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日常のつれづれ(衣食住や時事的な話題が中心です)
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「身だしなみ」賛成,美容院へは行かない. (2005-12-22)

前記事が空前のコメントラッシュで沸いており悦に入るKammy+@管理人です.
この人気もひとえに著者の菊池さん♀のおかげなので,少々フォローをしたいと思うわけで.

菊池さんのスタンスは,あくまでオシャレになりたいと考えている男の子(アキバ系かどうかは関係なく)にその方法を伝授するというもので,そもそも「アキバ系がオシャレしないのは問題だ」と憤っていたわけでもなく,あくまでオシャレを志している,オシャレに好意的な人間しか対象としていなかったのだと思う.だから本来であれば多くのファッション情報と同じように,ファッションの世界にとどまっていたはずの本だったのだと思う.
それが,折りしも『電車男』のブームによって,世間に「ダサくてピュアな男の子」としてアキバ系が紹介されたため,そのような男の子を対象として『電車男スタイリング・バイブル』というタイトルがつけられたのだと思う.
だけれどその本に銘打った『電車男』というのが,書き手のイメージからはかなり離れた人種だったことが,この本の悲劇だったわけで.

服を買うことが苦痛ですらある人間がいることを,このブログに来るまで今まで聞いたこともないという人間が,この本を書いている.そのやるせなさと,「土足で自分たちのテリトリーが踏みにじられている」という感覚が,著者へのバッシングにつながっているのだと思う.まるで市民革命の民衆の列にマリー・アントワネットの馬車が突っ込んでしまったかのようなまずさだと思う.どうか著者の菊池さんには菊池さんの常識で彼らを批判しないようお願いしたい.そして,コメントを残していったオタク側の人々も,菊池さんに感情をぶつけないでいただきたい.そもそも両者は出会ってはいけない関係だったのだと思う.住み分けがなされているべきだったのだと思う.菊池さんは『電車男』のブームにのってオタクのテリトリーに迷い込んだ可哀想な被害者だとも言えるわけで,それをいたぶるようなことはすべきじゃないと思っている.今は.

改めて私のスタンスを表明しとくと,私は「身だしなみ」に気をつけることには大いに賛成であり,特に他人から不潔と思われるのを無視してはいけないと思っている.それぞれ年齢に応じた身だしなみレベルは異なっており,常に精進しなければならないものだと思っている.しかしそのことと外見をかっこよくみせることとは無関係であり,たとえば私は美容院には行かないし,髪もカラーリングなどはしない.そのことがオシャレ人からしてみれば「オシャレの放棄」に映ろうが,これは私のポリシーであり,私なりのオシャレの流儀である.服だって量販店のものを中心に着ればいい.

そうスタンスを決めてしまえば,「どうしてオシャレになりたい気持ちがねじまがっちゃったんですか?そんなこと言わないでくださいよ。」の言葉に対してコンプレックスを発動しなくても済むかもしれない.相手を批判するのは簡単だが,自分のコンプレックスの発動を抑えるのは難しい.だけれどコンプレックスを発動する回数が減れば減るほど,人間的な味わいは増していくのではないだろうか.少なくとも私はそれを信じて,オシャレに対してめくじらを立てるのはやめにしたいと思っている.


【レビュー】『電車男スタイリング・バイブル』 (2005-12-15)

以前の記事に電車男ファッションコーディネイトコンテストついて書いてあってところに著者らしき人物からコメントをいただき,書籍化されたことを知ったので,さっそく購入.感想を書いてみる.

プロローグに,「この本で知ってほしいのは,装うことの楽しさ」とあるんだけれど,これが対象とすべき「電車男」達に響くとは到底思えない.
これは,「数学でつまづいた人たちのために,数学の楽しさを教えよう.まずはオイラーの定理eix=cos x+i・sinxの美しさを紹介するところからはじめよう.」と言っているようなもの.「この本ではコサインとか虚数とか難しいこと言ってるとキリがないので,後からおいおい勉強していけばいいから.」とか言われてるようなものですわ.

LESSON 1には前述のコンテストの入選作品がイラストとともに紹介されているのだけれど,これをどう評価しろと?「これがオシャレでカッコイイ服装だ」と洗脳されればいいのでしょうが,そういう価値観にびくともしないからみなさんそれぞれアレな恰好しかできないんじゃないですか.僕なんかも「いや,自分,いまのままでいいわ.」って素で思いましたよ.
ちょっと著者も覗いてくれるかもしれないので提案なんですが,どうしてこういうイラストやファッション雑誌もそうなんですが,長身でスラッとして脚長で顔小ぶりの人間ばかり出すのでしょうか? 僕にとってはもうその時点で他人事になってしまいます.自分がどういう服を着たいかを考えるときに,自分に似た人間が着ているのをみるのが一番なんじゃないですか?そもそも,服とは長身でスラッ(以下略)な人間を基準につくってあるので,それが似合わないような体型の人間には着せたくないのでしょうかね.服屋には,「僕に着てほしそうにならんでる服」なんてないんですよ.だからこそ,着る人間を拒まない「スーパーの服」が一番落ち着くのかなあ,なんて考えてしまいました.もちろん,いろいろな理由でもってそこに落ち着いているわけですが.

そしてコーディネートされているものがまた,高いんだ.エルメスグランプリの作品を除いて,みんな何かしらが,バカみたく高い.それがファッションというものなのかもしれないけど,納得もできないままそんなところにお金をつぎ込むなんて,できっこないって.
LESSON 2に行く前の「ショップ店長さんが「電車男」を過激にコーディネート」のコーナーでは「お父さんをオシャレに変身!」並みの陳腐さが漂う.こういうふうに「見世物」みたくされるからオシャレ人間とは関わりたくないのに….ああ,でも向こうは「うーん,いいことしたっ!」とか思ってるのかも知れない.それは親切の押し売りですよ,と.

LESSON 2はスタイリング基礎知識…って,基礎を端折り過ぎですってば!カットソーって自分には全く関係のないもののことだと思ってたらTシャツのことだったのか.シャツの違いはちんぷんかんぷん.図もなにもないからわかりようがない.さらに「ジャケット・ブルゾン」ではテーラードジャケットと革のブルゾンが初心者向け?ああ,もう付いていけない.
で,ページをくくるともうセレクトショップとか言ってるわけですよ.ああ,もう完全に周回遅れだ.よって以下略.

LESSON 3は2日間で完璧に変われるという変身プログラム.でも僕は身だしなみ5アイテムで挫折.男性用化粧水と乳液は今の僕の価値観では絶対買えません.ハードル高いです.あと,眉毛の手入れもイヤです.というわけで私,服を買いにいけません.とはいえ,そこを乗り越えたとしても美容院に行けなくて挫折するんだけれど.美容院に行くというのは,映画『電車男』でもサラリと済ましてたけど,現実には多くの人間にとってもこれが一番のハードルだと想像するんだけど….私なら,3万円貰えるとしても行きません.美容師のインタビューを読んだくらいで,これまで何年,何十年と積もり積もった嘲笑や「オシャレ人間」との深い溝が埋まるようなものじゃないですから.

全体を通して,この本は「モテ系を目指したアキバ系」という,想像上の読者(ツチノコやネッシーのような)を対象に書かれているなあという感じがした.もっともっと実地調査をして「どうしてオシャレしようとしないのか」を掘り下げてなければ,相手に響かないような気がした.もっとも,そこまでしてもファッションに金を落とさなさそうな客層だということに気づけば,一時のブームも去ると思うんだけどね.


脱オタファッションは,いいや. (2005-11-09)

以前書籍化についてとりあげた『脱オタクファッションガイド』を購入.
参考にはなったけど,これをガイドにいっちょがんばってみっか!
って気にはならなかったなあ….

世間が何をNGと見ているかはわかるけど,それに対して目くじらたてて
「自分のファッションからそれを撲滅せねばっ」
とまでは思わないわけで.
むしろ僕のファッションは良くも悪くも「今どきの若者らしくしない」ことがポリシーなのだということがわかって,かえって惑わされなくなったかもしれない.

ファッションを否定するのはむなしいからしないけど,そもそもセンスがないことなんてとっくの昔に自覚済みなわけで.そもそもファッションなんて娯楽にかける金があればおいしいもの食べたり旅行行ったりするわな.
僕のファッションなんて40-60代の人間が「だらしない」と思わないものであればいいわけですよ.そこがバンダナやアニメTシャツを平気で着用できる人間とは違うところなわけで.「なぜイマドキの若者はだらしないカッコばかりするのかねえ」と眉をひそめる大人と同じ側にいることはやぶさかでないわけで.だけど「どうして今の若いコはシャツの裾をズボンにしまわないのかねえ,しまったほうがきりっとするわよ」という母親の言うことはさすがに聞き流しますがね.それでも私服校だった高校時代,高1のなかごろくらいまではシャツの裾はズボンの中だったわけで.そんな奴クラスに2・3人だったけどね.もうその時点で自分のファッションスキルが底辺付近であることは確定していたわけで.

今自分が選んでいる服というのは「量販店で普通に売ってる服」だから,時代の流れとともにその服がおしゃれになれば,当然その分はおしゃれになるだろう.だけどそういう服の流行というのはファッションの最先端からは数年単位で遅れているのは当たり前なのだ.
それはITでいうならば,先端にいる人間はパソコンを何の苦もなく,あたかも脳の一部のようにして使っているってことで.でもその末端の人間でも「クリック」という言葉の意味くらいはわかるわけで.でも10年前ならクリックという言葉に違和感あった人間なんてやまほどいたわけで.
パソコンに長けた人間がパソコンに疎い人間を馬鹿にするのは見苦しいものがあるが,ファッションもおんなじなのではないかと.

とかく若いうちというのは仲間はずれにされることが恐かったり,自分と他人の違いを認められない未熟さなどがあいまって,ファッションについていけない人間を必要以上に傷つけたり,わかりあえなかったりするのだろう(実際,ファッションをネタにしたハラスメントは若いときほど多かったけど,最近じゃ平穏な毎日なわけで).だからこそマジョリティに同化することを決意した人間にはガイドが必要にもなるだろう.だけれど27歳の僕にはこのマジョリティへの同化というのが必須条件には映らないわけで.なんでだろう,キャラが押しも押されぬほどに確立したからかもしれない.


脱アキバ系ファッション,続々書籍化へ (2005-10-21)

「週末とはいえみんな早く帰りすぎだってば」とひとり研究室で身勝手な事を思う,憂鬱なフライデーナイト.(←ここ書いたときはまだ20時ちょうどだった)
学位取得まで寝る間も惜しんで打ち込まなきゃならんし,打ち込みたいのに,怠け心と雑念でさっきから仕事を抱えたままぶくぶくとプールの底に沈んでいくような気だるさ.

そこへこんな記事を見つけて怒りと悲しみでガラスのコップを砕き割りたい衝動に駆られてますよ.

電車男ファッションコーディネイトコンテスト!

「アキバ系男性を変身させる2005A/Wのファッションコーディネートをデザイン画で募集いたします。」
それはまだいい.しかし告知ポスターの
「あなたの隣の電車男を救え!」
「アキバ君をこんな風に変身させてください」
って文句は,ファッションに疎い者を小馬鹿にしているととられても仕方ないんじゃないのか?

で,そのコンテンスの結果発表が昨日付けのライブドアニュースで取り上げられていたわけだが,さらに僕の反感を増大させたのがこのくだり.

入賞作品は12月に総合法令出版株式会社より出版される書籍「電車男スタイリングバイブル〜ファッションオタクから愛を込めて」に掲載されます。読者のアキバ系男性は、応募されたデザイン画を見てそのまま買い物に出かけることで、気恥ずかしいショップ販売員の意見等を聞かずに、即、オシャレ男性に変身することが出来ます。また、当コンテストでは、女子学生の応募者のみを対象に「アキバ系男性でもこんな風に変身したなら付き合いたい」といったアンケートも同時に募集いたしました。 (アンケート結果発表は現在集計中ですので、後日発表いたします)


もう,呆れてものもいえなくなるほどの見下しっぷり.
そうやって服装コンプレックスを抱える人間をいたぶって,さらにはこの恩着せがましさ.
「絶対お前らのメシの種になんかに,ならねえからな!」

なにせ電車男ブームに便乗した「アキバ系にもファッションに金をかけさせよう」という消費の圧力からか,もはや伝説になりつつある脱オタサイト脱オタクファッションガイドまでもが書籍化.こちらの発売は10月26日.

僕はアニメとかゲームとかネット(MMORPGとか)にはまってるわけではないので「狭義の」オタクではないけれど,研究者として「大学で研究して食っていけるかどうか」というあたりまできてしまっているので,世間一般からみれば十分にオタクっぽいのだろう.なんと言っても気質もさることながら,その気質にぴったりのファッションセンスを持ち合わせているのだから.(余談だが製薬企業の研究所なんかは優秀な頭脳が最高のパフォーマンスを発揮できるように「いたれりつくせり」状態で,しかも就活で狭き門をくぐり抜けた洗練されたみすぼったらしくないエリート集団であり,大学の研究室とはまるで雰囲気が異なる,らしい)

アキバ系についての深い考察で他を圧倒する完成度を誇るシロクマ氏のサイト「汎用適応技術研究」は読み応えのあるテキスト.これを読むと,いかに自分がファッションというものに無興味であるかが痛いくらいに伝わってきた.無残なまでに自分のファッションにおける立ち位置が把握できるというものだ.

ファッションにコンプレックス抱きまくりの僕にはこう映る.
「やはりファッションすらこなせない人間は嘲笑の対象,差別も許されるというのがこの世の真実なのでしょうか.」と.
どうも近年のその雰囲気というのは,「自然な感情の発露」こそが人間として自然だし,正しい姿だ,と考える安易な風潮から来ているのではないか.
世の中は女性の消費を促すため,女性を「持ち上げる」ことに余念がない.そうなると女性の思考パターンであると思われることの多い「心地の良いもの=善,不快なもの=悪」を全面的に肯定したマーケティングがなされる.その雰囲気の中,女性が,そして男性が感情のままに行動することが推奨される世の中になってはいないか.今や大人もコドモも「そう思っちゃったんだからしょうがないじゃん」と,自分の感情にだけはえらく素直だ.そんな感情の全面肯定は理論的思考以前の動物的本能でしかないのでは?
クソッタレ,人間なんて動物以下だな.


追記:この記事には著者であるアパレルクリック社長の菊池さんが直々にコメントをくださり,それがきっかけで「非モテ」との間で大議論になりました.今となっては懐かしい思い出です.


来春から (2005-10-13)

一部のみなさんに気を揉ませてしまっていた私の進路問題ですが,来春から晴れて助手になれそうな状況になりました.
研究テーマががらりと変わるのが気がかりではあるのですが,ひとまずよかったの一言に尽きます.

ああ,なんとしてでも卒業せねば….


コドモは被害者 (2005-10-10)

街を歩いていると平日は女子高生が短いスカートで,休日は若い娘がデート着とおぼしきミニのスカートで歩いているので,視線が無意識に吸いつけられてしまいます.
やばいです,いつ職質されるかわかりません.

しかしそんな若いムスメの汚い言葉遣いはなんとかならんものか.
ってか自分の娘だったら「メシ」とか「キメー(キモい)」とか「ヤベー」とか絶対使わせないんだが….

しかしまあ,高校卒業までに半数が性体験を済ませてしまう今日この頃にあってはもはやセックスとはガキの遊びなのかと錯覚してしまいそうな勢いなわけで.
そんな奴らは薬剤耐性の性病でも流行させて懲らしめてやってください神様.
まあ,悪いのはコドモじゃなくて,コドモを騙して快楽に浸る汚い大人と,コドモであろうが金さえあれば大の大人をへこへこ動かせるような社会だったりするとは思うのだが.

人間というのは快楽を与えられ続けられるとどこまでも堕落できる生き物なわけで.
堕落すればするほどに,欲望に対して貪欲になる.
だからこそ子育てにおいては,欲望をコントロールする力を,つけてやらねばなるまい.
ああそれなのに,消費することで成長を続けてきたこの社会は,成長を続けるためには欲望をコントロールできなくなった人間が大量に必要なのだ.
つまりは自分だけは欲望をコントロールしながら,他人を欲望の底なし地獄に叩き落さなくては生き抜けない世の中になってしまっているのだ.
今の世の中はそんな大人の毒牙にかかってしまった少年少女が山ほどいて,濁った眼球で無邪気に笑う,底なしの欲望に身を任せるだけの傀儡(くぐつ)と化してしまっている.

どうかひとりでも多くの人が,ひとりひとりの人生において,生きる意味を見出せますように.


習い事 (2005-08-05)

ちょっと早めに研究室を出て札幌駅付近をうろついていたら,PASEOの地下で若い女性が大勢料理をしているのを発見.なにかと思ったら,お料理学校だったのね.

ABC cooking studio

そのそばにあるネイルアート教室っぽいところにはまったく興味を惹かれない僕でも,エプロン姿の女性には目が留まるのだ.
それにしても,こんなところに料理スタジオとは.意外じゃないですか.

その名の通り明るい「スタジオ」のようになっていて,ガラス張りの非常にオープンなところで20代から30代とおぼしき女性がけっこう楽しそうに何かを作っている.
おもしろそうじゃん.

僕自身は習い事を何一つしないで育ってきた(楽しそうに思えたことが無い)ので,習い事の楽しさというのは体験したこと無いんだけれど,その料理教室はなんだかすごく楽しそうだった.
でも女性専用なんだって…orz.

まあいいさ.
とりあえず,そこ通ってる方とお友達になって一緒に何か作ってみるのなんておもしろそう….
もちろん,そんなツテなどないわけだが….


今日の行動 (2005-06-26)

朝起きたら,そういや今日は午前中から実験のお手伝いをしなければならないことに気づく.
しかし今からシャワーを浴びたら約束の時間に間に合わない.
「しゃーない.終わってから風呂入りにいくか.」
と考え,風呂道具をつめこんで実験へ.

実験,2時間で終了.その後自分の実験の下準備をする.
大学の生協食堂で昼食を食べ,札幌駅前ターミナルへ.
12番乗り場から出ている14時30分発の定山渓温泉行き(じょうてつバス)に乗り込む.
約60分乗車し,「小金湯」で下車.料金640円.
そこから徒歩で約5分ほど歩いて小金湯温泉「まつの湯」へ.
入浴料金500円,施設は清潔で良好.お湯は加水なしの天然温泉.
ただし源泉の温度が低いので加熱だけしている.

風呂上りにビン牛乳(130円)を飲む.やっぱ定番でしょ.
バスに乗ったときから降っていた小雨は,すっかり雨脚を強めていた.
雨にぬれながらバス停まで.
バス停は小屋になっていて雨宿りしながらバスを待つ.
17時07分の札幌駅前行きはほぼ定刻どおりに到着.
帰りは風呂あがりということもあり,うとうとしながら.
すすきので下車.

ポールタウンのカレー屋「カレーショップ バンバン」で老舗のカレーを食べる.
ここのカレーはルーが粉っぽいけど,なぜか惹かれて足を運んでしまう.
しかし土曜の大通って人多いな….
そのまま北上し三越へ.
フルーツショップで「四角いスイカ」をはじめて実物を見る.観賞用なのか.

そのあとジュースの店でカシスのジュース(380円)を飲んで帰ってきました.


てもみん初体験 (2005-03-14)

先週疲れが一気に集積した私は首が回らないほど肩がこってしまい,初めてリラクゼーション系のお店に行ってしまいました.
てもみん(グローバルスポーツ)の「タイムてもみん」(10分1,050円税込)をやってもらいましたよ.
うつぶせの姿勢で座れるイスに身体をセットし,まるで機械を当てているかのような正確な施術に身をゆだねること10分.
とりあえず思ったくらいの効果はあったわけで.

男性スタッフにかなりの力でもんでもらったところ,「かなりこっていらっしゃいますね」とのこと.
まあ,こういう場では「こってますね」といわれるのがなぜかうれしかったりしますよね.
お世辞もいくぶん入ってるんだろうなあ.
でも今回はホントにガチガチだったから,最後の駆け込み寺みたいなもんだったのよ.
ここはここぞというときに利用することにしよっと.

これに味をしめて今度は「ファッション」が付くマッサージ屋に…行っちゃったりして(笑)


年度末 (2005-03-12)

年度末だからってわけでもないけど,3月は目の回るようなスケジュールに追われております.
なんか「返しても返してもなくならない借金」って感じ.
こういうとき,自分がもっとタフだったらいいのになあと思いますなぁ.
タフってのはそれだけ人生のパワーゲージが長いってことだもね,格闘ゲーム風にいえば.
もしくは消耗が少ないのか,どっちかだな.

昨日は薬剤師向けの講演会(薬剤師は生涯学び続けるという姿勢が大事だから講演会は意外に多い)に出かけてきた.
僕も今年は薬剤師5年目になるのか….
ずっと大学院で研究してたから患者さんにお薬の説明もできないのですよ.
歳の近い現場の薬剤師は,着実に腕を上げているように見えた.

大学の研究室は,非常に閉じた空間だ.自分から現実を見に行かないと,どんどん現状が認識できなくなっていく.
研究が進むことが善,進まないことが悪というモノトーンな考え方に汚染されてしまう.
「物事を研究したい」という気持ち自体が尊いものであることを,日常はいとも簡単に忘れさせてしまう.

ここのとこ半徹夜みたいなのが続いてて,家まで帰り着く前に研究室で力尽きそのまま机につっぷして就寝してしまう.肩が痛い.
ああ,今日は土曜日だけど,実験もあれば,行事のための買出しもある….
しかも全部ひとりぼっちでだよ….
ひとりはいやじゃないんだけど,週末のひとりは精神的にこたえる….


rリラックマにはまってる (2005-01-10)

San-X(サンエックス)のキャラクター,リラックマが可愛くてねー.

最近じゃ本屋に行くたびに絵本を立ち読みしちゃうほど好きだったんだけど,昨日某有名文具店にふらっと入ったら,リラックマフェアやってたわけですよ.
特大ぬいぐるみをはじめ,リラックマグッズが山のように!
わたくし思わず童心に還り,30分近くはそのコーナーにおりました.

で,そしたら客もいっぱい寄ってくるわけですが,
ハタチ前後の女性が彼氏と手を繋いで「見てーリラックマだー!」とか言って寄ってくるのに押され,小中学生が母親と一緒に見てたりするのに押され,私単身,非常に肩身の狭い思いでしたよ.
結局携帯ストラップを買ってしまいました.
今はパソコンの壁紙もリラックマですが,何か?

そういや僕は生まれついてかわいいキャラクターが好きだったらしい.
小学校にあがるときに学習机を買ってもらうとき,デスクマットもセットで買ったのだけど,その選択肢がたしか3つくらいしかなく,男の子向けのなんたら戦隊のマットが気に入らず,女の子向けの「キキとララ」のデスクマットを選んだことは今でも記憶に残っている.

僕の中でSan-Xは「たれぱんだ」で一躍有名になった感があるけれども,僕はあのたれ方があんまり好きではなかった.そもそも動物見てそんなにかわいいと思わないほうなんで.むしろ「こげぱん」のやさぐれっぷりがお気に入りだったわけだが.勢いあるなSan-Xは.