2000年4月29日 半年を経てついに着工
 3月21日の打ち合わせを最後に,7カ月近くの時間をかけてきた設計作業がすべて終了した。後は着工を待つばかりだ。施主にとっての家造りは,この時点で山を越した。これから先は建築屋さんが頑張って家を建ててくれるはずだ。着工は4月8日で,8月末ぐらいに本体(家)が完成し,9月の10日頃には外構工事も終わって,晴れて引き渡しとなる予定だ。

まっさらな土地に目の当たりに
 着工の4月8日には,解体工事の打ち合わせと近所の挨拶回りをした。幸いなことに,現場の前面道路は幅員が6mあり,しかも車も人通りも少ないため,重機を入れやすく工事の能率は良いだろうとの話。手土産を持って回ったご近所さんの反応はまずまずで,悪い印象はなかった。以前の古いアパートから一般住居になることで,かえって歓迎されているようだった(家賃の安い古アパートは周辺環境を悪化させる傾向があるから)。
 解体工事はつつがなく終わり,次いで地縄張りとなった。更地になった土地の上で建物の位置をチェックする作業だ。ゴールデンウィーク突入直後の4月29日は,よく晴れて朝から暑かった。SRXに乗って首都高を飛ばして現場へ向かう。練馬の自宅から市川市の現場までは首都高を使えば1時間もかからない。
 工事現場に着いて驚いた。大きなアパートが跡形もなく消え去り,大きな更地が広がっている。解体撤去したのだから当たり前なのだが,目の当たりにするとマジックを見ているようだ。この土地にこれからマイホームが建つのかと思うとワクワクしてくる。
 工事を始める前に地鎮祭をする人は多いが,私はそうした慣習にこだわらないので省略。この日は,土地の境界線確認,建物の位置の確認,ガスや水道メーターの場所決めなどをしておしまい。これからいよいよ,家を建てる工事が始まる。バイク用ガレージも,ようやく形になる日が近付いてきた。
東側の道路から見た解体前の古アパート
東側の道路から見た解体前の古アパート



建物がなくなるとこのとおり
建物がなくなるとこのとおり



土地の奥から東側の道路を見る
土地の奥から東側の道路を見る
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