調子に乗っていたら、
最後のカーブで減速が遅れてスピードが速いまま入ってしまう。おぉっ!
『調子に乗って安心して、最後にちょいミス』う〜ん、よくあるパターンかもっ。

...そしてすべての行程を終え、車を元の場所に戻し駐車の処置を行い、
試験官に笑顔で「ありがとうございました!」と言い、車から出る。これで試験が終了だ。
だが!ここで気を付けないといけないのが、無造作にドアを開けてはいけない!ということ。
ちゃんとドアを開けるときは、後方から車が来ないか、周囲の安全を確かめなくてはいけないのだ。
ここまで完璧に行ってようやく試験終了となる。
まさに『家に着くまでが遠足だ!』って感じ?
『ちゃ〜んと周囲の確認を行いますよ! 私ちゃんと覚えているんだからねっ!』
と大げさにアピールしながら窓ガラスから外を覗こうとしたら、おでこをガツン!
「いてっ!」(声に出して言っていた)
「おいおい、大丈夫か〜?」試験官に笑われる...大丈夫っす。
まあ、アピールはできたかな。(何のアピールだか)

そして、次の人の試験にも同乗。うう、気持ち悪い...3回連続はキビシイです。

 

●実技・結果発表
11時30分。ロビーに集合。
集まっている教習生の名前を点呼して全員揃っているのを確認...と思ったら、
「ここにいる方は全員合格です」...ひゃっほう!
思いやりあふれるいちごのマークの自動車学校は(あっ、いちごって言っちゃった)、
不合格だった人は先に放送で呼んでその旨を伝える優しいシステムになっているのだ。
合格したみんなの中で「しゅ〜ん...」とならなくて済むよう、配慮されているという訳ですね。
さすがいちごのマークだね!?

そして、95点だった男性は成績優秀ということでマックカード(マクドナルドのお食事券)をプレゼントされる。
ここの自動車学校はことあるごとにマックカードがもらえるのだ。
80メートル先にマクドナルドのお店があり、提携(?)しているっぽい。
いいなぁマックカード〜。

そして、午後からは学科の筆記試験となるのだが...
「すみません、後日にします」
やはり自信がないので(お金ももったいないので)、
学科試験は次の週の木曜日に受験することにした。
それまでいっぱい勉強するぞ〜!


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