Maintenance Note No.43
2001年5月4日 冬場の始動性が向上するオイル
ツーリングに備えてSRXのオイル交換だ
カストロールのGPSは粘度が高いのに冬場の始動性が良かった

 SRXは前回のオイル交換(2000年10月)からちょうど3000kmを走行した。そろそろオイルを替えようかと思って点検すると,随分と汚れている。ファンネル仕様にしているせいか,ボクのSRXはオイルが汚れやすい方ではないかと思うが,今回はいつも以上に汚いように見える。前回,添加剤の「SUPER ZOIL」を入れたせいかもしれない(No.27参照)。理由はともかく,オイルが汚れたらすぐ交換だ。
低温での始動性が向上
 いろいろな銘柄のオイルを試すのが好きなボクだが,今回は引き続きカストロールの「GPS 15W-50」を入れることにした。というのも,冬の間の始動性がすこぶる良くて気に入ったからだ。
 粘度指数は15W-50だから固めのオイルで,実際触った感じも粘度が高い。ところが,真冬でも始動性はこれまでよりも明らかに良かったのだ。真冬の屋外に1日駐車して夜にエンジンをかけようとすると,今までなら始動するまで5〜6回はセルを回し,さらにアイドリングが安定するまで数回エンストするということは珍しくなかった。しかし,GPSではそれが感覚的に半分の時間で済むようになった。数回セルボタンを押すと始動し,回り始めるとエンストしにくい。
 劇的とまではいかないものの,始動性の向上を実感できる。これはもしかするとSUPER ZOILの効果もあるのかもしれないが,ボクはオイルのおかげだと思っている。GPSの効能書きにも「低温流動性に優れる」という一文があるしね。
 ちなみに,次回もGPSを使うつもりで4リッター缶を買った。これでナップス足立店でのお値段は4400円ほど。部分合成油とはいえ,リッターあたり1100円は非常にリーズナブルだ。このオイルではまだ真夏を走っていないので,機会があれば炎天下でのフィーリングもレポートしたい。
2輪用のJASMO MA対応
2輪用のJASMO MA対応

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なんだか汚れてるなあ…
なんだか汚れてるなあ…