HOME収納棚 大河ドラマ「義経」メモ

最近の感想メモ


タイトル放送日内容、私の感想ツッコミ
1運命の子1/9 一の谷のシーン/乳飲み子の牛若と父義朝の別れ/母常盤とともに清盛の情けを受ける
兼ねてより配役を確認していたので、一瞬一瞬の登場人物の表情なども興味深く視ました。楽しみです。
※ 一の谷の合戦は旧暦二月七日。現実には三日月は出ませんし明け方にも見えません。
2我が父清盛1/16 牛若は知盛・重衡と遊ぶ/常盤の存在を時子が知る/常盤は一条長成に再嫁
暴れ馬を止める牛若。清盛が理想の都(福原)を描かせた屏風に興味を示す牛若。
幼少の頃から異彩を放ち、権力者たちを恐れさせる存在だったのでしょう。
何かにつけ重盛と比べられる宗盛が、そんな牛若に嫉妬し屏風に礫を投げるシーンも印象的でした。

※ 冒頭で時代背景を説明するときに映ったのは、大きな撥が特徴の薩摩琵琶です。
3源氏の御曹司1/23 牛若は鞍馬寺へ。遮那王に/鬼一法眼と出遭う/清盛、厳島に納経。従一位に/遮那王、出自を知る
孤児たちとつるむ牛若に、吉次(市川左團次)やお徳(白石加代子)はただならぬオーラを感じます。
覚日律師(塩見三省)は「輝きわたる者」という意味の遮那王と名づけます。
遮那王に定められた運命とは? 妖しい鬼一法眼(美輪明宏)とどう関わっていくのでしょうか?

※ 新宮十郎義盛が持参した系図が、何故か「楷書体」。見やすいですけれどね。
4鞍馬の遮那王1/30 13歳の遮那王は都で清盛と上皇の出家を知る/鬼一法眼の修行/弁慶は叡山から追放される
冒頭に比叡山・園城寺・興福寺の僧兵に関する豆知識があったのが良かったです。
ところで、お徳は「謎の組紐屋」という設定です。組紐は、鎧の実(さね)を威(おど)したり、
刀を腰から下げるのに使います。組紐屋さんなら間違いなく武士の情報が集まったことでしょう。

※ 満開の桜に満月なら旧暦2月15日または3月15日頃。それよりあんな桜はあったのかしら?
5五条の大橋2/6 弁慶をかわす遮那王/徳子入内計画/うつぼとの再会、静との出会い/頼政、髭切りの太刀を検分
五条の大橋の幻想的なシーン。身軽な遮那王に弁慶が一目ぼれ?するのも頷けます。
遮那王が都を徘徊していることを知り、騒然となる平家の人々。
特に宗盛が嫉妬心を思い出したのか、顔色を変えたところが、細やかだと思いました。

※ 頼政を演じるのは丹波哲郎さん。鵺退治のシーンがあるなら、ぜひ丹波義隆さんで…。
6我が兄頼朝2/13 盛国、鞍馬寺を訪問/吉次、遮那王に平泉を提案/頼朝、北条政子と出会う/弁慶、遮那王の名を知る
盛国の報告を聞く清盛に親心を感じます。このシーンで平家物語巻之5「経嶋」の伏線が出てきます。
時子や宗盛は「清盛は甘い」と感じています。宗盛は知盛・重衡の考えにも苛立ちがあるようです。
頼朝は、のんびりしているようで、都の情報や伊豆の事情をよく把握しています。

※ このドラマの副題は、「宗盛の嫉妬」に違いないと、本日確信いたしました。
7夢の都2/20 政子、頼朝に恋をする/遮那王、福原を訪れ奥州行きを決意/徳子の入内決定
喜三太は馬を盗んでまで、弁慶は鞍馬まで行き、義経の家来になりたいと伝えます。
まだ遮那王は若いのに、多くの人を魅了する器を持っていたのでしょう。
公家の牛車と鉢合わせする維盛・資盛の輿。維盛は道を譲ろうと言いますが資盛は応じません。
家来達は烏帽子を奪われます。それを知った重盛の様子は、何かの事件を暗示しているようです。

※ 遮那王が福原を眺めた海岸は、三浦半島先端で撮影したように思われます。
8決別2/27 重盛が烏帽子を奪い返したことについて/頼朝と政子の噂/遮那王、清盛・常盤との再会し、別れる
宗盛は、三位の邸内に鎧武者が押し寄せたことを詫び、穏便にすすめようと提案しますが、
清盛が重盛に一任したため、父や兄弟にも嫉妬心を示します。北条政子と頼朝の噂を耳にして、
いろいろ懸念する平家の中で、とりわけ宗盛は「力づくでも遮那王を出家させよう」と言います。
平家、北条、源氏の動きは、密かに緊張感を高めてきています。

※ 頼朝が政子と出会う浜も、三浦半島先端のようです。実は近くにいる兄弟?
9義経誕生3/6 遮那王、鞍馬を発つ/喜三太、弁慶、伊勢三郎、家来に/内海庄で元服/駿河次郎の船で塩釜へ
平家は、遮那王が鞍馬から伊豆へ向かったのだと考え、頼朝との結びつきを阻止するため
重盛は遮那王追捕の命を出します。宗盛は「見つけ次第殺すべきだ」と言います。
遮那王には次々と家来ができ、彼らは互いに一番でありたいと願っています。
義経のカリスマ性が、滝沢秀明さんの魅力によって高められている気がします。

※ 駿河で、二十七日の朝に出るような月が見え、その後、日の出となりました。とりあえず合格。
10父の面影3/13 義経、奥州に到着/平家、頼朝も、それを知る/秀衡、義経の器量を評価、白馬を贈る
清盛から秀衡の力の大きさを聞かされ、宗盛は「まさか」と顔色を変えます。
秀衡は、義経には人を惹きつける力があることを見抜きます。
弁慶と伊勢三郎が喜三太のたしなめも聞かず口論するのをみて
義経は「第一の家来の言うことも聞けぬ者は私の家来にはなれぬ」と笑います。
応援する者あり、畏れる者あり。将来の義経の言動の伏線となっているようです。

※ 馬の大きさ、座り方(たてひざ)、(人が去るときの)手の振り方、こだわっているようです。

収納棚 無断リンクを禁じます。 内容の転載・引用の際は、必ずご一報下さい。