スタバでルンバ [2002.6.23]

私のバイトしているスターバックスで、もしかしたら、もしかしたら...
ミニコンサートを開かせてもらえるかもしれない!

エリアマネージャー・オミヤさん(仮名)とたまたまお話をする機会があり、
私が音楽を勉強している、という話になった時のこと。
「お店で演奏会やればいいのに!」「えっ?ホントですか?」「やろう!やろう!」
と盛り上がってくれた。
と言いつつ、まあ大人な世界、その場限りの話かと思っていたら(笑)、別れ際に
「本当にやろうね!企画進めてね!」と念を押されてしまった。
オミヤさんは意外に熱い男だった。

やるなら私も参加したいぞ!でも、一人ではムリ!と思い、ピアノ+αと考えた。
しかし、スターバックスから出る予算は決まっている。
ピアノのレンタル屋さんに見積もりを出すと、
生のピアノではアップライトでさえ予算の倍額かかってしまうことが判明。
この企画、早くも終了...すまん、オミヤさん...
と思っていたら、レンタル屋さんからのメールにこうあった。
「予算が少ないなら、クラビノーバ(電子ピアノ)はいかがですか?」...おっ!
「音が心配でしたら、我が社の練習室で一度試してみてはいかがでしょう?」...おっ!おっ!
おじちゃん、いい事言うね〜(おじちゃんか分からないけど、楽器屋っておじちゃんなイメージ)。
実現の際にはお宅に決めさせてもらうよ。

ということで、楽器問題はクリアしたが、楽器のみで予算は残高ゼロ。
あとは演奏をノーギャラでやってくれる気のいい友達...ということで、
クラリネットのフワフワなナイスガイ・圭ちゃんと(圭ちゃんに関しては4月の日記をどうぞ!)
ホテルでスリッパのままチェックアウトを済ませた天然ヴァイオリン娘・美礼ちゃんに依頼。
ふたりとも快諾してくれた。本当にいい友達に恵まれたものだ。感謝!

さて、何の曲をやろうか...。このスタバコンサートの話を家族、友人、知人に話し、
何の曲がいいかな〜?と聞くと、結構な確率でこう答えてくれる。
「え?もちろんコーヒールンバでしょ?」
...本当に、多くの人がこう言うのだ。まあ、もちろん向こうは冗談なんだろう。
しかし、私の血液型は何度も言うようだがA型。期待されると応えないわけにはいかない。
やるわよっ!コーヒールンバ!一番最初にやってやる〜!こうなりゃ意地だ〜!
(それにつきあわされる圭ちゃん、美礼ちゃん...すまないね)

そして、店長に企画書を提出!お〜、本格的に動きだしたぞ〜。
今後は店長のお仕事、1.本社に企画を通す、2.うちのお店が入っているデパートに企画を通す、この2点と、
私達演奏側のお仕事、本社に提出するためのデモテープ作成!
いつもの調子で「今週中に作ります〜大丈夫です〜」とハッタリをかましてしまった。
ひょえ〜、トリオ用のアレンジもまだなのに〜またギリギリだ〜。
(それにつきあわされる圭ちゃん、美礼ちゃん...すまないね)

さあ、やるぞ!コンサートの予定は8月の第2週日曜日、
午後1時と3時から30分間の2回公演の予定。
さあ、企画は通るのか?私達のデモテープはできあがるのか?本当にコーヒールンバをやるのか...?

 

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