スノーメン タイトル



ここのページは、お子さんと一緒にキャンプで遊ぼう!!
と、お父さんに呼びかける Snowmen Camp Club のメッセージです。

=================================

子供が小学校へ通う前に、ぜひ読んで欲しい一冊!
「お父さんだからできる子どもの心のコーチング」
菅谷 裕子 著  PHP文庫刊 552円+税

「キャンプじぃじの子育て論」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 MENU 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
● SCCキャンプの活動報告は、実施日の次の日に、
● 木曜日には、ビデオ屋を目指す方へ、
● 親子キャンプ、子育ての話題は、「キャンプじぃじ」で
● 大流行、年寄りサイクリングの話題は、「復活サイクリスト」で
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


12/8/31(金)朝 キャンプじぃじの日記

今朝の読売では、明日の降水確率は、30%だ。
でも「 tenki jp 」で検索をすると日中10%。
最近は、いろいろなところで天気予報をしていて、
みんな勝手なことを言っている感じがするのは、僕だけだろうか?

都合のいい、後者を多いに期待したいな。
明日は、
「親子で工作」を戸田市の道満グリーンパークではなく、
幼稚園の園庭を借りて、幼稚園の先生のご協力のもと、
父親と年長の子のペアを10組を集めてくださり実行できることになった。

ここの幼稚園では、元々父親の子育てについて感心が強く、
普段「お父さん先生」という名称で希望する父親に「一日先生」を体験させている。
素晴らしい取り組みだ。
この間、それに参加をした父親のアンケートを読んだ。

全体からでは、ほんのわずかな父親だが、
それでも中には、子育てについて心あるお父さんがいるという好例だな。
僕は、そういう若いお父さんにぜひ本当の「父親の子育て」を実践してもらいたいのさ。
そういうことで、父親の子育ての意識の強い幼稚園の、
さらに、その意欲のあるお父さんが10人も参加をしてくれるので、
僕は今、思いっきりハッスルしているのさ。
昨日は、その幼稚園の園庭に「竹ハウス」とSCCの旗のポールを設営してきた。

どのくらい気合が入っているのか、明日の進行表をお見せしよう。

進行表

9:50am 集合
      名札を作る、親子ペアで使う「マイ・マグカップ」に名前を書く
10:00am 開村式
      旗揚げ
      活動趣旨説明「お父さんと子供が一緒に工作で遊ぶ」
      「ナイフの扱い方を覚える」 マイ箸→竹とんぼ
      活動の流れの説明
      注意事項「自己責任」「工具の扱い方」「熱中症対策」「応急処置」
10:20am 工作開始
      もうそう竹を親子で割る (フィニッシュ、洗浄)
      「マイ箸作り」手順説明、デモンストレーション(ナイフの扱い方)
      「竹カップ」を作る
      マイ箸、カップの洗浄  ★名前をマジックで書き込む
11:30am 「流しそうめん」
      手洗い履行厳守
      やくみの説明 長ネギの切り方、しょうがのおろし方(キャンプモード)
      交代で作業をする 麺をゆがく→冷やす→流す
12:10pm 片付け
      流しそうめんの台撤去、銀シート撤去、ズンドウ鍋などの洗浄
13:00pm 「竹とんぼ」作り
      手順説明、デモンストレーション(ナイフの扱い方)
      行程順にデモ
      手直し  ★名前をマジックで書き込む
14:00pm 「竹とんぼ」大会
      滞空時間を競う、一位のみ決定
      父親に自分の子の参加賞を作らせる 見本提示
14:30pm 閉村式
      「竹とんぼ」表彰式、記念品をじぃじから
      父親から各自の子へ参加賞授与
      じぃじメッセージ「これからもお父さんとたくさん遊びましょう」
      旗下げ、閉会宣言
14:50pm アンケート用紙配布、散会

どう?
この中には、僕がカブスカウトで身に付けたノウハウがたくさん生きているのさ。
しかも、公園での「親子で工作」やマザー牧場でのキャンプのハウツーが生かされている。
僕は、子供がいなくなっても、
こうして「子育て」について、
いや、今は「父親の子育て」について研究してんのさ。
学んでいるよ、実行をしているよ!

さぁ、ここを読んでいる若いお父さんは、どうかな?
「成長」を目指しているかな?

「父親が成長した分、子が育つ」からね!


12/8/30(木)朝 ビデオマンの日記

家電の大手企業は、リストラの嵐が吹き荒れている様子だ。

名の通った企業に勤めたから、これで「一生涯安泰」と思った人こそ、その対象者なんだろうな。
だいたい僕と同じ歳の人たちが狙われていることだろう。

「一生涯安泰」という気持ちで過ごしてきた人は、
たぶん、何の取り柄も無いことがあるだろう。
悲劇だね。

人生「一生涯成長」。

これを命がけでし続けていたら、
たとえ会社が潰れても、何か一芸を持っていることでしょう。
「芸は身を助く」と昔から言われている。

僕は、今、「ビデオ屋」で生計を立てているが、
元々は、スキー仲間をビデオで撮って遊んでいたことから始まったのさ。
その格言を体験したさ。

そして命がけで学んだ。
絵画で構図を
下手くそな文章でもそれで構成を
機材じゃないんだな、「表現」の学びはね。

「卒業ビデオアルバム」の制作には、
たくさんの「学び」が不可欠だ。
そして、それらの総合力で作っていくんだな。
そこに面白さがあるのさ、機材ではないさ。

このHPの別項に「上手に撮ろう子供のビデオ」がある。
このトレーニングは、プロを目指す方にも有効なものだ。
「成長」する気があるのか、どうなのか、
口だけではなく実行できるのか、どうなのか、

「知っている」だけでは、何の役にも立たない。
「実行」して身に付けられるのかどうかが、人生のあらゆる局面で重要だ。
つまりね、
「知識教育」ではなくて「体験教育」でウデを磨いたヤツが勝ち残っていくのさ。

これからの日本社会で生き延びるためには、
ビデオ屋で生計を立てるということ以外でも、
どういう職種でも、
「一生涯成長」を実行できる者に限られていくことだろう。

「ニート」「引きこもり」「重度のうつ病」の人たちは、
根元が「快適病」なのさ。
「気楽」「快適」「簡単」な生活を当たり前にして育ったことに原因があるだろう。

何に向かって「命がけで生きる」のか、
若いうちからこれを実行できる人材、喉から手が出るほど欲しいよなぁ・・・・・
機材で空威張りする人材は不要だ。

どんな職種でもこれが言えるでしょう。

と、言うことは、そういう人材に育てることが「子育て」で大切だということになるのさ。
大学で「享楽」ばかりに溺れた人は、だから仕事が無いのさ。
僕のように高卒でも、
「一生涯成長」を目指す人材。
犬に何か芸を覚えさせるためには、「腹一杯」にしては出来ない。
「ヒト」にも同じことが言えるのさ。

「気楽」「快適」「簡単」
ひどい教育環境だな。


12/8/29(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、さぎ山野営場に3bの杭を9本打った。
そこまでで暑さでメゲて終わらせた。
その続きの作業は、来週以降だな。

その後で、今度の土曜日に計画している「流しそうめん」の準備をした。
その日、最後に竹トンボを作ってそれの滞空時間を競うゲームをするつもりだが、
それの「優勝メダル」、と言っても枝をスライスしたものだが、
それと同じもので参加賞も切り出した。

生木なのでなかなかそれが切れない。
15枚ぐらい作る内、9枚までしか出来なかった。
今朝、その続きをして日向で干そうと思う。

こうして幼稚園の園庭を借りた初めての「流しそうめん」。
なにやら台風の動き次第では、雨が降るかもしれない・・・・・
オイ、オイ、頼む、晴れてくれぇ〜〜〜。
お願い。


12/8/28(火)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、さぎ山野営場のSCCサイトに外から覗けないように高さ1.8b×長さ18bのシートを設置するために、
3bの杭を9本、
それを支える筋交い用杭1.8bを9本買ってきて、
山に持ち込んだ。

BSの倉庫に脚立があったのでそれで3bの杭を打ち込む作業をしようと思ったら、
その脚立の高さが全然足らない、
杭の頭にカケヤで打とうと思ったのだが、まったく届かない。

3bの杭は、1bばかり地面に打ち込み、
2bの高さの杭に1.8bのシートを取り付けたいのだが・・・・・

取引先の幼稚園に5bの脚立があるらしいので、
それを借りて、今日、その作業をしようと思う。
僕は、高いところが嫌いだが、
そんなことを言っている場合じゃない。

キャンプ遊びって、そういう鍛え方があるんだな。
子供が嫌だと言い出しても、
自分で取り組まなければ、食べることも寝ることもできない。
そういう環境の中に子供が次第に「自立」を身に付けていくのさ。

だから、親子キャンプでは、
子供が頑張ればできることを父親が手を出してはいけないのさ。
遅くても間違っても、子供に作業をさせるのさ。

まず初めのころは、タープを張ってデイキャンプをやってみよう!
こういう父親ならではの子育てをしてみよう!
面白いぞ!


12/8/27(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の読売、朝刊でこんな記事があった。

「物より心」過去最高64%
内閣府の調査で、
「心の豊かさ」と「物の豊かさ」のどちらを重視するかという質問に対して
20歳代〜70歳以上のすべての年代で、

「心の豊かさ」と答えたのが64%
「物の豊かさ」と答えたのが30%

だったそうだ。
内閣府では、
「東日本大震災の後、家族や友人とのつながりや時間を大切にする傾向が強まっている」
とみているそうだ。

おおいに結構。
そういう物との関係ではなく、
人間関係の中で、
「父親の子育て」
が見直されていけばいいよね。

「父親の子育て」が「おっくう」なものではなく、
「父親としての感動」があるものだということに早く気付きますように。

「いじめ」
これの問題の本質には、「発達障害」と「父親不在」が関係していると思う。
この問題を「学校教育」にすり違えてはいけない。
でも、国はあいも変わらず「学校教育」が総てと位置づけている。

ここに救えない根の深い問題があるのさ。
「父性教育」を盛り上げることが急務なんだ。
このことに多くの父親が気付いてほしい。

即効性は低いが、確実に「幸福度」の高い国になるはずさ。
「父性教育」とは、
父親が子供に「生き方」「生きる意味」「生きる価値」を知識ではなく、
心で分からせることを指すんだ。


12/8/26(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、予定通り芦ノ湖へ観光めぐりに行った。
つい先月、幼稚園のお泊まり保育で乗ったロープウエィで「大涌谷駅」まで行き、
そこから温泉が吹き出ているところまで歩いた。

そこにある山小屋で初めて「温泉たまご」を食べたな。
普通のゆで卵となんら変わらない味だった。
ただ、温泉の成分でだろうか、からが真っ黒。

その「黒」を名物にしようと、ラーメンの麺まで真っ黒。
これは、ちょっと気味が悪い。

幼稚園でのお泊まり保育では、そこからバスに乗って帰路に着くが、
昨日は、ロープウエィの下に車を停めていたから、
初めて下りのそれに乗った。

そして、「海賊船」をバックに記念写真を撮ったさ。
今度の「流しそうめん」を撮るために買ったデジカメで撮った。
小さいのに綺麗に写る。
日本の技術は、今のところ高水準だ。

この技術力を維持していかねば、国が潰れる。
ハッキリしている。
それに必要な人材を育てなくっちゃならないよね?
「一生涯安泰」を求める人では、そういう人材にならないよね?
よく考えようか。

さて、それで駐車場で三番目の子とは、お別れして、
ばぁばと二人で海を見に行った。
R-1で小田原から茅ヶ崎へ、江ノ島、鎌倉、逗子。
渋滞なのを分かっていて行った。

僕がイメージしたとおり、
車をゆっくり走らせて海岸の景色を楽しんださ。
車の窓を全開にして潮風を浴びた。

ばぁばは、ほとんど口を開けたままいびきをかいて寝ていたな。
いつもの銭湯ではなく、越谷の天然温泉「ゆの華」の露天風呂に浸かって、
マッサージ機にもんでもらって、
完璧な「観光」を完成させたさ。

たまにはね、こういうレジャーもいいものさ。


12/8/25(土)朝 キャンプじぃじの日記

まぁ、そういうことで今朝は御殿場市にあるビジネスホテルにいる。
ばぁばと二人でビジネスホテルに泊まるのは、初めてだ、のはずだ。

昨日の夜は、夜中の二時までカラオケで三番目の子と騒いだ。
その子に「息子」というフィリッピンが原曲の歌を歌わせた。
放蕩息子が消息不明になる滅茶苦茶暗い歌・・・・・
僕の四人の男の子のうち、上二人を描いたような歌だ。

三番目の子は、発達障害があるものの何の問題もなく自分の人生を歩んでいるが、
「連帯責任」ということで歌わせた。

東北で震災があったときに、
貧乏人なのを忘れて義援金を送っていたら、
ナント、その分資金ショートを起こした。
トホホホ・・・・
そのときに、つなぎ資金を貸してもらったのが、
この三番目の子だ。

父親を助けた唯一の子。

発達障害があっても育て方次第ではこういう子に育つという、
僕が取り組んでいる「父性教育の重要性を訴える」ということの好例の根拠だな。

若いお父さん、
子供の本当の「自立」は、父親次第だぞ!

今日は、これからその三番目の子が働き出すというまったく新築の老人ホームを訪問したあと、
僕が幼稚園で毎年行っている芦ノ湖へ観光で行こうと思う。
僕の子育ての「ご褒美」だな。
こんなに嬉しいことはない。


12/8/24(金)朝 キャンプじぃじの日記

来週の土曜日に予定している「流しそうめん」の準備をボチボチしている。

さぎ山野営場に建ちっぱなしの「竹ハウス」。
これのフライだけのものをマザー牧場でも設営したが、
同じものを「流しそうめん」で幼稚園にも建てる。

それで、さぎ山野営場のものは、枝が落下してフライシートに穴が開いているし、
竹製のポールの先端も壊れだしているので建て直さなければならない。

そこで、幼稚園でこれを建てるのに、
新品の竹のポールを昨日、作った。
「流しそうめん」が終わったら、それらの竹ポールは、さぎ山野営場で使おうというわけだ。

「竹ハウス」という名前からして、たくさんの竹を使う。
その竹とホームセンターで売っている12畳のシートとロープで大型のテントを作っている。
これは、BSでの工作物にはない。
谷口家オリジナルの工作物だ。
僕の子供との共同開発。

僕は自分の子供を「自立」に向けて育てるために、
それを目標にした「親子キャンプ」をたくさんやった。
そういう中にこの「竹ハウス」を編み出したんだな。
僕の大切な思い出の工作物さ。

そうして自立をしていった三番目の子が、
厳しい肉体労働を6年間やって、
今度は、介護の仕事を始めた。
今月からやっているらしい。

それで、なぜだか知らないが、仕事現場を見学して欲しいと三番目の子から連絡があった。
もう28才なのに、「父兄参観」かよ?
自立、出来てんのかねぇ・・・・疑問だ。

そういうことで、
今日は、戸田市で取材を夕方したら、
そのまま御殿場市まで行くことになった、ばぁばを車に積んでね。
まぁ、久しぶりに子供に会えるのは嬉しい。


12/8/23(木)朝 ビデオマンの日記

「命がけで生きる」

そうすれば、ビデオ屋を立ち上げるために「営業」ができる。

そうでなく機材でプロに簡単になれると浮ついた心では、

この「営業」ができない。

ここの違いで、商売が立ち上がるのか、

永遠の憧れで終わるのかになるのさ。

人生も同じだ。

「一生涯安泰」という怠けたくてしょうがない心で生きている人に

リストラの嵐が吹き荒れる。

僕のように必死に生きれば、

自分の仕事が確立できて、

そして、仕事のある隠居生活が手に入るのさ。

何にもない隠居生活ではない。

仕事のある隠居生活は、とっても面白い。

僕の夏の肉体労働は、終わった。

次は、年末と年度末が忙しくなるが、

それ以外では、基本、僕の大好きな「隠居生活」が堪能できるのさ。

「命がけで生きる」のか「怠けて生きる」のか、

これは、本人が決めている。

そしてそれは、おおむね、小学校四年生ごろに本人が深層心理で決心している

んだぞ。

その人の「生き方」は、その時に決めてしまう。

学校の成績だけでは、分からない「生きる真剣度」があるのさ。

今、真剣に「子育て」を考え直して、

父親がしっかりと父親らしい子育てができるかどうかで、

「生き生きと生きる」人になるのか、

心のトラブルを起こす人になるのかの分かれ目になるのさ。

「父性教育」

これは、子供に「生き方」「生きる意味」「生きる価値」を知識ではなく、

心で分からせる教育を指す。

そういう教育を受けた人材を掘りおこすのは、容易ではないな。

「気楽」「簡単」「快適」で怠けたい人材は、

どういう仕事の現場でも敬遠されるのさ。


12/8/22(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、さぎ山野営場の整備を完了した。
常設の「五右衛門風呂」があるのだが、
そこにパンツ一丁で入ると、小さな神社側から丸見えだ。

そこで、廻りに目隠しのシートを設置することにした。
おおむねそれは、全長18メーターになる。
目立たないように迷彩柄にしようと思う。

たいがいここまでアイディアが生まれると作りたくなるのだが、
昨日のあの暑さでメゲた。
ボロアパートの中でPCに向かって仕事をした!

自分でビックリ。
ずいぶんと「おりこうちゃん」なじぃじだった。
変わったことをしても、今日も晴れだそうだ。

ところで、
最近、ばぁばと通っている教会には付属の幼稚園があるのだが、
去年、そこのクリスマスを撮ったのだけど、
どうしても時期的に僕が忙しくてもう出来ないと副牧師に断わったんだな。

副牧師は、たぶん今年はビデオを撮らないと言うので安心をしていたら、
別の担当者から、
何のストレスもなくクリスマスの日程を僕に知らせてきた。

そこで、この間、断わったというか、それがないということになっているとその別の担当者に伝えたら、そんなことはないと一点張り。

女との交渉は苦手だ。
それで、やっぱり予定日が別のクリスマスと重なっていた。
そのことで、うまく断われるのかと思ったら、
女性は、理不尽の塊だよなぁ・・・・・
その日程を変更してまで撮れという。

そう言えば、大昔、
やっぱりプロテスタントの幼稚園で、
実質そのころ女性の福園長、今、園長先生にずいぶんとコキ使われたことがある。
ネチネチとしつこいんだよね。
そこは、通うのに遠すぎるという理由で若手に譲った。

子供がいなくなった今、そんなに仕事をしたくないんだ。

なんとなく、頑固者の牧師先生がバックで言い張っている気配もあるな。
その牧師先生は、うちのばぁばにこう言ったそうだ。
「谷口君は、僕と同じで頑固者みたいだ。」
余計なお世話だ、まったく・・・・・

また妙な教会に首を突っ込んでしまった。
これで四軒目だ。
日曜日に礼拝をサボっても一切自由・・・・・
とってもありがたいので通いだした教会なのだが、
世の中、甘い言葉には気をつけよう。


12/8/21(火)朝 キャンプじぃじの日記

たいがい、キャンプ明けの月曜日は、
死んだように寝ているのだが、昨日はそういうわけにはいかなかった。

「和食基本コース」の料理教室に参加をした。
天ぷらを作った。
えびの下準備は、勉強になった。
あとは、疲れて聞いていたような上の空のような・・・・

午後からは、倉庫整理をした。
あの炎天下、焼けきった鉄板の倉庫の中はきつい。
「男梅」のキャンディと水を補給して作業をした。

夏にしか使わないミニサイクルを奥のほうへ突っ込んで、
「流しそうめん」で使うもの・・・よしずとかを引っ張り出した。
結局、倉庫に入りきれないので、
この間買ったズンドウ鍋、2ヶや、簡易ベッド、テーブル、
そんな物は、車に積んだ。
それらは、「流しそうめん」が終わったら、さぎ山野営場の備品にする。

今日は、1カットだけ撮影をしに取引先へ行った後、
この間の雨で中断したさぎ山野営場の整備の続きをする。
そして、編集の下準備、素材の取り込み・・・・・
これは、やんないだろうなぁ・・・・・・
疲れが取れないんだ・・・・・

まぁ、これからしばらくは、年末までは隠居生活が戻ってくる・・・・はずだから頑張ろう。


12/8/20(月)朝 キャンプじぃじの日記

今年の「ごちキャン」での僕の挨拶は、
開村式では、
「ランプや薪火は、大変で面倒です。
  それが面白い遊びがキャンプなんです。」
という感じで、
閉村式では、
「薪火で調理をするのは、大変でしたね。
   こういう面倒な体験を子供たちにたくさん
     体験させてください。
        そのことで我慢できる人に育つでしょう。」
と結んだ。

いったい、どのくらい真意が伝わったかは分からないけど、
一人でも二人でも
今の日本の「快適に溺れた日々」がいかに子供の心を弱くしているのかに気付いてもらえればいいよなぁ。
この仕事をやっていて、ヤッパリこれを伝えるのが僕の生き甲斐だな。

自分の「消費」で頭がいっぱいの人は、「成長」がないものだ。

こうして、若いお父さんにメッセージを伝えたいという僕の「消費」ではない願いには、
うまくすれば、そこにいたお父さんの「成長」になるかも知れないし、
そう伝える僕の「成長」にもなっているんだな。

「子育て」もこれと同じ「成長」が子供にも親にもあるのさ。

「消費」ではなく「成長」を目指して生きるところに「感動」が生まれるのさ。


12/8/19(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、天気がハッキリしない中に、
なんとか、予定をこなしていった。

ランプファイヤーは、「ジャンケン列車」
「キャンプだホイ」「アブラハム体操」をした後、
紙芝居を二話上演できた。

今さらなのだが、
この紙芝居を二つやると時間がかかることが分かった。
来年は、一話だけにしよう。

そう、次は、生きていられれば、来年になっちまう・・・・
今年もこれで「ごちキャン」は終わっちまった・・・・

アッという間に僕の肉体労働が、これでお終い・・・・・
こんな調子で僕の人生も、ジ・エンドか・・・・・
今年も愉快な家族との出会いがあったさ。

できたら、来年も元気で「ごちキャン」やりたいよなぁ。
ナイショで打ち上げを昨日の夜やって、
4時間しか寝てなくて眠〜〜〜い。
おしまい。


12/8/18(土)朝 キャンプじぃじの日記

ポールモーリアの曲に合わせて、太陽が山のシルエットから顔を出した。
最高だね。

今まで朝食は、簡単に済ませるために、
トーストにバターをぬっていた。
ところが、普段バターを食べないところに加齢で先週の今頃、具合は悪くなかったが胸焼けぽくなった。
そこで、今朝は和食にした。

5石の飯を炊く・・・・・
訓練をしてきたが、キャンプではたぶん初めてだ。
ちょっと芯が残った。
水の分量が、ほんのわずかに足らなかった。

あとは、インスタントの味噌汁に野菜サラダ、アジの開きだ。
BGMが洋風のところ、ちょっとミスマッチな和洋折衷の朝になった。

さて、今年度最後の「ごちそうサマーキャンプ」、第5回目の
はじまり、はじまり〜〜〜。
(ここで読者は、拍手をする、どうしてもするの!)


12/8/17(金)朝 キャンプじぃじの日記

今、朝の7時55分。
マザー牧場のオートキャンプ場に着いた。
早い!

目覚ましを4時半にしていたのだけど、
それより早く目覚めて、スッ飛んで来た。
完全に渋滞前に千葉市を抜けたので、
さらに早かったわけだ。

先週は、4時半に起きて、着いたのはほぼ9時だった。
この朝の30分は、つまり、一時間の短縮になったんだな。

人間、目標があるというのは、活力が生まれる。
先週の金曜日に見つけた、「かん七」。
そこであのおいしいフィッシュを食べたい・・・・・・

うまいものは、脳みそに刻まれている。
勝手に僕の体が早く起きてしまったのさ。

さて、これからサッサと「ごちキャン」の準備をして、
目指せ、あのフィッシュ!


12/8/16(木)朝 ビデオマンの日記

カメラマンの本当の「ウデ」は、
被写体に対して深く知っていくところにある。

フレーミングという技術的なことは、
絵画を学べばいい。

どういう「絵」をつなぐのかという構成的なことは、
文章表現を学べばいい。

そして「言葉」の表現力を学べば、
現場での「しゃべり」を拾うことやナレーションが分かってくる。

楽曲のもつ雰囲気を感じ取ることを意識して学べば、
どうBGMをつければいいのかが分かってくる。

ここまで、機材の話しではない。

「物」で立派になりたがるのは、幼稚な証拠だ。
このことは、「生き方」でも同じことだ。

昨日は、久しぶりに「見沼代用水路コース」をフルでポタリングを楽しんだ。
その後で、さぎ山野営場を整備した。
これは、雨が降り出して途中までしかできなかった。

夕方、このHPを作ってくれたPCの先生に餃子とビールをゴチになった。
とってもいい隠居生活だ。
自分の好きな商売を立ち上げることが出来て充実しているのさ。
人生の充実感は、「物」では得られないのさ。


12/8/15(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、朝、ばぁばを仕事場まで車で送りながら、
さぎ山野営場を整備しに行こうと思った。

しかし、その途中で雨が降ってきた。
しょうがないから、ボロアパートにこもって編集をしたさ。
他にやることがなくなった、雨じゃね。
それが上がったよ、おかげでね。
結構、苦痛な一日だった。
滅茶苦茶、暗い人生を送った。

でも、夜には、古い友人二人とばぁばと僕の四人で暑気払いをした。
「暑気払い」が目標だから、
大ジョッキーで乾杯をした。

こういう場合、「通風を心配する」という項目は優先順位が低くなるわけだ。
目的と手段は、時と場合によっては入れ替わることがある。

こういうフレキシブルな思考回路で生きると面白いのさ。
そうでない生き方を「形式主義」という。

一流大学を出て、一流会社に勤め、
一生涯安泰・・・・・・

前半は、目標としてあってもいいだろうけど、
最後の「一生涯安泰」というのは、「なまけて生きていたい」という深層心理が見え見えだ。

この場合、目標が「なまけたい」で、「一流」が手段、
そしてレールを敷いたような形式主義的思考回路になっているな。

万が一にでも、それが適ったとして、
早晩、リストラの対象者になるのが落ちでしょう。

分かる?

世の中、そんなに甘くはないのさ。
僕は、「命がけで生きる」ことに価値を見出した。
その結果として、今の「半隠居生活」を楽しめている。

昨日の夜、
古い友人がこう僕に尋ねた。
マザー牧場でいくら貰っているんだ?
僕は、バイト料だと答えた。
やっこさんは、驚いていた。

僕にとってその仕事は、「夢中になってできる仕事」というのが目当てだ。
稼ぐ金額ではないさ。
金が欲しいなら、本業の売り上げを上げたほうが「桁違い」に多い収入が期待できる。
でもそんなことをしたら、苦痛な編集に溺れる人生になってしまう。

僕は、言うだけではないさ、
「人生の感動は、物や金にはない」
これを実践するさ。

「生き生きと生きる」
これが「生きる本当の僕の目標」だ。

目標と手段、
理念と戦術、
取り違えてはいけないよな。

今日は、無償で「さぎ山野営場」の整備をして、
久しぶりにサドルにまたぎたいよなぁ、
来年の夏の肉体労働に向けて自主トレだ。

子供がいなくなっても、僕は工夫して面白い人生をこういうふうに作り続けているのさ。

生きるのって、ゲームだよ。
かなり複雑なゲームだ。
でも原理は、とっても簡単に出来ている。
高卒の僕でも「気付き」があれば、よく分かるし実践できるのさ。

「命がけで生きる」のか「怠けて生きる」のか、
ただこの二者択一で総てが決まってしまうように出来ている。
「快適」「便利」「気楽」「簡単」は、
いかに「怠ける」のかを追求する生き方なんだよ。

「親の最大限の贅沢、豪華は、子供にとって生きる最低限の条件になる」


12/8/14(火)朝 キャンプじぃじの日記

「ごちキャン」の次のイベントは、
幼稚園での「流しそうめん」だ。

昨日は、それのプログラムと準備物リストを作った。
こういうことでは、すぐにPCに張り付くんだけど、
ビデオの編集では、なぜ、すぐに用事を作っちまうんだ?

どんなイベントでも前準備に手間がかかる。
ちなみに「流しそうめん」の準備物を紹介しよう。

竹ハウス用 銀フライシート    親子工作用 竹(箸・カップ・竹とんぼ)
竹ハウス用 竹ポール       親子工作用 小刀
竹ハウス用 ロープ・ペグ     親子工作用 救急用品
竹ハウス用 よしず         親子工作用 椅子
流しそうめん用 もうそう竹    親子工作用 ブルーシート
流しそうめん用 工作タンク台  親子工作用 ゴミ入れ
流しそうめん用 銀シート×2枚 親子工作用 工具類
流しそうめん用 工作支柱    親子工作用 工作台×3
ハンマー・ロープ・ペグ       親子工作用 スポンジたわし
工作テーブル             デジカメ・PC・ケーブル・電源ケーブル
2バーナー×2台(含予備)     SCC旗・ポール
ホワイトガソリン           クレンザー・たわし
ライター                石鹸・ピアゼロン・タオル
   簡易ベッド×2          雑巾
ズンドー鍋×2
大 鍋 (そうめん冷却用)     クーラーボックス
湯がき用ザル            保冷材
そうめん受け用ザル        氷
さい箸                   そうめん汁
20gタンク×3            わさび・長ネギ
テーブル(大 そうめn冷却鍋用)まな板・ナイフ・コッヘルセット
テーブル(小 2バーナー用)   スタッフ用そうめん(含予備)
脚立(ボーイに借りる)       参加賞・優勝賞

と、こうなる。
この企画は、僕のボランティア活動で「親子で工作」をいつもの公園から幼稚園に場所替えして行うものだ。
今回、幼稚園の協力を得て行うところが、
今までにない画期的で、これから大躍進となる起爆剤になる、はずだ。
自分に幸運を祈ろう。


12/8/13(月)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園で「流しそうめん」をやるために、
すでに一本もうそう竹を貰っているけど、
予備にもう一本、マザー牧場で貰ってきた。

今度、最後の「ごちキャン」があって、
置きっぱなしの資材撤収があって、荷物満載になるので
その前にこの大物を運んだ。

遊びについての準備は、このようにしていつも万全だ。

このぐらい熱心に編集すれば「おりこうちゃん」な僕なのだが・・・・・
ウイークポイントがあるからこそ「人間」なのさ。
親のウイークポイントをシッカリと遺伝するのが自分の子さ。
疲れた。
おしまい。


12/8/12(日)朝 キャンプじぃじの日記
昨日は、「ごちキャン」第四回目の初日。
さんざん予報で「雷雨」と脅されながらも、
結局、雨も雷もなかった。

それで、行程は全部できてしまった。
夜の僕のお楽しみもバッチリだった。

ランプを囲んで歌、踊り、を一曲ではヤッパリ物足らない。
そこで昨日の夜は、
「ジャンケン列車」で大きな輪になって、「キャンプだホイ」を一章節だけ歌い、
最後に「アブラハム体操」をした。
それで紙芝居を二話上演した。

場内での花火が終わって8時20分から始めて
9時前には、終わらせることができた。

お客さんには、「キャンプじぃじの紙芝居」という案内をしているけど、
「ランプファイヤー」と「紙芝居」は、こうしてプログラム的に完成の域に達したな。

毎年そうだが、
このキャンプは、最後の方になってやっと調子が出てくる。
それで、最終回が終わってしまうものだ。
来週がその最後の五回目だ。

これで夏も終わりか・・・・・・
こうして歳ばかりとっていく・・・・・・


12/8/11(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、思ったとおりお昼ごろには設営が終わった。
涼しいと、アッという間に作業が出来上がる。

そこで、久しぶりに富津岬へ行くことにした。
そこの公園で駐車場がタダのことと、
確か、そこで刺身定食にありつけるからだ。

ところが、
僕の脳みそナビの精度が悪くて、
道に迷った。
腹が減っていたから、地図を引っ張り出して早く到着したかった。

目標に対して、なぜか南下していたことが分かった。
軌道修正して行くと、
そこに「かん七」(かんしち)という和食やさんの前に着いた。

もう、うろうろしている余裕はない。
腹が減っていた。
のれんをくぐると、カウンターには、昔ながらのお寿司屋さんのようにうまそうなフィッシュが・・・・
ゆだれものだ。

貧乏人だが特上を頼んだ。
流れない寿司なんて、何十年ぶりだ。
うまかったなぁ・・・・、今思い出しても。

でも、茶碗蒸しに銀杏が入っていなかった。
時期じゃないからと思っても、
ファミレスのそれには、ちゃんと一個入っているご時勢に、
そこだけちょっと不満が出来た。

腹ごしらえしたところで、富津公園に車を停めて、
マザー牧場に置きっぱなしにしているミニサイクルを車のキャリアから降ろした。

その自転車で富津の町をサイクリングしたさ。
途中、海岸に出たら、驚いた。
なんでも「カイト・ボード」というスポーツらしいものを見た。

パラセーダーの小さいやつを使って、
まるでスノー・ボードのような板に乗り、海岸を気持ちよさそうに滑走していた。
そして、ときおり空中に飛び上がっていた。
ジャンプではない。
空中に浮かんでいた。

信じられない光景だった。
たまたま、そこに来た若者がそういう装備だったので尋ねたのだが、
2000年ごろからヨーロッパで流行りだしたスポーツだそうだ。

「遊び心」は、日本よりヤツラの方が上だな。
まぁ、そんな観光をして、
いつもの「君津の湯」に浸かってツマミを買出しして、
ここ、キャンプ場に戻ったさ。
夕方、5時ごろから厳粛な僕の儀式を始めたら、
7時には、お眠になって、シュラフに潜り込んださ。

今、朝の5時20分、
さぁ、今年四回目の「ごちそうサマーキャンプ」を頑張るぞ。
貧乏人が生きていくのは、こうして肉体労働をこなさなきゃならないのさ。
「辛い」と思うか「面白い」と思うかは、本人の気持ち次第だ。

もっとも、この仕事をつまらなく感じたことは一度もないけどね。
自分の子供がいなくなった今、
子供に遊んでもらえる貴重なものなのさ。

いつも思い出すな、
長男のこと、次男坊のこと、三番目の子のこと、末っ子のこと、
どれもかわいかったのになぁ・・・・・


12/8/10(金)朝 キャンプじぃじの日記

今、朝の8時半。
マザー牧場のオートキャンプ場に着いた。

今朝は、涼しい。
暑くならないうちに設営をすれば、
うまくすれば午前中で終わるかな?

そうしたら、君津かどこか、観光でもするかなぁ。
どんな仕事でも「おまけ」があるものだ。
幼稚園のお泊まり保育の仕事では、「天然温泉」がある。

どんな仕事でも、
ささやかな楽しみがあるものだ。

昔、
子供がたくさんいて、30`の米が一週間でなくなっていた頃、
資金繰りが悪くなり、片側通行などでの車の誘導のバイトをしたことがある。

「誘導棒」というもので車を停止させたり、
進ませたりするやつだ。

大概のおじさんは、恥ずかしがってその棒を下のほうで振ったりしていた。
僕は、さらに大昔、「新舞踊」の稽古場に通ったことがあるのだけど、
そういう体のアクションは、「表現」だと思った。

そう思うと、その棒を振って車を誘導するのが面白くなった経験がある。

人生、幸せかどうか、面白いかどうか、
全部、自分の感じ取り方次第なのさ。

「幸せは、それを感じ取る能力の問題だ」

けっして、物や金にないのさ。
子供たちに伝えていきたいよね。


12/8/9(木)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、一ヵ月半ぶりに「さぎ山野営場」に行き、整備をした。
とりあえず、道路に面したところの草刈をした。
それだけで十分にくたびれた。
今日は、その続きで、その草を一輪車で運んで処分する。

このHPに新たなページができた。

「キャンプじぃじの子育て論」

この三つの輪の図は、僕がボーイスカウトのリーダー研修で受けたときに教わったものだ。(一部僕が書き加えている)

僕が40才のころのときの、僕の「成長」の一つだ。
ここの書き込みの「考え方」のベースになっている。
そして、この「教育」についての分類に従って、
それぞれに取り組んだ。

事情で、僕は子供をBSの活動とは別に家族だけで「親子キャンプ」で子育てを始めた。
それは、この図に従って、
「キャンプ」をBSでの「社会教育」としてだけではなく
「親子キャンプ」で「家庭教育」にしたかったからだ。

「社会教育」のところにある「宗教教育」は、
教会に通うことで実現した。
後に、四人の子供のうち、下二人は洗礼を受けた。

「学校教育」のところでは、自力で高校を受けられる能力がなかったので、
補習塾に通わせた。

僕の場合は、こんな調子で、
三つの輪「家庭教育」「学校教育」「社会教育」をそれぞれ違うものとしてとらえて、
それぞれに明確に「子育て」の意識を持って取り組んだ。

そして、これが非常に大切な概念であることを身をもって体験したんだな。
ぜひ、
若いお父さんもこの概念をシッカリ持って子育てをして欲しい。

余談だが、
日本の今の世の中には、
「宗教を無視して生きるのが正しい」という「教え」がある。
とんでもないことだ。
ご自身の家族の宗教を大切にして、学んで欲しいね。
その「学び」こそが「父親としての成長」他ならないからだ。


12/8/8(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、同業者の集いがあった。
「個人事業」の人たちばかりだ。

世の中には、どんなことでも「基本」があるけど、
まったくそれを無視している人が多い。
呆れて物が言えない状態。

自分の売り上げのことで精一杯。
お先真っ暗な人たちばかりだ。

これじゃ、若手を育てる環境としては、最低最悪だな。
もうそこで、新人育成は諦めた。
無理だ。

「卒業ビデオアルバム」制作の継承は、はるか遠くに見えた。
でも、諦めたくない。
どうしようか・・・・・・・
子供を見るのが好きなら、
僕の仕事に向いているんだがなぁ・・・・・・・
技術は、後から必ずついてくる。


12/8/7(火)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、これから納品をする「お泊まり保育DVD」の編集や後処理などをした。

キャンプ明けでボロボロに疲れているから、
大人しく部屋の中にいられる。


夏休み明けすぐに幼稚園の園庭をお借りして、
そこの園の親子を集い「流しそうめん」を企画している。

父親一人に対して年長の子一人と限定をして募集をした。
今のところ5組の親子が応募したらしい。
この活動は、普段、戸田市の公園でやっている「親子で工作」と同じ趣旨だ。

と、言うか、
今までその公園で「流しそうめん」をやっていたけど、
それの場所を替えただけのことだ。

父親がどう子供と遊んで「子育て」をすればいいのか、
具体的に体験をしてもらうのが目当てだ。

台などの工作は、僕が用意してしまうが、
親子には、「マイ箸」を作ってもらう。
そして、竹の節を利用してそうめんを入れるカップを切り出す。

そうめんを食べてからは、「竹とんぼ」を作って、
それの滞空時間を競うゲームをしようと考えている。

父親が子供と一緒に「工作」をするのが目的だ。

戸田の公園で「流しそうめん」をやっていたのだが、
タンクから水を流して、
それを下にある鍋で受けるのだが、
タンクの水の量全部が入りきらないで、いつも溢れ出ていた。

そして、そうめんを湯がくのに、
お湯の量が少なくて、すぐに麺に着いている粉でドロドロになってしまう。

そこで、台の下で水を受けるのと、湯がくためのものと、
二つ「ズンドウ鍋」をこの間、買ったさ。
ばぁばには、まだナイショだ。

そういうことで、またレンタル倉庫の備品に今、それらがなっている。

「流しそうめん」に使うもうそう竹は、
マザー牧場でもらって、もうすでにアパートの前に置いてある。
予備にもう一本もらうことになっている。

タンクを乗せる台や途中の支柱は、これから真竹を買って用意しようと思う。
そして、直前でそれを工作する。

日陰をつくるのに、
マザー牧場用にある「竹ハウス」のシート類を使う。

ただ、それの骨組みである竹は、マザー牧場から運ぶのが大変だから、
やはり、それ用にも竹を買って用意しなければならない。

それら作業は、納品するDVDが出来上がったら取り掛かろう。
うっかり、そんなものがあると仕事をしなくなってしまう。

この幼稚園での「流しそうめん」の企画は、
新たな次の展開が期待できる。
今、取り組みだしている「パパ&ママ 子育てフォーラム」にもつなげたい考えだ。

そうしうことで、今回の「流しそうめん」は、
今後の活動の方向性を決められる重要なものになる。
そこで、ばぁばに活動の記録をさせるために、
昨日は、デジカメを買った。

いったい、とりあえず一回やるだけの「流しそうめん」にどのくらいの投資がいるのだろうか・・・・・
僕は、自分自身の「消費」はあまり追い求めないが、
こうした面白そうなことには、十分に金を使ってしまう。

こうして、僕は今まで「成長」をしてきたのさ。
僕の30才代の成長は、今の仕事を立ち上げることだった。
僕の40才代の成長は、「仕事」よりも「子育て」をシッカリやるものだった。
僕の50才代の成長は、父親の子育てがいかに重要かを訴える、というものに何が何でもしたい。

人生の本当の豊かさは、「消費」にはない。
     本人の「成長し続ける」ところにドラマがおこり、
          そこに感動が溢れ出るようにできているのさ。


12/8/6(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の夜、越谷市に帰ってきて寝苦しかった。
眠い、疲れも、
まるで洗剤をかけられたゴキブリ状態だ。
ヒク、ヒク、・・・・・

「ごちキャン」も三回が終わってしまった。
残りあと二回ね。
これで夏のイベントは、全部お終いさ。

三回目の「キャンプじぃじの紙芝居」は、
「キャンプだほい」を一章説だけ歌って、
「ジャンケン列車」だけをやるつもりだったけど、
どうしても物足らなくて「アブラハム体操」をまたやっちまったよ。

それで、紙芝居は、和物の「一休さん」を僕がやって、
洋物を女の子に振ったら、
ナント、その物語は「前編」「後編」に分かれていた。
自分で買った紙芝居がどういうものかを知らないで上演しているのさ。

そういうことでランプファイヤーでおして、
さらに紙芝居でもおしてしまった。

それがシャワーの客さんが遅くなった原因になったのかも知れないな。
まぁ、
お客さんも僕も面白ければ結果オーライだ。
おしまい。


12/8/5(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の「ごちキャン」初日は、雨が降ったり晴れたり、
猫の目のようにかわった。
テント設営が無理かと思った。
そういう中、プログラムの順番を変更しながら全部の行程をこなした。

前回、スタッフより古いお客さんが来たが、
今回は、このブログを読んでいるリピーターさんが来た。
僕のプライベートなことをこと細かに知っている。
やりにく〜〜〜い。

その名は、小田さんだ。
今、そばにいて名前を出してもいいという了解を得た。
昨日の夜、ひそかに二人で祝杯をあげるために
いつもよりつまみを多く用意したのだが、
シャワーを使うお客さんがなかなかはけなくてその機会を失った。

代わりに、今年はスタッフから抜けた「ジャガー」が遊びに来て、
結局、スタッフ同士で夜間ミーティングになって
そのつまみの需要はできた。

おかげで今寝不足。
このこと自体は、予想通りだ。

それで、昨日は、「ストローグライダー」を作ってそれを飛ばす大会をしたのだが、
ナント、それの子供の部の優勝に小田さんの子がなった。
一位の賞品は、「スタッフTシャツ」だ。

これからその子がスタッフTシャツを着て、
僕と一緒にスープ作りの作業に入るさ。

その子は、まだ小学生だからノーギャラだ。
この子が高校生になるまで、このバイトが出来るようになるまで、
僕は、生きていられるかね?


12/8/4(土)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、3時半ごろ、マザー牧場のオートキャンプ場に入った。
速攻で12畳ほどのフライ・・・「竹ハウス」を立ち上げて、
自分の寝床の、今年新調したテントを設営した。

明るかったのでもっと作業が出来たけど、
嫌になった。
そう「君津の湯」が僕を待っているのさ。

風呂上りにいつもの儀式をアウトドアーで執り行った。
ホタテの貝柱の燻製、トバ、サザエのつぼ焼きの缶詰、
茎わかめ、セブンで買った大根、きゅうり、
にんじんのスティックサラダ。
これは、ウサギの気分になれる。
ビールに焼酎。

快晴の天気で、ほぼ満月の月がゆっくりと東の空に浮かんでいく。
そこをジェット旅客機が横切る。

空気は、甚平ではちょっと寒い、作務衣が丁度いい。

そこに80年代のポップスを流す。

最高だ。
まるで遊んでいるみたいだ。
高卒で、風呂のないボロアパート住まいの貧乏人だが、
なんとなく、贅沢なことをしているような気がする。

そんなことで、今朝は、ちょっと呑みすぎた感の朝を迎えた。
さて、これから「ごちキャン」の第三回目を張り切るぞ。
僕は、仕事熱心だ。
誰も言ってくれないから自分で言おう。


12/8/3(金)朝 キャンプじぃじの日記

今日は、マザー牧場へ前準備で行く日だが、
お昼過ぎまで取材があって、それから行く。

今年の「ごちキャン」での僕の挨拶は、
「ランプも焚き火も使うのに面倒で簡単ではありません。
こういう不自由な体験が面白い遊びがキャンプです。
ぜひ子供にたくさんこの不自由を体験させてください。
そのことで我慢が出来る人に育っていくでしょう。」

こういう意味になるように喋ろうと思うのだけど、
文章では表現できるのに、シャベリでは難しいんだな。
紙芝居もそう。

スピーチの難しさを感じるさ。
今回の「ごちキャン」ではうまく出来るかな?
僕は、こうして自分なりの「成長」を今も目指しているさ。

若いお父さんは、
自分の子に何をどう語っているかな?

僕は、今でも実行をしているよ。


12/8/2(木)朝 ビデオマンの日記

例えば、デパートと取引をしたくて、
その口座を設けようと思うときには、
自分の商売がいかに安定し、売り上がっているのかが問われる。
個人事業のレベルでは、相手にされないのが普通だ。

例えば、大手企業と取引をする場合、
自分の売上高がその企業に見合うものでなければ相手にされない。

そしてキチッと法人登録をして、その証明書と実印を初回の取引で求められる。
社会の常識というものだ。

僕がサラリーマンだったころ、
僕の会社のそれを提出した経験がある。

いくら法人登録できても、
売り上げ実績が低ければ相手にされないんだな。

これは、銀行でお金を借り入れるときでも同じだ。
よく、中身は個人事業なのに法人登録をすれば銀行からお金が借りられるという素人なことを言う人がいるけど、
銀行は、そんなに甘くない。
実質の営業利益がどうあるのかをチェックされる。
当たり前でしょう。

だいたい、年に3000万以上売り上げがない場合は、
「個人事業」で「白」の申告の方が有利と商工会議所で教わった。
「青」を推薦しているところだけど、
本音ではそういうものさ。

法人登録をしなければ信用が取れない。

よく耳にするフレーズだが、
それは、商売の相手による。
大きい企業では、確かに言えるが、
僕のように幼稚園を相手にした商売では、まったく関係ない。

それより、
仕事がどれだけ確実にできて、いかに安定したタイトルが作れるのか、
ここの方がよっぽども重要になる。

ちなみに、僕の初期の営業では、
見込み客に対して「個人事業」であることを初めから説明をした。
かえって、信用を得られるものだ。

僕は、脱サラしてこの仕事を目指しだして、
もうじき30年になるが、
「ビデオ屋」をしてみたいと思う人でこのことが分かっていない人にたくさん出会った。
「社会勉強」が不足しているんだな。

「社会勉強」の不足では、決して商売を立ち上げることはできないものだ。

そういう人が、「新しいカメラを買っただけで商売ができる」と思ってしまう。
ナンセンスだね。
自己満足、マスターベーションだ。

「商売」を学ぶ。
これはプロになるためには、ビデオ屋ではなくても必須だ。

さて、「商売」を考える時に、
僕は、初めのころは「編集スタジオ」を持ちたかった。
アナログの時代では、機材が高価だったから、
「レンタルスタジオ」が商売で成り立たせることが可能だった。

残念ながら、僕には資金がまったく調達できぬまま「夢」で終わったな。
でも、正解だった。
アナログからデジタルに移行して、
PCで編集できる今、それは商売として成り立たない。
(特殊な場合を除く)

むしろ「無店舗」であることの方が、「自由」が大きい。
店舗を構えるというのは、
場合によっては、サラリーマンよりもはるかにそれで自由がなくなる。

これはよく言われることだが、
サラリーマンから自由業で軌道に乗れば、もう辞められなくなる。
しかし、自由業を一度味わうと、サラリーマンは出来なくなる。

これほどにして、僕のような自由業には、シビレル自由があるのさ。

そういうことで、
僕は、店舗を持つという夢はない。

でも居酒屋をやってみたいという願望はあるな。
趣味と実益を両立させられたらいいよなぁ・・・・・・
キャンプの雰囲気で、ダッチオーブンで料理を出す・・・・・・
やってみてぇ・・・・・
というか、そういう店があったら行ってみてぇ〜〜〜。

料理教室に通っているレベルでも、
夢はタダで膨らまさせることができるさ。
矛盾しているけどね、それが人間というものさ。


12/8/1(水)朝 キャンプじぃじの日記

僕は、関心がないのだけど、
オリンピックは、随分と盛り上がっているようだ。

選手の活躍ぶり、3.11の震災を、
それを乗り越えようという共通の意識が心のどこかにあるのかも知れない。

それは、もはや国民の意識なのだろうか、
すごいよなぁ。

「乗り越える」

ここに大いなる成長がある。
この「成長」にこそ「感動」がある。

「消費」で頭が一杯の人には、この「成長」がない。
ただ、「物」がたくさんあることで嬉しいだけのことだ。

今の若い人は、もしかしたら敏感だからこのことに気付きだしているのかも知れないな。
そうだったら素晴らしいことだ。

「大量消費」は、自然環境を悪くする。
それだけではなく、「人の心」をも蝕むのさ。
「快適」「簡単」「便利」には、「成長」が止まり、「幼稚な大人」を大量発生させるのさ。

20才では、20才ならではの「成長」
30才では、30才ならではの「成長」
40才では、40才ならではの「成長」

こうして一生涯を「成長」し続けることが本当の「人生の豊かさ」なのさ。
そして、そういう風に「成長」し続ける親から、
「心の成長」をし続ける子供が育つようにできている。

「一生涯安泰」という「成長」がなくて済む環境からは、
「生き生きと生きる人」は、育ちにくいのさ。
そういうことで「心のトラブル」が多くなったのさ。
ニート、うつ病、自殺者の多さ、モンスター・ペアレントもそう、
息苦しい人生を味わうことになる。


自分の生きるエネルギーを最大に引き出せる「生きる力」が大いなる「成長」の源だ。
だからオリンピックに感動をするのさ。

ならば、自分の人生に感動があるものにしたいのなら、
どうすればいいのかが分かってくるでしょう。

「消費」ではなく「成長」を目指すのさ。
高卒の僕でも分かる簡単なことだ。


12/7/31(火)朝 キャンプじぃじの日記

この間の「ごちキャン」で、
10年以上使っていたコールマンの椅子が破れて壊れた。
廃棄。
ビーチサンダルのソールがはがれた。
処分。
お気に入りの「OPTIMUS」のランプが調子悪くなった。
これは、何が何でも修理をしなければ・・・・

そこで、昨日、御徒町にあるショップに持ち込み修理をしに行った。
ところが、燃料が入っているからと断わられた。
それを抜いてくるように言われた。

それからチンタラ修理に出したら、
8月下旬に直るだろうということだった。
「ごちキャン」が終わっちゃうよ。

そこで、昨日は御徒町から帰ってきて、
ランプを自分で直すことにした。

症状は、ノズルがつまったような感じだ。
だから、ノズルとコックまでのパイプをばらして外す。
その中に、ノズルの芯を上げ下げする棒が入っていて、
それも外した。

手が真っ黒になったな。
それで分かったのは、ノズルの詰まりではなく、
そのパイプと棒にカーボンが付着していたことだった。

上手にそれを取れなければ、部品交換しかない。
そこで一所懸命にカーボンを擦ったさ。
棒のほうは、ヤスリ掛けで簡単だったが、
パイプの内径にこびり付いたものは、難儀した。

焼き鳥用の串にティッシュを巻き付けて、
ゴシゴシやっている内に、先っぽの方がちぎれてパイプにそれがひっかかってしまった。
今度は、詰まったティッシュを取り除くのに難儀する。

水をかけながら、こじり取るように、
まるで耳クソをほじくるように、
少しずつ取っていった。

細い+のドライバーでほじくるのに効果がでて、やっとそれが取れたさ。
ついでにそのドライバーでパイプの内径を擦って、
カーボンを取り除いたさ。

今度は、そのパイプの中を乾燥させる。
台所のコンロでパイプを焼くようにしていたら、
火災警報器が鳴った。

そして、ランプのそこら中のネジ部分が緩んでいたので締めなおして、
そのノズル部分を組み立てて、
マントルを新品に取り替えて、
快適に着火することを確認して修理を完了した。

疲れてグッタリだったのだけど、
必死になっちゃったさ。
そんなことで一日が終わった、昼寝つきで。

次の「ごちキャン」に向けてまた準備をしなくっちゃ・・・・・


12/7/30(月)朝 キャンプじぃじの日記

この時期、一週間の内、三日マザー牧場にいることになる。
なんで僕の人生は、こうなってしまったのか・・・・・
不思議以外の何物でもないな。

それで、その肉体労働明けの今日は、ボロボロだ。
なんとなく、遊び疲れに似ている感じがする。

おしまい。


12/7/29(日)朝 キャンプじぃじの日記

「ごちキャン」二回目の三日目。

ここマザー牧場のオートキャンプ場では、
日中は、夏のカンカン照りだが、
朝晩は、涼しい。
しかも今は、曇り空で風も少々あるからホッとする。

昨日の夜には、ランプファイヤーができた。
スタッフの女の子のリクエストに応えて踊りを一つ増やした。

最初に「もえるよ もえろ」を歌って、
「ジャンケン列車」を踊った。
これの曲名は、正しくはこうなんだそうだ。
知らなかった。

次に「キャンプだほい」を歌った後、
リクエストの「お誕生日月仲間」を踊った。
最後に、「アブラハム」をやった。

これら全部、僕のアカペラだよ。
だから声を潰してしまう。

その後に、紙芝居だ。
和物は、前回同様「いっきゅうさん」を僕がやって、
次に洋物「アリババ」をスタッフの子にやってもらった。

これは、「ぎちキャン」の裏メニューだ。
僕がやりたいのでしている。

夜にこれがないとサビ抜きじゃないですか。
いかんよな。
それともビョウキか・・・・・・


12/7/28(土)朝 キャンプじぃじの日記

マザー牧場のオートキャンプ場の朝。

ひんやりではないけど、涼しくて快適な朝を迎えた。
朝の4時半ごろ、ヒグラシが一斉に鳴り出すのだが、
無視して寝たな。

風が吹くととっても気持ちいい。
越谷とは、ぜんぜん違う爽快さだ。

昨日の夜、
この「ごちキャン」の初期のスタッフの一人が遊びに来てくれた。
彼は、気遣いがいい。
もう中間管理職になって、すっかり「おじさん腹」だ。

この「ごちキャン」は、幼稚園のお泊まり保育の企画を商売にしていたキンダー(キンダーブックとは関係ない)の田宮さんの紹介で始めた。
彼は、二年前に亡くなった。

そして、僕は、幼稚園のお泊まり保育の仕事で、
ここマザー牧場でキンダーを知ったんだな。
それで、今の僕の仕事が立ち上がった。

そんな思い出話を、その中間管理職のおじさんと話し込んだ。
彼は、まだ子育て真っ最中だ。
二人の子がいて、どちらも今度受験だという。

大学に通わせれば「子育て」になるものではない。
そこで必死に何かを学び取れるのなら非常にいいけど、
そこで享楽を覚えてしまったら、最低の子育てになる。

やんわりとそんなようなことを話したのだが・・・・・
伝わったかなぁ・・・・・


12/7/27(金)朝 キャンプじぃじの日記

今、朝の9時40分だ。
またマザー牧場のオートキャンプ場から書き込んでいる。

先週は、低温、雨、でお客さんには気の毒なキャンプだった。
なんでも、先週来たお客さんの中に、もう一度この夏に「ごちキャン」に参加する家族があるそうだ。
ハマってるね。

このキャンプのスタッフでは、
いつの間にか、僕と村長の「アオヒゲ」が一番古くなってしまった。
しかし、
スタッフよりはるかに古いリピーターさんがいる。

ここまでくると、マニアだな。
さぁ、これから前準備の設営を始めるさ。
今回は、どんなキャンプになるのかな?


12/7/26(木)朝 ビデオマンの日記

今年の幼稚園のお泊まり保育の仕事も無事こなせた。
この仕事は、

「面白いんだけど、とっても大変」

なものだ。
これは僕が普段ここに書き込んでいる
「大変だけど面白い」と同じことさ。
この仕事をこなせばこなすほど、「子供への観察眼」が鍛えられる。

つまり、
この仕事をもう25年以上やっているけど、
未だに僕は、この仕事をとおして「学んでいる」のさ。

今年は、「安全対策」について考えさせられることが起こった。
ボーイスカウトの活動では、このことについて勉強をするが、
それが甘いところがあるのが分かった。

「カメラで撮るのが好き」だからカメラマンになりたいと思うのだろうが、
貪欲なまでに被写体を追い求めることがカメラマンに必須さ。
「被写体を見抜いていく力」

だから、「何でも撮ります」というカメラマンは、
裏を返すと「何にも撮れません」ということになる。
ある一つの被写体に対しての「専門性」が重要だ。
そういう「視点」があるカメラマンに成長しよう。

そこには、ものすごい量の「学び」が必要になる。
僕の場合、
被写体である「子供」以外に、
それの周り、環境、そんなようなものまで興味の対象に広がったということだ。

その「カメラマンの目」で見た今の日本の教育・・・・・・
正直なところ、支離滅裂だ。
それは、「大学さえ出せば子育てをしたつもり」ということによく現れている。

「子育て」と「教育」がどういう位置関係にあるのかが、
「教育者」と呼ばれている人が分かっていないことが多い。
子育ては、成績さえ良ければいいというような簡単な問題ではないさ。

こういうふうに僕は、「子供を見る目」を鍛え続けているのさ。
学び続けているのさ。

分かるかな?
本当の「プロのカメラマン」がどういうものなのかをね。
機材で喜んでいるのは、ド素人さ。

ここでも、
「機材という消費ではなく、成長を目指せ」ということが当てはまるのさ。


12/7/25(水)朝 キャンプじぃじの日記

幼稚園のお泊まり保育で夏季保育中に納品予定のものがある。
今度の月曜に届ける段取りのものが、今日、納品できそうだ。
すごいねぇ、自分で惚れ惚れするねぇ。

そういうことで昨日は、一日中ボロアパートにこもって仕事をしていた。
途中、小腹がすいたのでバナナを買って食べようと思い、
その日初めて外に出た。

そうしたら、最近よく見かける老人に出会った。
彼は、片足が義足で杖をついてゆっくり歩いていた。
たぶん、歩行訓練をしているのだろう。

その移動速度からして、そう遠くないところに住んでいるはずだ。
僕は、その老人の名前も、どこの人かも、まったく知らない。
ときどき出会うだけだ。

彼は、どう見ても権力、財産、影響力、があるように思えない。
弱々しく歩いている。

その彼が、僕と出会いがしらにこう言う。
「すみません、」
それで、何だろうと思って近寄ると、
小さな折り紙につまようじが3本入ったものを差し出してくれた。

なんとなく、彼が出来る精一杯のプレゼントに見えた。
その瞬間、僕は、それが神様からのエールに思えた。

僕が今、人生最後の挑戦は、
「父性教育の重要性を訴える」ということだ。
料理教室に通いだしたことではないさ。

僕は、神様からの熱いそのエールに感動したさ。
ただの妄想だとしたら、
なぜ、その老人が僕にその折り紙をくれたのだ?
プレゼントとしては、あまりに粗末なもの・・・・・・・
でもこうしてエネルギーが、
溢れる喜びが、
今、洪水のように僕の心にでた。

それで思った。
きっと神様は、あまりに粗末なこの僕という人間をも役立てるに違いないのさ。
本当に不思議だ。

その折り紙は、末っ子と僕の2ショットの写真の額縁に貼り付けたさ。
感動をした。


12/7/24(火)朝 キャンプじぃじの日記

この間の一回目の「ごちキャン」では、
夜、ランプを囲んで「もえろよ、もえろ」を一章節だけ歌って、
僕のお初「貨物列車ジャンケン」、
次に「キャンプだホイ」を歌い、
最後に「アブラハム体操」をした後に紙芝居を上演した。

歌、踊り、を交互にやるのは僕の手口さ。
歌を一章節だけにしたのは、しらけないためだ。
小さい子から大人までの混成だから、そもそも「趣味」が合わない。

踊りは、その点、歳に関係なく盛り上がる。
だけど、踊りを連続させると僕の方が体力切れを起こしてしまう。
つまり、「歌」を踊りの間に挟むのは、「休息」の意味があるのさ。

一回目は、場内での花火がないというので、
その四つをやった。
二回目の「ごちキャン」も花火がないそうなので、同じメニューにしたい。

「貨物列車ジャンケン」は、幼稚園でよく見かけていたが、
まさか自分でやるとはね。
でもこれ、結構簡単に盛り上がるんだな。
面白かったさ。

紙芝居は、二つした。
一つは、「一休さん」だ。
馴染みのある作者のものではないけど、
「トンチ」をネタにしているところは同じだ。

もう一つは、僕は、声がかれて出なくなったので、
「ごちキャン」初顔の「ダイナ」にやってもらった。
「ジャックと豆の木」だ。

この紙芝居は、僕のキャンプスタイルの定番「夜話」の代わりという位置づけだ。
歌って、踊って、お話しを聞かせる。
このリズムで僕は、子育てをした。

ぜひ、若いお父さんに勧めたい。
子供の心は、こうやって育てるといいのさ。
「苦手」なんて言い訳しないでやってみよう!

そのお父さんの実行力こそが「本物の親の愛」だぞ!!!!
今の日本で最も欠けた「家庭教育」さ。
だから恥ずかしがらずに挑戦しよう!

僕は、言うだけではなく実行をしたさ。


12/7/23(月)朝 キャンプじぃじの日記

僕には四人の男の子がいるけど、
発達障害か、その傾向が強い。
そういう子をどうしたら「自立」させることができるのか・・・・・

僕は真剣に悩んだし、
考えたし、
実行をした。

決して、上手に出来たとは思えないけど、
それなりの効果があったように見える。
その方法が「親子キャンプ」だ。

それで、なんとか自分の力で子供たちが生きるようになった今、
健常な子で「自立に向けて育てる」ことをしてもらえなかった人がいっぱいいることに気付いた。

結婚できない人、
学ぶ気がない人、
働く気がない人、
重度なうつ病に陥った人、

これらの人たちに共通するように感じるのが、
「自立できていない」ということだ。
そして、それにセットされているのが、
「快適」「便利」「気楽」を当たり前にしていることに気付いた。

誰でも楽な方を選んでしまう。
誰でも簡単に楽しいことを選んでしまう。
誰でも「金はないよりたくさんあったほうがいい」と思ってしまう。

そして、そういう生き方を「価値」「基準」にして生きてしまう。
学生の会話を聞いていて、
その話しの内容のベースにこれがあると感じるな。

「大変だけど面白い」

これを避ける、逃げる、ないことにする。
こういう気持ちを大人が「当たり前」と教えているのさ。
だから、就職観に「一生涯安泰」を絶対条件にしたがるのだろう。
それじゃ、「自分の人生を作っていく」ことはできないさ。

本当に窮屈な人生を歩むことになってしまう。
本来生きるって、「必死に思いっきり生きる」ことじゃないのかね。
少なくても僕は、そうしてきた。
そして、僕は、
「自分の責任を使った本当の自由」を味わえるようになった。
僕の子供も、なんとなく真似っこをしだしてくれているように感じるね。

子供が「生き生きと生きられる」かどうかは、本当に父親次第だと思うな。


12/7/22(日)夜 キャンプじぃじの日記

第一回目の「ごちそうサマーキャンプ」をこなしてきた。

今回は、やることなすこと、ともかくビックリ仰天の展開だった。
そもそも、昨日の受け入れ準備が、
いつもだったら朝の10時半に完了したら「早い」というもが、
ナント、9時半にはできてしまった。

いいのはそれだけ。
夏野菜カレー作りでは、
それぞれの家族が準備をして、いよいよカマドに兵式飯盒やカレー鍋を置くころになって、
お客さんにこう言われた。
「今日は、クレンザーを塗らなくていいのですか?」

一発目の「やっちまったぜ」になった。
僕は、慌ててお客さんにすぐにクレンザーを用意するから、
それを塗ってカマドに置くようアナウンスした。

そのつぎのポカは、村長がしでかしたが、結果として未遂に終わりお客さんに気付かれなかったので「ナイショ」。
次は、今朝の朝食の主役のソーセイジの数だった。
どうやら、それを作った係りの人のミスらしい。
足らない・・・・・・

スタッフの分を諦めて、お客さんにそれを回すことで問題解決。
これは、お客さんの見ているところで起こったハプニングだった。
急遽、スタッフの朝食は、ありあわせのもので作った。

何が起こるか分からないキャンプなので、
僕は、非常用に湯銭でできるご飯のパックを3つ持っていた。
それとタップリ余ったコッペパンでカレーにして食べることができた。

BSの教えである「備えよ常に」が役立った瞬間だった。

最後は、閉村式が終わった後だった。
なんでも総務部の手配ミスだったらしく、
昼食の弁当が用意されなかった。

そこは、企業だ。
かわりにジンギスカンを頂いた。
これは、ラッキーの話だった。

ともかく、ドタバタしっぱなしのキャンプだった。
「大変だけど面白い」
これをたっぷり実践したさ。
奇跡とスタッフの「ノリ」で乗り越えたさ。
刺激的!


12/7/21(土)朝 キャンプじぃじの日記

PCと携帯をつなぐケーブルを一所懸命探したのだが見つからなかった。
秩父で忘れ物をしたか、うちにあるかのどちらかのようだ。

ここマザー牧場は涼し過ぎる。
昨日の昼から今朝まで17℃しかない。

それで昨日は、お昼過ぎから雨が降り出し、
設営は、途中までで終了にした。
今朝早く、それの続きをして完了した。

この作業は、
簡易シャワー棟の待合に「竹ハウス」のフライだけのものを脇に設営、
シャワー棟の前にフライと目隠しの設営、
スタッフの休息場のタープ設営、
そして自分の寝床のテント設営だ。

昨日は、雨でやることもないので、夕方4時に「君津の湯」に入りに行って、
タップリと温まった。
そして、ビールがギンギンに冷えたものと、
ワンカップ大関を買ってサイトに戻った。

夜の儀式は、
演歌を聴きながら、絶好調になったな。
寒いに近いので、ヌル燗にして酒をあおった。
シュラフのインナーの毛布にくるまって、手酌酒。

だんだん暗くなるキャンプ場を見ながら、
どうしても子供たちのことを思い出してしまう。

久しぶりにグッスリ眠ったような気がする。
うろ覚えだが、
末っ子がまだかわいかったころの夢を見たような気がする。

さぁてと、
これから「ごちそうサマーキャンプ」の始まりだ。
たくさんの親子を迎えるのさ。


12/7/20(金)朝 キャンプじぃじの日記

今、朝の9時半だ。

またマザー牧場のオートキャンプ場に来てしまった。
これから「ごちそうサマーキャンプ」のための設営を始める。
そして、たぶんこの広いサイトで今夜は一人でシュラフに入るだろう。
イノシシがうろつかないように祈るばかりだ。

さて、ネットのない場所に行くことが夏の間多い。
そこで、PCと携帯電話をつないでこの書き込みをしている。
しかし!
その二つをつなぐ線がどこか行方不明だ。
この書き込みは、いつかアップするだろうという気持ちで書いている。


「父性教育の重要性を訴える」
今、これにチャレンジをしているわけだが、
なかなか思うようにすすまない。

そこで、お泊まり保育で忙しくなる前に思いついたことがあった。
それは、
「流しそうめん」という餌を使って父親を釣るという作戦だ。

それの具体的な活動計画をある幼稚園の先生に持ち込んだ。
ビックリするほどスムースに受け入れてもらえた。
そして、段取りでは、今日、その案内を保護者に配布してもらえるはずだ。

今度こそは、成果をあげたい。
何がなんでも、どうしても、絶対に諦めない。
これは商売ではないが、僕の余生を掛けた挑戦だ。

こうして人生を作っていくものさ。
これもどうしても子供たちに伝えたいことだな。
そのためには、やはり、どうしても「父性教育の重要性を訴える」ことをしなければならないのさ。

まぁ、
子供がいないので暇なんだよ、つまらないのさ。


12/7/19(木)朝 ビデオマンの日記

幼稚園のお泊まり保育は、販売をしないアルバム用の取材が今日あって今年は終わる。
仕事量は、ここ十年以上同じなのだが、
僕の体力が年々落ちているので厳しい。

もっと自転車に乗って体力をつけなければ・・・・・
いつまでこの肉体労働ができることやら。

元気な内に、若手のビデオマンを育てるのは、
老いる一方の僕にとって、
「廻りに迷惑を最小限にかけないで死んでいくための重要な戦略」だ。

すでに時間制限の範囲に入っている。
さて、どう具体的な戦術が立てられるのか、
なにかいいアイディアがないかなぁ・・・・・

「迷惑をかけずに死ぬ」というのがこの場合「理念」に当たる。
「若手のビデオマン育成」が戦略だ。
それに対してどう戦術が立てられるのかというところで未解決になっている。

このようにして、僕の人生は常に、

「理念」「戦略」「戦術」を使い分けて具体的にアクションを起こしてきた。

だから、思ったようには人生が運ぶことがないけど、
結果としては、思いもよらない副産物がたくさんある人生だった。
そして「大局」は、外すことがなかった。

「思ったようには人生が運ぶ」ところは、「戦術」の失敗だ。

「大局」がようするに「理念」になるのさ。

言い方は、いろいろあるけど、意味は同じだ。
そういうことでは、
構成法の一つである「起承転結」というものもこれに当てはまる。

「テーマ」がつまり「理念」になるのさ。
その「テーマ」を出しやすいようにするのが「起」のところと「承」になる。
詳しくは、このHPの別項を参照して欲しい。

今回のお泊まり保育の仕事をしていて、
僕の「作風」を覚えていた人が幼稚園の先生になり、
僕と一緒に仕事をした人が現れた。

僕の仕事は、ただの「記録」だけではないということが、
このことで分かった。
この仕事をして本当に良かったと心の奥底で感じた出来事になったさ。

何が一番の目当てなのか、
これをハッキリ、シッカリ、ガッチリ、
頭に叩き込むことで、
その目標以外の無駄や見得、的外れなことを自分の心から削除できるようになれるさ。

僕の場合、その無駄とは持ち家だったり新車だったり、
着飾ることだったり、
見栄を張ること、などのことさ。

そういうふうに考えれば、
「自分の本当にしてみたいこと」を目指す時に、
それ以外の無駄な消費に関心がなくなる。
ここが重要だ。

「消費」ではなく自分の「成長」を目指せとは、こういうことだ。

これからの子供たちに、ぜひ伝えたいことでもある。

自分の人生のパワーを無駄なく目指すものにかけられるようになれる。
そうして「自分の成功」を勝ち取るのさ。
それは、「人と比べて優劣」を競うものではない。
あくまでも「自分の成功」という価値だ。

こういう生き方は、未練の少ない、いやほとんどそれがない人生を味わえるのさ。
完全燃焼の人生、充実感タップリの人生、

「物を手に入れるのが生きる目的」の人には、
一生涯分からないだろう。
僕はそういう人を「不幸」に思えるんだな。

「幸せは、それを感じ取る能力」だから、
決して「物」や「見得」にはないのさ。


「理念・戦略・戦術」の概念の獲得とそれの使い分け。

学校では教えないし、身に付かない項目だ。

若手ビデオマンは、必修科目だ。
どこかにいないかね、やる気満々の若者が。

人生に本当に必要なのは、「知識量」ではなく、

「見習って覚える」ということだ。

これが本当の「体験教育」さ。


12/7/18(水)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の書き込みは、間違えた。
今日は、今学期内納品ギリギリセーフの幼稚園のお泊まり保育DVDを納品する。
そして健康盛の編集が待ち受けている。

マザー牧場のキャンプスタッフは、明後日からだ。
もうこれがやってきたのか・・・・・
肉体労働の極みだ。

お客さんは、一泊だけのキャンプだが、
僕は前日仕込みで、そこに二泊する。
それを五週連続でこなすのさ。

涼しい時期だったらどうということはないけど、
この暑さの中では、
準備に、10分作業しては、30分休むということだってあった。

「竹ハウス」のフライシートだけのものを毎回設営するのさ。
これは、ボーイスカウトのリーダーが作るのは無理〜〜〜と言うのだが、
僕の子供たちは、この設営はスタンダードで、
その大型テントでキャンプをさせたものだ。

マザー牧場でのキャンプでは、キャンプファイヤーはない。
それが禁止になっている。

そこで、二〜三年前から、お客さんにランプを囲んでもらって、
そこで、一曲歌って、一曲何かを踊るようにした。
そしてその後で紙芝居を二話上演する。
持ち時間20分。
普通のキャンプファイヤーの半分だ。

僕は、自分の子供に読み聞かせなんか一度もしたことがなかったのだが、
キャンプでの「夜のお楽しみ」は、それのハイライトでなければ、
僕が欲求不満になっちまう。

毎年、紙芝居は新しいタイトルを買って上演している。
今年も和物を1タイトル、洋物を5タイトルを買った。
毎回違うものを上演する。

同じでもいいのだが、こっちが飽きちゃうからだ。
そのくせ、まだ一度も練習をしていない。
毎回、いつもブッツケ本番だ。

去年なんか、一度も使っていない紙芝居の紙同士がくっ付いて、
抜き取ろうとしたら、二枚が一緒になってしまった。
急遽、別のタイトルを上演したことがあったな。

何が起こるのか分からない。
そのスリルが面白いのさ、キャンプはね。

また夏だ〜〜〜!
若いお父さん、初めは、お子さんとデイキャンプで十分だ。
「子育て」を強く意識した「親子キャンプ」をやろう!


12/7/17(火)朝 キャンプじぃじの日記

今朝は、箱根から書き込んでいる。

霧雨が少し降っているような天候の中、
昨日、幼稚園のお泊まり保育でキャンプファイヤーが無事出来た。

明日は、都内の幼稚園で園内でのお泊まり保育がある。
そして、明後日は、いよいよ千葉県にあるマザー牧場で
「ごちそうサマーキャンプ」のスタッフをやりに行く。

ヘビーだ。

そういうことで、
仕事現場で保養をするのさ。
これから、「野天風呂」に浸かって、しばし天国へ行くのさ。
おしまい。


12/7/16(月)朝 キャンプじぃじの日記

昨日の夜は、古い友人でうつ病のヤツと、大家のおばぁちゃん、
うちのばぁばと僕の四人で食卓を囲んだ。

ついこの間、末っ子が突然帰ってきて、
その時に、行方不明の次男坊の所在を突き止めたら懸賞金3万円を支払うと僕が言った。
即座にそれは、三番目の子に伝わっていたようだ。

ところで残念ながらその当事者の次男坊は、一昨日の夜、自首してきた。
それから数時間後に三番目の子から電話があって、
自首した次男坊の新しい携帯の電話番号をおばばが伝えていた。

それで、三番目の子は僕にこう言った。
「この電話番号で次男坊に電話をしたら懸賞金がもらえるんでしょう?」

バカ言ってんじゃないよ、自首した以上懸賞金は無効だ。
と僕は返した。 当然だよな。

この話しを昨日、うつ病の友人と大家のおばぁちゃんにした。
おばぁちゃんは、腹がよじくれそうだと言いながら大笑いをしていた。
みんなで大笑いした。

これが正真正銘の本当の「幸福」というものさ。
バカバカしい、生の喜劇だ。

今日はこれから、幼稚園のお泊まり保育の取材で箱根へ行く。
この仕事だって、神様のちょっとした冗談なんだよなぁ・・・・
笑えるよ、本当に。

たった二間のボロアパートの貧乏人の、でも本物の幸せさ。
「物」で虚勢を張っていては、一生涯分からない幸せさ。


12/7/15(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日は、あまりの蒸し暑さに自転車でフラフラする気にもなれなかった。
クーラーをギンギンにして引きこもった。

そういうことで、幼稚園のお泊まり保育のDVDで、最初に出荷する二タイトルが出来上がったさ。
その処理以外にやることがなかった。

本当に重要なこと以外にすることがない・・・・


「人」だって地球上の生物のはずだ。
本来、本能に、産まれてから成人し、発情して子供ができるように基本ソフトがタダで入っている。
そして、子供を自らの手で育てるようにプログラムされている。

しかし、どうだろうか・・・・
ここ日本では、「子育てを他人任せ」にして当たり前、平気になっているように感じる。

「物」で便利になり、「しなければならない」から逃げ出せてしまった。
享楽が溢れるばかりにあって、毎日、それで酔っ払った生き方ができるようになった。
酔っ払えるのは、酒だけではない。

こういうことで、本来の「子育て」がないがしろになったように思えてならないんだ。
「モンスター・ペアレント」の騒ぎ方は、本当に異常だ。
「人」を人工飼育してしまった結果だと思っている。
そういう親は、しっかりとした子育てはできない。
騒いだ分、将来、自分の子供の育ち具合で仕返しを受けるだろう。
バカな話しさ。

仕事が嫌で引きこもったり、ニートで生きていたり、
嫌だ、嫌だ、と念じている内にうつ病に陥ったり、

これら全部、「心の成長」の問題でしょう。

それらのキーワードは、「気楽で簡単に楽しい」を求めていることにある。

辛くて大変な「成長」を嫌って生きていることにある。

子育ては、本気で取り組んだら大変だ。
でも僕は、
生きていくのに「子育て」以外にやる余裕が無かった。
それは僕の40才代のことだった。

それで夢中になって「親子キャンプ」をとおして、子育てをした。
それは、明らかに「レジャーキャンプ」とは一線を画していた。

僕の四人の男の子のうち、
上二人は、レジャーキャンプをしてしまった。
しかし、下二人は、「子育て」が目的の「親子キャンプ」をした。
それがまた、子供だけではなく僕の40才代の成長にもなった。

ここにたまげるほどの大いなる恵みがあった。

僕は、貧乏で余裕がないからこそ、「人」本来の子育てをやることになった。
そういうものを味わった。
ここに僕は、神様の恵みをビリビリと感じざるを得ないんだな。

昨日、
末っ子に指名手配を頼んだ次男坊が突然帰って来た。
自首してきたんだな。
ばぁばに携帯電話の番号を職務質問されていた。
まるで安物のドラマでも見ているみたいだ。

僕は、次男坊に回心をしろと命じた。


12/7/14(土)朝 キャンプじぃじの日記

今日と明日は、ボロアパートでDVDの出荷に向けて内職だ。
今まで撮った幼稚園のお泊まり保育の内、
二タイトルをパッケージまで仕上げて納品できるようにする。
たった二日しかない。

でも現場で編集を始めていたので、
昨日の夜のうちに、その二タイトルは、編集までは上がった。
これからオーサリングという作業に入って、
注文数量のコピー作業に入る。

平行して表紙の印刷、DVDの盤面印刷、
最後にチェックをする。

明後日からまた幼稚園のお泊まり保育で出張するので、
明日中に仕上げて、出張あけにその二タイトルを納品する。
一学期中に納品するものがこれでギリギリセーフ、となるかな?


この忙しさの中、昨日の夜、末っ子が帰って来た。
この数ヶ月間、すっかり肉体労働で鍛えられて体格が良くなった。
いつもの店「みさき」で歓迎会をした。

うちでは、自立を果たした子が帰ってくるときには「歓迎会」をしている。
本人にさらに「自立」を意識させるためだ。

末っ子は、「天丼」を食べながらビールを二杯呑んでいた。
その上で、つまみを食べていた。
なんでも喰っちまう。

僕には四人の男の子がいるが、
上、二人はグレてしまった。
そこで僕は猛省して、キャンプをとおしての子育て、
自立に向けた「家庭教育」を徹底的にやった。

その結果、下、二人の育ち具合は、上、二人とまるで違う。

とくに、下、二人には、宗教教育も真剣に取り組んだので、
二人ともクリスチャンになった。
教会の雰囲気に酔っ払う「気分だけ」とは違う。

末っ子は、仕事場の近所の教会で「月定の献金袋」を貰ったそうだ。
僕は、心の奥底で、表現のしようのない安堵感と幸福感に包まれた。
もう今、僕は死んでもいいと思った。

そして末っ子にこう言った。
「長男の所在は把握できているが、二番目の子は、また行方不明だ。
   三番目の子と連絡を取り合って、捜査して欲しい。
      懸賞金に3万円を支払おう。
          指名手配だ。」

末っ子は、懸賞金にたいした興味を示さなかったが、
探す気に少しなったような顔をした。

末っ子が店から先に帰るときに、
頑張れエールを送り、握手をした。
僕の手より熊のようにでかくて強い手だった。

もう本当にいつ死んでもいいさ。
嬉しさで一杯だ。


12/7/13(金)朝 キャンプじぃじの日記

今朝は、秩父から書き込んでいる。

昨日は、
「雨」の予報がうまく外れて、日中は曇り空だった。
予定をしていた活動は、そういうことで全部クリア。
キャンプファイヤーももちろんOKだった。

夜には、スチルのカメラマンと打ち上げをした。
かれは、僕と同じで子沢山。
そこで、僕の持論の「父性教育の重要性」を訴えた。

気の毒に、
彼は僕の餌食となったんだな。
「うん、うん」と彼がうなずくから、
僕は絶好調になった。

とうとう、彼は船を漕ぎ出してしまった。

快感だったな。

しかし、眠い、いったいいつまで二人で騒いでいたのだろうか・・・・・
それでも、
今朝は、5時前に僕の体が勝手に起きたので、
朝の点描を撮りにいったさ。
僕は、仕事熱心だ。
誰も言ってくれないから自分で言おう。
おしまい。 眠い。


12/7/12(木)朝 ビデオマンの日記

昨日は、アルバム用のチョイ撮りを午前中して、
午後から次のお泊まり保育の準備と、
奥日光でのものを編集をした。

今日は、これから埼玉県の秩父へ、やはり、幼稚園のお泊まり保育を撮りに行く。
この暑さでグロッキー気味だ。
それでもって秩父は、さらに暑いだろうなぁ、きっと。

生きていたら、明日の朝、
秩父から書き込む。

幸運を祈ろう、自分にね。 おしまい。


12/7/11(水)朝 キャンプじぃじの日記

今朝は、一時帰宅をして下界の蒸し暑さを迎えた。

奥日光で涼んでしまったから、この暑さはこたえる。

このようにして、「人」は、環境に慣れて、それを
「普通」にしてしまう。

だから、
「快適」「簡単」「便利」を子供のときから浴びるようにして
育てると、それを「普通」にしてしまう。
当然でしょう。

そして、一度「普通」にしてしまった「生きる条件」を脅かす
ようなことに対して、異常反応を起こす。
そういうことで「モンスター・ペアレント」が形成されていく。
もう、うんざり、これ。

「生きる条件」が多ければ多いほど、「感謝」の感覚はなくなる。
多ければ多いほど、「わがままな人」になるのさ。
そしてそれは、世代間感染していくものだ。

不自由な生活・・・・・
これを「普通」にして育てると、
この「生きる条件」が少なくて済む人生になる。

そのことによって、本当に自分がしてみたい人生を作っていくことが
できるようになる。
これが「自分の責任を使った本当の自由」な人生というものさ。

「一生涯安泰」を求めて生きる人が、「一生涯味わえない本当の自由」
というものさ。
たぶん、重度のうつ病の根本原因のような気がするな、
本当の自由を味わえない・・・・・。

本当の自由・・・・
仏教ではこのことを「解脱」というらしい。

それで「親子キャンプ」は、
遊びながらこの「不自由な生活」を子供と一緒に体験できる貴重なもの
なのさ。
豪華なキャンプ用品では、その効果は期待できない。
キャンプは、不自由なら不自由なほど教育効果が大きくなる。

一度、味わった「豪華」「贅沢」は、落とせない。
これは人の性だ。

せめて、不自由なキャンプ生活を体験することで、
「わがまま」を払拭させようか。
それも効果がでるほどにたくさん親子でキャンプをしよう。

このことは、子育てをする上で重要なヒントさ。
本気でキャンプをやれば、この意味がよく分かるようになれるさ。
実体験をしない限り分からない。

学校ではこれを教えてくれないさ。
家庭教育の問題さ。

幼稚園のお泊まり保育の体験を子供たちがしたが、
不自由なキャンプ生活の体験と軸が同じだろう。
これらは、「知識教育」ではないぞ。
分かる?


12/7/10(火)朝 キャンプじぃじの日記

奥日光で八回目の朝。

この仕事は、初日だけ長い一日で疲れるけど、
あとは、バタバタバタと時間が過ぎていく。
とうとう最終日だ。

最終日は、エンディングなので「量」は撮らない。
しかし、作品のサビになるので、「お泊まり保育」の目当てが感じられるようなものを撮らなければならない。
つまり「量」ではなく「質」が問われるんだな。

人生もそうさ。
「長生きしたい」というのは、人間のごく普通の感情だが、
長く生きればいいというものではないさ。

「長く生きる」という「量」ではなく、
「どう生きたのか」という「質」が重要だよな。

具体的には、人生はすべて「成長」にあるということだ。

「気楽」「簡単」「快適」な生活には、「成長」がないものさ。
それらはすべて「消費」でしかない。
「消費」に溺れた人生は、虚しい。

ここにいる子供たちを想像するといい。
幼稚園の子が親から離れて日光に二泊もお泊まりをした。
この幼い子でさえ「自立」という「成長」を体験したのさ。
「知識教育」では得られない「心の成長」を果たした。

すごいさ。

さて、若いお父さんも仕事の上で「成長」をしていると思う。
だけど、どうかな?
「父親としての成長」を目指しているかな?

その子が大人になって「強く生きていく」ことができるかどうか、
それは父親次第だぞ。

僕は、この幼稚園のお泊まり保育になぜ魅力を感じて長く続けてきたのかというと、

アウトドアーの活動で子供の心がのびのびと生き生きとするから、

子供なりの自立を自ら果たそうとするから、

そこには、大人には想像できないほどの子供の心の成長があるから、

だから、その姿に感動させられるのさ、僕がね。
これを普段の生活でも、引き続き「自立に向けた心の成長」を親が目指せば、

「自立をした一人の大人の社会人」になれるのさ。

親次第なのさ。


12/7/9(月)朝 キャンプじぃじの日記

奥日光で七回目の朝。

昨日は、一日、雨。

そういう中、ほんの少しだけ降りが少なくなったすきを狙うように源泉まで宿から出かけた。
ビデオ屋さんは、必死だよ。
その短い距離で4回も道行のところを全員撮った。

それ以外に宿から出られなかったから、
一回ポッキリのチャンスだった。
そういうことで昨日は、キャンプファイヤーができなかった。

一泊のお泊まり保育だったら・・・・・・
過去にそういうのがあったな。
その時には、宿の中を移動するところの道行きを撮ったことがある。
どう見ても「絵」にはならないけど、天気ばかりはしょうがない。

大自然に文句を言ってもしょうがない。
逆だ。
大自然の恵みの中で、我々は生きているのさ。
そのことを忘れてはならない。

こうして、自然の懐の中で暮らすと、自分自身が「自然の中の生き物」であることを覚えさせてくれる。
キャンプだったら、もっとハッキリとこのことを感じ取ることが出来る。

コンクリートの壁の中で、
電気の力で、
「快適」「簡単」「便利」を浴びるようにして暮らすと、
この感覚が麻痺してしまうのさ。
「人」を人工飼育するようなものだ。
「養殖ものの人間」さ。

それでひ弱な心の人が出来上がるんだと、つくづく思うな。

「親の最大限の豪華や贅沢は、
     子供にとって生きる最低限の条件となる」

人工飼育で育つとこうなると思うのさ。

子供を「もやしっ子」にしてはならない。


12/7/8(日)朝 キャンプじぃじの日記

奥日光での六回目の朝。

結局、今いるグループは天候に恵まれなかった。
そこをどうにかしよう、スタッフ一同考えるわけだ。
たいがいの幼稚園では、天候が良くなかったら宿から出ない。

ここは、子供に体験させようという気持ちが強いので、
小雨程度では、外に出る。
カッパは必ず子供たちは、持って来る。

そういうことで、雨が少しあがったすきに外で活動をした。
それを撮るビデオ屋さんも、
おかげで鍛えられたな。

山屋さんが使うポンチョを出したり、
しまったり・・・・・
スパッツをはいたり、
脱いだり・・・・・

昔は、リュックに入れていたが、
それではそれらの出し入れの度にリュックを降ろしたり、
背負ったり、しなければならないので、
鳶の人が使うベルトに小物いれをぶら下げて、
そこにその時に必要な装備を入れるようにした。

ちょっと、チンドンヤだけど、この方が合理的なのさ。
さぎ山野営場で何か工作をするようなとき、
マザー牧場でキャンプスタッフをするのだが、
その時に現場で「竹ハウス」を設営するとき、
そんな時にとっても便利さ。

それで、このグループは、外でキャンプファイヤーができなかった。
そこで奥の手をだしたんだな。

ここのキャンプファイヤー場には、電気が無い。
だから、カセットでBGMを流すときに手元が暗くてデッキが操作できない。
そこで、キャンプに使うガスボンベ式のランプを灯してきた。

僕は、「キャンプじぃじ」さ。
アウトドアーでの子供の活動で「どうにかする」のは、得意さ。
勢い、カブスカウトのリーダーもしたくらいだ。

このランプが今回、脇役から主役になったのさ。
名付けて「ランプファイヤー」だ。

ランプファイヤーそのものは、カブ隊の活動でも何回もやったが、
ここの幼稚園では、初めてだ、
と、思ったら、随分昔にもやったことがあったと、先生が言っていた。

だから二回目になるそうだ。
僕は、この仕事を四年やると、丸々一ヶ月以上奥日光にいることになる。
それをもう20回もやってしまった。
もっとも最初のころは、二泊三日が二つだけだったけどね。
それでももう随分ここにいる。

それでたった二回しかランプファイヤーをしなかったのだから、
すごいと思うな。
キャンプファイヤーをやっている内に、雨が降るなんていうのは年中だ。

カッパを来た子供たちがキャンプファイヤーをしているのは、
ここ以外に今のところ見たことが無い。

さて、今日は、今いるグループが帰って行って、
次のグループが来るという入れ替えがある。

先生たちは、雨だろうが何だろうが、活動をいかに面白く出来るのかをやっている。
大変さ。

雨だろうが何だろうが、いかにビデオを面白くできるのか、
それが僕の仕事だ。
それで、この幼稚園のお泊まり保育の撮影が面白くてしょうがないんだな。

「気楽で楽しい」のではなくて、
「大変だけど面白い」をスタッフ一同、未だに実践しているのさ。
このこと自体を
子供たちに伝えていくべきことだよね。

親がそれに気づいて、子供にこのことをお話しすれば、
とってもいい教育になる。
親次第だな。


12/7/7(土)朝 キャンプじぃじの日記

奥日光での五回目の朝。

腰が痛てぇ。
昨日は二回も温泉に浸かってマッサージ器にお世話になったのだけど、
完治しない。

予定では、昨日の夜、キャンプファイヤーだったが雨で今日の夜になった。
もし、万一、今夜も雨の場合、
幼稚園の先生に「奥の手」を提案したんだ。

これがないと、僕の方が欲求不満になっちまう。

昨日、知ったことだが、
前回の奥日光のお泊まり保育に来ていた先生の中に、
僕が昔作った「お泊まり保育ビデオ」を持っている人がいたらしい。

その先生は、別の幼稚園を卒園したのだけど、
今回のお泊まり保育の活動を把握するために、
ここの幼稚園のもののDVDを見たそうだ。

それで、その先生が見ているうちに、
自分の思い出がよみがえったらしい。
構成やBGMの使い方に、見覚えがあったというのだ。

そこで、昨日、幼稚園の経営者から、
そこと取引したことがなかったかと聞かれた。

とっても古い話し。
聞かれて思い出そうとしたのだけど、
ビデオを作るのでその幼稚園のお泊まり保育に行ったのか、
それとも、
その当時、現場での「指導員」で行ったのかが定かでない。

どちらにしても、せいぜい2シーズンぐらいしかやらなかったことだけは覚えている。

それで、その先生が古いビデオを引っ張り出して見たら、
やはり、出来上がりがそっくりだったというのだ。
間違えなく僕が作っている。

すごいねぇ、
「作風」で幼いころの思い出がよみがえるなんて・・・・・
僕の仕事は、ただの「記録」だけではないということが証明されたようなものだ。

「作風」を頑固なまでに「変えない価値」もヤッパリあるということも分かった。
とっても嬉しいさ。
それにしても、昔、撮った子供と一緒に今、仕事をしているのかぁ・・・・

カラダにガタがくるわけだ。
痛ててててぇ〜〜〜〜。
でも愉快さ。


12/7/6(金)朝 キャンプじぃじの日記

さぁて、第二ラウンド、
幼稚園のお泊まり保育の二泊三日を2レンチャンの始まりだ。
また奥日光へ今日から行く。

老体鞭打って・・・・・働かねばならない。
腰痛が治らないままだ。
この仕事で一番のリスクは、僕の体さ。
いつまで動くんだろうか、このカラダ。

調子が悪くても、そこはそれなりにどうにかごまかして働くのさ、生きている限りね。
これが自由業の定めさ。

さぁ、志賀昆虫研究社の虫網も忘れず車に積んだぞ。
いざ、出陣だぁ〜〜〜!


12/7/5(木)朝 ビデオマンの日記

今朝は、ボロアパートで書き込んでいる。

越谷は、暑い。
疲れも出て、グッタリ。
毎日風呂上りにバンテリンを腰に塗っていたのだけど、
それでもそれが間に合わなくて腰が痛くなった。

今日は、越谷の天然温泉「湯の華」に午前中入って、
マッサージ器で腰痛を治さなければ。
おしまい。


12/7/4(水)朝 キャンプじぃじの日記

日光で四回目の朝を迎えた。
なんでも下界の越谷市では、30℃以上の暑さだとか・・・・
帰りたくな〜〜〜い。

毎朝、寒いくらいの心地よさなんだ、ここは。

でも今日は一時帰宅をする。
明日は、一日だけ休暇だ。

昨日は、無事、光徳沼で子供たちが遊べた。
僕は、仕事ね。

例年から比べてここの自然も随分と変わってきた。
沼にオタマジャクシがほとんどいなくなったり、
ニッコウキスゲが見かけなくなったり、
地球温暖化なのだろうか、確実に自然が大きく変化しつつある。

沼で「カラスアゲハ」が4〜5匹もいたな。
子供の網を持って捕まえようとしたのだが、
網が小さすぎて、ゲットできなかった。

いつも「志賀昆虫研究社」の業務用の虫網を持ってきていたのだが、
あまり蝶がいないので今回は、持ってこなかった。

明後日からまた二泊三日のお泊まりが2レンチャンあるので、
今度は必ず網を持って来たい。
夢中になって蝶を追っかけていたら、
うっかり撮影を忘れるところだった。

効果的に蝶を捕まえることが出来れば、
仕事に身が入るさ。

この幼稚園のお泊まり保育があるので、
僕は、この仕事が止められないんだな。
大変だけど面白いんだよ。


12/7/3(火)朝 キャンプじぃじの日記

日光で三回目の朝を迎えた。
滅茶苦茶疲れて大変なのは、初日だけ。
なぜか次の日からは、「普段の生活」モードになってしまう。
あれよ、あれよ、と時間が過ぎる。

今、朝の5時半だが、とってもいい天気だ。
でも山の天気は、一時間おきに変わってしまう。
うまく晴れていれば、今日はこれから光徳沼へ行く。

昨日の夜には、二回目のキャンプファイヤーができた。
子供たちの純真で嬉しそうな顔を見るのは、
汚れた大人の心を浄化する作用があるな。

仕事で忙しくて、子供と遊べないなんていうのは、
人生で一番心に残るものを見過ごしてしまうよ。

小学校四年生ぐらいまでは、たくさん子供と遊ぶことが必要だ。
そのことで父親として育っていくものさ。
「物を手に入れる」のが目的の人生は、虚しい。


12/7/2(月)朝 キャンプじぃじの日記

日光で二回目の朝を迎えた。
二泊三日の幼稚園のお泊まり保育の最初のグループが今日、帰る。
そして、入れ替えで次のグループがまた二泊三日のお泊まりをしに来る。

昨日、光徳沼で子供たちが探検をしたりゲームをした。
そこにボーイスカウトのリーダーがやってきた。
なんでも、ビーバー隊のハイキングがあって、車で先回りで来たらしい。

そのリーダーは、暇らしくとうとう幼稚園の子供たちと遊びだした。
自ら網を持ってオタマジャクシを獲ってあげたりしていた。

よほど子供好きらしい。

そこで挨拶をしたら、ボーイスカウトのことで話しが弾んだね。
僕は、イギリス人に貰った、ボーイスカウト100周年記念コインを見せた。
これは、僕の唯一の宝物で財布にいつも入れて持っている。

そのリーダーは、ビーバー隊の隊長をずっとしていたようだが、
体調をくずして役を降りたという。
でも名刺には、地区の副コミッショナーになっていた。
胸にも記章がビッシリとついていた。
スカウトオタクだな。

そう本人に言ったら、気を悪くするどころか、嬉しそうだった。

聖書にはこう書いてある。
「幼子にしたことは、神様にした。」
彼はクリスチャンかどうかは知らないけど、天国行きの切符はもう持っているな。
でも奥さんは大変だったようだ。
去年は、日曜日に4日しか家にいなかったそうだ。
「スカウト・未亡人」をさせている様子だ。

まぁ、欠点もあり、いいところもあり、それが人間さ。
人間は、神様にはなれないさ。


12/7/1(日)朝 キャンプじぃじの日記

昨日、日光入りしたが、この仕事はこれで20回目さ。

昨日の朝、7時に出発するつもりでいたが、
朝飯を6時に食べたらやることがなかったので、6時半に出た。

そうしたら宇都宮−日光の有料道路を8時に降りられた。
早すぎ。
そこで、東武日光駅までUターンしたんだな。

目当ては、「あげゆばまんじゅう」だ。
ところが早すぎてお店がまだ開いていない。
向かいのスタンドでガソリンを入れながら店員にそのことを尋ねたら、
どうやら朝の9時ごろ開店らしい。

そこで暇つぶしにロケハンをした。
驚いた。
その東武日光駅のすぐ裏手に「大谷川」(だいやがわ)という大きい川が流れていた。
もうこの仕事で毎年20回、
この間のサイクリングでも2回「あげゆばまんじゅう」を食べに来たし、
若い頃は、
越谷市から日光中禅寺湖までの往復をサイクリングしたものだが、
まったくこの川の存在を知らなかった。

大きくて美しい川だ。
仕事現場で自転車を使うので車のキャリアにミニサイクルが積んである。
走らないわけが無いでしょう。
ほんの少しだけの、超ミニチュアサイクリングだったが、雰囲気はツーリングそのものだった。

なんてラッキーなんでしょうか。
仕事の前にこんな気分を味わえるなんてね。
それでもって「あげゆばまんじゅう」も無事、僕の口に入ったさ。

天気が良かったので仕事は順調だった。
キャンプファイヤーもバッチリできた。
子供たちのキャンプファイヤーは、見ていてとっても楽しい。
ノリノリだからだ。

今日は、天気がくずれるとか・・・・
予定では、光徳牧場へ遊びに行く。
いや、
仕事に行く。