爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳

 

 大天井岳にリベンジした際、同伴していただいたS先輩が「大天井岳に日帰り出来たら鹿島槍ヶ岳も日帰り可能だよ」と。鹿島槍ヶ岳は、赤岩尾根ルートの方が距離・標高差が少ないためコースタイムも短いのですが、せっかくなら爺ヶ岳も登頂したいため柏原新道ルートを選択。大天井岳リベンジの11日後、またもS先輩に先導を依頼しました。

 コースタイムは、扇沢出合登山口〜爺ヶ岳まで5時間、爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳まで3時間10分と言われています。

 

8/11

2:30

自宅を出発。

 

S先輩宅によって、扇沢橋駐車場をめざす。

 

 

 

3:45

扇沢橋駐車場は30台分のみ。満車の場合は扇沢ターミナル駅の駐車場に止めねばならず、約900m離れているためここまで15分歩かなければならない。しかもこの日は「山の日」なので満車覚悟で来たのだが、扇沢橋駐車場隅にたった1台分だが空きスペースを見つけた。超ラッキー。でも周囲は真っ暗闇。

 

 

 

4:00

登山計画書は既に前日オンラインで提出済み。

扇沢出合登山口(標高1,350m出発。

周囲は真っ暗でLEDライトで照らした足元しか見えないのでゆっくり歩く。周囲の景色は見えず、トンネル内を歩いているようで全くもってつまらない。

足元は大きな石で階段を作ってありよく整備されている。その後、木の階段も多数連続している。

 

30分もすると、東の空がオレンジ色に染まってきた。

 

 

 

4:37

八ツ見ベンチ到着。

八ヶ岳を望むため八ツ見ベンチという名称なのだが、当然見えるわけがない。でもLEDライトは必要なくなってきた。

 

水と食料しか持っていないと思われるトレイルランニング様の方々に抜かれていく。うちら同様、鹿島槍ヶ岳日帰りなのだろう。やはり速い。

 

3分休憩して出発。

 

 

 

5:00

ケルン通過。

過去に滑落事故があって、ケルンを作製したようだ。

 

 

 

5:17

駅見岬通過。

左下に扇沢ターミナル駅が見えるので駅見岬という名称なんだろう。

 

 

 

5:33

一枚岩通過。

周りを見渡すが大きな一枚岩を発見できず。

 

 

 

5:52

石畳通過。

大きな石が石畳のように敷かれている。

霧雨が降ってきた。本格的な雨にならなければ良いが。

 

 

 

5:59

水平道到着。

水平で道幅も広いので、朝食(第1段)を摂る。

 

霧雨が止んだ。

虹が出た。

 

14分休憩して日焼け止めを塗り帽子をかぶって出発。

 

 

 

6:17

包優岬通過。

この名称の由来がわからない。

せっかく霧雨が止んだと思ったのに、普通に雨が降ってきた。雨男ぶり発揮。でも木が茂っている登山道の中なのでレインウェアを着るほどではない。

 

 

 

6:23

石ベンチ通過。

この名称の由来もわからない。

まもなく雨が止んだ。よかった。

 

 

 

6:26

アザミ沢通過。

 

今は咲いていないが、周囲はアザミばかりのようだ。

 

 

 

6:28

黄金岬通過。

この名称の由来もわからない。

 

 

 

6:37

ガラ場通過。

落石注意で、静かにすみやかに通過するよう注意事項が書かれている。

 

 

 

6:39

左に雪渓が見え、この上端を左に渡る。

渡ってからも左は崖のため、右にクサリが用意されているが全く必要なし。

 

 

 

6:46

富士見坂通過。

おそらく晴れていれば富士山を望むため富士見坂という名称なのだろうが、当然見えるわけがない。左に針ノ木岳・蓮華岳がよく見えるが、山頂には雲がかかっている。

 

 

 

6:56

鉄砲坂通過。

急登が続くため鉄砲坂という名称なのだろうか?

「種池山荘まではおよそ15分」と書かれているので励みになる。

まもなく森林限界となり遮るものがなくなり、種池山荘のオレンジ色の屋根が見えた。

小屋下にはチングルマが群生している。

 

 

 

7:05

種池山荘到着。

扇沢出合登山口〜種池山荘までのコースタイム3時間50分のところ2時間48分で登山。

すぐ横に種池があるが、池というより水たまり位の大きさ。

朝食(第2段)を摂る。

 

長野県警山岳遭難救助隊の隊員が3名登って来た。パトロールかな?

 

25分休憩して出発。

 

 

正面に爺ヶ岳南峰(標高2,660m)、左に中峰(標高2,670m)が見える。

 

しばらく歩くと、左に鹿島槍ヶ岳が見えてきた。でも東斜面は下からガスが上がってきていて山頂がはっきりとは見えない。

この写真の右下には冷池山荘も見える。

 

 

 

8:12

爺ヶ岳南峰分岐通過。

爺ヶ岳のピークは南峰・中峰・北峰と3つあるが、ピークに行けるのは南峰・中峰のみ。しかも今回は時間的余裕が無いので、最も高い中峰のみで南峰頂上はパスして通過。

 

南峰を下るとコマクサが咲いている。

 

 

 

8:20

爺ヶ岳中峰分岐通過。ここを右折して頂上へ向かう。

 

 

 

8:26

爺ヶ岳中峰頂上(標高2,670m)到着。

種池山荘〜爺ヶ岳中峰までのコースタイム1時間10分のところ56分で登山。

扇沢出合登山口〜爺ヶ岳中峰までのコースタイム5時間のところ3時間44分で登頂。

11分粘ったが、残念ながら曇っていて鹿島槍ヶ岳の山頂は見えず。

 

 

 

9:07

冷乗越通過。

爺ヶ岳中峰〜冷乗越までのコースタイム50分のところ30分で下山。

赤岩尾根ルートと合流となる。

 

 

 

9:12

冷池山荘到着。

冷乗越〜冷池山荘までのコースタイム10分のところ5分で下山。

 

おしゃれな看板だ。

 

これまたすぐ横に冷池があるが、こちらも水たまり位の大きさ。

朝食(第3段)を摂る。

しばらくするとヘリコプターが近づいてくる。どうやら種池山荘に体調不良者が出たらしい。それで長野県警山岳遭難救助隊がいたのか?

 

38分休憩して出発。

後のことを考えて、ここからペースを上げる。

 

 

テント場を通過し、しばらく歩くと、クルマユリが咲いている。

 

 

 

10:37

布引山頂上(標高2,683m)到着。

標識が割れて「布引」が無い。

冷池山荘〜布引山までのコースタイム1時間20分のところ47分で登山。

 

2分休憩のみで出発。

 

 

 

11:17

鹿島槍ヶ岳南峰頂上(標高2,889m)到着。

布引山〜鹿島槍ヶ岳南峰までのコースタイム50分のところ38分で登山。

爺ヶ岳中峰〜鹿島槍ヶ岳南峰までのコースタイム3時間10分のところ2時間で登頂。

扇沢出合登山口〜鹿島槍ヶ岳南峰までのコースタイム8時間10分のところ5時間44分で登頂。

相変わらず東斜面は下からガスが上がってきていて真っ白。西はそうでもないが、立山は見えても剱岳はどこかもわからない。

 

 

15分粘ると剱岳が見えてきた。

 

鹿島槍ヶ岳のピークは南峰(標高2,889m)・北峰(標高2,842m)と2つあるが、北峰へは往復50分かかる。今回は時間的余裕が無いので、標高の高い南峰のみで北峰まで行くことは諦める。

 

さらに2分休憩してから出発。

 

 

 

11:59

布引山通過。

鹿島槍ヶ岳南峰〜布引山までのコースタイム40分のところ25分で下山。

 

 

 

12:27

冷池山荘到着。

布引山〜冷池山荘までのコースタイム50分のところ28分で下山。

 

2分休憩のみで出発。

 

 

爺ヶ岳に向かうのだが、爺ヶ岳の3つのピークという特徴がきつい。往路は鹿島槍ヶ岳という目標があったけれど、復路は下山のみの目的で3度も登りを経験する。とてもつらく時間も長く感じる。帰宅後のビールだけ考えてひたすら耐える。

 

 

種池山荘近くまで下山して来ると、登山してくる方が「小熊がいる」とのこと。西斜面にいるらしいがガスっていてよく見えない。

 

 

 

13:57

種池山荘到着。

冷池山荘〜種池山荘までのコースタイム2時間20分のところ1時間28分で下山。

 

昼食を摂る。

33分休憩して出発。

 

 

うちらは下山の方が得意だが、S先輩は特に階段が速い。八ツ見ベンチ以降で階段が連続すると、階段で引き離されるので通常の下り道で追いあげて何とかついていく。

 

 

 

16:09

扇沢出合登山口到着。

種池山荘〜扇沢出合登山口までコースタイム2時間30分のところ1時間39分で下山。

鹿島槍ヶ岳南峰〜扇沢出合登山口までのコースタイム6時間20分のところ4時間で下山。

全行程のコースタイム14時間30分のところ9時間44分で下山。全くの偶然だが、先日の大天井岳と同タイム。でも今回の方が明らかにつらく感じる。上り下りが多いからだろう。

 

 

 

16;15

扇沢橋駐車場到着。

朝の様子が嘘のように車はガラガラ。

 

 

 

17:45

自宅到着。

 

S先輩には今回も晴れ男ぶりを発揮していただき感謝!

 

無事帰宅でき、剱岳も見え、よかった、よかった。

 

 

 

 

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