2007/1/31 (カブ新聞02/11/20) 10月12日 ガールとミニハイク いつもの仲良しのカブ隊と、今度は初めてガールスカウトも交えてのミニハイクをした。 ガールスカウトは、元々はボーイスカウト運動から派生したものだ。 男の子は、ボーイ。 女の子はガールスカウト、という分け方だったが、最近になってボーイスカウトで女の子が入れるようになった。 兄弟でバラバラでは不便という保護者の利便でそうなった。 三ヶ隊でまた即興でチームを組んだ。 僕の隊の女の子がカブ隊の制服を着て、その子のクラスメイトがガールの制服を着ている。 そして、同じチームで課題の花の観察をしている写真がカブ新聞にある。 見ていて何かみょうちくりんな感じだ。 まぁ、僕の目当てとしては、将来、女の子はガールスカウトへ行って欲しい。 ガールとの合流は、その隊のリーダーが僕の古い友人の奥さんということと、僕のグレてしまった長男が幼稚園へ通っていたときの元副園長先生が、ここの団委員長で知っていたから実現した。 これを皮切りに何回も活動で合流する。 たぶん珍しいことだと思う。 地区のお偉方が知ったら恰好の攻撃目標になることだろう。 余談 そのガールの団委員長とは、銭湯でよく会う。 一軒家に一人で住んでいて、風呂を沸かすのが面倒なのだろう。 だいたい「先生」という人種は話しが長い。 よく家内が女風呂でつかまってなかなか出てこないことがある。 僕もかなりの長湯だ。 いつもの露天風呂に短くて30分は漬かっている。 おおむね風呂の時間は1時間ぐらいかかる。 それでも銭湯の待合室で待たされるのだから、そうとうのおしゃべりだ。 ジョークでこういうのがある。 蚊のグループが部屋に入ってきた。 蚊たちは入ってくるなり二手に分かれた。 あるグループは、ジョッキへ、あるグループは電話機へ向かった。 ジョン、見ろよ。 男と女は、蚊でも行動は同じだぜ。 蚊と言えばもう一つ。 親子の蚊がいた。 子の蚊が初フライトに出た。 なんとか無事に帰ってきた。 お父さんの蚊は心配そうに子の蚊に尋ねた。 「ちゃんと真っ直ぐに飛べたかよ?」 子の蚊が答えた。 「バッチリさ。 あんまりにも飛ぶのがうまくて人間のやつらが、みんな拍手してくれたよ。」 2007/1/30 (カブ新聞02/10/20) 9月29日 宝物探しゲーム 僕の三番目の子が総てをプログラムしたゲームを大きい公園で行った。 毎年行っているので、おおむねのタタキ台ができている。 逆に毎年やってきただけにリーダーは、新鮮な何かを考えなければならない。 その何かを三番目の子が一所懸命考えたようだ。 そこには、工夫の面白さ、試行錯誤で学ぶこと、何よりもスカウトを喜ばそうという気持ち、そういうことを三番目の子が考えることで、その子が学んでいる。 それは、「知っている」のではなく「身に付けている」のだ。 この子は、学習障害をもつ。 その子がここまでに育ってくれたのは、ボーイスカウト運動のお陰だ。 この運動の一番大切なところ、その具体的な方法、それらを真剣に大人が学べば誰でもできる。 僕は高卒で教員免許もない。 しかし出来た。 子供を愛する気持ち、子供を自分で育てようという気持ち、それがあれば十分だ。 教育改革、教育改革、と毎日のように騒いでいるが、親自身が子供を真剣に育てようという気持ちを起こすことこそ一番大切だ。 千円札の野口英世だって、先日紹介した星野富弘だって、野球の一郎選手だって、親自身が子育てで人生最大の負担をしていることに気付いて欲しい。 決して気楽には育てていない。 子育てを他人任せにして済ませようという愛情のない気持ちこそが問題だろう。 さて、この書き込みをよく読んでくださったお父さんは違う。 この下手な文でも何かのヒントにしようと思ってくださったお父さんは違う。 きっと、子供のためなら何でもしようという強い気持ちをお持ちだ。 そういうお父さんなら、子供は本当の幸せを感じてくれるに決まっている。 お父さんの本当の愛情を毎日浴びて育つ子供は素晴らしい。 人を思いやるいい子に育つだろう。 頑張れ! お父さん! 2007/1/29 (カブ新聞02/10/20) 9月21日 専用のキャンプ場でこの年の小屋作りのためのスカウト会議をした。 前年度の骨組みを撤去した。 スカウトたちが基礎に貼ってあった床板まで剥がしてしまったとある。 子供たちには作業の全体を把握するのが難しかったようだ。 大人でもあることだ。 写真を見ると1組の男の子の三人のスカウト、ボーイ隊になった四番目の子がボーイの制服を着て参加、三番目の子がリーダー、保護者一名、それと僕の合わせて7名だった。 2組の女の子は、全部お休み。 カブ隊では年間の履修科目をカブブックという本で行う。 それは、隊集会で行うものと家庭で行うものがある。 家庭で行うものは、その親が面倒を見なければならないのだが、僕の隊では、男の子はさっさと履修科目を進めてくれたが、なぜか女の子の家庭では全員無視された。 まったくやってこなかった。 親の養育態度がハッキリと分かる現象だ。 全部で6名のカブ隊のスカウトだが、たまたま全員同じ学年だったことも不思議に思う。 僕はもうこのころには、ボーイ隊が悪いのでスカウトたちに上進させるつもりはまったくなかった。 だから、他団との交流を良くして希望のスカウトには転団を勧めるという方針を決心していた。 とくに女の子は、ガールスカウトへ行って欲しかったので、この年はガールスカウトとの合流が活発になる。 ということで、その子達がカブ隊を終了するまでの二年間が僕の任期となる。 それで、思いっきり気合を入れた。 ちなみに、この月は毎週集会を開いている。 さぁ、昔スキーのサークルの音頭をとっていて、ピークには40日ゲレンデに立っていたクレイジーぶりの復活だ。 僕の性格はもともと物や金で威張るのが大嫌いで、その分いろいろなことにチャレンジするのが大好きだ。 何かの活動にはふんだんに人生の予算を組む。 おかげで、このころより必要なキャンプ用品を自前で揃えていった。 今では、それがレンタルボックスにぎゅうぎゅう詰めになっている。 たいがいの女は、小奇麗なことを好む。 性格によってだが、男の一部は見た目汚くても野性的な活動が心に響く。 どうも僕は、そういう性格らしい。 ♪ ・・・おれたちゃ街には住めないからに〜 ♪ 分かるなぁ、その気分。 僕は今、貧乏で風呂のない二間のボロアパートに住んでいるが、別に我慢をしているわけではない。 これで十分なんだ。 山小屋よりは快適だ。 いや、むしろ僕の夢は本当の山小屋に住むことなんだ。 小綺麗なログハウスではない、テントよりはマシという山小屋、憧れるなぁ。 それを意識して、灯油のランプを手に入れた。 ガソリンのそれでは一泊二泊はいいが、毎日の生活となると実用的ではない。 僕が持っているそのランプは、本当に山小屋で使われているものだと言う。 点火するのにちょっとテクが必要なところもお気に入りだ。 そのランプのメーカーで、やはり灯油が燃料のキャンプストーブもある。 今、戸田でのディキャンプで使っている。 買ってから10ヶ月たってやっと使い慣れるという、なかなか厄介で骨太のグッズだ。 シビレルねぇ。 自分たちで作った小屋に泊まるなんて普通の子供では体験が出来ないだろう。 そういう体験をスカウトにさせることが、野性味を感じて僕がワクワクした。 お父さんはどうだろうか? 人によって好みが違う。 しかし、もし、アウトドア−の活動に心が惹かれるようだったら、ぜひ子育てを目的にした親子キャンプをお勧めする。 そういうお父さんの子供は、大自然の厳しさや美しさを体で感じて育つことでスケールのでかい心になることだろう。 僕はそれを大いに期待している。 若いお父さん、子育てにガッツ!! 2007/1/27 (カブ新聞02/10/20) 9月15日 カンカン拾いの奉仕活動をした。 この年に初めて「1組」「2組」というふうに分けた。 それまでは「男のチーム」「女の子チーム」だった。 記事ではこのことで対抗意識が出たとある。 歩道のグリーンベルトの植え込みの中に上半身を突っ込んでカンカンを探しているスカウトの写真がある。 子供は純真だ。 その姿が微笑ましい。 全世界のダントツのトップセラーの本にこうある。 子供のように素直でありなさい。 だが幼稚であってはならない。 幼稚とは年相応に心が育っていないことで、素直とは逆らわずに総てのことをそのまま受け入れる心の広さを言う。 ぜひお父さん、子育ての目標にして欲しい。 さて、僕の末っ子は二ヶ月に一度くらいしか活動をしないボーイ隊に入ってしまった。 逆らわずに、その最低の環境に自ら甘んじた。 この精神がきっと子供にいつか伝わることを願った。 僕は他人の子の面倒をみるためにカブ隊の運営をいていた。 それとは別に、三番目の子と四番目の子のためにボーイ隊の内容の活動もすることになる。 そうは言ってもボーイ隊の活動内容の総てが出来るわけではない。 当然そこには必要順位に添う。 多くのお父さんにこれが参考になるはずだからまとめてみよう。 @ 大自然の厳しさの中でキャンプをする A 企画立案も含めて「工夫」を身に付けさせる内容 B 子供同士で切磋琢磨できる環境 C 子供に「生き方」をヤーンで教える 実は、これこそが Snowmen Camp Club のできた経緯なのだ。 そしてその活動内容をご家庭で実践できるようアレンジしたものをビデオにまとめたのが、「親子キャンプ」のハウツービデオというわけ。 活動目標、実践、どれもすべて僕と僕の子供たちがしてきたドキュメンタリーだ。 ただし、当時はこのビデオを販売するつもりはなかった。 Snowmen Camp Club という名前も僕の子供たちに志を持たせるのが目的で、今のように対外的な活動をするなんて思いもよらなかった。 僕の子供のために始めにしたことがディキャンプで工作物を作ることだった。 それまでのテーブルの作り方は、筋交いに竹を使っていたが、すぐつぶれてしまい実用的ではなかった。 それでそこを紐で作ることで格段に強度が上がった。 その応用で椅子も作った。 これは人の体重を支えるだけの構造でなければならない。 試行錯誤の結果、ビデオにあるようなものになった。 僕の子育ての教材は、僕自身で開発したものを使った。 僕は、仕事よりもこのことに力を入れた。 ぜひ、ビデオをよく見て参考にして、お父さんの子育てに役立てて欲しい。 始めは難しすぎるように感じるだろうが、決して出来ないことではない。 昨日、僕の子供に言った言葉。 成せば成る、成せねば成らぬ、なに事も。 2007/1/26 (カブ新聞02/10/20) 9月8日 入隊上進式 僕の四番目の子と同じ学年の子は、地区で最も活発な団のボーイ隊へ転団させた。 僕の子は、相変わらず二ヶ月に一度しか活動しないボーイ隊へ上進した。 僕が行く先々の隊は、なぜこうも活動しないところばかりなのだろうか。 結局、今度僕は、カブ隊を運営しながらボーイ隊の内容を僕の三番目の子と四番目の子にしなければならなくなった。 女の子のスカウトで、あるとき、自分のハンカチが隊長のメガネに当たって割れたといきなり泣き出したことがあった。 実際には、なにもない。 そこで母親に尋ねたら普段の生活でもときどき、何もないのに泣き出すことがあるという。 それで、この子はもしかしたら脅迫神経症かもしれないからなるべく早く専門のカウンセラーに見てもらったほうがいいと僕が言った。 まもなく、その子とそのこのと親しい子の二人が辞めた。 ということで、前年度より四名少なくなってのスタートとなった。 余談 先日、コンビニでお茶を買ったらおまけに相田みつおの豆冊子が付いてきた。 僕はもう老眼なのでメガネをはずさないと読めない。 まぁ、よくこんなに小さい本を作ったものだ。 でも内容は、たぶん多くの方がご存知の通り素晴らしい。 よく日めくりカレンダーで見かけたりもする。 僕の記憶では、相田みつおという書家は、彼が心から尊敬する住職との出会いがあって、それで宗教を学んだそうだ。 だから、その表現の奥深いところで仏様のメッセージが込められている。 その深い意味に多くの人の心が癒されている。 だから、宗教が生きて行く上で最も大切な学びだと言いたい。 相田みつおの生家は、栃木県足利市だ。 そこより、それほど遠くないところに、富弘美術館がある。 星野富弘という画家でまだ健在に活躍している方の美術館だ。 彼は、体操の演技中に事故を起こして障害を負った。 苦悩の人生の中、ある牧師に出会い信仰を持つ。 だからこそ表現に深さが漂うのだ。 一年ぐらい前に家族でその美術館へ行った。 子供に信仰を持って強く生きる素晴らしさを教えた。 お父さんも、ご家庭の宗教をしっかりと学び子供に伝えよう。 生きる上で本当に大切なことは何か、子供に教えよう。 それは、物や金で高慢に生きることでは決してない。 日本昔話がときおり放送されていないだろうか? 僕はテレビを見ていないので今放送しているかどうか分からないが、ビデオでもあるので子供に見させよう。 たいがいは、欲の張った爺さんか婆さんが痛い目にあうというストーリーが多い。 逆に欲のない爺さんが金の斧を手に入れる話しもある。 どちらにしても欲の皮が突っ張った人が痛い思いをするように、現実の人生も出来ている。 そのことを子供に伝えよう。 2007/1/24 虐待と肩を並べて最低の子育ては、甘やかしだ。 甘やかしは、心の殺人と言っていい。 その具体的なものに、親がかわいそうとすぐ手を出して育てるということがある。 こうしなさい、あぁしなさい、と口を出すのもこれだ。 子供の自主性はほとんど育たない。 いつまでたっても自立しない大人になりやすい。 では、ほったらかしでいいのか。 いや違う。 先日ある幼稚園の園長先生に大変いいお言葉をいただいたので紹介しよう。 「親」という字は、「木」の上に「立」って「見」ることだ。 決して手は出さず、口は出さず、それでいて子供を隅々までよく見ること。 これが本当の愛情のある「親」だ。 僕もまったく同感だ。 この書き込みで気付いて欲しいのも正しくこのことだ。 僕の書き込みはもう下手だから何日も何日も掛けているが、さすが教育のプロは言うことが違う。 たった一言で総てを言い表してくださった。 甘やかしとは、別の表現では「ちやほや」育てることだ。 ちやほや育てられることで「高慢」を身に付ける。 ちやほや育てることで「我慢」ができない。 ちやほや育てることで「幼稚」な大人になる。 その結果として、働きも学びもしない人の出来上がり、ということだ。 そして恐ろしいことは、そうして育てられた人が子育てをするとどうなるか・・・・ 僕はもう目を覆いたくなる。 お父さん、今の日本ではこれが多い。 だからこそ父親がキリッと凛々しく立ち上がって欲しい。 子育てを本気で行うと、これほど難しいことはない。 僕は個人事業で、「子供をビデオに撮って売る」商売を目指して、そして貧乏ながらも今、それで喰っている。 幼稚園の仕事以外の収入は、ほとんどない。 この仕事で食べられるようになった。 この仕事を立ち上げるのがどのぐらい大変か想像して欲しい。 もし、簡単だと思うなら挑戦してみますか、この仕事。 僕は仕事を立ち上げるのには成功したが、四人の子供のうち二人の育て方を間違えてしまった。 ビデオの仕事よりはるかに難しいのが子育てだということを身にしみて、「知っている」のではなく「分かっている」一人のお父さんなのです、僕は。 ある大学の理事長先生の言葉。 人の営みで、子育てほど難しい事業はない。 だいぶ前だが、幼稚園の卒園式に言われていたことを鮮明に覚えている。 お父さん、自己流の子育てはとんでもない失敗のリスクがあることを肝に銘じて覚えて欲しい。 この書き込みは、子育てに真剣なお父さんしか読むはずがない。 僕の活動は、そういう心のあるお父さんの参考になれるよう目指している。 ##### Snowmen Camp Club ##### (07/1/21) ディキャンプ 晴れ:10℃ もう今ごろは、戸田のグリーンパークではだれもいないことを知っているが活動をした。 なぜかというと、不思議なもので自分自身の楽しみでキャンプしようとは全然思わないのだが、こうしてキャンプ・クラブとしての活動だと思うと足取りも軽く行動できるのだ。 結局、僕の気晴らしにはなるというわけだ。 べつに奇麗事ではないということ、僕の隠居生活の始まりみたいなものだ。 それでも、僕の古い友人がまた参加した。 ここのところ皆勤賞だ、彼は。 寒いのでまたお昼に鍋料理をして食べた。 そして前回同様、家内と友人の三人でだだ広い土手を気持ちよく散歩したあと、いつもの露天風呂に入った。 そのときに、その友人が「歩いて足が張った」と言う。 運動不足は、どうやら僕だけではないようだ。 年寄り三人の散歩の話しでした。 お粗末。 2007/1/23 (カブ新聞02/9/5) 舎営 感想文 パレオエクスプレスにのって 男の子 ぼくは24日〜26日秩父のキャンプに行きました。 と中で秩父のSLパレオエクスプレスにのりました。 初めてだったのでとてもドキドキしました。 パレオエクスプレスにのる二週間ぐらい前にき車や船のもけいがいっぱいある交通はく物かんに行き本物そっくりのSLのもけいがありましたが、本物の、SLのパレオエクスプレスを見たとき、ものすごくかっこよかったです。 なぜかというとパレオエクスプレスの 「パレオ」 と言うのが2000万年前、秩父に生きていた海じゅうからその名前をとったのときゅうこうのいみである。 「エクスプレス」 をあわせた名前がパレオエクスプレスだそうです。 あと黒いボディと石たんでけむりをもくもくとだす、すがたがとてもたのもしくてかっこよかったです。 しゃえの思いで 女の子 わたしは、さいしょしゅうごうばしょにいくとき、・・・ちゃんと・・・ちゃんに会いました。 わたしと・・・ちゃんは、さむいといってたのに、むこうにいったら「あついあつい。」と言いました。 でもわたしは、リュックのにもつがたいへんで、がんばりました。 でん車にのってきたら、はじめてSLにのりました。とちゅうで・・・ちゃんとわたしと・・・ちゃんでいっしょにのりました。 次に朝ごはんのときわたしと・・・ちゃんと・・・ちゃんがのこしてしまったので、・・・ちゃんと・・・ちゃんが、「がんばって。」といってくれました。 つぎの日も、ナスが3人ともきらいだから、・・・くんのお母さんが「がんばっておいしいからたべなさい。」 またつぎの日のこしそうになったけどのこしませんでした。 キャンプファイヤーをしました。 わたしと・・・くんが×ゲームをしていやなことでした。 あとねるときねむれませんでした。 ポカリスエットのCMをやっていました。 けどうるさいから・・・ちゃんかふくちょうがきて「それほどうるさいんだ。」とおもいました。 となりのへやでたいちょうたちもビールをのんでおおさわぎしていました。 (すみません、子供の感想文は正直です) すこしまえにきもだめしをしました。 目かくしがとれたので「やってやってー」とわたしは1人でおおさわぎして・・・くんのお母さんがやってくれました。 たのしかったです。 SLにのってさとじにとまったよ 男の子 さいしょ、しんこしがやえきからとうぶせんで羽にゅうまで行ってSLのってえきべんをたべてさとじについて荷物をおろしてタ−プやはたをたてました。 そして7じ30分になってゆうしょくをたべてねました。けど・・・くんが・・・くんをわらわせてすぐにはねられませんでした。 あさになったらモーニングゲーム(簡単なゲームを朝することになっている)をしてあさごはんをたべにいきました。そしてハイキングにいきました。そこは山でくまがでるひょうしきありました。たいちょうはどんどんすすんでいきあぶないところで「もうおまえたちはここからすすめない。」といって下りになってさとじにかえりました。そしてみんなでかくれて「・・・くんをおどろかす、」といっておしいれ・さぶとんのうしろ・ふくおきにかくれておどろかしました。そして、だいせいこう・・・もいたけど・・・くんはビックリ。 そして、6じ30分にごはんをたべてそしてまたまくらなげとビックリさくせんまた、だいせいこう。そしてはをみがいてねるとき、また、・・・くんがエロイクイズや女の子がへやからでたとき(ここから・・・くんにいわないでください)女の子のおしりとかさわろうとした そして、ねました。 ・・・くんや、・・・くんがかいちゅうでんとうの光がはんしゃしてあんまりよくねられませんでした。 次の日朝セレモニーをやってモーニングゲームをやって朝ごはんをたべて川に行ってさいしょにマスづかみをやってかまどをつくってやいてたべました。ぼくはマスを3びきたべて、つかまえたかずは(・・・くんと)9ひきです。 そして、川あそびをやってかえりました。 でんしゃの中でねました。 そしたらおりておなかがいたくなりました。 夏キャンプ 女の子 わたしは、朝、起きた時、心がドキドキしていました。 集合してみんながあつまってとうとう、出発に出ました。 長く電車にのっていて、のりかえをしました。 そしてつぎにSLにのったからドキドキしました。 おひるSLの中で駅弁を食べました。 のこしちゃったけどおいしかったです。 そしてやっとさとじにつきました。 開所式をしまいた。 そのあと灯ろう作りをしました。 むすび方がちょっとできなかったけどよかったです。 そして夕食にいきました。 そのあと肝試しをしましたこわくなかった。 つぎにお風呂にいってねました。 25日になりました。 きがえをして、ハイキング出発。 登る時が一番つらくてちょっとないてしまってはずかしかったです。 さとじについて、シャワーがきもち良かったです。 そして夕食にいって営火してお風呂にはいってねました。 朝がきて26日さいごの日がきました。 朝食たべて閉所式やってさとじ出発。 電車にのってのりかえしてあるいてマスのつかみどりです。 マスをみんなでつかまえておいしく食べました。 水がとてもつめたくてきもちよかったけど石がいっぱいで、足がいたかったです。 電車の中でキャキャうるさいほどしゃべっていました。 (おわり) キッンプ 男の子 ぼくは、24から26まで、キャンプおしました。 ぼくは、はじめに、パレオエクスプレスに、のりました。 ぼくは、エクスプレスに、のて、えきべんをたべました。 ぼくは、よるにきもだめしおしました。 いちばんたのしかったことわ、きもだめしがすごいたのしかったです。 かわあそびもさかなとりもたのしかったです。 夏キャンプ 女の子 このまえのしゃえは、1日目きしゃにのりました。 たのしかったです。 2日目山のぼりはたかいしクマにごちゅういとかいてありました。 あせびしょびしょになってつかれました。 3日目さいの日になりました。 さいごの日は、川にいきましたかわは、つめたくてたのしかったです。 夏キャンプ 男の子 一番おもしろかったのが、とうろうを作るのです。 ぼくは無心で作ってたら一番早くにできました。 ぼくは、まず・・・と・・・のをてつだいました。 できあがったらみんなのを見ていました全員のができてとうろうをじっと見ていて思ったのは。 フッ、ぼくのが一番うまいなと、思いました。 夜になってぼくはたたみの部屋に行きました。 なにが始まるんだと思いました。それは、おわかれ会でした。最後にプレゼントをもらったときさいごに・・・と・・・から絵をもらいました。うれしくなりました。 ゆび人形は、とてもうまいなと思いました。 さいごの夏キャンプだったけどよい思い出になりました。 夏キャンプに行って 女の子 わたしは、ちちぶにキャンプに行きました。じょう気機関車にのるのは2かい目です。 じょう気機関車にのるまえに写真をとってじょう気き関車にのったのでせきがあまりあいていませんでした。その次に駅弁を食べました。のりが機関車の形ですごいと思いました。気車をおりたら気車がユウタンする所を見ました。そしたらせきたんがおっこちていたので拾いました。 さとじについて灯ろう作りをしました。 わたしのは、のこぎりでたけをきりました。 灯ろう作りは、始めてなのでうまくできるか心配でした。でも女の子チームの中で一番さいしょに作りおわったのでうれしかったです。 でもわたしの灯ろうがまがっていたのでちょっと作りなおしました。 火をつけるのが楽しみです。 きもだめしはおてらの上の山でした。 ロープをたどって目かくしをしていったのであんまりこわくありませんでした。 でもテープ(効果音を出していた)がちょっとこわかったです。つぎの日朝食を食べたらハイキングにいきました。 森の中はすずしかったです。でもおちそうでこわかったです。とちゅうのごはんはすごくおいしかったです。虫はあまりいませんでした。ハイキングが早くおわったのでホースで水あそびをしました。つめたくてきもちかったです。 その次に出しもの(営火での)のれんしゅうをしました。 夕食を食べたらランプファイヤー(キャンプファイヤーの間違え)をしました。ランプファイヤーではとうろうに火がついていました。ちょうちんみたいでした。出しものはれんしゅうが少なかったからうまくできました。おどりが楽しかったです。おとうさんがインディアンにへんそうしていました。 その次におふろに入ってねました。 朝食を食べてさとじを出発しました。 そして、武州日のえきとうちゃくしました。 そしてカマドを作りました。そしてマスずかみどりをしました。わたしは2ひきつかまえました。ぬるぬるしていてうまくつかめなかったけと楽しかったのでまたやりたいと思います。次にごはんをたべました。おいしかったです。川あそびは水がつめたかったです。だからきれいな石をさがしていまさいた。 新こしがやえきとうちゃくして仲よしのわ(そういう儀式)をしてかいさんしました。 とっても楽しかったのてまたやりたいです。 たのしかった、夏のキャンプ 男の子 ぼくの心に残ったことは、SL「パレオエクスプレス」にのった事と、なんだかわからないけどしょくじの事でした。 ぼくは、SLのまどをあけて、SLが、カーブしているときに、うごいているSLのよこすがたが見ることができました。 だけど、ところどころに、SLのけむりで、目がかゆくなったところがありました。 そのあと、でんとうみたいなのを、作っていたので、えいかのだし物れんしゅうは、すこししかできなかったので、・・・君が、モゾモゾしていました。 おふろは、・・・君がさわいだので、みんなおこられて、・・・が、おしおきをしていました。 次に、ふとをしいて、ねようとお思ったら、しょうてんやろう!っと・・・が言って、ぼくが、ざぶとん1まいっとか言う人になりました。 ぼくは、川にはいりたくてしょうがなかったけどいったらなんと石はいたいしきがえるところもないしつめたすぎていた。 けど、すごくおもしろかった。 (おわり) 夏キャンプをやって 女の子 私は夏キャンプをやってとてもいい勉強になりました。 山登りでは、山の登り方がよく分かりました。木の根が出ている所は、後ろむきになってゆっくりとおります。坂道では、走らずに歩いて行きます。 きもだめしは、けっこうこわかったです。でもおどろかしているのは、・・・ちゃんとテープということが分かりました。 マスのつかみどりは、最初はうまくいかなかったけどなれてきたらたくさんとれました。チームのみんなと石かまどを作って、そこでマスを焼きました。 私はマスの魚が大すきです。マスはとてもおいしかったです。 川遊びは楽しかったけど水がつめたかったのであまり水の中には入らないで川の石を、けずっていました。 私の夏キャンプのめあては、山登りで、 「つかれた」 と、言わない事でした。今年の夏キャンプでは、そのめあてがたっせいできたのでうれしかったです。 お父さん、子供と一緒に大いにアウトドア−を楽しもう! そしてこの書き込みを参考に「心を強く」育てる遊びをたくさんしよう! 子供は、心が強く育つことで「幸せを感じ取る能力」が身に付くのです。 2007/1/21 (カブ新聞02/9/5) 舎営 三日目 最後の日は河原に出て、そこでニジマスのつかみ取りをした。 そして石でカマドを作ってそのニジマスを焼いて食べた。 前年度は都合で「シシャモ」だったが、やはり意味合いとしては川魚だね。 おおざっぱにはこのようなプログラムだった。 明日はちょっとお休みで、明後日、スカウトたちの感想文を載せようと思う。 余談 ここまでの一年間で活動日数は、49日となった。 この一年は、僕がイメージする活動のタタキ台になった。 これを基に次年度は馬鹿馬鹿しいほどエキサイティングになる。 今朝の朝刊のトップに「納豆でやせる」というテレビ番組の捏造の記事がでている。 人は、意識の内になくても何かを信じていなければ生きていけないものだ。 建物のような財産、金、地位、たいがいは自分のそうしたものを信じて生きている。 そして、自分の持ち物よりいいものを持っている人に嫉妬し、ひがむものだ。 そこで自分の持ち物に飽きて人のものが欲しくなる。 実際にそれを手に入れるために行動する人がでてくる。 それは、たいがい必要なくただ本人の見栄が動機だ。 そのために無理な人生を送ろうとする。 そのしわ寄せはたいがい子供にいく。 具体的には、朝ごはんを子供に食べさせない親がいっぱい出てきた。 調理済みの食事で子供に家庭の味を与えなくなった。 決していいことではない。 これは、エスカレートすれば争いになり、もっとでかくなれば戦争の元になる、のではないだろうか。 現代の日本人は、多かれ少なかれこういう傾向があると僕は思っている。 そしてそれをあおっているのがテレビ放送だろう。 この捏造番組で、そこら中で納豆が売り切れた。 テレビ番組は、毎日、欲を誘う内容のものを放送している。 そうしなければ番組にならない。 物質欲、名誉欲、性欲、・・・ 納豆騒ぎは、やせて男が欲しいという性欲に関係している。 僕は、夕方にビールで酔うが、日本人の多くは「豪華」な何かで酔っ払っているように見える。 本当の幸せは、そんなことにないのに。 子供に何か豪華な物で「幸せだね」と言葉がけをすることで、子供はもので幸せを欲しがるようになる。 止めて欲しい。 できたら、この書き込みをよく読んで、本当の幸せは、幸せを感じ取る能力であって物にないことを教えて欲しい。 悲しいかな、テレビ番組は、日本人の一番の実質の「宗教」になっているのだろうか。 だって、それを信じて疑っていないのだから。 明確な宗教を持っていないから、こういう馬鹿げたことが起こるのだ。 2007/1/20 (カブ新聞02/9/5) 舎営 二日目 二日目の活動はハイキング。 ボーイスカウトの定番だ。 記事を読み直して思い出すことはいっぱいあるけど、このときに僕のズボンにズーッとしがみついていたスカウトが、この間ボーイ隊を卒業してその上のベンチャーになった。 本当に子育てはアッと言う間に終わってしまう。 僕の感想では、まるで車のエアーバックのように一瞬にして膨らんでしまう。 そんな感じだ。 三番目の子は、ちょっと障害があったので自分なりにものすごく考えて育てた。 自己流にしても間違えを少なくしようと思って、いろいろな本を読んだ。 一番参考にしたものがボーイスカウト関係の著作だった。 心理学的なものも読んだ。 その中で僕には難しすぎるのが、「発達とはなにか」 永野重史著 東京大学出版会 だ。 この本もこの間の本と同じ職員室にあった。 もう何年も借りっぱなし。 ともかく一音一句を読むのが大変な本だ。 今、また読み直している。 不憫な子ほどかわいいと言うが、まったくそのとおりだ。 その子が元気良く社会人になってくれた去年の春、僕はセミの抜け殻の気分になるという列記とした心の病気を起こした。 病名は何とかと知り合いが言っていたが忘れた。 そもそももう、どうでもいいという脱力感が襲っていた。 それだってもう一年経とうとしている。 まぁ、この書き込みは、僕の心理的な埋め合わせをしているのが動機となっている。 子供は、それほどにして愛する対象のものだ。 愛されるより、愛する方が心が熱くなる。 子育ては、それを体験できる素晴らしいものだ。 大変だからこそ面白い。 僕の「親子キャンプ」のビデオで「遊びの進化」では、このことが言いたかった。 さて、キャンプだが二日目の夜は営火、キャンプファイヤーをやった。 「ジャンボリー」という言葉は、BS用語であるとこの間記したが、この営火も恐らくBSが発起人だ。 スカウトたちが前日作った「灯篭」の花道を通って入場する。 その灯篭には、カブ隊の五つの「さだめ」というのがあって、それの一つずつが書かれてある。 結構神秘的だ。 ぜひカブ隊のリーダーの方にお勧めする。 帰りには、その灯篭に自分の名前が書いてある。 凝っているでしょう? 営火そのものは、スタンダードに決めた。 このボーイスカウトという運動は子供の心を育てる具体的なものだ。 そして内容はまったく違うが、ボーイスカウト、青年会議所、ロータリークラブ、ライオンズクラブ、これらすべての活動は、煎じ詰めて言うと「リーダーシップ」の学びの場なのだ。 社長でこの学びを怠っていると社員はついて来ない。 先日、知り合いが、このリーダーシップの概念さえないということが分かった。 だれでもそういう人を信頼することはまずない。 さて、若いお父さん、お父さんはその家族においてしっかりとリーダーシップをとってください。 奥さんも、お子さんも、心からそれを望んでいるはずです。 お父さん自身がしっかりリーダーシップをとって子育てをしましょう。 そのことでお子さんもそれを学習します。 社会でいろいろな人を束ねるという仕事をするときに必要不可欠な能力です。 2007/1/19 (カブ新聞02/9/5) ついにやってきた舎営(キャンプ) 一年の活動の総仕上げ、夏の舎営。 この年のテーマは、 「線路は続くよどこまでも」で8月24日〜26日、秩父鉄道の蒸気機関車に乗ってい行った。 おおざっぱなプログラムは、一日目は、汽車で移動。 宿について、キャンプファイヤーで使う「灯篭」を一人一個作った。 そして隊長をビックリ、喜ばさせることがあった。 それは、四番目の僕の子と、そして同じ年の子の二人がこの舎営でカブ隊を卒業する。 それで、女の子のスカウトが自主的にその二人のために送別会をしたいと申し出てきた。 いつの間にか仲間意識が強く芽生えてこうして友情を自分たちで築くようになったのか、と思うと本当に今思い出しても嬉しくて涙が出そうだ。 こういうスカウトたちのお陰で僕自身生きる本当の喜びをいただいた。 もちろん、そうしているスカウトたちは僕よりももっと生きる喜び、本当の幸せを味わったことに違いない。 物や金では決して得られない本当の幸せとはこのことだ。 お父さん、お子さんにこのような体験を小学校に入ったらたっぷりと年中味あわせよう。 消費の喜びではなく成長の喜び。 そのことで、自分自身の力で自分の人生を切り開く元気が身につき、結果として、お子さんの心が強く育つと思う。 けっして自動的に心が強く育つことは、ほとんどないと思う。 だからお父さん、頑張って欲しい。 その送別会は女の子が出かける前に考えていたらしく、送別会のプログラムや準備物もちゃんと用意されていた。 本当に僕はビックリした。 予定外のことだったので、リーダーが肝試しの準備をしている間にスカウトたちに自由にそれをさせた。 そのときの写真がカブ新聞にあるが、楽しそうなのは言うまでもない。 そんな旅のエピソードがありながら、その日の夜には、まず僕の三番目の子に「鉄道999」のちょっと怖い話しを聞かされてから、スカウトたちの期待通り(?)の肝試しをした。 二日目のことは、明日のお楽しみ・・・・ つづく 余談 昨日、無事にビデオ屋の会−ビデオナー・ビズネット−の勉強会ができた。 10年にして初めて僕が講師役を務めた。 僕のような個人経営のビデオ屋は、本当に基礎技術がないまま商売を始める方が多い。 そこでホールにおける撮影のイロハや録音について実技を行った。 とくに録音は、ビデオ屋家業で一番ドジを踏むことが多いので詳しく行った。 それで妙なことに気付いた。 それは、ビデオ屋になりたいと思う人が案外その基礎的なものを学びたがらない傾向があるということだ。 もちろん、昨日集まった方々は、そうではない。 会員20名で概ね半分の参加だった。 もう知っているからだろうか、いやそうでもない。 なぜなら、年に一度会員から自己紹介ビデオを集めてそれを1本のビデオにまとめるということを僕がしているが、音声レベルがみごとにバラバラなのだ。 まったく違う話しだが、この間この書き込みで紹介した一冊の本「発達障害かもしれない」は、ある職員室にあったものだ。 そこの園長先生が職員にぜひ読んでもらいたいと、机の上に置いておいたそうだ。 しかし、残念なことに一番最初に興味を持って読んだのは、ナント、ビデオ屋の僕だったそうだ。 この二つのことで分かったのは、案外みなさん、学ばないということだ。 大人が学ばないで、なんで子供が学ぶのだろうか? 子供は大人の真似っこをして育つ。 お父さん、メモを取って欲しい。 そうだから、働きも学びもしないニートが増えたのだということを。 専業主婦とかいって、家事をしない母親がいたとして、もし子育てをしていたら恐ろしい結果を招くかも知れない。 若いお父さん、さぁ立ち上がれ! 僕にしてみると、それで本当にいいのかと思うが、面倒なのだろうか、自分の職業や家事を真剣に学ぶ人が予想以上に少ないのは驚きだ。 おそらくこの現象は、日本中のことのような気がする。 長唄のような古典芸能の世界を「芸界」という。 その芸界でも「銭を追って芸を磨かず」という戒めの言葉がある。 それがあるということは、それだけ昔から銭を追うばかりの人が多いということ他ならない。 お父さん、子育てという芸をぜひ真剣に身に付けてくださいね。 よろしく! 2007/1/17 (カブ新聞02/9/5) 8月18日 イカダ競争をした。 その年に、よく合流した相手のカブ隊の隊長から初めてお誘いがあった。 僕は、10年間社会人のスキーサークルで活動をした経験があるのでカブ隊の隊長になってすぐ企画を立てられたが、その隊長は普通の主婦だ。 だからいきなり具体的な活動をどう計画し行動すればいいのか多分、分からなかったのだと思う。 それは、当然だ。 しかし、僕と一緒に活動をしているうちに自分自身で企画が立てられるようになったのだろう。 まったくそのことを意識してはいなかったが今思えば副産物も豊かに実ったみたいだ。 お父さん、子供と遊ぶということを見下してはいけない。 大人だってこのように成長することを覚えて欲しい。 さて、人生とは摩訶不思議だ。 その初心者隊長がしたことは突拍子もない。 その隊長が隊長資格を取るために研修所へ行った時にできた友達の隊長に、ペットボトルで作ったイカダをもらってきて、それを小学校のプールで浮かべてスカウトたちに競争させたのだ。 その小学校のプールをこの企画のために開放させた交渉力は凄いと思いませんか? 7月25日ごろには夏休みで学校が終わる。 そのあと、8月18日まで先生がプールに塩素を入れ続けて管理してくださったのだ。 凄いでしょう? しかもザリガニ釣りのときと同じで、もともと同系列だった3ヶ隊がこのときも合流した。 人は見かけによらないという格言を僕は体験学習した。 活動的には、そのペットボトルでスカウトたちにイカダを作らせる方が体験としては有益だったが、その隊長が初めて僕に企画を持ち込んだ割には、上出来のものだった。 スカウトたちは、小雨が降る中でも大いに盛り上がったことは想像に難しくない。 お父さん、個人的にこのような派手なことを子供に体験させることは難しい。 だが、キャンプはいつでも出来る。 なぜ、キャンプが子供の心を強く育てるのにいいのだろうか。 いくつか理由がある。 一番いいのは、なんといっても大自然の中ということだろう。 建物の中という人工的な空間ではなく、人がこの地球の生物だということを身にしみて感じる。 その体験こそが子供に、地球の環境保護を考えさせるいいチャンスなのだ。 しかも自然は厳しい。 寒い、熱い、風が強い、とても気楽ではない環境だ。 厳しい環境だからこそ子供が生き延びようとする、本来持っている生きるエネルギーが惜しみなく出てくる。 だからこういう体験をたっぷり味わうことで恐らく「ニート」になりにくくなるのだろうと推察する。 このことに関しては今から100年前にべーデン・パウエルが実験して試したところだ。 あと、ボーイスカウト流に工作物を作って生活をするのなら、そこにはものすごい量の「工夫」が体験できる。 その工夫の仕方を、Snowmen Camp Club ではパクッた訳だ。 どう盗み取ったかは、このホームページに載っている「親子キャンプ」のハウツービデオのダイジェスト版を見て参考にして欲しい。 勘所のいいお父さんなら、それを見ればだいたいのところ実践できると思う。 やって欲しい。 お父さん、キャンプは夏のものだと思っていませんか? 実は、夏よりこの今の冬の方がはるかにキャンプ生活を楽しめるのです。 Snoemen Camp Club は、通年、月に一度戸田のグリーンパークでディキャンプを実施しています。 お父さん自身でお子さんの心を強く育てよう!! そのお手伝いをSCCで行っています。 2007/1/16 (カブ新聞02/9/5) 8月9日 秋葉原の交通博物館へ行った。 今はもうこの施設はない。 この年の舎営(キャンプ)のテーマは、「線路は続くよどこまでも」だ。 秩父鉄道の蒸気機関車に乗っていく。 それでいったい蒸気機関車とはなにか、電車とどこが違うか実物の構造が見られるので行った。 そのほかに、普段、僕のボロアパートにスカウトを呼んで「蒸気機関車の操縦」のシュミレーションゲームをパソコンで遊ばせた。 スカウトたちに、これらのことで「蒸気」の性質という科学、蒸気でピストン運動から回転運動に変えるという工学、そのゲームでパソコンの操作、そういったことを体験で教えた。 子供だからすぐ忘れてしまうが、いろいろなことを通してそれらに触れていくうちにきっと身に付くように覚えるのだろうと思う。 つまり、暗記ではなく実験ということに近い。 そして最後に実際にその蒸気機関車に乗る。 十分以上の動機付け、伏線、予習、をもって舎営に望む。 ぜひお父さん、このことをメモって欲しい。 ここが、ただのレジャーか教育かの違いになる。 親子キャンプもそのやり方次第で、ただのレジャーか子育てなのかの違いができる。 Snowmen Camp Club の月一回のディキャンプでは、そのことをお父さんに訴えている。 お父さんの子育てはエプロンを着て台所に立つことではない。 こうして必ず体験を伴って「不思議」を子供に味あわすことが必要だ。 余談 知識だけの子育ての恐ろしさ。 医者の子が姉を殺害するという事件が起きた。 その医者は一瞬にして一人の子供が殺され、一人の子供が殺人者となった。 恐らく仕事も失う可能性があるだろう。 僕の長男が、今は小康状態だが、グレて暴れまくっていたときに一緒になって悪さをしていた子がいた。 結局その子は少年院へ、父親は会社を首になり家を失ったと聞く。 子育てを軽く考えるのは、恐ろしい結果を招く。 それらのことは、お父さんにもっと子育てをしっかりやりたまえという天からのメッセージと考えて欲しい。 飯さえ食わせれば育てたと思っている方、塾さえ通わせれば教育したつもりになっている方、交通事故より確立が高く悲劇が待ち受けている。 その一番耳にするのが「ニート」「うつ病」ではないだろうか。 さぁ、お子さんと一緒にフィールドへ飛び出そう! 大自然の中で学ぶものは、想像を越えてでかい。 子供と一緒に生きる喜びを思いっきり味わおうではないか! 2007/1/15 (カブ新聞02/9/5) 8月3日〜4日 一泊お泊りを近くの教会の会堂を借りて行った。 公民館のようなパブリックではなかなか宿泊ができない。 そこで理解を示す教会の会堂を借りた。 カブ隊のリーダーの方にこれ、お勧めだ。 教会によっては、バレェなどの趣味の団体に会堂を貸すところがある。 そういうところに、@ボーイスカウトは、本来、明確な宗教を奨励する青少年育成運動 A会堂の現状復帰 Bスカウトたちに教会が身近になる というアピールが効果的な交渉ポイントになる。 一度うまくいくと次年度も引き続き借りられるだろう。 このお泊りは、ここで前年度も行った。 スカウトの中には、創価学会の子もいたが事前の説明をきちっとしていれば問題ない。 ちなみに、その子は毎年曹洞宗のお寺にも来ていた。 さてこの年は、いつもの仲良しのカブ隊と合流して15名のスカウトが集まった。 たくさんいると何をやっても豪快で面白い。 この企画は、「簡単な調理をする」という履修科目をクリヤーするためと夏のキャンプの練習が目的だ。 カレー作り、スイカ割り、ランプファイヤー、どれも盛り上がった。 記事によると、この年度は他団のカブ隊との合流が活発で、そのカブ隊のほか、二つのカブ隊と活動を共にした。 僕が受けた印象では、どうもBSのリーダーは閉鎖的だ。 自分たちの殻に閉じこもりたがる傾向が強い。 たしかに、合流でのデメリットもあるが、メリットの方が断然多い。 どこの隊もスカウトの人数が減っているのだから、スカウトたちの仲間意識の向上の体験に、こうして合流する意味は大きいはずだ。 さて、お父さんも自分の家族だけではなく、同じような子供がいる家族と合流してアウトドア−をしよう! 子供に社交性を身につけさせることはすごく大切だ。 日本人特有の島国根性ではこれからの時代では確実に生きにくくなる。 積極的に多くの人との交わりを子供に体験させよう!! スカウトの感想文 きょう会でのおとまり 男の子 ぼくはきょう会でごはんをたべたりしました。 きょう会での、おとまりはスゲ〜〜〜〜たのしかったです。 もうほんとうのほんとです。 ひるとよるうちのママがきて次の日のあさとセレモニーをしてるとききてカレーはほんとうのほんとのマジおいしかったです。 ゆめでたいちょうたちがおいかけてきたゆめをみました。 ・・・ちゃんもおいかけてきて「ウオ〜〜〜〜。」とかいっていました。 そしてセレモニーが終わったらゴミ拾いをしました。 そしてゴミのかずは11こでした。 そしてかえるときママが「カレーおいしかった」っていたらぼくは「うんメチャメチャ、おいしかった」。 といいました。 そしていえにかえったら水ぶろにはいって・・・くんとあそびました。 おとまりかい 男の子 ぼくは、8月3 4日おとまりかいにいきました。 ぼくは、すいかわりをしました。 すいかおわたからみんなで、たべました。 すいかわりがおわたらカレーをたべました。 いちばんたのしかたのわすいかわりでした。 すいかわりをまたやりたいです。 教会のお泊まりをやって 男の子 ぼくは、教会での、お泊まりに、さんかしました。 はじめは、カレーのにるところまでやりました。 その次に、虫とりです、行くときは、はりきっていたけど、やるときは、なんかへんで、上げはぴきくらいでした。 それから、次に、すいかわり! なにか、わからないけど、すいかわりになったとたんに、うれしくなりました。 そして、ぼくのチームで、一番できないといってた・・・ちゃんが、ひび1こくらいのすいかを、ボコ。とわりました。 ぼくは、・・・ちゃんのうしろなので、もうわられてしまいました。 だけどかるくコシッとやってやったけど、へんかは、やっぱりかるくだからなかった。 このようにしてお泊まりは、とても楽しかった。 2007/1/14 (カブ新聞02/8/20) 7月25日〜26日 小屋で一泊 何回も何回も専用キャンプ場へ行って竹で小屋を作った。 そして、風で一度潰れて、それを修復しやっとこの日を迎えた。 ドラマだね。 さて、カブ隊の面倒を見るだけの三番目の子のために、ボーイ隊で作るようなものをこの日に合わせて作らせた。 その時に僕もそれらを作れるようになった。 僕が軽く40歳を越しての挑戦だ。 だから若いお父さんだってやる気があれば出来る。 ドラム缶の五右衛門風呂、これは団のリーダーに用意してもらった。 立ちカマド、竹を組んで床が長方形の本格的なものを作った。 簡易型で床が三角のもある。 テーブル、Snowmen Camp Club では今「筋交い」を紐で作っているが、そのころの筋交いは竹で組んでいた。 使っていて一日もすると緩んでしまう。 あまり実用的ではなかった。 流し台、これの構造は凝っている。 流し台と言ってもシンクのようにへこんでいる訳ではない。 ちょっと荒めに竹を組んだ台で水を流すと下にビニールシートが張ってあって、水はそのシートに添って流れてバケツに入る、というものだ。 こうしてキャンプ生活に必要なものを市販品の道具ではなく手作りの工作物を作って使う。 そこには、たくさんの工夫が必要になる。 つまり教育効果が期待できるというわけだ。 これは、Snowmen Camp Club のキャンプの原点になった。 そして、「親子キャンプ」のビデオを作ってそのノウハウを伝えようと考えることになった。 このホームページでそのダイジェストが見られるようになっているから、ぜひご覧下さい。(ただし情報量が多いのでブロードバンドでのみ見られます。) 三番目の子とカブ隊とは別にそこの専用キャンプ場へ行ってそれらを作った。 夏の暑い日には、たいした用事でもないのに「倉庫整理」と言っては出かけて一人でその五右衛門風呂を沸かして入ったこともある。 だれもいない、そしてものすごく大きな木に囲まれて一人で入ると、とても関東平野にいるとは思えない別世界となる。 入りながらビールを飲めば、もう天国そのものだ。 この遊びに一番ハマッていたのは、僕自身であったことに間違えない。 ここに告白する。 しかし、だからこそ子供たちに熱くそれを教えられるのだ。 ここは肝心なところだ、お父さん、メモってください。 さて、そのときのキャンプの様子をスカウトたちの作文で再現しよう。 小屋のおとまりをやって 男の子 ぼくは、小屋一泊が、おわると、すぐ、次のあさに、りんかんがっこうだったので、じゅんびが、いっぱいあったのでけっこう、あたまが、こんがらりそうになりました。 そして、小屋の所に、行ったら、小屋が、こんどの、たいふうで、つぶれていました。 だから、みんなが、きてから、なおしました。 それから、こやが、なおったのは、やくはん日でした。 そして、五えもんぶろという、おふろに入り、きもだめしをしました。 そして、雨が、と中で、ふったので、体がびしょびしょなっていました。 だから、体をふいて、ねぶくろにはいったらあつかったので、かけぶとんにして、ねました、そしたら、・・・とかがじゃまして、よくねむれなかったけど、たのしかったのです。 それで、二日目、ぼくらが、おきたのは、わからないけど、セミの、うるささで、おきました。 そのとき、・・・たちが、どこか行こうとしていたので、ぼくは、「まだあるいたらだめだよ。」っといったそしたら・・・は、「なんで。」っといったので、ぼくは、「まだくらいからおこられるから。」っと言った、けれども、・・・たちは、ゆうこときかないでいってしまった。 そのときに、むこうから、「コラ、なに出あるいてんだ、ねてなさい。」っとどなった声がしたとき、やっと、おちこんだかおを、しながら、・・・たちがかえってきた。 「そらいった。」っとぼくが言った。 それから、竹で、つくえをつくり、そのつくえを、つかって、おひるごはんを、たべて、かいさんした。 <おわり> 小屋一泊をやって 女の子 私は、小屋一泊をやって、一番楽しかったのは、ごえもん風呂に入った事です。 始めはこやを立てなおしました。 そのあと雨がふってしまったので貨車(そこのキャンプ場に泊まれるように置いてある)にひなんしてねつをはかったらねつがあったのでみんなより早くお風呂に入りました。 バーベキューもとっても楽しかったです。 ・・・の家で作った牛にゅうはとってもおいしかったです。 そのあとねるしたくをしました。 ねようとした所できもだめしが始まりました。 ちょっとこわいけど楽しかったです。 けいひんはハリーポッターのシールでした。 次のおとまり会やキャンプでは、ねつをださないようにしたいです。 小屋1ぱくして 女の子 わたしは、自分たちで作った小屋でおとまりするのは始めてです。 おとまりするまえは五えもんぶろとみんなでいっしょにねることがとてもまちどおしかったです。 小屋1ぱくが始まって1日目の夜きもだめしをしました。 ・・・ちゃんがガイコツになって出てきました。 でもあまりこわくありませんでした。 そのあとおとうさんが、ハリーポッターのシールをくれました。 そのときは、とてもうれしかったです。 次の日の朝わたしはじゃがいものかわをむいたりキャベツをきったりしました。 ホットドックを銀紙でくるんでぎゅうにゅうパックに入れて焼きました。 こげてるのもあったけどおいしかたです。 その次に、竹でつくえを作りました。 みんなで力をあわせて作ったのでうまく作れました。 キャンプ 男の子 ぼくは、7月25 26日にキャンプにいきました。 ぼくは、きもだめしで、・・・くんがおどかしてきました。 100%こわかったです。 たのしかったことわみんなで、バーベキューをしたことです。 かしゃでのおとまり 男の子 ぼくは、かしゃで一ぱくおとまりしました。(そこのキャンプ場を通称「貨車」と呼んでいた) さいしょにとまった日のよるごはんはおいしかったです。 ぼくは、肉(14こ)ウインナ−(3ぼん)にんじん(2こ)ほんとうたのしかったおとまりでした。 かえる日の朝ごはんはホットドックを1ことトマトはんぶんたべました。 かえりのバスの中でねていたらいきなりきもちわるくなりめざめて「・・・ちゃんきもちわるいといってげぼを「げ〜〜〜〜」とはいてしまいました。 これじゃたのしかったかおもしろくなかったわからなくなった。 けど思いだすとおもしろかった、おとまりだった。 小屋に泊まって 男の子 ぼくは、小屋に泊まって一番楽しかったのは、五右衛門風呂です。 ドラムカンの中に入るのにまわりが熱いか心配でそうっと触ってみました。 でもまわりは、熱くなくてホットしました。 一人で入る五右衛門風呂は、空も見えて静かでとてもちょうどいい温度できもちよかったです。 肝だめしは、神社で行われました。 神社は暗かったけれどこわくなく反対におもしろかったです。 小屋に泊まりに行って寝る場所を決める時ぼくは、みんなより早く蚊とり線香の真下に決めてみんなは、蚊にさされたかわからないけどぼくは、さされませんでした。 ごはんもとてもおいしくてよかったです。 みんな、隊長お母さん達ありがとう。 みんなで力を合わせてつくった小屋ができあがってそこに泊まれてすごくよかったです。 子供の作文は、ぎこちないがリアリティがある。 すでに僕は忘れていたことを思い出させてくれた。 いかがでしょうか? 子供たちのこの体験を素晴らしいとは思いませんか? お父さん、ぜひお子さんにも体験させましょう! ぜひ、最寄の活発なボーイスカウトに入るか、Snowmen Camp Club の活動を尋ねてきてください。 そのノウハウをお伝えします。 2007/1/13 (カブ新聞02/8/20) 7月14日 ポスター展 地区が主催のポスター展に文化祭で作ったポスターを提出した。 このポスターはスカウトを勧誘するものだ。 リーダー側で選定するのとスカウトの投票で優秀な作品を選び、さらに上の展示会へとその作品がエントリーしていく。 子供たちに整った絵を強要する内容で、僕の子供の絵に対する考え方とまったく逆な活動なので気乗りしなかった。 地区にある全部のカブ隊が集まっていた。 そこでその後、うちの隊と他2ヶ隊、計3ヶ隊合同で「ザリガニ釣り」をしに移動した。 ボーイスカウトの活動は、ある程度人数が増えると団を分けることになっている。 バブル経済のころ、急激にスカウトの数が増えたらしい。 それで分かれていったという経緯の3つの団のカブ隊がこの日合同で活動した。 記念すべき活動だった。 実は、その大元の団に僕の四番目の子がビーバー隊にいたのである。(なぜ転団をしたかは、別項を参照されたい) その大元の団を引っ掻き回すおばさんは、このころ影が少なくなっていたことと、その当時の隊長と僕が仲良くなったので実現した。 もう一つのカブ隊は、いつも合同で活動しているところでやはり同じ系列のところだったのだ。 さて、ザリガニ釣り大会は3つのカブ隊がそれぞれ同じ人数だったので、違う隊の子の三人グループを編成した。 そして、何をするのも必ずその三人で行動するというルールを与えた。 トイレへ行くのも、ザリガニの餌をリーダーのところまでもらいに行くのも、ともかく三人バーディで行動させた。 即興の見知らぬグループでスカウトたちはいかに早く友達になれるかという体験が味わえたと思う。 このときのスカウトの作文がないことが残念だ。 ザリガニ釣りは大盛り上がりで、制限時間ぎりぎりまで夢中になってスカウトたちは釣っていた。 粒ぞろいのでかいやつをどのグループも大漁だった。 最後に、大きさも数量も一番いいグループを表彰した。 スカウトのゲームでは、必ず大げさな表彰をする。 それでチームのモチベーションを上げる体験を年中するわけだ。 このことで訓練を受けていない子よりは、活発、快活、に見えるようになる。 ここらへんは、運動部と似ている。 お父さんも、例えば親子でキャンプをしたときに、子供に仕事をぜひ与えて欲しいのだが、それが上手に出来なくても最後にお子さんを表彰しよう。 その具体的な方法は、Snowmen Camp Club のディキャンプに参加すれば分かると思います。 子供の目が輝きますよ! 余談 隣町の取引先の保育園の職員室に一冊の本があった。 「発達障害かもしれない」 磯部潮著 光文社新書刊 700円 僕は読むのが遅すぎた。 僕の四人の男の子のうち、上二人はグレてしまった。 この本でハッキリ分かったことは、その根本問題も分かったがそれより「二次障害」の方にこの本を読んでいたら防げただろうということだ。 二次障害とは、よく災害で報道される「二次災害」とほぼ同じような意味だ。 僕の子供たちと同じように学業のあまりよろしくない子供たちは、おそらくかなりこの二次障害を受けているのではないかと思うようになった。 親が子育てについて無知がゆえに起こしてしまう。 親だけではない、学校の先生もこのことについて無知なことがあると、この本にあった。 子育てでも自己流は非常に危険だ。 無知ほど恐ろしいものはない。 お父さん、ぜひこの本もお読みくださることを心から勧める。 そして、何人かのスカウトを預かるボーイスカウトのリーダーは絶対に読むべきだ。 僕のような素人でも分かりやすく解説してくださった著者に感謝したい。 2007/1/12 (カブ新聞02/7/10) 7月6日 「世界の取引ゲーム」 いつもの仲良しの団のカブ隊と合流した。 午前中その準備で午後取引を開始した。 笑える。 実に愉快なゲームだ。 文章でどうやったらそれを再現できると言うのだろうか。 写真を見ると、元気一番のスカウトが腕組みをして黒板に貼り付けてある日本製の自動車の記念品を見つめている。 その表情ったらありゃしない。 真剣そのもの。 写真をお見せできないのが残念だ。 もうこの一枚だけでも笑える。 通貨は、べーデン・パウエルにちなんで「BP」で紙幣のみ。 パソコンで作った。 紙幣の真ん中にBPの肖像入り。 その下に「スカウト銀行券」となっている。 凝っているでしょう? スカウトの遊びか、リーダーの遊びか、まったく入り乱れている。 さて、その自動車がたくさん展示してある黒板の前に「作務衣」を着た日本国の僕と、相棒のカブ隊の隊長がいる。 色とりどりの民族衣装を着たスカウトたちは、その日本国に自国の輸出品を持ってきて売買交渉をする。 もちろんはじめに挨拶をする。 その時に僕は、インドでは「ナマステ」ということを知った。 まったく脱線してしまうが、ついこの間幼稚園の遠足をビデオで撮った。 動物園へ行った。 子供たちとそこに入ろうとしたとき、インド人のお姉さんがいた。 そこで唯一僕が知っている挨拶「ナマステ」を子供たちにも教えてした。 通じたよ! そうしたら、そのお姉さん、「ナマステ」とは会うときにも分かれるときにも、朝でも夕方でもします。 と流暢な日本語で教えてくれた。 なぁ〜んだ。 子供たちとそこにいた先生と一緒にズッコケる思いだった。 すみません、話しを戻します。 世界にはどういう国があって、どういう民族衣装で言葉なのかを調べて使ってみるのが履修科目だった。 アウトドア−にならないこの活動を梅雨の時期に当てた。 それをどう脚色した企画にするのか、僕の創造力をかきたてたね。 葛藤がなければドラマにならない。 スカウトが困るところに葛藤が出来る。 思いっきり困らせた。 カナダだったか、商品を持ってきてこれを売りますという。 日本は一言「いらない」。 カナダ人は目をパチクリしている。 そのうちにカナダ人は「これ買って!」と命令形になる。 今思い出すだけでも噴出してしまう。 日本国は、「じゃぁしょうがない、いくらだ?」。 カナダ人「1万BP」。 日本国「高い、いらない」。 今思うと意地悪だねぇ。 普段言うことを聞かないから、ここぞとばかりにお返しをした。 カナダ人は「じゃ、8千BPにする」。 日本国「どうしようかなぁ、ところでこれ何?」。 カナダ人「シャケ」。 日本国「シャケにしては高い」。 カナダ人「じゃぁ3千BP」。 日本国「ならば買おう」。商談成立と相成る。 また脱線してしまうが、読者が普段僕が値切る人だと思い違いされると困るので真実を語りたい。 それは、普段僕はまったく値切らないということだ。 ウソではない。 だいぶ前だが、このホームページを作ってくれた風変わりなパソコンの先生と一緒に秋葉原へ、僕のPCを買いに行ったときのことだ。 その先生は、そのパソコンが十分に安いことを調べてその店に行った、と思う。 当然値札が赤い。 それにもかかわらず、彼は値切った。 脇にいた僕の顔こそが真っ赤ッ赤。 僕の知り合いではないという振りをしてその場から離れた。 ね、分かるでしょう? 僕は小心者なのだ。 しかし、その先生はしつこいね。 最後には「僕の娘がここで働いている・・・・」 その先生、家に帰って娘に怒られたということだった。 世界の取引。 さんざん値切られたスカウトたちに知恵がでてきた。 これは冗談ではなく本当に大切な教育効果のところだ。 つまり工夫が生まれる。 商品を初めより大きく作って高く売ろうとする子。 値切られる分初めから高く売ってくる子。 セット売りしてくる子。 一番すごいのは、かわいい女の子が泣き出しそうになって売ってきた。 もうこの歳でそのテクニックを使って落とすのか!? そうこうしているうちに、日本国に商品がだぶついてくる。 輸出国は生産が間に合わなくなる。 そこで日本国がそれぞれの国に商品を転売することにした。 もちろん日本国としては仕入れより高くしなければ商売にならない。 そのことをなんとなくスカウトたちが聞こえるようでかい声で相棒の隊長と相談をする。 そして、それぞれの国同士でも取引するようスカウトたちに勧めた。 もう集会場のそこら中で大取引になる。 笑えるのは、たった今売ってきた商品をその子に売ったことだ。 しかも商売の原則どおり利益を乗せて売ってしまった。 こう見えても僕は昔10年間、有名な会社を相手に営業職をしてきたんだ。 そうこうしているうちに外貨をたくさん稼いだスカウトがでてきた。 もうちょっと稼げば、目指すメイド・イン・ジャパンの自動車が買える。 冒頭の写真は、そんなときのものだ。 取引は活発になり、どうすれば外貨がたくさん獲得できるか、それぞれの子が試行錯誤しながら要領を覚えていった。 ここが体験教育となる。 お父さん、答えを教えてしまってはいけない。 これ重要だからメモを取って。 次第にお金持ちがその自動車を買いに来るようになった。 最後の数台は、競売したとある。 2007/1/11 (カブ新聞02/7/10) 6月22日 午前中、いつもの団のカブ隊と合流して 「世界の取引ゲーム」の準備をした。 写真を見ると集会場の机の上が輸出品の生産のため、画用紙、マジック、はさみ、そんなようなものが散乱している。 地球儀を見ながら調べものもしている。 スカウトたちは夢中だ。 そのときの記事。 隊長もね、まさかこの歳で地球儀とニラメッコするとは思わなかったんだ。 マレーシアとシンガポール、名前は知っていたけど、それがどう位置するかは知らなかった。 勉強になったよ。 地球儀や、いろいろな国の本、日本との取引の資料、みんなは、分かったような、そうでないような・・・・。 そうこうしているうちに、獨協大学で英語の先生をしているハミルトンさんが遊びにきてくれました。 小さいころ、やっぱりスカウトをしていたんだってさ。 二本の指を地面に指して、(カブ隊独特の儀式)「リ〜ス、うさぎ〜、しか〜、くま〜」って同じようにやってたんだって。 日本を良く知っているへんな外国人でした。 午後には、前年度から実施した「禅の体験」をしに曹洞宗のお寺へ行った。 写真を見ると二列になってビッシッと正座をしている。 別に何の指示も出さないのにスカウトたちは、その場の雰囲気でそのように行動した。 そのときの記事を紹介しよう。 いつもは、静かにしろ、だの、騒ぐな、だの、きちっとしろ、だの、だらしなくするな、だの、最後は、どうしても分からない? と隊長が擦り寄っていくのに、このときはみんなは、静かにならんで、しかも正座をしていました。 本物の住職の貫禄を感じたね。 本当だったら、毎日こうして修行をすればいいんだろうなぁ。 年に一度だけじゃ、なんだか君たちには不足のような感じがするんだが・・・・ どうだろう、たまには、お父さんやお母さんの前で、禅をしてみては・・・・ きっと涙を流しておうちの方が喜ぶと思うんだがなぁ。 文面から僕の普段の奮闘振りを垣間見ることができる。 子供の心を育てるのは容易なことではない。 だけど、こうして振り返ると本当に人生を豊かに過ごせた。 スカウトの世話をしていたのだが、実は僕が生きるエネルギーをいただいていたことが、今、ハッキリと知るのだ。 ありがたい。 マザーテレサも言っていた。 「私がしてあげているのではない。 彼ら(貧困にあえぐ人)からもらっているのです。」と。 スケールはまるで違うが、今、その意味が分かる。 若いお父さん、本気で子供の心を強く育てよう!! お父さんにもこの意味が必ず分かる日がくる。 そして、お父さん自身の心に本物の幸せがあふれ出てきて、それは決して枯れることはない。 人生って、なんてビックリするほど素晴らしいのか! ねぇ、お父さん。 2007/1/10 (カブ新聞02/7/10) 6月16日 「世界の取引ゲーム」の準備をした。 いつもの仲良しのカブ隊と合流して行う。 このゲームは、僕が隊長をしていて最高のものになった。 どういうものかというと・・・ 隊長が日本国を勤める。 輸出する品は、「自動車」だ。 プラスティックの板に車の絵を描き、トースターで暖めるとまるでアワビの踊り焼きのようにクネクネしながら小さくなる。 それが輸出品であり参加賞だ。 話しはまったく関係ないが、アワビの踊り焼きは本当に可愛そうだ。 僕は刺身にしてもらったことがある。 どっちにしても食べられてしまった。 さて、すぐ脱線してしまうが、その自動車を輸入するためにスカウトたちは、自国の産物を日本に売って外貨を稼がなければならない。 そこで問題なのが、スカウトがいったいどこの「自国」なのかということだ。 さっそくスカウト会議を開いて、ゲームの内容説明をした。 そしてそれぞれのスカウトがなりたい国を探しに地球儀へと旅立った。 子供は本当に地球儀が大好きだ。 いくらでも眺めている。 そしていろいろな国を見つける。 僕の四番めの子と同じ歳の子がリビアを見つけた。 なるべく日本に近い太平洋沿岸の国にしようよ、商品を運ぶのが大変だろう? と、隊長。 もうすでに外交交渉が始まっていた。 さて、スカウトたちは、それぞれの国になりすまして、ではなく、なりきるために、まず民族衣装と挨拶の言葉を調べた。 実はここが履修科目になる。 とても一回の集会で全部できない。 準備は何日か、かけることになる。 こういう集団での遊びは家庭ではできない。 だからこそ社会教育が必要になる。 本当にここのところ学校がこの社会教育までも親にせがまれて背負い込んでいると思う。 学校は読み書きそろばんをしっかりやっていればいいのに。 そして家庭教育でしなければならないものをも学校がやっている。 だから親がますます子育てを放棄するのではないだろうか? 僕にはそういう現象に見えてしかたがない。 保護者を甘やかすことは、結局、それをしなくなるということに教育改革の方々は知るべきだ。 子育ての自己責任をもっとハッキリとさせるべきと思う。 親が子供の心を育てようとしないで、ひきこもりや自殺、いじめ、を全部学校の責任にしている。 僕はそういう親の態度を不愉快に思う。 でも安心だ。 若いお父さんは、自分で子供を育てようと思うからこそ、ここを読んでくださるのだから。 そういうお父さんがいる限り大丈夫だ。 2007/1/9 (カブ新聞02/7/10) 6月8日 小屋作りをした。 いつもの専用キャンプ場へ行ったら、ナント、小屋の骨組みがつぶれていた。 ガックリ。 即効で復旧しようとしたら、材料の竹がボリッ、ボキッ。 スカウトたちは、「もういやだぁ〜」と悲鳴を上げている。 シナリオを学んで一番重要なのは、この葛藤だ。 ストラッグルとも言う。 葛藤がないドラマは成立しない。 また葛藤が陳腐なものを「水っぽい」と言う。 葛藤が人生の真理をつくような深く大きいものを編み出すと名作となる。 黒澤の映画は、そのテーマ性が世界に認められたのだ。 スカウトたちは、潰れた骨組みで落胆する。 いい葛藤だ。 そこで負けてしまったらドラマにならない。 隊長の本当の腕の見せ所。 スカウトたちにエールを送って一日で半完成まで漕ぎ着けたとある。 体験教育で大切なのは、こういうことで心を育てることだ。 だから失敗や、負け、そういったことにこそ教育効果がある。 簡単に先生の指示通り作ったら出来た、なんていうのでは本当の体験教育にならない。 失敗や負けをどう乗り越えるのか、考え実行する。 それでもまだダメ。 なら手法を変えてもう一度チャレンジ。 こうして子供の心が強く育つ訳だ。 原理を理解して普段の生活で応用してください。 お父さん、われわれ大人でも人生に大いなる葛藤があってこそ成長できるのです。 そして子供は、大人自身の成長振りを見てまねっこします。 気楽で楽しいという消費が目的の水っぽい人生ではなく、お父さん自身が勇気を持って人生の成長を目指してください。 そしてお父さんの体験をお子さんに熱く語ってください。 きっといいお子さんに育つことでしょう。 注:人生の成長とは物や金を手に入れることではなく、お父さんの心の成長 を意味します。 2007/1/8 (カブ新聞02/6/17) 6月1日 越谷ハイクと銘打って12キロのハイキングをしている。 このときの号は、その特集だ。 今までミニハイクでおおむね4〜6キロを月に一回ぐらいの割合で歩いてきた。 その練習を積み重ねた上での企画だった。 コースは、周回で「北回り」と「南回り」の二手に分かれて、「北回り」は、行きが商店街でどんなお店があるか観察して紙に記録する。 「南回り」は、行きが土手で自然観察をして、やはりこれも紙に記録をする。 そしてどちらも大きな公園を目指す。 その公園で二手に分かれたスカウトが出っくわしたところでチーム対抗の「シッポ取りゲーム」となる。 そして、それぞれのチームは逆の道のりで帰る。 仲良しのいつもの団のカブ隊と組んで、男の子と女の子の二つのチームに分かれて行動した。 商店街の記録、自然観察、シッポ取り、それらの総合得点が高かった方のチームが勝ち、という企画だった。 一年間のハイキングの総集編という訳だ。 スカウトたちに作文を書かせた。 面白いところを紹介しよう。 「越谷ハイクをやって」 女の子 ・・・この越谷ハイクは、キャンプの練習かなぁと思いました。 女の子チームは先に花を調べて、後にお店を調べたけど、・・・ ・・・私はその後にみんなでせん湯に入りたかったです。 「ミニハイク」(企画名を間違えている) 男の子 ミニハイクはつかれました。 まるでうんどうかいの「みかぐら」を、おどっているようだった。 つかれて、目がまわった。・・・ あしが、がくがくした。 そして、いきが「ハァハァ」していた。 ほんとにつかれた。 「こしがやはいく」 男の子 (全文) ぼくは、12キロあるきました。 ぼくは、12キロですごいあるいて、あしもすごい、いたくなりました。 ぼくは、しっぽとりで、おんなのこちむで、しっぽをとりました。 で、おとしあながかかて、はまて、しまいましたけど、いたかったです。 すごいたのしかったです。 またいきたいです。 「越谷ハイクで勝負」 男の子 (ほぼ全文) ぼくは、6月1日に南部第一公園からけんこうふくし村まで・・・団と合同で歩きました。 行きは、しょう店がいマップにお店の名前と絵を書きながら歩きました。 けんこうふくし村に着くと大しっぽとりゲームをしました。 男の子チームと女の子チーム、・・・団の旗をかかげていかにも、せん国時代のいくさをおもわせる様でした。 草むらをかけ分けて女の子チームのしっぽとろうとした時、女の子チームのパワーにおされて、ぼくは、あっけなくしっぽをとられてしまいました。 とってもくやしかったです。 帰りは、・・・団の・・・君と(相手の団の子)かばんのもち合いをしながら歩いていると、道ばたにおいしそうなびわがなっていました。 隊長がつまみぐいをしたのでみんなも食べました。 とってもおいしかったです。 隊長からのメッセージ みんな越谷ハイクの12キロは、頑張ったね。 足が痛くなったり、疲れていやになったりしたけど、でもさすがカブ隊のみんなは、そんな弱虫を吹き飛ばすことが出来ました。 これからもその調子で、どんなにいやでも、・・・ちゃんのように「がんばるぞう」という気持ちを起こすことの出来る強い心の人になってください。 そして、その強くなった心で、人生を堂々と思いっきり生きる人になってくださいね。 ♪ 岩をブッチ割り、ブッチ割り〜 ・・・団の仲間は、強いぞ〜♪ 余談 強い心に育てる、その人の人生が物質的ではなく心豊かに生きるために必要なことだ。 そのまったく逆が「幼稚」という人生だ。 幼稚とは、その人がその歳相応に心が育っていないことを言う。 10歳では、10歳での。 20歳では20歳での。 30歳では30歳での心の成長があって本当の幸せを感じ取ることができるようになる。 しかし、日本の現在はいくらでも「気楽で楽しい」ことができる。 気楽で楽しく、物質的に立派で、という生活を子供のときから洪水のように浴びて生きる人が多い。 するとどうなるのだろうか? 辛いことに耐えられなく、苦しいことを乗り越えられなく、いやなことを工夫して過ごすことが出来ない人になる。 最悪、心の病気を引き起こしやすくなる。 そういう生き方のどこが幸せなのだろうか。 朝日新聞の07年1月8日朝刊のトップに「難婚世代」という記事が出た。 二人の例を挙げている。 その一人は、34歳のおばさんだ。 理想の結婚相手として、年収一千万以上。 最低でも正社員。 世田谷の高級住宅。 専業主婦。 子供は海外留学。 だって。 もう一人は31歳の男だが、日本の不名誉を書き込みたくない。 馬鹿馬鹿しいったらありゃしないが、これに近い人はいくらでも見受けられる。 僕が言う幼稚とは、このことだ。 そういう人たちは、そうなるように育てられたということを、若いお父さん、気付いて欲しい。 けっして偶然にそういう心の弱い人になったのではない。 甘やかされて、物質的に高慢に育てられたのです。 ぜひ、この越谷ハイクでスカウトたちが乗り越えていった姿を想像していただき、お子さんにちょうどよく、しかも本人にとって大変な体験をたっぷりと味あわさせることで心を強く育ててください。 幸せとは、幸せを感じ取る能力である。 そういう強い心に子供を育てよう。 ### Snowmen Camp Club ### 07年1月7日 晴れ:11℃:微風から強風 ディキャンプを実施 タープの回りにシートを張り巡らせ(コシマキと呼んでいる)風を防いだ。 「親子で工作」ののぼりを立てても人がいないので、家内と二人でのんびりと過ごす。 そこに古い友人二人が参加した。 お正月用の食材であった「カニ」が安く手に入ったので、ナント、豪華に「カニ鍋」のお昼をいただいた。 一人の友人はそれを食べたら飽きて帰って行った。 僕と、家内、そして友人の三人で荒川の土手を散歩した。 土手の上に上がると、富士山の裾が見えた。 秩父連山、反対側には筑波山の一部も見えた。 日光の山はかすんで見えない。 ものすごい強風で僕の家内以外は吹き飛ばされそうだった。(多少の演出表現) 古い友達との会話は、たいがい昔やっていたスキーの話しだ。 いくらでもネタは尽きない。 まるでディズニーの「わんわん物語り」の年老いた犬同士の友達の会話そのものだ。 そのあといつもの銭湯の露天風呂に入った。 僕は毎日その湯に漬かるのだが、古い友人とディキャンをしたあとに入る湯は、まるで温泉旅行をしている気分になる。 彼もそうだと言った。 打ち上げもいつもの「みさき」でやった。 この店は鍋がうまいのだが、昼食べたので「あじのたたき」の名物を頼んだ。 こうして古い顔をつき合わせて食べているとまるで30年前のスキー場にでもいるようだった。 子供たちにも、いい友達に巡り合えていい人生になりますように。 心豊かな人生が味わえますように。 2007/1/7 (カブ新聞02/5/29) 5月26日 ゴミゼロ運動に参加して街でゴミ拾いをした。 記事をそのまま。 なんでゴミをポイポイ捨てるんだろうね。 それは、人間の「わがまま」があるからなんだ。 僕にはないよ、そう思っても「わがまま」は、人間である限り心の中に住んでいるいやな鬼なんだ。 だから、ゴミ拾いをしていて、だれかが捨てたゴミとは思わないで、自分の「わがまま」を拾ってゴミ箱に捨ててみよう。 そう隊長が話しをしました。 結構、ヤーンらしい言葉掛けが出来るようになってきている。 いかがかな、こうしてボーイスカウトのリーダーも真剣に学べば得るものは絶大だ。 ただし、この運動自体は宗教ではない。 くれぐれも混同しないように。 まぁ、BSに入らなくても宗教そのものを学べばいい。 そしてこのように子供に情操教育をしましょう。 もちろん、必ずその言葉に関連した体験があるように。 今、国会で教育改革がどうしたこうしたと騒いでいるが、このような情操教育を宗教を学んでお父さんが家庭で行わなくなったところに問題の根本がある。 お父さんがしないで、学校にそれを求めるから肝心な学業がどうしても減る。 学校に体験教育といった本来社会教育が担うべきことをするから学業に影響する。 なんでもかんでも学校に育てさせようとして、親自身がしようとしないところがダメなんだなぁ。 これを読んでいる若いお父さん、お父さんは自分の子は自分で育てる決心をして心の強い子にしよう。 子育てを他人任せにするのはよくない。 頑張って、お父さん。 2007/1/6 (カブ新聞02/5/29) 5月9日 団行事として「団ボリ−」をした。 ジャンボリーのパクリネーミングだ。 写真を見ると、2ヶ月に一度の活動がいいというボーイ隊が6名、カブ隊10名、ビーバー隊0名、カブ隊の面倒をみるためにだけあるベンチャー隊に僕の三番目の子が1名が写っている。 4チームに分かれてドッジボールをしたり、風船のしっぽ取りゲームを楽しんだとある。 ボーイスカウトは、団によって内容がまったく違う。 お父さん、子供にボーイスカウトの体験をぜひお勧めするが、本当に熱心に活動しているところは、地区によって違うだろうがあまり多いと思えない。 だから、入団の時は必ず見学をして確かめて欲しい。 キャンプを年間10回以下のところは注意が必要だ。 実はここらへんを境にして僕の隊にスカウトを入れるのを止めた。 なぜなら、ボーイ隊の内容がひどすぎるからカブ隊では良くてもその先が見込めないからだ。 近場の公園で活動していて、何人かの母親が入団を希望してきたことがある。 全部、僕が見てしっかりした活動をしている他団を紹介した。 ということで、これからまたじわじわとスカウトの数が減っていく。 それでも内容はさらにエキサイティングになる。 2007/1/5 (カブ新聞02/5/29) 一つ飛ばしてしまった。 4月28日に病院へ副長のお見舞いに行っている。 5月12日 カブラリーに参加 おおむね中学生ぐらいがボーイ隊と呼ぶ。 そしてボーイ隊の大会で日本全国のスカウトが集まるものを「日本ジャンボリー」と言う。 世界のスカウトが集まるものを「世界ジャンボリー」と呼ぶ。 ちなみにこの「ジャンボリー」とはボーイスカウト用語だ。 ミッキーマウスの体操を幼稚園界隈でよくやるが、その一節に ♪・・・ジャンボリ〜、ミッキマウス、ミッキマウス、ミッキ、ミッキマウス♪ というのがあるが、これ、ボーイスカウトの大会のことだ。 それに対して、カブ隊は県連クラスで行っていて、その大会を「カブラリー」と言い埼玉県のカブ隊が集結する。 6〜7歳が対象のビーバー隊は、ビーバーランドと言って地区が主催する。 四番目の末っ子は、事情で団を3回も替わったがそれでもなんとか、ビーバーランド、カブラリー、日本ジャンボリー、に参加できた。 そしてその参加できたカブラリーの記事だ。 ボーイスカウトの教育方法を暗中模索、試行錯誤、でその著作物を(ボーイスカウトの著作物は多く、充実している)読みあさっている最中でこのカブラリーがあった。 もう必死だった。 仕事を蹴飛ばしてでも(実際に仕事をキャンセルした)活動の充実を図っていた。 そして、2ヶ月に一度の活動で十分だという保護者が消え去り、スカウトの数は前日にも触れたように2〜3名まで落ちたが、それから盛り返してちょうど10名でこのカブラリーに参加できた。 良かった。 ラウンドテーブルで仲良くなった隊とおおむね行動を共にした。 いろいろなゲームをやった。 そして切手収集のコーナーを見学したら広報係のカメラマンにパチリ、県連発行の県連だよりの記事に僕の隊のスカウト全員が載った。 そうこうしているときだ。 僕の高校時代の友人でもう20年会っていないやつから携帯に電話がかかってきた。 「おう、谷口元気かよ。 今、どこにいる?」「カブラリーって言って森林公園にいるよ。」「おう、そうかい、じゃ、今行くは。」 その電話からたった2〜3分でそいつがやってきた。 しかも制服を着ていた。 嬉しかったねぇ。 分かってもらえるだろうか、そのときの喜びを。 ただでさえ懐かしいく嬉しいところへ同志なのだ。 スカウトのリーダーは全員ボランティアだ。 普通のボランティアとはちょっと違う。 それは創始者べーデン・パウエルの命令で「信仰を熱くし奉仕」するボランティアだ。 その友人との再会は、後に雪中キャンプのお誘いへと発展していく。 友達はいい。 古い友達は熟した酒のように価値がある。 そうだから、うつ病で悩む友人をどうしたらいいものか、諦めきれずに 「人格障害かもしれない」 磯部潮著 光文社新書刊 700円 を読む気にもなる。 お父さん、関係ないとは思わずに、この本やニートを治す本、うつ病を治す本、などをぜひ読んで欲しい。 予防のために必読して欲しい。 そうすればこの書き込みの意味がよく分かると思う。 余談 今朝の朝日新聞に「挽回できる」という記事がでていた。 出来ますよ、やるきさえあればいつでも挽回できる。 そこで必要なのはそういう気持ちを持っているかどうかに掛かっている。 つまり、心の強さだ。 それさえあれば人生どんなに転んでも起き上がることができる。 その心の強さを育てよう! お父さん頑張って! 僕は高卒で大方30歳でゼロからこの仕事に挑戦し、今、貧乏だがそれで喰っている。 親子キャンプでお父さん自身でお子さんの心を強く育てよう!! 2007/1/4 (カブ新聞02/5/29) 5月6日 小屋作りをした。 随分と長い工期だ。 前年とはまるで違うでかいものを作っている。 文化祭を見学していた子が一人お試し体験で来ていて入隊を決心したとある。 これよりちょうど一年前は、僕の四番目の子と幼稚園の経営者の子、プラス一名ぐらいが実勢だった。 それがついにスカウトの数が二桁になろうとしていた。 スカウトたちの結束具合も日に日に強くなっていった。 ここの結束しようと自分たちで思うところに、自主性が育つのだ。 学校で、熟で、母親に、課題を与えられてこなすのではなく、自ら課題を(ここでは小屋のデザイン)作ってそれの完成に向けて一致団結する姿は、本当にたくましく見えた。 そこには年代を超えた大人らしさがあった。 つまり幼稚ではないのだ。 こういう体験をたくさん、たくさん、積み重ねることで本当の自立心が育つ。 若いお父さん、しっかりとメモを取ってください。 前にも書き込んだが、今の日本の多くの問題の根本は幼稚に行き着くと思う。 幼稚とは、心が年相応に育っていないという意味だ。 今、僕は自分の将来について悩んでいない。 健やかに働くことが出来てもあと15年ぐらいだろうか。 あと20年で70歳だ。 その年で、幼稚園のお泊り保育の現場をビデオ撮影するのは、客観的に無理だ。 現実的にはそれよりももっと早く仕事が出来なくなる確立の方が高い。 明日死んでしまってもまったく不思議ではない歳になった。 だからこそ、ビデオ屋の集い−ビデオナー・ビズネット−の活動をさらに力を注いでいるわけだ。 そしてこの仕事の後継者を育てたい。 それは難しい。 僕の人生の最後の自ら作る大きな課題だ。 こうだから自分自身の将来を心配するという、みみっちいことは考えていない。 しかし、まわりを見回すと死にたくない、死にたくない、と騒いでいる年寄りがなんと多いこと。 若い頃から明確な宗教を学ばないツケが本人に来ているのだ。 まったく幼稚な年寄りが多い。 宗教を無視する幼稚な心が、どれほど恐ろしいことであろうか、僕は気の毒に思う。 それだけではない、その幼稚さで子供を育てたので今の人たちがさらに幼稚という悪循環を招いている。 それが日本の今の諸問題の根本だろうと僕は思う。 働くのがいやだ、いやだ、というニートは幼稚の極みの現象だろう。 そこで若いお父さんに頑張ってもらいたい。 心の強い子供を自ら育てて欲しい。 とこう考えるようになったわけ。 このことは、高卒の僕でも分かることなのだが・・・ いかがなものだろうか、ともかく、若いお父さんに大いに期待したい。 2007/1/3 (カブ新聞02/5/29) 4月27日 いつもの大きい公園で追跡サインに従って行くと、そこには10ヶの文房具があってゴールでそれを思い出して紙に書き出し、たくさんそれを思い出せたチームが勝ちというゲームをした。 キムスゲームと言う。 他にもたくさんゲームを本来行うらしいが、なにせニワカ隊長の僕にはレパートリーがない。 残念。 ゲームをたくさん紹介しているボーイスカウトのHPがある。 http://www.ne.jp/asahi/bs/t20/game/game.html この日も男の子チームと女の子チームに分かれて対戦した。 男の子チームの勝ち。 大いに盛り上がった。 そして、その後街で一番賑わう駅に繰り出して緑の羽募金を行った。 もう何回も募金活動を体験しているので隊長自らデッカイ声を出して見本さえ示せばスカウトたちは自ら積極的に募金を訴えてくれた。 お父さん、ここが要だ。 よいことを口先だけでいい聞かせるのではなく、お父さん自身がそれをやって見せて子供に示す。 子育ての基本中の基本です。 それを親子キャンプでしましょう! レジャーキャンプではなく、子供の心を強く育てるという目的をもった遊びをしましょう! 少しでも塾通いをして暗記させて、少しでもいい大学に行かせ、少しでもいい会社に勤めさせ、少しでも多くの給料をもらえるように育てる。 日本の子育ては、その一つの価値観だけと言ってもいいぐらいではないだろうか。 最後に行き着くところは、贅沢ができる「金」が人生の目標。 そうして生きてみたところで幸せになるとは限らない。 幸せを感じ取る能力を鍛えない限り、その人は幸せになれない。 そしてその能力は金や物や贅沢とまったく関係ない。 これらのことをよく理解してみてください。 そしてそのことをしっかり心に留めて子育てをしましょう。 その子に、本当に人生は大変で苦労して辛いことがいっぱいあったが、よかった、生きていて面白かった。 そう言ってこの世を去る。 そういう人生を送れるように育てましょう。 実は、そのフレーズ、僕の子供が毎日のように聞かさせられている。 そして、僕自身「卒業ビデオアルバム」という商品開発した苦労話しを聞かせている。 しかもその結果、風呂のない二間のボロアパートに住んでいる。 それで子供に今、不幸かと尋ねる。 子供は体験で贅沢だから幸せと言う図式は間違っていることを知る。 こうやってお父さんが見本を見せて子供に体験させて、子育てができれば日本が明るくなる。 おおげさに聞こえるだろうが、うつ病やニートという不幸にはなりにくくなるのです。 頑張って! お父さん! 2007/1/2 (カブ新聞02/4/25) 4月21日 病院へお見舞いに行っている。 副長が骨折のため入院したので制服でお見舞いに行った。 だからこれは集会となる。 このときの文面は、僕が言いたいことの総てなのでそのまま紹介したい。 ・・・副長が怪我で病院に入院しました。 優しい・・・副長がいないと夏のキャンプができません。 早く元気になれるよう仏教のおうちでは、仏様に、ご家庭が日本の神様を拝んでいたら神棚に、キリストを礼拝している家ではキリストにぜひお祈りしてくださいね。 どんなに立派な学者だとしても仏様や神様にお祈りしないのでは、自分勝手に生きている人です。 困っている人にお祈りする人は、心が美しい人です。 お正月らしいでしょう? お父さん、なんとなく拝むのではなく意味を良く考えてみましょう。 そうしたら、除夜の鐘でお寺へ行き、そのまま初詣で神社へ行くのがおかしい事に気付きます。 真剣に宗教を守っている方々にそれは大変失礼だと言うこと・・・。 その失礼な心は、子育てに影響をすると思います。 明確な宗教でよいお正月を。 2007/1/1 新年、明けましておめでとうございます。 これをお読みになっている若いお父さん、ぜひ子育てを人生の中心においた生活ができますように。 心からお祈り申し上げます。 今春も過去にあったカブ新聞を元に記事にしていきます。 そしてその後、Snowmen Camp Club の成り立ちの話しになります。 それでネタが尽きたところで、そのSCCの活動報告を詳しくしていく予定です。 たぶん、冷えた空気の中に南風が吹き込もうというころには、現在と未来の話題になろうと思います。 それではさっそく本年初書き込みといきましょうか。 (カブ新聞02/4/25) 4月20日 ミニハイクを実施。 地区のお偉方に、男の子と女の子に分けるなというおっ達しがあった。 だからそれを一組、二組、という風には呼ばずに「男の子チーム」と「女の子チーム」と呼んで事実上二つのグループ分けを試みていた。 「組」としては一つになる。 屁理屈だ。 それで、文化祭などでは試しにグループ分けをした。 このミニハイクでは、堂々と外でそのチームに分かれて活動をした。 それは、同じコースを確か15分ぐらいの時間差を設けて歩いたと思う。 カブ隊の隊長になるときに、「カブ隊隊長ハンドブック」なるものを学ぶ。 リーダーをする気がなくてもぜひ若いお父さんはこれからどうやって子育てをすればいいか、その指針になるから読むことをお勧めする。 そのハンドブックにその当時のものには、発達心理学の一部を紹介していた。 ちょっと古い内容のものだが載っていた。 それによると、この頃の(小学生)年代では、男の子と女の子は分かれて遊ぶとある。 自分のことを思い出してもだいたいそうだった。 だから、僕はそういう分け方が理にかなっていると考えた。 そしてそれは決して間違えではないと実感した。 この日、ただ歩くだけでは面白くないから自分たちで何か工夫をして歩こうよ、と言葉がけをした。 そうしたら、女の子はその途中で草で秘密の基地を作った。 男の子は、アゲハ蝶の大物をゲットしたとある。 比べようもないこの遊びを付き添っていたお母さんに「評議委員長」になってもらい評価した結果、男の子チームの勝ちとなった。 グループ分けの目的は、それぞれに対抗意識を持たせて張り合うことでモチベーションを高めることにある。 こういうこともそのハンドブックをよく読めば書いてあるし分かる。 だから、お父さん、子育ては自己流ではなく考え抜かれた教科書を読みましょう。 自己流は、ほとんどの場合とんでもない失敗のリスクを負うことを覚えてください。 その本は、それぞれの都道府県にある「県連」などで買えます。 埼玉県の場合、 〒330-0074 さいたま市浦和区北浦和5−6−5 浦和地方庁舎別館内 TEL:048-822-2463 FAX:048-822-2155 中途半端な子育てや育児書にはない骨太な内容だ。 じつに素晴らしい。 大人にとっても人生を考えるうえで非常に参考になる。 だから、お父さんぜひ読んでください。 |